つぼまじん七変化
１：魔女まじん
「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ！」
ウワーイタズラハヤメテクレー
「えへへ、こういう女の子っぽい服って一度着てみたかったんだー」
そう言ってもらえるとサバトの購買部に並んで“魔女なりきりセット”を買ったかいがあったよ。
「お菓子を出さないとカエルにしちゃうぞー！」
ウワーカエルハイヤダー
「じゃあお菓子ちょうだい♪」
はいはい、いま出します。
今日のために君の好きな“ゴモラ”のチョコを用意しといたんだ。
「“ＧＯＭＯＲＲＡＨ”の！？ やった！」
ほんとチョコ好きだよね。
「故郷じゃチョコは作るもので食べるものじゃなかったからね。しかもＧＯＭＯＲＲＡＨでしょ？ この前間違えてＭＯＧＥＲＡのチョコスナック買って来たときはもう、どうしてくれようかと・・・」
あの時の君の眼光にはなにか新しい境地に目覚めさせられそうだったよ。
・・・あれ？
「？」
さっきサバトの魔女達にあげたお菓子、白い袋だったよね？
「黒い袋渡してたよ」
え・・・
「・・・？」
・・・
「・・・！」
・・・ごめん。
「えいっ（ガポッ）」
うわ！？ 世界が闇に覆われた！？
（ゴツンバタドタン）
・・・シーン
「・・・お菓子がないなら、いたずらしなきゃね（コキコキ）」
───────────────────────
２：走れまじん
トリスは激怒した。
必ずやかの無知蒙昧な女王に逆ハーレムなどという破廉恥な事はやめさせようと決意した。
しかし悲しいかな、トリスは種族的な問題として非力であった。
「あの・・・」
“おのれ、オークめ！ なにゆえあのような女王の味方をする！”
“愛のためだ。お前を足止めすれば、女王様の愛人２８号、正太郎くんを譲っていただけるのだ”
“愚かな！貴様は騙されているのだ！”
「ちょっと・・・」
痛めつけられた体にはボロボロになった服がまとわりつき、藪に引っかかってトリスを困らせた。
“わたしはイかなければならぬ。服など、もはや用を成さない。ほとばしれ、エロス！”
「ねえってば！！」
うわっ！ なんだいつぼまじんちゃん、大声出して。
「さっきから呼んでるじゃないですか。着替え終わりましたよ」
おお、すまない。つい待ち遠しくて小説読んでいたらヒートアップしてしまったようだ。
ではさっそくそのガウンを脱いで見せてくれ。いや待てむしろ私が脱がせようそうしよう。
「いえ自分で脱げますから。鼻息荒くして近寄らないでください。近寄らないでください！」
（パサッ）
おお・・・
「どうですか？ 自分では結構似合ってると思うんですけど」
ふーむむむ、いや似合ってるの似合ってないのって・・・
うん、超似合ってる。
そもそも褐色肌に白い衣装というのがもはや鉄板的に似合っているのはもう置いといてまずはレオタードですよすばらしいなにがすばらしいっていつも丸出しのおへそが隠れることでなぜかエロス度がアップしているこれは一体なぜなんだぜ？しかもこの白レオタードは羽毛素材であるつまりふわっふわであるということはつまり抱き心地がとてもよさそうである撫で心地も間違いなくすばらしいに違いないということはだねつぼまじんちゃんのお腹をなでなでお尻をなでなでお胸をなでなでなでなでなでなでなでなでフィヒ！そういえばいつも意識してなかったけどつぼまじんちゃんの首飾りって意外と面積あるから鎖骨部分がまったく見えないのよねいやなんでそんなこといきなり言い出したのかってコカトリスのスカーフ（？）って緩めに巻いてるから間から鎖骨が見えるのよねうむ新鮮でエロスまあ個人的には鎖骨よりも肩甲骨の方が見たいというのはあるんだけどねあーほらつぼまじんちゃんっていつもは小ぶりの壺を髪留めにしてるけどあれも髪の飾りとしてはかなり大きいから背中の大部分を隠しちゃうんだよねちょっとあとでじっくりと見せてねおおそしてこの太ももそうコカトリスといえば太ももですよコカトリスって魔物の中では小柄な方なんだけどすごいスピードで走り回るから足の筋肉は体に比べて発達してるんだよねでもそのむきむきんにくを鱗がタイツのように引き締めてるのがまたたまらんのですよそう鱗そもコカトリスって図鑑世界じゃれっきとしたハーピー属だけど元ネタは鶏と蛇のキメラだっけあれそれバジリスクのほうだっけかわかんなくなっちゃったただまあつぼまじんちゃんの足はそんなに発達しているわけじゃないのであの細身ながらもむっちりとした足というのはさすがに再現不能だけど鱗とレオタードの隙間に見える肌の色がンン辛抱たまりませんぞあっと今その手の羽を手持ち無沙汰にパタパタするのかわいいねでもその羽けっこう大きいから前で組むのやめてもらえるかな体が隠れてコカまじんちゃんの
「あの、ちょっと」
ん？ なんだいつぼまじんちゃん。
「息、切れないんですか・・・？」
ははは何を言ってるんだつぼまじんちゃんつぼまじんちゃんの魅力を語っている最中に息切れ・動悸・めまいなど起こる筈ないじゃないかああでも何故か不安そうなつぼまじんちゃんの顔を見ると心臓がエッフェルタワーやエンパイアステートのごとく高鳴ってしまうよおやどうしてちょっと距離をとろうとしているのもっとその姿を見せておくれ。
「いえ、ちょっと今は近づきたくないというか、近寄られたくないというか」
おいおい傷つくなあつぼまじんちゃんコカトリスの衣装があんまり似合うのでちょっと興奮してヒートアップしただけじゃないかだからそんなに怯えた目であからさまに距離をとらないでよおやそういえばコカトリスにはリザードマンのような太い尻尾がついているはずだがつぼまじんちゃんはつけてないねということは衣装の尻尾の部分はもしや雷電！今すぐお尻をこっちに向けるんだ！
「こ、来ないで！（ダッ）」
ハッハッハッどこに行こうというのだね？ そんなにお尻を振って。
「あっ！？（コケッ）」
げげんちょ！？ いかん！（ダッ）
「うう、グスッ」
ああ、ゴメンゴメンちょっと怖がらせすぎたねほら痛くない痛くないよーしよしよし。
痛いの痛いの飛んでいけー、ダークエルフのペットのとこまで飛んでいけー。
───────────────────────
３：まじん王
「言われるままに着たけど、ファラオ様の格好なんてして良かったのかな」
なんの問題があるというのかね？ というか思いつきで用意したけど思いのほか似合ってるな。
「そう？」
ガ○ダムで例えるならガン○ムに対するニューガンダ○、
聖○伝説で言うならクラスチェンジ２段階目って感じだ。
「ごめん、何の話？」
失礼、とにかくよく似合ってるよ。
「ありがと。・・・でもやっぱり恐れ多いというか・・・それに同じ砂漠地帯ならマミーさんが仮装の定番だって聞いたけど」
マミーは確かに似合うけど、包帯が足にからんで転んで頭うってたんこぶ作って涙目で「うぅ・・・」って言いながらこっちを見上げてくるところまで想像できるから無しの方向で。
「そ、そんなにいつもいつも転んでばっかじゃないよ」
まあそれはともかくとして、せっかくファラオの格好してるんだから何か命令してくれ。
「ええ？ 命令っていっても別に・・・」
なんでもいいんだよ。足を舐めろでもケツの匂いをかげでも今日一日椅子になれでもつぼまじんちゃんのしたいことを言ってくれれば。
「別にそんなことしたくないよ！」
遠慮しなくていいのに。とはいえファラオといえば“王の力”による命令が特徴なわけだから、なにかひとつ頼むよ。
「もう、こんなのばっかり・・・えーっと・・・」
わくわく、どきどき。
「じゃあ・・・『頭をなでて』」
かーわーいーいー！
オッケー、手の皮がずる剥けになるまで、いやずる剥けになってもなで続けるぜ！！
「『やめて！』」
───────────────────────
４：ダークエルフまじん
「こんな格好させるなんて・・・ヘンタイ」
こんな、って、露出度で言ったら君の友達（ミミック）の方がすごいと思うんだけど。
「拘束着なんて着せて、なにする気なの」
いやボンテージと拘束着は違うだろ・・・。
「きっと三日三晩ベッドに拘束してセックス漬けにするんでしょ。そして私が光のない目で抵抗しなくなったら首輪をつけて公園散歩とかしちゃうんでしょ！ このヘンタイ！ タイヘンなヘンタイ！（ハアハア）」
なんか・・・種族的なマゾ気質を刺激してしまったようだ・・・
ただ単にいつもより強気なつぼまじんちゃんを見たかっただけなんだけど、なんでこうなるのかな・・・
───────────────────────
５：セーラー服を脱がさないでまじん
「この服水兵さんみたいで可愛いね」
水兵・・・いやこれはジパングの女学生たちが勉学にはげむ際にまとう由緒正しき制服なのだぞ。ほれ、これを見てみろ。（写真資料）
「へえー、ジパングの。いいなあ、こんなかわいい服着て勉強できるなんて」
ところでつぼまじんちゃん、その場でクルッと回ってもらえるかな。
「こう？（クルッとまわって一回転）」
おおぅ・・・
回転による遠心力でふわりと舞うスカートは、どこぞの教団の旋回舞踏のようにおごそかで神秘的な軌道を描き、もとの膝下５ｃｍの位置へと戻った。
「でもこの服、写真の人たちと比べてスカート長くない？ 写真の人達、みんな膝小僧見えてるよ」
いいんだよそれで。写真の人たちは本来の長さよりずっと短くしてるんだから。
（そのほうが中○生っぽくて似合ってるとは口が裂けても言えない・・・）
「でもこの子達ずいぶん若く見えるけど、いくつくらいなの？」
だいたい１３〜１８ぐらいかな。ジパング人は皆若く見えるっていうし。
「ふーん・・・じゃあ私もあと５年くらいしたら、この服着て学校通ったりできるのかな」
・・・。
「・・・」
・・・
「・・・？」
・・・え？
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６：づほまじん
・・・
「えっと・・・着たはいいけど、なに？ これ」
・・・
「確か、ジパングのキモノ？だっけ。でも前に見たのとはだいぶ違うような・・・行ったことないけど霧の大陸の服とか？」
・・・
「それに胸当てみたいなのもついてるし、これってジパングの戦闘服？ 赤と白の服はかわいいけど・・・ねえ、さっきからなんで黙ってるの？ やっぱり変じゃない？」
・・・やっぱりだった。
「え？」
・・・やっっっっぱりだったぁぁぁぁあ！！
「ひゃぅ！？」
小柄な体格！
慎ましい胸部装甲！
ショートっぽいセミロング！
その姿、まさしく『づほ』だ！
「ねえ、その“づほ”って一体」
そしてそしてモンペにより丸みをおびた下半身が、つぼまじんとしてまったく違和感のないシルエットを作り出している！
やっぱりね、コスプレといえばこういうキャラものですよ！ もちろん他の魔物娘の格好するのもね！ いいんですけどね！
「えっと、だから・・・」
さあ、このセリフを言ってくれ！（カンペ）
「もう、全然聞いてない・・・しょうがないなあ、えーっと・・・？
“つぼ焼き、食べりゅ？”」
づほまじんちゃんを食べりゅううううううう！！
「きゃあっ、って、ちょま、んっ、そんなとこまさぐるのやめ、んぅっ♪」
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７：夏じゃないけど水着まじん
「・・・（ガタガタガタ）」
（ブルブルブル）
「・・・ズズッ」
ハ、ハ、ハ
「ハックション！」
・・・夏に水着姿見れなかったからこの機会にと着てもらったけど・・・
「さ、寒い・・・（ガクガクブルブル）」
なんか、ホントにゴメン（ズビッ）
「いいよ、夏は私も悪かったし・・・ハックション！」
まあせっかく海に行ったのに常にＴシャツと壺着用ってなんなのとは思ったけどな（ズルッ）
「だってこれ以上黒くなりたくないんだもん（ブルルッ）」
それが良いというのに・・・ハ、ハ、フアックショオン！！
「でも別に一緒になって水着にならなくてもよかったんだよ？（ガチガチガチ）」
つぼまじんちゃんだけそんな格好させられるか。雰囲気ってものがあるだろ。
（ガチガチガイチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチ）
「よ、よくわかんないけどもう限界ってことはわかったよ。唇真っ青だよ」
お、おう。
・・・あ、もしもし、俺。スマン、今日の商店街のハロウィンイベントうち欠席で。あー、ちょっと熱がやｂフアックショオン！！・・・うーわりいな。んじゃ。
「は、早く家にもどろ・・・（ピトッ）」
おふぅ
＊＊＊
「うう、毛布とってきたよ」
サンキュ。はい、ココアいれたよ。
「わ、ありがと」
それと・・・白いビキニ、すごく似合ってる。
「あ、ありがと/// ハ、ハックショーン！」
ファックシヨオン！
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おまけ
・全部つぼまじんにしてみた。
これであなたもつぼまじん！
話題の新製品“つぼまじん変身セット2015”再入荷！
2014年版では不評だった脇の穴部分も2015ではオリジナルを完全再現！
お子様用から大人用まで各サイズ取り揃えています！
・つぼファラオ
「さあ、『非力でか弱い我を犯すのだ！』・・・ん？ なんだそのふくらみは。なぜズボンにビンなど・・・おい、待て、なんだそのふくらみは！ いつもの倍は・・・『待て！』そんなものを入れられたら・・・『止まれ』と言ってるのに！ ちょま、ひぎぃ！？」
※注：ファラオの命令は“本当に嫌がる事”には効果がない。
・つぼダークエルフ
「いいわよ、今日くらい。貴方の好きにして・・・（ゴロン）」
よ、よろしいのですか？
「いつも私の趣味に付き合わせてるからね」
感謝っ・・・！ 圧倒的感謝っ・・・！
そうと決まれば・・・ヒャア！もう我慢できねえ！ 今日は甘々イチャラブ恋人セックスだァ！
「きゃー♪ ヘンターイ♪」
・つぼトリス
ハハハ、どこへ行こうというのかね。
「イタッ、この服走りにくい・・・ヒィッ！ こ、来ないで！ 来ないでえ！」
終点が寝室とは上出来だ！（ルパンダイブ）
・つぼフォメット
「どうじゃ、わしは何を着ても似合うじゃろ」
サイズ合ってなくてブカブカですよ。脇の穴から乳首見えてるじゃないですか。
「ひゃう！？///」
あ、その反応ちょっとつぼまじんっぽい。そもそもその服、大人用じゃないですか？ ちゃんと子供用も用意したんですからそっち着てくださいよ。
「わ、わしを子供あつかいするなー！」
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■あとがき
ハロウィンという事でつぼまじんちゃんにいろんな格好をしてもらいました。
ストーリーもへったくれもなくただノリだけで書きましたとても楽しかったです（粉みかん）
えっハロウィンはもうとっくに過ぎてる？
ははは、何を言っているんだい、これは今年ハロウィンを過ごしたつぼまじん達の記録だよ？
記録なんだからハロウィンが終わる前に出せるはずがナイジャナイカー（棒）
・・・まだ本文が途中？
・・・何を言ってるんだい？ かわいいかわいいつぼまじんＳＳはもう終わったよ。
さあ、はやくブラウザの戻るボタンを押すんだ。
・・・ボクは警告したよ。
おまけその２
注意：この先いっさいの希望を捨てよ。
追加タグ：ダーク、陵辱、暴力表現
・女王さまじん（真・ダークエルフ編）
「・・・」
・・・
「・・・」
・・・ゴクリ
「・・・（ピシィッ）」
ビクッ
「・・・」
・・・ドキドキ
「・・・（ヒュン、パアン！）」
ビビクン！
「・・・それで、なにか言うことは？」
・・・ホットパンツが大変お似合いです。
「そういうことを聞いてるんじゃないんだけど（スパアン！）」
ひでぶっ！
「あのさ・・・前に言ったよね。ボクはドＭだから攻めるのは嫌いだって」
はい・・・おっしゃいました。
「それじゃあ、なんでこんな衣装を、用意するのかな？」
それは、つぼまじんさん自分はドＭだからって言っていつもレイプ・陵辱系のプレイをさせるから、むしろドＳなダークエルフの衣装が似合うんじゃないかと思って・・・。
「ひどいなあ、それじゃあまるでボクが、キミが嫌がってるのに陵辱セックスを強要しているみたいじゃないか」
いやまさにその通りだとあべし！？
「・・・へえ、おかしいなあ？ 初めて会ったときのキミからは、そんなセリフが出るとはとても想像できなかったけど」
うっ、そ、それは・・・
「会ったばかりのボクを押し倒して、ボクがやめてって懇願しても、血走った目で何度も、何度も、何度も何度も何度も何度もボクのことを犯したのは誰だっけ？ 自分よりふたまわりも小さな女の子を、気を失うまで、いや気を失ってもずっと、それも三日三晩レイプし続けたのは誰だったっけねえ？」
私、です・・・
「そうだよねえ？ ボクが魔物じゃなかったらオマンコもお尻も、ズタズタのボロボロになってたろうねえ」
それは、本当に、悪かったと思ってます・・・
「なんだっけホラ、キミを育ててくれた神父様。なんて言ってたんだっけ？“女性や小さい子は陵辱して肉奴隷にしましょう”だっけ？」
・・・“女性や小さい子には優しくしましょう”です。
「ああそうだっけ。いい言葉だよねえ。まあボクは教団の人間がそんなこと言うなんて信じてないけど。それで、キミはあの後なんて言ったんだっけ。ボクあの時は意識が朦朧としてたからさあ、よく覚えてないんだよねえ。キミがボクを三日三晩陵辱したあと、キミはアソコもお尻も胸も顔もぜんぶ真っ白になって虚ろな目のボクに、なんて言ったんだっけ？」
“この罪は、一生かけて償います。もし貴女が『死ね』というのなら、命も差し出します”と・・・
「そうそう、そうだった。それってつまりさ、キミの命も意思も、ぜえんぶボクの所有物になった、ってことじゃない？」
そういうつもりで言ったわけじゃ・・・
「じゃあどういうつもりで言ったの？ 初めてだったのに無茶苦茶に乱暴されて、一生消えない傷を負ったボクに対して、生涯身も心も捧げて謝罪しますってことでしょ？ ボクがそこでオナニーしろって言ったらオナニーするんでしょ？ 首吊れって言ったら首吊るんでしょ！？」
それが・・・つぼまじんさんの望みなら・・・私は・・・
「ふうん。じゃあさ、これからボクが、何をお願いするか、言わなくてもわかるよねえ？」
・・・はい。
これから、つぼまじんさんを、レイプさせて頂きます・・・
「（パシィン）・・・なあにそのしゃべり方」
うっ・・・い、“痛い目にあいたくなかったらこっちにケツ向けろ！”
「フフッ、いいね。昨日は種付けプレスされたから、今日は後ろからされたいと思ってたんだよ。やっぱりキミはボクのこと、よくわかってるね。そうだな・・・今日は寝バックなんかいいな。いや両足掴んで手押し車みたいに犯されるのも・・・」
う、“うるせえ、ごちゃごちゃ言ってるんじゃねえ！”
「きゃあっ♪ ・・・あ、そうだ。昨日みたいに途中でやめたりしたら、濃縮タケリダケエキスを血管に打ち込むからね（真顔）」
あれは、つぼまじんさんが泣きながら「やめて！」って言うから！
「チッわかってないなあ・・・！ あれは気分を出すための演技じゃないか。いい気分でレイプされてる最中に、心配そうな顔で『大丈夫！？』とか言われると、本気で白けるんだよね」
ご、ごめん。
「・・・ねえ、言ったでしょ。白けるって」
あぅ、“うるせえ！ 生意気なメスガキは黙ってろ！”
「んうぅ！」
（ふふふ、口辱キスも上手くなったね。キミはもっと愛し合うようなキスがしたいんでしょう？ けど、それじゃあ駄目。純愛セックスなんて燃えないもん。キミはこれから一生、ボクの“ご主人様”として生きていくんだからね。クク、フフフフフ、ハハハハハ！）
───────────────────────
■あとがき
ヒャアーッヒャッヒャアア！！
おもしれえほど簡単に騙されたぜ。
なんせ○十年間貯めたボクの魔力をまともに浴びせたんだからなあ！
後はボクの言いなりにする為に、レイプ魔の罪を背負わせた！
それなのに・・・いつまでたっても堕ちやがらねえ！
キミはいつもボクのしたいことをブチ壊す！
昨日だってそうだ！
あの初めての夜！！
あの時をどれほど待ち望んでいたことか・・・
野獣のようなキミに犯され、ボクがどれだけ満たされたか！
キミに！
今のキミに！！
わかるはずがないッ！！
だけど、ボクはもう今までの可愛いだけのつぼまじんとは違う・・・
今日こそッ！
キミを堕落させッ！
可愛く愛でられるだけだった過去に決別してやるッ！！
生涯ボクを犯し続けろ、ご主人様ァーッ！！
「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ！」
ウワーイタズラハヤメテクレー
「えへへ、こういう女の子っぽい服って一度着てみたかったんだー」
そう言ってもらえるとサバトの購買部に並んで“魔女なりきりセット”を買ったかいがあったよ。
「お菓子を出さないとカエルにしちゃうぞー！」
ウワーカエルハイヤダー
「じゃあお菓子ちょうだい♪」
はいはい、いま出します。
今日のために君の好きな“ゴモラ”のチョコを用意しといたんだ。
「“ＧＯＭＯＲＲＡＨ”の！？ やった！」
ほんとチョコ好きだよね。
「故郷じゃチョコは作るもので食べるものじゃなかったからね。しかもＧＯＭＯＲＲＡＨでしょ？ この前間違えてＭＯＧＥＲＡのチョコスナック買って来たときはもう、どうしてくれようかと・・・」
あの時の君の眼光にはなにか新しい境地に目覚めさせられそうだったよ。
・・・あれ？
「？」
さっきサバトの魔女達にあげたお菓子、白い袋だったよね？
「黒い袋渡してたよ」
え・・・
「・・・？」
・・・
「・・・！」
・・・ごめん。
「えいっ（ガポッ）」
うわ！？ 世界が闇に覆われた！？
（ゴツンバタドタン）
・・・シーン
「・・・お菓子がないなら、いたずらしなきゃね（コキコキ）」
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２：走れまじん
トリスは激怒した。
必ずやかの無知蒙昧な女王に逆ハーレムなどという破廉恥な事はやめさせようと決意した。
しかし悲しいかな、トリスは種族的な問題として非力であった。
「あの・・・」
“おのれ、オークめ！ なにゆえあのような女王の味方をする！”
“愛のためだ。お前を足止めすれば、女王様の愛人２８号、正太郎くんを譲っていただけるのだ”
“愚かな！貴様は騙されているのだ！”
「ちょっと・・・」
痛めつけられた体にはボロボロになった服がまとわりつき、藪に引っかかってトリスを困らせた。
“わたしはイかなければならぬ。服など、もはや用を成さない。ほとばしれ、エロス！”
「ねえってば！！」
うわっ！ なんだいつぼまじんちゃん、大声出して。
「さっきから呼んでるじゃないですか。着替え終わりましたよ」
おお、すまない。つい待ち遠しくて小説読んでいたらヒートアップしてしまったようだ。
ではさっそくそのガウンを脱いで見せてくれ。いや待てむしろ私が脱がせようそうしよう。
「いえ自分で脱げますから。鼻息荒くして近寄らないでください。近寄らないでください！」
（パサッ）
おお・・・
「どうですか？ 自分では結構似合ってると思うんですけど」
ふーむむむ、いや似合ってるの似合ってないのって・・・
うん、超似合ってる。
そもそも褐色肌に白い衣装というのがもはや鉄板的に似合っているのはもう置いといてまずはレオタードですよすばらしいなにがすばらしいっていつも丸出しのおへそが隠れることでなぜかエロス度がアップしているこれは一体なぜなんだぜ？しかもこの白レオタードは羽毛素材であるつまりふわっふわであるということはつまり抱き心地がとてもよさそうである撫で心地も間違いなくすばらしいに違いないということはだねつぼまじんちゃんのお腹をなでなでお尻をなでなでお胸をなでなでなでなでなでなでなでなでフィヒ！そういえばいつも意識してなかったけどつぼまじんちゃんの首飾りって意外と面積あるから鎖骨部分がまったく見えないのよねいやなんでそんなこといきなり言い出したのかってコカトリスのスカーフ（？）って緩めに巻いてるから間から鎖骨が見えるのよねうむ新鮮でエロスまあ個人的には鎖骨よりも肩甲骨の方が見たいというのはあるんだけどねあーほらつぼまじんちゃんっていつもは小ぶりの壺を髪留めにしてるけどあれも髪の飾りとしてはかなり大きいから背中の大部分を隠しちゃうんだよねちょっとあとでじっくりと見せてねおおそしてこの太ももそうコカトリスといえば太ももですよコカトリスって魔物の中では小柄な方なんだけどすごいスピードで走り回るから足の筋肉は体に比べて発達してるんだよねでもそのむきむきんにくを鱗がタイツのように引き締めてるのがまたたまらんのですよそう鱗そもコカトリスって図鑑世界じゃれっきとしたハーピー属だけど元ネタは鶏と蛇のキメラだっけあれそれバジリスクのほうだっけかわかんなくなっちゃったただまあつぼまじんちゃんの足はそんなに発達しているわけじゃないのであの細身ながらもむっちりとした足というのはさすがに再現不能だけど鱗とレオタードの隙間に見える肌の色がンン辛抱たまりませんぞあっと今その手の羽を手持ち無沙汰にパタパタするのかわいいねでもその羽けっこう大きいから前で組むのやめてもらえるかな体が隠れてコカまじんちゃんの
「あの、ちょっと」
ん？ なんだいつぼまじんちゃん。
「息、切れないんですか・・・？」
ははは何を言ってるんだつぼまじんちゃんつぼまじんちゃんの魅力を語っている最中に息切れ・動悸・めまいなど起こる筈ないじゃないかああでも何故か不安そうなつぼまじんちゃんの顔を見ると心臓がエッフェルタワーやエンパイアステートのごとく高鳴ってしまうよおやどうしてちょっと距離をとろうとしているのもっとその姿を見せておくれ。
「いえ、ちょっと今は近づきたくないというか、近寄られたくないというか」
おいおい傷つくなあつぼまじんちゃんコカトリスの衣装があんまり似合うのでちょっと興奮してヒートアップしただけじゃないかだからそんなに怯えた目であからさまに距離をとらないでよおやそういえばコカトリスにはリザードマンのような太い尻尾がついているはずだがつぼまじんちゃんはつけてないねということは衣装の尻尾の部分はもしや雷電！今すぐお尻をこっちに向けるんだ！
「こ、来ないで！（ダッ）」
ハッハッハッどこに行こうというのだね？ そんなにお尻を振って。
「あっ！？（コケッ）」
げげんちょ！？ いかん！（ダッ）
「うう、グスッ」
ああ、ゴメンゴメンちょっと怖がらせすぎたねほら痛くない痛くないよーしよしよし。
痛いの痛いの飛んでいけー、ダークエルフのペットのとこまで飛んでいけー。
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３：まじん王
「言われるままに着たけど、ファラオ様の格好なんてして良かったのかな」
なんの問題があるというのかね？ というか思いつきで用意したけど思いのほか似合ってるな。
「そう？」
ガ○ダムで例えるならガン○ムに対するニューガンダ○、
聖○伝説で言うならクラスチェンジ２段階目って感じだ。
「ごめん、何の話？」
失礼、とにかくよく似合ってるよ。
「ありがと。・・・でもやっぱり恐れ多いというか・・・それに同じ砂漠地帯ならマミーさんが仮装の定番だって聞いたけど」
マミーは確かに似合うけど、包帯が足にからんで転んで頭うってたんこぶ作って涙目で「うぅ・・・」って言いながらこっちを見上げてくるところまで想像できるから無しの方向で。
「そ、そんなにいつもいつも転んでばっかじゃないよ」
まあそれはともかくとして、せっかくファラオの格好してるんだから何か命令してくれ。
「ええ？ 命令っていっても別に・・・」
なんでもいいんだよ。足を舐めろでもケツの匂いをかげでも今日一日椅子になれでもつぼまじんちゃんのしたいことを言ってくれれば。
「別にそんなことしたくないよ！」
遠慮しなくていいのに。とはいえファラオといえば“王の力”による命令が特徴なわけだから、なにかひとつ頼むよ。
「もう、こんなのばっかり・・・えーっと・・・」
わくわく、どきどき。
「じゃあ・・・『頭をなでて』」
かーわーいーいー！
オッケー、手の皮がずる剥けになるまで、いやずる剥けになってもなで続けるぜ！！
「『やめて！』」
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４：ダークエルフまじん
「こんな格好させるなんて・・・ヘンタイ」
こんな、って、露出度で言ったら君の友達（ミミック）の方がすごいと思うんだけど。
「拘束着なんて着せて、なにする気なの」
いやボンテージと拘束着は違うだろ・・・。
「きっと三日三晩ベッドに拘束してセックス漬けにするんでしょ。そして私が光のない目で抵抗しなくなったら首輪をつけて公園散歩とかしちゃうんでしょ！ このヘンタイ！ タイヘンなヘンタイ！（ハアハア）」
なんか・・・種族的なマゾ気質を刺激してしまったようだ・・・
ただ単にいつもより強気なつぼまじんちゃんを見たかっただけなんだけど、なんでこうなるのかな・・・
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５：セーラー服を脱がさないでまじん
「この服水兵さんみたいで可愛いね」
水兵・・・いやこれはジパングの女学生たちが勉学にはげむ際にまとう由緒正しき制服なのだぞ。ほれ、これを見てみろ。（写真資料）
「へえー、ジパングの。いいなあ、こんなかわいい服着て勉強できるなんて」
ところでつぼまじんちゃん、その場でクルッと回ってもらえるかな。
「こう？（クルッとまわって一回転）」
おおぅ・・・
回転による遠心力でふわりと舞うスカートは、どこぞの教団の旋回舞踏のようにおごそかで神秘的な軌道を描き、もとの膝下５ｃｍの位置へと戻った。
「でもこの服、写真の人たちと比べてスカート長くない？ 写真の人達、みんな膝小僧見えてるよ」
いいんだよそれで。写真の人たちは本来の長さよりずっと短くしてるんだから。
（そのほうが中○生っぽくて似合ってるとは口が裂けても言えない・・・）
「でもこの子達ずいぶん若く見えるけど、いくつくらいなの？」
だいたい１３〜１８ぐらいかな。ジパング人は皆若く見えるっていうし。
「ふーん・・・じゃあ私もあと５年くらいしたら、この服着て学校通ったりできるのかな」
・・・。
「・・・」
・・・
「・・・？」
・・・え？
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６：づほまじん
・・・
「えっと・・・着たはいいけど、なに？ これ」
・・・
「確か、ジパングのキモノ？だっけ。でも前に見たのとはだいぶ違うような・・・行ったことないけど霧の大陸の服とか？」
・・・
「それに胸当てみたいなのもついてるし、これってジパングの戦闘服？ 赤と白の服はかわいいけど・・・ねえ、さっきからなんで黙ってるの？ やっぱり変じゃない？」
・・・やっぱりだった。
「え？」
・・・やっっっっぱりだったぁぁぁぁあ！！
「ひゃぅ！？」
小柄な体格！
慎ましい胸部装甲！
ショートっぽいセミロング！
その姿、まさしく『づほ』だ！
「ねえ、その“づほ”って一体」
そしてそしてモンペにより丸みをおびた下半身が、つぼまじんとしてまったく違和感のないシルエットを作り出している！
やっぱりね、コスプレといえばこういうキャラものですよ！ もちろん他の魔物娘の格好するのもね！ いいんですけどね！
「えっと、だから・・・」
さあ、このセリフを言ってくれ！（カンペ）
「もう、全然聞いてない・・・しょうがないなあ、えーっと・・・？
“つぼ焼き、食べりゅ？”」
づほまじんちゃんを食べりゅううううううう！！
「きゃあっ、って、ちょま、んっ、そんなとこまさぐるのやめ、んぅっ♪」
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７：夏じゃないけど水着まじん
「・・・（ガタガタガタ）」
（ブルブルブル）
「・・・ズズッ」
ハ、ハ、ハ
「ハックション！」
・・・夏に水着姿見れなかったからこの機会にと着てもらったけど・・・
「さ、寒い・・・（ガクガクブルブル）」
なんか、ホントにゴメン（ズビッ）
「いいよ、夏は私も悪かったし・・・ハックション！」
まあせっかく海に行ったのに常にＴシャツと壺着用ってなんなのとは思ったけどな（ズルッ）
「だってこれ以上黒くなりたくないんだもん（ブルルッ）」
それが良いというのに・・・ハ、ハ、フアックショオン！！
「でも別に一緒になって水着にならなくてもよかったんだよ？（ガチガチガチ）」
つぼまじんちゃんだけそんな格好させられるか。雰囲気ってものがあるだろ。
（ガチガチガイチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチ）
「よ、よくわかんないけどもう限界ってことはわかったよ。唇真っ青だよ」
お、おう。
・・・あ、もしもし、俺。スマン、今日の商店街のハロウィンイベントうち欠席で。あー、ちょっと熱がやｂフアックショオン！！・・・うーわりいな。んじゃ。
「は、早く家にもどろ・・・（ピトッ）」
おふぅ
＊＊＊
「うう、毛布とってきたよ」
サンキュ。はい、ココアいれたよ。
「わ、ありがと」
それと・・・白いビキニ、すごく似合ってる。
「あ、ありがと/// ハ、ハックショーン！」
ファックシヨオン！
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おまけ
・全部つぼまじんにしてみた。
これであなたもつぼまじん！
話題の新製品“つぼまじん変身セット2015”再入荷！
2014年版では不評だった脇の穴部分も2015ではオリジナルを完全再現！
お子様用から大人用まで各サイズ取り揃えています！
・つぼファラオ
「さあ、『非力でか弱い我を犯すのだ！』・・・ん？ なんだそのふくらみは。なぜズボンにビンなど・・・おい、待て、なんだそのふくらみは！ いつもの倍は・・・『待て！』そんなものを入れられたら・・・『止まれ』と言ってるのに！ ちょま、ひぎぃ！？」
※注：ファラオの命令は“本当に嫌がる事”には効果がない。
・つぼダークエルフ
「いいわよ、今日くらい。貴方の好きにして・・・（ゴロン）」
よ、よろしいのですか？
「いつも私の趣味に付き合わせてるからね」
感謝っ・・・！ 圧倒的感謝っ・・・！
そうと決まれば・・・ヒャア！もう我慢できねえ！ 今日は甘々イチャラブ恋人セックスだァ！
「きゃー♪ ヘンターイ♪」
・つぼトリス
ハハハ、どこへ行こうというのかね。
「イタッ、この服走りにくい・・・ヒィッ！ こ、来ないで！ 来ないでえ！」
終点が寝室とは上出来だ！（ルパンダイブ）
・つぼフォメット
「どうじゃ、わしは何を着ても似合うじゃろ」
サイズ合ってなくてブカブカですよ。脇の穴から乳首見えてるじゃないですか。
「ひゃう！？///」
あ、その反応ちょっとつぼまじんっぽい。そもそもその服、大人用じゃないですか？ ちゃんと子供用も用意したんですからそっち着てくださいよ。
「わ、わしを子供あつかいするなー！」
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■あとがき
ハロウィンという事でつぼまじんちゃんにいろんな格好をしてもらいました。
ストーリーもへったくれもなくただノリだけで書きましたとても楽しかったです（粉みかん）
えっハロウィンはもうとっくに過ぎてる？
ははは、何を言っているんだい、これは今年ハロウィンを過ごしたつぼまじん達の記録だよ？
記録なんだからハロウィンが終わる前に出せるはずがナイジャナイカー（棒）
・・・まだ本文が途中？
・・・何を言ってるんだい？ かわいいかわいいつぼまじんＳＳはもう終わったよ。
さあ、はやくブラウザの戻るボタンを押すんだ。
・・・ボクは警告したよ。
おまけその２
注意：この先いっさいの希望を捨てよ。
追加タグ：ダーク、陵辱、暴力表現
・女王さまじん（真・ダークエルフ編）
「・・・」
・・・
「・・・」
・・・ゴクリ
「・・・（ピシィッ）」
ビクッ
「・・・」
・・・ドキドキ
「・・・（ヒュン、パアン！）」
ビビクン！
「・・・それで、なにか言うことは？」
・・・ホットパンツが大変お似合いです。
「そういうことを聞いてるんじゃないんだけど（スパアン！）」
ひでぶっ！
「あのさ・・・前に言ったよね。ボクはドＭだから攻めるのは嫌いだって」
はい・・・おっしゃいました。
「それじゃあ、なんでこんな衣装を、用意するのかな？」
それは、つぼまじんさん自分はドＭだからって言っていつもレイプ・陵辱系のプレイをさせるから、むしろドＳなダークエルフの衣装が似合うんじゃないかと思って・・・。
「ひどいなあ、それじゃあまるでボクが、キミが嫌がってるのに陵辱セックスを強要しているみたいじゃないか」
いやまさにその通りだとあべし！？
「・・・へえ、おかしいなあ？ 初めて会ったときのキミからは、そんなセリフが出るとはとても想像できなかったけど」
うっ、そ、それは・・・
「会ったばかりのボクを押し倒して、ボクがやめてって懇願しても、血走った目で何度も、何度も、何度も何度も何度も何度もボクのことを犯したのは誰だっけ？ 自分よりふたまわりも小さな女の子を、気を失うまで、いや気を失ってもずっと、それも三日三晩レイプし続けたのは誰だったっけねえ？」
私、です・・・
「そうだよねえ？ ボクが魔物じゃなかったらオマンコもお尻も、ズタズタのボロボロになってたろうねえ」
それは、本当に、悪かったと思ってます・・・
「なんだっけホラ、キミを育ててくれた神父様。なんて言ってたんだっけ？“女性や小さい子は陵辱して肉奴隷にしましょう”だっけ？」
・・・“女性や小さい子には優しくしましょう”です。
「ああそうだっけ。いい言葉だよねえ。まあボクは教団の人間がそんなこと言うなんて信じてないけど。それで、キミはあの後なんて言ったんだっけ。ボクあの時は意識が朦朧としてたからさあ、よく覚えてないんだよねえ。キミがボクを三日三晩陵辱したあと、キミはアソコもお尻も胸も顔もぜんぶ真っ白になって虚ろな目のボクに、なんて言ったんだっけ？」
“この罪は、一生かけて償います。もし貴女が『死ね』というのなら、命も差し出します”と・・・
「そうそう、そうだった。それってつまりさ、キミの命も意思も、ぜえんぶボクの所有物になった、ってことじゃない？」
そういうつもりで言ったわけじゃ・・・
「じゃあどういうつもりで言ったの？ 初めてだったのに無茶苦茶に乱暴されて、一生消えない傷を負ったボクに対して、生涯身も心も捧げて謝罪しますってことでしょ？ ボクがそこでオナニーしろって言ったらオナニーするんでしょ？ 首吊れって言ったら首吊るんでしょ！？」
それが・・・つぼまじんさんの望みなら・・・私は・・・
「ふうん。じゃあさ、これからボクが、何をお願いするか、言わなくてもわかるよねえ？」
・・・はい。
これから、つぼまじんさんを、レイプさせて頂きます・・・
「（パシィン）・・・なあにそのしゃべり方」
うっ・・・い、“痛い目にあいたくなかったらこっちにケツ向けろ！”
「フフッ、いいね。昨日は種付けプレスされたから、今日は後ろからされたいと思ってたんだよ。やっぱりキミはボクのこと、よくわかってるね。そうだな・・・今日は寝バックなんかいいな。いや両足掴んで手押し車みたいに犯されるのも・・・」
う、“うるせえ、ごちゃごちゃ言ってるんじゃねえ！”
「きゃあっ♪ ・・・あ、そうだ。昨日みたいに途中でやめたりしたら、濃縮タケリダケエキスを血管に打ち込むからね（真顔）」
あれは、つぼまじんさんが泣きながら「やめて！」って言うから！
「チッわかってないなあ・・・！ あれは気分を出すための演技じゃないか。いい気分でレイプされてる最中に、心配そうな顔で『大丈夫！？』とか言われると、本気で白けるんだよね」
ご、ごめん。
「・・・ねえ、言ったでしょ。白けるって」
あぅ、“うるせえ！ 生意気なメスガキは黙ってろ！”
「んうぅ！」
（ふふふ、口辱キスも上手くなったね。キミはもっと愛し合うようなキスがしたいんでしょう？ けど、それじゃあ駄目。純愛セックスなんて燃えないもん。キミはこれから一生、ボクの“ご主人様”として生きていくんだからね。クク、フフフフフ、ハハハハハ！）
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■あとがき
ヒャアーッヒャッヒャアア！！
おもしれえほど簡単に騙されたぜ。
なんせ○十年間貯めたボクの魔力をまともに浴びせたんだからなあ！
後はボクの言いなりにする為に、レイプ魔の罪を背負わせた！
それなのに・・・いつまでたっても堕ちやがらねえ！
キミはいつもボクのしたいことをブチ壊す！
昨日だってそうだ！
あの初めての夜！！
あの時をどれほど待ち望んでいたことか・・・
野獣のようなキミに犯され、ボクがどれだけ満たされたか！
キミに！
今のキミに！！
わかるはずがないッ！！
だけど、ボクはもう今までの可愛いだけのつぼまじんとは違う・・・
今日こそッ！
キミを堕落させッ！
可愛く愛でられるだけだった過去に決別してやるッ！！
生涯ボクを犯し続けろ、ご主人様ァーッ！！
15/11/19 22:52更新 / なげっぱなしヘルマン