本作はクトゥ◯フ神話TRPGを元に作ったTRPG風SSです。
『ク◯ゥルフTRPGなんてシラネーヨ！！！！！！』って方のために、本作における重要な項目をここに記そうと思います。

［１、ダイス表記について］
根本はTRPGなので、キャラにはステータスがあり、様々な判定をダイスによって行います。
判定に使うダイスは数種類あります。ここで、何のダイスを振るのか、作中で下のように言うと思います。

それでは、《1d6》で、ダイスロールお願いします。

上の《1d6》は、６面ダイスを１回振る、ということを示してます。
他の例としては、

2d8 →８面ダイスを２回振る
1d100→100面ダイスを１回振る

という風になります。
ダイスは主に成功・失敗判定、ダメージ量や堕落値変動量の決定に用います。


［２、成功・失敗判定について］
振ったダイスの出目を、ステータスと比較して成功・失敗を決めます。

［ダイス目→50］
［幸運→50］
［成功！］

上の３行が、作中に出てくると思います。
１行目がダイスの出目、
２行目が比較するステータスの数値、
３行目が成功・失敗の判定です。
成功・失敗判定ですが、
２行目の値以下(上の場合、01〜50)なら成功、
２行目の値より大きい(51〜100)なら失敗です。
なお、
01〜05は絶対成功(クリティカル)
96〜100は大失敗(ファンブル)
とし、比較する値に関わらず、成功・失敗します。


［３、堕落値について］
最後に、クトゥルフ◯話TRPGにはない、作者オリジナルルールの『堕落値』について説明します。
クトゥルフ神話◯RPGでは『SAN値』というものがあり、これが一定数以下になると発狂、不味い場合はキャラロストとなります。
しかしこの作品、というか、魔物娘世界ではダメになった男＝魔物娘の愛に溺れた旦那、ですので、SAN値の代わりに、堕落値を設定しました。要は魔物娘のエッチを見たり、誘惑されたり、襲われたりするとこれが変動するわけです。
SAN値の場合は恐ろしいものを見ると減るんですが、堕落値の場合は見たり誘われたりすると増えます。増え方は何を見たか、誰に襲われたかで変わりますので一概には言えませんが、まぁリリムに襲われる→堕落値100待ったなしという風に考えてください。


［４、魔物娘に襲われた場合について］
魔物娘と戦闘して負ける、魔物娘の誘惑に負ける、不意をつかれて組み敷かれるなど、魔物娘に性的な意味で襲われる可能性はたくさんあります。
襲われた場合、魔物娘の種類や数、状態によって堕落値の増加量が変わります。同じ魔物娘でも、普通の魔物娘より発情状態の魔物娘に襲われた方が大きく減ります。
また、襲われた場合、魔力も増加します。これの増加量も魔物娘の種類によりますが、状態には依存しません。
また、一度出しただけで開放されないこともあります。
キャラクターと魔物娘の筋力を比較し、それにより決まった値以上のダイス目を出せなかった場合、連続でやられる（意味深）こともあります。

以上でこの作品についての予備知識は終わります。

それでは本シナリオを、お楽しみください・・・