連載小説
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プロローグシナリオ

どうも、ゲームマスター(GM)です。

『プレイヤー(PL)だ』

ではPL、キャラの自己紹介をお願いします。

『俺はミハイル・ウィル。しがない探偵業を営むごく普通の男だ。年?もうすぐ魔法使いになる。学歴は高卒、特技と言えるものはないが、人探しや粗探しには慣れてるから探し物は得意かもしれん。あと、護身用に拳銃の扱いを少々。酒は飲まないがタバコはやる。こんなものか』

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[キャラクターステータス]
ミハイル・ウィル(♂)
職業:探偵
年齢:27
身長:170cm
体重:68kg
(体力〜容姿はダイスによるステータス
体力以外は18がMAXだと思っていい)
体力:20
魔力:6
筋力:14
敏捷:14
知識:10
教養:11
容姿:16

アイデア:50
幸運:30
知識:55
堕落度:30

[キャラクター技能]
言いくるめ:50
値切り交渉:30
隠れる:50
追跡:50
忍び足:50
運転:50
目星:60
聞き耳:60
拳銃:50

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結構。では、さっそくですがシナリオに移らせていただきます

『あいよー』


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ミハイルが目を覚ますと、鬱蒼とした森の中で横たわっていた。木の葉の間から光が差し込み、彼の起きたばかりの目には眩しくチカチカする。

「う・・・ん?ここは、どこだ?」
『とりあえず起き上がって周りを見渡す』

ミハイルの周りは森の草木で囲まれており、人の手の入った様子はない。自分で草木を押しのけた様子も見られず、自分がどの方向から来たのかも分からない。
と、言うよりも、ミハイルはここまで歩いてきたのかどうかの記憶さえなかった。

「・・・えーと・・・ここはどこだ?ていうか、どうやってきたんだ?」
『思い出そうと頭をひねる。GM、思い出せるか?』

ではPL、1d100で幸運ロールをお願いします。
幸運値以下なら思い出します。

『あいよー・・・幸運低いんだけどな・・・』

[ダイス目→21]
[幸運→30]
[成功!]

『よっし、成功』

ミハイルは、自分がここに至った経緯を思い出し始めた。



PL、回想に入り、シーンが変わります。

『あいよ』

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冬の寒い風の吹く昼間、ミハイルはとある借家の管理人から、最近、誰も住んでないはずなのに子供の声がする、怖いから調べて欲しいという依頼を受け、今にも崩れそうなボロい借家の前にいた。

「俺はゴーストバスターじゃねぇんだぞ・・・ったく、近くのガキが入り込んでんじゃねぇのか?」
『借家のドアに手を掛ける。あ、GM、これ、開いてるか?』

ミハイルは管理人から鍵を預かっている。開けようと思えば借家すべてのドアを開けられる。
PL、ちょうどいいから持ち物の確認をお願いできますか。

『んーと・・・服は暖かめの服にコートを着てて、コートのポケットにはハンカチ、ジッポ、タバコ、財布に身分証明。あと、内ポケットにスマホと・・・拳銃いいか?』

リボルバー式の拳銃を許可します。ただし、予備弾薬はなしです。そんな危険そうな依頼ではないので。

『OK、そんなもんで』

では続けます。
ミハイルが鍵で扉を開けると、家の中は埃っぽく、家具の上には目に見える量の埃が積もっていた。

「ごっほ、ごほ!掃除くらいしないのかよ!?ったく・・・値段釣り上げてやろうか・・・」
『文句を垂れながら家の探索を始める・・・が、その前に、GM、聞き耳を使う。子供の声が聞こえるか?』

ではPL、聞き耳で1d100のダイスロールお願いします。聞き耳の値以下なら成功で、子供の声の情報がありますので、聞き耳の値に+20のボーナスを与えます。

[ダイス目→42]
[聞き耳→50+20]
[成功!]

よろしい。では、続きを。
ミハイルが耳を済ますと、微かに声が聞こえます。女の子のような高い声が途切れ途切れに聞こえます。

「・・・ん?ほんとに聞こえる・・・どこだ?」
『GM、場所はわかる?』

わかります。とあるドアがなぜかしっかり閉まっておらず、わずかに空いてます。そこから漏れ聞こえてるようです。

『・・・じゃあ、拳銃持ちながら中へ入っていく』

警戒しすぎな気もしますが、いいでしょう。
ミハイルは拳銃を持ち部屋の中に入ると、ほの暗い地下へ続く階段があります。その奥から声は聞こえており、奥の方からわずかな明かりが見えています。

『ならゆっくり降りて、奥の様子を見る』

・・・様子を、見るんですね?(ニヤァ

『あ、いやな予感』

ミハイルは階段を降り、中の様子を見た。
その中では、チョークか何かで書かれた白い丸やら四角やらが書かれた模様の上で、幼女二人が裸で積み重なっていた。
下になっている女の子はつばの大きなトンガリ帽を目が隠れるほどにかぶっており、上に乗った女の子に乳首を吸われながら陰部を擦り合わされ、腰をカクカク振っていた。

「ますたぁ、どうですかぁ?ファミとの方が、あんな人間とのセックスよりも気持ちいいでしょぉ?」

「やっ、そんな、ファミ、やめてぇ♥」

「どーせあのヤローは単身赴任してるますたぁをそっちに、魔王城で誰かとくんずほずれつしてるですぅ。だぁかぁらぁ・・・ますたぁはますたぁでファミとめくるめく、れずびあ〜んな世界で気持ちよくするですぅ♥」

「あっ、あっ、あぁ♥ま、マスターは私なのにぃ♥くひぃん♥」

時折びくりと体を震わす下の子は汗と潮を吹きながら腰を振り、上の子はそれに器用に腰を合わせながら乳首を口で、左手で反対の胸を、さらに右手で下の子のアナルを責めていた。
ミハイルは、その幼そうな二人が織り成す淫媚な空間に、目を見張ってしまった。

・・・さて、PL。堕落度チェックです!

『やっぱりかよ!!』

今回は1d100で、ミハイルの堕落度より出目が上の場合は堕落度に+1、堕落度以下なら+0とします。

『まぁ、まだ見ただけだから上昇値は低いか』

[ダイス目→43]
[堕落度→30]
[堕落度上昇
30→31]

『ぎゃあ!』

さて、ミハイルの堕落度が上がったところで、さらに幸運ロールお願いします。

『えっ!?』

[ダイス目→96]
[ファンブル(大失敗)!!]

『ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!』

ほうほう、では、続けます。
ミハイルはその光景に驚いていたのだが、ふと重心が移動した時に、足元の板が腐っていたのかバキリと大きな音を立てて床が抜けてしまった。
そんな大きな音に気づかないわけがなく、幼女二人は瞬発的にミハイルを見た。

「・・・ふ、ふぇ・・・?」

「えっ!?人間!?なんで!?」

「あっ・・・と、えーっと・・・」
『とりあえず足をぬこうとする!』

ミハイルが床から足を抜こうとするが、がっちりハマってしまって抜けなかった。
するとミハイルの存在を認識した帽子被りの女の子が見る見るうちに赤くなり、ぷるぷる震え始め、終いには泣きはじめてしまった。

「み・・・見られ・・・お兄様以外に見られ・・・う・・・うえぇぇぇぇぇぇん!!!」

わんわん泣き始める女の子に代わり、もう一人はギロリとミハイルを睨んで左手を掲げた。

「・・・よくもますたぁを泣かしましたね・・・お前なんか・・・お前みたいな男なんか・・・どこの誰とも分からぬ魔物に搾り取られてしまえばいいのです!!!」

ミハイルが言い訳をする間もなく、ミハイルの周りに丸い円陣が現れ青白く輝き始めた。

『ちょ!?GM!?なんか判定は!?救いはないんですか!!』

慈悲はない。シナリオは進む。

「座標てきとー!時間てきとー!どっかへ消えてしまえなのです!テレポート!!!

幼女が叫んだ瞬間、ミハイルの視界は光に包まれた・・・



PL、回想終わります。場面が戻りますよ。

『転送理由が半ば強引なんですがそれは』

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しっかりと思い出したミハイルは、自分に何が起きたのかよくわからない、ということを理解して頭を抱えた。

「・・・やれやれ・・・一体何が起きたんだ・・・」

ここから、ミハイルの冒険が始まるのである。


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・・・以上が、プロローグシナリオです。

さて、PL(読者様方)、次はどうしますか?


1、とりあえず森を出るしかない。街に続く道に出れるかもしれないから真っ直ぐ歩こう。
2、周辺を探そう。誰かいるかもしれないし、食べられる植物があるかもしれない。
3、誰か通りがかるかもしれない。ここでじっとして体力を温存しよう。


これだ、と思う選択肢の番号を感想に書いてくれるとやりやすいです。誰も選択しなかった場合はダイスに任せます。
それでは、また次のシナリオで・・・
15/02/19 17:18更新 / ganota-Ez8
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■作者メッセージ
これから下の方で、作者自身のお話があります。興味無い方は読まなくても大丈夫ですよ。



















覚えてくださってた方は、お久しぶりです。
ganota_mk2です。
えーとですね、要点をまとめますとね。

・久々に書こうとする
→IDとパスを忘れる
→新しい名前を作る
→昔のSSのストーリー思い出せない
→新しいSSを書き始める
↑今このバカ

こういうことです。
前作の続きを期待してくださってた方がもしいたら、ごめんなさい。広げた風呂敷が畳めないどころか風で吹き飛ばされた状態なので続きが絶望的です。ほんとにごめんなさい。

これからこっちの新垢でちまちま書いてくつもりです。多少冷えた生暖かい目で見守ってくれると幸いです。よろしくお願いします。

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