連載小説
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九日目、夕方『期待を裏切れないダークルート』
「ぐ、がはっ・・・」

ベルンはがくりと膝をつき、倒れてしまった。

「ふんっ、ぬぅぅ・・・」
「へっ、ちょろいな」
「ふん・・・」

三人が笑う足元で、ベルンは地に伏したまま動かない。

「おーい、もう解散していいぜー」

フンメルがそう言うと、見張りをしていた4人の生徒たちは去っていった。
彼らは、ベルンのリア充っぷりに腹を立てた者たちだ。

「んじゃ、俺たちも行こうぜ」
「うぅむ」
「任務、完了」

そう言って踵を返したとき。
ドスの聞いた声が、三人を引き止めた。





「待てテメェら」





三人がびっくりして振り向くと、ベルンが首を鳴らして立っていた。

「・・・ふん。コイツが体力尽きてもオレ様が出れるようだな・・・魔力もそのまんまか。好都合だな」

ボソボソと呟くベルンに、三人はまた戦闘態勢を取った。

「なんだテメェ、まだやんのか?」
「ご希望ぬぁら、とっておきの必殺技をしかけてやるぉう・・・」
「・・・呆れた」

三人が口々にベルンを見下した発言をすると、ベルンは大きくため息を吐いた。

「・・・正直、『こいつ』がどうなろうが、オレ様は知らねェ。イジメにあおうがリンチされようが殺されようが知ったこっちゃねェんだよ」

「・・・こいつって、だれ?」
「いや、知らねぇ」
「俺に聞くなし」

三人が首を傾げた時、ベルンは指に力を入れてゴキンと関節を鳴らした。



「だけどな・・・テメェらのようなゲロ以下の下等劣種にッ、いいようにされたままというのは胸クソ悪いッ!・・・覚悟しろテメェら・・・ひとりひとり、この『ヴァン』様の恐ろしさを思い知らせてやるッ!」



〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜

[戦闘開始!]

フンメル「テメェ調子乗るんじゃねぇよ!」
ガーティ「頭かち割ってやる!」
夕陰「・・・ヴァン?」

ヴァン「・・・ククク・・・」

〜〜〜俊敏点〜〜〜
1、ヴァン 40
2、夕陰 22
3、ガーティ 15
4、フンメル 12
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜
[ターン1]
〜〜〜〜〜〜

[ヴァンの行動]

ヴァン「まずは筋肉ダルマからだ!」

ヴァンは姿勢を低くし、ダッキングで一気に距離を詰めた!

ガーティ「ぬぅっ!?早・・・」

ヴァン「殴るっつーのはこういうものなんだよッ!」

ヴァンはラッシュを放った!

「オラオラオラオラーーーッ!!!」

『ドゴゴゴゴォンッ!』

ガーティ「げはっ・・・?」

4発命中!
ラッシュ補正によりダメージ1/2倍!
(40ー25)*4/2=30ダメージ!

ガーティは吹っ飛ばされ、倒れた!

フンメル「相棒!?」
夕陰「わ、私が見えなかった・・・?」

ヴァン「さて、次はどちらだ?」


[夕陰の行動]

夕陰「この!」

夕陰がヴァンの頭を狙って蹴りかかった!

ヴァン「よォし、当ててみろ!オレ様になッ!」

夕陰「言われなくてもっ!」

『ドゴォッ!』

命中!
夕陰の筋力が足りない!
ヴァンに1ダメージ!

夕陰「なっ!?」

ヴァン「残念・・・痛くも痒くもねぇよ」


[フンメルの行動]

フンメル「こ、このぉっ!!」

フンメルはランシャマーを構えた!

『ギャガガガガガガガ!』

ヴァン「ふん・・・『障壁展開』ッ!」

『ビシビシビシビシッ!』

ヴァンは魔力を消費してダメージを軽減させた!
7発中4発命中!
(15ー10)*4=20ダメージ!

フンメル「・・・う、ウソだろッ!?なんで倒れねぇんだ!?」

ヴァン「舐めるな下等劣種!オレ様を撃ち殺す気なら軍用マシンガンでも持ってこいッ!!」

『ヴァン魔力 7ー5=2』


〜〜〜〜〜〜
[ターン2]
〜〜〜〜〜〜

[ヴァンの行動]

ヴァン「豆鉄砲野郎、テメーからだ」

フンメル「う、あ、あ・・・」

ヴァンはニヤリと笑いながらフンメルに近づく!

ヴァン「さぁ、どうする?命乞いをするか?主神に祈るか?ションベンチビって泣き叫ぶか?」

フンメル「た、たすけ・・・」



ヴァン「イ・ヤ・だ・ね・♪」



ヴァンはフンメルの顔にストレートを叩き込んだ!

『バギャアッ!』

フンメル「あがっ!?」

命中!
40ー20=20ダメージ!

フンメルは白目を剥いて失神した!


〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜


「・・・あーぁ、つまんねェ。つまんねェつまんねェつまんねェつまんねェッ!」

ガーティとフンメルが倒れた時点で、ヴァンがわめき散らした。

「腹たってたのは最初からだが、こんなに雑魚いと余計ムカつくッ!・・・女ァ、テメェは少しは楽しませてくれるんだろうなッ!?」

ヴァンが睨む。しかし夕陰は怯えた様子もなく、キッとヴァンを睨み返した。

「たとえ何があろうと、抜いた刀を引っ込めるようなことはしない・・・クノイチは忠義の魔物。ミルキィ様の身の安全のために、全力を尽くすッ!」

そのとき、ヴァンの目が丸くなり、目をパチクリさせた。



「・・・待て、貴様、魔物なのか?」



ヴァンの問いかけに、今度は夕陰が目を丸くし、呆れたように肩をすくめた。

「知らなかったとは呆れる。それとも、魔物と知って臆したか?」

「んん?待て、待て待て。ちょこッと待てよ・・・」

ヴァンはこめかみに指を当て、目を瞑ってうんうん唸り出した。

「・・・なにしてる?」

「うーん?うーん・・・この『知識』でもない、これでもない・・・ん?『ジパング』?『クノイチ』?・・・『あんさつ』?」

そこまで言うと、ヴァンは目を開き、ニヤリと笑った。

「なるほど、なァるほど・・・オレ様の知らねェ魔物か・・・ククク、この『身体』は物知りだなァ。中々楽しいぜ」

「・・・は?」

途端にヴァンは上機嫌になり、夕陰を指差し、叫んだ。



「決めたッ!テメェを犯すッ!そしてオレ様の『身体』に貢献してもらうぜェ!ギャハハハハハハ!!!」



ハイテンションに笑うヴァンに、夕陰は心底見下した表情をあらわにした。

「本性を表したな、この人間の恥部め!性欲溺れた下衆め!」

「オレ様にとっちゃあオレ様がイチバン!オレ様さえ楽しめりゃあいいんだよォーッ!お前だってすぐにアヘアヘしだすんだからいいだろう?」

「私を売女のように言うなっ!いいだろう、お望み通り、快楽の淵に叩き落としてやる!」

夕陰が手元で印を組むと、ゆらりと黒い陰が夕陰の左右で揺らめき、『夕陰』がふたり現れた。

「おぅ?」

「『忍法・分身の術』!」
「我ら三人が!」
「相手してやろう!」




〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜

[戦闘再開!]

ヴァン「ギャハハハ!4Pか、楽しめそうだぜェ!」

夕陰「余裕ぶってられるのは今のうちだっ!」
夕陰(影1)「推して!」
夕陰(影2)「参る!」


〜〜〜俊敏点〜〜〜
1、ヴァン 40
2、夕陰 22
3、影1 22
4、影2 22
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜
[ターン1]
〜〜〜〜〜〜

[ヴァンの行動]

ヴァン「さぁて、なにをしてくれんのかなぁ?」

ヴァンは余裕ぶって仁王立ちしている!


[夕陰の行動]

夕陰「さっさと終わらせてやる!」

夕陰は一気にヴァンに近づき、押し倒した!

ヴァン「おほっ♪積極的だなァ」

夕陰「・・・すぐに泣き叫んで許しを懇願するようにしてやろう」

夕陰はヴァンのズボンのチャックを開け、まだ柔らかいヴァンの男根を舐め始めた。

夕陰「んちゅ、れるっ、れろっ・・・」

ヴァン「さっそくフェラの用意か。いいねェ♪」

ヴァンは5の快楽を受けた!

[快楽 0→5]


[影1の行動]

影1「失礼する」

影1は素早くヴァンの服のボタンを外してヴァンの胸を露わにし、乳首を吸い始めた。

影1「ちゅっ、ちゅぅちゅぅ、ちゅっ・・・」

ヴァン「おぉ♪なかなか上手いな。分身してレズってたのか?」

影1「黙れ」

ヴァン「なんだよ、つれねェな・・・おっ、おぉ♪」

夕陰「れぇるっ、じゅるるっ、れろっ・・・」

ヴァンは10の快楽を受けた!
(夕陰・影1からの愛撫)

[快楽 5→15]


[影2の行動]

影2「私はこうしよう」

影2は影1ごとヴァンの上半身を起こさせ、背中から張り付いて首筋を舐め上げた。

ヴァン「うぅおっ♪中々ゾクゾクすることしてくれるじゃねぇか♪」

影2「れるっ、れろぉっ・・・」

影1「ちゅっ、ちゅぅっ・・・」

夕陰「れろっ、じゅるるるぅ・・・」

ヴァンは15の快楽を受けた!
(三人の愛撫)

[快楽 15→30]


〜〜〜〜〜〜
[ターン2]
〜〜〜〜〜〜

[ヴァンの行動]

ヴァン(そろそろやっかな)

ヴァンは夕陰の頭を優しく撫でた。
夕陰は舐めるのをやめて、苛立った目でヴァンを睨んだ。

夕陰「き、貴様っ!誰が私の頭に触っていいと・・・」



ヴァン「『感じろ』」



ヴァンは『禁術:ハック・ジャック』を使った!

夕陰「・・・は?」

ヴァン「そろそろ咥えてくれよ。生ぬるくってなかなかイけないぜ」

夕陰「ふんっ!なら口淫だけで果たせてやる!」


[夕陰の行動]

夕陰は、ヴァンの勃起した男根を咥えた!



『ドクンッ!』



夕陰(えっ・・・)

ヴァン「おい、早く動いてくれよ。気持ちよくねぇじゃねぇか」

夕陰「んぐっ・・・」

夕陰は顔を動かして緩いピストンを開始した!

夕陰「んじゅ、じゅるるっ♥じゅぞぞっ♥」

ヴァン「ん〜・・・ちょっと不器用だな。流石に男相手は初めてか」

夕陰(な、なんで・・・なんでこんな・・・♥)

ヴァンは5の快楽を受けた!
(夕陰のフェラ)

[快楽 30→35]

夕陰は10の快楽を受けた!


[影1の行動]

ヴァン「お前も可愛がってやるよ」

影1「なっ!?」

ヴァンの追加行動!
影1の胸に手を伸ばし、乱暴に揉み始めた。

影1「んあっ!?♥」

ヴァン「おぉ!こりゃいい揉み心地じゃねぇか!やわっこいくてしっとりしてやがる。お前、実は汗かきか?・・・ん?」

影1「んっ♥あぁっ♥ふぁっ♥」

ヴァン「おい、オレ様を楽しませるんだろ?さっさと続けろよ」

影1「くぅっ・・・ちゅっ♥ちゅぅぅっ♥」

影1は再度ヴァンの乳首を吸い始めた!

ヴァン「う〜ん?」
(な〜んかおかしいな?俺がハックをかけたのは本体だけ・・・はっはァん?)

ヴァンは10の快楽を受けた!
(夕陰のフェラ、影1の愛撫)

[快楽 35→45]

影1は10の快楽を受けた!
影1の快楽が夕陰に流れ込む!

夕陰は20の快楽を受けた!
(自分のフェラ、影1からの快楽)


[影2の行動]

ヴァン(だったら・・・)
「おい、面借せ」

影2「え・・・んむぐっ!?」

ヴァンの追加行動!
ヴァンは乱暴に影2にディープキスをした!

ヴァン「じゅるっ!じゅるる!ぢるるるるっ!」

影2「んぐっ♥んっ、むぅっ♥んんん〜〜〜♥」

影2はなにもできない!
必死に暴れて逃れようとしている!
が、ヴァンに頭を押さえられていて離れられない!

ヴァンは10の快楽を受けた!
(夕陰のフェラ、影1の愛撫)

[快楽 45→55]

影2は15の快楽を受けた!
影1は10の快楽を受けている!
ふたりの快楽が夕陰に流れ込む!

夕陰は35の快楽を受けた!
(自分のフェラ、ふたりの快楽)

夕陰「んじゅ♥・・・じゅる・・・♥」
(ま、まずい・・・頭が♥ぼ〜っと・・・して♥)


〜〜〜〜〜〜
[ターン3]
〜〜〜〜〜〜

[ヴァンの行動]

ヴァン「・・・ぷはっ・・・なんだよ、物足りねぇな・・・もっとこれくらいしろよな!」

ヴァンは影2を押さえていた手を離し、夕陰の頭を掴んで、激しくピストンさせた!

夕陰「んぢゅっ!?♥んぶっ♥んぶぶぅっ♥」
(や、やめっ♥やめてぇっ♥喉に、喉に入ってるのにっ♥なんで、気持ちいいのぉっ♥)

ヴァン「あー気持ちいい!これだよ、これ!ほら、お前もしっかりやれ!」

ヴァンの追加行動!
影1の胸を揉む手を離し、まるで牛の乳を絞るように乳首をぎゅっと捻った!

影1「ひっぎぃぃぃっ♥あ、あぅっ♥駄目、やめっ♥・・・あぅぅっ♥」

ヴァンは15の快楽を受けた!

[快楽 55→70]

夕陰は20の快楽を受けた!

影1は15の快楽を受けた!
影1の快楽が夕陰に流れ込む!

夕陰は35の快楽を受けた!


夕陰「うぶっ♥うぶぶっ♥じゅずっ♥
んんん〜〜〜〜〜〜っ♥♥♥」

夕陰は絶頂してしまった!

影1「あぅ、あぅぅ・・・」
影2「も、もっと、接吻・・・」

影1・影2が消失した!


「戦闘に勝利した!!」

〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜


「あ?コピーどもが消えた?」


まるで火が消えてしまうようにふっとふたりが消えてしまったことにヴァンが首を傾げた。しかし、股の間の夕陰の口に親指を突っ込み、ぐいっと顔を引き上げると、ニヤリと笑った。

「なんだ。お前、先にイったのか」

夕陰のクールだった顔は見る影もなく。
とろんと目が垂れ、口も惚けて情けなく開き、頬が上気していた。

「そ、そんなこと・・・♥」

「顔がウソついてねェよバーカ」

今度はベルンが夕陰を押し倒す。夕陰は身体に力が入らないのか、一応反抗はしていたが、容易く組み伏せられてしまった。

「ま、前に、男を籠絡した、時には・・・こ、こんなに、気持ちよくなかった、のにぃ・・・♥」

「そりゃあその野郎が童貞か早漏だったんだろ。今はこんなだが、オレ様は昔は・・・ま、そんなこたァいいか」

ヴァンは乱暴に夕陰の下着をひっぺがし、男根をワレメにあてがった。

「や、るの・・・?後悔、するわよ・・・」

「聞くわけねェだろ、そんな脅し」

ヴァンは、すでに濡れそぼっていたソコへ、腰を叩きつけた。


『ずぶぶっ!!!』

「んっ、んんっ!!!」


その時、ヴァンは抵抗感がなかったことに、眉をひそめた。

「なんだァ?初物じゃねぇのか?」

「・・・・・・」

「しゃべれ。ヤったことねぇのか」

「・・・ある・・・全然、気持ちよくなかったけど」

この時、夕陰はしめたと思った。
感じていたのも、イったのも予想外の事だが、すべてはこれに持ち込む伏線だったのだ。
性交に持ち込めば、『房中術』を有する夕陰が絶対的に有利なはずだからだ。

(房中術で、骨抜きにしてやるっ!)



「そォか、そォか・・・なら、精一杯気持ちよくしてやらなきゃな・・・『頭焼ききれるくらい、感じろ』



瞬間、夕陰は己の身体が揺さぶられたように感じた。

『ドクン』

「・・・あ、あ・・・」

そしてすぐさま、ヴァンと繋がっているアソコから、急激に熱が広がった。


『ドクンッ、ドクンッ』


本来、房中術を駆使できるはずの夕陰の身体に、ありえない、今まで感じたことのない熱と快楽が走り始める。
膣内にあるヴァンのモノから直接それらが送られているような、無尽蔵なそれらに、夕陰は頭が追いつかなかった。

「あ、あ、あ・・・ああああああああああああっ♥♥」

腰をガクガク震わせ、夕陰は頭を押さえた。本当に頭の神経が焼ききれるのではないか、それくらい、頭が快楽に塗り替えられてしまった。

「動くぞ?」

「やめっ、やめへ♥おかひい、あらま、おかひいのっ♥」

「なに言ってるかわかんねェw」

いきなり、ヴァンはピストンを開始した。それもゆるゆるした始まりのモノではない。腰の打ち合う音がリズミカルに、かつ大きくなるくらい力強いピストンだ。

「あっ♥ひっ♥こ、こんにゃ♥き、きひゃまっ♥わらひにっ♥にゃにをひたぁ♥」

「あ〜?なにィ?聞こえんなァ?」

舌が回らぬ夕陰をぐるんと回し、ヴァンは改めてバックで激しく突く。夕陰は歯を食い縛り、地面をガリガリ引っ掻いて快楽に耐えようと試みる。
が、すでに頭はパンク寸前。決壊していないのが奇跡であるくらい、まるで、もうはち切れそうな水風船に、ホースで水を突っ込んでいるようなものだった。

「あらまっ♥おかひくっ♥なりゅ♥こわれりゅうぅぅぅっ♥♥」

「アヘアヘよがり狂って、いいザマだぜ!待ってろ、今、オレ様のザーメンぶっ込んでやるからな!」

「ひっ♥やめれっ♥もう、やめれぇぇぇっ♥」

「うぉぉぉぉぉぉっ!!」

瞬間、ヴァンが勢いよく腰を打ちつけ、バチィンと音がした。



『ドブッ!ドビュルルルッ!!!』



「あひっ♥あひぃぃぃぃぃぃっ♥でれるぅ♥なかでっ、わりゃひの、なかでへぇぇぇ♥」

身体全体が快感に打ち震え、歯をガチガチ鳴らしながら叫んだ夕陰は、ヴァンが射精し終えた男根を引き抜くとぐたりと脱力し、地に付した。
ゴポンと音をたてて股の間から精液が溢れ出る。

「・・・おい、クノイチ。これからこのオレ様の『身体』が女をナンパするのは邪魔するなよ。こいつには魔力をたらふく貯めてもらわねェと『オレ様が困る』んだよ・・・あぁ、あとな、今日のことは誰にも話すな?オレ様の部下のように従順にしてたら、また抱いてやるよ。気持ちいいことは嫌いじゃねぇだろ?ククク・・・」

身だしなみを整えたヴァンは、低く笑いながら、その場を離れた・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[学園購買園]


「あ、ちょっと!あんさん!ちょっと!!」


ヴァンが購買園に通りかかると、茜が駆け寄ってきた。

「・・・あ?」

「『あ?』やないて!ほら、弾薬と魔力回復薬や。忘れたんかいな?」

茜が紙袋を渡すと、ヴァンはこめかみに指を当て、すこし黙ったあと、小さく頷いた。

「あー、あー・・・わり、忘れてた」

「なんやねんな。アンタが言うてきたのに」

「わりぃわりぃ・・・金はツケにしてくれ。今は財布出すのもめんどくせぇんだよ」

「へ?ちょ、待ちぃな!」

茜が声をかけたが、振り返ったヴァンの目に、ビクリと震えた。

「オレ様はめんどくせェっつったんだよ。明日になったら払うっつってんだよ。わかんねェのか?」

その目は、冗談抜きで、これ以上反抗したら殺す、と言っているような、殺意と憤怒が混じった恐ろしいものだった。

「い、いや、えぇよ・・・あし、明日な・・・」

「・・・ふん」

小さく鼻を鳴らし、ヴァンが帰っていった。

「・・・ど、どうしたんや、あの子・・・えらい怖くなってたし・・・口調もちがっとった・・・まるで、人が違うみたいに・・・」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[ガーゴイル寮、ロビー]


「おや、おかえり」


ガレッタの笑顔の相手は、ヴァンだった。もちろん、ガレッタはヴァンのことなどわからない。『ベルン』として接しているのだ。

「今日は災難だったねぇ。ウチの人の気まぐれでねぇ」

「・・・・・・」

「今日は疲れたろう?あとね・・・他言無用だけど、この前の門限のこと、ウチの人から聞いたから、明日からは風呂掃除はいいよ。お疲れ様」

ニコニコ笑うガレッタを見ていたヴァンだが、無言でガレッタとすれ違うと、ボソリと言った。



「・・・『勝利の彫像』が、丸くなったもんだぜ・・・」



ガレッタの顔が驚愕に変わり、バッとヴァンを見た。

ヴァンはすでに、部屋に消えていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[選択肢]

放課後、どこへ行こうかな?

1、寮へ
2、学校へ
3、図書館へ
4、学生購買園へ
5、食堂へ
6、街へ
7、ジパング喫茶店へ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↑で、1番を選んだ人のみ、下の選択肢を選んでください。

寮へ戻り、ケータイで・・・

A.ロックとだべる
B.ネフィアとだべる
C.クラリアを『呼びだす』
D.ラトラを『呼びだす』
E.ミルキィを『呼びだす』
F.成美を『呼びだす』

12/07/22 14:48更新 / ganota_Mk2
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■作者メッセージ
『ベルン・トリニティ』
種族:人間・♂・闇
(体力・魔力の成長限界が1/2になる。
他ステータスの成長が早い)

職業:賊徒(リーベル)

ステータス:
体力 35(B)
魔力 12 →13(D)
筋力 20(C)
知識 21(C)
俊敏 21(C)
精神 15(D)
運勢 8(E)
容貌 20(C)
話術 10(D)
器用 16(D)
察知 16(D)
隠密 6(E)

スキル:
『物知り』:知識点に+4
『表情[恐喝]』:戦闘時に敵の精神点ー10
(相手の精神評価がD以下の時のみ)
『解錠 Level1』:
初心者レベルの鍵開け 100%
それ以上の鍵開け 30%
『片手銃 Level1』:
片手撃ちでの命中率 30%
両手撃ちでの命中率 60%
『マッピング 』:
ルート時間計算が可能になる

主人公補正(ハーレム体質):
もげろ。

装備品効果:
『呪いの紋様?』
・1日につき魔力ー5
・様々なステータスに+5
・『人間強化術?』
(味方の人間に使用可能。
筋力、俊敏強化。状態異常『??』付加)
・『魔物強化術?』
(味方の魔物に使用可能。
筋力、俊敏強化。状態異常『??』付加)
・『ハッキング』
機械系トラップ・敵、ゴーレムなどを操作できる。


『人間関係』
・サティア(仲直りしました)
[恋仲(性交依頼100%成功)]
・クラリア
[愛人!?(性交依頼100%成功)]
・成美
[兄代わり(性交依頼80%成功)]
・ラトラ
[好きな人(性交依頼60%成功)]




希望があったので、こいつらのプロフィールをば。



『フォン・ウィーリィ』

[プロフィール]
種族:インキュバス
身長:170cm(人間時より5cmアップ)
体型:スレンダー
趣味:日向ぼっこ、おしゃべり
好きな食べ物:ソーセージ、家族の料理
嫌いな食べ物:特になし

[ステータス]
種族:インキュバス・♂・光
(性行為によりステータスアップ)

職業:不明
(独学なため、リクラスト学園の職業に当てはまらない。)

ステータス:
体力 30(B)
魔力 40(A)
筋力 20(C)
知識 35(B)
俊敏 35(B)
精神 50(EX)
運勢 30(B)
容貌 15(D)
話術 40(A)
器用 30(B)
察知 30(B)

スキル:
『冒険上級者』:
冒険時に、知識・器用・察知点に+15
『盲目の勘』:
暗闇など、視覚が遮られた際に察知点+5
『親バカ』:
???


[生い立ち]
『見えない彼女はメドゥーサで!』の後、冒険家として様々な国や地域を巡り、そこについての書籍を書くライターとなった。また、シェリーの父、ミッドの金属細工店の店長見習いとなっている。ダンジョンに入ることはあまりないが、その地域の環境や当てになる宿やギルド支部の人など、事細かに書いた本はとても人気。また、道中の妻とのイチャイチャもオマケで書いているため、魔物娘たちからも受けがいい。最近、インドラン校長から夫婦で教師にならないかと招待が来て困っている。

[性格]
基本穏やかで、にこやかな表情がトレードマーク。あまり怒ることもなく、人当たりもいいので、知り合いのほとんどが彼が良心の塊であると思っている。しかし、妻や娘に関することには容赦がなく、彼の前で悪口を言おうものなら、『間接的に』恐ろしい目に合う。ちなみに、ひとつのことに集中しだすと、周りが見えなくなる癖も現存している。



『シェリー・ウィーリィ』

[プロフィール]
種族:メドゥーサ
身長:160cm
体型:ぺったん。しゅっ。
趣味:編み物
好きな食べ物:ゆで卵、ソーセージ
嫌いな食べ物:お酒

[ステータス]
種族:メドゥーサ・♀・地

職業:グラップラー
(独学だが、一番似ているものを参照)

ステータス:
体力 80(EX)
魔力 40(A)
筋力 40(A)
知識 20(C)
俊敏 20(C)
精神 40(A)
運勢 30(B)
容貌 30(B)
話術 25(C)
器用 30(B)
察知 30(B)

スキル:
『冒険上級者』:
冒険時に、知識・器用・察知点に+15
『旦那命』:
フォンと一緒だとすべてのステータスが上がる。

[生い立ち]
『見えない彼女はメドゥーサで!』の後、フォンとともに冒険し、フォンを守り続ける。街やダンジョンでフォンを魅惑しようとする魔物には容赦せず鉄拳制裁を行う。グラップラーの資格はないが、母親譲りの自我流格闘技は結構強い。最近、編み物をすることが増えた。

[性格]
他人には興味が低く、結構そっけない。が、フォンの前では感情の浮き沈みが大きく、デレが強い。ベッドの上ではだいたい受身。唐突にフォンとの情事を妄想してウヘウヘ笑う癖は娘に受け継がれた。


・・・こいつら教師になったら、学科なんなんだろうね。

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