夏だよ!(ほぼ)全員集合!
プシューッ!
『えー、魔塩ヶ浜(マシオガハマ)ー。魔塩ヶ浜ー。魔物カップルのみ下車可能でございーます。時系列、舞台無視の駅でございーます。お忘れ物のないよう、お降りくだーさい・・・』
[ 見えない彼女シリーズ、乗客者 ]
シェリー
「わぁ!海よ、海!きゃー♪」
フォン
「ちょ、シェリー、引っ張りすぎだよ」
リディア
「全く、子供だねぇ。海だけで」
親方
「と言いつつ、お前も頭の蛇が喜んで・・・あいだだだだ!?」
[ ある湖畔の蟷螂の話、乗客者]
マコト
「ファング、早く」
ファング
「ちょ、マコト?荷物、全部、俺持ちとか、キツいんだが・・・」
願いを叶えるモノ(以降、モノ)
『貴様ら、我を持ち出して旅行とか、無粋なことを考えよって・・・ちょ、こら、我で遊ぶな、ミコトよ』
ミコト(マコト・ファングの娘)
「いいじゃん、モノー。遊ぼうよー」
[ドジなドッペルたんシリーズ、乗客者]
護之宮 貞春(以降、貞春)
「夏だ!」
成竜 清(以降、成竜)
「海だ!」
貞春・成竜
「真闇・あーたんの水着だ、ヤッホーゥ!」
真闇
「う、海に入る前から言わなくても////」
天河
「うふふ♪」
[ 神主の一日、乗客者 ]
九重
「空鈴丸、大丈夫?重くない?」
狐臣
「大丈夫だ。伊達に鍛えていない。というか、お前がひっついてるのが一番キツいんだが・・・」
[ とある団長の一日、乗客者 ]
イズナ
「アナタァ♪んふふー♪」
団長
「はっはっはっ!電車の中での駅弁プレイはちと疲れたな!はっはっはっ!」
[ 悪の戦隊シリーズ、乗客者 ]
メイドたち
「お嬢様、私たちは下車できませんので。よい夏休みの一日を・・・」
リリィ
「ありがとう。アレク、行くわよ」
アレク
「は、はい、お嬢様」
プシューッ!
『えー、魔導列車、タイムスリッパー号、出発しまーす』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
[着替えタイム]
ーーーーーーーー
シェリー「うーん・・・」
リディア「・・・なによ?」
シェリー「なんでママはそんなあるのに、あたしは・・・」
リディア「坊やにもっと揉んでもらったら?」
シェリー「ちょ、ママ!?」
マコト(・・・ちょっと大胆かな、コレ)
九重「こ、こんにちわ・・・」
(わ、私より胸ある妖狐!?・・・くそぅ・・・!
イズナ「ど、どーも・・・」
(私よりハリのあるお尻・・・く、悔しい・・・!)
リリィ「うむむ・・・アレクを悩殺できる水着は・・・やっぱこれ?いや、こっちかな?」
真闇・天河「・・・・・・」
『ぼいーん』(九重)
『ぼいーん!』(イズナ)
『ばいーん!!』(リリィ)
『どどーん!!』(リディア)
真闇・天河「・・・・・・」
『つるーん』(真闇)
『ぺたーん』(天河)
『ちょびっ』(シェリー)
真闇「心中お察しします」
天河「・・・同類」
シェリー「な、なによ、あんたたち?」
ーーーーーーーーー
[お披露目タイム]
ーーーーーーーーー
リディア「ア・ナ・タ♪お待たせ♪」
親方「おぉ、おぉぉっ!生きているうちにリディアの水着姿をまた拝めるとは!あぁ、リディア!やはりお前は美しいな!」
リディア「やぁん、アナタったら♪アナタこそ、海パン姿がカッコいいわぁ♪まさに、筋骨隆々、漢の中の漢ね♪」
親方「お前こそ!素晴らしい肌の美しさと言い表せないそのバスト!あぁ!俺は世界一の嫁をもらったんだと改めて思うぞ!」
リディア「もう!アナタったら♪」
シェリー「ごめんね、フォン。待った?」
フォン「うぅん。親方と、今来たとこだよ」
シェリー「そう・・・ごめんね、フォン。あの馬鹿親がイチャイチャして・・・」
フォン「?なんで謝るのさ?」
シェリー「・・・だって、フォンは私の姿が見えないし・・・」
フォン「あはは。なんだ、そんなこと?僕はシェリーが海に連れて来てくれて、水着でいてくれるってだけで、すごい嬉しいんだよ」
シェリー「・・・フォン♪」
フォン「それに、シェリーは実は泳げなくて、僕とずっと一緒に浜にいてくれるだろうってリディアさんが言ってたし」
シェリー「ママァ!?カナヅチのこと黙っててって言ったじゃない!?」
マコト「どう?ファング?」
ファング「・・・うーむ」
マコト「似合わない?」
ファング「いやー・・・不老とはいえウン十年生きてるお前がビキニってちょっと・・・待てまてマテ!悪い!悪かった!謝るから斬刑はやめてアーッ!?」
ミコト「あーぁ。パパったら無神経なんだから・・・ねー?モノー?」
モノ『・・・我には分からぬ』
天河「・・・おまたせ、ダーリン」
成竜「キターーー(°∀°)ーーーッ!!」
天河「・・・どう?」
成竜「あれ?あんま変わってない気がする?」
天河「・・・もっと、よく見て?」
成竜「・・・あ!?スク水が白くなってる!?白スク!?」
天河「・・・海水用鱗にした」
成竜「着脱式なの鱗!?」
真闇「さ、貞春。ど、どうかな?」
貞春「・・・・・・ッ」
真闇「・・・貞春?」
貞春「ぐはっ!!!」
真闇「貞春!?」
貞春「く、黒のフリフリドレス水着で真闇の魅力がマッハでヤバくて、鼻血出ちまった・・・とりあえず、真闇」
真闇「な、なに?」
貞春「・・・あっちの人のいない岩場行くぞ」
真闇「え、えぇ!?ちょっと貞春、早すぎるよ!貞春ぅ!!////」
狐臣「そうですか。仕事の休みを奥さんのために旅行にまるまる使うとは、素晴らしいですな」
団長「なに、貴方こそ、聞けば大変なスケジュールを奥様のために無理矢理こじ開けるのに苦労したでしょう」
狐臣「ま、お互い様ですよ」
狐臣・団長「はっはっはっ・・・はぁ・・・」
九重「貴女のように旦那様と遊び惚ければ、そんなに胸が大きくなるんですわね。羨ましいですわぁ」
イズナ「なにを仰いますやら。貴女のように座っていて貢ぎ物を徴収するだけでお尻がハリが出るんですわね。やってみたいわぁ」
九重・イズナ「おほほほほほほ(怒)」
狐臣・団長(なんで喧嘩なんかしてるんだ・・・)
アレク「パラソルよし、椅子よし、飲み物よし。ふぅ・・・まさか士官学校の夏休みに海に連れてってもらえるとは・・・いかんいかん。俺は付き人代理なんだから、気を緩ませては・・・」
リリィ「アレク、おまたせ♪」
アレク「あ、お嬢様、こちらもパラソルの用意が・・・ぶっ!?」
リリィ「・・・アレク。ふたりきりの時は『リリィ』と呼べって、言ったでしょう?」
アレク「うぇっ?あ、は、はい・・・」
(な、なんだあの水着!?ヒモ!?ヒモなのか!?)
リリィ(ふふふ・・・顔真っ赤にしちゃって・・・ヒモビキニにして正解かしら♪さぁて、いつ襲ってくれるかしら♪)
アレク「え、えと、リリィ様。も、もう泳がれますか?」
リリィ「んー、それよりもアレク」
アレク「な、なんでしょう?」
リリィ「オイル、塗って♪」
アレク「!?」
ーーーーーーーーー
[お楽しみタイム]
ーーーーーーーーー
リディア「うふふ♪あなたー♪アタシを捕まえてみてー♪」
親方「ふははー。待て待てー」
リディア「あはは♪うふふ♪」
親方「ははははは!」
シェリー「・・・見てもいないのに、恥ずかしいわ・・・」
フォン「親方がすごい浮かれてるのが聞こえるよ・・・」
シェリー「・・・ところでフォン。それ、なに作ろうとしてるの?」
フォン「ん?砂で僕の思うシェリーの姿を作ろうと・・・」
シェリー「いや、フォン。サイズ、1/1で作る気なの?てか私の蛇部分だけでも結構リアルなんだけど・・・」
ミコト「パパー。見て見てー。バタ足できたー!」
ファング「おぉ、上手い、上手い。はは、浮き輪割るなよー?」
マコト「・・・・・・」
ファング「いや、おい。娘褒めただけで拗ねるなよ。いや、鎌で突つくなって、やめろって」
『ドババババーッ!!』
(高速水泳する天河が紐を持ち、サーフボードに乗った成竜が紐のもう片方を持ってる)
成竜「うぉぉっ!すげぇ!ウォータースライダーみてぇ!あーたん!すげぇ楽しいぜ!」
天河「♪♪♪」
リリィ「ありがとう、アレク」
アレク「い、いえ・・・これくらいは・・・」
リリィ「・・・あん♪」
アレク「り、リリィ様、そんな変な声をお出しにならんでくださいませでございます」
リリィ「あら、口調がおかしいわよ、アレク」
アレク「い、いえ・・・そんなことは・・・」
リリィ「あ、アレク。この水着、胸も露出してるから、塗ってね♪」
アレク「くぁwせdrftgyふじこlp!?」
リリィ(うふふ♪あと少し♪)
狐臣「・・・いつの間にか、ガチ喧嘩も辞さぬ状態になり」
団長「しょうがないからビーチバレーで勝負ってことに無理矢理したら・・・」
九重「『呪術・鬼神力』!」
『ドカァッ!ビュンッ!』
イズナ「『北狐瀑王掌』!」
『ドカァッ!ビュンッ!』
狐臣・団長(人間の目に捉えにくいレベルでボールが動いてんですが・・・)
『バチぃっ!』(上に弾いた)
九重「くっ!?しまっ・・・」
イズナ「もらったぁっ!」
『バシッ!!!』(ジャンプアタック)
九重「きゃっ!?」
『バチィッ!』(変な方向に弾かれた)
狐臣・団長「あ・・・」
成竜「あーたん!そろそろ浜にもどr」
『ドガッ!』(顔面ヒット)
成竜「ぐほっ!?」
天河「・・・ダーリン?ダーリン!?」
成竜「ぶぐぶぐぶぐ・・・」
「もーっ、ママー。パパいじめちゃダメだy」
『ボンッ!』(脳天バウンド)
ミコト「痛っ!?」
ファング・マコト「!?」
リリィ「アレク、やさしく、してね?」
(注:オイル塗りです)
アレク「は、はい・・・そ、それでは・・・失礼します!」
『バキィッ!』(後頭部直撃)
アレク「ぐがっ!?」
リリィ「え、ちょ、アレク!?」
アレク「・・・きゅぅ」
(気絶)
フォン「シェリー。どうかな?だいぶできたと思うんだけど」
シェリー「う、嬉しいけど・・・フォン、ホントに目が見えないのか疑うくらいアタシに似てr」
『ボシャァッ!』(シェリー像崩壊)
フォン「・・・あれ?」
シェリー「・・・・・・」
フォン「・・・あはは、壊れちゃった」
(しょんぼり)
狐臣「・・・これは・・・」
団長「・・・マズイな・・・」
イズナ「あーっはっはっはっ!アタシの勝ちよ!」
九重「く、くやしぃ〜・・・もう一戦よ!」
狐臣「こ、九重!バカ言うな!逃げるぞ!」
イズナ「へっへーん!負け狐は尻尾巻いて逃げなさいよーだ!」
団長「イズナ!挑発するな!行くぞ!!」
大勢の声『待て』
イズナ・九重「へ?」
団長・狐臣「・・・あちゃー・・・」
天河(・・・ギロッ)
ファング「うちの娘にたんこぶ作ってくれやがって・・・」
マコト「・・・・・・(怒)」
リリィ「よくも私のアレクに傷を・・・」
シェリー「あんたら・・・覚悟しなさい?」
イズナ・九重「・・・・・・へ?」
団長「ホゥリィシット・・・」
狐臣「・・・南無三・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
真闇「・・・貞春、ホントに、人に見られたくなかったんだね・・・」
貞春「・・・あぁ」
真闇「・・・カナヅチ、だったんだね」
貞春「・・・言わないでくれ・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
[夕食・宴会タイム]
ーーーーーーーーーー
ほぼ全員『カンパーイ!』
シェリー「ママ、良かったわね。お酒たーくさん飲めるよ」
リディア「そうだねぇ。なんたって誰かさんが夕食代を持ってくれるからねぇ」
フォン「もぐもぐ・・・おいしい」
親方「おい。フォン。たまには酒呑むか?」
マコト「ミコト、あーん」
ミコト「あーん・・・もきゅもきゅ・・・んまーい!」
ファング「よーしよし。たくさん食えよ?ははは!」
天河「・・・ダーリン。あーん♪」
成竜「あーん。もぐもぐ。うまうま」
真闇「・・・えーと、なに?この大宴会?」
貞春「気にするな。食え食え。どんだけ食ってもタダらしいし」
リリィ「アレク、あーん♪」
アレク「自分で食えますから!」
九重・イズナ「(′・ω・)(′・ω・)ショボーン」
狐臣「九重、今さら気にしてもしょうがない。もう忘れて食べよう。ほら、油揚げ、あげるから」
団長「イズナ、すぎたことは仕方ない。なに。ワシの貯金崩せばこんぐらい払えるわ。はっはっはっ!」
九重・イズナ「なら正座やめてもいいですか?」
狐臣・団長「ダメ」
九重・イズナ「・・・はい・・・」
ーーーーーー
[一時間後]
ーーーーーー
ファング「おーい!ホテルのビール、全部持ってこーい!がははは!」
(酔っ払い1号)
貞春「おっさん飲むねぇ!俺だって負けないぜぇ!ぎゃははは!」
(酔っ払い2号)
フォン「僕も飲むよーっ!いい気持ちだしねーっ!きゃははは!」
(酔っ払い3号・半裸)
ミコト「ママぁ。またパパ酔っ払っちゃったよ?」
マコト「ほっといたら、酔い、覚めるから」
真闇「・・・ぶーっ・・・」
(酔っ払って貞春が相手してくれないことに立腹)
シェリー「ふ、フォンがぶっ壊れた・・・ちょ!フォン!だめ!ズボンはダメだって!!」
天河「・・・だいじょうぶ?」
成竜「うえぇ・・・ビールは悪酔いするから嫌いだぁ・・・あぁ、あーたんの太もも、ぷにぷにできもちいぃ・・・」
(膝枕で介抱中)
リディア「まったく、うちの人ったらすぐ酔いつぶれちゃって・・・」
親方「ぐぉーっ・・・ぐぉーっ・・・」
(膝枕で爆睡中)
リリィ「うちのあれくったらにぇ!?あらひがべらべらしれも、おふろいっひょにはいっれも、べっろにひのびこんれも、おそっれくれにゃいの!ありえにゃくない!?」
(解読:うちのアレクったらね!?アタシがベタベタしても、お風呂に一緒に入っても、ベットに忍び込んでも、襲ってくれないの!ありえなくない!?)
イズナ「おろこらんれそんらもんれふよぉ。あらひらっれ、へんひょうのひれいかんらっららんなをくろきおろすろに、はちにぇんもかかっらろよぉ!?」
(解読:男なんてそんなもんよ。あたしだって、辺境の司令官だった旦那を口説き落とすのに、八年かかったのよ!?)
九重「そうゆうろきはれー?あみゃえるろがいひらんよぉ?あらひがくーりんまるをおろひたろき、せぇいっぱいあみゃえらんらからー」
(解読:そうゆう時はね、甘えればいいのよ。アタシが空鈴丸をおとした時、せーいっぱい甘えたんだから♪)
リリィ「まひれ!?こんばんやっれみりゅ!!」
(マジで!?今晩やってみる!!)
アレク「・・・お嬢様がすごい不謹慎な話をしてる気がしてならない・・・」
団長「もう酒のせいでベロンベロンでなに言ってるかわかりゃあせん。気にするな、若造よ。はっはっはっ!」
九重「そうですよ。今は飲みましょう。彼女らが酔ってるのに、我々がシラフでは、彼女らに悪い」
アレク「そういう、もんなんですかねぇ・・・」
ーーーーーーーー
[お風呂タイム]
ーーーーーーーー
<当ホテルは混浴のみです>
シェリー「こら、フォン、じっとする。洗いにくいでしょ」
フォン「んぅーっ、おふろやーだー・・・くすぐったーいー」
(酔って軽い幼児退行?)
リディア「ボウヤ、ワガママ言うんじゃないよ。シェリーも、洗いながらにやけてるんじゃないよ、なにが『可愛い』、だい」
ミコト「パパー!お風呂ひろーい!」
ファング「こら!湯船で泳ぐんじゃない!俺が一番に泳ぐ!」
マコト「貴方、まだ酔ってる。目を覚ましなさい。あと、ミコト、やめなさい」
真闇「わー。広いおふrきゃーっ!?」
(石鹸ふんだ)
『ツルッ!ゴンッ!』
貞春「真闇!だいじょうbうおっ!?」
(酔って足滑らした)
『ツルッ!びたーん!』
天河「・・・これが、ホントのバカップル」
成竜「ははは・・・うぉ・・・」
天河「・・・ダーリン?」
成竜「え!?いや、なんもないよ!?」
(・・・あのメドゥーサ、生で見ても乳でかいなぁ・・・)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
[就寝・お楽しみ・お仕置きタイム]
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
<当ホテルは全室シングルでございます。今晩はお楽しみを・・・>
リリィ「あれくぅ。おふろいれへぇ♪」
(アレクぅ、お風呂入れてぇ♪)(甘え中)
アレク「ダメです。舌も回らないほど酔ってるんですから、今日はお風呂はやめましょう」
リリィ「うー・・・」
アレク「ただ、朝から大浴場は開いてるそうなので、朝からお風呂に行きましょう」
リリィ「あれくもいっひょ♪」
アレク「どうせ男女別ですよ?」
(混浴だと知らない)
イズナ「あむ♪んちゅ♪んー♪」
団長「ぷはっ。まったく・・・風呂も入らずヤル気か?」
イズナ「らっれぇ、おふろはいりゃないほうがぁ、あらたのにほいつおいものぉ♪」
(だってぇ、お風呂入らないほうが、貴方の匂い強いもの♪)
団長「なにを言っとるかわからんが、まぁ、愉しむか!今晩も寝かさんぞ!」
イズナ「きゃー♪」
九重「くぅ・・・くぅ・・・」
狐臣「ふぅ、よく寝ている・・・今日は夜伽はお休みだな」
『ぎゅっ』
狐臣「ん?」
九重「えへへ・・・空鈴丸ぅ、だいすきぃ・・・むにゃむにゃ・・・」
(寝言)
狐臣「・・・私もだよ、九重」
真闇「うわぁ、いい部屋」
貞春「シングルだと聞いてショボいかと思ってたが・・・すげぇな」
真闇「・・・・・・」
貞春「しっかし、風呂場で酔いが一気に覚めちまったな・・・真闇?」
真闇「・・・・・・////」
貞春「・・・Yes/Noマクラなんてあったのか」
真闇「・・・////(こくん)」
貞春「で、Yes面をこっちに向けて抱きしめてんだな?」
真闇「・・・////(こくん)」
貞春「・・・まったく、可愛いやつめ」
真闇「えへへ・・・////」
成竜「・・・あーたん?あーたん?」
天河「・・・なに?」
成竜「なぜ俺は両手・両足を縛られてベッドに寝かされてるのでございましょうか?」
天河「・・・ダーリン?」
成竜「はい?」
天河「大浴場でどっかの蛇女の胸に見惚れてたでしょ」
成竜「い、いえ?見てませんよ!?」
天河「ホント?」
成竜「イエス!」
天河「・・・Dくらいあったよね」
成竜「いや、Eくらいじゃn・・・はっ!?」
天河「・・・・・・うふふ」
成竜「ま、待ってあーたん。い、今のは誘導尋問だ!ひどくないか!?」
天河「・・・うふふふふ」
成竜「待って!やめて!そのレイプ目、俺、トラウマになりかけてるから!」
天河「うふふふふふふふふふふ・・・」
成竜「やめて!ごめん!ごめんなさい!許して!許し・・・
アーーーーーーーーーーッ!!!」
ファング「・・・ふぅ・・・ベランダで吸うタバコも乙だな」
マコト「タバコに風流もへったくれもあるの?」
ファング「ん・・・ミコトはもう寝たのか?」
マコト「モノを抱いたまま、寝ちゃった」
ファング「そうか」
マコト「・・・まさか、家族旅行に来れるなんてね」
ファング「まさかミコトがモノに『パパとママと旅行したい!』なんてたのむなんてな・・・」
マコト「モノも代償なしで叶えてくれるなんて、優しい」
ファング「ま、いずれミコトも不老不死にすると言ってたが、これでいろんなとこに行けるようになってよかった。あの城、いーかげんカビ臭くていかん」
マコト「私は、貴方がいればどこでも生きていける」
ファング「・・・反則だぞ、今言うのは」
マコト「ホントだもの」
ファング「・・・好きだよ、俺だって。お前が一番だ」
マコト「・・・」(ニコッ)
シェリー「はい、フォン。ベッドよ」
フォン「むにゃ・・・うん・・・」
シェリー「フォン、お酒に弱かったのね・・・憶えとかなきゃ」
フォン「しぇーりーぃ」
シェリー「なに?」
フォン「ぎゅーって、してー」
シェリー「え!?こ、こう?」
『ぎゅっ』(抱きしめた)
フォン「えへへへ」
シェリー(こ、こんなフォンも、悪くないかも・・・)
フォン「しぇーりーぃ」
シェリー「な、なに?」
フォン「もう、はなれないでね」
シェリー「・・・・・・」
フォン「おかあさんとか、おとうさんみたいに、いなくならないでね」
シェリー「・・・当たり前よ。ずっと、ずっとずっと。フォンが嫌がっても、ずぅっと一緒にいてあげる。貴方が死んでも、天国だろうが地獄だろうが、ついてってあげる」
フォン「・・・ぐすっ、やくそく、だよ・・・ひっく、ぜったい、だよ・・・?」
シェリー「うん。約束する。絶対だから。安心して」
フォン「うん・・・うん・・・」
シェリー「お休み、フォン。また、明日」
『えー、魔塩ヶ浜(マシオガハマ)ー。魔塩ヶ浜ー。魔物カップルのみ下車可能でございーます。時系列、舞台無視の駅でございーます。お忘れ物のないよう、お降りくだーさい・・・』
[ 見えない彼女シリーズ、乗客者 ]
シェリー
「わぁ!海よ、海!きゃー♪」
フォン
「ちょ、シェリー、引っ張りすぎだよ」
リディア
「全く、子供だねぇ。海だけで」
親方
「と言いつつ、お前も頭の蛇が喜んで・・・あいだだだだ!?」
[ ある湖畔の蟷螂の話、乗客者]
マコト
「ファング、早く」
ファング
「ちょ、マコト?荷物、全部、俺持ちとか、キツいんだが・・・」
願いを叶えるモノ(以降、モノ)
『貴様ら、我を持ち出して旅行とか、無粋なことを考えよって・・・ちょ、こら、我で遊ぶな、ミコトよ』
ミコト(マコト・ファングの娘)
「いいじゃん、モノー。遊ぼうよー」
[ドジなドッペルたんシリーズ、乗客者]
護之宮 貞春(以降、貞春)
「夏だ!」
成竜 清(以降、成竜)
「海だ!」
貞春・成竜
「真闇・あーたんの水着だ、ヤッホーゥ!」
真闇
「う、海に入る前から言わなくても////」
天河
「うふふ♪」
[ 神主の一日、乗客者 ]
九重
「空鈴丸、大丈夫?重くない?」
狐臣
「大丈夫だ。伊達に鍛えていない。というか、お前がひっついてるのが一番キツいんだが・・・」
[ とある団長の一日、乗客者 ]
イズナ
「アナタァ♪んふふー♪」
団長
「はっはっはっ!電車の中での駅弁プレイはちと疲れたな!はっはっはっ!」
[ 悪の戦隊シリーズ、乗客者 ]
メイドたち
「お嬢様、私たちは下車できませんので。よい夏休みの一日を・・・」
リリィ
「ありがとう。アレク、行くわよ」
アレク
「は、はい、お嬢様」
プシューッ!
『えー、魔導列車、タイムスリッパー号、出発しまーす』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
[着替えタイム]
ーーーーーーーー
シェリー「うーん・・・」
リディア「・・・なによ?」
シェリー「なんでママはそんなあるのに、あたしは・・・」
リディア「坊やにもっと揉んでもらったら?」
シェリー「ちょ、ママ!?」
マコト(・・・ちょっと大胆かな、コレ)
九重「こ、こんにちわ・・・」
(わ、私より胸ある妖狐!?・・・くそぅ・・・!
イズナ「ど、どーも・・・」
(私よりハリのあるお尻・・・く、悔しい・・・!)
リリィ「うむむ・・・アレクを悩殺できる水着は・・・やっぱこれ?いや、こっちかな?」
真闇・天河「・・・・・・」
『ぼいーん』(九重)
『ぼいーん!』(イズナ)
『ばいーん!!』(リリィ)
『どどーん!!』(リディア)
真闇・天河「・・・・・・」
『つるーん』(真闇)
『ぺたーん』(天河)
『ちょびっ』(シェリー)
真闇「心中お察しします」
天河「・・・同類」
シェリー「な、なによ、あんたたち?」
ーーーーーーーーー
[お披露目タイム]
ーーーーーーーーー
リディア「ア・ナ・タ♪お待たせ♪」
親方「おぉ、おぉぉっ!生きているうちにリディアの水着姿をまた拝めるとは!あぁ、リディア!やはりお前は美しいな!」
リディア「やぁん、アナタったら♪アナタこそ、海パン姿がカッコいいわぁ♪まさに、筋骨隆々、漢の中の漢ね♪」
親方「お前こそ!素晴らしい肌の美しさと言い表せないそのバスト!あぁ!俺は世界一の嫁をもらったんだと改めて思うぞ!」
リディア「もう!アナタったら♪」
シェリー「ごめんね、フォン。待った?」
フォン「うぅん。親方と、今来たとこだよ」
シェリー「そう・・・ごめんね、フォン。あの馬鹿親がイチャイチャして・・・」
フォン「?なんで謝るのさ?」
シェリー「・・・だって、フォンは私の姿が見えないし・・・」
フォン「あはは。なんだ、そんなこと?僕はシェリーが海に連れて来てくれて、水着でいてくれるってだけで、すごい嬉しいんだよ」
シェリー「・・・フォン♪」
フォン「それに、シェリーは実は泳げなくて、僕とずっと一緒に浜にいてくれるだろうってリディアさんが言ってたし」
シェリー「ママァ!?カナヅチのこと黙っててって言ったじゃない!?」
マコト「どう?ファング?」
ファング「・・・うーむ」
マコト「似合わない?」
ファング「いやー・・・不老とはいえウン十年生きてるお前がビキニってちょっと・・・待てまてマテ!悪い!悪かった!謝るから斬刑はやめてアーッ!?」
ミコト「あーぁ。パパったら無神経なんだから・・・ねー?モノー?」
モノ『・・・我には分からぬ』
天河「・・・おまたせ、ダーリン」
成竜「キターーー(°∀°)ーーーッ!!」
天河「・・・どう?」
成竜「あれ?あんま変わってない気がする?」
天河「・・・もっと、よく見て?」
成竜「・・・あ!?スク水が白くなってる!?白スク!?」
天河「・・・海水用鱗にした」
成竜「着脱式なの鱗!?」
真闇「さ、貞春。ど、どうかな?」
貞春「・・・・・・ッ」
真闇「・・・貞春?」
貞春「ぐはっ!!!」
真闇「貞春!?」
貞春「く、黒のフリフリドレス水着で真闇の魅力がマッハでヤバくて、鼻血出ちまった・・・とりあえず、真闇」
真闇「な、なに?」
貞春「・・・あっちの人のいない岩場行くぞ」
真闇「え、えぇ!?ちょっと貞春、早すぎるよ!貞春ぅ!!////」
狐臣「そうですか。仕事の休みを奥さんのために旅行にまるまる使うとは、素晴らしいですな」
団長「なに、貴方こそ、聞けば大変なスケジュールを奥様のために無理矢理こじ開けるのに苦労したでしょう」
狐臣「ま、お互い様ですよ」
狐臣・団長「はっはっはっ・・・はぁ・・・」
九重「貴女のように旦那様と遊び惚ければ、そんなに胸が大きくなるんですわね。羨ましいですわぁ」
イズナ「なにを仰いますやら。貴女のように座っていて貢ぎ物を徴収するだけでお尻がハリが出るんですわね。やってみたいわぁ」
九重・イズナ「おほほほほほほ(怒)」
狐臣・団長(なんで喧嘩なんかしてるんだ・・・)
アレク「パラソルよし、椅子よし、飲み物よし。ふぅ・・・まさか士官学校の夏休みに海に連れてってもらえるとは・・・いかんいかん。俺は付き人代理なんだから、気を緩ませては・・・」
リリィ「アレク、おまたせ♪」
アレク「あ、お嬢様、こちらもパラソルの用意が・・・ぶっ!?」
リリィ「・・・アレク。ふたりきりの時は『リリィ』と呼べって、言ったでしょう?」
アレク「うぇっ?あ、は、はい・・・」
(な、なんだあの水着!?ヒモ!?ヒモなのか!?)
リリィ(ふふふ・・・顔真っ赤にしちゃって・・・ヒモビキニにして正解かしら♪さぁて、いつ襲ってくれるかしら♪)
アレク「え、えと、リリィ様。も、もう泳がれますか?」
リリィ「んー、それよりもアレク」
アレク「な、なんでしょう?」
リリィ「オイル、塗って♪」
アレク「!?」
ーーーーーーーーー
[お楽しみタイム]
ーーーーーーーーー
リディア「うふふ♪あなたー♪アタシを捕まえてみてー♪」
親方「ふははー。待て待てー」
リディア「あはは♪うふふ♪」
親方「ははははは!」
シェリー「・・・見てもいないのに、恥ずかしいわ・・・」
フォン「親方がすごい浮かれてるのが聞こえるよ・・・」
シェリー「・・・ところでフォン。それ、なに作ろうとしてるの?」
フォン「ん?砂で僕の思うシェリーの姿を作ろうと・・・」
シェリー「いや、フォン。サイズ、1/1で作る気なの?てか私の蛇部分だけでも結構リアルなんだけど・・・」
ミコト「パパー。見て見てー。バタ足できたー!」
ファング「おぉ、上手い、上手い。はは、浮き輪割るなよー?」
マコト「・・・・・・」
ファング「いや、おい。娘褒めただけで拗ねるなよ。いや、鎌で突つくなって、やめろって」
『ドババババーッ!!』
(高速水泳する天河が紐を持ち、サーフボードに乗った成竜が紐のもう片方を持ってる)
成竜「うぉぉっ!すげぇ!ウォータースライダーみてぇ!あーたん!すげぇ楽しいぜ!」
天河「♪♪♪」
リリィ「ありがとう、アレク」
アレク「い、いえ・・・これくらいは・・・」
リリィ「・・・あん♪」
アレク「り、リリィ様、そんな変な声をお出しにならんでくださいませでございます」
リリィ「あら、口調がおかしいわよ、アレク」
アレク「い、いえ・・・そんなことは・・・」
リリィ「あ、アレク。この水着、胸も露出してるから、塗ってね♪」
アレク「くぁwせdrftgyふじこlp!?」
リリィ(うふふ♪あと少し♪)
狐臣「・・・いつの間にか、ガチ喧嘩も辞さぬ状態になり」
団長「しょうがないからビーチバレーで勝負ってことに無理矢理したら・・・」
九重「『呪術・鬼神力』!」
『ドカァッ!ビュンッ!』
イズナ「『北狐瀑王掌』!」
『ドカァッ!ビュンッ!』
狐臣・団長(人間の目に捉えにくいレベルでボールが動いてんですが・・・)
『バチぃっ!』(上に弾いた)
九重「くっ!?しまっ・・・」
イズナ「もらったぁっ!」
『バシッ!!!』(ジャンプアタック)
九重「きゃっ!?」
『バチィッ!』(変な方向に弾かれた)
狐臣・団長「あ・・・」
成竜「あーたん!そろそろ浜にもどr」
『ドガッ!』(顔面ヒット)
成竜「ぐほっ!?」
天河「・・・ダーリン?ダーリン!?」
成竜「ぶぐぶぐぶぐ・・・」
「もーっ、ママー。パパいじめちゃダメだy」
『ボンッ!』(脳天バウンド)
ミコト「痛っ!?」
ファング・マコト「!?」
リリィ「アレク、やさしく、してね?」
(注:オイル塗りです)
アレク「は、はい・・・そ、それでは・・・失礼します!」
『バキィッ!』(後頭部直撃)
アレク「ぐがっ!?」
リリィ「え、ちょ、アレク!?」
アレク「・・・きゅぅ」
(気絶)
フォン「シェリー。どうかな?だいぶできたと思うんだけど」
シェリー「う、嬉しいけど・・・フォン、ホントに目が見えないのか疑うくらいアタシに似てr」
『ボシャァッ!』(シェリー像崩壊)
フォン「・・・あれ?」
シェリー「・・・・・・」
フォン「・・・あはは、壊れちゃった」
(しょんぼり)
狐臣「・・・これは・・・」
団長「・・・マズイな・・・」
イズナ「あーっはっはっはっ!アタシの勝ちよ!」
九重「く、くやしぃ〜・・・もう一戦よ!」
狐臣「こ、九重!バカ言うな!逃げるぞ!」
イズナ「へっへーん!負け狐は尻尾巻いて逃げなさいよーだ!」
団長「イズナ!挑発するな!行くぞ!!」
大勢の声『待て』
イズナ・九重「へ?」
団長・狐臣「・・・あちゃー・・・」
天河(・・・ギロッ)
ファング「うちの娘にたんこぶ作ってくれやがって・・・」
マコト「・・・・・・(怒)」
リリィ「よくも私のアレクに傷を・・・」
シェリー「あんたら・・・覚悟しなさい?」
イズナ・九重「・・・・・・へ?」
団長「ホゥリィシット・・・」
狐臣「・・・南無三・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
真闇「・・・貞春、ホントに、人に見られたくなかったんだね・・・」
貞春「・・・あぁ」
真闇「・・・カナヅチ、だったんだね」
貞春「・・・言わないでくれ・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
[夕食・宴会タイム]
ーーーーーーーーーー
ほぼ全員『カンパーイ!』
シェリー「ママ、良かったわね。お酒たーくさん飲めるよ」
リディア「そうだねぇ。なんたって誰かさんが夕食代を持ってくれるからねぇ」
フォン「もぐもぐ・・・おいしい」
親方「おい。フォン。たまには酒呑むか?」
マコト「ミコト、あーん」
ミコト「あーん・・・もきゅもきゅ・・・んまーい!」
ファング「よーしよし。たくさん食えよ?ははは!」
天河「・・・ダーリン。あーん♪」
成竜「あーん。もぐもぐ。うまうま」
真闇「・・・えーと、なに?この大宴会?」
貞春「気にするな。食え食え。どんだけ食ってもタダらしいし」
リリィ「アレク、あーん♪」
アレク「自分で食えますから!」
九重・イズナ「(′・ω・)(′・ω・)ショボーン」
狐臣「九重、今さら気にしてもしょうがない。もう忘れて食べよう。ほら、油揚げ、あげるから」
団長「イズナ、すぎたことは仕方ない。なに。ワシの貯金崩せばこんぐらい払えるわ。はっはっはっ!」
九重・イズナ「なら正座やめてもいいですか?」
狐臣・団長「ダメ」
九重・イズナ「・・・はい・・・」
ーーーーーー
[一時間後]
ーーーーーー
ファング「おーい!ホテルのビール、全部持ってこーい!がははは!」
(酔っ払い1号)
貞春「おっさん飲むねぇ!俺だって負けないぜぇ!ぎゃははは!」
(酔っ払い2号)
フォン「僕も飲むよーっ!いい気持ちだしねーっ!きゃははは!」
(酔っ払い3号・半裸)
ミコト「ママぁ。またパパ酔っ払っちゃったよ?」
マコト「ほっといたら、酔い、覚めるから」
真闇「・・・ぶーっ・・・」
(酔っ払って貞春が相手してくれないことに立腹)
シェリー「ふ、フォンがぶっ壊れた・・・ちょ!フォン!だめ!ズボンはダメだって!!」
天河「・・・だいじょうぶ?」
成竜「うえぇ・・・ビールは悪酔いするから嫌いだぁ・・・あぁ、あーたんの太もも、ぷにぷにできもちいぃ・・・」
(膝枕で介抱中)
リディア「まったく、うちの人ったらすぐ酔いつぶれちゃって・・・」
親方「ぐぉーっ・・・ぐぉーっ・・・」
(膝枕で爆睡中)
リリィ「うちのあれくったらにぇ!?あらひがべらべらしれも、おふろいっひょにはいっれも、べっろにひのびこんれも、おそっれくれにゃいの!ありえにゃくない!?」
(解読:うちのアレクったらね!?アタシがベタベタしても、お風呂に一緒に入っても、ベットに忍び込んでも、襲ってくれないの!ありえなくない!?)
イズナ「おろこらんれそんらもんれふよぉ。あらひらっれ、へんひょうのひれいかんらっららんなをくろきおろすろに、はちにぇんもかかっらろよぉ!?」
(解読:男なんてそんなもんよ。あたしだって、辺境の司令官だった旦那を口説き落とすのに、八年かかったのよ!?)
九重「そうゆうろきはれー?あみゃえるろがいひらんよぉ?あらひがくーりんまるをおろひたろき、せぇいっぱいあみゃえらんらからー」
(解読:そうゆう時はね、甘えればいいのよ。アタシが空鈴丸をおとした時、せーいっぱい甘えたんだから♪)
リリィ「まひれ!?こんばんやっれみりゅ!!」
(マジで!?今晩やってみる!!)
アレク「・・・お嬢様がすごい不謹慎な話をしてる気がしてならない・・・」
団長「もう酒のせいでベロンベロンでなに言ってるかわかりゃあせん。気にするな、若造よ。はっはっはっ!」
九重「そうですよ。今は飲みましょう。彼女らが酔ってるのに、我々がシラフでは、彼女らに悪い」
アレク「そういう、もんなんですかねぇ・・・」
ーーーーーーーー
[お風呂タイム]
ーーーーーーーー
<当ホテルは混浴のみです>
シェリー「こら、フォン、じっとする。洗いにくいでしょ」
フォン「んぅーっ、おふろやーだー・・・くすぐったーいー」
(酔って軽い幼児退行?)
リディア「ボウヤ、ワガママ言うんじゃないよ。シェリーも、洗いながらにやけてるんじゃないよ、なにが『可愛い』、だい」
ミコト「パパー!お風呂ひろーい!」
ファング「こら!湯船で泳ぐんじゃない!俺が一番に泳ぐ!」
マコト「貴方、まだ酔ってる。目を覚ましなさい。あと、ミコト、やめなさい」
真闇「わー。広いおふrきゃーっ!?」
(石鹸ふんだ)
『ツルッ!ゴンッ!』
貞春「真闇!だいじょうbうおっ!?」
(酔って足滑らした)
『ツルッ!びたーん!』
天河「・・・これが、ホントのバカップル」
成竜「ははは・・・うぉ・・・」
天河「・・・ダーリン?」
成竜「え!?いや、なんもないよ!?」
(・・・あのメドゥーサ、生で見ても乳でかいなぁ・・・)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
[就寝・お楽しみ・お仕置きタイム]
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
<当ホテルは全室シングルでございます。今晩はお楽しみを・・・>
リリィ「あれくぅ。おふろいれへぇ♪」
(アレクぅ、お風呂入れてぇ♪)(甘え中)
アレク「ダメです。舌も回らないほど酔ってるんですから、今日はお風呂はやめましょう」
リリィ「うー・・・」
アレク「ただ、朝から大浴場は開いてるそうなので、朝からお風呂に行きましょう」
リリィ「あれくもいっひょ♪」
アレク「どうせ男女別ですよ?」
(混浴だと知らない)
イズナ「あむ♪んちゅ♪んー♪」
団長「ぷはっ。まったく・・・風呂も入らずヤル気か?」
イズナ「らっれぇ、おふろはいりゃないほうがぁ、あらたのにほいつおいものぉ♪」
(だってぇ、お風呂入らないほうが、貴方の匂い強いもの♪)
団長「なにを言っとるかわからんが、まぁ、愉しむか!今晩も寝かさんぞ!」
イズナ「きゃー♪」
九重「くぅ・・・くぅ・・・」
狐臣「ふぅ、よく寝ている・・・今日は夜伽はお休みだな」
『ぎゅっ』
狐臣「ん?」
九重「えへへ・・・空鈴丸ぅ、だいすきぃ・・・むにゃむにゃ・・・」
(寝言)
狐臣「・・・私もだよ、九重」
真闇「うわぁ、いい部屋」
貞春「シングルだと聞いてショボいかと思ってたが・・・すげぇな」
真闇「・・・・・・」
貞春「しっかし、風呂場で酔いが一気に覚めちまったな・・・真闇?」
真闇「・・・・・・////」
貞春「・・・Yes/Noマクラなんてあったのか」
真闇「・・・////(こくん)」
貞春「で、Yes面をこっちに向けて抱きしめてんだな?」
真闇「・・・////(こくん)」
貞春「・・・まったく、可愛いやつめ」
真闇「えへへ・・・////」
成竜「・・・あーたん?あーたん?」
天河「・・・なに?」
成竜「なぜ俺は両手・両足を縛られてベッドに寝かされてるのでございましょうか?」
天河「・・・ダーリン?」
成竜「はい?」
天河「大浴場でどっかの蛇女の胸に見惚れてたでしょ」
成竜「い、いえ?見てませんよ!?」
天河「ホント?」
成竜「イエス!」
天河「・・・Dくらいあったよね」
成竜「いや、Eくらいじゃn・・・はっ!?」
天河「・・・・・・うふふ」
成竜「ま、待ってあーたん。い、今のは誘導尋問だ!ひどくないか!?」
天河「・・・うふふふふ」
成竜「待って!やめて!そのレイプ目、俺、トラウマになりかけてるから!」
天河「うふふふふふふふふふふ・・・」
成竜「やめて!ごめん!ごめんなさい!許して!許し・・・
アーーーーーーーーーーッ!!!」
ファング「・・・ふぅ・・・ベランダで吸うタバコも乙だな」
マコト「タバコに風流もへったくれもあるの?」
ファング「ん・・・ミコトはもう寝たのか?」
マコト「モノを抱いたまま、寝ちゃった」
ファング「そうか」
マコト「・・・まさか、家族旅行に来れるなんてね」
ファング「まさかミコトがモノに『パパとママと旅行したい!』なんてたのむなんてな・・・」
マコト「モノも代償なしで叶えてくれるなんて、優しい」
ファング「ま、いずれミコトも不老不死にすると言ってたが、これでいろんなとこに行けるようになってよかった。あの城、いーかげんカビ臭くていかん」
マコト「私は、貴方がいればどこでも生きていける」
ファング「・・・反則だぞ、今言うのは」
マコト「ホントだもの」
ファング「・・・好きだよ、俺だって。お前が一番だ」
マコト「・・・」(ニコッ)
シェリー「はい、フォン。ベッドよ」
フォン「むにゃ・・・うん・・・」
シェリー「フォン、お酒に弱かったのね・・・憶えとかなきゃ」
フォン「しぇーりーぃ」
シェリー「なに?」
フォン「ぎゅーって、してー」
シェリー「え!?こ、こう?」
『ぎゅっ』(抱きしめた)
フォン「えへへへ」
シェリー(こ、こんなフォンも、悪くないかも・・・)
フォン「しぇーりーぃ」
シェリー「な、なに?」
フォン「もう、はなれないでね」
シェリー「・・・・・・」
フォン「おかあさんとか、おとうさんみたいに、いなくならないでね」
シェリー「・・・当たり前よ。ずっと、ずっとずっと。フォンが嫌がっても、ずぅっと一緒にいてあげる。貴方が死んでも、天国だろうが地獄だろうが、ついてってあげる」
フォン「・・・ぐすっ、やくそく、だよ・・・ひっく、ぜったい、だよ・・・?」
シェリー「うん。約束する。絶対だから。安心して」
フォン「うん・・・うん・・・」
シェリー「お休み、フォン。また、明日」
11/09/04 13:31更新 / ganota_Mk2