うちの作品たちのハロウィン
思いつき企画!
『彼氏or旦那にTrick or Treatと言っていたずらしちゃおう企画』ーーーっ!
シェリー
「・・・はぁ?」
(『見えない彼女はメデューサで!』登場、種族:メデューサ)
マコト
「・・・意味がわからない」
(『とある湖畔の蟷螂の話』登場、種族:マンティス)
九重
「宗教が違うのだけど・・・」
(『とある神主の一日』登場、種族:稲荷)
真闇
「ここどこぉ・・・( ;ω;)」
天河
「・・・よしよし」
(『狂犬ロリコンとドジなドッペルたん』登場、種族:ドッペルゲンガー、サハギン)
ティエリー
「いたずら・・・するの?(wktk)」
(『「兎狩り」』登場、種族:ワーラビット)
エリス
「・・・(まるで養豚場の豚を見るような目)」
(『とある一家の義兄弟』登場、種族:エンジェル)
お集まりいただき、ありがとうございます。
単刀直入に言うと、皆様にはハロウィンの日に、彼氏、旦那にTrick or Treatと言ってください。
ほぼ全員
『やだ』
それからお菓子なんて用意してないでしょうから相手を襲っtえぇぇぇぇ(°Д°)ぇぇぇぇっ!?
シェリー
「アンタに付き合うとロクなことないもの」
マコト
「・・・私のキャラじゃない」
九重
「だから宗教違うんですってば」
真闇
「恥ずかしいから、やだ」
天河
「・・・ダーリンを襲うなんて、いつでもできるし」
ティエリー
「私はどっちでもいいけど?」
エリス
「兄様を貴方の遊びに使いたくありません」
待って!ちょっと待って!こんな企画倒れやーだー!最後まで聞いてください!
その様子を読んだ読者の感想で『(魔物娘の名前)可愛い!』や『(彼氏・旦那の名前)爆発しろ!』などの類のコメントが最多だった方には豪華賞品がありますよ!?
シェリー
「しょうひん〜?」(超疑わしい目)
マコト
「・・・食べるもの?」
九重
「ですから・・・」
真闇
「ガタッ」
天河
「・・・まーやん、結構現金だよね」
ティエリー
「私はどっちでもいいってば」
エリス
「物で釣ろうとはいかがわしい・・・死んでくれません?」
豪華賞品は、『虜の実』『ウンディーネの天然水』『陶酔の果実のワイン』『夫婦の果実』『ネバリタケ』『タケリダケ』の、魔界産食物詰め合わせ、夫婦円満バリューセットでございます!!
全員
『ガタタタタタタタッ!!』
このバリューセットを使えば、現在ラブラブな仲がさらに深まること間違いなし!さ、皆さん参加を・・・
あ、あれ?だ、誰もいない?
・・・ん?メモ書きがある・・・
『全員参加します』
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(注:以下の描写の時間はすべて夕方〜夜と考えてください)
[シェリーの場合]
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トップバッターはメドゥーサのシェリー。
ツンデレというより恥ずかしがり屋の彼女はどう襲うのでしょうか?
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「と、と・・・Trick or Treat!お菓子をくれたらいたずらするわよ!?」
蛇たちにわざわざ怖い睨みをさせ、頭に三角巾、白襦袢を着て顔を真っ赤にしたシェリーが言った言葉に、ソファーで本を読んでいた夫のフォンはきょとんとしていた。
「・・・お菓子を『くれなきゃ』いたずらするよ、じゃない?」
「・・・あ・・・・・・あぅ・・・・・・」
ミスを指摘されたシェリーは、さらに顔を赤くし、髪の蛇たちをへなへなとしおらせた。
「・・・というか、それって子供が言うセリフ・・・」
「うるさいうるさいうるさーい!」
フォンの追い打ちに、シェリーは頭を振って恥ずかしがる。
(や、やっぱりやらなきゃ良かった・・・最近サティアがいてご無沙汰だったけど、物で釣られてこんなことやったなんて言えないし、第一恥ずかしすぎるわよぅ・・・)
頭の中で羞恥と後悔が渦を巻いてぐるぐるとしているシェリーを見ていたフォンは、首を傾げて聞いた。
「・・・いたずらは、いいの?」
「ふぇっ!?」
「いや、お菓子ないから・・・」
「な、なし!!今のなし!!聞かなかったことにして!?」
「そっか」
にこりと微笑んだフォンは、本を閉じ、ソファーから立ち上がった。そして・・・
「Trick or Treat。お菓子をくれなきゃいたずらするよ?」
今度は、フォンの発言にシェリーがきょとんとした。
「・・・へ?」
「お菓子をくれなきゃいたずらするよ?」
「いや、あの、フォン?」
「シェリーが言うなら、僕も言っていいでしょ?あ、僕は撤回なんかしないから。本気だよ?」
「え、え??でも、私もお菓子なんてないし・・・」
「・・・お菓子をくれなきゃ・・・」
その時。
展開が飲み込めず混乱するシェリーの唇を、フォンがキスで塞いだ。
「んぅ・・・」
「んっ・・・こういういたずら、するよ?」
フォンは、シェリーを優しく抱きしめ、にこりと笑った。
「・・・何よ。フォンのえっち」
「シェリーはこういうこと考えなかったの?」
「・・・知らない」
フォンはぷいっと顔をそらしたシェリーの頭を優しく撫でる。シェリーは恥ずかしがりもじもじしながらも、その心は期待に満ちていた。
「今日は母さんもサティアもいないしさ」
「・・・うん♥」
フォンは優しく抱いたまま、シェリーはフォンに巻きついて、ふたりは寝室へ向かった・・・
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[マコトの場合]
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お次はマンティスのマコト。
クールな彼女は最初に友達に衣装作りをお願いしたようですが・・・?
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「Trick or Treat・・・お菓子をくれなきゃいたずらするぞー(棒)」
「・・・・・・」
可愛いフリフリエプロンを着て、さらに二本の角の張りぼてを頭につけたマコトが、旦那のファングに言った。
「・・・その服どうした?」
「知り合いのアラクネが一晩でやってくれました」
「・・・なんの仮装だ?」
「アリス。サキュバスの」
「・・・年齢的に無理があr」
「なんか言った?」(チャキッ
「アリスちゃんは首に刃物を突きつけないと思います」
静かに怒ったマコトの鎌の刃を下げてから、ファングは頬を掻いた。
「だがなぁ・・・お菓子なんてねぇしな・・・マコト?」
すると、マコトは上目遣いになって人差し指を咥え、もじもじしながら言った。
「・・・お兄ちゃん、お菓子くれないの?」
ファングは、普段クールな妻が甘えたような声でこんな言い方をしたギャップにドキリとした。
「・・・あ、あぁ・・・」
「なら、お兄ちゃんにいたずらしていいよね?」
「あのー、いたずらってなんすか?」
うっすら分かっていたが、ファングは聞いた。
すると、普段無表情、仏頂面なマコトが、これでもかという笑顔、子供がするような無邪気な笑顔で、言った。
「・・・えっちなこと♥」
その後、ファングの理性が瓦解し、いたずらされるがままに、マコトに絞られた・・・
ちなみに事後のやりとり。
「なんであんな子供っぽいことしたんだ?」
「・・・アリスの仮装」
「・・・なりきる必要はなかった気がするんだが」
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[九重の場合]
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三人目は稲荷の九重。
旦那は結構格式に厳しい人ですが、はてさて結果は・・・?
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「Trick or Treat!お菓子をくれなきゃいたずらするわよ!」
「そぉい!」
『パッシィーーーンッ!!!』
胸元が開いており、スリットの深いチャイナ服を着て、自分の神社のお札を額に貼ったキョンシーの仮装をした九重を、旦那の狐臣がハリセンで引っ叩いた。
「へ?へ??」
うずくまって痛む頭をさすり、頭に?マークを浮かべる九重は、頭を上げて狐臣を見た瞬間、ハッとした。
「・・・九重様?ちょっと正座願えますか?」
狐臣は笑顔でハリセンをぱしぱし鳴らしている。九重は気づいた。これは、狐臣が怒っている証拠だと。
「あ、あの、空鈴ま・・・」
「正座願えますか」
「・・・はい」
九重は耳と9本の尻尾を垂らして正座をした。狐臣は、九重の前に仁王立ちしたまま、説教を始めた。
「いいですか、九重様。貴女は過去数百年に続くジパングの古き伝来の歴史ある占い狐の現当主としてあられるのです。だいたいの私生活の好みなどには目をつむりましょう。がんじがらめにするのはいけないことです。しかし外来の文化に浮かれて仕事を休み、そんな仮装をしてまで行事にのめり込むのはよくありません。貴女はジパング種の妖怪の頂点の一角にいるという自覚を・・・
(・・・数十分経過・・・)
・・・なので貴女はもっと自分の立ち位置という物を自覚してください。わかりましたね?」
「ふ、ふぁい・・・」
九重は、情けない返事を返す。すると狐臣はふぅと疲れたようなため息をついた。
「・・・少々お待ちください」
狐臣はそう言って部屋を出て行った。狐臣が襖を閉めた時、九重は動かず、俯いてぷるぷるしていた。
(あ、あんなに怒ることないじゃない・・・空鈴丸の馬鹿ぁ・・・)
悲しみやら怒りで泣きそうな九重がもう我慢の限界となりそうなとき、襖が開いた。
九重が泣きそうな顔で顔を上げると、ハッとした。
「九重様。お菓子をお持ちしました。名店中の名店に作らせた油揚げを使用した稲荷寿司にございます」
にっこりと笑った狐臣が、たくさんの稲荷寿司を皿に乗せて持ってきた。その顔に怒りはなく、母親のような愛情に満ちていた。
「く、空鈴丸!」
瞬間。
九重は、『大好き』と言って抱きつこうと立ち上がってしまった。
『ビリッ』
「ーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
女性らしからぬ叫び声を上げた九重は、しばらくつま先から股関節まで届く痺れにもんどり打った・・・
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[真闇&天河の場合]
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四組目はロリふたり。
この子らにとってある意味ホームグラウンド?はてさて結果は?
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「どう?似合うかな?」
「・・・バッチリ」
真闇と天河は仮装衣装を着て家路を歩いていた。真闇は魔女の仮装か、カボチャのランタンを持ち、ぶかぶかの魔女帽子を被っていた。対する天河は、バフォメットのコスチューム。クォリティの高い巻き角に、際どい服、さらに鎌と、ふたりの仮装は出来が良かった。
「ギーヤさんがいてよかったね」
「・・・『サバト専売、魔女・バフォメット仮装キット(ロリ嫁用)』、発売中」
「あーたん、誰に言ってるの?」
既売品だった。今、サバトからの帰り道なのだ。
さすがサバト、活動資金回収に余念がない。
「・・・じゃ、アタシ、ダーリンのとこに帰る」
「あ、あーちゃん・・・あのさ、あーたんは、言う?」
「・・・なにを?」
「ぎ、ギーヤさんに言われた、あの、言葉・・・」
何故か顔を真っ赤にした真闇に、天河は萌えながらも、コクンとうなづいた。
「そ、そっか・・・」
「・・・まーやん、きっと、さだちん喜ぶよ」
「う、うん・・・」
そして、ふたりは別れた。
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜
さて、家に帰ってきた真闇は、家のベルを鳴らした。
『ピンポーン』
「へーい。真闇、おかえ・・・り?」
「と・・・Trick or Treat」
恥ずかしがりながら、真闇が帽子の下から彼氏の貞春を見上げながら言うと、貞春は・・・
「・・・なんだ、そのカッコ?」
思いっきり訝しがっていた。
「え・・・さ、貞春?と、Trick or Treat、だよ?」
「はい?と、とり・・・なんだって?」
「・・・貞春、ハロウィン、知ってる?」
「知らん。なんだそれ?」
「・・・(;ω; )」
「何故泣く!?」
イベント系には超疎い貞春であった。空回りの恥ずかしさで泣きかけな真闇が一生懸命説明すると、貞春はとてもバツが悪そうにして謝った。
「わ、わりぃ・・・そうだったのか・・・」
「うぅ・・・貞春がこんなにイベント疎かったなんてぇ・・・」
「ごめんって・・・で?俺は菓子をやればいいのか?」
「あ・・・」
すると途端に、真闇は顔を真っ赤にしてもじもじした。
「?」
「貞春、あの、あのね・・・今日は、サバト流でいい?」
「ん?あ、あぁ、かまわねぇけど?」
「ん、んと・・・」
もじもじしながら真闇は、言葉を紡ぎ出した。
「と、Trick or Treat・・・さ、貞春の『白いミルク』くれなきゃ・・・いたずらしちゃう、よ?」
この直後、鼻血を垂らした貞春が真闇を抱え、寝室に走ったのは言うまでもない。
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜
ちなみに天河の彼氏、成竜の家では・・・
『あはぁ〜ん♥』
「あーたんがいないから久しぶりにAV観れるぜ・・・おほー♥この人エロいなぁ♥」
瞬間。
『ギャルルルルルッ!ガッシャァーンッ!』
「うおっ!?な、なんだ!?・・・鎌?」
「・・・ダァ〜〜リィ〜ン・・・」
ゾクリとする声に冷や汗を流しながら、成竜はゆっくり後ろを振り向いた。
そこには目の色を失い、ニンマリと笑いながらカボチャのランタンを揺する天河がいた。
「・・・Trick or Trick・・・搾り取ってあげるから、じっとしててね♥ダァ〜リン♥」
「・・・いや、あの、ご、ごめんよあーたん。だ、だけどね?た、たまにはボインをオカズにしてもバチは当たらなァーーーーーーッ!?」
残念、当たりました。
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[ティエリーの場合]
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五人目はワーラビットのティエリー。
唯一元から乗り気だった彼女はいかにいたずらを敢行するのか?
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『Trick or Trick』を使ったのは天河だけではなかった。
「わふぅーん!Trick or Trick!私にいたずらしてくれないと、いたずらしちゃうぞ♥」
「違うよね!?普通『お菓子をくれなきゃ』だよね!?ていうかティエリーさん、なにその格好!?ハダカじゃないか!?」
「狼男って普通裸でしょ?あ、でもね、私は狼じゃなくてベリーくんのメス犬なの♥」
「聞いてないよそんなことォーーーッ!!!」
上半身裸に首輪をつけ、ウサミミを黒く塗って折り曲げてイヌミミっぽくしてあるティエリーの格好は、どうみても狼男の仮装ではなく露出プレイ中の痴女だった。これを自宅で用意したあと、彼氏(既成事実作成済)のベリーの家まで来たのだ。よく人に見つからなかったものである。
ベリーは自分らの親が気づいて来る前に、慌てて自分の上着をティエリーに着せ、自分の部屋へ連れ込んだ。
「ぶぅ〜っ・・・あそこで抱いてくれてよかったのに」
「勘弁してよ・・・夜中に店先でティエリーさんに露出させてエッチなんてしたら僕、この街に住んでられないよ」
「愛でカバー!」
「無理ッ!」
ティエリーのガッツポーズに、ベリーはガックリと肩を落とした。
その様子を見ていながら、ティエリーは妖しく微笑みながら、ベリーに抱きついた。
「わ、わわ。ティエリーさん?」
「ねぇ、ベリー。まだいたずらしてくれないの?」
羽織った上着の下から、たわわに実ったティエリーの胸がベリーの胸板を押す。さらにティエリーが股を擦り付けると、すでににちゃにちゃと音が鳴っていた。
「もう部屋まで連れ込んだんだよ?普通のオトコの子なら、私を押し倒して無理やりでも犯すでしょ?」
「そ、そんな・・・」
「『いつものように』してくれるだけでいいの♥ベリー、いたずらして♥」
艶かしくおねだりするティエリーのわがままボディに、ベリーの股間と頭は否が応でも反応し・・・
「・・・しょうがないな、この『メス兎』は。あ、今は『メス犬』だったか」
「!・・・わふぅん♥」
「覚悟しろよ!ぼ・・・俺が満足するまでお菓子(犯し)倒してやる!!」
「わふぅ〜〜ん♥」
結局、いつも通りのハードプレイに移行するのでした。
ちなみに。
こんなに大騒ぎしてバレないはずもなく。
「・・・母さん、最近の若い子は激しいな」
「・・・明日はお赤飯かねぇ」
下の部屋で寝ていた両親にすっかりバレたのであった。
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[エリスの場合]
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ラストはエンジェルのエリス。
どんな清楚なハロウィンが行われるのでしょうか(棒)
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(↓カオス注意)
「Trick or Sweat!汗を舐めさせてくれなきゃ精液搾り取りますよ、兄様!」
「ド直球な上に変態的な注文だなオイ!?」
「ちなみに本日はハロウィンです。Treat(お菓子)はいらないのでSweat(汗)にしました」
「知らんがな」
「さぁさ兄様、早く服を脱いで私に兄様の聖水(汗)を舐めさせてください」
正直。さすがエンジェル、正直。
しかし、義兄、兼恋人の大和は申し訳なさそうに頭を掻いた。
「あ〜・・・悪い。さっき風呂入っちまった。帰って来るの遅いからさ、今日はエッチなしかと」
『ピシッ』
瞬間、エリスにヒビが入る音がした。
「・・・なんですって?」
「いや、わりぃ。だってもう10時だしは」
「兄様お風呂に入るときは私と一緒に入るって約束したじゃないですか!入る前に私が汗を舐めるから!!」
「だったら帰るの遅くなるって電話しろよ。俺、朝練あるから早めに寝るんだってば」
「えぇいこうなったからには仕方がない!搾 り 取 る ッ !」
瞬間、エリスは大和を投げ飛ばすようにしてベットに寝かし、自分は大和に馬乗りになって手をワキワキさせた。
「え、ちょ、エリスさん?」
「さぁて、兄様。脱ぎ脱ぎしましょうね〜」
「いや、ちょ!?やめ!?なんでお前そんなテキパキパジャマ脱がせられんの!?」
「・・・ハッ!今気づきました!私が兄様から精液を搾り取る→兄様が汗をかく→私が舐める→幸せスパイラル!」
「そんなスパイラル断ち切ってしまえ!つうか、お前なんかまた羽黒くなってるぞ!?」
「えー?あー、はいはい。ダークエンジェル化が進んでるんでしょ。だが知らぬ!!!今は目の前の聖水(汗)の方が大事じゃあ!!!」
「やめてーッ!犯されるーッ!」
「よいではないか、よいではないかーッ!げへへへーっ!」
「親父ーっ!助けてくれーっ!ハロウィンの筈が兄妹逆レイプになってるよーーーっ!!」
その夜、新神宅には(男の)悲惨な叫び声が響いた・・・
次の日の朝・・・
とある部活の部長の携帯にて。
『部長、すんません。腰を痛めたんで朝練休ませてください』
「いいけど、電話の向こうでぴちゃぴちゃ鳴ってるけど、なに舐めてるんだ?」
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12/10/12 15:36更新 / ganota_Mk2