閑話休題〜真闇ちゃん危機一髪!?〜
とある夏の日。蒸し暑い夜の中、軽くクーラーを効かせた部屋で、貞春と真闇が寄り添って寝ていた。
「が〜・・・が〜・・・」
「くぅ・・・くぅ・・・」
いびきをかいて寝る貞春にくっつき、真闇は小さく寝息を立てて寝ていたが、ふと目をこすりながら起き上がった。
「んぅ・・・おしっこ・・・」
そう呟いてフラフラと歩き、トイレに入った。
『・・・チョロ、チョロチョロチョロ・・・』
『・・・ジャーーー・・・』
トイレの水の流す音が聞こえてしばらくした後、真闇がトイレから出てきた。
「・・・貞春?」
「が〜・・・が〜・・・」
小さく真闇が声をかけたが、貞春は変わらずいびきをかいたまま寝ていた。
「・・・ん〜・・・」
しばらく悩んだ真闇は、ちゃぶ台の上にある鍵を見つけ、すこし微笑んだ。
「・・・貞春。ちょっと、散歩してくるね」
そう言って真闇は寝巻きから普段着ている黒のワンピースに着替えて、静かに玄関の鍵をかけ、夜の街に出かけた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
真闇は特殊ではあるが、ゴースト系の魔物のため夜の街はそれほど嫌いではない。また、貞春の住んでる近所はそれほど人通りも少ないために、恥ずかしがり屋の真闇が散歩に出歩くのに適していた。
「〜〜♪〜〜〜♪」
小さく鼻歌を歌いながら、真闇は近くの公園に来ていた。少々蒸し暑いながらも、薄着の真闇は気にせずに歩いていた。
「〜〜♪」
(ガサガサ・・・)
「ひっ!?」
しかし、そのルンルン気分の真闇の足取りと気分を小さな物音が壊した。
「・・・な、なに?」
芝生の茂みの中で、小さく何かがガサガサと揺れた。真闇は恐怖を感じ、その場を去ろうとした。
(ハッ、ハッ、ハッ・・・)
「・・・?」
しかし、物音に挟むように、小さな息づかいが聞こえた。
(・・・もしかして、誰かいるのかな・・・?)
真闇はおそるおそる、茂みに近づいて、中を静かに覗いた。
(・・・わっ!?わわわっ!?)
そして、真闇は顔を真っ赤にさせた。
「ハッ!ハッ!ハッ!」
「クゥ〜ン・・・」
なんと、茂みの中は犬の交尾が始まろうとしていた、
かなりの大型犬、ドーベルマンの血でも入っているのだろうかと思える雑種のオスがのしかかり、小さく腰を振っていた。メスは逆に小さめで、ハタから見てだいぶアンバランスで無理やり襲われているようにも見える。が、自分の身体に見合わぬ大きめの男根を咥えこもうとしていた。
(お、おっきぃ・・・それに、あんな激しく・・・)
真闇は、知らず知らずのうちにそれをジッと注視してしまう。大型雑種のモノをジッと見つめて顔が熱くなっていく。
(・・・はっ!?い、いけない・・・は、離れよ・・・)
ハッとし、真闇が一歩引いたとき。
『パキンッ!』
「え、わ、きゃっ!」
『ドスンッ!』
木の枝を踏み、さらに足をもつれさせてしまい、大きな音を立てて倒れてしまった。
「ッ!?キャインキャイン!」
どうやらメスは相当神経質な犬だったようだ。急に暴れだし、あろうことか、なんとオスをはねのけ、ダッシュで逃げてしまった。
「・・・グゥルルル・・・」
「ひっ!?」
すると、大型雑種は『なんてことしてくれたんだ』と明らかに怒りの目を向け、唸りを上げて真闇に近づいて来た。
「いや、あの・・・ご、ごめんなさ・・・」
「ヴァウワウッ!」
「ひぃっ!」
真闇は慌てて立ち上がり、犬を背に走り始めた。ところが。
「ヴァウッ!」
「きゃあぁっ!」
真闇は後ろから犬に押さえつけられ、地面にうつ伏せで倒れることになった。
「や、やだ!離して!離してよぉ!」
真闇が暴れようとするが、大型犬に背中を押さえつけられて動けなかった。
『・・・スンスン、スンスン・・・』
すると、犬は真闇の匂いを嗅ぎ始め、すぐにハッハッと息を荒くし始めた。
「え?なに・・・?」
すると、真闇のお尻にやけに固いものが触れた。真闇は、それが何かをすぐに理解した。
「・・・え?う、嘘、だよ、ね・・・?」
しかし、大型犬は息を荒げたまま腰を動かして、真闇のお尻と背中、お気に入りのワンピースにキツい臭いのする何かをすりつけてゆく。
もはや何日も洗ってないような、汗や独特の据えた異臭と、にちゃりにちゃりとなる粘ついた音が真闇の鼻と耳を覆った。
瞬間、真闇は発狂したように暴れだした。
「ッ・・・やだぁぁぁっ!離してっ!離してぇっ!!!貞春っ!助けて貞春ぅっ!!!」
その暴れに腹を立てたのか、犬は低く唸ったあと、ワンピースを噛みちぎった!
『ビリッ!ビリィィィッ!』
「いやぁぁぁぁっ!!」
ワンピースの背中部分が引きちぎられ、犬の足と爪が真闇の背中に直にのしかかる。
「い、痛い・・・貞春ぅ、貞春ぅっ!」
「ハッ、ハッ、ハッ!」
その時、犬が腰を振ってワンピースの背中部や腰部、パンツを汚していた犬のアレが動きを止め、まさかとは思うものの、まるで真闇のワレメの位置を理解したかのように、パンツの上からぐいぐいと腰を押し始めた。
「や、やめ・・・やめて・・・お願い・・・やめて・・・」
もう叫びも出ず、涙を流して懇願したが、犬は人間の言葉などわからない。
野犬は、腰に力を込めた。
「っ!やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
「死ね!ボケ犬ッ!!!」
ボグッという鈍い音が犬を弾き飛ばし、犬が叫びを上げた。
「ギャインッ!」
「オラボケェッ!さっさとどっか行けッ!!!」
「ギャインギャイン!」
犬を腹から蹴っ飛ばした男が叫ぶと、犬は鳴きながら走り去っていった。
「貞春・・・」
「真闇!大丈夫か!?」
男はもちろん、貞春。服は寝たときの寝巻きの上に上着を羽織っただけの服で、明らかに慌てて出てきた服装だった。
「なんとなしに起きたらお前がいないし、探してみたら泣き叫んでるし・・・心配したんだぞ、バカ!」
「・・・ごめん」
「つーか、あのクソ犬のくせぇ臭いが染み付いちまってるじゃねぇか・・・クソ、あの犬・・・次見たら歯ァぶち折ってやる・・・真闇、帰ろう。帰ってシャワー浴びようぜ」
そう言って、貞春が真闇の手を握って立ち上がろうとすると、真闇がぐいっと貞春の手を引っ張り返した。
「・・・真闇?」
「・・・貞春、あのね・・・」
真闇は、ひとりで立ち上がると、なぜか上気した頬で、貞春の顔を見た。
「・・・私ね、さっき、犬の交尾見てね・・・貞春と私を想像しちゃって・・・こんなん、なっちゃったの・・・」
真闇は、自分のワンピースの裾を上げ、パンツをずらした。すると、パンツから糸が引き、真闇のワレメから愛液が垂れていた。
真闇は、顔を真っ赤にしたまま、WおねだりWをした。
「・・・あのね、貞春・・・こんな、ね・・・いけない、私を、ね・・・さっきの犬さんみたいに、して・・・♥」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さっきの茂みの中。小さな影と大きな影が絡み合っていた。
「あっ、あっ♥貞春ぅ・・・♥」
「へへっ・・・真闇も、本当にいやらしい娘になっちまったもんだな」
「やぁ・・・言わないで・・・んんぅ♥」
真闇と貞春はバックの形をとっており、貞春は真闇の胸を優しく揉みながらスマタをしていた。
しかも、である。
真闇はなにも着ていない、産まれたままの姿だった。
「青姦で裸になるなんて、中々やれるもんじゃないぜ、真闇♪」
「あん♥だ、だって、ワンピースがあんな臭いし・・・ぱ、パンツはぐちょぐちょだし・・・んんっ♥」
「言い訳いくらしても、真闇は変態になっちまったんだよ♪」
真闇は顔を真っ赤にして耐えるが、感度の良い貧乳への愛撫とスマタによる快感に、甘い声が漏れる。
「それじゃあ、そろそろやっか」
「あ・・・うん♥」
真闇のボルテージが適度に上がったときを敏感に察知した貞春は、スマタをしていた男根を真闇のワレメにあてがった。
「真闇・・・犬みてぇにやるなら、最初っから激しくやるぞ」
「・・・うん、して♥貞春の思い通り、激しく♥・・・私を、貞春のメスにして・・・♥」
顔を真っ赤にし、恥ずかしがりながら言う真闇に、貞春は股間のモノを一際硬くし、一気に貫いた。
『ズパァンッ!』
「ひぁぅぅっ♥い、いきなり奥ぅ・・・♥」
「休む間はねぇぞ?」
(やっべ・・・キュンキュン締め付けてくる・・・激しくやらねぇと俺の方がもたねぇ・・・)
貞春は言ったとおり(半分自分のため)に、最初っから腰を激しく打ち付けた。ズパンズパンと大きく音を鳴らし、四つん這いの真闇の身体をガクガク揺らさせた。
「あっ♥あぁっ♥き、気持ち、いぃっ♥」
「どうだっ、真闇っ!外で!素っ裸で!犬みたいにバックで!犯されるのはっ!」
「ダメっ♥これ、ダメっ♥いつもより、なんかっ♥気持ちいいよぉっ♥」
羞恥心と乱暴にされることから真闇の被虐心が刺激されて感じるのだろうか。真闇は部屋の中でやるより乱れ、いつもの恥ずかしがり屋な一面はどこへやらやってしまったようだった。
「貞春っ♥イク、イっちゃう♥私、イっちゃうよぉ♥」
「いいぞ!イケッ!公園の中でイっちまえ!」
「あ、あぁっ♥私、い、イクッ・・・いっ♥」
その時。
「・・・なんか、声した?」
「え、気のせいじゃない?」
『ッ!?』
真闇は慌てて自分の口を塞ぎ、貞春もびっくりして腰を止めてしまった。
「・・・そう、かな?」
「犬かなんかかもね」
どうやら2人組らしい。夜のつるみというものだろうか。
(わ、わ・・・ひ、人来ちゃったよぅ・・・)
(・・・・・・)
その時。
『ぱちんっ!』
(うむぅっ♥)
貞春が、腰を動かした。
「・・・なんか音した?」
「?なんも聞こえないよ?」
真闇は小さい声で、貞春に抗議した。
(さ、貞春っ!?な、なにするのっ!?)
(いいじゃねぇか。バレるかバレないか、なかなか楽しそうだ)
(な、そんなの・・・あうっ♥)
『ぱちんっ・・・ぱちんっ・・・』
リズムはゆるくなったが、腰の動きは大きく、繰り返し腰を打ちつける。
「・・・やっぱり、なんか音する」
「ん〜?・・・あ、本当だ」
真闇はギョッとした。しかし、急にリズムを変え、大きく打ち付けられた腰に、口が緩んだ。
『ぱちんっ・・・ぱちんっ!!』
「んぁっ♥」
「っ!?女の声!?」
「あっちじゃね!?」
ふたりの声が近づいてくる。しかし真闇は、一回瓦解した自分の声を、もう止められなかった。
(だ、だめっ♥貞春っ♥知らない人、近づいて来てるよぉっ♥)
(もうここまで来たらラストまでヤろうぜ♪)
(やっ、やめて♥やめてぇっ♥)
「あんっ♥あぅっ♥あぁっ♥」
『ガサガサッ!』
「・・・っ!?」
「うぇっ!?」
後ろの茂みから、ふたりの驚く声が聞こえた。しかし、貞春は腰を止めず、真闇は顔もわからぬ他人に結合部を見せつけながら喘ぐ。
「あひっ♥らめぇっ♥他の人っ、見てるのにぃっ♥」
恥ずかしさと快感が入り乱れて頭がぐしゃぐしゃになり、真闇は大声を上げて喘いだ。
「さりゃはるぅっ♥もうらめっ♥わらひっ、エッチなわるひこになっちゃっらぁ♥」
「いいぞっ♪このまま見せつけてイってやれ♪」
「ひぐっ♪いっぢゃう♪しらにゃい人の前で、わらひ、イっちゃうぅぅぅぅぅぅっ♥♥」
『びくっ!ぷしっ、ぷしゃあぁぁぁっ!』
腰を突き上げ、一瞬大きく震えた真闇のアソコから潮がふき、膣内をぎゅっと締め付けた。
「うぉっ!締ま・・・るっ!」
それにより、貞春も限界を迎えた。
『どびゅっ!びゅるるるるるるぅっ!!』
「にゅうぅぅぅぅぅぅっ♥♥♥」
さらに真闇の膣内に大量の精液が流し込まれ、さらに真闇は絶頂を迎えた。カクカクと震える腰がさらに貞春のモノを刺激し、精液を絞りとった。
『・・・ごっ、ぷん♥』
「はへ、あへ・・・♥」
大きく二度イった真闇は、貞春のモノが抜けた途端に芝生にへたりこんだ。
「あひ・・・あひ♥」
すると、うしろから回って来たふたりの片割れが、真闇の目の前に屈んだ。
「・・・ふぇ?」
「・・・あーたんのえーっち♥」
それは、天河だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「バカバカバカ!貞春のバカーーーっ!」
「ふはははは!真闇もノリノリだったし、誘ってきたのは真闇だからなー♪」
「うわーーーっ!それ言っちゃダメーーーっ!!////」
貞春の自宅。寝巻きに着替えた真闇がポカポカと貞春を殴っていた。
「いやー・・・マジビビった。だって、ふと近づいて見たら真闇ちゃんが青姦してアヘってんだもんなぁ」
「まーやん、可愛かった♥」
「あぅ、あぅぅぅ・・・////」
成竜と天河も、夜の散歩をしていたのだ。ちょっと遠出して、あの公園に偶然来たのだ。
「貞春はよ、俺らって分かってやってたのか?」
「当たり前だろ。他人が近づいて来たらプレイやめて蹴り殺す」
「殺すなよ・・・」
さて、三人にいじくり倒された真闇は、顔を真っ赤にして恥ずかしがっていたが・・・
「〜〜〜〜〜〜っ、もう、寝るっ!////」
とうとういじけてしまい、頬を膨らませて布団を被ってしまった。
「あら・・・やりすぎたか」
「じゃあ、俺らも帰るよ」
「・・・ダーリン、私たちも、帰りにあおk」
「まっすぐ帰ろうかあーたん!」
「・・・ちぇ・・・」
「おぅ、あばよ〜」
成竜と天河が帰ると、貞春はふてくされた真闇の横に寝ころがり、優しく真闇を抱きしめた。
「・・・ぶぅ」
「悪かったって。もうやらねぇからさ」
「・・・」
「機嫌直して、ゆっくり寝ようぜ。な?」
貞春がご機嫌どりをしていると、真闇がポツリと言った。
(・・・ホントに、たまになら・・・)
「・・・ん?なんか言ったか?」
「・・・お、おやすみっ////」
「?お、おぅ、おやすみ」
真闇が一層顔を赤くしたことに貞春は首をかしげながら、瞼を閉じた。
「が〜・・・が〜・・・」
「くぅ・・・くぅ・・・」
いびきをかいて寝る貞春にくっつき、真闇は小さく寝息を立てて寝ていたが、ふと目をこすりながら起き上がった。
「んぅ・・・おしっこ・・・」
そう呟いてフラフラと歩き、トイレに入った。
『・・・チョロ、チョロチョロチョロ・・・』
『・・・ジャーーー・・・』
トイレの水の流す音が聞こえてしばらくした後、真闇がトイレから出てきた。
「・・・貞春?」
「が〜・・・が〜・・・」
小さく真闇が声をかけたが、貞春は変わらずいびきをかいたまま寝ていた。
「・・・ん〜・・・」
しばらく悩んだ真闇は、ちゃぶ台の上にある鍵を見つけ、すこし微笑んだ。
「・・・貞春。ちょっと、散歩してくるね」
そう言って真闇は寝巻きから普段着ている黒のワンピースに着替えて、静かに玄関の鍵をかけ、夜の街に出かけた。
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真闇は特殊ではあるが、ゴースト系の魔物のため夜の街はそれほど嫌いではない。また、貞春の住んでる近所はそれほど人通りも少ないために、恥ずかしがり屋の真闇が散歩に出歩くのに適していた。
「〜〜♪〜〜〜♪」
小さく鼻歌を歌いながら、真闇は近くの公園に来ていた。少々蒸し暑いながらも、薄着の真闇は気にせずに歩いていた。
「〜〜♪」
(ガサガサ・・・)
「ひっ!?」
しかし、そのルンルン気分の真闇の足取りと気分を小さな物音が壊した。
「・・・な、なに?」
芝生の茂みの中で、小さく何かがガサガサと揺れた。真闇は恐怖を感じ、その場を去ろうとした。
(ハッ、ハッ、ハッ・・・)
「・・・?」
しかし、物音に挟むように、小さな息づかいが聞こえた。
(・・・もしかして、誰かいるのかな・・・?)
真闇はおそるおそる、茂みに近づいて、中を静かに覗いた。
(・・・わっ!?わわわっ!?)
そして、真闇は顔を真っ赤にさせた。
「ハッ!ハッ!ハッ!」
「クゥ〜ン・・・」
なんと、茂みの中は犬の交尾が始まろうとしていた、
かなりの大型犬、ドーベルマンの血でも入っているのだろうかと思える雑種のオスがのしかかり、小さく腰を振っていた。メスは逆に小さめで、ハタから見てだいぶアンバランスで無理やり襲われているようにも見える。が、自分の身体に見合わぬ大きめの男根を咥えこもうとしていた。
(お、おっきぃ・・・それに、あんな激しく・・・)
真闇は、知らず知らずのうちにそれをジッと注視してしまう。大型雑種のモノをジッと見つめて顔が熱くなっていく。
(・・・はっ!?い、いけない・・・は、離れよ・・・)
ハッとし、真闇が一歩引いたとき。
『パキンッ!』
「え、わ、きゃっ!」
『ドスンッ!』
木の枝を踏み、さらに足をもつれさせてしまい、大きな音を立てて倒れてしまった。
「ッ!?キャインキャイン!」
どうやらメスは相当神経質な犬だったようだ。急に暴れだし、あろうことか、なんとオスをはねのけ、ダッシュで逃げてしまった。
「・・・グゥルルル・・・」
「ひっ!?」
すると、大型雑種は『なんてことしてくれたんだ』と明らかに怒りの目を向け、唸りを上げて真闇に近づいて来た。
「いや、あの・・・ご、ごめんなさ・・・」
「ヴァウワウッ!」
「ひぃっ!」
真闇は慌てて立ち上がり、犬を背に走り始めた。ところが。
「ヴァウッ!」
「きゃあぁっ!」
真闇は後ろから犬に押さえつけられ、地面にうつ伏せで倒れることになった。
「や、やだ!離して!離してよぉ!」
真闇が暴れようとするが、大型犬に背中を押さえつけられて動けなかった。
『・・・スンスン、スンスン・・・』
すると、犬は真闇の匂いを嗅ぎ始め、すぐにハッハッと息を荒くし始めた。
「え?なに・・・?」
すると、真闇のお尻にやけに固いものが触れた。真闇は、それが何かをすぐに理解した。
「・・・え?う、嘘、だよ、ね・・・?」
しかし、大型犬は息を荒げたまま腰を動かして、真闇のお尻と背中、お気に入りのワンピースにキツい臭いのする何かをすりつけてゆく。
もはや何日も洗ってないような、汗や独特の据えた異臭と、にちゃりにちゃりとなる粘ついた音が真闇の鼻と耳を覆った。
瞬間、真闇は発狂したように暴れだした。
「ッ・・・やだぁぁぁっ!離してっ!離してぇっ!!!貞春っ!助けて貞春ぅっ!!!」
その暴れに腹を立てたのか、犬は低く唸ったあと、ワンピースを噛みちぎった!
『ビリッ!ビリィィィッ!』
「いやぁぁぁぁっ!!」
ワンピースの背中部分が引きちぎられ、犬の足と爪が真闇の背中に直にのしかかる。
「い、痛い・・・貞春ぅ、貞春ぅっ!」
「ハッ、ハッ、ハッ!」
その時、犬が腰を振ってワンピースの背中部や腰部、パンツを汚していた犬のアレが動きを止め、まさかとは思うものの、まるで真闇のワレメの位置を理解したかのように、パンツの上からぐいぐいと腰を押し始めた。
「や、やめ・・・やめて・・・お願い・・・やめて・・・」
もう叫びも出ず、涙を流して懇願したが、犬は人間の言葉などわからない。
野犬は、腰に力を込めた。
「っ!やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
「死ね!ボケ犬ッ!!!」
ボグッという鈍い音が犬を弾き飛ばし、犬が叫びを上げた。
「ギャインッ!」
「オラボケェッ!さっさとどっか行けッ!!!」
「ギャインギャイン!」
犬を腹から蹴っ飛ばした男が叫ぶと、犬は鳴きながら走り去っていった。
「貞春・・・」
「真闇!大丈夫か!?」
男はもちろん、貞春。服は寝たときの寝巻きの上に上着を羽織っただけの服で、明らかに慌てて出てきた服装だった。
「なんとなしに起きたらお前がいないし、探してみたら泣き叫んでるし・・・心配したんだぞ、バカ!」
「・・・ごめん」
「つーか、あのクソ犬のくせぇ臭いが染み付いちまってるじゃねぇか・・・クソ、あの犬・・・次見たら歯ァぶち折ってやる・・・真闇、帰ろう。帰ってシャワー浴びようぜ」
そう言って、貞春が真闇の手を握って立ち上がろうとすると、真闇がぐいっと貞春の手を引っ張り返した。
「・・・真闇?」
「・・・貞春、あのね・・・」
真闇は、ひとりで立ち上がると、なぜか上気した頬で、貞春の顔を見た。
「・・・私ね、さっき、犬の交尾見てね・・・貞春と私を想像しちゃって・・・こんなん、なっちゃったの・・・」
真闇は、自分のワンピースの裾を上げ、パンツをずらした。すると、パンツから糸が引き、真闇のワレメから愛液が垂れていた。
真闇は、顔を真っ赤にしたまま、WおねだりWをした。
「・・・あのね、貞春・・・こんな、ね・・・いけない、私を、ね・・・さっきの犬さんみたいに、して・・・♥」
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さっきの茂みの中。小さな影と大きな影が絡み合っていた。
「あっ、あっ♥貞春ぅ・・・♥」
「へへっ・・・真闇も、本当にいやらしい娘になっちまったもんだな」
「やぁ・・・言わないで・・・んんぅ♥」
真闇と貞春はバックの形をとっており、貞春は真闇の胸を優しく揉みながらスマタをしていた。
しかも、である。
真闇はなにも着ていない、産まれたままの姿だった。
「青姦で裸になるなんて、中々やれるもんじゃないぜ、真闇♪」
「あん♥だ、だって、ワンピースがあんな臭いし・・・ぱ、パンツはぐちょぐちょだし・・・んんっ♥」
「言い訳いくらしても、真闇は変態になっちまったんだよ♪」
真闇は顔を真っ赤にして耐えるが、感度の良い貧乳への愛撫とスマタによる快感に、甘い声が漏れる。
「それじゃあ、そろそろやっか」
「あ・・・うん♥」
真闇のボルテージが適度に上がったときを敏感に察知した貞春は、スマタをしていた男根を真闇のワレメにあてがった。
「真闇・・・犬みてぇにやるなら、最初っから激しくやるぞ」
「・・・うん、して♥貞春の思い通り、激しく♥・・・私を、貞春のメスにして・・・♥」
顔を真っ赤にし、恥ずかしがりながら言う真闇に、貞春は股間のモノを一際硬くし、一気に貫いた。
『ズパァンッ!』
「ひぁぅぅっ♥い、いきなり奥ぅ・・・♥」
「休む間はねぇぞ?」
(やっべ・・・キュンキュン締め付けてくる・・・激しくやらねぇと俺の方がもたねぇ・・・)
貞春は言ったとおり(半分自分のため)に、最初っから腰を激しく打ち付けた。ズパンズパンと大きく音を鳴らし、四つん這いの真闇の身体をガクガク揺らさせた。
「あっ♥あぁっ♥き、気持ち、いぃっ♥」
「どうだっ、真闇っ!外で!素っ裸で!犬みたいにバックで!犯されるのはっ!」
「ダメっ♥これ、ダメっ♥いつもより、なんかっ♥気持ちいいよぉっ♥」
羞恥心と乱暴にされることから真闇の被虐心が刺激されて感じるのだろうか。真闇は部屋の中でやるより乱れ、いつもの恥ずかしがり屋な一面はどこへやらやってしまったようだった。
「貞春っ♥イク、イっちゃう♥私、イっちゃうよぉ♥」
「いいぞ!イケッ!公園の中でイっちまえ!」
「あ、あぁっ♥私、い、イクッ・・・いっ♥」
その時。
「・・・なんか、声した?」
「え、気のせいじゃない?」
『ッ!?』
真闇は慌てて自分の口を塞ぎ、貞春もびっくりして腰を止めてしまった。
「・・・そう、かな?」
「犬かなんかかもね」
どうやら2人組らしい。夜のつるみというものだろうか。
(わ、わ・・・ひ、人来ちゃったよぅ・・・)
(・・・・・・)
その時。
『ぱちんっ!』
(うむぅっ♥)
貞春が、腰を動かした。
「・・・なんか音した?」
「?なんも聞こえないよ?」
真闇は小さい声で、貞春に抗議した。
(さ、貞春っ!?な、なにするのっ!?)
(いいじゃねぇか。バレるかバレないか、なかなか楽しそうだ)
(な、そんなの・・・あうっ♥)
『ぱちんっ・・・ぱちんっ・・・』
リズムはゆるくなったが、腰の動きは大きく、繰り返し腰を打ちつける。
「・・・やっぱり、なんか音する」
「ん〜?・・・あ、本当だ」
真闇はギョッとした。しかし、急にリズムを変え、大きく打ち付けられた腰に、口が緩んだ。
『ぱちんっ・・・ぱちんっ!!』
「んぁっ♥」
「っ!?女の声!?」
「あっちじゃね!?」
ふたりの声が近づいてくる。しかし真闇は、一回瓦解した自分の声を、もう止められなかった。
(だ、だめっ♥貞春っ♥知らない人、近づいて来てるよぉっ♥)
(もうここまで来たらラストまでヤろうぜ♪)
(やっ、やめて♥やめてぇっ♥)
「あんっ♥あぅっ♥あぁっ♥」
『ガサガサッ!』
「・・・っ!?」
「うぇっ!?」
後ろの茂みから、ふたりの驚く声が聞こえた。しかし、貞春は腰を止めず、真闇は顔もわからぬ他人に結合部を見せつけながら喘ぐ。
「あひっ♥らめぇっ♥他の人っ、見てるのにぃっ♥」
恥ずかしさと快感が入り乱れて頭がぐしゃぐしゃになり、真闇は大声を上げて喘いだ。
「さりゃはるぅっ♥もうらめっ♥わらひっ、エッチなわるひこになっちゃっらぁ♥」
「いいぞっ♪このまま見せつけてイってやれ♪」
「ひぐっ♪いっぢゃう♪しらにゃい人の前で、わらひ、イっちゃうぅぅぅぅぅぅっ♥♥」
『びくっ!ぷしっ、ぷしゃあぁぁぁっ!』
腰を突き上げ、一瞬大きく震えた真闇のアソコから潮がふき、膣内をぎゅっと締め付けた。
「うぉっ!締ま・・・るっ!」
それにより、貞春も限界を迎えた。
『どびゅっ!びゅるるるるるるぅっ!!』
「にゅうぅぅぅぅぅぅっ♥♥♥」
さらに真闇の膣内に大量の精液が流し込まれ、さらに真闇は絶頂を迎えた。カクカクと震える腰がさらに貞春のモノを刺激し、精液を絞りとった。
『・・・ごっ、ぷん♥』
「はへ、あへ・・・♥」
大きく二度イった真闇は、貞春のモノが抜けた途端に芝生にへたりこんだ。
「あひ・・・あひ♥」
すると、うしろから回って来たふたりの片割れが、真闇の目の前に屈んだ。
「・・・ふぇ?」
「・・・あーたんのえーっち♥」
それは、天河だった。
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「バカバカバカ!貞春のバカーーーっ!」
「ふはははは!真闇もノリノリだったし、誘ってきたのは真闇だからなー♪」
「うわーーーっ!それ言っちゃダメーーーっ!!////」
貞春の自宅。寝巻きに着替えた真闇がポカポカと貞春を殴っていた。
「いやー・・・マジビビった。だって、ふと近づいて見たら真闇ちゃんが青姦してアヘってんだもんなぁ」
「まーやん、可愛かった♥」
「あぅ、あぅぅぅ・・・////」
成竜と天河も、夜の散歩をしていたのだ。ちょっと遠出して、あの公園に偶然来たのだ。
「貞春はよ、俺らって分かってやってたのか?」
「当たり前だろ。他人が近づいて来たらプレイやめて蹴り殺す」
「殺すなよ・・・」
さて、三人にいじくり倒された真闇は、顔を真っ赤にして恥ずかしがっていたが・・・
「〜〜〜〜〜〜っ、もう、寝るっ!////」
とうとういじけてしまい、頬を膨らませて布団を被ってしまった。
「あら・・・やりすぎたか」
「じゃあ、俺らも帰るよ」
「・・・ダーリン、私たちも、帰りにあおk」
「まっすぐ帰ろうかあーたん!」
「・・・ちぇ・・・」
「おぅ、あばよ〜」
成竜と天河が帰ると、貞春はふてくされた真闇の横に寝ころがり、優しく真闇を抱きしめた。
「・・・ぶぅ」
「悪かったって。もうやらねぇからさ」
「・・・」
「機嫌直して、ゆっくり寝ようぜ。な?」
貞春がご機嫌どりをしていると、真闇がポツリと言った。
(・・・ホントに、たまになら・・・)
「・・・ん?なんか言ったか?」
「・・・お、おやすみっ////」
「?お、おぅ、おやすみ」
真闇が一層顔を赤くしたことに貞春は首をかしげながら、瞼を閉じた。
12/07/28 21:19更新 / ganota_Mk2
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