連載小説
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大分県中津市、ヴァンパイアの場合
夫「さーて今日はアイツもいない筈だし帰ってこれ食ーべよっと。」
ヴァ「な……こ、この強烈なにおいは…?」
夫「まさかのお早いお帰り!?あ、お前がまだ帰ってきてないと思って村上食堂のから揚げを買ってきてしまって……」
ヴァ「油物は血を不味くするからあれほど……も、もう我慢出来ぬ。」
夫「ちょっとちょっと何で脱いでるの!」
ヴァ「決まっているだろ……こんなニンニクの臭いのする物を持っているのは私と交わりたい証……」
夫「ちょっとま……ギャース!……あ〜から揚げとビールタイムが〜……」
10/10/16 23:27更新 / G13型トレーラー
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■作者メッセージ
中津のから揚げはかなり濃いにんにく醤油に漬け込んだもので、地元民がそれに慣れていたから、ケンタッキーが大分の北東部には一時期なかったとか。

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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33