読切小説
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嫁が作った痛い魔法「ロイヤルエクスタシー」
ここは、よくある普通の、剣と魔法の、ファンタジーRPGの世界。

物語は、ここから始まる

「私はメアリー、どこにでもいる普通のリッチだ」
「私の最近の悩みは、どうにも夫との性交が長続きしないということだ」
「だが!新しく開発した術式「ロイヤルエクスタシー」で夫を常時絶頂状態にしてしまえば、未来永劫重なり続けることが出来る!」
「さあ既に日は落ちた!今こそ新たなる生命を生み出す時!」

デーン!

「夫が・・・寝ている!?」
「なんてこったああああああああああああああああ!!あまりに開発が長引いたから夫が睡魔にやられちまったあああああああああああああああああ!」
「起きろ!起きろ!起きやがれええええええええええええええええ!!」
「ん?なんだ?仕事は終わったのメアリーちゃん」
「たった今終了したジェイコブ、というわけで早速セックスだ」
「いいよ、じゃあ寝室にいこっか♪」
「かかったな、食らえ!」
「ぐわあああああああああああああああああああ!!」
「な、なんだ!?体が熱い!!」
「ふ、まだまだ!食らええええええええええええい!!私の最強体位、即イキ絶頂固め!!」
ジェイコブは861mL射精した!

「どうだあああああああああああああああ!!」
「ふっ、その程度か」
「強がるなああああああああああああああ!!」
「お前が開発している間、俺がのうのうとシエスタしていたと思っていたのか!?」
「何だと!?」
「受けてみよ!妄想により開眼した我が超絶技巧体位、百列前後運動!!」
メアリーは2171回絶頂した!

「くっ・・・つえぇ!」
「どうした、もう終わりか?」
「クックック・・・」
「!?」
「やはり、この秘伝奥義を使う宿命は避けられないようだな!」
「秘伝奥義だと!?」
「刮目せよおおおおおおおおおおおおおおおお!!メアリー家一子相伝の秘伝奥義いいいいいいいいいいいい!!!」
「スーパーラピッドピストオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!」
ジェイコブは8756回絶頂した!!
「それならこれでどうだあああああああああああああああああああ!」
ジェイコブは極太バイブを取り出した!
メアリーは9714216747237124317223173回絶頂した!
メアリーは生殖活動を停止・・・イったのだ
流石の奥義も道具には勝てなかった・・・

「どうだああああああああああああああああああああ!!」
「・・・」
「おい、メアリー!?」
「しまったあああああああああああ!あまりにイかせすぎてメアリが死体に戻っちまった!」
「こうなりゃ最大級の絶頂を体験させて無理矢理目覚めさせるしかない!だが今の俺ではそんなことは不可能だ・・・どうすれば!」

「クックック・・・」
「誰だあああああああああああああああ!?」
「俺は愛の神!貴様、人を目覚めさせるほどの絶頂を求めているな?」
「その通りだ!どうすればいい!?」
「一つだけ方法がある、だが貴様のような男に教えるわけには・・・」
「さっさと教えやがれえええええええええええええ!」
ジェイコブは家庭用バズーカを発射した!
愛の神は394619212人の信仰を失った!
「ここから西にある洞窟に住むエロオオトカゲの舌を突っ込めばうまくいくよ♪」
「よし、さっさともぎ取ってくるぞ!」

ここは、エロオオトカゲの洞窟
「はぁ、今日も暇ねぇ・・・」
「貴様の舌をよこせえええええええええええええええ!!」
ジェイコブは戦闘機から艦砲弾を乱射した!
「効くかボケエエエエエエエエエエエエエエエエ!」
エロオオトカゲは炎を吐いた!
ジェイコブの戦闘機が587351箇所故障した!
「どうだああああああああああ!」
「くっ、つえぇ!ならばこれでどうだ!」
ジェイコブは極太バイブを取り出した!
エロオオトカゲは2544721321030674324回絶頂した!
エロオオトカゲは生殖活動を停止・・・イったのだ
「やっぱりバイブが一番だぜ」

「さあ早速メアリーにエロオオトカゲの舌をブチ込むぞ」

グチャ

「ひゃあああああああああああ!!」
「目が覚めたかメアリー!」
「ジェイコブ・・・?そうか、私はイかされて・・・」
「どこもおかしくないようだな、よかった」
「ふっ、私は少し間違っていたようだ。性交とは快楽を求めるものではない・・・真に求めるべきものは、お互いの愛なのだ」
「そうだな、俺も少し道を誤っていた。愛の神はそんな俺を嗜めようとしていたのかもしれない」
「ジェイコブ・・・もう1回・・・今度はゆっくりな♪」
「ああ、いいとも」

その時、二人のピストン運動に耐え切れず家が崩壊してしまった!
                                             THE END
13/08/04 13:46更新 / fvo

■作者メッセージ
良くぞ読み終えた!褒美に死をやろう!

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