ミミックの受難
「え、あそこのダンジョンですか?」 「そうそう、あの塔のダンジョン、あそこ結構いい男が釣れるんだってさー。」 「ちなみに、それはどこ情報で……?」 「ん?ほら、最近結婚して親魔物領に行ったっていうあの紫髪の子。すっごい細いリボン身体に巻いてたあの子よ。」 「あー!あの子もあそこで……?」 「ええ、男が欲しいなら貴方も言ってみたら?」 「そうですね、善は急げって言いますし早速行ってみます!では!」 「あっ、ちょっと……話は最後まで聞くべきでしょ。」 「あそこ、最近よく勇者が来るから危険よって言おうとしたのに。」 |
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