彼女が温泉街に住む僕の家にホームステイしてからすっかりはまってしまった饅頭に関して、粒あんかこしあんかどっちが好きなのかを入浴中の本人に聞いてみた結果、本当に食べたがっていたのは、白あんがかかっている饅頭であった。
僕の地元は兵庫県は神戸市にあると言われる、有馬。
数ある兵庫県の温泉の中でも、かの有名な将軍も利用していたことで名が知られている有馬温泉へ、僕は彼女と一緒に入浴していた。
暗くよどんだ昼の空には雪が深々と降り、辺り一面を銀世界に染めていた。そんな風景を見ながら温泉に浸かるのは誰にとっても、至福の一時であるだろう。
しかし、そんな一時を今は味わう所ではなかった。
魔界出身の魔王の娘・・・人一倍に裸のお突き合いに積極的であるリリムの彼女ディアに、温泉の中でも、しっぽりと交わされている。
普段なら僕たちに豊かな経済を提供し終え、これからの余生を贅沢で過ごすじいちゃんズで満員御礼の露天風呂も、今は貸し切りで、二人っきりで交わっているのだ。
さすが魔王の孫娘。
温泉宿に到着するなりに放った、彼女の「温泉貸してね♪」の一言で、店員だけでなく、女将共々平伏し、彼女に巻き込まれる形で僕にとてつもないVIP扱いを受けられた。
そう、今の日本は魔物娘も人権(?)も得て、どこでもと言うほどではないが、それなりに見かける。
しかし、彼女ほどの希有な魔物は早々に見かけないらしく、彼女と一緒にいるだけで、いなかった頃と見間違えるような食事や娯楽を享受できるようになり。
節約ばかりの一人暮らしが恐ろしいほどに快適になったのはいうまでもない。
何しろ彼女、今日活躍するカリスマ()モデルや国民的()アイドルだけでなく、歴史で紹介される絶世の美女たちが泣いて謝るほどに可愛く美しい容姿と、ぷるんっ、スラッ、ぷりんっな、ぱぁふぇくとぼでぃの持ち主なのだ。僕のどこに惹かれたのかはよくわからないけど、恐らく唯一の取り柄(僕自身は望んではいなかったモノだが)である、通常でも太く大きなムスコ♂と、そこから放たれる、果汁250%波のどろり濃厚な精液に嗅ぎつけたのだろう。いや、それしか考えられないんじゃないかな。まぁ、今はインキュバスにすっかり変わってより特化してしまい、どこぞのAVに出てくる50cmチンポ以上程では無いが、ディアのすらりとしたお腹にぼっこりと型が浮かぶほどの逞しいモノになったけど。
しかし、その分の代償もあるわけで、見かけた一般女性やBBAを魔物化させようとするのを止めたり、振り回されたり、未だ慣れないセックスをしたりと。
いろいろと振り回される日々を・・・強いられているんだ!という、うらやま死刑な日々で忙しくなった。
ついでに言うと、周りの野郎共の目がより怖くなったのは気のせいだと信じたい。
「ぐぁっ・・・あっ、ディアぁ・・・そろそろ・・・」
「うんっ・・・っ❤ようくんのせーせき…もっとちょうだい❤」
こんな感じでしっぽりと子作りの刑強制執行中である。
雪が降る中、お湯につかりながら、ぱしゃぱしゃと、波があら立つほどに腰を動かし、とろとろに顔をとろけさせた彼女を抱きしめながら楽しんでいる。
それもつい先ほどではなく、もう数時間ほど前からずっと中だしなうである。
そのせいか、当温泉では有名な「金の湯」と呼ばれる、黄金色に近い黄土色の湯が、半分白濁ので染まっているのだ。インキュバスの射精力なめんな。
ほかの利用者はどうするんだと抗議されても仕方ないことだろうと思うが、今は貸し切りで利用しているのでモーマンタイ。ウンディーネの力を借りれば美味しく吸収されてすぐ元に戻るし。
「うっ・・・あぁっ・・・!!」
これで何度目だろうか。
どぐっ、どぐっ。と、彼女の膣内で白濁が吐き出されていく感覚が体中に伝わり、彼女のおなかがまた大きくなったのがわかった。
生憎、射精音はどこからともなく響く、「カポーン」という温泉ではおなじみの乾いた音でかき消されてしまったが。
いったい誰がいるのかと詮索してはいけない。
「ふにゃぁぁ・・・っ❤い・・・いっぱい出したね❤」
ディアはぶるりと身体をふるわせ、にへらととろけた笑みを浮かばせながら、僕に密着するように抱きしめた。
「…もう十分かい?そろそろ・・・ディアの好きな饅頭がが食べごろになってきたと思うんだけどさ」
長い余韻という名の休憩を味わっていたが、ふと思いついたため、彼女を抱きながらざばりと温泉からあがった。
「ほんと?ちょうどよかったわぁ♪ようくんとエッチしてて…おなかが少し空いてた頃なの❤」
彼女は少し恥ずかしそうに顔を赤く染めながら、にっこりと笑っていた。
精液でぽってりと膨らませるお腹でそんな事を云うのかとツッコンではいけない。
二人の身体は「金の湯」による黄土色の温泉成分と、精液が付着していたので、近くにある掛け湯で洗い落とした。
ほっこりとした身体の熱を冷ますかのように、外の寒い風が妙に心地よい。しかし、このままいると風邪をひくか、魔界熱が発症することが確定的に明らかなので、もう一つの名湯「銀の湯」につかることにした。
「くはぁぁ・・・「金の湯」もいいけど、やっぱり「銀の湯」だなぁ・・・♪」
透明でさらさらとした、シンプルな無色のお湯「銀の湯」につかり、思わず一息ついてしまうほどの心地よさを味わいながら、彼女を抱き寄せた。
こちらのお湯は「金の湯」と違い、温泉らしい要素を感じられないが、「金の湯」のように、黄土色に汚れることも、硫黄のような独特の臭いもなく入りやすい。
「んっ・・・私もよう君と同じよ…♪」
先ほどの余韻を未だに味わいながら、彼女は僕に身を預けていた。
いつの間にかお腹は元のすらりとした、頬ズリしたくなるお腹に凹んでいた。
数千京の精子が彼女に取り込まれて魔力に返還されたようだ。合掌。
「・・・そういやディア、饅頭と言えば粒あんか、こしあんか、どっちが好きかい?」
「ん〜・・・粒あんかなぁ。あの粒を噛みしめたときの感触が美味しいのよね♪」
「ありゃ、そうなのか。ここの温泉饅頭は確か・・・あぁ、こしあんだな」
思い出した。入浴前に女将から温泉饅頭をもらった際に言ってたな。
僕はこしあんが好きなのだが、粒あんもいける口だ。
「別にこしあんでもいいよ。よう君が美味しいって言うなら、私の口にも合うはずだもん♪」
ハハハ、こやつめ。かわいいことを言うじゃないか。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※筆者は断然こしあん派である。コンビニでもこしあんが売られているらしいが、見かけたことがない。誠に遺憾である。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
僕は温泉に浮かんでいた蒸し器から饅頭を取り出し、一口入れた。
「はふぁ”っ、あづづっ・・・!ハフッハフッ!むぐむぐ・・・うんっ、うまい!いい具合にできてるよ」
けれど熱いから気をつけてな、といって、そっと彼女の細く綺麗な手に饅頭を渡した。
「はむっ・・・んっぅ〜〜〜♪やっぱりおいひぃよぉ❤」
実に彼女はおいしそうに食べていた。
やはり女の子は甘いものが好きなのである。
その顔は魔王の娘とは思えない、一人の女の子の柔らかい笑顔だった。
「・・・そうだ、もっと美味しい食べ方があるんだけど・・・知ってるかい?」
と、何かをティンと閃いたかのように僕は言ったが、その内心ではその笑顔に欲情して、イタズラしてやりたいというのでいっぱいである。
「んにゅ・・・?」
頬をかわいらしく動かして饅頭をほおばる彼女の頭上には、?が浮かび合っているのが見えた。
きっと、饅頭ごときで食べ方にバリエーションがあるのかと言わんばかりである。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
別系統の饅頭ならば存在する。
知る人ぞしる饅頭では、焼いて食べたり、冷やして食べたり、グラニュー糖をまぶして食べたり、抹茶の粉をまぶして食べたり。
しかし、その饅頭曰く、みんなでワイワイ楽しんで食べるのが一番美味しいのだとか。
しかし、その饅頭は現在販売していない、無念。
ぷよまんェ・・・。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「―――知らないようだから、試すね。味見の方よろしく♪」
そういって僕はほくほくと湯気をたつ饅頭を手に取り・・・もう片方の手で肉棒をしごき始めた。
「えっ!?ちょっ、私じゃなくて饅頭でこーふんしちゃってるの!?///」
ディアは素っ頓狂な声を上げて僕の自慰を見つめていた。
その発想はなかった。 わけがわからないよ。
饅頭自体に性的興奮を催すものが見あたらない。
仮に饅頭をおっぱいに例えたとしても、近くにはどこぞの総統閣下が感極まって叫ぶほどの極上のオッパイがお湯にぷるんぷるんと浮かんでいるので、妄想する必要性がない。
それでも、饅頭の方に銃口が向けられていた、僕の肉棒は射精に向けて膨張していた。
僕が思い描いているのは・・・彼女の、これからの様子である。
これからすることは彼女にとっては未知のエリア♂であり、きっと新しい経験をするはずであるのだから・・・!
「うっ・・・くぅぅぅ…っ!」
そして出来立ての饅頭に、白濁の餡がかけられ、よりいっそう白い湯気が立ちこめられた
「あっ・・・あぁぁ・・・ようくんのせーえきがぁ・・・まんじゅうにぃ・・・っ!❤///」
これらを見て、ようやく彼女も理解できたのだろう。
魔王の娘であろう、かわいさと麗しさを備えた彼女の顔はごちそうを目の前でお預けを食らった犬のごとく、口からだらしなく涎を垂らし、蕩けていた。
「ほら・・・召し上がれ♪」
そういって僕は彼女の口に半ば押しつけるように白濁あんまんを食べさせた。
「あふぅっ、んぅっ・・・んく、ぐちゅっぐちゅっ・・・えへへぇ❤」
やらしい咀嚼音をたてながら美味しそうに食べる彼女を見て・・・普段の責められる側では味わえない、ゾクゾクとした興奮を覚えた。
そうだ、先ほどの自慰で思い描いていた光景が今目の前で再現されているのだ。
この瞬間から、貯まっていた嗜虐心、征服願望、優越感が満たされ・・・先ほど射精したばかりか、幾度も精を吐き出し続けていたはずの肉棒はこれ以上無いほどに猛り、尿道内が熱くたぎっている精液が分かるほどに・・・興奮していた。
「あぁっ、ディアっ、君の食べている姿・・・とてもエロいよぉ・・・あっぁぁ…うぁぁぁっ!!❤」
リリムの彼女の顔をみて、僕の想いは口には出てこないほどに溢れだし・・・その想いは白濁の精液へ返還され、放蕩した彼女の顔へぶちまけていった。
この瞬間に味わったのは、魔王の娘を僕のモノにしたという達成感、その顔を汚してしまったという後ろめたさから得られる満足感。
そして、魔王をやっつけた感覚とにた倒錯感。
「ひやぁぁ❤・・・あぅぅ、よう君のザーメン・・・お湯よりもあついよぉ❤んっ、れるぅ❤」
しかし、一方の彼女はこれ以上のない幸せに満ちた・・・柔らかな笑み。
そして、その裏に見え隠れしているのは、僕を極上の餌だと認識し、逃がさないように見つめる魔物の王女の瞳・・・!?
「はぁッはぁっ・・・ファァッ!?❤」
その瞳を見た途端、刹那に味わっていた感覚だけが変わってしまった。
「よう君、もっともっと・・・私の顔にいっぱいちょうだい?❤」
彼女は挑発的な、妖艶な笑みを浮かべ、僕の睾丸を手で優しく丁寧にもんでいた。
「あぁっ・・・あひっ・・・うぁっ・・・ふあぁぁぁあっ!❤」
僕は情けない声をあげ、ひたすら彼女の顔に精液を注いでいた。
端から見れば、屈した少女を徹底的に汚しているかのように見える。
顔射というのは本来女性に対して自分が上だ、オマエ、オレノモノと認識させるためがほとんどである。
「うふふっ❤あれだけナカに出したのに❤私の顔に一杯ビュクビュクさせちゃってぇ…ほんとイケナイ人❤」
しかし、僕と彼女の場合は例外だった。
僕は、彼女に従い、自ら精液を捧げるかのように顔射する事を…「強いられている」のだ。
彼女の魔性の瞳に見入られた僕は、たち続け、精液を彼女の顔にかけ続けながら・・・何度も絶頂し・・・意識がなくなっていった。
そう…崩れていく角砂糖のように…。
最後に目にしたのは、白濁まみれになりながら舌なめずりをし、妖しく微笑む彼女と、彼女の胸の下に浮かび上がる、ザーメンまみれの温泉饅頭が浮かんでいた光景だった・・・。
BADEND ep1『YES,中出し. NO、顔射.』
※精液まみれの温泉饅頭は作者が不味くスタッフが美味しく頂きました。
数ある兵庫県の温泉の中でも、かの有名な将軍も利用していたことで名が知られている有馬温泉へ、僕は彼女と一緒に入浴していた。
暗くよどんだ昼の空には雪が深々と降り、辺り一面を銀世界に染めていた。そんな風景を見ながら温泉に浸かるのは誰にとっても、至福の一時であるだろう。
しかし、そんな一時を今は味わう所ではなかった。
魔界出身の魔王の娘・・・人一倍に裸のお突き合いに積極的であるリリムの彼女ディアに、温泉の中でも、しっぽりと交わされている。
普段なら僕たちに豊かな経済を提供し終え、これからの余生を贅沢で過ごすじいちゃんズで満員御礼の露天風呂も、今は貸し切りで、二人っきりで交わっているのだ。
さすが魔王の孫娘。
温泉宿に到着するなりに放った、彼女の「温泉貸してね♪」の一言で、店員だけでなく、女将共々平伏し、彼女に巻き込まれる形で僕にとてつもないVIP扱いを受けられた。
そう、今の日本は魔物娘も人権(?)も得て、どこでもと言うほどではないが、それなりに見かける。
しかし、彼女ほどの希有な魔物は早々に見かけないらしく、彼女と一緒にいるだけで、いなかった頃と見間違えるような食事や娯楽を享受できるようになり。
節約ばかりの一人暮らしが恐ろしいほどに快適になったのはいうまでもない。
何しろ彼女、今日活躍するカリスマ
しかし、その分の代償もあるわけで、見かけた一般女性やBBAを魔物化させようとするのを止めたり、振り回されたり、未だ慣れないセックスをしたりと。
いろいろと振り回される日々を・・・強いられているんだ!という、うらやま死刑な日々で忙しくなった。
ついでに言うと、周りの野郎共の目がより怖くなったのは気のせいだと信じたい。
「ぐぁっ・・・あっ、ディアぁ・・・そろそろ・・・」
「うんっ・・・っ❤ようくんのせーせき…もっとちょうだい❤」
こんな感じでしっぽりと子作りの刑強制執行中である。
雪が降る中、お湯につかりながら、ぱしゃぱしゃと、波があら立つほどに腰を動かし、とろとろに顔をとろけさせた彼女を抱きしめながら楽しんでいる。
それもつい先ほどではなく、もう数時間ほど前からずっと中だしなうである。
そのせいか、当温泉では有名な「金の湯」と呼ばれる、黄金色に近い黄土色の湯が、半分白濁ので染まっているのだ。インキュバスの射精力なめんな。
ほかの利用者はどうするんだと抗議されても仕方ないことだろうと思うが、今は貸し切りで利用しているのでモーマンタイ。ウンディーネの力を借りれば美味しく吸収されてすぐ元に戻るし。
「うっ・・・あぁっ・・・!!」
これで何度目だろうか。
どぐっ、どぐっ。と、彼女の膣内で白濁が吐き出されていく感覚が体中に伝わり、彼女のおなかがまた大きくなったのがわかった。
生憎、射精音はどこからともなく響く、「カポーン」という温泉ではおなじみの乾いた音でかき消されてしまったが。
いったい誰がいるのかと詮索してはいけない。
「ふにゃぁぁ・・・っ❤い・・・いっぱい出したね❤」
ディアはぶるりと身体をふるわせ、にへらととろけた笑みを浮かばせながら、僕に密着するように抱きしめた。
「…もう十分かい?そろそろ・・・ディアの好きな饅頭がが食べごろになってきたと思うんだけどさ」
長い余韻という名の休憩を味わっていたが、ふと思いついたため、彼女を抱きながらざばりと温泉からあがった。
「ほんと?ちょうどよかったわぁ♪ようくんとエッチしてて…おなかが少し空いてた頃なの❤」
彼女は少し恥ずかしそうに顔を赤く染めながら、にっこりと笑っていた。
精液でぽってりと膨らませるお腹でそんな事を云うのかとツッコンではいけない。
二人の身体は「金の湯」による黄土色の温泉成分と、精液が付着していたので、近くにある掛け湯で洗い落とした。
ほっこりとした身体の熱を冷ますかのように、外の寒い風が妙に心地よい。しかし、このままいると風邪をひくか、魔界熱が発症することが確定的に明らかなので、もう一つの名湯「銀の湯」につかることにした。
「くはぁぁ・・・「金の湯」もいいけど、やっぱり「銀の湯」だなぁ・・・♪」
透明でさらさらとした、シンプルな無色のお湯「銀の湯」につかり、思わず一息ついてしまうほどの心地よさを味わいながら、彼女を抱き寄せた。
こちらのお湯は「金の湯」と違い、温泉らしい要素を感じられないが、「金の湯」のように、黄土色に汚れることも、硫黄のような独特の臭いもなく入りやすい。
「んっ・・・私もよう君と同じよ…♪」
先ほどの余韻を未だに味わいながら、彼女は僕に身を預けていた。
いつの間にかお腹は元のすらりとした、頬ズリしたくなるお腹に凹んでいた。
数千京の精子が彼女に取り込まれて魔力に返還されたようだ。合掌。
「・・・そういやディア、饅頭と言えば粒あんか、こしあんか、どっちが好きかい?」
「ん〜・・・粒あんかなぁ。あの粒を噛みしめたときの感触が美味しいのよね♪」
「ありゃ、そうなのか。ここの温泉饅頭は確か・・・あぁ、こしあんだな」
思い出した。入浴前に女将から温泉饅頭をもらった際に言ってたな。
僕はこしあんが好きなのだが、粒あんもいける口だ。
「別にこしあんでもいいよ。よう君が美味しいって言うなら、私の口にも合うはずだもん♪」
ハハハ、こやつめ。かわいいことを言うじゃないか。
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※筆者は断然こしあん派である。コンビニでもこしあんが売られているらしいが、見かけたことがない。誠に遺憾である。
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僕は温泉に浮かんでいた蒸し器から饅頭を取り出し、一口入れた。
「はふぁ”っ、あづづっ・・・!ハフッハフッ!むぐむぐ・・・うんっ、うまい!いい具合にできてるよ」
けれど熱いから気をつけてな、といって、そっと彼女の細く綺麗な手に饅頭を渡した。
「はむっ・・・んっぅ〜〜〜♪やっぱりおいひぃよぉ❤」
実に彼女はおいしそうに食べていた。
やはり女の子は甘いものが好きなのである。
その顔は魔王の娘とは思えない、一人の女の子の柔らかい笑顔だった。
「・・・そうだ、もっと美味しい食べ方があるんだけど・・・知ってるかい?」
と、何かをティンと閃いたかのように僕は言ったが、その内心ではその笑顔に欲情して、イタズラしてやりたいというのでいっぱいである。
「んにゅ・・・?」
頬をかわいらしく動かして饅頭をほおばる彼女の頭上には、?が浮かび合っているのが見えた。
きっと、饅頭ごときで食べ方にバリエーションがあるのかと言わんばかりである。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
別系統の饅頭ならば存在する。
知る人ぞしる饅頭では、焼いて食べたり、冷やして食べたり、グラニュー糖をまぶして食べたり、抹茶の粉をまぶして食べたり。
しかし、その饅頭曰く、みんなでワイワイ楽しんで食べるのが一番美味しいのだとか。
しかし、その饅頭は現在販売していない、無念。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「―――知らないようだから、試すね。味見の方よろしく♪」
そういって僕はほくほくと湯気をたつ饅頭を手に取り・・・もう片方の手で肉棒をしごき始めた。
「えっ!?ちょっ、私じゃなくて饅頭でこーふんしちゃってるの!?///」
ディアは素っ頓狂な声を上げて僕の自慰を見つめていた。
その発想はなかった。 わけがわからないよ。
饅頭自体に性的興奮を催すものが見あたらない。
仮に饅頭をおっぱいに例えたとしても、近くにはどこぞの総統閣下が感極まって叫ぶほどの極上のオッパイがお湯にぷるんぷるんと浮かんでいるので、妄想する必要性がない。
それでも、饅頭の方に銃口が向けられていた、僕の肉棒は射精に向けて膨張していた。
僕が思い描いているのは・・・彼女の、これからの様子である。
これからすることは彼女にとっては未知のエリア♂であり、きっと新しい経験をするはずであるのだから・・・!
「うっ・・・くぅぅぅ…っ!」
そして出来立ての饅頭に、白濁の餡がかけられ、よりいっそう白い湯気が立ちこめられた
「あっ・・・あぁぁ・・・ようくんのせーえきがぁ・・・まんじゅうにぃ・・・っ!❤///」
これらを見て、ようやく彼女も理解できたのだろう。
魔王の娘であろう、かわいさと麗しさを備えた彼女の顔はごちそうを目の前でお預けを食らった犬のごとく、口からだらしなく涎を垂らし、蕩けていた。
「ほら・・・召し上がれ♪」
そういって僕は彼女の口に半ば押しつけるように白濁あんまんを食べさせた。
「あふぅっ、んぅっ・・・んく、ぐちゅっぐちゅっ・・・えへへぇ❤」
やらしい咀嚼音をたてながら美味しそうに食べる彼女を見て・・・普段の責められる側では味わえない、ゾクゾクとした興奮を覚えた。
そうだ、先ほどの自慰で思い描いていた光景が今目の前で再現されているのだ。
この瞬間から、貯まっていた嗜虐心、征服願望、優越感が満たされ・・・先ほど射精したばかりか、幾度も精を吐き出し続けていたはずの肉棒はこれ以上無いほどに猛り、尿道内が熱くたぎっている精液が分かるほどに・・・興奮していた。
「あぁっ、ディアっ、君の食べている姿・・・とてもエロいよぉ・・・あっぁぁ…うぁぁぁっ!!❤」
リリムの彼女の顔をみて、僕の想いは口には出てこないほどに溢れだし・・・その想いは白濁の精液へ返還され、放蕩した彼女の顔へぶちまけていった。
この瞬間に味わったのは、魔王の娘を僕のモノにしたという達成感、その顔を汚してしまったという後ろめたさから得られる満足感。
そして、魔王をやっつけた感覚とにた倒錯感。
「ひやぁぁ❤・・・あぅぅ、よう君のザーメン・・・お湯よりもあついよぉ❤んっ、れるぅ❤」
しかし、一方の彼女はこれ以上のない幸せに満ちた・・・柔らかな笑み。
そして、その裏に見え隠れしているのは、僕を極上の餌だと認識し、逃がさないように見つめる魔物の王女の瞳・・・!?
「はぁッはぁっ・・・ファァッ!?❤」
その瞳を見た途端、刹那に味わっていた感覚だけが変わってしまった。
「よう君、もっともっと・・・私の顔にいっぱいちょうだい?❤」
彼女は挑発的な、妖艶な笑みを浮かべ、僕の睾丸を手で優しく丁寧にもんでいた。
「あぁっ・・・あひっ・・・うぁっ・・・ふあぁぁぁあっ!❤」
僕は情けない声をあげ、ひたすら彼女の顔に精液を注いでいた。
端から見れば、屈した少女を徹底的に汚しているかのように見える。
顔射というのは本来女性に対して自分が上だ、オマエ、オレノモノと認識させるためがほとんどである。
「うふふっ❤あれだけナカに出したのに❤私の顔に一杯ビュクビュクさせちゃってぇ…ほんとイケナイ人❤」
しかし、僕と彼女の場合は例外だった。
僕は、彼女に従い、自ら精液を捧げるかのように顔射する事を…「強いられている」のだ。
彼女の魔性の瞳に見入られた僕は、たち続け、精液を彼女の顔にかけ続けながら・・・何度も絶頂し・・・意識がなくなっていった。
そう…崩れていく角砂糖のように…。
最後に目にしたのは、白濁まみれになりながら舌なめずりをし、妖しく微笑む彼女と、彼女の胸の下に浮かび上がる、ザーメンまみれの温泉饅頭が浮かんでいた光景だった・・・。
BADEND ep1『YES,中出し. NO、顔射.』
※精液まみれの温泉饅頭は
12/12/10 17:55更新 / 浮浪物