読切小説
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僕とダメイド
朝の日差しが眩しい・・・
太陽の光が窓から差し込む・・・
眠たい目をこすりながら体を起こす

もう 朝か・・・
それにしてもいい天気だ。
話は変わるが 僕の家には可愛いメイドがいるんだ。
昔からメイドに
「ご主人様♪」
と呼ばれるのが夢だったんだ。
朝にはメイドに美味しい料理を作ってもらって
「美味しいよ」
とか言って
「ありがたいお言葉です」
とか言ってくれたら萌えるよなぁー
そろそろ起こしに来てく

ドンドンドン!
「ヘーイ!ご主人様!起きようぜぇ!朝の時間だぜぇー!ヒャッハー!」

なんだ僕は世紀末に迷い込んだのか?
今にもモヒカンが飛び込んできそうだな。
恐らく、というより確実にこの声の主は僕の家のメイドだ
声が可愛いが台詞は乱暴だからギャップしかない

「23秒間くれてやる!無駄な抵抗はするな!グハハハハ!」

えらい中途半端に待ってくれるな
まぁ こんな時は取り敢えず

ゴソゴソ

一旦ベッドの下に隠れるか

ドンドンドン!ドンドンドン!

「開けろーこらー!」

23秒間待つんじゃないのかよ!

「おっと 23秒間待つ約束だったな」

心の声を察知したのか時間追加してるし

「い〜ち」
バァン!!
「馬鹿めぇ!!待つと思ったかぁ!!」

早い!何と無く予想は出来たが早すぎるだろ!
せめて 3くらいは数えろよ!
まだ 上半身しか隠れてないぞ!

「ふふふ 見つけたぜぇ ご主人様!!」

いや 見つかるも何も僕朝だから起きただけだし

「亀頭隠してアナル隠さずとはまさにこのこと!フヒヒ!逃げたらあかんぜよ!」

おい そんな言葉聞いたことないぞ!
しかも どっちも下半身じゃねーか
上半身は何処行った 上半身は

「まぁ キキーモラも歩けばチンポコにあたると言いますし 当然のことでしょうなぁ」

だから さっきから何だそれは!
棒の代わりにチンポコ持ってきても上手くねーよ!
あと 当然って何だ 当然って
僕ちゃんとパジャマ着てるしね!

「さぁて 盛り上がってまいりました!」

盛り上がってるのはお前だけだ。
成る程 キーラの顔を見てみると、可愛い。じゃなくて、火照っててエロい。でもなく ・・・酒飲んだな こいつ
昨日 僕が貰った酒をジュースかなにかと間違えたのか?

まぁ 騒がしいだけなら特に問題は

「ご主人様の性剣エクスカリバ−から溢れ出る朝一番特濃ミルク一本絞り!
私!キキーモラのキーラ行かせていただきます!ウッヒョーイ!」

ピョーン

「させるかぁ!」

サッ

ベッドの下から抜け出し 体を仰向けにし すかさず飛び込んで来たキーラの腹にキックを入れる

ドスッ!

「ゲボァ!」

ドンガラガッシャーン!

クッソ汚い声とともにキーラは吹っ飛んで行く
飛んで行った先は風呂場 浴槽かに水は張ってあるから安心してくれキーラ

バッシャーン!

「おぉ凄い音だ マグロでも跳ねたかな?」
とかふざけてたら

「のわー!何ですかこれはー!これが噂に聞く三途のリバーってやつですかー?!
ああ お花畑が!
あ!あんな所で私の愛用バイブが手を振ってる!
待ってー!行かないでー!
あ!ローターも!待ってぇー!ふぇーー!!」

流石にまずいかな 助けに行くか
風呂場に入り キーラを浴槽から引き上げる

「ふぇっ?!ご主人様?!
ありがとうございます〜助かりました〜」

ガクッ
スースー

寝た 騒がしかったな
全く寝顔は可愛いのになぁ

「ん〜ムニャムニャ 」

寝ぼけてるな

「・・・ご主人様の短小包茎早老野郎ムニャムニャ」

口にちんこねじ込むぞコラ

「スースー」

寝言か 全く

僕はキーラの服を脱がし、
体を拭いて自分のベッドまで運んだ
(別にエッチなことはしてないよ)
爆睡してる・・・さっきまでの元気はどこへやら

バタン

僕は寝室を後にした


3時間後・・・

ドタン!バタバタ!ドサッ!

何だか僕の部屋が騒がしい 起きたかな?

「ご主人様ー!!すみません!!寝過ごしました!!あと おはようございます!!」

「あぁ おはよう、でも今は何と こんにちは な時間だよ」

「ひぇー!ごめんなさいご主人様ぁ!」

「ところでキーラ」

「ふぇっ?何ですか?」

「朝のこと覚えてる?」

「いいいいい いや ぜーんぜん記憶にありません 全く! いやほんとに!全然!もはや皆無!そうそう!逆に刹那!って言うか一瞬的な?! 」

「へー ・・・」

「何ですか!その感じ!絶対覚えてませんよ!私は!」

「頭隠して?」

「亀頭隠してです!」

「・・・」

「あっ」

「成る程 覚えてると・・・ついでにそれ違うから」

「すみません、ご主人様、私 酔っても割としっかりしてるタイプなんですよ」

「あれでか」

「はい と言うよりも酔った時にしたことを覚えてるんですけどね」

「まぁ別に酔っ払うことは別にいーよ
でも 量はきちんと守らないとね」

「す すみません!ご主人様 今度はきちんと量を決めて飲みます!」

「それなら大丈夫だね」

「はい 」

「あ あと 僕の事を短小包茎早老野郎って言った覚えは?」

「あります!!」

「そこはしっかり言っちゃうのかよ!もっとオブラートに包んだ言い方してくれよ!」

「大丈夫です ご主人様!すでにご主人様のちんちんは包まれてますから!」

「ほう・・・」

「あっ・・・」




ペチンペチン!
「ご主人様ごめんなさーい!お尻ペンペンやめてくださーい!あ!でも逆に興奮してきました!もっとしてくださーい!もっとぉ!もっとぉ!」

「キーラ何やってんの?」

「あ ご主人様!何ってご主人様が私にお仕置きしてくれないので自分で自分のケツを叩いてるんです!見ててください!これからもっと激しくなりますよ!
ルック アット ミー!」

「それ 僕の孫の手・・・」

「オー イエス!」
ペチン
「カモーン!」
ペチン
「オー イエス!」
ペチン
「ヘーイ!」
ペチン

「駄目だこりゃ って言うか 酒飲んで無くてこれかよ」

「お腹空いた・・・」

僕はセルフSM中のキーラを放置してカップヌードルを食べた
美味かった

扉の向こうから
「放置プレイ?!放置プレイですか?!ご主人様?!でも興奮します!私興奮します!」
と聞こえてきたけど無視した

カップヌードルを食べ終わりしばらくするとキーラが部屋に入ってきた

「終わりましたご主人様!楽しかったです!」

それは何より

「で 今 お酒飲んでないよね?」

「はい 飲んでないです」

「まぁいっか 特に害は無いし」

「ちょっ!ご主人様!人を虫みたいに言わないでください!」

「すまんすまん」

「いーえ許しません!私はご主人様に使えさせて頂く誇り高きキキーモラのキーラです!
ご主人様のためなら例え
火の中水の中草の中森の中土の中 雲の中あの子のスカートの中
何処までも着いて行きます!」

「ポケモンマスターはマサラタウンにお帰りください」

「酷いですよご主人様!
私の事嫌いなんですか?!
確かに私はメイドの癖にお酒に酔うと目も当てられないようになっちゃいますし
やっぱりご主人様は私みたいなダメなメイドはいらないですか?」

「そんなこと言ってないよ キーラ 君は僕の中で最高のメイドさんだ
そんでもって 最高のお嫁さんかな」

「ご、ご主人様
ありがたいお言葉です!
一生お使えします!
これからもお願いします!ゴクッ」

「こちらこそこれからもよろしくね キーラ」

「ところで ご主人様!私達の子供はいつ作りましょうか?!」

「あー 子作りはもうしばらく待ってね」

「この小心短小包茎早老野郎め」

「え?!何で?!あ!顔が赤い!いつの間に飲んだの?!
しかもまた僕の酒だし!」

「これからもお願いしますからですよ〜だ」

「どのタイミングで飲んでんだよ?!」

「ファック!うるせぇ〜 酒持ってこ〜い!」

何てこったい

「うへへぇ ご主人様しゅきぃ〜 だいしゅき〜 うへへぇ わたしのだんなさまぁ〜」

まあ 可愛いからいいか

「ウヴォエエ!ウヴォエエ!」
ビチャビチャビチャ!

「・・・」

「だいしゅき〜ウプッ!ゲエエエェェ!」
ビチャビチャビチャ!

「ありがとう・・・」









15/03/09 11:28更新 / 針ノ神

■作者メッセージ
キキーモラ大好きなんですけど何かよくわからん感じになっちゃいました(笑)
笑ってくれたら嬉しいです

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