読切小説
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キュンとしたい
「キュンとしたい!」

いきなり訳の分からないことを言う男、雨澤 夕介(あめざわ ゆうすけ)。
その言葉に別に耳を傾ける事もなく、マンガやラノベを読む二人の友達(モブ)。

「いきなりどうした?」

「また始まった」

二人の友達は聞きたくはないが、聞かないと話が終わらないのでとりあえず夕介の話に付き合う。

「だってよ!女はよ理想の男にコクられたら、キュンっとするじゃん?けどよ男にはそれがないんだよ!」

はぁぁっと溜息を吐く友達。
もう何度目だろうか?と思いながら夕介の熱弁に適当に耳を貸す。

「キュンって例えばどんな感じなんだよ?」

「よくぞ聞いてくれたな!あくまでもこれは例えで言うなら漫画で男装女子っているだろう?」

夕介は腕を組み頷いて語り始める。
その熱弁に友達はう〜んっと考える。

「まぁ、物によっちゃあ、いるな男装ヒロイン」

「確かにね・・・それで?」

「んでちょっと、男風に喋って・・・こうなんだ、えっと・・・」

段々どう説明しようか言葉が詰まり始める。
そしてそれを見かねた1人の友達が何かを察したかのように言う。

「要するに、女子にちょっとかっこよくコクられたいってこと?」

「それだ、多分!」

「多分かよ!?」

"ダメだこいつ早くなんとかしないと"と思いながら夕介をジトッ目で見る。
その視線に気づき二人の友達を交互に見る夕介。

「な、何だよ?」

「いや〜お前のいう事は・・・まぁわからなくもない、実際ラノベとか漫画とかにいるから」

1人の友達が漫画本を閉じる。
するともう1人も読んでいたラノベに栞を挟んで本を閉じて夕介に向き合う。

「けどそれって漫画とかラノベとかの話だよね?現実にはいないよね?」

「っぐ・・・そ、そうだけ、どよ」

流石に歯切れが悪くなる夕介。
理解はしていた。



        自分が理想とする女の子がいるわけがない。



「だろ?まぁお前の言い分も分からなくもない」

「けどさ現実は現実、理想は理想だよ夕介、現実を直視しようよ奇跡なんて起きないよ」

2人言う現実と理想は違う・・・。
           そんなこと自分が1番わかっている。
                           いやわかっていた。



「・・・やっぱ理想、なのか・・・」

友達と別れて1人トボトボ住宅街を歩く。
だが理想とわかっていてもやっぱり捨てきれない。


"諦めたくない"と思った。

「・・・ダメだ、例え現実じゃなくても・・・俺はキュンとしたいんだ!」

決意を新たに固めたその時だ。



             突然"霧"が発生した。



どこからともなく、霧、霧、霧。
まるで夕介を"神隠し"するかのように。

「ちょ、おいおい、な、何だ何が起きてるんだ??」

流石にこの状況に落ち着くことができるはずがない。
とりあえず冷静に、落ち着き車に轢かれないように隅による。
だがそれよりも嵐のように、霧が晴れて始める。

「い、一体・・・何が、おき・・・たんだ?」

夕介は今の状況に、理解できなかった。
目の前の光景に。

「・・・嘘、だ、ろ」

自分は住宅街を歩いていた。
いや違う



    "歩いていたはずだ"


しかし目の前に広がって見えるのはお伽話に出てきそうな。
世にも不思議な不思議な。



          "森"



森の中にいる。
何が起きて、何がどうなってるのか"理解"できるはずがない。

「あ、ありのまま・・・ありのまま、今起こった事を話すぜ」

すぅぅ・・・っと空気を吸う夕介。
そして、そのままため込んだ事を吐き出す。

「俺は住宅街を歩いていた、だがいきなり霧が出たんだ、何がなんだかわけもわからなくて、気づけばこんな変な森にいる何を言っているかわからないと思うが・・・」

そしてまた空気を吸い込む。
さっきよりも、多く、多く空気を吸う。

「ここどこだぁぁぁぁぁっ」

どこだぁぁ
   こだぁぁ
      だぁぁ

夕介が叫ぶとバサバサっと遠くで鳥が飛び立っていく。
どうやらここは本当に"森"だと確信した夕介である。



森の中を歩く、歩く。
ひたすら・・・ただひたすら。

「なんだよこの森・・・出口はないのか?」

はぁはぁっと息も切れ始める。
取りあえず、歩いてみたものの出口らしきものはなく。
そして、体力も悪戯に消耗してしまい少しその場に倒れるように横になる。

「ちょっと休憩・・・もう、無理」

仰向けで空を見ると、空の色は青くはなかった。
空の色は少しピンク色で漢字2文字で表すなら"好色"や"色欲"と想像できる。

「・・・このまま、死ぬのか?」

まだ恋はしていない。
         まだ彼女も出来ていない。
                    まだキュンとするような恋に堕ちていない。


「・・・まだ死にきれないな」

ゆっくりと立ち上がり、意を決して立ち上がる。
その目には"生きる"という意思があった。

「よし、もうちょっと頑張ろう」

頬を叩き気合を入れたその時だ.
微かに人の声が聞こえた。

「!?人??よかった」

どこにいるのかを探るように聞き耳を立てて自分に眠る"感"を呼び覚まそうとする。
そして聞こえた方角を見抜き、歩き出す。

「よかった、人がいる!1人じゃない!」

喜び歩くスピードが速くなり、走りはじめる。
少し前までこのまま1人という寂しさが無くなり、はしゃぐように走る。

「はぁはぁ・・・あと少し」

段々と人の気配がする場所に近づいているのがわかる。
そして一気に駆け抜けると。


            駆け抜けたその先には丸いテーブルとおいしそうな焼き菓子やケーキがありそこに1人男装をした女性がいた。


「ん?おや・・・珍しいね♪この国に殿方とは」

「はぁはぁ・・・あぁ」

流石に走りすぎたか、息を切らして少し膝がよろけてしまう夕介。
その姿を見た女性は慌てて夕介に近づく。

「だ、大丈夫かい君?さぁボクの肩に掴まって」

女性は夕介に肩を貸してゆっくりと移動する。
肩を借りるとふわりといい香りがした。

「す、すみません・・・」

「何を謝っているんだい、困った時はお互い様だよ♪さぁ、座って座って」

ゆっくりと移動して、椅子に夕介を座らせる。
そして焼き菓子やケーキを夕介振舞う。

「ボクは今からお茶を入れてくるから、落ち着いたら遠慮なく食べてくれ♪」

ウキウキと嬉しそうに移動した女性。
何がそんなに嬉しいのかわからない夕介だが今はとりあえず厚意に甘えることにする夕介。



数分後。
息も整い終えて、落ち着きを取り戻す夕介。
するとそこに紅茶を淹れた女性が戻ってくる。

「お待たせ・・・ってまだ食べてないのかい?遠慮せずに食べてもよかったのに」

紅茶を置くと椅子を持って夕介の近くに椅子を置き。
そのまま椅子に腰を掛けて座る。

「あ、あの・・・俺ここにいてもいいんですか?」

落ち着いた夕介はようやく自分がとても"場違い"な場所にいることに気付く。
助けてもらったのには感謝はしているがもしかしたら誰かを待っていたりしているのかと思ってしまい。
少し女性の様子をうかがうようにチラリと見てしまう。

「っぷ、くすくす・・・」

笑われた。
自分としては気になって質問したことなのにと夕介は思ってしまう。

「失礼・・・いや、君は気にしなくてもいいんだここにはボクしかいないから」

「え、1人?」

「ああ、ボクはお茶が大好きでね、こうして毎日パーティのようにお菓子とか作ってるんだ」

「そ、そうなんですか」

少しほっとする夕介。
すると女性が少し紅茶を飲んでいく。

「ふふふ、けど君のような素敵な殿方とお茶ができるのはボクとして嬉しいな♪」

「は、す、素敵!?」

いきなり"素敵な殿方"と言われて取り乱す。
今まで1度もそんな風に自分を評価する人なんて世界中探しても誰もいない。

「そういえば自己紹介がまだだったね、ボクはエレトよろしくね」

「あ、俺は雨澤夕介です」

互いに自己紹介をすると目を閉じてエレトは頷く。
そしてゆっくりと夕介を見つめる。

「ユウスケか、いい名前だね♪今日ここでボクらが出会ったのはまさに運命だね」

心の奥底から"キュン"っとした気がした。
少しドキドキと心臓が鳴り響く。

「ってユウスケぼぉーっとしてしないで、紅茶が冷めるよ!ぬるくなった紅茶はおいしくない!!」

「え、ああ・・・じゃ、じゃあいただきます」

ずずずっと紅茶を飲む。
最初は慌てて飲んだがゆっくりと紅茶を味わうとその紅茶はとても美味しい。

「・・・おいしい」

「本当かい!よかった」

「うん、この紅茶すごくおいしい!」

すっかり紅茶の味に気に入る夕介。
そして焼き菓子も手を伸ばし食べる。

「ようやく食べてくれたねユウスケ」

「え・・・ああ、ちょっと警戒っていうか、遠慮っていうか・・・」

あ、あははッと笑いながらケーキも食べる夕介。
それでようやく心を開いたことにエレトも嬉しくなる。

「そんなの気にしなくてもいいのに・・・あ、口元にケーキのクリームがついてるよ」

拭いてあげるといい夕介に近づくエレト。
そしてそのまま夕介の口元に付いたクリームを。



   舐め取った。



「!!?!?」

「うん美味しい♪」

さも当然かのようにクリームを舐めとったエレト。
だが夕介は何が起きたのか理解できなかった。

「え・・・ちょ。ええ??」

「どうしたんだい?ユウスケ、クリームは取れたよ?」

「いやいいやエレトさん今、舐め・・・ええ??」

パニック状態に陥る夕介。
するとエレトも「あっしまった」っと小声で呟く。

「ユウスケ・・・ユウスケってひょっとして"魔物娘"って知らない?」

「魔物娘・・・?」

「あ〜知らないのか・・・えっとね、魔物娘っていうのは」

手短に要点だけを説明するエレト。
そしてその説明を聞く夕介。
頭が痛くなるほど理解に戸惑ってしまう。

「えっとつまり、魔物娘っていうのは好色な存在で、そ、そのえ、Hなことがしたい女の子ってこと?」

「うん、ああ〜でも誤解しないで!決して誰でも構わずって訳じゃないんだ!!ボクはユウスケだからユウスケだけだから」

立ち上がって勢いよく夕介の膝に乗る。
そしてそのまま両腕を伸ばしギュゥゥッと抱きしめる。

「ちょっと、え、エレトさん!?」

焦り始める夕介。
何故なら、エレトのたわわな"巨乳"が夕介の胸板に当たっているのだから。
だがワザとか否かは別として離れようとしないエレト。

「・・・初めて会ったんだ殿方に」

「え?」

ぽつりとつぶやいた。
そして夕介と真正面で向き合うエレト。

「・・・ボクね、初めての男ううん・・・殿方に会ったのが、君が初めてなんだ・・・」

緊張しているがわかる。
何故なら顔色は赤く、瞳もうるんでいるから。

「・・・ボクの事、嫌いになった?」

そして少し目を泳がせながら、夕介に問うエレト。
しかし夕介からすればそのしぐさだけでも"ドキドキ、ドキドキ"と鼓動が鳴っていた。

「き、嫌いにはならないから!」

「ほ、本当?」

潤んだ目で見つめるエレト。
その目を見るだけでも鼓動が収まるどころか全くおさまらない。

「本当だって!!」

信じてもらうように勢いに任せて手を握る夕介。
その目は本気と言うのがわかりいつの間にかエレト自身も鼓動が鳴る。

「あ、ありがとう・・・ねぇ・・・1つボクのお願い聞いてくれる?」

「お、お願い?」

「うん・・・」

ゆっくりと耳元まで顔を近づけるエレト。
そしてそのまま耳元で囁く。

「ユウスケとHがしたいんだ、ボクを無茶苦茶に・・・無茶苦茶に君色に染めてくれ」

エレトが囁き終えるとゆっくりと正面を向き見つめあう。
そしてエレト自ら。


        キスをした。


そしてゆっくりと唇を離しまたユウスケを見つめるエレト。
しかし言葉と行動に夕介自身何が起きたのか理解できておらず、固まってしまっている。

「ユウスケ、君に・・・ボクの全てをあげる」

っぶち!!
何かが切れた音がした。
自分の中で、自分意思で出会えた。




                "自分の理想とする女性に"




「え、エレトさん!!」

今度は夕介の方からキスをする。
ねっとりと舌を合わせ。
     深く深く合わせて。
       互いに互いを求め合うように。

「ぷは・・・ユウスケぇ・・・気持ちいいキス、最高だよぉはぁはぁ・・・でも、「さん」はいらないよ?」

「じゃ・・・じゃあ、え、エレト・・・」

「もっと大きな声で呼んで」

「エレト!」

「よくできました♪じゃあユウスケにご褒美♪」

またがったまま、そのまま服を脱ぎ始める。
パーティ用のブレザーのボタンを外しブレザーを脱ぎ。
次にTシャツのボタンを外す、するとブラを付けていないのか。


綺麗な素肌とたわわで大きい巨乳が露わになる。


「ふふふ・・・ユウスケが最初だよ?ボクのおっぱいを誰かに見せるのは」

「お、大きい」

まじまじと見つめる夕介。
その大きい胸につい生唾を「ごくり」と飲みこんでしまう。

「そんなに気になるんだねボクのおっぱい、嬉しいな♪」

「さ、触ってもいい?」

「もちろんいいに決まってるじゃないか、ボクのおっぱいを存分に堪能してくれ♪」

「じゃ、じゃあ」

ゆっくりと手を伸ばしエレトの胸を触る。
柔らかいが弾力もある。

「エレトのおっぱい、弾力があって柔らかい」

「あ、ありがとう・・・けどユウスケの手も大きくて温かいよぉ♪」

触るのをやめて次に揉み始める。
優しく揉んでいく。

「ああ、いいよぉゆ、ユウスケぇおっぱい気持ちいいよぉ」

「ま、まずい・・・手が止まらない」

段々激しく強く揉んでいく夕介。
そして今度は口を開けてしゃぶり始める。

「っ!!ぅぁぁあぁっお、おっぱいミルクでないのに・・・けどすっごくいいよぉぉっ」

"チュパチュパ、チュパチュパ"と胸を吸い弄る夕介。
完全にエレトの胸が気に入ったようにも見える。

「ああ、いい、いいよぉくぁぁ・・・っこ、このままじゃっ出ちゃう!」

ズボンが少し濡れる。
どうやら"潮"が出たみたいだ。

「はぁーはぁー、うぁ、おっぱいチュパチュパされてイカされちゃったよぉ・・・」

「ぷは・・・ご、ごめんエレト」

はぁはぁっとゆっくり息を整えるエレト。
するとエレトの下半身に硬い何かが当たっている。

「ゆ、ユウスケのチンポが・・・ボクの下半身に当たってるよ?」

「う・・・エレトのおっぱいが気持ちよくて、つ、つい・・・」

「ううん、いいよぉそれだけボクに欲情してくれたってことだよね?」

夕介の膝から降りるエレト。
そして今度はエレトが穿いているズボンのを下ろす。
すると白くつややかで大きなお尻が丸見えになる。

「あはは、裸になっちゃった♪」

テーブルに手を置いて夕介に突き出すように四つん這いになる。
そのままお尻をゆっくりと左右に揺らして夕介を"誘惑"する。

「ほらユウスケ次はボクの体で、ユウスケが気持ちよくなってくれないか?」

「お、おお・・・ごく」

スタイルのいい体を見てちんぽがさらに勃起してしまう。
そして"欲望"のままズボンを下ろし勃起したちんぽを出しそのまま目の前の"メス"を犯そうとする。

「い、いくよエレト」

「うん、いつでもいいよぉ♡」

ゆっくりと挿入する夕介。
挿入されて奥へ奥へと入っていく。

「き、きたぁぁっ!」

しかし夕介は気づいていた。
エレトのおまんこから"血"が出ていることを。

「え・・・エレト、ち、血が」

「んぇ?なにぃ??もっとずぽずぽ入れてよぉぉユウスケぇっ!」

気づいていないのか?はたまた快感に酔っているのか?。
いずれにせよエレト本人は"痛み"を感じていない事がわかった夕介。
そして夕介自身我慢できずに根元まで入り込む。

「ぜ、全部・・・は、入ったぁ・・・う、動いてユウスケっ!」

「わ、わかった」

ピストンを始める夕介。
"ぐちょぐちょ"で"ぬるぬる"のおまんこをただひたすらピストンしていく。

「んぁぁき、気持ちいい、気持ちいいよぉぉ!ユウスケのおちんぽ最高だよぉぉっ!」

「エレトの中も・・・ヌルヌルでぐちょぐちょのおまんこ、気持ちいい」

「う、嬉しい・・・ユウスケに気持ちいいって言ってくれて、ボク嬉しい!」

"キュッキュッ"っとエレト自身、おまんこを締め付ける。
その快感に合わせるようにピストンをするがだんだんと激しくなる。

「ああん、いい!いいよぉ!!おちんぽ、おちんぽぉ!」

「え、エレト・・・も、もうで、出そうっ!」

より一層ピストンを強くする。


「い、いいよぉちょうだいっ!ボクのおまんこの中にいっぱい射精してぇぇ!」

「わ、わかった!」

ピストン、ピストン。
 ピストン、ピストン。
"愛し合う"ように。
ただ"求め合う"ように。

「はぁはぁ!だ、出すよエレトぉぉっ!!」

勢いよく快感に任せて精液を"ドピュドピュドピュ、ドピュドピュドピュ"と射精する。
それをおまんこの"子宮口"に受け取るエレト、しかし両脚はガクガクと震え今にでも崩れそうだ。

「う、くぅぅ・・・」

ゆっくりとチンポを引き抜く夕介。
すると引き抜いたチンポの後から射精した精液がおまんこから溢れ出る。



Hを終えて息を整える2人。
そして息を整えた後、2人は服を着なおす。

「ユウスケ・・・実はね、1つ謝らないといけない事があるんだ・・・」

「なんだ、エレト改まって?」

ちょっと歯切れが悪い。
まるで"何かを隠している"かのように。

「う、うん・・・じ、実はね、しょ、少量・・・だけど」

もじもじ、もじもじとするエレト。
夕介にとっては、そのしぐさ1つで可愛く見えてしまう。

「少量だけど媚薬をい、入れたんだ!」

「え、び、媚薬!?」

流石の夕介も驚く。
まさか媚薬を使われているとは思わずに。

「大丈夫!媚薬と言っても少量で効果も薄いから!」

「・・・」

夕介の口元がポカーンと開いてしまう。
そしてエレトも慌てる。

「ご、ごめん!いや、ごめんなさい初めての殿方だったし・・・それで」

言い訳するエレト。
嫌われたくない一心、と言うのがわかる。

「ほんっとうにごめん!!許してなんっ!?」

夕介が自らキスをした。
そのキスを受け入れてそのままディープキスをする。

「ぷは・・・落ち着いた?」

「・・・うん」

キスをされて赤くなるエレト。
そして息を吸って落ち着くエレト。

「いいんだ、媚薬を入れてもエレトの事もう好きになったから♪」

「・・・本当?」

「ああ」

ぎゅっとエレトを抱きしめる夕介。
そして抱きしめてられて、さらに赤くなるエレト。

「エレト・・・大好きだ」

「・・・ボクもだよ♪ボクも愛してる♡」

抱きしめるのをやめて見つめあって。
                キスをしていつまでも、いつまでも愛し合うのであった。
15/02/05 21:00更新 / ゆっくりシャル

■作者メッセージ
これを書いていた私「ああ、これ完全に自分の願望だわ」って思いました
だってこんな風に言われたいのって私だけだもん!

という事で3作品目です、はい。
この作品はとりあえず「エロい!」って思ってほしくて書きましたw
さて次は某あの日に投稿しようかと思いますw
・・・え、バレンタイン?ナニソレ、オイシイノw

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