地〜彼女は優しく暴走する〜
異世界召喚。
それは異世界の住人が、別世界の人間を自分達の世界に呼びだすこと。
しかし、それは理を壊す行為でもある。
「勇者召喚に成功しました!」
「よく来た、勇者・・・どの?」
理を壊すとは、何が起こるかわからない。
1人の「勇者」を召喚するはずが・・・。
"複数人" が召喚されたとしても。
*
レスカティエ教国より北にある小国。
そこで「勇者」が召喚された。
一人は勇猛な「勇者」。
一人は知的な「賢者」。
一人は人々を癒す「聖女」。
そしてもう1人は。
精霊を使役し共に戦う「精霊使い」。
しかし "彼" は精霊を使役できず、精霊を視認さえできず。
また、呼び出す事も出来なかった。
そこで、王はその彼に森へ行き精霊を探すことを提案した。
もちろん、数人の兵士と念には念を武器も支給され次の日に森へと行くことに。
兵士に護衛されながら森の奥へ奥へと行き。
時折現れる魔物を倒したりして。
そこで彼は気づくことになる。
彼は置き去りにされ、一人になったことを。
「う、うう」
日は暮れ、気づけば夜になっている。
近衛星太(このえ せいた)は木の下で身を潜め朝が来るのを待っていた。
しかし1人ぼっちで、知らない世界という状況。
心細さと、さらに空腹。
まさに星太は極限状態。
「帰りたい、家・・・なんでこんなことに」
数日前までは当たり前の日常だった。
しかし今は知らない世界で1人。
「お腹空いた・・・喉渇いた・・・」
愚痴を言っても誰も聞いてくれない。
このまま、動物の餌になるのか?というネガティブなことばかり想像してしまう。
〈・・・ねぇ、困って・・・よ〉
〈なぁ、いい・・・姿・・・いいん・・・?〉
どこから声が聴こえる。
優しい声と血気盛んな声。
〈まだです・・・まだ私は・・・ます〉
〈でも・・・この・・・餓死・・・する・・・?〉
今度は凛とした声と、元気な声。
暗くて姿が見えない。
「だ、誰?」
右、左と周りを見る。
しかし声は聞こえるが姿がない。
「ま・・・まさかゆ、幽霊!?」
怖くなり、逃げだす。
がむしゃらにただ走る。
〈あ・・・待って〉
「もう、もう・・・もうい、いやー」
走る、走るただただ入る。
するとその先が。
崖とも知らずに。
そこで星太の意識がブラックアウトしてしまう。
*
頭痛がする。
他には・・・なんか重いような感覚がする。
まるで誰か馬乗られてる感じがしながら薄っすらと目を開ける。
脳がまだ覚醒していないせいか、建物(?)の中のような壁、天井があるのがわかり。
恐る恐るゆっくりと腕を伸ばしてみる、すると何か触れる。
「あん♪」
手に何かあたる、柔らかい肌触り。
それでいて冷たいような温かいような熱を感じて。
つい、むにむに、むにむにと触ってしまう。
「ん・・・く、くすぐったい・・・でも、触るなら・・・こっち♪」
両手首に何かが触れてきた感覚
冷たく少しごつごつしたような手。
その手が今度はより柔らかく、両手に収まらないくらいの丸みがある。
「ん、何この・・・柔らかいもの?」
「気持ちいい・・・もっと触って、揉んで♪」
「・・・も、む?」
さっきから、おっとりとした声がして。
星太自信、誰と会話してるんだろう?と疑問に思い目をゆっくりと開けていく。
すると見知らぬ、裸の女性(?)が星太を馬乗り状態で。
さらに星太の両手はその女性の胸をしっかりと触っている。
「・・・う、うわぁぁっ!?」
ここでようやく、意識が覚醒し両手を離す。
しかし、女性はまた星太の手首を掴んで。
「なんで離すの?もっと触っていいんだよ?マスター♡」
また、胸を触らせてくる。
柔らかくて両手が沈んで、き、巨乳だ・・・と確信する星太。
こ、このまま揉みたい・・・とつい理性が無くなりそうになる。
「・・・じゃなくて、あ、あ・・・貴女は誰!?」
「私・・・?私は・・・精霊、地の精霊ノーム♪」
「せ・・・せ、精霊!?」
今まで認識できなかった精霊が、なんで今さら?と思いながら。
よく彼女ををみると土で、できた手に。
頭に木の実が生えてることがわかる。
「・・・そんなに見つめられると、興奮する♡」
表情筋が動いていないが照れているのがわかってしまう。
何言ってるの!?と思いながらなんとか動こうとする。
「あの・・・で、できればどいてほしいんだけど・・・」
「やだ♪」
ずいっと顔を近づけるノーム。
じ〜っと見つめると星太の頬とノームの頬を擦り合わせ、また星太を見つめる。
「マスター、私・・・マスターと契約したい♪契約してマスターを幸せにする!んちゅっ!」
「んん!?」
いきなり唇を奪われる。
眼を見開きながら、自分の唇とノームの柔らかい唇が当たってる。
何故キスをされた?と理解できずにいる。
「マスター・・・かわいい♪じゃあ次は」
土でできた手で、ノームは、星太のズボンを強引に脱がす。
しかし、土でできた手が大きいせいか、ズボン脱がすどころかパンツまで脱がしてしまう。
「な、何するの!?」
「隠さなーい♪見せて、見せて」
いきなりの事で何が起きたかわからず慌てて足と手で下半身を隠す。
しかしノームは興味津々でなぜか目を輝いている。
「マスターの、チンポ、チンポ・・・チ・ン・ポ♪」
抵抗していたが、大きな手では抵抗むなしく。
ノームにチンポが見られてしまう。
「これが、マスターのチンポ・・・可愛い」
力を入れたら壊れてしまいそうで。
優しく、優しくチンポを触れる。
まるで可愛い子を愛でるかのように。
「温かい・・・マスターのチンポ♪」
手を離し、チンポに息を吹く。
すると星太のチンポはむくり、むくりと勃起し始める。
「素敵・・・次は♪」
「はぁはぁ・・・え、ちょ・・・」
困惑と快感が混ざってるせいで、抵抗できない星太。
それをまるでわかってるかのように、次にノームが取った行動は。
星太の両足を抑え、見せつけるように巨乳を前へ後ろへ動いていく。
なお前後に動く際、谷間を通過するその時に巨乳が少し当たる。
「マスター、気持ちいい?気持ちいいなら嬉しい♪」
我慢できなくなったのか、前後に動くのをやめ。
今度は両方の巨乳を包み込み始める。
それはいわゆる "パイズリ" 。
「ふぁ・・・マスターのチンポ、温かい♪」
両手で左右の胸を掴んで上下に動かす。
時折左右の胸を、両手で圧迫させる。
すると乳圧でチンポがビクビクと動いてしまい。
「うぁぁ、っでる、でちゃう!!」
やがて、ノームの谷間に "びゅるびゅる" と射精してしまう。
「んぁぁ・・・あん♪おっぱい・・・温かい、こ、これが・・・せ、精液♪」
ゆっくりとパイズリをやめ、ゆっくりと立ち。
騎乗位の状態で谷間に射精した精液を手で掬い舐める。
「こ、これが・・・これが、精液・・・せ・い・え・き」
息を整えながら、気づけばノームは素股を始める。
その表情は恍惚で、いやらしく。
期待に胸踊らせているように見える。
「名前・・・名前つけて♪」
「な、名前・・・?名前って、の、ノームが名前なんじゃ?」
「ちーがーう・・・それは、種族の名前」
ずいっと顔を近づかせるノーム。
なお、焦らすようにすりすりとお尻でチンポを擦っており。
星太の興奮を冷めないように、勃起が続くように。
そして星太のチンポを受け入れる準備はできているのを、ノームが自信の身体で教える。
「ほら、名前・・・名前・・・早く、早く♪」
「え、ええ・・・ええ〜っとう、うぁぁ」
素股されながら見つめられ、名前・・・名前と考える。
しかし擦られているせいで、物足りなさと、Hなことがしたいと迷走してしまう。
「ノーム、ノーム・・・の・・・ノアと、というのは?」
「の・・・あ?」
擦っていた腰を、ピタッと止まるとプルプルと震え始める。
星太は、ひょっとして気に入らなかった!?と考えてしまう。
「ノア・・・ノア、いい・・・私ノア♪」
「・・・え、き、気にいってくれたの?」
「うん♪だから・・・ノアのおまんこ・・・いっぱい味わって♪」
チンポをおまんこに当てて、そのままおまんこ中に入れる。
ノア中はきつくて温かい。
しかしそれでいて星太のチンポを優しくねっとりと包んでいく。
「う、うぁぁ・・・き、気持ちいい・・・」
「入ったぁぁ・・・初めてな、なのに・・・マスターのチンポ、き、気持ちいい♪」
童貞のチンポをノアのおまんこが星太のチンポを締めていく。
ただ星太は童貞、童貞にノアの "処女おまんこ" は刺激が強すぎる。
「ノア・・・も、もう・・・くぁ、い、イク!」
「いいよ、マスター!来て、来て私のおまんこ、おまんこに出して、出して!!」
1度射精したにも関わらず、今度はノアのおまんこに精液を。
"ぴゅるびゅる、びゅるびゅるっ!"と。
「んぁぁ〜マスターの精液、精液きたぁぁき、気持ちいい・・・幸せ」
恍惚に、両目にハートが浮かびながら、腰を落としノアが自分の意思で。
自分の子宮口にチンポ突き刺し、ぐりぐりとディープキスをする。
「ああ・・・う、うぁぁ・・・それダメ・・・き、気持ちいい」
「まだチンポ・・・かったぁい♪私のおまんこでマスターチンポもっと喜ばせたい、もっと気持ちよくさせたい」
「え・・・ま、待って・・・」
ぐりぐり、ぐりぐりとディープキスをさせた後、少し暴走気味でまた腰を上げ。
勢いよく腰を落とし2回戦目のSEXが始まる。
しかし、ただでさえ目覚めたばかりでパイズリで1発、ノアのおまんこに1発。
計2発出しているので、休憩と食事をまだしていない。
「SEX・・・SEX♪もっとマスターにご奉仕♪」
「ま、まって・・・待ってノア・・・お、落ち着いて」
「やだぁ、あん♪マスターチンポを私のおまんこ・・・でぇっ射精に導くっ!」
焦らすのをやめて、自分のやりたいように腰を動かす。
それは傍(はた)からみれば羨ましい光景だ。
ただし星太からすれば、自分の生死に関わる事でこのままでは本気で危ないと感じてしまう。
「待って・・・ノア、ノア」
「やだ、や〜だ、マスターのおチンポ精液、私が全部う、受け止めるの♪」
腰を動かすスピードが変わる。
それは星太が射精するのが近づいてる事を。
まるでノアが身体で "覚えた" かのように。
一心不乱に射精を導かせようとする。
「うぁぁ・・・待って、待って・・・もう、出る、出る!また・・・また、精液出る、出る!」
「いいよぉ、マスター、マスターの精液、精液、頂戴、私の中に注ぎ込んでぇっ♪」
卑猥な音で、星太の頭の中が真っ白になり。
3発目の精液を "ぴゅるぴゅるぴゅるっ!" と、おまんこに2回目の精液を射精してしまう。
「来た・・・来たぁっ♪来たぁぁんマスターの精液っ!せい・・・えきぃ♪」
恍惚な笑みを浮かべる。
ご主人様である星太の精液が心地よく、それでもっと求め始める。
「マスター・・・次は、マスターが・・・」
しかし、星太の魂は抜けており。
「燃え尽きたよ・・・真っ白な灰に」と、言葉が聞こえそうな感じになっている。
「マスター・・・?マスター!?」
そこでようやく、自分がやったことに気づく。
気付いて、顔が一気に青ざめるノア。
「マスター死んじゃやだ〜!!」
身体を揺らし起こそうとするノア。
しかし、返事はない。
「マスター、マスター!!」
完全にパニック状態に陥るノア。
すると、それを見兼ねてもう1人精霊がノアに話掛ける・・・。
*
人には、向き不向きがある。
向いていることは得意な事。
不向きは苦手なこと。
しかし不向きな事を押し付ける人は少なからずいる。
それができない場合は・・・。
「・・・っっは」
ガバッと、身体を起こす。
怠(だる)い、とにかく怠い。
あるのは、蓄積された疲労と倦怠(けんたい)感のみ。
「あ・・・ああマスター・・・マスターよがっだ、よがっだぁぁ」
凄い涙目で近づき抱きしめてくる。
ただし力強い、とにかく強い。
「の、ノア・・・ちょ・・・ギブギブ・・・」
「っご、ごめんなさい・・・マスター・・・」
星太に抱き着くが、星太の言葉ですぐに抱き着くのをやめるノア。
また暴走する!?と思いながらあっさりと引いて少し安堵する。
しかしそれよりも、どこか焦げ臭いようなにおいがして。
「バカイグニス!火の加減が間違ってます!」
「うるせぇな肉、焼けっつったのはお前だろうが!」
「喧嘩だ喧嘩だーやれやれ♪」
少し奥の方から3つの声が聞こえてくる。
うるさいような、それでいて賑やかな?と思っていると奥の方から。
ふわふわ浮いた女の子(?)が来て、目が合う。
「あー!目が覚めたんだ!ウンディーネ、イグニス!!男の子が目が覚めたよ〜」
「マジか!?」
「こら、火を・・・もう!」
火を音がしたと、思っていると
小さい女の子が来たところから、背の高く熱を出している女性と。
清らかで清楚な女性が近づいて来て。
「旦那、身体大丈夫か?寒かったらあたしのか・ら・だ・で、いつでもあっためてやるぞ!」
「待ちなさい、イグニス!ご主人様は混乱しています、まずは落ち着いて話をするのが先です」
「あはは〜ウンディーネは堅物だ〜」
状況がわからない。
ただ、わかるのは彼女たちからは "敵意" を感じ取れなず。
むしろ好意すら感じて戸惑う星太。
「えっと・・・あ、貴女達はい、一体・・・」
震えながら4人を見る星太。
一方でそれぞれ顔を見て自分達の事、否 "存在" を知らない事にきょとんとして。
「これは、失礼しました・・・私達は、精霊、4大元素から生まれた存在です」
「精、霊?」
「おう、あたしは炎を司る精霊、イグニスだ!よろしくな旦那」
全身からより強い熱と炎が出る。
しかしすぐに炎を抑えて。
「ボクは、風を司る精霊シルフだよー」
ふわふわ浮遊しながら心地よい風を出して。
「ん、私は地を司るノーム・・・でも、今はマスターが付けた名前があるから、ノアって呼んで、欲しい」
よくみると、ノアの頭から木の実が実っていて。
心なしか凄くおいしそうに見えてしまう。
「そして私(わたくし)が水を司る精霊、ウンディーネでございます、ご主人様」
膝を着き頭を下げるウンディーネ。
それはまるで、自分に忠誠を誓うようにも見えて。
「あ、えっと・・・えっと僕は、近衛、せ・・・星太・・・です」
混乱はしているが、名乗られたので、自分も名乗らないと思い緊張しながら名乗って。
「近衛星太様・・・なんて、優しいお名前なんでしょう♪」
ゆっくりとウンディーネが星太に近づき星太の手を握る。
「ご安心くださいご主人様、これからは私達が精神誠意貴方様尽くし、貴方様を守る事を誓います」
「おう、あたしも誓うぜ!」
「ボクもー」
「私も」
「え、ええ〜!?」
異世界に来た星太は、ここから始まり動き出す。
精霊達との。
ハーレムライフが。
つづく
それは異世界の住人が、別世界の人間を自分達の世界に呼びだすこと。
しかし、それは理を壊す行為でもある。
「勇者召喚に成功しました!」
「よく来た、勇者・・・どの?」
理を壊すとは、何が起こるかわからない。
1人の「勇者」を召喚するはずが・・・。
"複数人" が召喚されたとしても。
*
レスカティエ教国より北にある小国。
そこで「勇者」が召喚された。
一人は勇猛な「勇者」。
一人は知的な「賢者」。
一人は人々を癒す「聖女」。
そしてもう1人は。
精霊を使役し共に戦う「精霊使い」。
しかし "彼" は精霊を使役できず、精霊を視認さえできず。
また、呼び出す事も出来なかった。
そこで、王はその彼に森へ行き精霊を探すことを提案した。
もちろん、数人の兵士と念には念を武器も支給され次の日に森へと行くことに。
兵士に護衛されながら森の奥へ奥へと行き。
時折現れる魔物を倒したりして。
そこで彼は気づくことになる。
彼は置き去りにされ、一人になったことを。
「う、うう」
日は暮れ、気づけば夜になっている。
近衛星太(このえ せいた)は木の下で身を潜め朝が来るのを待っていた。
しかし1人ぼっちで、知らない世界という状況。
心細さと、さらに空腹。
まさに星太は極限状態。
「帰りたい、家・・・なんでこんなことに」
数日前までは当たり前の日常だった。
しかし今は知らない世界で1人。
「お腹空いた・・・喉渇いた・・・」
愚痴を言っても誰も聞いてくれない。
このまま、動物の餌になるのか?というネガティブなことばかり想像してしまう。
〈・・・ねぇ、困って・・・よ〉
〈なぁ、いい・・・姿・・・いいん・・・?〉
どこから声が聴こえる。
優しい声と血気盛んな声。
〈まだです・・・まだ私は・・・ます〉
〈でも・・・この・・・餓死・・・する・・・?〉
今度は凛とした声と、元気な声。
暗くて姿が見えない。
「だ、誰?」
右、左と周りを見る。
しかし声は聞こえるが姿がない。
「ま・・・まさかゆ、幽霊!?」
怖くなり、逃げだす。
がむしゃらにただ走る。
〈あ・・・待って〉
「もう、もう・・・もうい、いやー」
走る、走るただただ入る。
するとその先が。
崖とも知らずに。
そこで星太の意識がブラックアウトしてしまう。
*
頭痛がする。
他には・・・なんか重いような感覚がする。
まるで誰か馬乗られてる感じがしながら薄っすらと目を開ける。
脳がまだ覚醒していないせいか、建物(?)の中のような壁、天井があるのがわかり。
恐る恐るゆっくりと腕を伸ばしてみる、すると何か触れる。
「あん♪」
手に何かあたる、柔らかい肌触り。
それでいて冷たいような温かいような熱を感じて。
つい、むにむに、むにむにと触ってしまう。
「ん・・・く、くすぐったい・・・でも、触るなら・・・こっち♪」
両手首に何かが触れてきた感覚
冷たく少しごつごつしたような手。
その手が今度はより柔らかく、両手に収まらないくらいの丸みがある。
「ん、何この・・・柔らかいもの?」
「気持ちいい・・・もっと触って、揉んで♪」
「・・・も、む?」
さっきから、おっとりとした声がして。
星太自信、誰と会話してるんだろう?と疑問に思い目をゆっくりと開けていく。
すると見知らぬ、裸の女性(?)が星太を馬乗り状態で。
さらに星太の両手はその女性の胸をしっかりと触っている。
「・・・う、うわぁぁっ!?」
ここでようやく、意識が覚醒し両手を離す。
しかし、女性はまた星太の手首を掴んで。
「なんで離すの?もっと触っていいんだよ?マスター♡」
また、胸を触らせてくる。
柔らかくて両手が沈んで、き、巨乳だ・・・と確信する星太。
こ、このまま揉みたい・・・とつい理性が無くなりそうになる。
「・・・じゃなくて、あ、あ・・・貴女は誰!?」
「私・・・?私は・・・精霊、地の精霊ノーム♪」
「せ・・・せ、精霊!?」
今まで認識できなかった精霊が、なんで今さら?と思いながら。
よく彼女ををみると土で、できた手に。
頭に木の実が生えてることがわかる。
「・・・そんなに見つめられると、興奮する♡」
表情筋が動いていないが照れているのがわかってしまう。
何言ってるの!?と思いながらなんとか動こうとする。
「あの・・・で、できればどいてほしいんだけど・・・」
「やだ♪」
ずいっと顔を近づけるノーム。
じ〜っと見つめると星太の頬とノームの頬を擦り合わせ、また星太を見つめる。
「マスター、私・・・マスターと契約したい♪契約してマスターを幸せにする!んちゅっ!」
「んん!?」
いきなり唇を奪われる。
眼を見開きながら、自分の唇とノームの柔らかい唇が当たってる。
何故キスをされた?と理解できずにいる。
「マスター・・・かわいい♪じゃあ次は」
土でできた手で、ノームは、星太のズボンを強引に脱がす。
しかし、土でできた手が大きいせいか、ズボン脱がすどころかパンツまで脱がしてしまう。
「な、何するの!?」
「隠さなーい♪見せて、見せて」
いきなりの事で何が起きたかわからず慌てて足と手で下半身を隠す。
しかしノームは興味津々でなぜか目を輝いている。
「マスターの、チンポ、チンポ・・・チ・ン・ポ♪」
抵抗していたが、大きな手では抵抗むなしく。
ノームにチンポが見られてしまう。
「これが、マスターのチンポ・・・可愛い」
力を入れたら壊れてしまいそうで。
優しく、優しくチンポを触れる。
まるで可愛い子を愛でるかのように。
「温かい・・・マスターのチンポ♪」
手を離し、チンポに息を吹く。
すると星太のチンポはむくり、むくりと勃起し始める。
「素敵・・・次は♪」
「はぁはぁ・・・え、ちょ・・・」
困惑と快感が混ざってるせいで、抵抗できない星太。
それをまるでわかってるかのように、次にノームが取った行動は。
星太の両足を抑え、見せつけるように巨乳を前へ後ろへ動いていく。
なお前後に動く際、谷間を通過するその時に巨乳が少し当たる。
「マスター、気持ちいい?気持ちいいなら嬉しい♪」
我慢できなくなったのか、前後に動くのをやめ。
今度は両方の巨乳を包み込み始める。
それはいわゆる "パイズリ" 。
「ふぁ・・・マスターのチンポ、温かい♪」
両手で左右の胸を掴んで上下に動かす。
時折左右の胸を、両手で圧迫させる。
すると乳圧でチンポがビクビクと動いてしまい。
「うぁぁ、っでる、でちゃう!!」
やがて、ノームの谷間に "びゅるびゅる" と射精してしまう。
「んぁぁ・・・あん♪おっぱい・・・温かい、こ、これが・・・せ、精液♪」
ゆっくりとパイズリをやめ、ゆっくりと立ち。
騎乗位の状態で谷間に射精した精液を手で掬い舐める。
「こ、これが・・・これが、精液・・・せ・い・え・き」
息を整えながら、気づけばノームは素股を始める。
その表情は恍惚で、いやらしく。
期待に胸踊らせているように見える。
「名前・・・名前つけて♪」
「な、名前・・・?名前って、の、ノームが名前なんじゃ?」
「ちーがーう・・・それは、種族の名前」
ずいっと顔を近づかせるノーム。
なお、焦らすようにすりすりとお尻でチンポを擦っており。
星太の興奮を冷めないように、勃起が続くように。
そして星太のチンポを受け入れる準備はできているのを、ノームが自信の身体で教える。
「ほら、名前・・・名前・・・早く、早く♪」
「え、ええ・・・ええ〜っとう、うぁぁ」
素股されながら見つめられ、名前・・・名前と考える。
しかし擦られているせいで、物足りなさと、Hなことがしたいと迷走してしまう。
「ノーム、ノーム・・・の・・・ノアと、というのは?」
「の・・・あ?」
擦っていた腰を、ピタッと止まるとプルプルと震え始める。
星太は、ひょっとして気に入らなかった!?と考えてしまう。
「ノア・・・ノア、いい・・・私ノア♪」
「・・・え、き、気にいってくれたの?」
「うん♪だから・・・ノアのおまんこ・・・いっぱい味わって♪」
チンポをおまんこに当てて、そのままおまんこ中に入れる。
ノア中はきつくて温かい。
しかしそれでいて星太のチンポを優しくねっとりと包んでいく。
「う、うぁぁ・・・き、気持ちいい・・・」
「入ったぁぁ・・・初めてな、なのに・・・マスターのチンポ、き、気持ちいい♪」
童貞のチンポをノアのおまんこが星太のチンポを締めていく。
ただ星太は童貞、童貞にノアの "処女おまんこ" は刺激が強すぎる。
「ノア・・・も、もう・・・くぁ、い、イク!」
「いいよ、マスター!来て、来て私のおまんこ、おまんこに出して、出して!!」
1度射精したにも関わらず、今度はノアのおまんこに精液を。
"ぴゅるびゅる、びゅるびゅるっ!"と。
「んぁぁ〜マスターの精液、精液きたぁぁき、気持ちいい・・・幸せ」
恍惚に、両目にハートが浮かびながら、腰を落としノアが自分の意思で。
自分の子宮口にチンポ突き刺し、ぐりぐりとディープキスをする。
「ああ・・・う、うぁぁ・・・それダメ・・・き、気持ちいい」
「まだチンポ・・・かったぁい♪私のおまんこでマスターチンポもっと喜ばせたい、もっと気持ちよくさせたい」
「え・・・ま、待って・・・」
ぐりぐり、ぐりぐりとディープキスをさせた後、少し暴走気味でまた腰を上げ。
勢いよく腰を落とし2回戦目のSEXが始まる。
しかし、ただでさえ目覚めたばかりでパイズリで1発、ノアのおまんこに1発。
計2発出しているので、休憩と食事をまだしていない。
「SEX・・・SEX♪もっとマスターにご奉仕♪」
「ま、まって・・・待ってノア・・・お、落ち着いて」
「やだぁ、あん♪マスターチンポを私のおまんこ・・・でぇっ射精に導くっ!」
焦らすのをやめて、自分のやりたいように腰を動かす。
それは傍(はた)からみれば羨ましい光景だ。
ただし星太からすれば、自分の生死に関わる事でこのままでは本気で危ないと感じてしまう。
「待って・・・ノア、ノア」
「やだ、や〜だ、マスターのおチンポ精液、私が全部う、受け止めるの♪」
腰を動かすスピードが変わる。
それは星太が射精するのが近づいてる事を。
まるでノアが身体で "覚えた" かのように。
一心不乱に射精を導かせようとする。
「うぁぁ・・・待って、待って・・・もう、出る、出る!また・・・また、精液出る、出る!」
「いいよぉ、マスター、マスターの精液、精液、頂戴、私の中に注ぎ込んでぇっ♪」
卑猥な音で、星太の頭の中が真っ白になり。
3発目の精液を "ぴゅるぴゅるぴゅるっ!" と、おまんこに2回目の精液を射精してしまう。
「来た・・・来たぁっ♪来たぁぁんマスターの精液っ!せい・・・えきぃ♪」
恍惚な笑みを浮かべる。
ご主人様である星太の精液が心地よく、それでもっと求め始める。
「マスター・・・次は、マスターが・・・」
しかし、星太の魂は抜けており。
「燃え尽きたよ・・・真っ白な灰に」と、言葉が聞こえそうな感じになっている。
「マスター・・・?マスター!?」
そこでようやく、自分がやったことに気づく。
気付いて、顔が一気に青ざめるノア。
「マスター死んじゃやだ〜!!」
身体を揺らし起こそうとするノア。
しかし、返事はない。
「マスター、マスター!!」
完全にパニック状態に陥るノア。
すると、それを見兼ねてもう1人精霊がノアに話掛ける・・・。
*
人には、向き不向きがある。
向いていることは得意な事。
不向きは苦手なこと。
しかし不向きな事を押し付ける人は少なからずいる。
それができない場合は・・・。
「・・・っっは」
ガバッと、身体を起こす。
怠(だる)い、とにかく怠い。
あるのは、蓄積された疲労と倦怠(けんたい)感のみ。
「あ・・・ああマスター・・・マスターよがっだ、よがっだぁぁ」
凄い涙目で近づき抱きしめてくる。
ただし力強い、とにかく強い。
「の、ノア・・・ちょ・・・ギブギブ・・・」
「っご、ごめんなさい・・・マスター・・・」
星太に抱き着くが、星太の言葉ですぐに抱き着くのをやめるノア。
また暴走する!?と思いながらあっさりと引いて少し安堵する。
しかしそれよりも、どこか焦げ臭いようなにおいがして。
「バカイグニス!火の加減が間違ってます!」
「うるせぇな肉、焼けっつったのはお前だろうが!」
「喧嘩だ喧嘩だーやれやれ♪」
少し奥の方から3つの声が聞こえてくる。
うるさいような、それでいて賑やかな?と思っていると奥の方から。
ふわふわ浮いた女の子(?)が来て、目が合う。
「あー!目が覚めたんだ!ウンディーネ、イグニス!!男の子が目が覚めたよ〜」
「マジか!?」
「こら、火を・・・もう!」
火を音がしたと、思っていると
小さい女の子が来たところから、背の高く熱を出している女性と。
清らかで清楚な女性が近づいて来て。
「旦那、身体大丈夫か?寒かったらあたしのか・ら・だ・で、いつでもあっためてやるぞ!」
「待ちなさい、イグニス!ご主人様は混乱しています、まずは落ち着いて話をするのが先です」
「あはは〜ウンディーネは堅物だ〜」
状況がわからない。
ただ、わかるのは彼女たちからは "敵意" を感じ取れなず。
むしろ好意すら感じて戸惑う星太。
「えっと・・・あ、貴女達はい、一体・・・」
震えながら4人を見る星太。
一方でそれぞれ顔を見て自分達の事、否 "存在" を知らない事にきょとんとして。
「これは、失礼しました・・・私達は、精霊、4大元素から生まれた存在です」
「精、霊?」
「おう、あたしは炎を司る精霊、イグニスだ!よろしくな旦那」
全身からより強い熱と炎が出る。
しかしすぐに炎を抑えて。
「ボクは、風を司る精霊シルフだよー」
ふわふわ浮遊しながら心地よい風を出して。
「ん、私は地を司るノーム・・・でも、今はマスターが付けた名前があるから、ノアって呼んで、欲しい」
よくみると、ノアの頭から木の実が実っていて。
心なしか凄くおいしそうに見えてしまう。
「そして私(わたくし)が水を司る精霊、ウンディーネでございます、ご主人様」
膝を着き頭を下げるウンディーネ。
それはまるで、自分に忠誠を誓うようにも見えて。
「あ、えっと・・・えっと僕は、近衛、せ・・・星太・・・です」
混乱はしているが、名乗られたので、自分も名乗らないと思い緊張しながら名乗って。
「近衛星太様・・・なんて、優しいお名前なんでしょう♪」
ゆっくりとウンディーネが星太に近づき星太の手を握る。
「ご安心くださいご主人様、これからは私達が精神誠意貴方様尽くし、貴方様を守る事を誓います」
「おう、あたしも誓うぜ!」
「ボクもー」
「私も」
「え、ええ〜!?」
異世界に来た星太は、ここから始まり動き出す。
精霊達との。
ハーレムライフが。
つづく
22/06/16 20:59更新 / ゆっくりシャル
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