あなたの全てを
「んっ・・・はぁ・・・・・じゅるるっ・・・・」
「・・・・っ」
ベッドに縛られ動けない状態の俺の上に、一人の女性が跨り首筋に顔を埋めていた。その女性は俺の首筋に鋭い牙を突き立てじゅるじゅると俺の血管に流れる血液を啜り、まるで性交を行っているかのように頬を赤らめている。
いや、実際にこの女性にとっては性交に等しい行為なのであろう。血をすすり始めてから数分、彼女の股は愛液でべっとりと濡れており、後からとめどなく溢れているのが感じられる。
「・・・・ぷはぁっ・・・・・貴方様の血、とても美味でありました我が主」
「シンディ・・・・」
満足するまで血を飲むことができたのか彼女―――シンディは牙を俺の首から離し、まるで口紅のように俺の血液で唇を真っ赤に染めて妖艶に俺に微笑んできた。俺はただそれを息を乱しながら眺めることしかできない。
「では、後がつっかえていますのでそろそろ本番をさせていただきます。処女ですが、まぁヴァンパイアも魔物娘の一種、おそらく平気でしょう」
「その前に、聞かせてくれシンディ・・・いつからなんだ・・・」
シンディは我慢がきかなくなったのかすでに愛液でぐしょぐしょになった下着を脱ぎ捨て、俺の分身にめがけてその秘部を宛がおうとする。俺はそれを止め、彼女の声をかける。しかし彼女はなんの質問のことか理解できておらず、首をかしげていた。
「いつから・・・とは、どういう意味でしょうか主よ」
「・・・・・・いつから、俺を裏切ったんだ・・・・王国騎士第5師団団長シンディ・クライン」
俺は目の前にいる彼女・・・・・元人間であり俺の側近にして姉のような存在だった、王国を守護する騎士を束ねる立場の一人であったシンディに尋ねた。
反魔物領であり教団国家であったこの国で、俺は王族の子として生まれ落ちた。しかし王族と言っても第五王子・・・・・・おまけに兄上たちは俺より剣の腕も政治手腕も優れており、王位継承にはもっともほど遠い存在でせいぜい政治の道具として使われるのが予想されていた。
そんな俺の護衛を務めていたのが王国騎士団第五師団・・・・俺たち王族にはそれぞれ騎士団を一師団護衛としてつける伝統があり、シンディはその師団の団長として俺の傍にいた。
といっても、第五師団の連中は俺の護衛というより世話係、もしくは姉代わりとして俺の世話を焼いていた。普段から堅苦しいのを嫌った俺はどうせ跡目争いにも参加できないと決めつけ、態度も王族としてでなく民が知り合いに話しかけるように接していたためあまり護衛という感じではなかった。中でもシンディは俺が生まれたころから護衛として仕えていたためか、言葉こそ主従関係を大事にしていたが接し方が姉が弟をしつけるような対応であった。
王族としての自覚がなかった俺はその日も護衛の騎士たちを連れ、城を抜け民が行きかう街へと繰り出していた。しかし、この日違ったのはけたたましく鳴り響く鐘の音が聞こえてきたことだ。5回以上鐘が慣らされた場合、それは非常警戒態勢であることを意味する。しかし、4度目の鐘の音が聞こえた瞬間に国を覆うように囲まれた壁が爆発し、そこからなだれ込むように魔物達が侵入してくるのが目に映った。
民は悲鳴をあげ、まるで激流のごとくわれ先にと逃げ出し始めるが、それを逃がす魔物ではなく一人一人捕まっていったのが見えた。俺はすぐに民に呼びかけ、慌てずに城へ避難するよう促し、護衛の騎士に民を誘導するよう命令しようとした。
しかしそんな俺の前に現れたのはまるで闇を表したかのような漆黒のマントを纏い、金色の髪を伸ばした女性が姿を現した。その貌はまるで全てを魅了するかのような美を誇り、思わず見とれてしまうほどだった。しかし、その両目は爛々と紅く輝いており、にぃっと笑った口から覗く鋭い牙から、その女がヴァンパイアであることが俺には分かった。
「ようやく見つけたぞ・・・この日をどんなに待ち望んだことか。ようやく会えたな」
ヴァンパイアはそう言うとくつくつと笑いながら俺に向かって歩を進めた。しかしその時の時刻は正午・・・・夜の王であるヴァンパイアが最も忌み嫌う時刻であり、力をまったく発揮できないことを俺は城の本で読んだことがある。俺はすぐにシンディを含む騎士たちに目の前のヴァンパイアを排除するよう叫んだ。
しかし、なぜか騎士たちはそのヴァンパイアに忠誠を誓った従者のように膝をつき、俺のすぐ横にいた二人の騎士が俺を羽交い絞めにした。俺は最初何をしているのか分からずシンディに声をかけた。だがその時に俺は見てしまった。
普段兜で隠れてよく見えないシンディの瞳が、昔見た綺麗な碧眼ではなくヴァンパイアと同じ紅い瞳であり、妖艶に微笑む口から覗く鋭い牙が・・・・・。いや、シンディだけじゃなかった。ヴァンパイアに膝をついていた騎士たちにも、俺の後ろにいた騎士たちにも、俺の護衛の騎士全員がヴァンパイアとなっていたことに、俺はその時ようやく気付いた。
俺は目の前の事態に恐怖し、思わず暴れてしまったのかシンディ達に押さえつけられ身動きが取れなかった。そしてあのヴァンパイアが俺の目の前にすでに迫っていた。そのヴァンパイアは、俺の首筋に顔を埋め、鋭い牙を突き立てたのを感じた。痛みを想像した俺であったが、その後感じたのは今まで味わったことのない、まるで陶酔を促すような快楽だった。
そして、現在・・・・俺の血を飲み、俺と今繋がろうとしているシンディに問いただした。いつからあのヴァンパイアとつながっていたのか、いつからヴァンパイアになったのか、なぜ国を裏切り魔物達に売ったのかを・・・・すると、シンディはあのヴァンパイアと同じようにくつくつと笑い始めた。
「私たちが国を裏切った？・・・・それは違いますよ主・・・・・・・元々私たちは国に忠義を誓ったわけではありません。私達が忠義を誓ったのは主・・・・貴方だけです」
「・・・・・なら、なんでだ・・・・なんで俺を裏切ったんだっ！？」
俺には信じられなかった。あの騎士の誇りを胸に、つねに正しくあった彼女たちがヴァンパイアなどになった理由が・・・・それを自分に隠していたのが理解できなかった。
「なぜ主を裏切ったか・・・・・・・それはですね、主・・・・・・・全部主が悪いのですよ」
「っ！？・・・・俺の、せい？」
「はい」
俺のせい・・・・シンディははっきりとそう告げていた。だがはっきりとした理由が思いつかない。彼女とは長い付き合いだ。それこそ姉のように思うところであり、憎まれる理由なんかこれっぽっちも思い浮かばなかった。しかしシンディは冷ややかに目を細め、こちらを見下ろす。
「主・・・・・私達、知っているのですよ・・・・・・・・主に隣国の姫君と縁談が舞い込んできたことを・・・・」
「っ！！？・・・・・どうしてそれを・・・・・そのことは俺と父上、それと大臣しか知らないはず」
それは1年前、隣国の姫君と婚約し同盟を成立させるために父上が言い出した、いわゆる政略結婚である。俺はそのことに異を唱えなかった。別にかまわなかったし、国のためになるとしたらこういうことだけだと俺自身も理解していた。しかしそのことを聞かされたのは玉座で父上と大臣がいた時、しかもシンディを含む護衛の騎士たちには暇を出していて聞かれることはなかったはずだ。
「聞いたのは偶然でした。あの時、私は国王が主を呼び出すことに不穏を感じ、こっそりと後を追ったのです。そしたら案の定、その予感が的中しました・・・・」
「・・・・・」
「主・・・・・・そのことがどれほど私を絶望させたか理解できますか・・・・・どれほど、護衛の騎士であった私達を苦しめたか・・・・・・・
理解できているのですかぁっ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」
「ひっ！！？」
突如、シンディは鬼神のごとき形相でこちらを睨み、声を荒げて俺に詰め寄る。
「私達がどれほど主を愛していたのか理解できていたのですかっ！！？いいえ、理解できなかったから主は縁談をお受けしたのでしょう・・・・生まれた時からあなたの傍にいて、世話をしてきた私達にとってあなたは家族に等しかった！！いや、それ以上にあなたのことが愛しくなった！！！！あなたのためならこの命だって惜しくはなかった！！！！！！しかしその事実を知った私たちがどれほど苦しんだか・・・・どれほど悲しんだか！！！！理解しているのですかっ！！！！！！！！！！！！！！！！」
あまりのシンディの変貌に、俺はただ震えることしかできなかった。するとシンディは息を整えると、先ほどまでの顔が嘘のように穏やかになった。
「そんな私達を救ってくださったのがほかでもない、私たちのもう一人の主であるマーガレット様です」
「そう・・・・余がこやつらを救ったのだ」
「っ！！？」
真っ暗な空間に俺とシンディしかいないはずだったのに、その女性は突如現れた。あの時、俺に噛みついたあのヴァンパイアである。
「ふふっ・・・・久しいな・・・・いや、お前にとって余とこうしてちゃんと会うのは初めてだったなぁ」
「あんた・・・・あんたはいったい・・・・」
「余はマーガレット、闇を統べる夜の王・・・・・貴様のことは生まれたころから知っておるぞ」
「マーガレット様は、主が生まれた時に国を侵略するために城を訪れていたらしいのです。しかしその時、主が誕生した瞬間に立ち会い、そのままあなたに一目ぼれしてしまったのですよ？」
「はぁっ！？」
理解できなかった。なぜ侵略の計画を練るために城に潜入したヴァンパイアが生まれたばかりの自分なんかに一目ぼれしたのか・・・・。
「理解できんようだな・・・・だが、それでも余はお前に心を奪われた。人間如きにこのような感情を抱くなんぞあってはならん事だ。しかしそれでも、余はお前が欲しくなったのだ。一目見たあの時から・・・・・だからこそ、婚約をすると聞いた時にこやつらに取引を持ち掛けたのだ」
「マーガレット様は言いました。我々王国騎士団第五師団全員がマーガレット様に忠誠を誓い、ヴァンパイアとなることを受け入れ、国を侵略するのを手伝えば、主を手にすることができた暁に妾として主と永遠に傍にいることを約束すると・・・・」
「そ、そんな・・・・・そんなことのために・・・・」
俺は目の前のシンディが恐ろしくなった。彼女は俺を手に入れるためならばそれまで仕えてきた国を平気で売り渡したのだ。そこまでする執念が、ただただ恐ろしくなった。
「怖いですか・・・・主、でも大丈夫です。そんなこともうすぐ感じることはないんです・・・・・これを使えばそんなことすぐに忘れますよ？」
シンディは恐怖に震える俺を見据え、懐から小瓶を一つ取り出した。どことなく毒々しく、禍々しい液体がその小瓶を満たしていた。
「これはですね主・・・・刑部狸の商人から取り寄せた魔物娘の様々な淫毒を混ぜ合わせ、濃縮させたものです。一滴体につけただけでも狂おしい快感に襲われ、与えられる刺激に敏感になり、いきっぱなしになってしまいます。これを全部かけて主の頭の中をぐちゃぐちゃにします♥」
「っ！！？や、やだ・・・やめ、やめてくれシンディ・・・・俺はこんなこと望んで―――」
「えぇ、主は望んでないかもしれません。だってこれは、私やマーガレット様を含む全員の望みなのですから」
シンディは冷酷にそう告げると、その小瓶を傾け液体を全て俺に振りかけた。そして次の瞬間に感じたのは全身が悲鳴をあげるほどの快感だった。
「あっ・・・あぎぃぃぃぃいいいいいいっ！？おっ、おごぉぉおおおおおおおおっ！！！？」
頭の中を電流が駆け抜け、なにも考えられることができない。まるで頭の中身をかき混ぜられ、脳という脳を全て壊されていくような快感・・・・・俺の体はびくびくと震え、けいれんを起こした。
「あらあら、ずいぶんと感じているようですね。主のここもこんなに大きく」
「くくっ・・・・ではそろそろ余もいただかせてもらおうか」
シンディとマーガレットはがくがくと震える俺の首筋どちらにも顔をよせ、二人同時に牙を立て血を啜り取る。ただでさえ毒により壊れかけていた俺は更なる快感が与えられ、そして頭がはじけた。
「いひゃぁぁあああああっ！！！いぐっ、イグイグイグゥゥゥゥウウウウウ！！！！！」
どぷどぷどぷどぷっ・・・・
ただ血を吸われただけ・・・それだけで俺は絶頂し、常人では考えられない量の精液を放った。
「はぁっ・・・・これがこいつの・・・んちゅっ・・・ちゅぱっ・・・・血もそうだが、精もなんと美味なことか・・・・」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・・！！！も、もう我慢できません！！マーガレット様、お先失礼します！！」
マーガレットは俺の分身から放たれた精液を舐めとり、何度も舌で舐め味わい恍惚とする。シンディはすでに我慢ができなくなったのか俺の一物に割れ目を宛がい、一気に腰を振り下ろした。ぶつっと膜が破れ彼女の秘部から処女であった証である血が流れ出るが、彼女に痛みを感じている様子はなく、それどころか快感に体を震わせ、表情はぐずぐずにとろけていた。
「あひぃぃいいいいいいっ！！あ、主のチンポぉぉぉおおおおおっ！！ちんぽちんぽちんぽぉぉぉおおおおおおおおっ！！ダメダメダメぇぇえええっ！！こんなの感じすぎますぅぅぅぅううううっ！！」
「ええいシンディ！貴様主を差し置いて楽しむとは・・・・早く変わらんか！」
「も、もうしわけありましぇんまーがれっとしゃまぁぁあああっ！！♥でも、今はわたし・・・・♥主のちんぽはいまはわらしらけのもにょぉぉおおおおおおっ！！！♥」
じゅぷじゅぷじゅぷっ！！！！
シンディは顔をだらしなくとろけさせ快感に酔いしれながらも何度も腰を振り挿入を繰り返す。その動作はあまりにも卑猥であり、あまりにも快感であったため、俺はすぐに絶頂に達し、シンディの子宮めがけて精液を放った。
どびゅるぅぅぅうううっ！！どくどくどくどくっ・・・・
「いぎぃぃぃぃいいいいいいっ！！！まらいぐぅぅぅぅうううううっ！！！」
「んほぉぉぉおおおおおおっ！！きらきらぁぁああああっ！！あるじの精液が子宮にきらぁぁあああああっ！！！♥」
シンディの腹はまるで妊婦のように膨れ、そのままだらしない顔でベッドに倒れこんだ。
「おごっ♥・・・おほっ♥・・・あ、あるじぃ・・・・・・♥あるじの子ども・・・・・ぜっらい、妊娠しましらぁ・・・・♥」
「次は余の番だ・・・・くくくっ、しっかりと励めよ・・・・まだまだ貴様の精を貰いたい者はいるのだからな」
マーガレットは倒れているシンディを退け、そのまま俺の上へまたがる。俺は快感によって呆然としながら彼女の言葉を聞き、周りを見渡した。そこには・・・・・・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・・主・・・あぁ主・・・・なんと、いう・・・・早く、早くわたくしにも♥」
レイナ・・・・・・・。
「うぅ〜〜〜・・・・いいないいなぁ団長だけぇ・・・・早くあたしも主様の子種ほしい♥」
ジュディ・・・・・。
「・・・・・主・・・・主・・・主の、子ども・・・・・・♥」
ノイン・・・・・・。
他にも騎士団全員が、紅い瞳でこちらを見つめてくる。きっと、彼女たち全員を満足させない限りこの乱交は終わらないだろう・・・・。俺はこれから訪れるであろう快感の嵐を前に、そっと意識を手放した。
「んっ・・・・・」
夕焼けの光が差し込み顔を照らされ俺は目を覚ました。記憶喪失である俺がこの館を訪れ3年が経った・・・・。昔のことは一切覚えておらず、俺は自分が何者かまったく理解できていなかった俺は、この先どうすればいいのか、いったい何を目標に生きていたのかまったく分からず絶望に打ちひしがれていた。ただそれはもう過去のことだ。今は愛する妻たちがいる日常が俺にとっての全てなんだ。
「マーガレット、起きて」
俺はすぐ隣で穏やかな表情のまま眠っている妻のマーガレットの肩をゆすった。ヴァンパイアが行動する時間は夜、今の時刻は人間にとってまだ朝日が見え始めるか否かのような時だ。当然マーガレットは眠そうにまぶたをこすり不満をもらした。
「・・・・んっ・・・なんだ、まだ早いではないか・・・起こすではないまったく・・・」
「ごめんねマーガレット・・・・でもごめん、なんかしたくなっちゃって」
「・・・・・・なんと、こんなに大きくしおって・・・・・まったく仕方がない♥だが目覚めてすぐ余を求めるとは愛い奴め♥」
マーガレット・・・・最初に妻になった彼女はやれやれと言いながらもすでに大きくなっている俺の分身に舌を這わせ、愛おしそうに両手でなで回す。
「うっ・・・すごくいいよマーガレット」
「当たり前だ、余を誰だと思っている・・・余はお前の妻なのだ、お前の弱点なんぞ全て知っておる♥んっ・・・じゅぷ・・・じゅるるっ♥」
マーガレットは何度も頭を上下させ喉奥にまで一物を沈め快感を与えてくる。俺はすぐに限界に達し、彼女の口に精を放った。
「んぶぅっ！！？・・・・じゅるっ・・・ごくっ・・・ごくっ♥」
「ふぅ・・・ありがとマーガレット、すごく気持ちよかった」
俺はマーガレットに礼を述べ、精液を頬張る彼女の頭をなでる。マーガレットはそれを嬉しそうに目を細めながら受け入れた。すると、突然首筋に息が当たり、快感が走った。
「かぷっ・・・・・んちゅぅぅうううううっ♥」
「うぐっ！・・・・し、シンディ・・・そんないきなり血を吸うなんて」
「ぷはぁ・・・・マーガレット様ばかりずるいです主・・・・今度は私にも♥」
「団長、それはずるいですわ。団長は昨日わたくし達よりも一回多く中出ししてもらったじゃありませんか・・・・主、次はわたくしを♥」
「駄目ぇ〜〜！主様は次にあたしとするのぉ♥」
「主・・・・次は、私と・・・・・♥」
「駄目よ、次は私とですよね主♥」
「あるじ〜♥次はあたいとしようぜぇ〜♥」
マーガレットとした時の精の匂いで起きたのか眠っていたはずの妻たちが次々と目を覚まし性交をねだってくる。これはどうやら二度寝は無理っぽいな・・・・。
だが、それでも良い・・・・・過去は思い出せないが、今は彼女たちがいるのだから・・・・。
あぁ、幸せ者だな俺は・・・・・・。
「・・・・っ」
ベッドに縛られ動けない状態の俺の上に、一人の女性が跨り首筋に顔を埋めていた。その女性は俺の首筋に鋭い牙を突き立てじゅるじゅると俺の血管に流れる血液を啜り、まるで性交を行っているかのように頬を赤らめている。
いや、実際にこの女性にとっては性交に等しい行為なのであろう。血をすすり始めてから数分、彼女の股は愛液でべっとりと濡れており、後からとめどなく溢れているのが感じられる。
「・・・・ぷはぁっ・・・・・貴方様の血、とても美味でありました我が主」
「シンディ・・・・」
満足するまで血を飲むことができたのか彼女―――シンディは牙を俺の首から離し、まるで口紅のように俺の血液で唇を真っ赤に染めて妖艶に俺に微笑んできた。俺はただそれを息を乱しながら眺めることしかできない。
「では、後がつっかえていますのでそろそろ本番をさせていただきます。処女ですが、まぁヴァンパイアも魔物娘の一種、おそらく平気でしょう」
「その前に、聞かせてくれシンディ・・・いつからなんだ・・・」
シンディは我慢がきかなくなったのかすでに愛液でぐしょぐしょになった下着を脱ぎ捨て、俺の分身にめがけてその秘部を宛がおうとする。俺はそれを止め、彼女の声をかける。しかし彼女はなんの質問のことか理解できておらず、首をかしげていた。
「いつから・・・とは、どういう意味でしょうか主よ」
「・・・・・・いつから、俺を裏切ったんだ・・・・王国騎士第5師団団長シンディ・クライン」
俺は目の前にいる彼女・・・・・元人間であり俺の側近にして姉のような存在だった、王国を守護する騎士を束ねる立場の一人であったシンディに尋ねた。
反魔物領であり教団国家であったこの国で、俺は王族の子として生まれ落ちた。しかし王族と言っても第五王子・・・・・・おまけに兄上たちは俺より剣の腕も政治手腕も優れており、王位継承にはもっともほど遠い存在でせいぜい政治の道具として使われるのが予想されていた。
そんな俺の護衛を務めていたのが王国騎士団第五師団・・・・俺たち王族にはそれぞれ騎士団を一師団護衛としてつける伝統があり、シンディはその師団の団長として俺の傍にいた。
といっても、第五師団の連中は俺の護衛というより世話係、もしくは姉代わりとして俺の世話を焼いていた。普段から堅苦しいのを嫌った俺はどうせ跡目争いにも参加できないと決めつけ、態度も王族としてでなく民が知り合いに話しかけるように接していたためあまり護衛という感じではなかった。中でもシンディは俺が生まれたころから護衛として仕えていたためか、言葉こそ主従関係を大事にしていたが接し方が姉が弟をしつけるような対応であった。
王族としての自覚がなかった俺はその日も護衛の騎士たちを連れ、城を抜け民が行きかう街へと繰り出していた。しかし、この日違ったのはけたたましく鳴り響く鐘の音が聞こえてきたことだ。5回以上鐘が慣らされた場合、それは非常警戒態勢であることを意味する。しかし、4度目の鐘の音が聞こえた瞬間に国を覆うように囲まれた壁が爆発し、そこからなだれ込むように魔物達が侵入してくるのが目に映った。
民は悲鳴をあげ、まるで激流のごとくわれ先にと逃げ出し始めるが、それを逃がす魔物ではなく一人一人捕まっていったのが見えた。俺はすぐに民に呼びかけ、慌てずに城へ避難するよう促し、護衛の騎士に民を誘導するよう命令しようとした。
しかしそんな俺の前に現れたのはまるで闇を表したかのような漆黒のマントを纏い、金色の髪を伸ばした女性が姿を現した。その貌はまるで全てを魅了するかのような美を誇り、思わず見とれてしまうほどだった。しかし、その両目は爛々と紅く輝いており、にぃっと笑った口から覗く鋭い牙から、その女がヴァンパイアであることが俺には分かった。
「ようやく見つけたぞ・・・この日をどんなに待ち望んだことか。ようやく会えたな」
ヴァンパイアはそう言うとくつくつと笑いながら俺に向かって歩を進めた。しかしその時の時刻は正午・・・・夜の王であるヴァンパイアが最も忌み嫌う時刻であり、力をまったく発揮できないことを俺は城の本で読んだことがある。俺はすぐにシンディを含む騎士たちに目の前のヴァンパイアを排除するよう叫んだ。
しかし、なぜか騎士たちはそのヴァンパイアに忠誠を誓った従者のように膝をつき、俺のすぐ横にいた二人の騎士が俺を羽交い絞めにした。俺は最初何をしているのか分からずシンディに声をかけた。だがその時に俺は見てしまった。
普段兜で隠れてよく見えないシンディの瞳が、昔見た綺麗な碧眼ではなくヴァンパイアと同じ紅い瞳であり、妖艶に微笑む口から覗く鋭い牙が・・・・・。いや、シンディだけじゃなかった。ヴァンパイアに膝をついていた騎士たちにも、俺の後ろにいた騎士たちにも、俺の護衛の騎士全員がヴァンパイアとなっていたことに、俺はその時ようやく気付いた。
俺は目の前の事態に恐怖し、思わず暴れてしまったのかシンディ達に押さえつけられ身動きが取れなかった。そしてあのヴァンパイアが俺の目の前にすでに迫っていた。そのヴァンパイアは、俺の首筋に顔を埋め、鋭い牙を突き立てたのを感じた。痛みを想像した俺であったが、その後感じたのは今まで味わったことのない、まるで陶酔を促すような快楽だった。
そして、現在・・・・俺の血を飲み、俺と今繋がろうとしているシンディに問いただした。いつからあのヴァンパイアとつながっていたのか、いつからヴァンパイアになったのか、なぜ国を裏切り魔物達に売ったのかを・・・・すると、シンディはあのヴァンパイアと同じようにくつくつと笑い始めた。
「私たちが国を裏切った？・・・・それは違いますよ主・・・・・・・元々私たちは国に忠義を誓ったわけではありません。私達が忠義を誓ったのは主・・・・貴方だけです」
「・・・・・なら、なんでだ・・・・なんで俺を裏切ったんだっ！？」
俺には信じられなかった。あの騎士の誇りを胸に、つねに正しくあった彼女たちがヴァンパイアなどになった理由が・・・・それを自分に隠していたのが理解できなかった。
「なぜ主を裏切ったか・・・・・・・それはですね、主・・・・・・・全部主が悪いのですよ」
「っ！？・・・・俺の、せい？」
「はい」
俺のせい・・・・シンディははっきりとそう告げていた。だがはっきりとした理由が思いつかない。彼女とは長い付き合いだ。それこそ姉のように思うところであり、憎まれる理由なんかこれっぽっちも思い浮かばなかった。しかしシンディは冷ややかに目を細め、こちらを見下ろす。
「主・・・・・私達、知っているのですよ・・・・・・・・主に隣国の姫君と縁談が舞い込んできたことを・・・・」
「っ！！？・・・・・どうしてそれを・・・・・そのことは俺と父上、それと大臣しか知らないはず」
それは1年前、隣国の姫君と婚約し同盟を成立させるために父上が言い出した、いわゆる政略結婚である。俺はそのことに異を唱えなかった。別にかまわなかったし、国のためになるとしたらこういうことだけだと俺自身も理解していた。しかしそのことを聞かされたのは玉座で父上と大臣がいた時、しかもシンディを含む護衛の騎士たちには暇を出していて聞かれることはなかったはずだ。
「聞いたのは偶然でした。あの時、私は国王が主を呼び出すことに不穏を感じ、こっそりと後を追ったのです。そしたら案の定、その予感が的中しました・・・・」
「・・・・・」
「主・・・・・・そのことがどれほど私を絶望させたか理解できますか・・・・・どれほど、護衛の騎士であった私達を苦しめたか・・・・・・・
理解できているのですかぁっ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」
「ひっ！！？」
突如、シンディは鬼神のごとき形相でこちらを睨み、声を荒げて俺に詰め寄る。
「私達がどれほど主を愛していたのか理解できていたのですかっ！！？いいえ、理解できなかったから主は縁談をお受けしたのでしょう・・・・生まれた時からあなたの傍にいて、世話をしてきた私達にとってあなたは家族に等しかった！！いや、それ以上にあなたのことが愛しくなった！！！！あなたのためならこの命だって惜しくはなかった！！！！！！しかしその事実を知った私たちがどれほど苦しんだか・・・・どれほど悲しんだか！！！！理解しているのですかっ！！！！！！！！！！！！！！！！」
あまりのシンディの変貌に、俺はただ震えることしかできなかった。するとシンディは息を整えると、先ほどまでの顔が嘘のように穏やかになった。
「そんな私達を救ってくださったのがほかでもない、私たちのもう一人の主であるマーガレット様です」
「そう・・・・余がこやつらを救ったのだ」
「っ！！？」
真っ暗な空間に俺とシンディしかいないはずだったのに、その女性は突如現れた。あの時、俺に噛みついたあのヴァンパイアである。
「ふふっ・・・・久しいな・・・・いや、お前にとって余とこうしてちゃんと会うのは初めてだったなぁ」
「あんた・・・・あんたはいったい・・・・」
「余はマーガレット、闇を統べる夜の王・・・・・貴様のことは生まれたころから知っておるぞ」
「マーガレット様は、主が生まれた時に国を侵略するために城を訪れていたらしいのです。しかしその時、主が誕生した瞬間に立ち会い、そのままあなたに一目ぼれしてしまったのですよ？」
「はぁっ！？」
理解できなかった。なぜ侵略の計画を練るために城に潜入したヴァンパイアが生まれたばかりの自分なんかに一目ぼれしたのか・・・・。
「理解できんようだな・・・・だが、それでも余はお前に心を奪われた。人間如きにこのような感情を抱くなんぞあってはならん事だ。しかしそれでも、余はお前が欲しくなったのだ。一目見たあの時から・・・・・だからこそ、婚約をすると聞いた時にこやつらに取引を持ち掛けたのだ」
「マーガレット様は言いました。我々王国騎士団第五師団全員がマーガレット様に忠誠を誓い、ヴァンパイアとなることを受け入れ、国を侵略するのを手伝えば、主を手にすることができた暁に妾として主と永遠に傍にいることを約束すると・・・・」
「そ、そんな・・・・・そんなことのために・・・・」
俺は目の前のシンディが恐ろしくなった。彼女は俺を手に入れるためならばそれまで仕えてきた国を平気で売り渡したのだ。そこまでする執念が、ただただ恐ろしくなった。
「怖いですか・・・・主、でも大丈夫です。そんなこともうすぐ感じることはないんです・・・・・これを使えばそんなことすぐに忘れますよ？」
シンディは恐怖に震える俺を見据え、懐から小瓶を一つ取り出した。どことなく毒々しく、禍々しい液体がその小瓶を満たしていた。
「これはですね主・・・・刑部狸の商人から取り寄せた魔物娘の様々な淫毒を混ぜ合わせ、濃縮させたものです。一滴体につけただけでも狂おしい快感に襲われ、与えられる刺激に敏感になり、いきっぱなしになってしまいます。これを全部かけて主の頭の中をぐちゃぐちゃにします♥」
「っ！！？や、やだ・・・やめ、やめてくれシンディ・・・・俺はこんなこと望んで―――」
「えぇ、主は望んでないかもしれません。だってこれは、私やマーガレット様を含む全員の望みなのですから」
シンディは冷酷にそう告げると、その小瓶を傾け液体を全て俺に振りかけた。そして次の瞬間に感じたのは全身が悲鳴をあげるほどの快感だった。
「あっ・・・あぎぃぃぃぃいいいいいいっ！？おっ、おごぉぉおおおおおおおおっ！！！？」
頭の中を電流が駆け抜け、なにも考えられることができない。まるで頭の中身をかき混ぜられ、脳という脳を全て壊されていくような快感・・・・・俺の体はびくびくと震え、けいれんを起こした。
「あらあら、ずいぶんと感じているようですね。主のここもこんなに大きく」
「くくっ・・・・ではそろそろ余もいただかせてもらおうか」
シンディとマーガレットはがくがくと震える俺の首筋どちらにも顔をよせ、二人同時に牙を立て血を啜り取る。ただでさえ毒により壊れかけていた俺は更なる快感が与えられ、そして頭がはじけた。
「いひゃぁぁあああああっ！！！いぐっ、イグイグイグゥゥゥゥウウウウウ！！！！！」
どぷどぷどぷどぷっ・・・・
ただ血を吸われただけ・・・それだけで俺は絶頂し、常人では考えられない量の精液を放った。
「はぁっ・・・・これがこいつの・・・んちゅっ・・・ちゅぱっ・・・・血もそうだが、精もなんと美味なことか・・・・」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・・！！！も、もう我慢できません！！マーガレット様、お先失礼します！！」
マーガレットは俺の分身から放たれた精液を舐めとり、何度も舌で舐め味わい恍惚とする。シンディはすでに我慢ができなくなったのか俺の一物に割れ目を宛がい、一気に腰を振り下ろした。ぶつっと膜が破れ彼女の秘部から処女であった証である血が流れ出るが、彼女に痛みを感じている様子はなく、それどころか快感に体を震わせ、表情はぐずぐずにとろけていた。
「あひぃぃいいいいいいっ！！あ、主のチンポぉぉぉおおおおおっ！！ちんぽちんぽちんぽぉぉぉおおおおおおおおっ！！ダメダメダメぇぇえええっ！！こんなの感じすぎますぅぅぅぅううううっ！！」
「ええいシンディ！貴様主を差し置いて楽しむとは・・・・早く変わらんか！」
「も、もうしわけありましぇんまーがれっとしゃまぁぁあああっ！！♥でも、今はわたし・・・・♥主のちんぽはいまはわらしらけのもにょぉぉおおおおおおっ！！！♥」
じゅぷじゅぷじゅぷっ！！！！
シンディは顔をだらしなくとろけさせ快感に酔いしれながらも何度も腰を振り挿入を繰り返す。その動作はあまりにも卑猥であり、あまりにも快感であったため、俺はすぐに絶頂に達し、シンディの子宮めがけて精液を放った。
どびゅるぅぅぅうううっ！！どくどくどくどくっ・・・・
「いぎぃぃぃぃいいいいいいっ！！！まらいぐぅぅぅぅうううううっ！！！」
「んほぉぉぉおおおおおおっ！！きらきらぁぁああああっ！！あるじの精液が子宮にきらぁぁあああああっ！！！♥」
シンディの腹はまるで妊婦のように膨れ、そのままだらしない顔でベッドに倒れこんだ。
「おごっ♥・・・おほっ♥・・・あ、あるじぃ・・・・・・♥あるじの子ども・・・・・ぜっらい、妊娠しましらぁ・・・・♥」
「次は余の番だ・・・・くくくっ、しっかりと励めよ・・・・まだまだ貴様の精を貰いたい者はいるのだからな」
マーガレットは倒れているシンディを退け、そのまま俺の上へまたがる。俺は快感によって呆然としながら彼女の言葉を聞き、周りを見渡した。そこには・・・・・・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・・主・・・あぁ主・・・・なんと、いう・・・・早く、早くわたくしにも♥」
レイナ・・・・・・・。
「うぅ〜〜〜・・・・いいないいなぁ団長だけぇ・・・・早くあたしも主様の子種ほしい♥」
ジュディ・・・・・。
「・・・・・主・・・・主・・・主の、子ども・・・・・・♥」
ノイン・・・・・・。
他にも騎士団全員が、紅い瞳でこちらを見つめてくる。きっと、彼女たち全員を満足させない限りこの乱交は終わらないだろう・・・・。俺はこれから訪れるであろう快感の嵐を前に、そっと意識を手放した。
「んっ・・・・・」
夕焼けの光が差し込み顔を照らされ俺は目を覚ました。記憶喪失である俺がこの館を訪れ3年が経った・・・・。昔のことは一切覚えておらず、俺は自分が何者かまったく理解できていなかった俺は、この先どうすればいいのか、いったい何を目標に生きていたのかまったく分からず絶望に打ちひしがれていた。ただそれはもう過去のことだ。今は愛する妻たちがいる日常が俺にとっての全てなんだ。
「マーガレット、起きて」
俺はすぐ隣で穏やかな表情のまま眠っている妻のマーガレットの肩をゆすった。ヴァンパイアが行動する時間は夜、今の時刻は人間にとってまだ朝日が見え始めるか否かのような時だ。当然マーガレットは眠そうにまぶたをこすり不満をもらした。
「・・・・んっ・・・なんだ、まだ早いではないか・・・起こすではないまったく・・・」
「ごめんねマーガレット・・・・でもごめん、なんかしたくなっちゃって」
「・・・・・・なんと、こんなに大きくしおって・・・・・まったく仕方がない♥だが目覚めてすぐ余を求めるとは愛い奴め♥」
マーガレット・・・・最初に妻になった彼女はやれやれと言いながらもすでに大きくなっている俺の分身に舌を這わせ、愛おしそうに両手でなで回す。
「うっ・・・すごくいいよマーガレット」
「当たり前だ、余を誰だと思っている・・・余はお前の妻なのだ、お前の弱点なんぞ全て知っておる♥んっ・・・じゅぷ・・・じゅるるっ♥」
マーガレットは何度も頭を上下させ喉奥にまで一物を沈め快感を与えてくる。俺はすぐに限界に達し、彼女の口に精を放った。
「んぶぅっ！！？・・・・じゅるっ・・・ごくっ・・・ごくっ♥」
「ふぅ・・・ありがとマーガレット、すごく気持ちよかった」
俺はマーガレットに礼を述べ、精液を頬張る彼女の頭をなでる。マーガレットはそれを嬉しそうに目を細めながら受け入れた。すると、突然首筋に息が当たり、快感が走った。
「かぷっ・・・・・んちゅぅぅうううううっ♥」
「うぐっ！・・・・し、シンディ・・・そんないきなり血を吸うなんて」
「ぷはぁ・・・・マーガレット様ばかりずるいです主・・・・今度は私にも♥」
「団長、それはずるいですわ。団長は昨日わたくし達よりも一回多く中出ししてもらったじゃありませんか・・・・主、次はわたくしを♥」
「駄目ぇ〜〜！主様は次にあたしとするのぉ♥」
「主・・・・次は、私と・・・・・♥」
「駄目よ、次は私とですよね主♥」
「あるじ〜♥次はあたいとしようぜぇ〜♥」
マーガレットとした時の精の匂いで起きたのか眠っていたはずの妻たちが次々と目を覚まし性交をねだってくる。これはどうやら二度寝は無理っぽいな・・・・。
だが、それでも良い・・・・・過去は思い出せないが、今は彼女たちがいるのだから・・・・。
あぁ、幸せ者だな俺は・・・・・・。
15/03/28 23:01更新 / ニア