修行の行方
文面
一.町や村に寄ってはならない。行商人との売り買いも禁止する。
一.食料が切れた場合、自分で調達すること。衣も同じく。
一.人との遭遇を極力避けよ。
一.道に迷っても自己責任。
一.....
とこまごまと長々書き連ねてある。
4番目などふざけているようにしか思えない。
何しろ地図と呼べるようなものは渡されておらず、
それらしいものといえば師匠のおうち、大陸、湾町と
乱暴に書き殴られたいたずら書きだけだ。
‥‥‥にしても湾町とは何だ?港町と書きたかったのだろうか...
それにしても、歩いても歩いても何も見えてこない。
といっても鬱蒼とした森だから木しか見えないのも当たり前か。
ここ5日ほど歩きどおしで汗だくだ。風呂に入りたい。
別に風呂でなくとも小川で体を拭くことが出来れば...
森は予想以上に険しく、今は道なき道を進んでいる。
いわゆる獣道というやつだ。いや、それより酷い。
何しろツタやツルが行く先々を阻み、背の高い草が余計に体力を奪う。
こんなにも辛かったなんて...
まじめに修行をしておけば良かった。
思えばこれはサボっていた分の罰なのかも...
青年の背中を冷たいものが流れる。
まさか...師匠、俺を殺す気では...いやいや。そんなことはない...はず。
森に入る前にきこりに聞いたところによると
不潔にしていると寄ってくる魔物がいるらしい。
余計な体力を消耗するわけにはいかない。
よって極力遭いたくない。
だが....
恐る恐る鎧の内側を嗅いでみる。
むせた。むせるほど臭かった。吐きそう。
これでは魔物に寄ってきてくださいと言っているようなものだ。
だが、どうにかしようにも持ってきた布切れはすでに鎧の内側と同じような
状況にあり、貴重な水をこんなところで浪費するわけにはいかない。
結局のところ、どうしようもないのだ。
うん。諦めよう。
決断は早かった。
襲われれば撃退すればいいだけの話だ。うん。
だが、事態はそれほど甘くはなかったのである。
すでに青年の背後には微かな羽音が聞こえ始めていた...
7日目の夕方、体がそろそろ限界に達し、休むことにした。
さすがにこれ以上歩けばあの鬼畜師匠に鍛えられた肉体でも耐えられない。
取っていた食料を口にし水を一口飲むと、
獣を警戒して適当な木に登りすぐに眠り始めた。
すぐそばの木の陰で待機している魔物にも気づかずに...
やったぁ 久しぶりのご飯だ!
どうせ今日も収穫無しだろうと思い込んでいた矢先、
のたのたと動く鎧を見かけたのだった。
しかもなにやらいい香りが漂っている。
この匂いは...はぁ 久しぶり。人間の匂いだ。
ごっはん♪ごっはん♪きゃっほぅ♪
もはや彼女の頭には食事風景しかなく、
勇んで突っ込もうとした瞬間、ふと思った。
あ...でも、もっと放置したらもっとおいしくなるかも。
コイツ、バカそうだし。この先には当分、川も、村も無い。
だったら...コイツが疲れきって、休むのを待てばあたしも余計に体力を使わずに済む。
よし、決めた!
お腹は減ってるけどあのバカが休んでから襲うことにしよう!
そしてその時は訪れた。
例のバカが木に登って爆睡している。
今が絶好のチャンス!...フフン あたしには羽があるから木に登っても関係ないもん♪
ようし...まずはどこからもらおうかな♪
あっ この腋のところ...おいしそう...ジュルリ
気づかれないようにゆっくりと鎧を剥がし、まず匂いを楽しむ。
ふぁ...すごく濃厚でそれでいてしつこくない匂い 若いだけはあるわ
それからやさしく、でも起こさないようにゆっくりと舌を這わせてゆく。
んちゅっ ちゅ ぺろ はぁっ 美味しい♪ ちゅっ ちゅる
彼女の舌はゆっくりと彼の腕を行き来し、
汗と垢を舐め取ってゆく。
だんだんと顔が赤くなってゆくのが自分でも分かり、体が徐々に熱くなる。
よぉし 腋...いっただっきま〜す♪
あまりそっとしすぎると彼が起きてしまうかもしれないので、
今まで以上に激しく、かつ、起こさない程度にしゃぶってゆく。
じゅる ちゅ んはぁ ちゅ じゅるっ すご... 濃厚...
たっぷりと腋を堪能したところで上半身に移る。
予想以上に胸板が厚く、堅い。
やさしくついばむようにキスしてから小さな突起を舌の上で転がす。
もちろん興味本位で食事とは関係の無い部分だ。
♂ってここが気持ちいいんだよね...?
あれ?でもなんか違うような...
というのも、本体に何の反応も無いからだ。
まぁ起きられても困るのだが、ピクリともせず寝入っている。
その後もしばらく舐めていたが相変わらず何の反応も無いので下半身へと移った。
いや、正確には移ろうとした。
今の今まで夢中でこの男の体にしゃぶりついていたせいか周囲を全く警戒していなかったのだ。
だから接近してくる同族の羽音に気付けないでいたのである。
ガサガサッと背後の茂みが揺れたところでやっと気付いたものの、時すでに遅し。
茂みからは先の少女よりも大人びた体つきのベルゼブブが飛び出してきた。
おや、先人がいたのかい。
まぁ、いいや。その♂をよこしな。
何っ コイツッ ヤなやつ...
でも強そうかも...胸もあたしより大きいし...
悔しいけどここは引いた方が...
退こうか留まろうか考えていると、またも茂みがガサガサと鳴った。
2人して振り返るとそこには伏し目がちな大人のだいなまいとぼでぃなベルゼブブが立っていた。
あの...私にも分けてくださいませんか...?
あたしたちは気がつくと頷いてしまっていた...。
半裸の男にハエが3匹たかっている。
普通に考えればホームレスのくっさい中年男にハエがたかっているところを連想するだろうが、その実体は一本の木の上で鎧を剥がされた男がハエ娘によってたかってしゃぶられているのである。
そんなことになっても身じろぎすらしないこの男は何なのだろうか。
余程疲れが溜まっていたと見える。
それはそうと、たった一本の木に3人も群がるわけだから相当密度が高い。
実際、男の体には彼女らの胸やら股間やらが密着しており、舌がはいずりまわっている。
そして蒸し暑い。
男の体からは絶えず汗が流れ出し、流れ落ちる間もなく彼女らの舌に舐めとられてゆく。
結局3人で分け合うこととなってしまったわけだが思わぬ収穫があったのである。
けれども逆に彼女らは1つだけ徹底的に自己主張した。
変態という名の紳士の皆さんならすでに承知のはず。
そう、股間である。
♂の、最もムれて、且つキタナいところ。
そこだけは皆譲らなかった。
そして出した結果が...
さて、そろそろメインデッシュでよいかな?
フフフ、おなかいっぱいです♪
それならあんたは参加しなくていいよね?
ふぇっ!?いや、そういう意味で言ったわけじゃ...
そんなことしてたらあたしが一番...
「「ダ〜メッ!」」
さて、準備は良いかな?
どうぞ
恨みっこなしね?
もちろん
最初はグーッ!じゃんけん...
「パー!」
「グー!」
「チョキ!」
くっ あいこか...
なかなかやりますね...
フフン 作戦通り...
「「「あいこでッ」」」
「グー!!」
「パー!!」
「チョキ!!」
そんな...また...か
ふえぇ 恐いですぅ
うっ そんなぁ
とまぁこのような調子で延々とじゃんけんし続ける3人。
一応記しておくが、彼女らの手は鉤爪なので上手くじゃんけんが出来ない。
そこで声に出してじゃんけんすることにしたのである。
変えたのはそこだけであとは従来のルールである。
...さて、聡い皆さんはすでにお気付きであろうか。
3人のじゃんけんは回を重ねるごとにヒートアップしていき、声量もまたそれに比例して上がってゆく。
耳元で怒鳴り続けられて起きないものは余程耳が遠いか耳掃除を怠っているかであろう。残念ながら男はそのどちらにもあてはまらなかった。
よって...
「う〜ん?なんか...ぬるぬるする?」
もはや怒鳴りつけるほどの声量で壮大にじゃんけんしていた3人の背筋が一瞬でピンと伸びた。ゆっくり、そっと振り返ると、男は唾液でべとべとの上体を起こして目をこすっていた。
「妙に水っぽいなぁ.....!」
男がこちらに気付いた。
視線が交差する。
数秒間沈黙が訪れたが、それは大人びたハエ娘によって破られた。
ええい!こうなったらあたしがこの男をもらうよッ!
言うが早いか男に突進し、押し倒す。
驚いたのは男である。
「ええっ!?ちょ まっ」
だが男の制止も無視して口を咥え込む。
「ッ!? 〜〜〜〜ッ!!」
はむ ちゅ じゅる ちゅく
男の呼吸が追いつかないほどにキスを続け、その舌を吸い、唾液を余さず舐め取る。男の呼吸に限界が近付くと自らの息を吹き込み、離しては吸い付く。
濃厚なキスが男の唇を襲っている間、
やっと放心状態から復帰したないすばでぃのハエ娘が股間に激突した。
これには男も溜まらず涙目になる。が、その涙は一瞬にして大人びたハエ娘に舐め取られた。
きょぬ〜のハエ娘は股間の最後の砦を引き剥がし、男のムスコとご対面する。
それは真っ黒くて、ムレていて、刺激臭がした。
おいしそぉ...いただきますッと言うが早いかそのイチモツをくわえ込み、勃ってもいない内からピストン運動を開始する。男は必死で抵抗するものの、やっとこさ魂を取り戻した少女のハエ娘がキタナいすぼみに激突し硬直する。ハエなのだから無論そこもまたご馳走なわけで、男の必死の抵抗もむなしく少女はそのすぼみに舌を分け入れた。
そしてそろそろギンギンにそそり立った男のイチモツが限界を迎えようとしていた。大人のハエ娘がいいよぉ?いっぱい出してぇと言った直後、大量の白濁した液体をその口内に放出し、果てた。しかしハエ娘らの猛攻はとどまるところを知らない。すぼみを担当していた少女がムスコにぶら下がる二つのタマを手で器用に刺激し始めたのである。それに加えて大人のハエ娘が豊満な胸をだらりと垂れたそれに押し付ける。途端に黒いソレはむくむくと起き上がり、巨大な谷間に埋もれた。そのままの状態で再度ピストンをはじめる。その快楽は男の脳に染み渡り、はやくも腰を動かしつつあった。
しばらく無心で行為に励んでいると、大人のハエ娘が突然後退した。
意識がとびかけていた男はそれでも何事かと激しく吸い付いてくる大人びたハエ娘の横から覗き込む。と、激痛にも似た凄まじい快感が男の体に走った。少女のハエ娘がイチモツを自らの中へ招き入れたのだ。少々キツいながらも男のそれをすんなりと受け入れ、一度で奥まで突き込む。あまりにも急だったために我慢も出来ずそのまま少女の中へ出してしまった。普通はいたいけな少女の中に出してしまえば罪悪感などわくだろうが今はそれどころではなかった。男はすでにどうしようもない欲求にかられており、少女の腰を掴むとイチモツが再起していないにも関わらず腰を振り始めた。
ズジュッ くぅっ ジュグッ ああっ ジュブ 激しッ ズチュッ
少女の小さな蜜壷の中を肉棒が跳ね回る。
実際、それほど激しいものだった。
少女の痛みは徐々に快楽へと変わっていき、いつしか嬌声を上げていた。
ブジュッ ふぁっ ジュク はあんっ チュッ いいよぉ ジュル もっとぉ
その声に答えるかのように行為が激しくなっていき、いつしか他2人をそっちのけで行為に励んでいた。とはいえ他の2人も負けじと男の汗や汁を舐め取っていたのだが。淫らな音と嬌声が夜の森の静寂を乱す。
ふと気がつくと今度は大人のハエ娘が腰を振っていた。覚醒仕切れていないのか、目の前のことが人事の様に感じられる。どうやらあまりの行為の激しさに失神していたらしかった。徐々に意識がはっきりしてくると共に快楽がまたもその身を襲う。彼女の蜜壷は大きいながらも程よく肉棒を締め付け、汁が飛び散るほど激しく交わっている。彼女は少女のように高らかに嬌声を叫ぶことはなく、艶やかな声で小さく声を上げていた。ほのかに高潮した頬に少し潤んだ瞳がなんとも愛らしい...。いつの間にか男は快楽に身を預けることなく行為に余裕が出てきていた。失神前まで引きちぎれるかと思うほどの痛みも消えていた。男はいつしかインキュバスとなりかけていたのである。けれども本人はそれを知る由も無い。そして何十回目かになる根元から突き上げるような快感に男は失神した。
男が失神してもまだ尚行為は続き、3人の腹と欲望が満たされるまでそれは続けられた。それが終わったのが、すでに一日が過ぎた昼間。男の体はほぼ完全に干からび、荷物の水筒に伸ばした手がその行為の激しさを物語っていた。
心も体も満たされた彼女たちは男をどうするのか話し合ったのだが、大人びたハエ娘は最初から食事にしか興味が無かったことを示し、さっさと飛び立っていった。
さて、残る2人がどうしたのかというと...
「ううん...水...」
水がほしいみたい
荷物にあるのかしら...あ、これかなぁ...
ちょっと見せて...クンクン
どぉ?
うん、これだ!ちょっと待っててね、あたしが
いいえ私が飲ませます!
ダメだよっ あたしが飲ませるのっ!
「どっちでもいいから...水をくれ...」
「あぁ...酷い目にあった」
ごめんねぇ お腹が減っててつい...
でも、気持ちよかったでしょ?
「うっ それは...」
じーーーーっ
「...はい、そのとおりでございます」
ほらぁ やっぱり
またしたいな♪
「かっ 勘弁してくれっ 俺は修行の身でっ」
修行?
なぁにそれ。おいしいの?
「話してもいいものかどうか...ええいっ もうどうにでもなれっ」
「かくかくしかじか...」
ふぅん そうなんだぁ
一人旅なの?あたしたちがついていってあげようか?
「いや、遠慮しておく。そもそもコレは俺を鍛えるためn」
じーーーーっ
「いやいや、そんな期待に満ちた目で見つめられても」
私じゃ、ダメなんですね?
そうだよね あたしみたいな幼児体型はいらない子だよね...
「うっ....」
ぐすっ ひっく
う...うわああぁぁぁん
「わかったッ 分かったから泣くな、な?」
やったぁ!
やりぃッ!
「...」
なぁに?そのジト目は。ほら、決まったんだから行きましょう?
はやく服着てっ ほらっ
「..........」
彼は新たに2人の旅仲間を加えて旅を再開した。
その後、彼が瞬く間に修行を完了し、
大きな富と名声を手に入れたのは記すまでも無い。
一.町や村に寄ってはならない。行商人との売り買いも禁止する。
一.食料が切れた場合、自分で調達すること。衣も同じく。
一.人との遭遇を極力避けよ。
一.道に迷っても自己責任。
一.....
とこまごまと長々書き連ねてある。
4番目などふざけているようにしか思えない。
何しろ地図と呼べるようなものは渡されておらず、
それらしいものといえば師匠のおうち、大陸、湾町と
乱暴に書き殴られたいたずら書きだけだ。
‥‥‥にしても湾町とは何だ?港町と書きたかったのだろうか...
それにしても、歩いても歩いても何も見えてこない。
といっても鬱蒼とした森だから木しか見えないのも当たり前か。
ここ5日ほど歩きどおしで汗だくだ。風呂に入りたい。
別に風呂でなくとも小川で体を拭くことが出来れば...
森は予想以上に険しく、今は道なき道を進んでいる。
いわゆる獣道というやつだ。いや、それより酷い。
何しろツタやツルが行く先々を阻み、背の高い草が余計に体力を奪う。
こんなにも辛かったなんて...
まじめに修行をしておけば良かった。
思えばこれはサボっていた分の罰なのかも...
青年の背中を冷たいものが流れる。
まさか...師匠、俺を殺す気では...いやいや。そんなことはない...はず。
森に入る前にきこりに聞いたところによると
不潔にしていると寄ってくる魔物がいるらしい。
余計な体力を消耗するわけにはいかない。
よって極力遭いたくない。
だが....
恐る恐る鎧の内側を嗅いでみる。
むせた。むせるほど臭かった。吐きそう。
これでは魔物に寄ってきてくださいと言っているようなものだ。
だが、どうにかしようにも持ってきた布切れはすでに鎧の内側と同じような
状況にあり、貴重な水をこんなところで浪費するわけにはいかない。
結局のところ、どうしようもないのだ。
うん。諦めよう。
決断は早かった。
襲われれば撃退すればいいだけの話だ。うん。
だが、事態はそれほど甘くはなかったのである。
すでに青年の背後には微かな羽音が聞こえ始めていた...
7日目の夕方、体がそろそろ限界に達し、休むことにした。
さすがにこれ以上歩けばあの鬼畜師匠に鍛えられた肉体でも耐えられない。
取っていた食料を口にし水を一口飲むと、
獣を警戒して適当な木に登りすぐに眠り始めた。
すぐそばの木の陰で待機している魔物にも気づかずに...
やったぁ 久しぶりのご飯だ!
どうせ今日も収穫無しだろうと思い込んでいた矢先、
のたのたと動く鎧を見かけたのだった。
しかもなにやらいい香りが漂っている。
この匂いは...はぁ 久しぶり。人間の匂いだ。
ごっはん♪ごっはん♪きゃっほぅ♪
もはや彼女の頭には食事風景しかなく、
勇んで突っ込もうとした瞬間、ふと思った。
あ...でも、もっと放置したらもっとおいしくなるかも。
コイツ、バカそうだし。この先には当分、川も、村も無い。
だったら...コイツが疲れきって、休むのを待てばあたしも余計に体力を使わずに済む。
よし、決めた!
お腹は減ってるけどあのバカが休んでから襲うことにしよう!
そしてその時は訪れた。
例のバカが木に登って爆睡している。
今が絶好のチャンス!...フフン あたしには羽があるから木に登っても関係ないもん♪
ようし...まずはどこからもらおうかな♪
あっ この腋のところ...おいしそう...ジュルリ
気づかれないようにゆっくりと鎧を剥がし、まず匂いを楽しむ。
ふぁ...すごく濃厚でそれでいてしつこくない匂い 若いだけはあるわ
それからやさしく、でも起こさないようにゆっくりと舌を這わせてゆく。
んちゅっ ちゅ ぺろ はぁっ 美味しい♪ ちゅっ ちゅる
彼女の舌はゆっくりと彼の腕を行き来し、
汗と垢を舐め取ってゆく。
だんだんと顔が赤くなってゆくのが自分でも分かり、体が徐々に熱くなる。
よぉし 腋...いっただっきま〜す♪
あまりそっとしすぎると彼が起きてしまうかもしれないので、
今まで以上に激しく、かつ、起こさない程度にしゃぶってゆく。
じゅる ちゅ んはぁ ちゅ じゅるっ すご... 濃厚...
たっぷりと腋を堪能したところで上半身に移る。
予想以上に胸板が厚く、堅い。
やさしくついばむようにキスしてから小さな突起を舌の上で転がす。
もちろん興味本位で食事とは関係の無い部分だ。
♂ってここが気持ちいいんだよね...?
あれ?でもなんか違うような...
というのも、本体に何の反応も無いからだ。
まぁ起きられても困るのだが、ピクリともせず寝入っている。
その後もしばらく舐めていたが相変わらず何の反応も無いので下半身へと移った。
いや、正確には移ろうとした。
今の今まで夢中でこの男の体にしゃぶりついていたせいか周囲を全く警戒していなかったのだ。
だから接近してくる同族の羽音に気付けないでいたのである。
ガサガサッと背後の茂みが揺れたところでやっと気付いたものの、時すでに遅し。
茂みからは先の少女よりも大人びた体つきのベルゼブブが飛び出してきた。
おや、先人がいたのかい。
まぁ、いいや。その♂をよこしな。
何っ コイツッ ヤなやつ...
でも強そうかも...胸もあたしより大きいし...
悔しいけどここは引いた方が...
退こうか留まろうか考えていると、またも茂みがガサガサと鳴った。
2人して振り返るとそこには伏し目がちな大人のだいなまいとぼでぃなベルゼブブが立っていた。
あの...私にも分けてくださいませんか...?
あたしたちは気がつくと頷いてしまっていた...。
半裸の男にハエが3匹たかっている。
普通に考えればホームレスのくっさい中年男にハエがたかっているところを連想するだろうが、その実体は一本の木の上で鎧を剥がされた男がハエ娘によってたかってしゃぶられているのである。
そんなことになっても身じろぎすらしないこの男は何なのだろうか。
余程疲れが溜まっていたと見える。
それはそうと、たった一本の木に3人も群がるわけだから相当密度が高い。
実際、男の体には彼女らの胸やら股間やらが密着しており、舌がはいずりまわっている。
そして蒸し暑い。
男の体からは絶えず汗が流れ出し、流れ落ちる間もなく彼女らの舌に舐めとられてゆく。
結局3人で分け合うこととなってしまったわけだが思わぬ収穫があったのである。
けれども逆に彼女らは1つだけ徹底的に自己主張した。
変態という名の紳士の皆さんならすでに承知のはず。
そう、股間である。
♂の、最もムれて、且つキタナいところ。
そこだけは皆譲らなかった。
そして出した結果が...
さて、そろそろメインデッシュでよいかな?
フフフ、おなかいっぱいです♪
それならあんたは参加しなくていいよね?
ふぇっ!?いや、そういう意味で言ったわけじゃ...
そんなことしてたらあたしが一番...
「「ダ〜メッ!」」
さて、準備は良いかな?
どうぞ
恨みっこなしね?
もちろん
最初はグーッ!じゃんけん...
「パー!」
「グー!」
「チョキ!」
くっ あいこか...
なかなかやりますね...
フフン 作戦通り...
「「「あいこでッ」」」
「グー!!」
「パー!!」
「チョキ!!」
そんな...また...か
ふえぇ 恐いですぅ
うっ そんなぁ
とまぁこのような調子で延々とじゃんけんし続ける3人。
一応記しておくが、彼女らの手は鉤爪なので上手くじゃんけんが出来ない。
そこで声に出してじゃんけんすることにしたのである。
変えたのはそこだけであとは従来のルールである。
...さて、聡い皆さんはすでにお気付きであろうか。
3人のじゃんけんは回を重ねるごとにヒートアップしていき、声量もまたそれに比例して上がってゆく。
耳元で怒鳴り続けられて起きないものは余程耳が遠いか耳掃除を怠っているかであろう。残念ながら男はそのどちらにもあてはまらなかった。
よって...
「う〜ん?なんか...ぬるぬるする?」
もはや怒鳴りつけるほどの声量で壮大にじゃんけんしていた3人の背筋が一瞬でピンと伸びた。ゆっくり、そっと振り返ると、男は唾液でべとべとの上体を起こして目をこすっていた。
「妙に水っぽいなぁ.....!」
男がこちらに気付いた。
視線が交差する。
数秒間沈黙が訪れたが、それは大人びたハエ娘によって破られた。
ええい!こうなったらあたしがこの男をもらうよッ!
言うが早いか男に突進し、押し倒す。
驚いたのは男である。
「ええっ!?ちょ まっ」
だが男の制止も無視して口を咥え込む。
「ッ!? 〜〜〜〜ッ!!」
はむ ちゅ じゅる ちゅく
男の呼吸が追いつかないほどにキスを続け、その舌を吸い、唾液を余さず舐め取る。男の呼吸に限界が近付くと自らの息を吹き込み、離しては吸い付く。
濃厚なキスが男の唇を襲っている間、
やっと放心状態から復帰したないすばでぃのハエ娘が股間に激突した。
これには男も溜まらず涙目になる。が、その涙は一瞬にして大人びたハエ娘に舐め取られた。
きょぬ〜のハエ娘は股間の最後の砦を引き剥がし、男のムスコとご対面する。
それは真っ黒くて、ムレていて、刺激臭がした。
おいしそぉ...いただきますッと言うが早いかそのイチモツをくわえ込み、勃ってもいない内からピストン運動を開始する。男は必死で抵抗するものの、やっとこさ魂を取り戻した少女のハエ娘がキタナいすぼみに激突し硬直する。ハエなのだから無論そこもまたご馳走なわけで、男の必死の抵抗もむなしく少女はそのすぼみに舌を分け入れた。
そしてそろそろギンギンにそそり立った男のイチモツが限界を迎えようとしていた。大人のハエ娘がいいよぉ?いっぱい出してぇと言った直後、大量の白濁した液体をその口内に放出し、果てた。しかしハエ娘らの猛攻はとどまるところを知らない。すぼみを担当していた少女がムスコにぶら下がる二つのタマを手で器用に刺激し始めたのである。それに加えて大人のハエ娘が豊満な胸をだらりと垂れたそれに押し付ける。途端に黒いソレはむくむくと起き上がり、巨大な谷間に埋もれた。そのままの状態で再度ピストンをはじめる。その快楽は男の脳に染み渡り、はやくも腰を動かしつつあった。
しばらく無心で行為に励んでいると、大人のハエ娘が突然後退した。
意識がとびかけていた男はそれでも何事かと激しく吸い付いてくる大人びたハエ娘の横から覗き込む。と、激痛にも似た凄まじい快感が男の体に走った。少女のハエ娘がイチモツを自らの中へ招き入れたのだ。少々キツいながらも男のそれをすんなりと受け入れ、一度で奥まで突き込む。あまりにも急だったために我慢も出来ずそのまま少女の中へ出してしまった。普通はいたいけな少女の中に出してしまえば罪悪感などわくだろうが今はそれどころではなかった。男はすでにどうしようもない欲求にかられており、少女の腰を掴むとイチモツが再起していないにも関わらず腰を振り始めた。
ズジュッ くぅっ ジュグッ ああっ ジュブ 激しッ ズチュッ
少女の小さな蜜壷の中を肉棒が跳ね回る。
実際、それほど激しいものだった。
少女の痛みは徐々に快楽へと変わっていき、いつしか嬌声を上げていた。
ブジュッ ふぁっ ジュク はあんっ チュッ いいよぉ ジュル もっとぉ
その声に答えるかのように行為が激しくなっていき、いつしか他2人をそっちのけで行為に励んでいた。とはいえ他の2人も負けじと男の汗や汁を舐め取っていたのだが。淫らな音と嬌声が夜の森の静寂を乱す。
ふと気がつくと今度は大人のハエ娘が腰を振っていた。覚醒仕切れていないのか、目の前のことが人事の様に感じられる。どうやらあまりの行為の激しさに失神していたらしかった。徐々に意識がはっきりしてくると共に快楽がまたもその身を襲う。彼女の蜜壷は大きいながらも程よく肉棒を締め付け、汁が飛び散るほど激しく交わっている。彼女は少女のように高らかに嬌声を叫ぶことはなく、艶やかな声で小さく声を上げていた。ほのかに高潮した頬に少し潤んだ瞳がなんとも愛らしい...。いつの間にか男は快楽に身を預けることなく行為に余裕が出てきていた。失神前まで引きちぎれるかと思うほどの痛みも消えていた。男はいつしかインキュバスとなりかけていたのである。けれども本人はそれを知る由も無い。そして何十回目かになる根元から突き上げるような快感に男は失神した。
男が失神してもまだ尚行為は続き、3人の腹と欲望が満たされるまでそれは続けられた。それが終わったのが、すでに一日が過ぎた昼間。男の体はほぼ完全に干からび、荷物の水筒に伸ばした手がその行為の激しさを物語っていた。
心も体も満たされた彼女たちは男をどうするのか話し合ったのだが、大人びたハエ娘は最初から食事にしか興味が無かったことを示し、さっさと飛び立っていった。
さて、残る2人がどうしたのかというと...
「ううん...水...」
水がほしいみたい
荷物にあるのかしら...あ、これかなぁ...
ちょっと見せて...クンクン
どぉ?
うん、これだ!ちょっと待っててね、あたしが
いいえ私が飲ませます!
ダメだよっ あたしが飲ませるのっ!
「どっちでもいいから...水をくれ...」
「あぁ...酷い目にあった」
ごめんねぇ お腹が減っててつい...
でも、気持ちよかったでしょ?
「うっ それは...」
じーーーーっ
「...はい、そのとおりでございます」
ほらぁ やっぱり
またしたいな♪
「かっ 勘弁してくれっ 俺は修行の身でっ」
修行?
なぁにそれ。おいしいの?
「話してもいいものかどうか...ええいっ もうどうにでもなれっ」
「かくかくしかじか...」
ふぅん そうなんだぁ
一人旅なの?あたしたちがついていってあげようか?
「いや、遠慮しておく。そもそもコレは俺を鍛えるためn」
じーーーーっ
「いやいや、そんな期待に満ちた目で見つめられても」
私じゃ、ダメなんですね?
そうだよね あたしみたいな幼児体型はいらない子だよね...
「うっ....」
ぐすっ ひっく
う...うわああぁぁぁん
「わかったッ 分かったから泣くな、な?」
やったぁ!
やりぃッ!
「...」
なぁに?そのジト目は。ほら、決まったんだから行きましょう?
はやく服着てっ ほらっ
「..........」
彼は新たに2人の旅仲間を加えて旅を再開した。
その後、彼が瞬く間に修行を完了し、
大きな富と名声を手に入れたのは記すまでも無い。
10/09/19 13:37更新 / 緑青