Change of Playstyle
ここは親魔物領のとある教会。
その中の一部屋で一人のローパーの女性が忙しく動いていた。
「えーっと、後はスープね。」
そう言うと女性は服の裾から触手を伸ばしてスープの入った鍋に突っ込み、その触手を口に持っていって味見した。
「うん、おいしい。」
女性が頷くと同時にドアを叩く音がする。
「はーい。」
「ただいま、セリアさん。」
「お帰り、グラゥ。」
二人は微笑みながら会話を交わす。
セリアとグラゥはもともと反摩物領に住んでいた。
しかしとある事情でセリアがローパーになってしまったので二人で親魔物領まで逃げてこの教会に住みながらセリアはシスターのグラゥは自警団の仕事をしながら一緒に暮らしていた。
「さあ、ご飯出来てるから座って。」
「ありがとうございます。」
二人がテーブルに座り夕食を取っているとグラゥが
「あっ、そろそろ時間だ。」
と言ってテレビのスイッチを入れる。
すると・・・
『ジャジャーーン!!
風雲!セラエノ学園
魔女っ娘わんわん ねふぇるてぃーた、始まるよー!』
「・・・今更だけどグラゥって子供っぽいとこあるわね・・・」
拳を握り締めながらテレビを食い入るように見つめるグラゥにセリアは呆れながら声を掛けた。
「何言ってるんですか!僕はいつも純粋な心を持つようにしてるんです。」
「はいはい、物はいいようね・・・」
『魔女っ娘わんわん ねふぇるてぃーた、今日はここまで!!
また見てね〜、わんわん!!』
「いや〜、今日も面白かった!」
「じゃあ、片付け手伝ってね。」
「は〜い!」
片づけが終わり、入浴などを済ました二人は寝室に入った。
しばらくするとあえぎ声が聞こえてくる。
「はっ・・・はっ・・・」
「くっ・・・ううん・・・」
「セリアさん・・・もう・・・出ます・・・!」
「ちょっと、もう少し待って!」
「ううっ・・・あああっ・・・!」
そう言ってグラゥはセリアの中に精液を吐き出すと、ベッドに倒れそのまま寝息を立て始めた。
「ZZZ・・・」
「はあ・・・」
幸せそうに眠るグラゥの隣で、セリアはため息をつきながら横になっていた。
(最近なんか物足りないな・・・毎日、フェラから本番だけじゃ飽きるのかな・・・
でも、私もグラゥもHに関しての知識なんてあまり持ってないし・・・
どうすればいいのかしら・・・)
そう考えながらセリアは眠りに落ちた。
次の日。
グラゥが仕事に言った後、セリアは教会の掃除を行っていた。
そこへ一人の女性が尋ねてきた。
「ごめんください。」
「は〜い、ってエセルさんじゃないですか!」
「覚えていてくれてうれしいですわ。」
エセルはセリアが暮らしていた反魔物領にスパイとして潜入していた人物でセリアをローパーにした張本人である。
「いや・・・自分をローパーにした人を忘れるのは難しいかと・・・
ところでなぜここに?」
「いえ、仕事で近くを通ったから、調子を伺いに来ただけですわ。
ただ、あなたの様子を見てるとあまり調子が良くなさそうですわね。」
とたんにセリアは真っ赤になって焦り始めた。
「な、な、別にグラゥとのHは十分満足してますよ・・・!」
「なるほどHの悩みですのね。」
「ど、どうしてそれを・・・」
「ちょっとハッタリを利かせただけですのに、あなた全部しゃべってますわよ。」
「はっ!!」
するとエセルは笑みを浮かべ、
「なんだったら、話してみませんこと?」
と囁いた。
「なるほど、最近のHの内容に不満があると。」
「はい・・・」
「解決は簡単ですわ。」
「?」
「新しいプレイをしてみればよいのです。
そうですね・・・」
エセルは少し考えていたがやがて口を開いた。
「あなたと彼の関係から考えて、SMプレイなどはいかが?」
「は?!」
セリアは思わず声を挙げた。
「何を驚いてるんですか?
幸い、あなたはローパーですから触手を使えばどんなプレイも出来るでしょう?
なんでしたら、後でその手の仕方の本をや薬などもお送りしますわ。」
驚くセリアに構わず話を進めるエセル。
「ちょ、ま、エセルさ〜ん。
SMって一体?」
セリアの声が聞こえていないのか、それとも聞く気が無いのかは分からないが、
「では、ごきげんよう。」
と一言残してエセルは出て行った。
数日後。
教会の仕事がひと段落したセリアがラジオを聴きながら紅茶を飲んでいるとドアを叩く音がした。
「は〜い。」
セリアがドアを開けると、
「セリアさんですね。
お届け物です。」
荷物を抱えたハーピーの姿があった。
「ご苦労様。」
「ありがとうございます。またのご利用を!」
荷物を渡してハーピーは飛び去っていった。
「いったい何の荷物かしら?」
セリアは首を捻りながら包みを開ける。
そこには、
「調教術・今日からあなたもダークエルフ」
「アラクネ流男の縛り方」
「触手姦」
「彼の性欲を元気に。媚薬・サキュバスの魔力」
よく見ると一通の手紙が同封されていた。
『セリアへ
先日、あなたに話したものをお送りします。
グラゥをたっぷり調教してあげなさいね♪
エセルより』
「なによこれ・・・」
目の前の如何わしいものを見てあっけに取られるセリア。
すぐに処分しようかとも考えたが興味本位で一冊を手に取り読んでみる。
「・・・・・・なにこれ、すごい!?
こんなプレイもありなのかしら?」
セリアはすぐにでも試したくなったが、別の考えが心に浮かんだ。
「でもグラゥ、気が小さいからなぁ。
こんなことやったらトラウマになるかも・・・」
悩むセリアの耳に付けっぱなしのラジオの放送が飛び込んできた。
『緊急告知!
風雲!セラエノ学園がラジオ放送にも進出!!
つきましては皆さんからのお便りを募集します!
普通のお便りから悩みの相談までエロでもなんでもOK!
皆さんのお便りをお待ちしています!!
あて先は・・・・・・』
「ラジオでの相談コーナーか・・・」
迷った挙句、一人で悩むよりはと、セリアはお悩み相談の手紙を出すことにした。
数日後、深夜にも関わらず、教会の一室には明かりがついていた。
明かりのついた部屋の中にいるのは紙とペンを持ちラジオに聞き入っているセリア。
ちなみにグラゥは寝室で夢の中だ。
『ネフェルティータと!」
「イ、イチゴの!」
セラエノ ラジオ☆ジャックー♪』
軽快な音楽と共に番組が始まる。
番組は着々と進み、様々な内容のトークが繰り広げられていく。
「「ラジオ☆ジャック、お悩み相談室ー!!!」」
お目当てのコーナーが始まり全神系を集中させるセリア。
その様子は知らないものが見たら滑稽に見えるかも知れないが、彼女は真剣そのものだ。
『では次のお便りです。
ラジオネーム…、これ本名で良いのかな
ローパーのセリアさんから戴きました、ありがとうございます』
「来た!!」
ラジオからの声を一言一句聞き漏らすまいと耳をすまし、ペンを走らせる。
『ハッキリ言って、マンネリは誰にでもある。
しかし、誰にでもあるからと放っておくと手遅れになるぞ!
思い切って、路線変更もアリじゃ。』
『だが焦ってはならんぞ。
最初は少しずつ変えていくのじゃ。』
『何よりエロいことはお互いの信頼関係が成り立って初めて気持ちが良いのじゃ。』
「ふむふむ・・・やっぱり路線は変更した方がいいみたいね・・・
少しずつ変えていくべし・・・なるほど・・・
信頼関係を大切に・・・・よしっ。
こんなとこかな。」
大まかな部分をメモしセリアは満足げに微笑んだ。
「それにしてもパーソナリティのイチゴって人、すごいわね。
私の質問にすいすい答えてくれて・・・
きっと恋愛に関して百戦錬磨の猛者に違いないわ。」
感心していたセリアの耳に深夜を告げる時計の音が聞こえた。
「あら、もうこんな時間!!
もう、寝なきゃ!」
セリアは明日からことを考えながらベッドに向かった。
次の日からセリアはグラゥに対し、ベットの中で少しずつアピールしていった。
「ねえ、グラゥ今日は念入りにキスしてくれない?」
「い、いいですけど・・・」
んちゅっ・・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・くちゅっ・・・
「っぷはっ・・・どう気持ちよかった?」
「なんか、何時ものキスと違いますね。」
「今日は触手をなめてくれない?」
「は、はあ・・・」
かぷっ・・・ぬちゃっ・・・ぬちゃっ・・・
「ああっ、いいわよ!
もっと丁寧になめて!」
「グラゥ、お尻に触手入れていい?」
「!?何いってるんです!」
(ちっ、まだ早かったわね・・・)
「ふふっ、今夜はどんなことしようかな〜」
笑みを浮かべて本をめくる。
何時しか、新しいプレイを考えることに夢中になるセリアだった。
休日前のある夜、ベッドの中でセリアはグラゥに尋ねた。
「ねぇ、グラゥ最近のHどう?」
「え、何がどうなんですか?」
「まさか、気づいてないの!?」
その言葉に愕然とするセリア。
「あ、そう言えば最近、おかしなことを頼んできますね?
あれはなんなんです?」
セリアはますます愕然とした。
(なによ!グラゥぜんぜん気づいていないわ。こうなったらちょっとハードだから遠慮してたあれをやるしかないわね・・・)
セリアは部屋の机に向かい引き出しから小瓶を一つ取り出して戻ってきた。
「セリアさん、それは・・・」
グラゥが口を開いた瞬間、
「むぐっ・・・!」
セリアが触手を伸ばしグラゥの口をこじ開けた。
そして小瓶の中身を無理やり飲ませていく。
「ぐぐぐ・・・・っ、ゲホッ何するんですか!」
「グラゥが悪いのよ。私あんなに考えたのに・・・!」
「な、何のことで・・・・うっ!」
グラゥは突如体に異変を覚えて、言葉を失う。
「今飲ませたのはね、媚薬なの。
朝まで性欲が続くって評判のね。
鈍感なあなたにはお仕置きしなくちゃね。」
「あ・・・あ・・・あっ。」
セリアが喋ってる間に薬の効果でグラゥのペニスは大きくなっていく。
抑えられない性欲を開放しようと彼の手が自分のペニスに伸びる。
「駄〜目!
勝手に言ったらお仕置きにならないじゃない。」
セリアは触手で素早くグラゥの手足を拘束し服を剥ぎ取る。
「セ、セリアさん。お願い、出させて・・・」
「セリアさん?出させて欲しかったらセリア様と呼びなさい。」
「そ、そんな・・・」
「口答えしない!」
バシッ
セリアは別の触手でグラゥの頬を打つ。
「わ、分かりました・・・セリア様・・・」
「よろしい。
出させてあげるわ。
ただし・・・」
「!?」
「私が楽しんでからね・・・」
セリアの顔に淫乱な笑みが浮かんだ。
「じゃあ、まずはフェラからだけど何時もと同じじゃないわよ・・・」
そう言ってセリアはグラゥを触手で持ち上げ、逆海老反りのようなかたちで宙吊りにした。
「うぎぎっ・・・セリアさん、苦しい・・・」
「違うでしょ!」
「セリア様、苦しい・・・」
「あ〜ら、でもあなたのペニスはこんなに元気よ。」
セリアの目の前にはグラゥのペニスが垂れ下がっていた。
「じゃ、いくわよ・・・」
セリアはグラゥのペニスをくわえ込む。
「ああっ!」
「すごい!
いつもよりずっと硬くて大きい!
もっと硬く、大きくしなさい!」
「む、無理です・・・気持ちよすぎて・・・」
「じゃあ、こうしてあげるわ。」
セリアは触手に力を込めグラゥをより反らせるようにした。
「ギャアッ!痛い・・・痛いです・・・」
「こっちは大きくなってるわよ。
痛がりながら感じるなんてとんだ変態騎士ね。」
実際にグラゥは体からミシミシ音をさせながらも恍惚とした表情を浮かべている。
「あっ・・・あっ・・・もう出るっ・・・!」
「出そう?
じゃあこれ位にしましょ。」
そう言ってペニスから口を離すセリア。
「そ、そんな・・・!」
唖然とするグラゥにセリアはキスをした。
「ん、くちゅっ・・・どう私の唾液とあなたの先走り汁をミックスした味は・・・
まだ私は満足してないから、もっと頑張ってね・・・」
セリアはベットに寝転がると股を広げて、未だ宙吊り状態のグラゥを見上げた。
「ふふっ、私のあそこもこんなにドロドロ・・・
グラゥ、入れたい?」
「・・・はい・・・ですからこの触手を・・・」
「触手は付けたままよ。
いったでしょう?
お仕置きだって。」
セリアは触手を操りグラゥにXの様なポーズをとらせ、自分の前に寝かせる。
「あなたが動くのは許さないわ。
でも簡単に出しちゃ駄目よ。」
そういって、グラゥを動かし、彼のペニスを自分の膣に挿入する。
「いいわ!
あなたの大きいペニスが奥をコンコン叩いてる!
我慢汁もさっきより一杯!」
「いぎっ・・・いぎっ!」
叫ぶセリアの前で、まともに動けず彼女のされるままになってるグラゥはただ出すのを我慢してるだけだった。
「グラゥ!
あなたも気持ちいい?」
「き、気持ちいです・・・気持ちいです・・・!」
「もうまともに喋れないのかしら!
まるで玩具ね!」
「玩具れもなんれもいいですから、はやく・・・!」
「よし、ここまでね。」
セリアはそう言ってグラゥのペニスを膣から引き抜いた。
もはや普通の倍近い大きさになり、射精してると見間違うくらいの先走り液で濡れたペニスが引き出される。
「も、もういい加減・・・!」
「大丈夫、次で出させてあげるわ。」
もはや涙を浮かべて懇願するグラゥをセリアは笑顔で制した。
セリアとグラゥはベットの上で足を開いて向かい合うように座っていた。
「はやく・・・はやく・・・」
「ちょっとまってね。
んっ!」
触手に拘束されながらも待ちきれずに体を揺らすグラゥの前で、セリアは意識を集中させ膣から一本の触手をはやした。
「ねえ、グラゥ。
知ってるかもしれないけどローパーの触手っていわば感覚器の集まりのようなものでこれに来る感覚はみんな本体に伝わるのよ。」
「は、はい・・・何言って・・・?」
グラゥはポカンとするがセリアはなお話し続ける。
「しかもこの触手は形状を本体の思うままに変えられるからいろんなことが出来るのよ。」
話しながらセリアは触手を変化させ、まるでホースの様な形にした。
「早く、早く、!
その触手で僕のペニスを包んでくださいっ!」
もはや射精する事にしか頭に無いグラゥを見て、セリアはニヤリと笑い、
「違うわよ。
ふふっ、この触手はね・・・」
言いながら触手をグラゥの前に持って行き、
「こう使うの。」
触手をグラゥのペニスの尿道に突っ込んだ。
「うがあああっ!!!!」
ペニスからあがってくる痛みと快楽に叫び声をあげるグラゥ。
「へぇ、ペニスの中って案外気持ちいいのね。」
セリアは触手を動かしてペニスの中をかき回す。
「あがっ・・・あがっ・・・!」
本来出すためにしか使わない所に触手を突っ込まれている感覚がグラゥの神経を焼ききっていく。
「どう?
普通では犯されないところを犯されてる気分は?」
「あごっ・・・うああっ!」
「ふふっ、そろそろ出させてあげないとね。」
グラゥが快楽に悶えてる間にセリアの触手は枝分かれして細くなり、ペニスの奥まで侵入する。
そして、
「ほら、これでどう!?」
セリアの触手が尿道の壁を強く擦ったした。
そのとたん、
「うっ・・・うっ・・・あああああああっ!!!」
叫び声と共に限界を超えたグラゥが激しく射精する。
出された精液はホース状の触手を通じてセリアの膣に流れ込む。
「あはああっ!気持ちいい!もっと頂戴!」
しばらくの間セリアは触手を通じ、グラゥの尿道から直接精液を吸っていた。
「ふぅ、楽しかった!」
満足したセリアはようやくグラゥを触手から開放する。
支えを失ったグラゥはベッドに崩れ落ちる。
「グラゥってばかわいい!
SMって楽しいわね。
えーと、今度はどんなのがいいかな・・・」
余韻に浸るセリアは気づかなかった。
背後でペニスを大きくさせたままのグラゥが立ち上がっていたことに。
「きゃっ!」
後ろからグラゥに突き飛ばされ倒れるセリア。
グラゥはその上に覆いかぶさり、強引にキスをする。
「ん〜〜!ん〜〜!」
突然の事に驚き、されるままになるセリアの視界の端に媚薬のビンが映った。
『(注意)この薬の適量は一晩に小さじ一杯ほどです。
飲ませすぎると性欲が暴走して危険です。
用量用法を守ってお使いください。』
(いけない!
グラゥに一本丸ごと飲ませちゃった・・・
まさか・・グラゥ・・・理性を失ってる・・・?)
セリアが考えていると、
「・・・・っはぁ!」
グラゥはキスを止めて、
「ふぅ・・・ふぅ・・・!」
「むぐっ!?」
強引にペニスをセリアの口に突っ込んだ。
「はっ・・・はっ・・・!」
そのままセリアの頭を掴んで強引に動かす。
今までグラゥがした事がなかった相手のことを考えない荒いやり方。
「む〜、む〜!」
(あっ、こういうやられ方もいいかも・・・)
最初こそ抵抗していたセリアだったが本能故かすぐに快楽に身を任せた。
「うおおおっ!」
程なくして叫びと共にグラゥは大量の精液をセリアの口に放った。
「うげっ・・・げほっ、げほっ!
ああっ、精液沢山・・・」
セリアは咳き込みながらもそれを受け止め恍惚とした表情を浮かべた。
「ねぇ、グラゥ。
こっちにもぉ〜。」
四つんばいになり尻をグラゥの方に向け、膣を指で開いてアピールするセリア。
グラゥは何も言わず、セリアの中にペニスを挿入する。
肥大化したペニスは半分くらいまでしか入らなかったが構わず動き始める。
「うあっ、すごい!
私の中、あなたのでいっぱい!」
「ぐっ・・・ううっ・・・」
しばらくセリアに腰を打ち付けていたグラゥだが、不意に彼女から伸びたままになっている触手を掴んだ。
「ちょっと!
グラゥ、なにを・・・!?」
グラゥは驚くセリアに構わず、掴んだ触手を彼女の肛門に押し込んだ。
「あはああああっ!」
思いがけず二つの穴を攻められ、セリアは叫び声をあげた。
「いやっ!駄目!裂けちゃう!」
膣には極太ペニスが、肛門には触手が刺さった状態のセリアにかまわず腰と触手を握った手を動かすグラゥ。
まるで、先ほどの攻めに対するお返しのようだ。
そして、痛みに慣れれ来たセリアに快楽が訪れる。
「ああっ、前も後ろもドロドロで、気持ちいい・・・!
私、馬鹿になっちゃう!」
自ら腰を動かしだしてより快楽を貪る。
「おおっ・・・おおっ・・・!」
「もっと!もっと!」
薄れる意識の中で一心に交わり続ける両者。
やがて射精が近いのかグラゥの動きが早くなる。
「ふっ、ふっ、ふっ・・・」
それに答えてセリアも腰を振る。
「ああっ、イク、イク!
私、飛んじゃう!」
そして、その時が訪れる。
「ぐっ、があああっ!」
再び精液を膣に放つグラゥ。
「あっ、はあああっ!熱い・・・・気持ちいい・・・」
体を震わせながら、それを受け止めるセリア。
結合部からは収まらなかった精液があふれ出す。
「ああ・・・私の子宮からグラゥの精液あふれちゃう・・・」
ぐったりするセリアに対し、未だ満足してない様子のグラゥはセリアの膣からペニスを引き抜く。
ゴボリと音がして膣から精液が流れ出る。
グラゥはセリアの肛門から触手を抜き、それを膣に押し込んで栓にすると、自分のペニスを開いた肛門に挿入する。
「ふあああっ!」
朦朧とした意識で声を挙げるセリアをグラゥは薬が切れるまで犯しつづけた。
「・・・リアさん!セリ・・・・ん!」
「んっ・・・」
途切れ途切れに自分を呼ぶ声にセリアは目を開ける。
そこには心配そうに自分を見つめるグラゥの顔があった。
「セリアさん!大丈夫ですか!」
「なんとかね・・・」
うめきながら起き上がる。
「あの、昨夜のことなんですが・・・」
「・・・つっ!」
セリアは言葉を失った。
「あ、あれはね・・・その・・・」
「いいんですよ。
全部覚えていますから・・・」
「・・・・!?」
セリアは顔を真っ赤に染め押し黙ってしまった。
「どうしてあんなことを?」
グラゥに促され、セリアはポツリ、ポツリと説明を始めた。
最近Hの内容がマンネリ化したと思い始めたこと、新しいプレイスタイルとしてSMをしてみようとしたこと、最初は徐々に慣らしていこうとしていたが、昨晩のグラゥの態度に腹を立て、強引な手段を取ってしまったこと。
グラゥは黙って聞いている。
「・・・・というわけなの。
勝手なことして、怒ってるよね・・・
気の済むようにしていいよ・・・」
そう言ってセリアは目を閉じた。
「セリアさん・・・」
グラゥは呟き、
パーーン!!
とセリアの頬を打った。
「・・・・」
セリアは体を振るわせた。
頬から来る痛みとグラゥに嫌われたことによる心の痛みに耐えるように。
「・・・本当にごめんね。」
服を拾い上げ、寝室を出て行こうとするセリア。
しかし、グラゥは立ち上がって走り、セリアとドアの間に立ちはだかった。
「・・・まだ何かあるの・・・」
「はい、あります。」
「なんでもしていいよ・・・」
「じゃあ、僕の頼みを2つ聞いてください」
「うん・・・」
頼みの内容をセリアは想像して涙した。
「1つ目はセリアさん、僕を殴ってくれますか?」
「えっ?」
てっきり別れ話と思ったセリアはびっくりした。
「どうして!
私はあなたにひどいことしたのよ!
何であなたが殴られなくちゃいけないの!」
「セリアさんのしたことはあなたの悩みに気づかなかった僕にも責任があるからです。
それにセリアさんにひどいことされましたけど、その後僕も薬の力に負けて無理やりしてしまいました。
だから僕も殴られなければなりません。」
「・・・ほんとにいいの?」
「はい。」
セリアは少し躊躇したがやがて、
パーーン
とグラゥの頬を打った。
「これでお相子、仲直りです。」
「ううっ、ああああああっ!!!」
頬をさすって微笑むグラゥにセリアは泣きながらむしゃぶりついた。
「ひっく・・・ひっく・・・」
「落ち着きました?」
しばらくして、しゃくりあげるセリアにグラゥは声を掛けた。
「じゃあ、2つ目の頼みです。
今後は新しい事がしたかったら遠慮なく僕にいってください。
可能な限り付き合いますから、今回みたいに無理やりするのはもうやめてください。」
「うん、分かった・・・」
「実は、セリアさんに無理やりやられるの気持ちよかったんです・・・
確かに僕は小心ですけどもっと信頼してくださいね。」
顔を赤くしたグラゥの発言にセリアはラジオで聞いたアドバイスを思いだした。
『何よりエロいことはお互いの信頼関係が成り立って初めて気持ちが良いのじゃ。』
「そっか、私大切なことを忘れちゃってたんだ・・・」
「どうしました?」
「えっ、なんでもないわ!
それよりお腹すいたでしょ、朝ごはん作るね。」
そう言ってセリアは寝室を後にした。
この日以降、『二人の間で新しいプレイ(主に触手)を考えたら遠慮なく相手に相談すること』という約束が出来た。
ある日、セリアは部屋で一通の手紙を書いていた。
「よし、完成っと!」
そこにグラゥが入ってくる。
「セリアさん、お風呂の掃除終わりましたけど・・・って何を書いてるんです?」
「きゃっ!
こ、これは別になんでもないのよ、あ、あははっ・・」
手紙を後ろに隠すセリア。
「むっ、怪しい・・・
見せてください!
見せてくれないと今夜は僕が責めに回らせてもらいますよ!」
「きゃ〜!駄目〜!」
ドタバタと部屋の中を走り回る二人。
その手紙にはこう書いてあった。
『ネフェルティータさん、イチゴさん
以前お悩み相談のお便りをお送りしたローパーのセリアと申します。
アドバイスをいただいて新しいプレイを試してみたら、少しトラブルはありましたが彼と新しいプレイをすることが出来ました。
本当にありがとうございます!』
その中の一部屋で一人のローパーの女性が忙しく動いていた。
「えーっと、後はスープね。」
そう言うと女性は服の裾から触手を伸ばしてスープの入った鍋に突っ込み、その触手を口に持っていって味見した。
「うん、おいしい。」
女性が頷くと同時にドアを叩く音がする。
「はーい。」
「ただいま、セリアさん。」
「お帰り、グラゥ。」
二人は微笑みながら会話を交わす。
セリアとグラゥはもともと反摩物領に住んでいた。
しかしとある事情でセリアがローパーになってしまったので二人で親魔物領まで逃げてこの教会に住みながらセリアはシスターのグラゥは自警団の仕事をしながら一緒に暮らしていた。
「さあ、ご飯出来てるから座って。」
「ありがとうございます。」
二人がテーブルに座り夕食を取っているとグラゥが
「あっ、そろそろ時間だ。」
と言ってテレビのスイッチを入れる。
すると・・・
『ジャジャーーン!!
風雲!セラエノ学園
魔女っ娘わんわん ねふぇるてぃーた、始まるよー!』
「・・・今更だけどグラゥって子供っぽいとこあるわね・・・」
拳を握り締めながらテレビを食い入るように見つめるグラゥにセリアは呆れながら声を掛けた。
「何言ってるんですか!僕はいつも純粋な心を持つようにしてるんです。」
「はいはい、物はいいようね・・・」
『魔女っ娘わんわん ねふぇるてぃーた、今日はここまで!!
また見てね〜、わんわん!!』
「いや〜、今日も面白かった!」
「じゃあ、片付け手伝ってね。」
「は〜い!」
片づけが終わり、入浴などを済ました二人は寝室に入った。
しばらくするとあえぎ声が聞こえてくる。
「はっ・・・はっ・・・」
「くっ・・・ううん・・・」
「セリアさん・・・もう・・・出ます・・・!」
「ちょっと、もう少し待って!」
「ううっ・・・あああっ・・・!」
そう言ってグラゥはセリアの中に精液を吐き出すと、ベッドに倒れそのまま寝息を立て始めた。
「ZZZ・・・」
「はあ・・・」
幸せそうに眠るグラゥの隣で、セリアはため息をつきながら横になっていた。
(最近なんか物足りないな・・・毎日、フェラから本番だけじゃ飽きるのかな・・・
でも、私もグラゥもHに関しての知識なんてあまり持ってないし・・・
どうすればいいのかしら・・・)
そう考えながらセリアは眠りに落ちた。
次の日。
グラゥが仕事に言った後、セリアは教会の掃除を行っていた。
そこへ一人の女性が尋ねてきた。
「ごめんください。」
「は〜い、ってエセルさんじゃないですか!」
「覚えていてくれてうれしいですわ。」
エセルはセリアが暮らしていた反魔物領にスパイとして潜入していた人物でセリアをローパーにした張本人である。
「いや・・・自分をローパーにした人を忘れるのは難しいかと・・・
ところでなぜここに?」
「いえ、仕事で近くを通ったから、調子を伺いに来ただけですわ。
ただ、あなたの様子を見てるとあまり調子が良くなさそうですわね。」
とたんにセリアは真っ赤になって焦り始めた。
「な、な、別にグラゥとのHは十分満足してますよ・・・!」
「なるほどHの悩みですのね。」
「ど、どうしてそれを・・・」
「ちょっとハッタリを利かせただけですのに、あなた全部しゃべってますわよ。」
「はっ!!」
するとエセルは笑みを浮かべ、
「なんだったら、話してみませんこと?」
と囁いた。
「なるほど、最近のHの内容に不満があると。」
「はい・・・」
「解決は簡単ですわ。」
「?」
「新しいプレイをしてみればよいのです。
そうですね・・・」
エセルは少し考えていたがやがて口を開いた。
「あなたと彼の関係から考えて、SMプレイなどはいかが?」
「は?!」
セリアは思わず声を挙げた。
「何を驚いてるんですか?
幸い、あなたはローパーですから触手を使えばどんなプレイも出来るでしょう?
なんでしたら、後でその手の仕方の本をや薬などもお送りしますわ。」
驚くセリアに構わず話を進めるエセル。
「ちょ、ま、エセルさ〜ん。
SMって一体?」
セリアの声が聞こえていないのか、それとも聞く気が無いのかは分からないが、
「では、ごきげんよう。」
と一言残してエセルは出て行った。
数日後。
教会の仕事がひと段落したセリアがラジオを聴きながら紅茶を飲んでいるとドアを叩く音がした。
「は〜い。」
セリアがドアを開けると、
「セリアさんですね。
お届け物です。」
荷物を抱えたハーピーの姿があった。
「ご苦労様。」
「ありがとうございます。またのご利用を!」
荷物を渡してハーピーは飛び去っていった。
「いったい何の荷物かしら?」
セリアは首を捻りながら包みを開ける。
そこには、
「調教術・今日からあなたもダークエルフ」
「アラクネ流男の縛り方」
「触手姦」
「彼の性欲を元気に。媚薬・サキュバスの魔力」
よく見ると一通の手紙が同封されていた。
『セリアへ
先日、あなたに話したものをお送りします。
グラゥをたっぷり調教してあげなさいね♪
エセルより』
「なによこれ・・・」
目の前の如何わしいものを見てあっけに取られるセリア。
すぐに処分しようかとも考えたが興味本位で一冊を手に取り読んでみる。
「・・・・・・なにこれ、すごい!?
こんなプレイもありなのかしら?」
セリアはすぐにでも試したくなったが、別の考えが心に浮かんだ。
「でもグラゥ、気が小さいからなぁ。
こんなことやったらトラウマになるかも・・・」
悩むセリアの耳に付けっぱなしのラジオの放送が飛び込んできた。
『緊急告知!
風雲!セラエノ学園がラジオ放送にも進出!!
つきましては皆さんからのお便りを募集します!
普通のお便りから悩みの相談までエロでもなんでもOK!
皆さんのお便りをお待ちしています!!
あて先は・・・・・・』
「ラジオでの相談コーナーか・・・」
迷った挙句、一人で悩むよりはと、セリアはお悩み相談の手紙を出すことにした。
数日後、深夜にも関わらず、教会の一室には明かりがついていた。
明かりのついた部屋の中にいるのは紙とペンを持ちラジオに聞き入っているセリア。
ちなみにグラゥは寝室で夢の中だ。
『ネフェルティータと!」
「イ、イチゴの!」
セラエノ ラジオ☆ジャックー♪』
軽快な音楽と共に番組が始まる。
番組は着々と進み、様々な内容のトークが繰り広げられていく。
「「ラジオ☆ジャック、お悩み相談室ー!!!」」
お目当てのコーナーが始まり全神系を集中させるセリア。
その様子は知らないものが見たら滑稽に見えるかも知れないが、彼女は真剣そのものだ。
『では次のお便りです。
ラジオネーム…、これ本名で良いのかな
ローパーのセリアさんから戴きました、ありがとうございます』
「来た!!」
ラジオからの声を一言一句聞き漏らすまいと耳をすまし、ペンを走らせる。
『ハッキリ言って、マンネリは誰にでもある。
しかし、誰にでもあるからと放っておくと手遅れになるぞ!
思い切って、路線変更もアリじゃ。』
『だが焦ってはならんぞ。
最初は少しずつ変えていくのじゃ。』
『何よりエロいことはお互いの信頼関係が成り立って初めて気持ちが良いのじゃ。』
「ふむふむ・・・やっぱり路線は変更した方がいいみたいね・・・
少しずつ変えていくべし・・・なるほど・・・
信頼関係を大切に・・・・よしっ。
こんなとこかな。」
大まかな部分をメモしセリアは満足げに微笑んだ。
「それにしてもパーソナリティのイチゴって人、すごいわね。
私の質問にすいすい答えてくれて・・・
きっと恋愛に関して百戦錬磨の猛者に違いないわ。」
感心していたセリアの耳に深夜を告げる時計の音が聞こえた。
「あら、もうこんな時間!!
もう、寝なきゃ!」
セリアは明日からことを考えながらベッドに向かった。
次の日からセリアはグラゥに対し、ベットの中で少しずつアピールしていった。
「ねえ、グラゥ今日は念入りにキスしてくれない?」
「い、いいですけど・・・」
んちゅっ・・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・くちゅっ・・・
「っぷはっ・・・どう気持ちよかった?」
「なんか、何時ものキスと違いますね。」
「今日は触手をなめてくれない?」
「は、はあ・・・」
かぷっ・・・ぬちゃっ・・・ぬちゃっ・・・
「ああっ、いいわよ!
もっと丁寧になめて!」
「グラゥ、お尻に触手入れていい?」
「!?何いってるんです!」
(ちっ、まだ早かったわね・・・)
「ふふっ、今夜はどんなことしようかな〜」
笑みを浮かべて本をめくる。
何時しか、新しいプレイを考えることに夢中になるセリアだった。
休日前のある夜、ベッドの中でセリアはグラゥに尋ねた。
「ねぇ、グラゥ最近のHどう?」
「え、何がどうなんですか?」
「まさか、気づいてないの!?」
その言葉に愕然とするセリア。
「あ、そう言えば最近、おかしなことを頼んできますね?
あれはなんなんです?」
セリアはますます愕然とした。
(なによ!グラゥぜんぜん気づいていないわ。こうなったらちょっとハードだから遠慮してたあれをやるしかないわね・・・)
セリアは部屋の机に向かい引き出しから小瓶を一つ取り出して戻ってきた。
「セリアさん、それは・・・」
グラゥが口を開いた瞬間、
「むぐっ・・・!」
セリアが触手を伸ばしグラゥの口をこじ開けた。
そして小瓶の中身を無理やり飲ませていく。
「ぐぐぐ・・・・っ、ゲホッ何するんですか!」
「グラゥが悪いのよ。私あんなに考えたのに・・・!」
「な、何のことで・・・・うっ!」
グラゥは突如体に異変を覚えて、言葉を失う。
「今飲ませたのはね、媚薬なの。
朝まで性欲が続くって評判のね。
鈍感なあなたにはお仕置きしなくちゃね。」
「あ・・・あ・・・あっ。」
セリアが喋ってる間に薬の効果でグラゥのペニスは大きくなっていく。
抑えられない性欲を開放しようと彼の手が自分のペニスに伸びる。
「駄〜目!
勝手に言ったらお仕置きにならないじゃない。」
セリアは触手で素早くグラゥの手足を拘束し服を剥ぎ取る。
「セ、セリアさん。お願い、出させて・・・」
「セリアさん?出させて欲しかったらセリア様と呼びなさい。」
「そ、そんな・・・」
「口答えしない!」
バシッ
セリアは別の触手でグラゥの頬を打つ。
「わ、分かりました・・・セリア様・・・」
「よろしい。
出させてあげるわ。
ただし・・・」
「!?」
「私が楽しんでからね・・・」
セリアの顔に淫乱な笑みが浮かんだ。
「じゃあ、まずはフェラからだけど何時もと同じじゃないわよ・・・」
そう言ってセリアはグラゥを触手で持ち上げ、逆海老反りのようなかたちで宙吊りにした。
「うぎぎっ・・・セリアさん、苦しい・・・」
「違うでしょ!」
「セリア様、苦しい・・・」
「あ〜ら、でもあなたのペニスはこんなに元気よ。」
セリアの目の前にはグラゥのペニスが垂れ下がっていた。
「じゃ、いくわよ・・・」
セリアはグラゥのペニスをくわえ込む。
「ああっ!」
「すごい!
いつもよりずっと硬くて大きい!
もっと硬く、大きくしなさい!」
「む、無理です・・・気持ちよすぎて・・・」
「じゃあ、こうしてあげるわ。」
セリアは触手に力を込めグラゥをより反らせるようにした。
「ギャアッ!痛い・・・痛いです・・・」
「こっちは大きくなってるわよ。
痛がりながら感じるなんてとんだ変態騎士ね。」
実際にグラゥは体からミシミシ音をさせながらも恍惚とした表情を浮かべている。
「あっ・・・あっ・・・もう出るっ・・・!」
「出そう?
じゃあこれ位にしましょ。」
そう言ってペニスから口を離すセリア。
「そ、そんな・・・!」
唖然とするグラゥにセリアはキスをした。
「ん、くちゅっ・・・どう私の唾液とあなたの先走り汁をミックスした味は・・・
まだ私は満足してないから、もっと頑張ってね・・・」
セリアはベットに寝転がると股を広げて、未だ宙吊り状態のグラゥを見上げた。
「ふふっ、私のあそこもこんなにドロドロ・・・
グラゥ、入れたい?」
「・・・はい・・・ですからこの触手を・・・」
「触手は付けたままよ。
いったでしょう?
お仕置きだって。」
セリアは触手を操りグラゥにXの様なポーズをとらせ、自分の前に寝かせる。
「あなたが動くのは許さないわ。
でも簡単に出しちゃ駄目よ。」
そういって、グラゥを動かし、彼のペニスを自分の膣に挿入する。
「いいわ!
あなたの大きいペニスが奥をコンコン叩いてる!
我慢汁もさっきより一杯!」
「いぎっ・・・いぎっ!」
叫ぶセリアの前で、まともに動けず彼女のされるままになってるグラゥはただ出すのを我慢してるだけだった。
「グラゥ!
あなたも気持ちいい?」
「き、気持ちいです・・・気持ちいです・・・!」
「もうまともに喋れないのかしら!
まるで玩具ね!」
「玩具れもなんれもいいですから、はやく・・・!」
「よし、ここまでね。」
セリアはそう言ってグラゥのペニスを膣から引き抜いた。
もはや普通の倍近い大きさになり、射精してると見間違うくらいの先走り液で濡れたペニスが引き出される。
「も、もういい加減・・・!」
「大丈夫、次で出させてあげるわ。」
もはや涙を浮かべて懇願するグラゥをセリアは笑顔で制した。
セリアとグラゥはベットの上で足を開いて向かい合うように座っていた。
「はやく・・・はやく・・・」
「ちょっとまってね。
んっ!」
触手に拘束されながらも待ちきれずに体を揺らすグラゥの前で、セリアは意識を集中させ膣から一本の触手をはやした。
「ねえ、グラゥ。
知ってるかもしれないけどローパーの触手っていわば感覚器の集まりのようなものでこれに来る感覚はみんな本体に伝わるのよ。」
「は、はい・・・何言って・・・?」
グラゥはポカンとするがセリアはなお話し続ける。
「しかもこの触手は形状を本体の思うままに変えられるからいろんなことが出来るのよ。」
話しながらセリアは触手を変化させ、まるでホースの様な形にした。
「早く、早く、!
その触手で僕のペニスを包んでくださいっ!」
もはや射精する事にしか頭に無いグラゥを見て、セリアはニヤリと笑い、
「違うわよ。
ふふっ、この触手はね・・・」
言いながら触手をグラゥの前に持って行き、
「こう使うの。」
触手をグラゥのペニスの尿道に突っ込んだ。
「うがあああっ!!!!」
ペニスからあがってくる痛みと快楽に叫び声をあげるグラゥ。
「へぇ、ペニスの中って案外気持ちいいのね。」
セリアは触手を動かしてペニスの中をかき回す。
「あがっ・・・あがっ・・・!」
本来出すためにしか使わない所に触手を突っ込まれている感覚がグラゥの神経を焼ききっていく。
「どう?
普通では犯されないところを犯されてる気分は?」
「あごっ・・・うああっ!」
「ふふっ、そろそろ出させてあげないとね。」
グラゥが快楽に悶えてる間にセリアの触手は枝分かれして細くなり、ペニスの奥まで侵入する。
そして、
「ほら、これでどう!?」
セリアの触手が尿道の壁を強く擦ったした。
そのとたん、
「うっ・・・うっ・・・あああああああっ!!!」
叫び声と共に限界を超えたグラゥが激しく射精する。
出された精液はホース状の触手を通じてセリアの膣に流れ込む。
「あはああっ!気持ちいい!もっと頂戴!」
しばらくの間セリアは触手を通じ、グラゥの尿道から直接精液を吸っていた。
「ふぅ、楽しかった!」
満足したセリアはようやくグラゥを触手から開放する。
支えを失ったグラゥはベッドに崩れ落ちる。
「グラゥってばかわいい!
SMって楽しいわね。
えーと、今度はどんなのがいいかな・・・」
余韻に浸るセリアは気づかなかった。
背後でペニスを大きくさせたままのグラゥが立ち上がっていたことに。
「きゃっ!」
後ろからグラゥに突き飛ばされ倒れるセリア。
グラゥはその上に覆いかぶさり、強引にキスをする。
「ん〜〜!ん〜〜!」
突然の事に驚き、されるままになるセリアの視界の端に媚薬のビンが映った。
『(注意)この薬の適量は一晩に小さじ一杯ほどです。
飲ませすぎると性欲が暴走して危険です。
用量用法を守ってお使いください。』
(いけない!
グラゥに一本丸ごと飲ませちゃった・・・
まさか・・グラゥ・・・理性を失ってる・・・?)
セリアが考えていると、
「・・・・っはぁ!」
グラゥはキスを止めて、
「ふぅ・・・ふぅ・・・!」
「むぐっ!?」
強引にペニスをセリアの口に突っ込んだ。
「はっ・・・はっ・・・!」
そのままセリアの頭を掴んで強引に動かす。
今までグラゥがした事がなかった相手のことを考えない荒いやり方。
「む〜、む〜!」
(あっ、こういうやられ方もいいかも・・・)
最初こそ抵抗していたセリアだったが本能故かすぐに快楽に身を任せた。
「うおおおっ!」
程なくして叫びと共にグラゥは大量の精液をセリアの口に放った。
「うげっ・・・げほっ、げほっ!
ああっ、精液沢山・・・」
セリアは咳き込みながらもそれを受け止め恍惚とした表情を浮かべた。
「ねぇ、グラゥ。
こっちにもぉ〜。」
四つんばいになり尻をグラゥの方に向け、膣を指で開いてアピールするセリア。
グラゥは何も言わず、セリアの中にペニスを挿入する。
肥大化したペニスは半分くらいまでしか入らなかったが構わず動き始める。
「うあっ、すごい!
私の中、あなたのでいっぱい!」
「ぐっ・・・ううっ・・・」
しばらくセリアに腰を打ち付けていたグラゥだが、不意に彼女から伸びたままになっている触手を掴んだ。
「ちょっと!
グラゥ、なにを・・・!?」
グラゥは驚くセリアに構わず、掴んだ触手を彼女の肛門に押し込んだ。
「あはああああっ!」
思いがけず二つの穴を攻められ、セリアは叫び声をあげた。
「いやっ!駄目!裂けちゃう!」
膣には極太ペニスが、肛門には触手が刺さった状態のセリアにかまわず腰と触手を握った手を動かすグラゥ。
まるで、先ほどの攻めに対するお返しのようだ。
そして、痛みに慣れれ来たセリアに快楽が訪れる。
「ああっ、前も後ろもドロドロで、気持ちいい・・・!
私、馬鹿になっちゃう!」
自ら腰を動かしだしてより快楽を貪る。
「おおっ・・・おおっ・・・!」
「もっと!もっと!」
薄れる意識の中で一心に交わり続ける両者。
やがて射精が近いのかグラゥの動きが早くなる。
「ふっ、ふっ、ふっ・・・」
それに答えてセリアも腰を振る。
「ああっ、イク、イク!
私、飛んじゃう!」
そして、その時が訪れる。
「ぐっ、があああっ!」
再び精液を膣に放つグラゥ。
「あっ、はあああっ!熱い・・・・気持ちいい・・・」
体を震わせながら、それを受け止めるセリア。
結合部からは収まらなかった精液があふれ出す。
「ああ・・・私の子宮からグラゥの精液あふれちゃう・・・」
ぐったりするセリアに対し、未だ満足してない様子のグラゥはセリアの膣からペニスを引き抜く。
ゴボリと音がして膣から精液が流れ出る。
グラゥはセリアの肛門から触手を抜き、それを膣に押し込んで栓にすると、自分のペニスを開いた肛門に挿入する。
「ふあああっ!」
朦朧とした意識で声を挙げるセリアをグラゥは薬が切れるまで犯しつづけた。
「・・・リアさん!セリ・・・・ん!」
「んっ・・・」
途切れ途切れに自分を呼ぶ声にセリアは目を開ける。
そこには心配そうに自分を見つめるグラゥの顔があった。
「セリアさん!大丈夫ですか!」
「なんとかね・・・」
うめきながら起き上がる。
「あの、昨夜のことなんですが・・・」
「・・・つっ!」
セリアは言葉を失った。
「あ、あれはね・・・その・・・」
「いいんですよ。
全部覚えていますから・・・」
「・・・・!?」
セリアは顔を真っ赤に染め押し黙ってしまった。
「どうしてあんなことを?」
グラゥに促され、セリアはポツリ、ポツリと説明を始めた。
最近Hの内容がマンネリ化したと思い始めたこと、新しいプレイスタイルとしてSMをしてみようとしたこと、最初は徐々に慣らしていこうとしていたが、昨晩のグラゥの態度に腹を立て、強引な手段を取ってしまったこと。
グラゥは黙って聞いている。
「・・・・というわけなの。
勝手なことして、怒ってるよね・・・
気の済むようにしていいよ・・・」
そう言ってセリアは目を閉じた。
「セリアさん・・・」
グラゥは呟き、
パーーン!!
とセリアの頬を打った。
「・・・・」
セリアは体を振るわせた。
頬から来る痛みとグラゥに嫌われたことによる心の痛みに耐えるように。
「・・・本当にごめんね。」
服を拾い上げ、寝室を出て行こうとするセリア。
しかし、グラゥは立ち上がって走り、セリアとドアの間に立ちはだかった。
「・・・まだ何かあるの・・・」
「はい、あります。」
「なんでもしていいよ・・・」
「じゃあ、僕の頼みを2つ聞いてください」
「うん・・・」
頼みの内容をセリアは想像して涙した。
「1つ目はセリアさん、僕を殴ってくれますか?」
「えっ?」
てっきり別れ話と思ったセリアはびっくりした。
「どうして!
私はあなたにひどいことしたのよ!
何であなたが殴られなくちゃいけないの!」
「セリアさんのしたことはあなたの悩みに気づかなかった僕にも責任があるからです。
それにセリアさんにひどいことされましたけど、その後僕も薬の力に負けて無理やりしてしまいました。
だから僕も殴られなければなりません。」
「・・・ほんとにいいの?」
「はい。」
セリアは少し躊躇したがやがて、
パーーン
とグラゥの頬を打った。
「これでお相子、仲直りです。」
「ううっ、ああああああっ!!!」
頬をさすって微笑むグラゥにセリアは泣きながらむしゃぶりついた。
「ひっく・・・ひっく・・・」
「落ち着きました?」
しばらくして、しゃくりあげるセリアにグラゥは声を掛けた。
「じゃあ、2つ目の頼みです。
今後は新しい事がしたかったら遠慮なく僕にいってください。
可能な限り付き合いますから、今回みたいに無理やりするのはもうやめてください。」
「うん、分かった・・・」
「実は、セリアさんに無理やりやられるの気持ちよかったんです・・・
確かに僕は小心ですけどもっと信頼してくださいね。」
顔を赤くしたグラゥの発言にセリアはラジオで聞いたアドバイスを思いだした。
『何よりエロいことはお互いの信頼関係が成り立って初めて気持ちが良いのじゃ。』
「そっか、私大切なことを忘れちゃってたんだ・・・」
「どうしました?」
「えっ、なんでもないわ!
それよりお腹すいたでしょ、朝ごはん作るね。」
そう言ってセリアは寝室を後にした。
この日以降、『二人の間で新しいプレイ(主に触手)を考えたら遠慮なく相手に相談すること』という約束が出来た。
ある日、セリアは部屋で一通の手紙を書いていた。
「よし、完成っと!」
そこにグラゥが入ってくる。
「セリアさん、お風呂の掃除終わりましたけど・・・って何を書いてるんです?」
「きゃっ!
こ、これは別になんでもないのよ、あ、あははっ・・」
手紙を後ろに隠すセリア。
「むっ、怪しい・・・
見せてください!
見せてくれないと今夜は僕が責めに回らせてもらいますよ!」
「きゃ〜!駄目〜!」
ドタバタと部屋の中を走り回る二人。
その手紙にはこう書いてあった。
『ネフェルティータさん、イチゴさん
以前お悩み相談のお便りをお送りしたローパーのセリアと申します。
アドバイスをいただいて新しいプレイを試してみたら、少しトラブルはありましたが彼と新しいプレイをすることが出来ました。
本当にありがとうございます!』
10/12/21 21:56更新 / ビッグ・リッグス