読切小説
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やわらかお姉ちゃん
少年は、緊張で少しだけ震えた手で、インターホンを押す。


彼の両親は、結婚記念日にかこつけて、今日は夫婦水入らずの旅行に出かける。
二人は、留守番させてしまう少年を心配し、一日、知人の家に預けることにする。

そうして、旅行に向かう道すがらで、こうして少年を送っていったのだった。


インターホンの音が鳴って、しばらくすると、玄関の扉がゆっくり開かれた。

中から出てきた女性は、少年を見るなり笑顔を見せた。

「キミだね。よろしく♪」
「あ、は、はい! お、お世話になりますっ」

少年は、その姿を見て背筋をピンと伸ばして答え、その家の中に招かれていった。

細くて、先にフサフサの毛がある尻尾。
頭からは、短い二本の角。
そして何より、タンクトップでむしろ強調された、とても豊満な胸。

その女性は、ホルスタウロスだった。



少年は、ホルスタウロスの後ろについて行く。
客間にでも通されるかと思いきや、それらしき部屋は通過していった。

「いらっしゃい♪」
「え…」

少年が連れてこられた部屋には、ベッドがあった。

パステルカラーで彩られた内装。
いくつかの棚には、小物が置いてある。
クローゼットらしきものも見える。
明らかに、ここで誰かが生活している、という雰囲気の部屋。

そう、そこは間違いなく、彼女の私室―寝室だった。



その部屋の中央に座布団が敷かれており、二人はそこに座る。
いきなり女性の寝室に通された少年は、緊張で言葉が出ない。

すると、ホルスタウロスの方が話しかけてきた。

「えっと、覚えてるかな? キミが小さい頃、何回か会ったことあるけど」
「え…? えぇっ、と…」
「そういえば物心つく前だったかな? 流石に覚えてないよね」
「そ、その…すみま、せん」
「いいのいいの♪ 気軽にお姉ちゃんって呼んでくれていいからね♪」

そう言うと、ホルスタウロスはいきなり少年を抱きしめた。

「ふえっ!?」
「いーっぱい、甘えていいよ♪ お姉ちゃんに、いっぱい甘えてね♪」

少年の顔が、その豊満な胸で包まれる。
突然のことに、少年は事態が把握できない。

「あ、あの…」
「照れなくてもいいよぅ♪ いつでも、なんでも、遠慮なく、甘えていいんだよ♪」

年頃の少年が、こんな状況で、「なんでも」などと言われてしまえば。
顔がみるみるうちに赤くなるのが、自分でも分かった。

そしてホルスタウロスは、少年の耳元で囁く。


「えっちなことでも、いいんだよ♪」
「…ッ!」

自分の耳を疑った。
向こうからは見知った間柄であるとは言え、家に入って十分も経たないうちに…

「そ、そっ、それ、は、っ…」
「でも、したいでしょ? だってほら…そこ…♪」

少年は胸に包まれながらも、とっさに下を向く。
とっくの昔に固くなってしまっていた肉棒が、テントを張っていた。

「あっ、あのっ、これはっ、その…」
「今…えっちなこと、したい?」

追い打ちをかけるように、耳元で囁かれた。



「…………っ」



もはや、我慢する意味が、どこにあるのか。
甘えたい、このお姉ちゃんに甘えたい。

少年は、ゆっくりと頷いた。

「いい子、いい子♪ じゃあ、早速…♪」

ホルスタウロスは優しく少年の頭を撫でると、タンクトップを上にずり上げた。
白く、柔らかそうで、豊満な乳房が、少年の目の前に投げ出されて揺れる。

「あ…」
「触っても、吸ってもいいよ♪ 私のおっぱいに、いっぱい甘えて…♪」

躊躇も、我慢も、もう溶かされてしまっていた。


少年はゆっくりと、ホルスタウロスの乳房に触れる。
ふわふわ、ぷにぷに、もちもち。
どのような擬音を用いれば分からないほど、柔らかな触り心地。

手に力を入れる。
その柔らかな乳房が、少年の手にあわせてムニムニと形を変える。
この揉み心地だけで、一日が過ごせてしまいそうだと思えた。

その乳房の先には、綺麗なピンク色の突起。
少年は唇を近付ける。
口に含み、舌で撫でる。ピンと張ったそれの弾力が、舌の根まで伝わる。
少し力を入れて吸うと、すぐに、甘い、甘い母乳が口の中に流れ出す。

「ん…♪ 美味しい?」

軽く頷いて返答すると、もう片方の胸にも吸い付く。
揉みながら吸うと、口内に甘い香りが充満し、夢中でそれを飲む。

ほんの一、二分で、少年の思考は蕩かされてしまった。


片方の手で乳房を揉みながら、もう片方の手は自分のズボンへと伸びていく。
下着ごとずり下ろすと、ガチガチになった肉棒がぴょこんと跳ねた。

「おっきい…♪ どこで…する…?」
「…………おっぱいで、したい…」
「うん、いいよ…♪ じゃあ、ベッドに座って…♪」

少年がベッドに座ると、ホルスタウロスは膝立ちになって、胸と肉棒の高さを合わせる。

「いくよー♪」

ホルスタウロスは、少年の肉棒をその乳房で挟みこんだ。
肉棒が、ふわふわの乳房にすっぽりと収まってしまう。

「あっ…♪ おねえ、ちゃんっ、おっぱい、きもちいっ…♪」
「ありがとー♪ キミのおちんちん、とっても熱いよぉ…♪」

ホルスタウロスは、そのまま乳房を抱えて上下にゆさゆさと揺らす。
そのたびに肉棒が優しく撫で上げられ、柔らかい圧迫感に揉みほぐされる。

ただでさえ興奮しきっているのに、加えてホルスタウロスの母乳も飲んでいる。
そんな中で、自慰しか知らない少年に浴びせられる、初体験の快感。

「あぁっ、おねぇちゃっ…♪ もっ、もう…ボク…っ♪」
「いいよー♪ 私のおっぱいに、いっぱいぴゅぴゅーってしちゃおうねー♪」

限界を迎えるのに、時間はいらなかった。

「あっ、あぁ、あ、あ、でっ…あぁぁ♪」

少年の腰が、ピクンと跳ねる。
同時にトクン、トクンと肉棒が脈打ち、ホルスタウロスの谷間から白濁液が溢れた。

「いっぱい出たねー♪ えらいえらい♪」
「んっ…あぁぁ…♪」

頭を撫でられる少年の瞳は、ハートを浮かべてトロトロに蕩けきっていた。



招かれてすぐにパイズリ膣内射精。
こうして、少年のお泊りが始まったのだった。











その数時間後。
少年はダイニングキッチンで、ホルスタウロスの作る夕食を待っていた。

の、だが。



「…………」
「♪♪♪〜」

少年の頭の中は、料理よりも、ホルスタウロスのことでいっぱいだった。

ホルスタウロスの格好は、裸エプロン。
こちらに背を向けているため、彼女の背中からの裸体がほぼ丸見え。



そんな状況で刺激されるのは、食欲よりも性欲であることは明らかだ。

「…お姉ちゃん」
「なぁに?」
「ボク…もう…っ」

少年は、そんなホルスタウロスに、背中から抱きついた。
既に下はずり下ろしてしまっており、勃起した肉棒がホルスタウロスの尻肉に触れる。

「あ…っ♪」
「…いい?」
「うん…いいよ…おちんちん、挿れて…♪ キミのはじめて、頂戴…♪」

ホルスタウロスが少し前屈みになると、少年も挿れるべき穴がどれだか分かった。

初めて生で見る、女性の秘所。
こんな形で、童貞を卒業するとは思ってもみなかった。
少年はそこに、亀頭を押し当てる。

そしてそのまま、肉棒をズブズブと沈めていく。

「あぁぁ…っ♪ あった…かい…♪」
「っ♪ はいってる…おっきいの…っ♪」

温かな膣内では、トロトロの膣肉が肉棒に優しく吸い付いてくる。
少し腰を進めるごとに、亀頭、カリ、裏筋、すべてをしゃぶり、撫で上げてくる。

想像を超える、快感。
初めての経験に、少年が耐えられるはずもない。

「あ…おねえちゃ…だめ、これっ、あっ、あ…♪」
「いいよ…♪ あかちゃんのおへやに、いっぱい、どぴゅーってして♪」
「おねえちゃっ、でるっ、あっ、あ、あ…あぁぁぁ…っ♪」


背後から胸を揉みながら、少年は腰を震わせる。
たった一突き、挿れただけで、少年の肉棒は一瞬で蕩かされてしまった。
ホルスタウロスの子宮に、ドプッ、ドプッと精液がぶちまけられる。

「あ…♪ また…いっぱいでたねー…♪」
「あぅ…♪ こ、こんなすぐ…ご、ごめんなさい…」
「いいのいいの♪ きもちよかったんだもんね…♪ 仕方ないよ♪」

少年が肉棒を引き抜くと、膣口からゴポッと精液が垂れ落ちてきた。

「すごい…こんなにいっぱい…♪ キミ、とっても素敵…♪」

明日までに、あと何度、この快感を味わうことになるのだろう。
このまま時が止まってもいい、少年はそう思えた。











夕食は、どこからか情報を仕入れたのか、少年の大好物。

「どう、美味しいかな?」
「う、うん! とっても…美味しい…♪」

テーブルの向かい側に座っているホルスタウロスは、まだ裸エプロンのままだ。
会話と食事を楽しみながらも、その姿から目を離せない。
よく見ると、ホルスタウロスの前には料理が並んでいない。

「お姉ちゃんは食べないの?」
「魔物だからね。さっき、いっぱいもらったもん…♪」
「そ、そっか…」

食べながら、また顔が赤くなる。
誤魔化すために、グラスに入った飲み物に手を伸ばした。

(この牛乳、甘い…あれ、もしかして…?)

飲んでみると、普通の牛乳とは違う、しかしどうも覚えのある味。
少年はホルスタウロスの方に目を向けた。

「あの、これ…」
「うん、私の。だって、出せるなら、わざわざ牛乳を買う必要なんてないもん♪」

先程飲んだ、ホルスタウロスの母乳。ある意味牛乳には違いない。
裏でこっそり搾っていたのだと思うと、また股間が圧迫される。
母乳に含まれたその成分のせいでもあるだろう。

美味しそうに食べる少年を、ホルスタウロスはテーブルに両肘を載せ、頬杖で見守る。
少し身を乗り出した体勢になるため、裸エプロンから谷間が完全に見える。



食べ終える頃には、既に少年の肉棒はガチガチに勃起してしまっていた。
先程、膣内射精したばかりだというのに。

「と、とっても美味しかったよ」
「良かったー♪」

「あの、それで、なん、だけど…」
「…うん、わかるよ♪ さっきから、えっちな匂い、してるもん…♪」

そう言うとホルスタウロスは、テーブルの下に潜った。

「えっ?」
「折角だから…こうして、お口で…私も、ごはんもらうね…♪」

テーブルの下から、ホルスタウロスは少年の肉棒を取り出す。

「すごい…♪ まだこんなに、かたくて、あつい…♪」
「あ…っ♪」
「じゃあ…いただきまーす♪ はむっ♪」

そのまま、ホルスタウロスは少年の肉棒を喉奥まで一気に咥え込んだ。
滑らかな舌が裏筋をなぞり、温かな口内が、肉棒を揉んでいく。

「ふぁぁっ♪ おねえちゃっ…おくちっ…あったかいぃ…♪」
「んふふぅ…♪ ちゅぴっ、じゅばっ、ちゅるっ、じゅぷぅっ…♪」

ホルスタウロスの舌が、頬肉が、喉が。
少年の弱いところを、的確にねぶり、しゃぶり、包み込んでいく。

「きもちぃっ…♪ おくち…きもちぃよぉぉ…♪」
「じゅぶるっ、くちゅっ、じゅぶぶっ…♪ ほれなら、ろう…?」

ホルスタウロスは、先程からピクピク震える、少年の陰嚢に手を伸ばした。
そして、精液を搾りだすかのように、優しく揉みほぐしていく。

「ひあぁっ♪ おねえちゃんっ、そこっ、だめぇ…♪ あんっ♪」
「んちゅぅ…♪ かわいい…ろっれも、かわいいこえ…♪」

突然の玉責めに、少年は喘ぎ声をあげて身をよじらせる。
限界が近づいているのは、明らかだった。

「んひっ♪ ボク、もうっ、あっ♪ イクッ、イクゥッ♪」
「いいよぉ…♪ いっぱいいっぱい…ぴゅーってしれぇ…♪ じゅぶぶぶぶぅっ…♪」
「ふ…あぁぁぁぁぁぁぁ…っ♪」

肉棒と陰嚢が、激しく脈打つ。
一際強く咥え込まれた肉棒が、ホルスタウロスの喉奥めがけて精液を注ぎ込んだ。

「んぅー♪ んちゅぅぅぅっ…♪」
「やぁっ♪ だめぇ、すっちゃ…っ、ひゃぅぅっ♪」

ホルスタウロスは、玉を揉み解しながらストローのように肉棒を吸い上げた。
まるで自分が乳搾りされているかのように、精液がドクドクと漏れ出していく。

「あ、あ、あぁぁぁ♪」
「んぐっ、んぐっ♪ ぷはっ…♪ いっぱい、もらっちゃった…ありがとー♪」

ホルスタウロスは、先程までより大量に放たれた精液をすべて飲み干す。
そしてテーブルの下から出て、腰を震わせたままの少年の頭を優しく撫でた。

「おねぇ…ちゃぁん…♪」
「うふふ…♪ だいすきだよ…♪」

まだまだ、何回でも、この気持ちよさを味わいたい。
既に次の精液を造り始めているのを自覚し、少年は蕩けた表情を見せた。











「お風呂、入ろっか♪ 一緒に入ろ♪」
「え…あ、うんっ!」

夕食から更に数時間後、ホルスタウロスは少年を誘った。
一緒に入るとなれば、当然、身体が反応しないはずもない。



予想通り、ホルスタウロスはバスタオルすら巻かず、その裸体を曝け出している。
少年も、もはや勃起した肉棒を隠すことすら馬鹿馬鹿しくなる。

「頭、洗ってあげるね♪」
「う、うん…♪」

ホルスタウロスが、少年の背後から髪を泡立て始めた。
当然、その大きな胸は少年の背中に当たっている。

「痒いところとかない? 大丈夫?」
「うん、大丈夫。気持ちいいよ…♪」

洗髪も、頭皮をマッサージするかのごとく、指遣いが上手い。
その気持ちよさに、少年の肩から力が抜けていく。

胸は当たっているし、いい匂いもする。
当然、勃起したままだが、今回はまだおねだりはしない。
少しだけ我慢しないと、ふやふやになるまで一生お風呂から出られなさそうだから。


シャンプーが終わると、ホルスタウロスは自分の胸にボディソープをつける。

「えへへ…♪ おっぱいで洗っちゃうよ♪」
「えっ、あ…うん…♪」

そのまま、ホルスタウロスは少年の身体に胸を押し付けながら洗っていく。
背中に、胸に、腰に、腕に、柔らかく、ぬるぬるした乳房の感触が伝わる。

「どう、気持ちいい?」
「うん…♪ お姉ちゃんのおっぱい、やわらかくて、とっても…♪」
「良かった♪ えっと…下の方は、ちょっとやりづらいから、手で洗ったげるね♪」

ちょっとだけ残念そうにしながら、お尻と足をマッサージするように洗っていく。
敢えてのことか、股間は後回しにされた。

「うふふ…♪ じゃ、ここもちゃーんと、綺麗に洗っちゃおうねー♪」
「う、うん…」

そしていよいよ、ガチガチになっている肉棒を洗っていく。
裏筋、陰嚢、その裏側まで、丁寧に撫で回される。

「あうぅ…♪」
「あんなにしても、まだまだ元気だね♪ すごいすごーい♪」

肉棒も、少し強めに擦られていく。
流石にもう、我慢はできない。

「お姉ちゃん…♪」
「ん♪ 今まで我慢できたもんね…♪ このまま手でぴゅーってさせてあげる♪」

ぬるぬるの手が、今度は射精させるために肉棒を扱いていく。
今までとはまた違った感触に、少年の腰が震える。

「あ…これっ、きもちいいよぉ…っ♪」
「ぬるぬるの手でしこしこされるの、好き? よかったぁ♪」

ただ扱くだけではなく、指遣いもとても上手い。
肉棒の形に、扱く位置に合わせて、絶妙な力加減で刺激を与えていく。

快感のあまり、まだ射精すまいと耐えるため、少年は足を閉じる。
もう少し、この快感も体験していたい。

「んっ♪ んぅっ…♪」
「我慢しなくていいのに♪ じゃ、こうしちゃうっ♪」

閉じた足の裏側から、ホルスタウロスは陰嚢をもう片方の手の指先でなぞった。
足に挟まれて敏感になった陰嚢は、一触れごとにビクビクとした快感を伝える。

「んひゃぁっ♪ あ、だめ、それもう…っ♪」
「やっぱり、こうされると気持ちいいんだー♪」

反射的に足を開くと、今度は肉棒の方の快感が襲い掛かる。
こうなると、もう少年は耐えられない。

「も、もうでるぅっ…♪」
「いいよー♪ ぴゅぴゅーってするとこ、みててあげる…♪」

ホルスタウロスは少年の亀頭のすぐ前に片手で、精液を受け止めるための皿を作った。
同時に、扱く速度を速める。

「あうっ、あぁぁっ…♪」
「あ…♪ せーえき、凄い勢い…♪ あったかい…♪」

少年が全身を震わせた。
ホルスタウロスの手に、精液が勢いよく放たれる。

ホルスタウロスは手に溜まったそれを、ペロリと舐め取る。

「はぅぅぅ…♪」
「んぐっ…♪ すごいよぉ…あんなに出したのに、まだこんなに濃ゆい…♪」

満足そうにすると、ホルスタウロスは少年の泡を流していった。



「…あっ♪ キミ、まだまだ…元気…♪」

見ると、少年の肉棒は、射精しても尚、固さを失っていなかった。
少年は座ったまま、ホルスタウロスの方に顔を向ける。

「お姉ちゃん…もっと…えっち、して…♪」
「〜ッ♪」

上目遣いでねだられたホルスタウロスは、目にハートマークを浮かべて抱きつく。

「いいよっ♪ もっともっとしよっ♪ 挿れてっ、キミの、熱いの…っ♪」
「お姉ちゃんっ♪」

ホルスタウロスは、少年に跨るように、向かい合って抱きついている。
その彼女の膣に、少年はたまらず肉棒をねじ込んだ。


夕食前の、初挿入のときのように。
トロトロの膣肉は、肉棒を優しく包み込み、吸い付いてくる。

たった今、手コキで射精させられていなければ。
今度もまた、ほんの一瞬で少年は果ててしまっていたに違いない。

「んぅぅっ、熱い…っ♪」
「お姉ちゃんのっ、おまんこ…っ、きもちよすぎるよぉ…♪」

興奮しきったホルスタウロスは、自分から腰を振り始める。
カリも裏筋も、トロトロの膣肉に吸い付かれて、揉みほぐされて、蕩かされていく。

「やっ、あっ、んぅぅぅん♪」
「みせてっ♪ キミがっ、お姉ちゃんの中にびゅるびゅるするお顔、みせてぇっ♪」

既にトロトロになった顔と、可愛らしい喘ぎ声が、更にホルスタウロスを刺激する。
興奮のあまり絶頂すると、膣肉が肉棒をキュッと締め付ける。

「あぁっ…♪ ああ、あ、あっ、おねえちゃんっ、すきぃっ♪」
「わたしもっ♪ だいすきだよぉっ♪」

ついさっき一突きでイカされた膣に、動かれ、締め付けられ、揉みほぐされれば。
少年がまたすぐに限界に達してしまうのも、当然のこと。

「だすよっ、おねえちゃんっ♪ イクっ、あっ、あぁぁぁぁ…♪」
「ふあぁぁぁんっ♪ でてるぅっ、あついのっ、きもちいっ♪」

肉棒が大きく脈打ち、ホルスタウロスも射精を感じ取った。
子宮の中に、再び精液がドクドクと注がれていく。

少年は、砂糖漬けにされたかのように甘々に蕩けた顔で射精していた。

「あぁぁ…♪ なかだし…きもちぃ…♪」
「かわいいっ…♪ かわいいよぉっ、キミのイクとこっ…♪」

ホルスタウロスは、思わず少年の唇を奪い、舌を絡ませる。

「んちゅっ、むちゅっ…♪」
「んむぅっ、ちゅぅぅーっ…♪」

少年はあまりの快楽に、幸せすぎて、もう何も考えられなくなっていた。











結局、ほとんどのぼせる寸前だった。


少年はパジャマに着替え、部屋で涼んでいる。
明日になったら帰るということを、こんなにも望まなくなるなんて。



そこへ、パジャマに着替えたホルスタウロスが入ってきた。

「そろそろ、お休みの時間かな?」
「う、うん…」

眠ったら。明日は。
この家とも、彼女とも、離れなくてはならない。

少年がうつむいていると、ホルスタウロスはしゃがみこんで、その顔を覗き込む。

「ねぇ、耳かきしてあげよっか?」
「え?」
「はい、膝枕♪ いっぱい、甘えていいんだよ♪」

ホルスタウロスは正座で、膝をポンポンと叩いて膝枕を促す。
少年は、その言葉に甘えて、ムチムチした太ももに頭を乗せた。

「…お姉ちゃん、見えるの?」
「ギ…ギリギリ…み、見えるよ? あはは…♪ じゃ、綿棒綿棒っと…」

前を向いている少年の顔は、その大きな胸で殆ど隠れてしまっている。



それでも、耳かきの腕前もなかなかのもの。
あっという間に、少年の体から力が抜けていく。

「どうかな?」
「きもち…いい…♪」
「よかったぁ♪」

このまま眠ってしまいそうだ。
なかなか眠れないであろう自分を気遣ってくれたのだろうか?

左耳が掃除された少年は、そう思いながら反対側―ホルスタウロスの方を向く。

「じゃ、右耳もやっていくね♪」
「うん」

少年の視線は、ホルスタウロスの身体に向けられていた。
大きな胸で引っ張られて、上のパジャマからはヘソが見えている。
そしてその下、太もものムチムチ加減も、パジャマ越しでも見て取れる。

「どう? こっちも気持ちいい?」
「うん、気持ちいいよ、お姉ちゃん…♪」

耳掃除も気持ちいいが、そんな中で、少年はある匂いにも気付いた。

ホルスタウロスの股間あたりからする、女性の匂い。
その空間の、湿り気を帯びた空気から、どうやら濡れているらしい。
そしてその匂いに混じるのは、自分がさっき注ぎ込んだ精液の匂い。

とても、淫らな匂い。
太ももの柔らかさにも魅了された少年の身体は、敏感に反応した。


「うん、綺麗になったよー♪ …って、あー♪」
「お姉ちゃん…ボク、また…♪」

ホルスタウロスの視線の先には、またしてもすっかり固くなり、テントを張る肉棒。

「いいよ…♪ なんどでも、してあげる…♪」
「ありがとう…♪ 大好き…♪」
「〜♪ じゃ、じゃあ…折角、膝枕してるんだし…こうしちゃう♪」

ホルスタウロスはパジャマのボタンを外し、その胸を露わにする。
そして、膝枕をしたまま、少年のパジャマのズボンをずり下げた。

肉棒が跳ねるのを見届けると、ホルスタウロスは片方の乳房を少年の顔に向けた。

「おっぱい吸いながら、手コキしてあげる…♪ 赤ちゃんみたいに、甘えてね♪」
「うん…♪ ちゅぅっ…♪」

少年は躊躇なく乳首に吸い付き、ホルスタウロスは肉棒を扱き始めた。

「ん…♪ 上手に射精できたら、ご褒美あげちゃうよー♪」
「んぅ♪ ちゅぅっ、ちゅーっ♪ んんっ…♪」

少年は身体をホルスタウロスに任せて、夢中で胸にしゃぶりつく。
その甘えようは、まるで本当に赤ん坊に戻ってしまったかのようだ。

先程そうしたように、ホルスタウロスは絶妙な指遣いで、肉棒を愛撫しつづける。

クチュ、クチュという水音と、少年が胸を吸う音だけが、部屋に響き続ける。

「んちゅぅ…♪ ひもちいよぉ…おねえひゃん…♪ もう…んっ♪」
「うん、いいよー♪ お姉ちゃんにまた、せーえきぴゅーってするとこみせて♪」

水音の間隔が狭くなった。
あまりの気持ちよさに、首から下の力がどんどん抜けていく。

「ん♪ んっ、んん、んぅ♪」
「ぴくぴくしてる…♪ イキそう…?」
「うん…もう…っ、イクぅぅ…♪」

少年は涎を垂らしながら胸にしゃぶりつき、与えられる快楽に身を委ねる。
そして、もう何度目だか分からない射精へと導かれていった。

「じゃあ、ぴゅっぴゅしちゃおうねー♪」
「ん、あ、でるぅぅぅ…っ♪」

少年の腰が、小刻みに震えた。
その瞬間、肉棒の先から、真上に30cmほどの高さまで、精液が噴き出す。

「あっ♪ せーえき、こんなにとんだよー♪ すごい、すごぉい…♪」
「お姉ちゃん…っ♪」

ホルスタウロスはその精液を受け止めると、また舌で舐めとる。

「しかもこんなに濃ゆい…♪ ちゃんと射精できたねぇ、えらいえらい♪」
「ボク…がんばった…よ♪ ご褒美…ちょう、だい…♪」
「…うん、あげるっ♪」



ホルスタウロスは少年を抱え上げると、自らベッドに仰向けに寝転んだ。
少年はそれに覆い被さる形になっている。

「じゃ、お姉ちゃんからの、ご褒美…♪」
「うん…♪」
「好きなだけ…私のおまんこ、しゃせーしていいよ…♪」

ホルスタウロスは、パジャマを脱ぎ去った。
表情もすっかり蕩けきっている。

「じゃあお姉ちゃん…♪ 挿れるね…♪」
「うん、おちんちん、ちょうだい…♪」

もう、挿入にも躊躇することはない。
射精したばかりの肉棒は、固さを保ったまま、膣内に滑り込んでいく。

「あぁぁ…っ♪ やっぱり、きもちいよぉ…♪ お姉ちゃぁん…っ♪」
「私のおまんこ、もう…キミのおちんちんの形になっちゃってるよぉ…♪」

その言葉通り、膣肉はもう肉棒に馴染み、的確にその形に合わせて絡みついていく。
少年ももうこの膣内の感触を覚え、自分から腰を振っていく。

「はんっ♪ あっ、やっ♪ キミっ、じょうずにっ、なってるぅ…っ♪」
「やった…ぁっ♪ お姉ちゃん、もっときもちよくなってぇ…♪」

ホルスタウロスも、本気で喘がされていた。
少年は胸を激しく揉みしだき、溢れだす母乳にしゃぶりついて舐めとっていく。

「もうっ、キミのおちんちんのことしか…考えられなくなっちゃうよぉっ♪」
「お姉ちゃんっ、すきっ♪ すきぃっ♪」
「私もっ♪ すきすきっ、だいすきだよぉっ♪」

激しい水音が、その早さを増していく。
二人は互いに唇を求めあい、舌が融けあうほどに絡ませる。

「んちゅっ、ちゅっ、むちゅぅぅっ♪」
「んっ、ちゅむっ、ちゅるっ♪」

少年の腰使いも更に激しくなり、亀頭は何度も子宮口をノックしている。
結合部からは、溢れる愛液が水音を更に大きくしていく。

「んぅっ♪ おくっ、あたってるぅ…♪」
「おねえちゃんっ、だすよっ、せーえきおまんこに、いっぱいだすよぉっ♪」
「だしてっ、ぴゅーぴゅーしてぇっ♪ おなかのなか、キミだけにしてぇぇっ♪」

少年がその腰を止めることはなかった。
このまま、本当に、何度でも、中出ししていたい。

「でるぅ、でるでるっおねえちゃぁぁぁぁぁぁあん♪」

腰を振ったまま射精すると、その快楽は一瞬のものではなくなった。

「あぁぅんっ♪ ぴゅーぴゅーしながらっ♪ うごいてるぅっ♪ すごいよぉぉ♪」
「もっとだすのっ、ぜんぶだすのっ、おねえちゃぁんっ♪」
「だしてぇっ、ぜんぶ、だしてぇっ♪ 私のナカ、キミのでいっぱいにしてぇっ♪」

肉棒が激しく出入りするたび、膣内で愛液と精液がぐちょぐちょにかき回される。
そしてそれが、ホルスタウロスの子宮内に押し込まれていく。

「おねえちゃんっ、だいすきなのっ♪ ずっといっしょにいてぇぇぇぇっ♪」
「わたしもっ、ずっといっしょにいたいっ♪ だいすき、だいすきぃぃ♪」

二度目の絶頂の寸前に、二人は再び唇を重ねあう。
もう言葉はいらない。



「「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♪」」


二度目の射精が始まる。
少年は、自身の中に残っているすべての精液を吐き出すまで、止まるつもりはない。
ホルスタウロスも、それらをすべて受け止めるまで、少年を離したくない。



長い、長い射精が終わる頃には、二人は蕩けあっていた。

「しゅきぃ…♪」
「いっしょにいるぅ…♪」

そして、繋がったまま、どちらからともなく眠りについた。












翌朝。


「また、絶対に来るよ!」
「うん、待ってるね♪」

少年は、結局は両親の元へ帰ることに。
しばしの別れ、寂しいが、またいつでも来ることができる。

ホルスタウロスは、少年を両親の元へ見送っていった。












そしてその日の晩。

インターホンが鳴り、ホルスタウロスは玄関に向かう。

「はーい」

扉を開けると、見覚えのある人影が彼女に向かって走り込んできた。

「あ…♪」



「お姉ちゃぁぁぁんっ♪」

二人はそのまま抱きしめあった。
もう、離さない。











間もなく、ホルスタウロスは二人暮らしになった。

今日もまた、二人は愛し合っている。

「もっと、ずっと…甘えさせてあげる…♪」
16/09/10 05:27更新 / 第四アルカ騎士団

■作者メッセージ
最近の課題1:
何だか我慢系と背徳系のシチュが多い

最近の課題2:
エロシーンまでちょっと長い

→結果
最初から最後まで甘々エロエロな伊東ライフっぽいおねショタができました。
正直タイトルも影響されてる

稲荷さんSSを超えるぐらいの全力の甘さ。
最初から最後までずっとエロシーン。
そんなSSを目指してみましたが、いかがでしたでしょうか。

最初はもっとバブみ要素があったのですが、文章力が不足でした。
「少年」の両親が大体旅行にいってるのは、まあ、お約束ということで。

※おねショタ読切自己判断
(甘々)これ>サキュバスSS>稲荷SS>ネレイスSS>>グールSS
>>クノイチSS>>アオオニSS>ウシオニSS>>>アラクネSS(ハード)

(やっぱり擬音と時間経過表現に頼りすぎてる)

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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33