双成蜘蛛の糸
森の中を、一人の少年が駆けていた。
まだあどけない、かわいらしい顔立ちだが、健康的に日焼けした肌から活発さが伺える。
町外れの森の中に入ってはいけない。
少年は幼い頃からそう聞かされてきた。
入ったものはことごとく行方知らずになる魔性の森であると。
幼い頃の少年は、それを信じ、頑なに近寄ろうとしなかった。
しかし思春期を迎えた少年は、次第に恐怖より好奇心が勝るようになっていた。
行くなと言われれば、行きたくなる。
そこで少年は、天気に恵まれたこの日、周囲に内緒で森に入っていったのだった。
(…なーんだ、入ってみても大丈夫じゃん)
特に迷いやすいわけでもない。
試しに一旦引き返してみたが、ちゃんと入口まで戻ることが出来た。
もう一回入ってみても、景色は同じままだ。
見たところ、凶暴な野生動物がいるような痕跡もない。
拍子抜けしながらも安心―否、油断しきった少年は、更に森の奥へと進んでいった。
・
・
・
木々の間を抜けてみると、急に開けたところに出た。
だがそれよりも少年の目を引いたのは…
「…家? こんなところに?」
少年の視界の先に突然、家屋が現れた。
あばら家、といった雰囲気ではない。簡素ながら立派な家だ。
特に恐ろしい外観もしておらず、ファンタジーなお菓子の家でもない。
(…まさか、この家のせい? そんなことないよね?)
少年は一瞬警戒したが、ここは森の奥に入ったとはいえ入口から1km前後である。
ここが原因だと知られているぐらいなら、とっくに潰されているだろう。
警戒し、少し怯えながらも、それを上回る好奇心により、少年は家に近付いて行った。
すると、その家の扉が急に音を立てて開いた。
「!」
少年は逃げるよりもその場に固まって、中から出てくるものを見ようとした。
もちろん、恐ろしい怪物だったりすれば逃げるつもりだった。
「…あら? どうしたの、ボク?」
「え…」
しかし中から出てきたのは、綺麗な女性だった。
見たところ、普通の人間。恐ろしいどころか、美しく魅力的に映る。
「あ、あの…」
「ここに来るってことは、もしかしてこの森を探検しにきたの?」
「あっ、そうです、ちょっと入ってみて…」
「そう。こんなところまでよく来たわね」
ちゃんと会話も通じる。
少年は警戒を解いた。
「よかったら、入る? 暑いから、飲み物でも出してあげるわ」
「え、いいんですか?」
「いいのいいの。さ、おいで」
女性の笑みに絆された少年は、その家に入っていった。
少年は気付かなかった。
入った途端、家も、その周囲も、森の風景に擬態して溶け込んでいったことを。
「さ、どうぞ」
「い…いただきます」
客間に案内された少年は、女性の出した紅茶を味わった。
内観も特におかしなところはなく、普通の家である。
紅茶も変な味がするわけではない。
「みんなは怖がるけど、森に入ってみても大丈夫ですよね」
「でもここより奥は、色んな動物が多くてちょっと危ないわ」
「あ、そうなんですか。そういえばお姉さんは、どうしてここに?」
「人がここより先に行かないように、ここで見張ってるのよ」
合点がいった少年は、紅茶を飲み干す。
これ以上行くと危ないなら、今から引き返そうか。
そう思った矢先、突然の睡魔が少年を襲った。
(…あ…れ…? なんだか…眠く…)
「ふふ…♪」
薄れゆく意識の中で、少年のおぼろげな視界に映ったもの。
それは、女性の姿が徐々に、蜘蛛のように変化していく姿だった。
・
・
・
少年が目を覚ますと、そこは薄暗い、何もない部屋だった。
先ほどの部屋とは明らかに違い、少年はその部屋の隅に寝転がっていた。
(一体…どうなって…?)
状況が理解できず、少年は記憶を振り絞った。
さっきまで、綺麗な女性に紅茶をご馳走になっていたはず。
帰ろうと思うと、突然眠くなってきた。
そして、眠る直前に見たのは…
「…ッ!」
少年は勢いよく起き上がると、部屋の出口に向かって駆けだした。
あの姿。
間違いない、あれが話に聞いたことのある「魔物」なのだろう。
そうなれば、この森が恐れられていたのも、あの魔物のせいだろう。
―町外れの森の中に入ってはいけない。
―入ったものはことごとく行方知れずに…
(…逃げなきゃ…!)
魔物に捕まったのだと確信した少年は、扉を勢いよく開けた。
「あら♪」
「…あ…っ」
扉を開けたすぐ前に立っていたのは、先程の女性…否、魔物。
上半身こそ、額に何やら赤い眼のようなものが六つついている以外、ほぼ元の姿。
しかしその下半身は、紛れもなく異形。
巨大な蜘蛛の下半身がそのままくっついたような、八本脚の姿だった。
「…っひ…!」
「逃がさないわよ」
とっさに部屋に戻ろうとした少年だったが、突然足をすくわれて転倒してしまう。
見ると、右足にネバネバした糸が絡みついていた。
「ま、待って…!」
「だーめ♪」
その魔物―アラクネは、素早く少年に近づき、その衣服を剥ぎ取った。
まだ細身で、日焼け跡の目立つ身体が露わになる。
「な…何を…」
「普通の魔物だったら、普通に犯すんだけどぉ…♪ 私は、こ・れ・♪」
アラクネは尻…蜘蛛の身体の腹にあたる部分を前に曲げ、少年に向ける。
そこには糸を吐き出すのであろう器官が見える。
すると、その器官からズボッと音を立てて、突起状の肉質が姿を現した。
「!?」
いくつものヒダを備えた太いそれは、男性の肉棒によく似ている。
しかし、その太さも、ヒダの数も、人間のそれより遥かに凶悪な見た目をしている。
「ひぃ…っ!?」
「今からコレで、あなたを犯しちゃう…の♪」
アラクネは少年に覆いかぶさると、腕と八本の脚で、少年の四肢を押さえつける。
そして両脚を開かせ、その肉棒を少年のアヌスに向ける。
「や…だ、だめっ! そんなの…や、破れちゃうよ! それに、き、汚…」
「大丈夫♪ ちゃんと洗っておいたし、紅茶に入れた薬で充分ほぐれてるから…♪」
いつの間に、と思うも言葉に出せず、少年は自身の菊門に温かい肉の感触を感じた。
「お、お願いします、ゆ…許し…」
「だぁーめっ♪」
ズブブブッ
「っぎゃぁぁぁぁぁ!?」
少年の肛内に、アラクネはいきなり肉棒をねじ込んだ。
異物感どころではない突然の未知の感覚に、少年は悲鳴を上げる。
「おほぉっ…♪ すごい…こんなにすんなり入るなんて…♪」
「うっ、あぁっ、ぬ、抜いて…抜いてぐだざい…」
「あぁ…♪ いいよぉ…キミのナカ、こんなにあったかい…♪」
少年の懇願を無視し、アラクネは更にズブズブと肉棒を奥に突き入れていく。
「ひっ、やだっ、あがっ、あぁぁ!?」
「大丈夫…すぐに慣れるから…♪」
肉棒が根元まで入り、直腸を完全に蹂躙し終え、大腸まで押し込まれる。
痛みのような痛みでないような感覚に、少年は身をよじらせる。
「ほら見て…♪ あんなのが、全部入っちゃってる…♪」
「あ…あぁぁ…」
少年は信じたくない光景に目を覆おうとするが、手を押さえつけられそれも叶わない。
「うふふ…ここからが、お楽しみ…♪」
「う…うぁ…あ…?」
アラクネは、そのカリのようなヒダが大量についた肉棒を、ゆっくり引き抜いていった。
「ひっ、ひぎぃぃぃっ!?」
凶悪な形のカリが腸壁をゴリュ、ゴリュとえぐり、少年は腰を浮き上がらせる。
「おっ、おぉ…♪ すごい…私も…気持ちい…ぃ♪」
「ひぎっ、いっ、あっ、ぐぅぅっ!?」
少年が反射的に尻に力を入れると、ますますカリが腸壁を深く掻き出す。
「キミのお尻…最ッ高…♪」
アラクネは涎を垂らしながら、肉棒をピストンさせる。
「あがっ、いぎっ、ひっ、ゆるっ、ゆるじでっ…!」
「だめよ…もう腰止まらないもん…♪」
「いっ、ぞ、ぞんなっ…し、しんじゃうっ…」
「じゃあ、キミの弱いとこ…探したげる…♪」
そう言うとアラクネは、途中まで入れた肉棒をグリュグリュと上下左右に動かし始めた。
そのたびに、腸壁の様々なところをカリが刺激していく。
そして、とある一点をカリがえぐったとき。
「あっ!? ふあっ♪」
「…みーつけた♪」
少年の悲鳴が、嬌声に変わった。
前立腺を探し当てたアラクネは、そこを意識的にえぐりながらピストンを再開した。
「あっ♪ やぁっ♪ だめっ、そこ…おかしいのっ♪」
「キミの締まり…もっとよくなってきたぁ…♪」
一突きの度に、少年の腰が跳ね。
既に固くなっていた少年の肉棒が、ビクビクと震えだす。
「これで…どう…っ♪」
「うぁぁっ♪ あっ…あぁっ…!?」
一際強く前立腺を刺激され、腰をビクつかせた少年は、突然別の快感に襲われた。
見ると、少年の肉棒の先から、白濁液がドロドロと垂れている。
「あはっ♪ トコロテンしちゃったね…♪ 触られてないのに、精液出しちゃった♪」
「トコロ…テン…?」
少年も自慰の経験はあるが、射精はもっと勢いよく精液が飛び出ていた。
しかしこれは、亀頭からドクドクと垂れている。
しかも、普通なら一瞬である射精の感覚が、垂れている間ずっと続いているのだ。
「じゃぁそろそろ私…もっ♪」
「あひぃぃっ♪」
突然、アラクネの肉棒が根元まで突き刺され、少年は腰を跳ね上げる。
同時に、少しずつ垂れていた精液が勢いよく放たれ、少年の身体に飛び散った。
ねばつく温かい感触が、少年の下腹部から胸、首元にまで感じる。
「いっぱい出たねぇ…♪ 私も…そろそろ…イクよぉ…♪」
「え…な、なにを…あうっ♪」
少年が二の句を継ぐより早く、アラクネは激しいピストンを始めた。
「やっ、あっ、そんなっ、あぁっ、あ、あ、あぅんっ♪」
「いい…いいよぉキミのお尻マンコ…♪ あぁ…♪」
アラクネの腰使いが激しくなり、少年は全身を痙攣させる。
「出る…出るよぉっ♪ 受け止めてっ♪」
「あっ、な、なにっ、をぉ…あぁっ♪」
そしてアラクネは、腰を少年のまだ柔らかな尻肉に打ち付け、根元まで肉棒をねじ込む。
「イぐぅぅぅぅっ♪」
どびゅるるるるるっ♪
「ぅあああああああっ♪」
「っはぁぁ…♪ あぁぁぁ…♪」
少年の腸内に、激しい音を立てて粘液が注ぎ込まれた。
「…ふふ…お姉さんの蜘蛛の糸の原液よ…♪」
「あ…あぁぁぁ…」
腸内を粘液で埋め尽くされる感覚に、少年の意識が遠くなりかけた。
「お姉さんにお尻を犯される気分はどう…? トコロテンして、中出しされて…♪」
「も…もう…やめてぇ…」
すんでのところで踏みとどまり、必死に懇願する。
それがアラクネにとっては、何よりも嗜虐心をくすぐった。
「あらあら、まだ堕ちてないの? うふふ…大丈夫、まだお姉さんのもガチガチよ…♪」
「ひっ…!」
少年の怯えた悲鳴を合図に、アラクネは再びピストンを始めた。
「いっ、んぎぃぃっ…♪」
「ほら…今度こそ堕ちちゃいなさい…♪」
少年は歯を食いしばり、目を閉じて必死に快楽に耐えた。
・
・
・
少年はその後更に二回、大量の粘液を注ぎ込まれた。
下腹部は膨れ上がり、意識も薄れてはきたが、まだギリギリ耐え抜いていた。
「ん…うぅぅ…」
「もう…なかなかしぶといわねぇ…♪」
それでもアラクネはまだ嗜虐的な笑みを浮かべたままだ。
「入れるだけじゃダメならぁ…“出す”のはどうかしら♪」
「え…?」
きょとんとする少年を横目に、アラクネは肉棒を少年の腸内から引き抜く。
「んぐぅっ…♪」
「ふぅ…」
肉棒を抜かれた少年の菊門は、ポッカリと大きく開いたままになっている。
「ほら、中までよく見えるわ♪」
「うぅぅ…」
「ま、後でまた締まるようにしてあげるわ♪」
そう言うとアラクネは、少年の腸内に手を突っ込んだ。
「んぎっ!?」
「このまんま弄るのもありだけど…♪」
アラクネの肉棒は腕より太い。
少年の肛内はあっという間に手首まで呑み込んでしまう。
「私があなたのナカにたぁくさんぶちまけたあの糸の原液ね…♪」
アラクネの手に、何かを掴んだ手応えがあった。
「腸液と反応して、こんにゃくゼリーみたいに固まる仕組みになってるんだー…♪」
「…えっ…!?」
そういえば肉棒を引き抜かれたのに、原液が流れ出した感触がない。
少年は自身の膨らんだ下腹部を見て、顔を青くした。
さっきまで出された大量の原液。腸内を埋め尽くしたそれが固まっていたら…
「ま…待って…!」
「よい、しょっ♪」
ズボボボボッ!
ズボッ、ズボボボボボボッ!
「んぅっ、おぉぉぉおおぉおおぉぉぉおお♪」
少年の腸内の形に固まった原液の塊が一気に引き抜かれる。
同時に、少年は腰を跳ね上げながら痙攣させ、自身の肉棒から精液を撒き散らした。
「あ…うぁ…が…っ♪」
「うふふ、すごいすごい…♪」
「あ…へぇぇ…♪」
腸を蹂躙されながら、丸ごと引っこ抜かれるかのような感覚。
少年はとうとう快楽に負け、白目を剥いて気絶してしまう。
少年の後悔は、あまりにも手遅れだった。
・
・
・
その翌日。
虚ろな目で、両手をアラクネの糸に縛られた少年の元に、再びアラクネが訪れた。
「う…あう…」
「朝ごはんの時間よ♪」
そう言うとアラクネは、再びあの凶悪な肉棒を少年の前に突きつける。
「…え…?」
「私の原液。栄養満点なのよ? あ、ちゃんと消化されるから安心して♪」
つまりは、アラクネの肉棒をしゃぶれ、と言っているのだ。
恐怖と嫌悪感で、少年は壁際まで後ずさる。
「や…やだ…やだよぉ…」
「えー? だってちゃんと栄養取らないと保たないわよ?」
「だ…だって、こんなの…口に入らないです…」
少年がそう言い終わるのとほぼ同時に、その頭が左右からしっかり掴まれた。
「だめ。私のちんぽの味、ちゃんと覚えなさい♪」
「ひっ…」
「ま、太さはちょっとぐらい調整できるわ。だからほら、しゃぶりなさい♪」
亀頭に似た先端の肉質が、少年の唇に押し付けられる。
「んむっ…!」
「じゃ、私が動かしちゃう♪」
少年の抵抗も空しく、その肉棒は少年の口にねじ込まれた。
顎が外れそうな太さで、少年の口腔を満たし、蹂躙している。
「んぐっ、んぇっ、んぅぅぅっ!」
「あぁ…あったかいわぁ…キミのおくち…♪」
アラクネは少年の頭を両手で掴んだまま、前後に動かし始めた。
「んぶっ、んるっ、んんんっ!?」
「あぁ…もうすぐにでもイッちゃいそう…♪」
少年は息も詰まりそうになり、涙を流しながら口腔を犯されていく。
既に半分気を失いそうになっていた。
「あっ、もうすぐ出るよぉ♪ ちゃんと受け止めてっ♪」
「んんんぅっ!?」
アラクネの嬌声と共に、少年の喉の奥まで、肉棒がねじ込まれた。
どびゅるるるっ♪ びちゃぁっ♪
「んふぅぅぅっ、ごほっ、んぎっ…!」
大量の原液が、直接喉奥に流し込まれる。
一部は逆流して少年の鼻から噴き出し、少年は白目を剥いた。
「ちゃんとお昼ごはんと晩ごはんも用意してあげるからねー♪」
「げほっ…ごほっ、ぐぅっ…」
咳込みながら原液を胃の中に流し込まざるを得ない少年を後目に、アラクネは退室した。
その日から、少年はアラクネに犯され続けた。
一日三回、口腔を犯され、それ以外では不定期に腸内を蹂躙される。
既に少年の体は、アラクネの魔力と原液で満たされきってしまった。
捕まってから四日が経とうとしていた。
腸内を犯されるときは既に快楽に負け、喘ぎ声を出すのを止められない。
しかし、それ以外の時は、まだアラクネに従い切らず、反発を続けていた。
(もう何日も経つし…そろそろ誰か、助けにきてくれるはず…)
ほぼ屈しながらも、まだ最後の希望は捨てていなかった。
そんな少年の元に、またアラクネが訪れる。
「まだ素直にならないの?」
「いやです…ボクは…まだ…」
アラクネはふぅと溜息をつき、少年のところへ歩み寄る。
「良いことを教えてあげる」
「え?」
アラクネはつらつらと語り始めた。
「キミが入ったあの家ね、魔法で周りの景色と一体化してるの。」
「だから、誰か来たとしても、そこには気付かないわね。」
「それにココ、あの家じゃないのよ。」
「私みたいな森の魔物たちのアジト。森のもっと奥にあるわ。まぁつまり…」
「助けなんて、こないってコト♪」
その言葉は、少年の希望を打ち砕くには充分だった。
「そ…んな…」
「もう一つ、教えてあげる」
アラクネは呆然とする少年を押さえつけ、その菊門に指を這わせた。
「ひぅっ…♪」
「ふふっ、指ぐらいならすぐに入っちゃうわね♪」
アラクネの指先が、少年の菊門に呑み込まれる。
「だめ…っ♪」
「…私、ナカで指は全然動かしてないのよ?」
「…えっ?」
だが少年の菊門は、確かに指の感触をくっきりと感じる。
「分からないの?」
「ど、どういう…」
「キミのアナルが、私の指に“自分から”吸い付いてきてるってコト」
「…は…?」
「だからぁ…」
「キミは、“コレ”を、望んでる…の♪」
その言葉は、希望を砕かれた少年の心に深く突き刺さった。
(ボクが…?)
(ずっと…こんなにひどいことされて…)
(お尻を犯されて…)
(口の中まで突っ込まれて…)
(そうされてることを、ボクは…)
(望んで、る…?)
「…………」
「分かったかしら?」
アラクネが少年の顔を覗き込むと、突然少年の顔が近付いてきた。
「え?」
「…………♪」
そしてそのまま、唇を重ねた。
その瞳の奥には、快楽に蕩けきり、屈服したハートが映っていた。
少年はとうとう、身も心もアラクネに堕とされてしまったのである。
「…ようやく素直になってくれたわね…♪」
「はい…ご主人さま…♪」
自分からアラクネのことを“ご主人さま”とまで呼んでいる。
すっかり染まり切った少年はアラクネの肉棒に顔を寄せた。
「もうすぐ…お昼ですね…♪」
「…えぇ、そうね…しっかり味わってね♪」
少年はアラクネの肉棒を手で掴むと、自らそれにむしゃぶりついた。
「んむっ、んちゅっ、ちろっ、ちゅるっ♪」
(…凄い…いつの間にこんな…っ♪)
身も心も従順になった少年は、巧みな舌遣いでアラクネの肉棒を愛撫していく。
亀頭、カリ首、棒全体に至るまで、貪るように、愛おしむように。
「んむっ、んちゅるるるっ…♪」
「…っといけないいけない、私の方がヤバいわね♪」
アラクネは負けじと少年の頭を掴み、乱暴に前後に扱く。
「んぶっ、ぐちゅっ、んぐぐっ、んんっ♪」
「じゃぁっ、飲み干しなさいっ♪」
ぶびゅるるるるっ♪
またしても鼻から逆流するほどの原液が喉奥に放たれる。
「ごほっ…んぐっ、んぐっ…♪」
少年は今度はいったん咳き込むものの、すぐに原液を美味しそうに飲み込む。
「ご主人さまぁ…♪」
「…ええ、もう私も我慢できないわ…♪」
少年は自らまんぐり返しの体勢になり、菊門を開いて見せつける。
その光景に、アラクネの肉棒はいつにも増してガチガチに固くなった。
そしてそのままアラクネは少年に覆いかぶさり、肉棒を一気に最奥部までねじ込んだ。
「んあぁぁぁぁ♪」
「んあっ…いつもより締まってるっ…♪」
今まで以上の感触に、アラクネも思わず声を漏らす。
少年はアラクネに抱き着き、自らも腰を振り始めた。
腸壁がカリに蕩けるように絡みつき、自らえぐられに行く。
少年自身、既に何度も精液を漏らし、二人の上半身を白く汚していた。
「ご主人さまっ、あっ、あぁっ、あ、あぁっ♪ 」
「いいわ…っ♪ 何度でも…何度でも注ぎ込んであげるっ♪」
最高潮の興奮を味わいながら、アラクネはピストンしたまま何度も原液を放った。
ぶびゅるるるるるっ♪
ごびゅぅっ、ごびゅるるるっ♪
びゅるぅっ、どびゅるるるるるるるるっ♪
「あぁぁ♪ あぁぁっ♪ あっああぁぁぁあ♪」
もはや言語の体を成していない喘ぎ声と共に、少年も幾度となく絶頂する。
「じゃぁここから…たっぷり出したコレ、引き抜いてあげるっ♪」
「はひ…ご主人さまぁ…♪」
その余韻も冷めないうちに、少年の腸内から肉棒が引き抜かれた。
そしてアラクネは抱き合った体勢のまま少年の腸内に手を突っ込む。
「私のこと、愛してる?」
「愛してましゅっ、ご主人しゃまああああああああ♪」
ズボボボボボボボボボッ!
ズボッ! ズボボボボボボッ! ズルゥゥゥッ!
「んほおおおおおおおおおおお♪」
・
・
・
こうして少年は、アラクネの雌穴に堕ちていったのであった。
まだあどけない、かわいらしい顔立ちだが、健康的に日焼けした肌から活発さが伺える。
町外れの森の中に入ってはいけない。
少年は幼い頃からそう聞かされてきた。
入ったものはことごとく行方知らずになる魔性の森であると。
幼い頃の少年は、それを信じ、頑なに近寄ろうとしなかった。
しかし思春期を迎えた少年は、次第に恐怖より好奇心が勝るようになっていた。
行くなと言われれば、行きたくなる。
そこで少年は、天気に恵まれたこの日、周囲に内緒で森に入っていったのだった。
(…なーんだ、入ってみても大丈夫じゃん)
特に迷いやすいわけでもない。
試しに一旦引き返してみたが、ちゃんと入口まで戻ることが出来た。
もう一回入ってみても、景色は同じままだ。
見たところ、凶暴な野生動物がいるような痕跡もない。
拍子抜けしながらも安心―否、油断しきった少年は、更に森の奥へと進んでいった。
・
・
・
木々の間を抜けてみると、急に開けたところに出た。
だがそれよりも少年の目を引いたのは…
「…家? こんなところに?」
少年の視界の先に突然、家屋が現れた。
あばら家、といった雰囲気ではない。簡素ながら立派な家だ。
特に恐ろしい外観もしておらず、ファンタジーなお菓子の家でもない。
(…まさか、この家のせい? そんなことないよね?)
少年は一瞬警戒したが、ここは森の奥に入ったとはいえ入口から1km前後である。
ここが原因だと知られているぐらいなら、とっくに潰されているだろう。
警戒し、少し怯えながらも、それを上回る好奇心により、少年は家に近付いて行った。
すると、その家の扉が急に音を立てて開いた。
「!」
少年は逃げるよりもその場に固まって、中から出てくるものを見ようとした。
もちろん、恐ろしい怪物だったりすれば逃げるつもりだった。
「…あら? どうしたの、ボク?」
「え…」
しかし中から出てきたのは、綺麗な女性だった。
見たところ、普通の人間。恐ろしいどころか、美しく魅力的に映る。
「あ、あの…」
「ここに来るってことは、もしかしてこの森を探検しにきたの?」
「あっ、そうです、ちょっと入ってみて…」
「そう。こんなところまでよく来たわね」
ちゃんと会話も通じる。
少年は警戒を解いた。
「よかったら、入る? 暑いから、飲み物でも出してあげるわ」
「え、いいんですか?」
「いいのいいの。さ、おいで」
女性の笑みに絆された少年は、その家に入っていった。
少年は気付かなかった。
入った途端、家も、その周囲も、森の風景に擬態して溶け込んでいったことを。
「さ、どうぞ」
「い…いただきます」
客間に案内された少年は、女性の出した紅茶を味わった。
内観も特におかしなところはなく、普通の家である。
紅茶も変な味がするわけではない。
「みんなは怖がるけど、森に入ってみても大丈夫ですよね」
「でもここより奥は、色んな動物が多くてちょっと危ないわ」
「あ、そうなんですか。そういえばお姉さんは、どうしてここに?」
「人がここより先に行かないように、ここで見張ってるのよ」
合点がいった少年は、紅茶を飲み干す。
これ以上行くと危ないなら、今から引き返そうか。
そう思った矢先、突然の睡魔が少年を襲った。
(…あ…れ…? なんだか…眠く…)
「ふふ…♪」
薄れゆく意識の中で、少年のおぼろげな視界に映ったもの。
それは、女性の姿が徐々に、蜘蛛のように変化していく姿だった。
・
・
・
少年が目を覚ますと、そこは薄暗い、何もない部屋だった。
先ほどの部屋とは明らかに違い、少年はその部屋の隅に寝転がっていた。
(一体…どうなって…?)
状況が理解できず、少年は記憶を振り絞った。
さっきまで、綺麗な女性に紅茶をご馳走になっていたはず。
帰ろうと思うと、突然眠くなってきた。
そして、眠る直前に見たのは…
「…ッ!」
少年は勢いよく起き上がると、部屋の出口に向かって駆けだした。
あの姿。
間違いない、あれが話に聞いたことのある「魔物」なのだろう。
そうなれば、この森が恐れられていたのも、あの魔物のせいだろう。
―町外れの森の中に入ってはいけない。
―入ったものはことごとく行方知れずに…
(…逃げなきゃ…!)
魔物に捕まったのだと確信した少年は、扉を勢いよく開けた。
「あら♪」
「…あ…っ」
扉を開けたすぐ前に立っていたのは、先程の女性…否、魔物。
上半身こそ、額に何やら赤い眼のようなものが六つついている以外、ほぼ元の姿。
しかしその下半身は、紛れもなく異形。
巨大な蜘蛛の下半身がそのままくっついたような、八本脚の姿だった。
「…っひ…!」
「逃がさないわよ」
とっさに部屋に戻ろうとした少年だったが、突然足をすくわれて転倒してしまう。
見ると、右足にネバネバした糸が絡みついていた。
「ま、待って…!」
「だーめ♪」
その魔物―アラクネは、素早く少年に近づき、その衣服を剥ぎ取った。
まだ細身で、日焼け跡の目立つ身体が露わになる。
「な…何を…」
「普通の魔物だったら、普通に犯すんだけどぉ…♪ 私は、こ・れ・♪」
アラクネは尻…蜘蛛の身体の腹にあたる部分を前に曲げ、少年に向ける。
そこには糸を吐き出すのであろう器官が見える。
すると、その器官からズボッと音を立てて、突起状の肉質が姿を現した。
「!?」
いくつものヒダを備えた太いそれは、男性の肉棒によく似ている。
しかし、その太さも、ヒダの数も、人間のそれより遥かに凶悪な見た目をしている。
「ひぃ…っ!?」
「今からコレで、あなたを犯しちゃう…の♪」
アラクネは少年に覆いかぶさると、腕と八本の脚で、少年の四肢を押さえつける。
そして両脚を開かせ、その肉棒を少年のアヌスに向ける。
「や…だ、だめっ! そんなの…や、破れちゃうよ! それに、き、汚…」
「大丈夫♪ ちゃんと洗っておいたし、紅茶に入れた薬で充分ほぐれてるから…♪」
いつの間に、と思うも言葉に出せず、少年は自身の菊門に温かい肉の感触を感じた。
「お、お願いします、ゆ…許し…」
「だぁーめっ♪」
ズブブブッ
「っぎゃぁぁぁぁぁ!?」
少年の肛内に、アラクネはいきなり肉棒をねじ込んだ。
異物感どころではない突然の未知の感覚に、少年は悲鳴を上げる。
「おほぉっ…♪ すごい…こんなにすんなり入るなんて…♪」
「うっ、あぁっ、ぬ、抜いて…抜いてぐだざい…」
「あぁ…♪ いいよぉ…キミのナカ、こんなにあったかい…♪」
少年の懇願を無視し、アラクネは更にズブズブと肉棒を奥に突き入れていく。
「ひっ、やだっ、あがっ、あぁぁ!?」
「大丈夫…すぐに慣れるから…♪」
肉棒が根元まで入り、直腸を完全に蹂躙し終え、大腸まで押し込まれる。
痛みのような痛みでないような感覚に、少年は身をよじらせる。
「ほら見て…♪ あんなのが、全部入っちゃってる…♪」
「あ…あぁぁ…」
少年は信じたくない光景に目を覆おうとするが、手を押さえつけられそれも叶わない。
「うふふ…ここからが、お楽しみ…♪」
「う…うぁ…あ…?」
アラクネは、そのカリのようなヒダが大量についた肉棒を、ゆっくり引き抜いていった。
「ひっ、ひぎぃぃぃっ!?」
凶悪な形のカリが腸壁をゴリュ、ゴリュとえぐり、少年は腰を浮き上がらせる。
「おっ、おぉ…♪ すごい…私も…気持ちい…ぃ♪」
「ひぎっ、いっ、あっ、ぐぅぅっ!?」
少年が反射的に尻に力を入れると、ますますカリが腸壁を深く掻き出す。
「キミのお尻…最ッ高…♪」
アラクネは涎を垂らしながら、肉棒をピストンさせる。
「あがっ、いぎっ、ひっ、ゆるっ、ゆるじでっ…!」
「だめよ…もう腰止まらないもん…♪」
「いっ、ぞ、ぞんなっ…し、しんじゃうっ…」
「じゃあ、キミの弱いとこ…探したげる…♪」
そう言うとアラクネは、途中まで入れた肉棒をグリュグリュと上下左右に動かし始めた。
そのたびに、腸壁の様々なところをカリが刺激していく。
そして、とある一点をカリがえぐったとき。
「あっ!? ふあっ♪」
「…みーつけた♪」
少年の悲鳴が、嬌声に変わった。
前立腺を探し当てたアラクネは、そこを意識的にえぐりながらピストンを再開した。
「あっ♪ やぁっ♪ だめっ、そこ…おかしいのっ♪」
「キミの締まり…もっとよくなってきたぁ…♪」
一突きの度に、少年の腰が跳ね。
既に固くなっていた少年の肉棒が、ビクビクと震えだす。
「これで…どう…っ♪」
「うぁぁっ♪ あっ…あぁっ…!?」
一際強く前立腺を刺激され、腰をビクつかせた少年は、突然別の快感に襲われた。
見ると、少年の肉棒の先から、白濁液がドロドロと垂れている。
「あはっ♪ トコロテンしちゃったね…♪ 触られてないのに、精液出しちゃった♪」
「トコロ…テン…?」
少年も自慰の経験はあるが、射精はもっと勢いよく精液が飛び出ていた。
しかしこれは、亀頭からドクドクと垂れている。
しかも、普通なら一瞬である射精の感覚が、垂れている間ずっと続いているのだ。
「じゃぁそろそろ私…もっ♪」
「あひぃぃっ♪」
突然、アラクネの肉棒が根元まで突き刺され、少年は腰を跳ね上げる。
同時に、少しずつ垂れていた精液が勢いよく放たれ、少年の身体に飛び散った。
ねばつく温かい感触が、少年の下腹部から胸、首元にまで感じる。
「いっぱい出たねぇ…♪ 私も…そろそろ…イクよぉ…♪」
「え…な、なにを…あうっ♪」
少年が二の句を継ぐより早く、アラクネは激しいピストンを始めた。
「やっ、あっ、そんなっ、あぁっ、あ、あ、あぅんっ♪」
「いい…いいよぉキミのお尻マンコ…♪ あぁ…♪」
アラクネの腰使いが激しくなり、少年は全身を痙攣させる。
「出る…出るよぉっ♪ 受け止めてっ♪」
「あっ、な、なにっ、をぉ…あぁっ♪」
そしてアラクネは、腰を少年のまだ柔らかな尻肉に打ち付け、根元まで肉棒をねじ込む。
「イぐぅぅぅぅっ♪」
どびゅるるるるるっ♪
「ぅあああああああっ♪」
「っはぁぁ…♪ あぁぁぁ…♪」
少年の腸内に、激しい音を立てて粘液が注ぎ込まれた。
「…ふふ…お姉さんの蜘蛛の糸の原液よ…♪」
「あ…あぁぁぁ…」
腸内を粘液で埋め尽くされる感覚に、少年の意識が遠くなりかけた。
「お姉さんにお尻を犯される気分はどう…? トコロテンして、中出しされて…♪」
「も…もう…やめてぇ…」
すんでのところで踏みとどまり、必死に懇願する。
それがアラクネにとっては、何よりも嗜虐心をくすぐった。
「あらあら、まだ堕ちてないの? うふふ…大丈夫、まだお姉さんのもガチガチよ…♪」
「ひっ…!」
少年の怯えた悲鳴を合図に、アラクネは再びピストンを始めた。
「いっ、んぎぃぃっ…♪」
「ほら…今度こそ堕ちちゃいなさい…♪」
少年は歯を食いしばり、目を閉じて必死に快楽に耐えた。
・
・
・
少年はその後更に二回、大量の粘液を注ぎ込まれた。
下腹部は膨れ上がり、意識も薄れてはきたが、まだギリギリ耐え抜いていた。
「ん…うぅぅ…」
「もう…なかなかしぶといわねぇ…♪」
それでもアラクネはまだ嗜虐的な笑みを浮かべたままだ。
「入れるだけじゃダメならぁ…“出す”のはどうかしら♪」
「え…?」
きょとんとする少年を横目に、アラクネは肉棒を少年の腸内から引き抜く。
「んぐぅっ…♪」
「ふぅ…」
肉棒を抜かれた少年の菊門は、ポッカリと大きく開いたままになっている。
「ほら、中までよく見えるわ♪」
「うぅぅ…」
「ま、後でまた締まるようにしてあげるわ♪」
そう言うとアラクネは、少年の腸内に手を突っ込んだ。
「んぎっ!?」
「このまんま弄るのもありだけど…♪」
アラクネの肉棒は腕より太い。
少年の肛内はあっという間に手首まで呑み込んでしまう。
「私があなたのナカにたぁくさんぶちまけたあの糸の原液ね…♪」
アラクネの手に、何かを掴んだ手応えがあった。
「腸液と反応して、こんにゃくゼリーみたいに固まる仕組みになってるんだー…♪」
「…えっ…!?」
そういえば肉棒を引き抜かれたのに、原液が流れ出した感触がない。
少年は自身の膨らんだ下腹部を見て、顔を青くした。
さっきまで出された大量の原液。腸内を埋め尽くしたそれが固まっていたら…
「ま…待って…!」
「よい、しょっ♪」
ズボボボボッ!
ズボッ、ズボボボボボボッ!
「んぅっ、おぉぉぉおおぉおおぉぉぉおお♪」
少年の腸内の形に固まった原液の塊が一気に引き抜かれる。
同時に、少年は腰を跳ね上げながら痙攣させ、自身の肉棒から精液を撒き散らした。
「あ…うぁ…が…っ♪」
「うふふ、すごいすごい…♪」
「あ…へぇぇ…♪」
腸を蹂躙されながら、丸ごと引っこ抜かれるかのような感覚。
少年はとうとう快楽に負け、白目を剥いて気絶してしまう。
少年の後悔は、あまりにも手遅れだった。
・
・
・
その翌日。
虚ろな目で、両手をアラクネの糸に縛られた少年の元に、再びアラクネが訪れた。
「う…あう…」
「朝ごはんの時間よ♪」
そう言うとアラクネは、再びあの凶悪な肉棒を少年の前に突きつける。
「…え…?」
「私の原液。栄養満点なのよ? あ、ちゃんと消化されるから安心して♪」
つまりは、アラクネの肉棒をしゃぶれ、と言っているのだ。
恐怖と嫌悪感で、少年は壁際まで後ずさる。
「や…やだ…やだよぉ…」
「えー? だってちゃんと栄養取らないと保たないわよ?」
「だ…だって、こんなの…口に入らないです…」
少年がそう言い終わるのとほぼ同時に、その頭が左右からしっかり掴まれた。
「だめ。私のちんぽの味、ちゃんと覚えなさい♪」
「ひっ…」
「ま、太さはちょっとぐらい調整できるわ。だからほら、しゃぶりなさい♪」
亀頭に似た先端の肉質が、少年の唇に押し付けられる。
「んむっ…!」
「じゃ、私が動かしちゃう♪」
少年の抵抗も空しく、その肉棒は少年の口にねじ込まれた。
顎が外れそうな太さで、少年の口腔を満たし、蹂躙している。
「んぐっ、んぇっ、んぅぅぅっ!」
「あぁ…あったかいわぁ…キミのおくち…♪」
アラクネは少年の頭を両手で掴んだまま、前後に動かし始めた。
「んぶっ、んるっ、んんんっ!?」
「あぁ…もうすぐにでもイッちゃいそう…♪」
少年は息も詰まりそうになり、涙を流しながら口腔を犯されていく。
既に半分気を失いそうになっていた。
「あっ、もうすぐ出るよぉ♪ ちゃんと受け止めてっ♪」
「んんんぅっ!?」
アラクネの嬌声と共に、少年の喉の奥まで、肉棒がねじ込まれた。
どびゅるるるっ♪ びちゃぁっ♪
「んふぅぅぅっ、ごほっ、んぎっ…!」
大量の原液が、直接喉奥に流し込まれる。
一部は逆流して少年の鼻から噴き出し、少年は白目を剥いた。
「ちゃんとお昼ごはんと晩ごはんも用意してあげるからねー♪」
「げほっ…ごほっ、ぐぅっ…」
咳込みながら原液を胃の中に流し込まざるを得ない少年を後目に、アラクネは退室した。
その日から、少年はアラクネに犯され続けた。
一日三回、口腔を犯され、それ以外では不定期に腸内を蹂躙される。
既に少年の体は、アラクネの魔力と原液で満たされきってしまった。
捕まってから四日が経とうとしていた。
腸内を犯されるときは既に快楽に負け、喘ぎ声を出すのを止められない。
しかし、それ以外の時は、まだアラクネに従い切らず、反発を続けていた。
(もう何日も経つし…そろそろ誰か、助けにきてくれるはず…)
ほぼ屈しながらも、まだ最後の希望は捨てていなかった。
そんな少年の元に、またアラクネが訪れる。
「まだ素直にならないの?」
「いやです…ボクは…まだ…」
アラクネはふぅと溜息をつき、少年のところへ歩み寄る。
「良いことを教えてあげる」
「え?」
アラクネはつらつらと語り始めた。
「キミが入ったあの家ね、魔法で周りの景色と一体化してるの。」
「だから、誰か来たとしても、そこには気付かないわね。」
「それにココ、あの家じゃないのよ。」
「私みたいな森の魔物たちのアジト。森のもっと奥にあるわ。まぁつまり…」
「助けなんて、こないってコト♪」
その言葉は、少年の希望を打ち砕くには充分だった。
「そ…んな…」
「もう一つ、教えてあげる」
アラクネは呆然とする少年を押さえつけ、その菊門に指を這わせた。
「ひぅっ…♪」
「ふふっ、指ぐらいならすぐに入っちゃうわね♪」
アラクネの指先が、少年の菊門に呑み込まれる。
「だめ…っ♪」
「…私、ナカで指は全然動かしてないのよ?」
「…えっ?」
だが少年の菊門は、確かに指の感触をくっきりと感じる。
「分からないの?」
「ど、どういう…」
「キミのアナルが、私の指に“自分から”吸い付いてきてるってコト」
「…は…?」
「だからぁ…」
「キミは、“コレ”を、望んでる…の♪」
その言葉は、希望を砕かれた少年の心に深く突き刺さった。
(ボクが…?)
(ずっと…こんなにひどいことされて…)
(お尻を犯されて…)
(口の中まで突っ込まれて…)
(そうされてることを、ボクは…)
(望んで、る…?)
「…………」
「分かったかしら?」
アラクネが少年の顔を覗き込むと、突然少年の顔が近付いてきた。
「え?」
「…………♪」
そしてそのまま、唇を重ねた。
その瞳の奥には、快楽に蕩けきり、屈服したハートが映っていた。
少年はとうとう、身も心もアラクネに堕とされてしまったのである。
「…ようやく素直になってくれたわね…♪」
「はい…ご主人さま…♪」
自分からアラクネのことを“ご主人さま”とまで呼んでいる。
すっかり染まり切った少年はアラクネの肉棒に顔を寄せた。
「もうすぐ…お昼ですね…♪」
「…えぇ、そうね…しっかり味わってね♪」
少年はアラクネの肉棒を手で掴むと、自らそれにむしゃぶりついた。
「んむっ、んちゅっ、ちろっ、ちゅるっ♪」
(…凄い…いつの間にこんな…っ♪)
身も心も従順になった少年は、巧みな舌遣いでアラクネの肉棒を愛撫していく。
亀頭、カリ首、棒全体に至るまで、貪るように、愛おしむように。
「んむっ、んちゅるるるっ…♪」
「…っといけないいけない、私の方がヤバいわね♪」
アラクネは負けじと少年の頭を掴み、乱暴に前後に扱く。
「んぶっ、ぐちゅっ、んぐぐっ、んんっ♪」
「じゃぁっ、飲み干しなさいっ♪」
ぶびゅるるるるっ♪
またしても鼻から逆流するほどの原液が喉奥に放たれる。
「ごほっ…んぐっ、んぐっ…♪」
少年は今度はいったん咳き込むものの、すぐに原液を美味しそうに飲み込む。
「ご主人さまぁ…♪」
「…ええ、もう私も我慢できないわ…♪」
少年は自らまんぐり返しの体勢になり、菊門を開いて見せつける。
その光景に、アラクネの肉棒はいつにも増してガチガチに固くなった。
そしてそのままアラクネは少年に覆いかぶさり、肉棒を一気に最奥部までねじ込んだ。
「んあぁぁぁぁ♪」
「んあっ…いつもより締まってるっ…♪」
今まで以上の感触に、アラクネも思わず声を漏らす。
少年はアラクネに抱き着き、自らも腰を振り始めた。
腸壁がカリに蕩けるように絡みつき、自らえぐられに行く。
少年自身、既に何度も精液を漏らし、二人の上半身を白く汚していた。
「ご主人さまっ、あっ、あぁっ、あ、あぁっ♪ 」
「いいわ…っ♪ 何度でも…何度でも注ぎ込んであげるっ♪」
最高潮の興奮を味わいながら、アラクネはピストンしたまま何度も原液を放った。
ぶびゅるるるるるっ♪
ごびゅぅっ、ごびゅるるるっ♪
びゅるぅっ、どびゅるるるるるるるるっ♪
「あぁぁ♪ あぁぁっ♪ あっああぁぁぁあ♪」
もはや言語の体を成していない喘ぎ声と共に、少年も幾度となく絶頂する。
「じゃぁここから…たっぷり出したコレ、引き抜いてあげるっ♪」
「はひ…ご主人さまぁ…♪」
その余韻も冷めないうちに、少年の腸内から肉棒が引き抜かれた。
そしてアラクネは抱き合った体勢のまま少年の腸内に手を突っ込む。
「私のこと、愛してる?」
「愛してましゅっ、ご主人しゃまああああああああ♪」
ズボボボボボボボボボッ!
ズボッ! ズボボボボボボッ! ズルゥゥゥッ!
「んほおおおおおおおおおおお♪」
・
・
・
こうして少年は、アラクネの雌穴に堕ちていったのであった。
16/08/24 09:04更新 / 第四アルカ騎士団