読切小説
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アントアラクネさんが狩りに連れて行かされたようです
うー…なんで私がぁぁ…


「ほら、つべこべ言わずに歩く!」

は〜い…



そう言えば、アントってどうやって男狩りするんだっけ?


訊かないとマズいよね…でも訊いたら一発でバレるし…


本能で覚えてるから忘れたとも言えないし…



まぁいっか、なるようになるわよね。



「よーっし! みんな、ここから張り切って行進するのよ!」

行進…?



「今日は何人の男がついてくるかな♪」

「楽しみ〜!」

「さ、フェロモン大放出よ!」


なーるほど。フェロモンに釣られた男を巣に持ち帰るのね。

だったら何の心配もないわ、ただ歩いてればいいんじゃない!















うー、ムラムラしてきた…


考えてみればアントさん達とこんなに近く、それも大量にいるなんて滅多にないし…


男探し用にフェロモン分泌しまくってるからなー…



ダメだもう我慢出来ない、こっそりオナニーしちゃえ!



んっ…(クチュ)っく…(クチュクチュ)ひぁっ…

 そう言えば、こんな大勢の中でオナニーなんて初めて…

やだ、いつもより感じちゃってる…♪

 バレてるかなぁ…バレてるよねぇ…

でも…でも止まらないっ♪

 もう人目なんて気にしない…むしろ見てっ、私のオナニーシーン見てぇ♪




「どうしたの、あんた?」

「うわっ、オナニーしてる…!?」

「ちょっと、尋常じゃないぐらい感じてるけど!?」

「な…何考えてんの、行進中に!」



みんなが噂してる…♪

 私の事見てる…♪


…………♪(クチュクチュ)…………♪(グチョグチョ)…………♪

 あっ…イク、私イッちゃうっ…

みんなに見られながらイッちゃうぅぅ♪




「うっわ…」

「これまた派手にイッたわねぇ…」

「腰とかガクガクだけど、行進出来る?」

「いや…これ無理でしょ、もう…」


「…ってゆーか、こんな激しいオナニー見せられて私達までムラムラしてきたんだけど…」

「…うん、私も…」

「実は既にもう濡れてきてるんだけど…」

「うー、我慢の限界!」


うわぁ、アント達十数匹によるオナニー大会だ…




「あっ…はぁっ…♪」


「コーフンするね、こーゆーの…ひぅん♪」


「ほら…アンタのオマンコ舐めたげる…♪」


「はうっ、っひ…くぅん♪」


「ああ駄目っ…止まらない…♪」














「「「「イクぅぅぅぅぅぅ♪」」」」


辺りの地面、大洪水の後みたくビショビショになってるし…


「はぁ…はぁ…」

「こ、これはもう…中止して巣に帰らないとね…」

「うわっ…足腰ガクガクいってる…だ、誰か手貸して…」



愛液垂らしながら帰ったら女王様怒るかなぁ…

「…アンタのせいだからね?」

うぅ、ごめんなさい…


でもこれで午後はまた惰眠を貪れるからいっか…















「ちょっとアンタ…って何してんの!?」


え? 昼寝前のセルフ亀甲縛りオナニーだけど?

「寝る前に何やってんのよ!」

だってぇ…火照った体が治まらなくて…


「それよりも、女王様が呼んでるわよ!」

えっ…じょ、女王様が!?


「私は参加してないから知らないけど、行進で何かあったの? 随分帰るの早かったけど」

えーっと…………ま、行って来るわ…

「亀甲縛りは解いてから行きなさい!」


うう、お昼寝の時間が…






「…して、そち」

は、はい女王様!



「…………大儀であった」

は…はい?


「先頃大量の男が巣に雪崩れ込んできてな。そちを除く行進参加人員が全て伴侶を得た」

男が!? しかも私以外!?

「皆に聞けば、そちの御陰だと言うではないか」


な、なるほど…オナニーで愛液垂らしながら帰ったから、そのフェロモンで男達が…


「どうした?」

い、いえ何でも…


「ついては、そちに午後の行進にも参加してもらいたい」

え?

「これほど効率よく男が集まれば、我が巣もあっという間に繁栄するであろう…」

いや、ちょっ…私…

「何か文句があるか?」


い、いえ…ありません…………ごめんなさい…(ガクブル)

「よろしい。では早速、出立の準備をせい」


は、はいぃ…
















私の惰眠返せぇぇーっ!
10/10/07 17:19更新 / 第四アルカ騎士団

■作者メッセージ
アルカ騎士団はオンリーワンSS魔物娘応援計画を推進しております。


第五弾はアントアラクネさん。
ジャイアントアントさんも出てるけど、主役はアントアラクネさんなんだからね!

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