連載小説
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巨大ミサイル
その時、少佐はミサイル基地のコントロール室に目掛けてタランチュラミサイルを発射した。ミサイルが分裂して多弾頭に変わり、コントロール室に当たって一気に激しい大爆発を起こした!。急上昇して上空を高く上がってから急降下をする。上昇する際ルミナとバロンはブラックアウトするが意識を失わないように目に力を入れた。降下時にはレッドアウトをする二人



(ルミナ『うぅ…目の前が……』


視界が赤くなる中、少佐はレーダーロックし、とどめを刺そうと残りのタランチュラミサイルを発射した時に異変が!。ミサイルゲートが開いていくではないか!



(反魔物派1『ぐ……ぁ…は…は……まだ……終わって…ない……まだミサイルと…要……塞が…ある……死……ね親魔物派……ぐふ……』


そう、ギリギリで巨大ミサイルがゲートから発射されたのだ!。こちらのタランチュラミサイルがコントロール室を完全に破壊したが…間に合わなかった



(バロン『Oops!。』


急いで旋回して巨大ミサイルを追いかけるが三基はバラバラの方角に飛んでいく……



(ルミナ『あぁ…バラバラに飛んでいく!!。』


(バロン『くそ!。流石に間に合わないな……何とか撃墜出来て2基だな……』


とにかくアフターバーナー全開で追いかけて音が静かになる。音速を超えて巨大ミサイルをロック。サイドワインダーミサイルを発射した。



(バロン『FOX2!!。FOX2!!』


熱源を目指してついにぶつかって撃墜した!。どうやら空中爆発の心配は無いようだ。



(バロン『Missile is ShootDown!!』


(ルミナ『す、凄い!。バロンカッコいい…!!』


ミサイルは海に落ちて凄まじい大爆発をして機体が激しく揺れる。ルミナは思わず少佐の腕にしがみつく



(バロン『落ちてから爆発して良かったな……。もし空中で炸裂したら、こっちが墜ちてたな』


その声は色々な人達にも聞こえていた。二人は気がついていなかったが先程周波数を変えた時に無線をフリーにしてしまったようで、二人の会話が皆に聞こえて先程の敵はそれを聞いたのだ。会話は今中継されてテレビや魔法水晶、ラジオや無線で皆聞いていた



(ドワーフ『お願い…成功して!』


(人『頼む!。俺達の代わりに撃ち落としてくれ!』


(サイクロプス『……人間さん頑張って!』


(ドラゴン『我では間に合わぬ……頼む』


(ゴブリン『フォックス2ってなんだろう?。とにかく頑張ってほしいな…』


皆が祈っていた。巨大ミサイルの威力を詳しく知らない魔物娘は…とてつもない恐怖に襲われていた。その時に無線から誰かの声が



(?『こちらホークD01、貴機の活躍感謝する!!。こちらも巨大ミサイル撃墜の為に向かっている!。ただ…スクランブル発進した為に空対空ミサイルは積んでいない……だが巨大ミサイルはガンで多分一基は落せると思う!』


(シェイ『何をしているんだ!。早く追いかけないとお主にマミーの呪いかけるぞ!。』


(?『騒ぐなシェイ!。アフターバーナー全開だ!音速既に越えている!』


(スフィンクス『早く、早くするニャ!!』


(マミー『外さないように、よく狙ってよね!』


(?『だぁぁぁぁ!!。勝手に乗り込んできて急かしたり文句ばかりかよ!!。』



この懐かしい声は…ベルリオットか。どうやら今飛んでるのは私とベルリオットだけのようたが…非常に助かる!



(バロン『…ホークD01来てくれて助かる。こちらはタッグネームGhostだ。どうやらルミナ……君の友人もいるみたいだな』


(ルミナ『えぇ、本当に久しぶりな声!。シェイ元気?』


(シェイ『もしかして…ルミナなの!?。ヤッホー!。元気にしてた?。』


(ベルリオット『大声出さないでくれ、集中出来ねぇぞ!。友人との話は後にして少しは静かにしてくれ!』


(シェイ『親友に話をしても良いではないか!。この愚か者め!』


(ベルリオット『愚か者かよ!?。しかし……Ghost……?。Ghost……どこかで…聞いたような…魔物娘のゴーストじゃないよな?。とりあえずこちらは120の方角の巨大ミサイルを目指している。もう一つの方を頼みたい!。こちら今巨大ミサイルがガン射程範囲に入った!!』


(シェイ『いけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!』


(スフィンクス『いくニャァァァァァァァァ!!!!!』


(マミー『がんばってぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!』


無線機から激しいガンの音がしばらく続いた。聞いていた地上の人は息を飲んで手を合わせて祈ってた。そしてドゴン!!……っという音が聞こえて、更にしばらくするとズバドォォォォンっと激しく音が聞こえてきた。無線からレーダー機器がカリカリ…っと軋む音が聞こえる。



(ベルリオット『敵巨大ミサイル一基撃墜!!。こりゃ勲章ものだぜ!!!。ヒャッハー!』


(スフィンクス『やったニャ!!。流石空の勇者様だニャ!!!』


(シェイ『よくやったベルリオット!!。しかし残りの弾がないな…残りはゴーストとやらに任せるしかないだろう』


(マミー『ゴーストさん、こちらの弾という飛び道具がわずかしかないので、残りの巨大ミサイルとか言う柱をお願いします。』




(バロン『了解した。こちらも巨大ミサイルが見え……ぐ……ゴホ!ゴホ!』


(ルミナ『ちょっと大丈夫!?』


(バロン『ゲホ!!………がはぁ……』




(シェイ『どうしたゴーストとやら!?。ルミナ、一体何があったのだ!?』


(バロン『はぁ……はぁ……やはり……年には…勝てんな……』



少佐の咳が止まらず手が震えて視界が狭くなる。やはり年を取るとGが何度もかかると体に凄い負担がかかる…。目を細めて巨大ミサイルを見るが、目標が上手く捕らえられない。レーダーのロックオンが巨大ミサイルを捉えられない。歯を食い縛ったが……意識が朦朧としてくる……自動操縦に切り替えて深呼吸する少佐



(ルミナ『バロン…マスク外して、こっちを向いて』


(ベルリオット『な…にぃ!!。バロンだと!!まさか少佐なのか!!!?』


(シェイ『お主も、うるさいではないか!!。愚か者!』


言われた通り、酸素マスクを外す少佐。無線機からビックリする声がする



(ルミナ『ホークD01、私達に少し時間…ください…』


そこでルミナは1つの紫の飴玉を取り出して口に含み少佐にキスをした。ゆっくり、飴玉を舐め回しながら少佐に渡して口の中を犯していく。なすがままルミナの唾液と謎の飴玉を無理やり飲ませられる感じで舌を転がして段々体が熱くなる。そしてルミナが少佐のズボンをずらして開けて手をかざすと紫色の光が出て激しい快感が襲った



(バロン『ぐ!!』


少佐は思わず小さな飴玉を飲み込んでしまった。そして懐かしい感覚を取り戻していくと体が凄く火照って下半身が元気になり…射精した。ルミナは下半身のブツに手を乗せてたので手に白色の液がかかる。少佐は何故か急に手の震えが止まり、咳も出そうだったのが見事に止まった!!。そして視界が段々広がってルミナの顔が全部見えるではないか!。少佐とキスをし終わるとルミナが発情している



(ルミナ『これで……大丈夫…なはず!。は、早く巨大ミサイルを落して!。こ、このままでは…わ、私が抑え…られない!。早く!!』


ルミナが少佐の精液を舐めて自分の下半身を押さえてモジモジしている。座席に固定されてるが今にも壊して少佐を犯しそうだ。不思議と射精したのに更にみなぎる力



(バロン『ルミナ……こんな年寄りに…ありがとう。…君の不思議な力のお陰で奴が見える!!。よし、レーダーロック!!』


少佐は胃の中が熱く感じたが不思議と気持ちがいい。そしてスパローミサイルを発射した。



(バロン『FOX1!!。FOX1!!』


巨大ミサイルに当たるが、当たり所が悪かったのか、まだ落ちてはいなかった。少佐がガンクロスをミサイルに合わせ、そして…ピーッと音が鳴る



(バロン『私は敵を沢山戦闘機で倒した悪人だった……だがこうして、戦闘機で人々を守れる夢を実現する事が出来て本当に良かった………アディオス!』


そこでガンを発射し、GAN-600と表示された残弾数が急速に減っていく!。ミサイルのエンジンを破壊し、動力を失って落下。ミサイルは海に落ちて不発だった……。



(バロン『こちらGhos……いや、訂正する……こちらバロン!。空の勇者ベルリオットと共に巨大ミサイルを撃墜した!!。無事に最後のミサイルは海に撃ち落として不発!』



そこで地上は叫び声をあげて少佐とベルリオットを称えていた。魔物娘は溜まった不安を一気に喜びに変え、夫にいっぱい愛をぶつけていた。まだ未婚の者はお祭り騒ぎして、新しい魔物娘とのカップルも出来上がっている!反魔物派は開いた口が塞がらず地面に崩れ、後は平和な日々が戻る…そう思ってた。最後のミサイルは解体されれば大丈夫だろう



(バロン『永遠に眠れ……必要無い武器達よ…。』


(ルミナ『渋い!!……もう私我慢出来ない!。』


ルミナは座席のベルトを外して少佐の前に。そして少佐の対Gスーツやズボンを脱がせていく。



(バロン『な、何!?』


少佐は高度を下げてVTOLにして空中静止し自動操縦にした。とりあえず操縦捍は固定したので、変な事しなければ動かないだろう。



(ルミナ『あ、貴方が欲しい!!。ぁ…はぁ……ん…』


ルミナはヘルメット、着ている布や貴金属を外して少佐のブツを舐め始めた!。



(バロン『ぁ……か……やめ……おぉう!』


強く吸ったり揉んだりして快感を与えていく…。また犬歯で傷つけないようギリギリな強さで擦り付けて稲妻の様な快感を送る。


レロ…レロ、ヌチャッ!。ニュルル〜
チュプ、チュプ!!
やらしい音が鳴る



(バロン『おぉぉぉおお!!』


少佐は悶えてついにルミナの口の中に放った。そして嬉しそうな表情で味わうルミナは



(ルミナ『やっぱり美味しい…先程も飲んだけど、とても優秀な遺伝子の香りがするわ………』


と言って股がった。まさか…



(バロン『ま、待て!。もう私は年で連続では…』


(ルミナ『何を言ってるの?。バフォメットが作った試作の飴玉で徐々に若返ってるしインキュバスになりつつあるから元気ではない?』



少佐は驚いた。下半身は元気になっていた。それに試作の飴玉とは…?。もしかしてと思い…グローブを外して手を見ると先ほどまで痩せて血管が浮き出た年老いた手は昔の様に若返っている。鏡は無いので自分の顔を確認が出来ないが若返っているのかもしれない。しかしあまりの現実離れした出来事で少し困惑してしまった



(ルミナ『若返ったおかげで巨大ミサイルを破壊するのに集中出来たの。それに精力は強化されてるはずよ』


(バロン『…若…返った?。この私が?』


その瞬間にヌプっと音がする!。腰を落としたルミナは少佐と合体した



(ルミナ『はぁ……ん!ん!ん……ぁ。空中で……セッ…クスなんて……ぁ!すごい!』


(バロン『なぁ……ルミナ…何処か…行くんじゃ……』


パチュン、パチュンと音が響く



(ルミナ『そう……ぁあ!。そうね……んく!!!。私の遺跡……行こう…。そこで……ゃぁ!私とバロンの愛…の時間を………ぅ…』


無線からの声を聞いて



(ベルリオット『少佐…ついに念願の恋人ゲットしたか。流石俺の自慢の上司だな…。』


ベルリオットが酸素マスクを外して無線越しで嬉しそうにしていた。少し前に少佐が空に向かって大声で


恋人が欲しいぃぃぃぃ!


…っと言ってたから心配していたのだ。



(シェイ『ベルリオット……』


(ベルリオット『何だシェイ?。おい!何をす…ん!!?。んん!!』


そこでシェイがベルリオットにキスして襲った。二つの機体から愛する声が無線で流れて、それを聞いていた人々は発情しまくり。先ほどから愛していた者は更に燃える!



(マミー『良いなぁ…私も恋人欲しいなぁ〜』


(スフィンクス『お前にはまだ早いニャ!。と言いたいけど私も欲しいニャ!!』



ルミナは腰を振っていたが止めて、一つ少佐に質問した


(ルミナ『バロン、私の様な…女は好き?』


(バロン『何?』


11/09/16 03:07更新 / サイジョー
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■作者メッセージ
この先アヌビスのシェイがバトルする時の絵を描いてみたが…貼り方がイマイチ分からないのが……ミサイル一基破壊するのは相当困難ですがエースコンバットみたいに沢山敵をバカバカ倒せると…楽で良いですよね本当に(エスコンはやった事無いですが)

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