読切小説
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蹂躙
薄暗い洞窟の奥深くで一人の女性が四つん這いにされている。
そして二人の女性に絶対に有り得る筈の無いもので激しく突かれている。

「も、もう……許して……ください……」
「奴隷が主人に口答えするのか?」
「そんな悪い子はお仕置きが必要ね」

その者は二人に懇願するが一向に止める気配が無い。
寧ろより一層、激しく責められ、挿入したものを何度も突き立てられる。

「ふぁ、あんっ、あくっ、待って……んっ、あっ、ああっ!!」
「これはお仕置きよ」
「んぁっ!!」

二人の内一人が挿入したものを思いっきり突き立てる。

「そ、そんなに……激しく……突かれたら……私……壊れ……ちゃう」
「それは好都合だ!」
「ひぐっ!!」

また一人が激しく突き立てる。

「お、奥に……硬いのが……ずんずん……当たって……だ、だめぇ……」
「お前が壊れるまで犯すのもいいわね…主に口答えしたのだから…ね?」

ぞくり、とした悪寒が私の背を伝い、それに呼応した一人が下から強く激しく突き上げ、一人は背後から乱暴に激しく突き、何度も激しい出し入れ運動を同時に繰り返し行なう。

「んぁ、あっ、あくっ、ああっ、本当に……んっ、壊れ……ちゃう……」

洞窟内で肌と肌が何度もぶつかり合う音と擦れ合う音が木魂し、甘い喘ぎ声と甘い嬌声が響き渡る。

「やば…貴女の膣内(なか)凄く気持ちいい……出すわ」
「此処も随分、広がってきたな……あたしも出すぜ」
「ま、待って……お願い……します……中だけは……!?」
「もう限界だ、だけど安心しな」
「ええ、妊娠は絶対しないからたっぷりと受け取りなさい」

トドメとばかりに二人の魔物娘は挿入したものを激しく突き立てる。

「ふぁ、ああんっ、あくっ、また……んっ、イっちゃ……んんっ!!」

限界の訪れた二人は子宮の奥深く、それを突き立てる。
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ……ドクドクドクドクドクッ……。
濃厚な精液を、たっぷりと子宮内で受け取った女性。

「ふぁあああああああああああっ!!!!!!!!!!!」

女性は背中を大きく仰け反らせ、そのまま力無く地面に倒れ込んだ。

「あ、ああっ……熱い……のが……たくさん……注ぎ込まれてる……」

倒れ込んだ人物の女陰は激しく痙攣を起こし、四肢は弛緩し、目は虚ろになりながらも恍惚の笑みを浮かべ、だらしなく開かれた口から涎が垂れる。その姉妹は女の身体になった男の女陰と肛門から挿入したものを引き抜く。其処から収まり切らなかった濃厚な白い精液がゴポリ、と音を立てて零れ落ちる。

「(お、おしり…なんて嫌なのに…わ、わたひ…イかされた…彼女の持つアレに…ふぁ…ドクドクッって…脈打つ度に…直腸が…刺激されてる…よぉ)」
「次はわたしの番ね」
「分かってるぜ、姉貴」
「ま、待って……少し休ませて……ください」

呂律の回らない私にオーガの姉は再び挿入体勢を取る。

「ダメよ、よいしょ、っと……それ!」
「あうぅっ!!」
「じゃ、今度はあたしが此処だ……そら!」
「ひぐぅっ!!」

既に何度も性的絶頂を迎え、濃厚な愛液と精液を身体中の至る所に浴びせられた私は休む時間を与えられず再度、二人の持つソレを強引に挿入された。

「い、イったばかりなのに…」
「やっぱり貴女の中、気持ち良い……名器の器よ」
「此処の具合も締まりも段々と良くなってきた」
「(ど……どうして……こんな事に……)」





数時間前…それは私がギルドの調査依頼を届けられた時の事。まだ被害は出ていないけど最近、森の洞窟付近に凶暴で危険な魔物が現れたと言う報告がありそれを基に私…ラルス=サイは依頼を受けた。中世的な顔立ちをしている為、よく女と間違われるがれっきとした男である。依頼書に目を通して魔物を見たと言う洞窟付近の調査を始めた。
その時、背後に只ならぬ気配を感じ、私が振り向くと其処には緑色の肌に下着同然の格好をした女性が居た。その女性の髪は青みを帯びた腰まで長い薄紫色をしており、特徴的な二本の角が生えている。

「ふーん…こんな所に人間の男が一人で来るなんてね」

好色な瞳で私を見据える女性の体長は優に二メートル近くある。

「よっぽどの覚悟がある人間か…ただの馬鹿なのかしら?」
「(ま、まずい…オーガに遭遇するなんて…)」
「まぁいいわ、あたしを楽しませてくれる?」
「えっ!?」

次の瞬間、私の景色は暗転し、気付いた頃には半ば強引に押し倒されていた。
手を動かそうにもビクともしないし、足を動かすにもピクリとも動かない。
不意を突かれた私は完全にオーガの巨躯に、がっちり組み敷かれていた。

「私をどうする気だ?」
「まずはこうするの…んっ」
「んんっ!?」

組み敷く女性は私の唇を奪うと貪る様に啄ばみ始める。そして充分に味わうと今度は舌を侵入させて口内を隈なく蹂躙し、舌を絡めてきた。
ちゅぅ…ちゅぷ…ちゅ、と淫靡な音が唇から洩れ、頭の中を直接刺激する。

「(あ、頭が…ぼぅ、とする)」
「ちゅ……ちゅぅ……ちゅぷ……」
「(それに何だか眠くなって…)」
「ちゅぷ…んふふ…ゆっくり眠りなさい…ちゅ…」

私の意識は其のまま其処で途絶え、深い闇の中に堕ちていく。
次に私が目を覚ますと其処は薄暗い洞窟の内部だった。

「(どうして洞窟に?)」

未だ覚醒しない脳をフルに回転させた私は今の現状を考える。
そこで私はギルドの掲示板に記載されていた調査の依頼を思い出した。
内容は確か『洞窟付近を徘徊する危険な魔物との戦闘を考慮した調査』と言う至ってシンプルな内容であり、意外と簡単に解決できそうな依頼だった。
しかし、今思えば内容ばかりに気を取られ過ぎていた私は肝心な部分を見落としてた。
『注意…確かな情報ではありませんが洞窟付近に危険な魔物が出没します』
もし私の推測通りなら危険な魔物と言うのは恐らくオーガの事だったのかもしれない。

「(とりあえず此処から脱出しよう)」

私が立ち上がろうとした時、両手に鈍い痛みが走る。
何事かと思った私は痛覚を感じた頭上に視線を移すと薄暗い洞窟の中、鉄の鎖で繋がれた両腕が宙で交差する様に吊るされていた。

「(な、なんで!?くっ……外れない)」

抵抗するが鉄の鎖で繋がれて固定された両手は僅かな動きしか出来ない。

「逃げようとしても無駄よ」

薄暗い洞窟の奥から先程、外で聞いた女性の声がした。
徐々に慣れてきた目を凝らせば洞窟の壁に寄り掛かる人物が居る。
正確に表すなら人では無い。突然変異を起こし、人間の女性に近い存在となった魔物娘と呼ばれる者。

「この鎖を外してくれ」
「ダメよ、外せば逃げるでしょ?」

壁に寄り掛かる女性は静かに私の許に歩み寄って来る。
至近距離にまで近付いてきた女性はゆっくりと屈み込むと私の唇を奪う。

「んむぅ」

唇を重ねた女性は、るろ…と舌を侵入させ、自分の舌と私の舌を絡ませ合う。
ちゅっ……ちゅ……ちゅぷ……
女性はわざと私の耳に聞こえる様な淫らな音を立てて私の舌を蹂躙する。
充分に堪能した女性は、ちゅぱっ…と唇を離すと互いの口から白い透明な唾液の糸が引かれ、だらしなく開いた私の口元からは涎が垂れる。

「はぁ……はぁ……んっ……」

荒い息を整える私の首筋に追い打ちを掛ける様に女性は唇を密着させる。
そのまま女性は密着させた口から舌を突きだして丹念に私の首筋を舐める。
薄暗い洞窟に視覚が慣れてきたとは言え、それ以上に聴覚と触覚が研ぎ澄まされている為、女性の愛撫がやけに生々しく、しかも鮮明に感じてしまう。
女性は首筋の愛撫を続けながらズボンに手を侵入させて下腹部に触れる。

「こんなに大きくして……わたしのキス……気持ち良かったの?」

妖艶に微笑む女性はズボンから逸物を取り出すと扱き始める。

「こんなに大きくして…イケナイ子ね」

美女はそそり立つ、それを咥え込むと口内に含めたまま扱き始めた。

「一回、抜いちゃおうかしら?」

更に刺激を与え、スピードを上げる。

「ぅぁ…い、イク!?」
「あん」

限界を超えた尿道口から勢い良く噴き出した白い液体が美女の顔に掛かる。
次に美女は跨るとびしょびしょに濡れそぼった自ら割れ目に手を添え、未だ衰えないペニスを片手で掴み、人差し指と中指で割れ目を広げ、ゆっくりと腰を下ろす。

「……ん……くぅ……んんっ」

ぬぷ……
完全に結合し、騎乗位になった女性は静かに腰を上下に動かし始める。
ぬちゅぬちゅ……ぬちゃぬちゃ……ぬちょぬちょ……
今まで感じた事の無い感覚が私の脳を徐々に蝕んでいく。
ぬちゃぬちゃ……ぬるぬる……ぬぽぬぽ……
その後、結合した部分から透明な液が流れ、潤滑液の役目を果たす。

「はぁ、はぁ、はっ、はっ、くっ!!」
「どう?あたしの中、気持ち良いでしょ?」
「んっ、んんっ!!くぅ」
「女の子みたいな声を出して可愛い…今度はもっと激しく犯してあげる」

言うや否や女性は腰の上下運動を激化させ、私を快楽の渦へと巻き込む。
ぬちゃぬちゃっ、ぬちゅぬちゅっ、ぬちょぬちょっ
大陰唇と小陰唇が交互に私の逸物を手繰り寄せる様に脈動を開始する。
ぬちゃぬちゃ……ぬるぬる……ぬぷぬぷ……ぬちょぬちょ……
熱く蕩けた快楽の渦に私はついに呑まれ、右も左も分からなくなった。
ただ分かる事は執拗に彼女から激しい責めを受け続けている事だけ。

「うあっ、ああっ、あっ!!」
「感度良好…色に艶…形や大きさ…どれをとっても最高級の一品ね」

更に彼女は腰の動きをエスカレートさせ、私を快楽の渦へと叩きこむ。
乱暴で容赦ない彼女の秘肉は私の逸物を圧迫し、じわりじわりと締め上げる。
温かく柔らかい彼女の肉洞に包まれ、私の快感と快楽が一気に倍増する。

「(ま、また背中が熱く……だ、ダメだ!!)」
「そろそろ来る頃合いね…たくさんあたしの膣内に注ぎ込みなさい!」

彼女は女陰に咥えた私の逸物を膣内で強く締め上げて締め付ける。

「うっ、うぁあああっ、あああああああっ!!!」

どくんっどくんっどくんっ……びゅくびゅくびゅくびゅるるるっ……!!
マグマの様に噴火した白濁液が尿道を通じて彼女の中に放たれる。
放出されたそれを彼女は一滴も残さないよう膣内を強く締め上げた。

「ふふ、熱くて濃厚ね……それにとっても美味しい」
「はぁ……はぁっ……はぁ……っ……」
「絶対に妹も気に入る…あら、もう気絶?」
「(ダメだ……意識が……)」
「なら今日から君はあたしと妹が犯したい時に犯される運命を辿るわね」
「(なんだか身体中が重い……それに疲れた……眠い……)」
「ふふ、これで君はあたし達の性奴隷…これから毎日、可愛がってあげる」

私の意識は完全に途切れてしまった。
次に私が目を覚ますと別の女性の声がした。

「ったく姉貴の奴…先に味見したな」

今度の声は先程の女性と違って僅かに男性の口調と類似している。
私は声の主に顔を上げると其処には先程の女性と瓜二つの美女が居た。
彼女も同じく緑色の肌、青みがかかった薄紫色の長い髪、額からは二本の角が生えており、さらしの様な布切れで見事に熟した果実の如きふくらみを隠し、腰に巻かれた布切れも最小限の面積しか覆ってない。

「ま、いいけどな」
「だ、誰…?」
「あたしはメイガだ、この洞窟で姉貴のメイカと暮らしてる」
「(さっきの女性に妹が居たのか…)」
「お前があたし等の性奴隷になった男か」
「せ、性奴隷…?誰が」
「お前だよ」
「な、なんで!?」
「本当に何も知らないみたいだな…いいか?」

メイガと名乗る美女は私の前にしゃがみこむと淡々とした口調で語る。
彼女達…オーガの一族は非常に高い身体能力も持ち、気に入った人間の男性を見つけると積極的に襲いかかって自分の欲望を満たすべく乱暴に交わる。
しかし、あの時の私みたいに自ら住処に来る男性の場合、その場で押し倒した後、キスを通じて頭の中に快楽を覚えさせて連れ去ると言う事もある。

闘争を好む彼女達との交わりは武器を交えて競い合う戦いの様であり、この場合、どちらが先に相手を果てさせるかを競い合う。しかし、彼女達は早く性的絶頂を男性に迎えさせる為、乱暴で容赦ない快楽を叩きつけてくる。
その為、大抵は男性の方が先に果ててしまい、二度と人里に帰される事は無いと言う。

「つまり貴女の姉…メイカさんと“性交の戦い”に敗北した私は弱者と見なされ、強者である貴女達は私を犯したい時にいつでも犯せると言う事?」
「まぁ平たく言えばそうなる」
「そんな!?理不尽な!」
「理不尽も何も世界はそうやって動いて来たんだ」
「な、なにを!?」
「決まってるだろ?姉貴の次はあたしとヤルぞ」
「い、いやだ!!」

しかし、いくら抵抗しようにも両手は完全に拘束されている。
その為、私の抵抗も空しく外気に触れ、再び元気を取り戻した私のペニスをメイガと名乗るオーガの女性はゆっくりと自分のヴァギナに挿入した。

「うぁっ」
「確かに姉貴の言った通りだ、大きさも形…どれを取っても一級品だ」

先程、メイカと名乗るオーガの女性器が柔ならメイガと名乗るオーガの女性器は剛の膣内だ。荒々しく其れでいて私のペニスを優しく包む様な感じ。ただ柔の優しさとは違い、どちらかと言うと厳しさの様なものが広がってる。

「あたしの膣内(なか)は、どうだ?姉貴とまた違う感覚だろ?」
「うぁ、あくっ」
「よっしゃ動かすぞ?」

メイガと名乗る女性は膣内にある私のペニスを荒々しく締め付ける。
そして締め付けたまま上下に腰を激しく動かし、脈動を開始する。
先程と比較しても、はっきりと分かる様に兎に角、彼女は荒々しい。
だが其の荒々しさも慣れてしまえば非常に気持ちが良い。
優しく包み込む感じは無いけど厳しさの中に優しさを感じる。

「はっ、はっ、ぅくっ」
「嫌がってた割には、お前のペニス…あたしの膣内で絡みついているぜ?」
「そ、そんなわけ…ない…」
「嘘はいかないぜ?おらっ」
「んぁっ…!?」
「姉貴の言った通り…女みたいな声だ、もっと激しくするから覚悟しろよ?あたしは姉貴と違って激しいからな!」

ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ
メイガさんはペニスを強く締め上げたまま激しく腰を上下に動かす。
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ
繋がった二人の接合部分から愛液が流れ、それが潤滑液の役割を果たし、より一層、淫靡な音が薄暗い洞窟内に響き渡る。
ずちょっ、ずちょっ、ずちょっ、ずちょっ

「はっ、はっ、はっくぅ」
「そろそろラストスパートと行くからな!」

メイガさんは更には激しく腰を振る。
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちょっ、ずちょっ
思いっきり腰が振られる度メイガさんのお尻が私の腹部を刺激する。
ずちょっ、ずちょっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ

「あ、ああ…何か…また来る」
「へへっ、いいぜ!来いよ!お前の精液をたっぷりと受け取ってやる!」
「ああああっ」

どくんっどくんっ、びゅるるるるっ…。
限界を超えた私は抗う事も出来ずメイガさんの膣内に放出した。

「あ、ああ…」
「すげぇ…お前の熱い精液が、あたしの膣内に…」

先ほど出したばかりなのになんでこんな…。

「よっしゃ、今度は少し趣向を凝らしてみようか」

いうや否やメイガさんは懐から何かを取り出す。
カプセルのようだけどなんだ?一体…。
それを口に含み、口移しの要領で私の口を塞ぐ。
唾液と共にカプセルは食道を通り、胃に到達する。
暫くしてドックンッとし、体中が熱くなる。

「な、なにを…」
「魔女が開発した薬だ」

体中の細胞という細胞が沸騰するような感覚だ。
そしてすぐに変化は起こった。
やけに胸が重いことに気付き、視線を移すと見事に膨らんでいる。
他にも股間に感じた違和感。ま、まさか…!?

「どうやら副作用もなく成功したようだな」

メイガさんは股間に手を当てる。

「どうだ?大事なものがなくなる感覚…わかるだろう?」
「んくっ」
「お?初めての割に感じるんだな」

メイガさんは私の“膣内”に中指と薬指を入れてかき回す。
そして彼女のたくましく美しい指が私の中を弄る。

「感じてるのか?」
「感じて……なんか……いない!」
「そうか、そりゃ悪かった…な!」
「んぁっ!!」

クリトリスを刺激され、体中に電流が走る。

「素直になれよ」
「い、いやだ…」
「ま…いいけどな?そのうち嫌でも、その身に刻み込まれるさ」

ゾクリッとした悪寒が走る。それが恐怖なのか分からない。
ただ一つ言えるのは二度と人間社会に復帰できないという事だけ。





そして今に至る。
私は全身を弓なりにしならせながらイってしまった。

「お前がこれから味わう快楽はまだまだこんなものじゃないぜ?女の身体っていうのがどういうものか、あたしらが手とり足とり徹底的に教えて、お前の身体の芯に刻み込んでやるから覚悟しておけよ?」

もう何度目の絶頂を迎えたかわからない。
イク度に多くの扉が開かれて女陰や気分が高揚する。

「発情した獣の鳴き声しか聞こえないなぁ、そう思わないか?姉貴」
「そうね…というよりも、それしか聞こえないわ]
「はひっ…ひぃ…」

私は這いつくばる様に二人のオーガの魔の手から逃げる。

「おっと逃がさないぜ」

しかし、メイガさんに腰を掴まれ、ズルズルと引き戻される。
片手を伸ばしたけど、その手は何も掴む事が出来なかった。

「い、イヤっ…」

何度も抵抗したけどオーガの腕力に叶うわけもない。
再びメイガさんの許へ引き戻された私は太いペニスを強引にねじ込まれる。

「ひぎぃっ!!」

極太のペニスが私の中を掻き乱す。

「はがっ…あ、ああっ!!」
「何度も絶頂を迎えた肉体が全く言う事を聞かないようだな」
「あー…ああっ、あっ…はっ、くぅっ!!」

背後から両腕を掴まれ、激しく腰を振るメイガさんのペニスが子宮を小突く。

「おっ、奥に当たってるぅ!おちんぽがぁ…!私の奥にぃ…!!」
「もっと良い声で啼いてもいいんだぜ?ここは私ら姉妹とお前だけだ」
「つっ、突かないでぇ!そっ、そんなに敏感ポイント、突かないでぇ!」

強く深く突かれる度に意識が飛んで気を失いそうになる。

「尻も吸いついているぜ」
「口が暇そうね…」

しかし寸前のところでメイカさんが顎を掴み、極太のペニスを咥えさせる。

「んぐぅ」
「やり方は分かってるわね?」

私は自然と頷く。
嫌でも身体に覚えさせられた。

「では、やりなさい」
「はむっ…んちゅ…」

私は丁寧に咥えたものを口内でしゃぶる。

「じゅるっ、じゅちゅっ、じゅるるるっ」
「はぁ…はぁ…あ…、いいわ…」
「あむっ、ちゅっ、ちゅるっ…ぢゅるるっ」

後ろからはメイガさんのペニスが膣内で暴れ回り、前からはメイカさんのペニスが口内で暴れている。二人のオーガに挟まれた私は、ただ奉仕するしかない…少しでも逃げる、そぶりを見せれば“お仕置き”が待っている。

「最高だぜ!お前の膣内!」

仮に逃げ出したとしても濃厚な白濁液を全身に浴びた私の身体は、どろどろになっている。その為、もし逃げ出したとしても、この匂いを嗅ぎつけた“彼女達”に捕まり、同じように犯される。

「舌遣いも上手よ」

もう何度目の絶頂を迎えただろうか?既に感覚はない…あるのは二つの穴を小突くオーガの太いペニスの感覚だけ。もはや身体は私の言う事も聞かずに痙攣を起こし、目は虚ろになって焦点が合わない。私は涎を垂らしながら腰を淫らに振る。いつしか私はオーガの姉妹に恍惚の笑みを浮かべていた。

「堕ちたな」
「堕ちたわね」

オーガの姉妹が何か言っているけど私の耳には何も聞こえない。
聞こえるのは淫らな水音。味覚を刺激する濃厚な甘い精液。

「これで完全に、お前は、あたしらのものだ」
「いい事?他の女や男に抱かれてはダメよ?」

私は頷いた。

「良い子ね」
「あたしらが沢山、可愛がってやるから覚悟しとけよな?」

私はもう一度頷いた…満面の笑みで。
15/03/29 19:43更新 / 蒼穹の翼

■作者メッセージ
こう言った文は初めてなので上手く書けてるか分かりません

“誤字脱字”と“感想”のみ、お待ちしております

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