純白VS黒濁
さてまず現状の把握しないとな。
1、俺は死んで天使と堕天使に導かれ魔導院学園で生徒になった。
2、そんで今日は学園に着くまで歩き疲れたので寮で休んでもいいと学園長に言われ寮に行く。
3、そして俺は刑部狸で寮母長の麻子さんに寮と部屋を案内されとりあえずベッドに横になっていた。
そして・・・今。
「ZZZzzz」
いつの間にか寝ていた自分の隣に見ず知らずの女性が寝ていた。
「・・・」
しかもがっちりと腕に抱きつかれている。
(ってなんだよこの状況!?いつ入ってきたんだ?寝ている時か?しかも・・・がっちり腕を掴んでるし・・・逃げようにも・・・逃げられない)
恐る恐る隣で寝ている女の子を見る。
「ZZzz・・・むにゃ・・・」
顔は美人で少し耳が尖っていている、最初はエルフだと思ったがよく見ると肌は少し黒い例えるなら堕天使エノンと同じくらいの色さしずめ彼女はダークエルフと言ったところか。
しかし困った事に今自分の腕に意外と大きい胸を押し当てられてる状態であり。
下手に振りほどこうとすると起きる可能性があり硬直状態。
「いい加減にこの状況をどうにかしなきゃな・・・」
意を決して起きあがろうとしたその時部屋の前の扉からノック音がする。
「すーはー・・・すーはー・・・よし、青野響君失礼するよ」
返答する暇もなく入って来る女の子、不意に寝たふりもしてしまう響。
「なんだ寝ているのかな?う〜む・・・困ったな」
幸い起きているわかっていないみたいなので相手がどう動くかを探る。
(ここは起きるところだろうか・・・それともこのまま・・・)
しかし無情にもその考えは打ち破られた。
「うぅぅんダ〜リン・・・」
この言葉が部屋の空気を凍てつく。
「そ・・・その声は・・・エルファ!!」
掛け布団を取るとベッドに響とダークエルフ。
「・・・エ〜ル〜フ〜ァ〜!!」
「・・・何よ・・・ワーズ・・・」
本当に寝ていたのか疑問に残りつつ目を覚ますエルファ。
「貴女何故ここに・・・しかも・・・何抜け駆けしてる!!」
「別にいじゃん減るもんじゃないし」
減る減らないはいいとして起きるべきか否か焦り出す響。
「ワーズ・・・そんな事言ってるといつまでたっても男なんてできないし・・・それに私はダーリンが好きだからこうしてるだけだし」
「ふん・・・そんな事言ってすぐに違う男に靡(なび)くのがダークエルフじゃないか」
「な、なんですって!」
ベッドから降り、がんと向かって睨みつける。
「私がいつ他の男に靡いたのよ!」
「いつもだろうが、お前たちダークエルフは」
「はんそれを言うならあんたたちエルフだっていい男見つけるまでずっと処女じゃない!」
「ふん好きな殿方を見つけるまで処女を守る・・・何がいけないというんだ?」
「そんな考え方はもう古いって言いたいのよこの無計画女!」
「ふんなんとでも言うがいいこの痴女エルフ」
「な・・・なんですって!」
人の部屋で喧嘩が始まり起きるタイミングを逃す響。
(この二人・・・いつまで喧嘩してるんだ)
いい加減起きるかと決めゆっくり目を開けようとする。
「はぁはぁ・・・この陰険娘」
「何を牝痴女娘が・・・」
「・・・おい」
「「!?」」
二人は声がする方を見るといつの間に起きていたのか響を見る。
「喧嘩するのもいいけどさ他でやってくれるか?」
「だ・・・ダーリン起きてたの?」
「まぁ・・・ていうかダーリンって?」
ずっと気になっていた事を聞く響。
「ダーリンは私のここ(胸)を射抜いたから・・・だからダーリン」
「・・・騙されるなよ青野響君、ダークエルフは見境がない上に人間を愛玩動物だとも思ってるからな」
「それ遠い昔の話でしょうが!!そういうエルフだって人間嫌いなんだから出ていきなさいよ!」
「な・・・言ったな痴女娘私は青野響君に用があるから来たんだ出ていくならそっちだろう」
また喧嘩が始まりベッドから立ち上がり気づかれぬように歩き部屋を出ようとすると。
「何処に行くのダーリン?」
すぐにばれてしまった。
「君の部屋で喧嘩してすまないと思ってる」
あ、自覚があったんだと思いつつ声には出さず心の中でとどめる響。
「だが、私は君に用があってきたんだ」
「は・・・はぁ」
「だから聞いて欲しい」
「お・・・おう」
深呼吸をして落ち着かせるワーズ、そして覚悟を決め大きな声で言った。
「・・・わ、私のお・・・夫になってくれ!!」
頭を深く、深く下げるワーズ、すると直ぐにエルファが反応する。
「ちょっとぉぉぉぉぉぉぉ何告白してんのよ!私は認めないから」
「う、うるさい・・・い、今エルフ族は急激に人口が減っているんだ」
すると次は土下座もするワーズ。
「頼む子孫繁栄のために私に協力してくれ!」
「何が子孫繁栄よ!そんなの知らないわよねぇダーリン?」
「いや俺に振らないでくれ・・・とりあえず頭をあげてくれ」
ゆっくり頭を上げるワーズ。
「えっとワーズさんだっけ?子孫繁栄とかって理由でさ求婚するのはおかしいからさ、はい喜んでなんて言えない」
「う・・・そ、それもそうだが・・・」
「それにさ好きでもない男と結ばれて嬉しいか?少なくとも俺は幸せじゃないな」
「そうよそうよ、その点私はちゃんとダーリンの事が大〜好きだから❤」
「うん、ちょっと黙っててくれ」
ゆっくり手を差し伸べる響。
「だからさ、まずは自分が好きになった人を見つけてみたらどうだ?」
「・・・あ、ああそうだな、すまない・・・ありがとう青野響君」
「響でいいよワーズさん」
「なら私もワーズでいい」
「な・・・何よこの雰囲気・・・」
「と、とにかくだわかったありがとう響君じゃあ私は失礼するよ」
がしっと腕を掴みエルファを連れていくワーズ。
「え!?ちょっと何すんのよこれからダーリンと愛を育(はぐく)むのに!」
「いいから来い、お前がいると響君が落ち付かないだろうが!」
ギャーギャー叫びながら退室するワーズとエルファ。
「じゃあ失礼するよ響君騒いだりして悪かった今日はゆっくり休んで明日からよろしく頼む」
「ダーリン部屋の鍵はあけといてねーよば」
最後まで言えずに部屋を出て行った二人。
「・・・明日から学校か」
期待と不安、そしてきっと波乱万丈なのだと思いつつ期待に胸が膨らむ響だった。
♪
草木も眠る丑三つ時・・・。
カチャ・・・ゆっくりと響の部屋の扉が開きそしてゆっくりと閉めていくその正体はもちろんダークエルフのエルファだった。
「・・・うふふさすが私のダーリン、ちゃんと部屋の扉開けてくれてたのね」
ゆっくりとベッドに近づきそして月明かりで見る響の顔。
「ああ、ダーリン・・・の顔・・・最高・・・じゃあいただこうかしら・・・」
気づかれないようにズボンに手を掛けようとしたその時。
「何をしてる」
「!!ワーんんん」
名前を叫ぼうとしたエルファを即座に口を塞ぐワーズ。
「バカ静かに・・・響君が起きてしまう・・・静かにするか?」
「コクコク」
頭を上下にうなずくエルファ、するとゆっくり口元の手を離すワーズ。
「ぷは・・・あんた何してんのよ!」
響が起きないように会話をする二人。
「愚問・・・私は響君と一緒に寝るために来ただけだ」
「それって夜這いでしょうが!なんであんたも来てんのよ」
「い、いいじゃないか・・・わ、私だって・・・彼とむ、結びたいんだ!」
「はぁ?・・・ま、まさかあんた・・・ダーリンの事惚れちゃったの?」
ギク!っとするワーズどうやら本当に響の事が好きになったらしい。
「な・・・ダーリンの何処が好きなの?」
「そ、それは・・・そうだな、彼の心かな///」
「・・・」
何頬を赤くしてるんだと思いつつ。
「でもダーリンは私のダーリンなんだから!」
エルファが突然上半身の服を脱ぎだしふくよかな胸が露出する。
「うふふ♪これでダーリンを悩殺するんだから❤」
ズボンをはだけ出し、響の童貞ちんぽがさらけ出す。
「やあん、ダーリンのちんぽまだ童貞なんだぁ❤まずは・・・」
「ま、待て!」
何よっとワーズの姿を見ると、エルファと同じく上半身の服を脱ぎだすとエルファと同じくらいの胸を露出する。
「わ、私だって響君が好きなんだお前なんかに渡さない!」
「ふふふ・・・いいわじゃあダーリンをかけて勝負よ!」
「望むところだ!」
すると、二人はまずはちんぽに手をかける。
「こ・・・これが・・・男のちんぽ」
「あれ〜どうしたのワーズ?もう終わり?」
「く・・・そんなことはない!」
するとワーズはがしっとちんぽを触りしごいていく。
「ちょっと!ダーリンのちんぽは私のよ!」
ワーズの手を無理やりどかせしごいていくエルファ。
「ああ、ダーリンのちんぽ段々大きくなってきてる♪」
「これが・・・と、殿方の一物・・・お、大きい」
少し恥ずかしいがしっかりと響のちんぽを見るワーズ。
「うふふそろそろいいかしら」
エルファは手を離し、胸の谷間にゆっくりと挟んでいくが。
「な、待て私だって」
同じくワーズも自身の胸の谷間へ挟んでいく。
そして二人は響のちんぽを取りあうようにパイズリで競い合う。
「やぁん❤ダーリンのちんぽ熱くて・・・最高」
「ち、乳首が・・・擦れる・・・だがちんぽはとても気持よさそうだ・・・」
「な・・・なんださっきから凄く・・・下半身が・・・!?な、おい何してんだよ二人とも!!」
ようやく快感に気付いたのか目を覚ます響。
「あ、ダーリン起きた?」
「起きた?じゃない何してんだよ?」
「見てわからないのか響君?夜這いだ」
「いや・・・理由になってないから・・・」
双方からの乳圧は想像以上に気持よく油断すると直ぐに射精するので必死に我慢する響。
「と、ところで響君・・・私の胸は・・・その、気持ちいいかい?エルファと比べたら少し劣るかもしれないが・・・」
少し暗い顔をするがパイズリに手は抜かずに続けるワーズ。
「あ、ああワーズの胸・・・き、気持ちいい」
「う、嬉しい・・・」
うっとりする顔をよそに少し怒ったエルファが強く胸を挟んでいく。
「な、ダメよダーリンこんなガミガミうるさいワーズの胸より私のおっぱいの方が気持ちいいんだから!」
ジェラシーを感じたのか谷間に強く挟んでいき響にアピールする。
「ほらほらワーズの胸より私のおっぱいの方が気持ちいいでしょう?それに私だったらダーリンの好きな時に好きな場所で性処理におっぱい使っていいからね❤」
魅力的な事を言われ一気に射精したくなってくる響。
「だ、ダメだぞ響君・・・君の性処理は私に任せてくれ、どうやらもう私は君なしでは生きられなくなったみたいだ」
「あ、ずるいそれ私の台詞!あん、でもちんぽがさっきより熱くなってるぅ❤」
「た、確かにそう・・だな・・・もう出るのか響君?」
両者の胸が一気に快感を強くしていく、それはもう射精してもいいという合図でもあった。
「ああ、や・・やばい・・・もう限界だ」
「あん、頂戴ダーリンの子種!」
「ああ、思う存分に出してくれ!」
ゆっさ、ゆっさと両方の胸でしごいていくとどッぴゅ、どッぴゅっと射精し。
二人の顔面に精液が掛る。
「きゃあ・・・これが精液・・・」
思わず舌で舐め取っていくエルファと。
「こ、これが・・・響君の・・・精液」
うっとり幸せな顔をするワーズ。
「はぁはぁ・・・」
そしてまたやてしまったという若干の後悔する響。
「精液おいしい・・・もうダーリン最高❤」
「ああ、こんな身近な所に婿にするのに文句のないピッタリな殿方だ❤」
「・・・もう、勘弁してくれ」
その後の事は疲れ切ったのかワーズとエルファがいるのにもかかわらず睡魔にやられ寝てしまい。
気づけば朝になり、二人はいなくどうやら自分が寝ている間に自室に戻ったと思い、魔導院学園の制服に着替え朝食を食べた後、学校へ行こうとして寮を出た時寮母長の麻子が。
「昨日は気持ちよかったですか?」
と聞かれ響は適当にごまかし寮を出た。
♪
魔導院学園の職員室へ足を運び担任教師の机のある方へ行くと先客がいた。
「あれえーっとギエル先生は?」
「あ、えーっとなんかタバコ吸いに・・・!?」
先客の顔が変化した、それはまるで生き別れになった兄妹のような。
「ん?俺の顔に何かつてるか?」
するといきなりぽろぽろと先客の目から涙があふれ出していく。
「お、おいどうした!俺なんかした?」
「ち、違う、違うのやっと・・・やっと貴方に会えた!」
その先客の名は乃木奈々と言った。
姿はまるで人間に見える。
しかし彼女には兎の様な耳と身体のいたるところに白い毛並みが付いていた。
彼女は生まれ変わった。
〜ワーラビットに〜
1、俺は死んで天使と堕天使に導かれ魔導院学園で生徒になった。
2、そんで今日は学園に着くまで歩き疲れたので寮で休んでもいいと学園長に言われ寮に行く。
3、そして俺は刑部狸で寮母長の麻子さんに寮と部屋を案内されとりあえずベッドに横になっていた。
そして・・・今。
「ZZZzzz」
いつの間にか寝ていた自分の隣に見ず知らずの女性が寝ていた。
「・・・」
しかもがっちりと腕に抱きつかれている。
(ってなんだよこの状況!?いつ入ってきたんだ?寝ている時か?しかも・・・がっちり腕を掴んでるし・・・逃げようにも・・・逃げられない)
恐る恐る隣で寝ている女の子を見る。
「ZZzz・・・むにゃ・・・」
顔は美人で少し耳が尖っていている、最初はエルフだと思ったがよく見ると肌は少し黒い例えるなら堕天使エノンと同じくらいの色さしずめ彼女はダークエルフと言ったところか。
しかし困った事に今自分の腕に意外と大きい胸を押し当てられてる状態であり。
下手に振りほどこうとすると起きる可能性があり硬直状態。
「いい加減にこの状況をどうにかしなきゃな・・・」
意を決して起きあがろうとしたその時部屋の前の扉からノック音がする。
「すーはー・・・すーはー・・・よし、青野響君失礼するよ」
返答する暇もなく入って来る女の子、不意に寝たふりもしてしまう響。
「なんだ寝ているのかな?う〜む・・・困ったな」
幸い起きているわかっていないみたいなので相手がどう動くかを探る。
(ここは起きるところだろうか・・・それともこのまま・・・)
しかし無情にもその考えは打ち破られた。
「うぅぅんダ〜リン・・・」
この言葉が部屋の空気を凍てつく。
「そ・・・その声は・・・エルファ!!」
掛け布団を取るとベッドに響とダークエルフ。
「・・・エ〜ル〜フ〜ァ〜!!」
「・・・何よ・・・ワーズ・・・」
本当に寝ていたのか疑問に残りつつ目を覚ますエルファ。
「貴女何故ここに・・・しかも・・・何抜け駆けしてる!!」
「別にいじゃん減るもんじゃないし」
減る減らないはいいとして起きるべきか否か焦り出す響。
「ワーズ・・・そんな事言ってるといつまでたっても男なんてできないし・・・それに私はダーリンが好きだからこうしてるだけだし」
「ふん・・・そんな事言ってすぐに違う男に靡(なび)くのがダークエルフじゃないか」
「な、なんですって!」
ベッドから降り、がんと向かって睨みつける。
「私がいつ他の男に靡いたのよ!」
「いつもだろうが、お前たちダークエルフは」
「はんそれを言うならあんたたちエルフだっていい男見つけるまでずっと処女じゃない!」
「ふん好きな殿方を見つけるまで処女を守る・・・何がいけないというんだ?」
「そんな考え方はもう古いって言いたいのよこの無計画女!」
「ふんなんとでも言うがいいこの痴女エルフ」
「な・・・なんですって!」
人の部屋で喧嘩が始まり起きるタイミングを逃す響。
(この二人・・・いつまで喧嘩してるんだ)
いい加減起きるかと決めゆっくり目を開けようとする。
「はぁはぁ・・・この陰険娘」
「何を牝痴女娘が・・・」
「・・・おい」
「「!?」」
二人は声がする方を見るといつの間に起きていたのか響を見る。
「喧嘩するのもいいけどさ他でやってくれるか?」
「だ・・・ダーリン起きてたの?」
「まぁ・・・ていうかダーリンって?」
ずっと気になっていた事を聞く響。
「ダーリンは私のここ(胸)を射抜いたから・・・だからダーリン」
「・・・騙されるなよ青野響君、ダークエルフは見境がない上に人間を愛玩動物だとも思ってるからな」
「それ遠い昔の話でしょうが!!そういうエルフだって人間嫌いなんだから出ていきなさいよ!」
「な・・・言ったな痴女娘私は青野響君に用があるから来たんだ出ていくならそっちだろう」
また喧嘩が始まりベッドから立ち上がり気づかれぬように歩き部屋を出ようとすると。
「何処に行くのダーリン?」
すぐにばれてしまった。
「君の部屋で喧嘩してすまないと思ってる」
あ、自覚があったんだと思いつつ声には出さず心の中でとどめる響。
「だが、私は君に用があってきたんだ」
「は・・・はぁ」
「だから聞いて欲しい」
「お・・・おう」
深呼吸をして落ち着かせるワーズ、そして覚悟を決め大きな声で言った。
「・・・わ、私のお・・・夫になってくれ!!」
頭を深く、深く下げるワーズ、すると直ぐにエルファが反応する。
「ちょっとぉぉぉぉぉぉぉ何告白してんのよ!私は認めないから」
「う、うるさい・・・い、今エルフ族は急激に人口が減っているんだ」
すると次は土下座もするワーズ。
「頼む子孫繁栄のために私に協力してくれ!」
「何が子孫繁栄よ!そんなの知らないわよねぇダーリン?」
「いや俺に振らないでくれ・・・とりあえず頭をあげてくれ」
ゆっくり頭を上げるワーズ。
「えっとワーズさんだっけ?子孫繁栄とかって理由でさ求婚するのはおかしいからさ、はい喜んでなんて言えない」
「う・・・そ、それもそうだが・・・」
「それにさ好きでもない男と結ばれて嬉しいか?少なくとも俺は幸せじゃないな」
「そうよそうよ、その点私はちゃんとダーリンの事が大〜好きだから❤」
「うん、ちょっと黙っててくれ」
ゆっくり手を差し伸べる響。
「だからさ、まずは自分が好きになった人を見つけてみたらどうだ?」
「・・・あ、ああそうだな、すまない・・・ありがとう青野響君」
「響でいいよワーズさん」
「なら私もワーズでいい」
「な・・・何よこの雰囲気・・・」
「と、とにかくだわかったありがとう響君じゃあ私は失礼するよ」
がしっと腕を掴みエルファを連れていくワーズ。
「え!?ちょっと何すんのよこれからダーリンと愛を育(はぐく)むのに!」
「いいから来い、お前がいると響君が落ち付かないだろうが!」
ギャーギャー叫びながら退室するワーズとエルファ。
「じゃあ失礼するよ響君騒いだりして悪かった今日はゆっくり休んで明日からよろしく頼む」
「ダーリン部屋の鍵はあけといてねーよば」
最後まで言えずに部屋を出て行った二人。
「・・・明日から学校か」
期待と不安、そしてきっと波乱万丈なのだと思いつつ期待に胸が膨らむ響だった。
♪
草木も眠る丑三つ時・・・。
カチャ・・・ゆっくりと響の部屋の扉が開きそしてゆっくりと閉めていくその正体はもちろんダークエルフのエルファだった。
「・・・うふふさすが私のダーリン、ちゃんと部屋の扉開けてくれてたのね」
ゆっくりとベッドに近づきそして月明かりで見る響の顔。
「ああ、ダーリン・・・の顔・・・最高・・・じゃあいただこうかしら・・・」
気づかれないようにズボンに手を掛けようとしたその時。
「何をしてる」
「!!ワーんんん」
名前を叫ぼうとしたエルファを即座に口を塞ぐワーズ。
「バカ静かに・・・響君が起きてしまう・・・静かにするか?」
「コクコク」
頭を上下にうなずくエルファ、するとゆっくり口元の手を離すワーズ。
「ぷは・・・あんた何してんのよ!」
響が起きないように会話をする二人。
「愚問・・・私は響君と一緒に寝るために来ただけだ」
「それって夜這いでしょうが!なんであんたも来てんのよ」
「い、いいじゃないか・・・わ、私だって・・・彼とむ、結びたいんだ!」
「はぁ?・・・ま、まさかあんた・・・ダーリンの事惚れちゃったの?」
ギク!っとするワーズどうやら本当に響の事が好きになったらしい。
「な・・・ダーリンの何処が好きなの?」
「そ、それは・・・そうだな、彼の心かな///」
「・・・」
何頬を赤くしてるんだと思いつつ。
「でもダーリンは私のダーリンなんだから!」
エルファが突然上半身の服を脱ぎだしふくよかな胸が露出する。
「うふふ♪これでダーリンを悩殺するんだから❤」
ズボンをはだけ出し、響の童貞ちんぽがさらけ出す。
「やあん、ダーリンのちんぽまだ童貞なんだぁ❤まずは・・・」
「ま、待て!」
何よっとワーズの姿を見ると、エルファと同じく上半身の服を脱ぎだすとエルファと同じくらいの胸を露出する。
「わ、私だって響君が好きなんだお前なんかに渡さない!」
「ふふふ・・・いいわじゃあダーリンをかけて勝負よ!」
「望むところだ!」
すると、二人はまずはちんぽに手をかける。
「こ・・・これが・・・男のちんぽ」
「あれ〜どうしたのワーズ?もう終わり?」
「く・・・そんなことはない!」
するとワーズはがしっとちんぽを触りしごいていく。
「ちょっと!ダーリンのちんぽは私のよ!」
ワーズの手を無理やりどかせしごいていくエルファ。
「ああ、ダーリンのちんぽ段々大きくなってきてる♪」
「これが・・・と、殿方の一物・・・お、大きい」
少し恥ずかしいがしっかりと響のちんぽを見るワーズ。
「うふふそろそろいいかしら」
エルファは手を離し、胸の谷間にゆっくりと挟んでいくが。
「な、待て私だって」
同じくワーズも自身の胸の谷間へ挟んでいく。
そして二人は響のちんぽを取りあうようにパイズリで競い合う。
「やぁん❤ダーリンのちんぽ熱くて・・・最高」
「ち、乳首が・・・擦れる・・・だがちんぽはとても気持よさそうだ・・・」
「な・・・なんださっきから凄く・・・下半身が・・・!?な、おい何してんだよ二人とも!!」
ようやく快感に気付いたのか目を覚ます響。
「あ、ダーリン起きた?」
「起きた?じゃない何してんだよ?」
「見てわからないのか響君?夜這いだ」
「いや・・・理由になってないから・・・」
双方からの乳圧は想像以上に気持よく油断すると直ぐに射精するので必死に我慢する響。
「と、ところで響君・・・私の胸は・・・その、気持ちいいかい?エルファと比べたら少し劣るかもしれないが・・・」
少し暗い顔をするがパイズリに手は抜かずに続けるワーズ。
「あ、ああワーズの胸・・・き、気持ちいい」
「う、嬉しい・・・」
うっとりする顔をよそに少し怒ったエルファが強く胸を挟んでいく。
「な、ダメよダーリンこんなガミガミうるさいワーズの胸より私のおっぱいの方が気持ちいいんだから!」
ジェラシーを感じたのか谷間に強く挟んでいき響にアピールする。
「ほらほらワーズの胸より私のおっぱいの方が気持ちいいでしょう?それに私だったらダーリンの好きな時に好きな場所で性処理におっぱい使っていいからね❤」
魅力的な事を言われ一気に射精したくなってくる響。
「だ、ダメだぞ響君・・・君の性処理は私に任せてくれ、どうやらもう私は君なしでは生きられなくなったみたいだ」
「あ、ずるいそれ私の台詞!あん、でもちんぽがさっきより熱くなってるぅ❤」
「た、確かにそう・・だな・・・もう出るのか響君?」
両者の胸が一気に快感を強くしていく、それはもう射精してもいいという合図でもあった。
「ああ、や・・やばい・・・もう限界だ」
「あん、頂戴ダーリンの子種!」
「ああ、思う存分に出してくれ!」
ゆっさ、ゆっさと両方の胸でしごいていくとどッぴゅ、どッぴゅっと射精し。
二人の顔面に精液が掛る。
「きゃあ・・・これが精液・・・」
思わず舌で舐め取っていくエルファと。
「こ、これが・・・響君の・・・精液」
うっとり幸せな顔をするワーズ。
「はぁはぁ・・・」
そしてまたやてしまったという若干の後悔する響。
「精液おいしい・・・もうダーリン最高❤」
「ああ、こんな身近な所に婿にするのに文句のないピッタリな殿方だ❤」
「・・・もう、勘弁してくれ」
その後の事は疲れ切ったのかワーズとエルファがいるのにもかかわらず睡魔にやられ寝てしまい。
気づけば朝になり、二人はいなくどうやら自分が寝ている間に自室に戻ったと思い、魔導院学園の制服に着替え朝食を食べた後、学校へ行こうとして寮を出た時寮母長の麻子が。
「昨日は気持ちよかったですか?」
と聞かれ響は適当にごまかし寮を出た。
♪
魔導院学園の職員室へ足を運び担任教師の机のある方へ行くと先客がいた。
「あれえーっとギエル先生は?」
「あ、えーっとなんかタバコ吸いに・・・!?」
先客の顔が変化した、それはまるで生き別れになった兄妹のような。
「ん?俺の顔に何かつてるか?」
するといきなりぽろぽろと先客の目から涙があふれ出していく。
「お、おいどうした!俺なんかした?」
「ち、違う、違うのやっと・・・やっと貴方に会えた!」
その先客の名は乃木奈々と言った。
姿はまるで人間に見える。
しかし彼女には兎の様な耳と身体のいたるところに白い毛並みが付いていた。
彼女は生まれ変わった。
〜ワーラビットに〜
12/04/06 23:24更新 / さわ
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