ビアンカ・コーネル(26)⬅人間基準
魔王軍第52部隊隊長
部下や同僚に先を越され行き遅れていることに
不安を感じている。

ネロ・マリン(18)
魔王軍に征服された国の戦士
幼い見た目をしており
いとも容易く魔王軍に捕えられた



魔王国との戦いで破れた国の未婚の
捕虜たちは武功をあげた者の
戦利品として持ち帰られ、
夫にされる。
此度の戦いで数々の手柄を
あげたビアンカにも与えられた。

ビアンカは見せびらかすように
腕を回して自分の家へと連れて帰った。

｢ふぅ…、やっと着いたわ
あらあら、いつまでも逃げようと
しないでよ…♡♡｣

いつまでも抵抗をやめず
逃げ出そうとするネロ
ビアンカはすぐに縄で拘束して
ベッドへとゆっくり下ろす

｢ごめんなさい。
家に帰りたいんです
お願いします。拘束を解いて｣

今にも泣きそうな声で懇願するネロ
そんなか弱い少年に近づき
耳元で脅すように

｢黙れ、犯すぞ……♡♡｣

と囁くと、ネロは食われる前の
獲物のように体を小さくする。
自分では絶対勝てないと分かって
せめて同情を誘おうと
精一杯媚びた態度をとるが
それは逆効果…
欲情を誘うだけである。

｢じゃあ、さっさと私と結婚しましょ…♡
子供は最低5人だから……♡♡
今からすぐに子作りセックス
しましょうか…♡｣

そんな甘い誘いにも
ネロは俯いたまま
首を横に振る。

｢いやです、家に帰りたい。｣

頑固にそう訴え続けるネロに
痺れを切らしたビアンカは
発情しきった目で睨むと
舌なめずりをする。


ビアンカはネロに目隠しをすると
服を全て破るように剥ぎ
怪しいお香を焚きだした。

｢人の五感ってどれかひとつ
無くなるだけで他の部分が過敏に
なるらしいわ……♡♡
さらに今焚いてるお香には
感度を上げる効果があるらしいの…♡
だから……♡♡今囁いたら
どうなるかわかる？…♡♡｣

｢んくぅ……♡はぁはぁ…♡♡｣

まだ耳責めが始まってすぐなのに
もう果てそうになっている
脳髄を直接刺激され
とろとろになった体は自立出来ない
ビアンカは体を無理やり起こして
耳責めを続ける。

｢ふぅ〜…♡♡ふぅ〜…♡♡って
お耳さんをいじめられるの好き？
すっごいビクンビクンってしてるけど…♡♡
やっぱり君ってマゾ…♡なの？…♡｣

｢ち、ちがい…♡♡ます……♡｣

違うと首を振っているが
感じすぎて、顔はとろとろで
呂律も回っておらず
説得力が全くない。

｢違うっていいながら感じてるわよ…♡
隠さなくてもいいじゃない……♡♡｣

｢私知ってるわよ……♡
君が仲間に置いてけぼりにされて
撤退し遅れて、気づいたら周りには
魔物娘のお姉さんがい〜っぱいいて…♡♡｣

｢泣きながら、土下座して
助けてくださ〜いって頼んでたの…♡｣

｢な、なぜそれを…｣

｢私も見ちゃったのよ…♡
雄のプライド捨てた必死の命乞い
あれ見た瞬間に
キュンキュン子宮が疼いちゃって…♡
お婿さんにしようって決定したわ……♡♡
そんなに家に帰りたいなら
またやってみせてよ……♡♡
得意でしょ？マゾオス土下座……♡｣

ネロは一縷の望みをかけて
今にも泣きそうな声で
必死に土下座して
ビアンカに媚びる
頭を地につける無様な完全敗北宣言

｢家に帰りたいです、解放してください…♡｣

｢無理に決まってるでしょ…♡♡
騙されるなんてバカね…♡｣

そう簡単に解放してくれるはずがなかった
意地悪そうにおねだりを拒否すると
また耳責めを始める。

｢君みたいなマゾ野郎が
自由に人生遅れるわけないでしょ…♡
私みたいな変態デーモンに見つかって
毎日お婿さんレイプされて
子宝いっぱいの幸せ家庭作らされて
一生を送るの……♡♡
人間の女の子との恋愛もできず
変態淫魔と強制ラブラブ結婚生活…♡｣

ビアンカは絶対に
家に帰すつもりなどない。
ただ自分のサド欲を満たすためだけに
捕虜に対して土下座を要求したのだ
頭の中にあるのは結婚生活のことと
エッチなことだけである。

1時間ほどたった頃
ようやく耳責めが終わった
油断していた瞬間にまた
耳元で囁かれる。

｢じゃあ、次はディープキスね…♡｣

軍隊にいた時に教えられたことがある
デーモンのキスを受けたものは
決して生きては帰れないと
必ず性奴隷にされて一生を終えると
理性が危険を察知し
縄を解こうとするが
耳責めですっかり弱り切った
ネロが抵抗できる訳もなく
すぐに捉えられ、顔を掴まれる

｢じゃあ、ゲームしましょうか…♡｣

｢ゲーム？……♡♡｣

｢キスしてる間、舌が当たったら
感度を倍にしてあげる
2倍、4倍、8倍、16倍って
どんどんあげていくっていうゲーム｣

｢まあ、あなたには拒否権ないけどね…♡
目隠しとお香と感度上げの魔法…♡
あと射精禁止の淫紋も入れておいたわ…♡♡
イキ狂うほどの快感を我慢させられたら…
どうなるかわかるよね…♡
じゃあ、スタート…♡｣

なんの許可もなく始められた
ヤバいゲーム
必死で逃げるネロの舌を
遊ぶように追い立てるビアンカの舌

｢むちゅ…♡んふ…♡♡
くちゅ…♡♡んれろぉ…♡♡｣

だんだんと動きが鈍くなってきた
ネロの舌をビアンカの舌が追い詰める
ゆっくり、ねっちょりと陰湿に
捕食者が獲物を追い詰めるように
じりじりと近づき…
どっちが上位なのかを教え込むように
グリグリと一気に舌を蹂躙する 。


｢ぶちゅ…♡んちゅくちゅ…♡♡
んんんむちゅ…ちゅ…♡♡｣

一瞬で3回ほど当てられて
感度が8倍になる…
常人ならすでに6回は射精しても
おかしくないが
射精禁止の淫紋のせいで
無様に我慢汁を垂らすだけである

｢ふふふっ…♡♡体ビクンビクンしてるわ…♡
おちんちんも先っちょから
我慢汁流して、お射精おねだり…♡｣

｢おちんちんくんも可哀想だね…♡
こんなマゾで意地っ張りのご主人の
せいで、お射精ダメってされて…♡｣

淫語を囁かれながらの
お預けディープキスが1時間ほど続い
た頃
ビアンカが急にキスをやめて
また耳元で囁く

｢あと、5秒以内に立位で
ヘコヘコって腰振り始めてくれたら
目隠しも射精禁止もやめてあげるわ…♡
どうする…♡｣

雄のプライドを打ち砕く
悪魔のカウントダウンが始まる

｢ご〜…♡｣
｢(耳をかすな！耳をかすな…♡)｣

｢よ〜ん…♡｣
｢(あいつもいつか諦める、今は我慢だ)｣

｢さ〜ん…♡｣
｢(絶対…絶対にしない…！)｣

｢にぃ〜…♡｣
｢んくふぅ…♡♡、ふぅ…♡｣

｢い〜ちぃ…♡｣
｢(ダメだ…♡ダメだ…♡)｣

｢ぜ〜ろっ…♡おっ…♡｣
｢(止まれぇ…♡止まれぇ…♡)｣

理性の言うことを聞けず
思い切り腰をヘコヘコ振ってしまう
メスに向かって、射精を懇願する
媚びた腰振り

｢ヘコっ…♡、ヘコっ…♡
ヘコっ、ヘコっ、ヘコっ…♡｣

｢ふふふっ…♡♡うわぁやっちゃったわね
ヘコヘコ腰振ちゃって…♡
雄の誇りも普通の暮らしも根こそぎ
かなぐり捨てた腰振り…♡♡｣

｢オナニーしてばかりで女性経験0の
敗戦国童貞の腰振りおねだり…♡
最高に可愛いわよ…♡♡｣

ビアンカにバカにされても
ヘコヘコと腰振りを続けている
自分の不甲斐なさに泣いてしまう

｢泣いてるの？…♡♡
あーん、泣かないで…♡
腰振りできてえらいわよ…♡
おちんちん気持ちいいのが
1番ですもの…♡｣

｢はい、いっちに…♡いっちに…♡
頑張れっ、頑張れっ…♡♡
目の前の雌めがけて
雄様のつよーい
カウパー汁飛ばしながら
妊娠させるぞって脅すみたいに
おちんちんヘコヘコしまちょうね…♡♡｣

腰を振る度｢ぴっ、ぴっ｣っと
カウパー液が飛び散るのがわかる
傍から見ればさぞ滑稽なのだろう
そう思いながらも懇願腰振りを
辞めることが出来ない
必死で目の前の雌に媚びることしか
頭にはないのだ…

それを鑑賞するように
うっとりと見ているビアンカは
満足そうに口角をあげている。

■作者メッセージ
初連載小説！
続きはしばしお待ちください…

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