放送第一回目
3・・2・・1・・キュー
ミレーヌ
「ミレーヌと」
フレイヤ
「フレイヤの」
ミレーヌ&フレイヤ
「ミレフレのラジオ ラジオでバトル講座!!!」
ミレーヌ
「というわけで記念すべき第一回目の放送じゃ!」
フレイヤ
「今回からはしっかりゲストも招いてラジオらしいラジオを繰り広げて行きたいと思います」
ミレーヌ
「まあゲストを呼ぶ前にまずはOPを流すのが先じゃろう」
フレイヤ
「そうですね。ええと、今回はこの曲です」
OPテーマ
『劇場版機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より『メインタイトル』
ミレーヌ
「なんと!?今回は宿利社長自ら推薦されたBGMの紹介じゃ!」
フレイヤ
「作者は聞いたことが無いのでさっそく調べて聞いたみたいです」
ミレーヌ
「現在も聞きながら執筆中のようじゃな、なんでも社長いわくシリアスバトルを書く時はこのBGMを愛用しているようじゃ」
フレイヤ
「聞いてみた感じからしますとまるで戦場を連想させられますね」
ミレーヌ
「そうじゃな、最初は両陣営ともににらみ合いをして膠着状態になっていて、何かがきっかけとなって一気に戦いの火蓋がきって落とされたような感じがするのぉ」
フレイヤ
「作者はLost in BLUE(第一部)の『第四十二話・唯、己が内に従いて』を思い出したそうです・・・ってこれもう一人の私のお話じゃないですか!!!」
ミレーヌ
「おおそういえば、お主の初登場はこの作品じゃったな。ワシも読ませてもらったが思わず手に汗握るほどにドキドキが止まらなかったのじゃ」
フレイヤ
「う〜、なんだか自分のことじゃないのに少し恥ずかしいです・・・」
ミレーヌ
「さてそろそろグダグダになってきそうじゃから次のコーナーにいくのじゃ」
ゲスト紹介&フリートークのコーナー
ミレーヌ
「というわけでさっそくゲストにきていただくのじゃ!」
フレイヤ
「それでは記念すべき最初のゲスト様です。どうぞ!お入りください!」
???
「失礼します。今日はよろしくお願いしますね♪うふふ・・・」
ミレーヌ
「うむ、よろしくなのじゃ!」
フレイヤ
「よろしくお願いします。それとすみませんが自己紹介もお願いできますか?」
ロズ
「ええ、いいですよ♪皆様知っている人はこんばんわ♪知らない人は初めまして♪緑野 ロズと言います。よろしくお願いしますね♪」
ミレーヌ
「なんと!?初回からかなりの大物がゲストとして来てくださったのじゃ!」
フレイヤ
「緑野 ロズさんはjackry様作の【『私達』の牧場】に出演されているワーシープさんです」
ロズ
「あらあら、そんな大物だなんて褒めても大したことは出来ませんよ♪」
ミレーヌ
「いやいや、そんなご謙遜なさるな。噂ではワーシープという種族なのにも関わらず。魔物の戦闘能力では最上位に君臨するドラゴンと互角に渡り合えるのじゃ。十分大物じゃろう」
フレイヤ
「えっ!?その話本当ですか!?」
ロズ
「・・・・・・どこで知ったか知りませんが、その事はすぐに忘れた方が身のためですよ(黒笑)うふふ・・・」
ミレーヌ&フレイヤ
(えっ!?何この悪寒、まさか目の前のたった一人のワーシープから発せられているというのか!?)
ロズ
「なるべく早めに忘れてくださいね♪出来ればスタジオを汚したくはないですから、うふふ・・・」
ミレーヌ&フレイヤ
「ハイ!今忘れました!」(コエー!!!ガクガクブルブル!!!)
ロズ
「そう良かったわ♪」
ミレーヌ
「こほん、気を取り直してじゃ、フリートークなんじゃがここはやはりゲストの話題を使うべきじゃと思うんじゃが」
フレイヤ
「そうですね。ロズさんはバトルはできるんですか?一応ここはバトル専門ラジオを気取ってるので、聞いておきたいんですけど」
ロズ
「ええできますわ。私は主に合気道を使って闘うので主に相手の出方を待って攻めるタイプですね♪」
フレイヤ
「なるほど」
ミレーヌ
「そんな当たり前な質問はよすのじゃ!ここは一つ色恋沙汰の一つや二つを聞くのが王道なのじゃ!」
フレイヤ
「いつ、そんな王道が出来たんですか」
ロズ
「色恋沙汰ですか?うふふ♪やっぱりヒロシさんが一番私は好きですよ♪」
フレイヤ
「いや、そんな律儀に答えなくても」
ミレーヌ
「ふむふむ、それでそのヒロシとやらはいったいどんな奴なのじゃ?」
フレイヤ
「しかもまだつづけるんですか?」
ロズ
「一言で言えば私達の主って所かしら♪」
ミレーヌ&フレイヤ
「私達の主?」
ロズ
「そう私達のことを飼っていただいているお方で毎日可愛がってくれるんです♪」
ミレーヌ
「私達の主ってことは何人も愛人がおるという事かのぉ?」
フレイヤ
「しかも飼っているということは家畜同然の扱いってことですよね?」
ミレーヌ
「可愛がるということは(ピー)や(ズギューン)なんかもされておるということかのぉ?」
ミレーヌ&フレイヤ
「ってことは・・・」
ロズ
「どうしたんですかお2人とも?先ほどからずっとひそひそ話されて?」
フレイヤ
「可哀想にあまりの辛さにそんな鬼畜な行為を愛情表現と勘違いするなんて」
ミレーヌ
「いい医者ならワシが紹介してやるから収録が終わったら是非とも会ってみると良いのじゃ」
ロズ
「え?どうしたんですか?急に???」
フレイヤ
「いいんですよ細かいことは気にしなくても、それとそのヒロシってk・・・」
ロズ
「(ブチ!)あぁん!?何ヒロシさんを呼び捨てにしてるんだ!!!」
2人
「えっ!?」
ロズ
「訂正しないとぶっ殺すぞ!!!」
2人
「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!・・・・・・」
ロズ
「・・・まったく、ここがラジオスタジオであったことに感謝してくださいね」
ミレーヌ&フレイヤ
(スタジオじゃなかったらどうなってたんだ!?)
ロズ
「それよりも、このフリートークはどれくらい話せばいいんでしょうか?」
フレイヤ
「そ、そうですね。そろそろ別のコーナーに移るタイミングですし(ガクブル)」
ミレーヌ
「フ、フリートークはこの辺にして、次のお便りコーナーにゆくのじゃ!(ガクブル)」
お便りのコーナー
ミレーヌ
「というわけで前回のテスト放送では行わなかったお便りコーナーじゃが・・・」
フレイヤ
「残念なことに1通しか届いていません」
ロズ
「・・・まあ、まだ始めたばかりですから、1通来ただけでも良しとしましょうよ。ね♪ね♪ね♪」
ミレーヌ
「そうじゃな。これがこのラジオの記念すべき最初のお便りじゃ。気合を入れて読み上げねばならんな!」
フレイヤ
「責任重大ですね!」
ミレーヌ
「では読み上げるのじゃ!」
『とりあえず、フレイヤ物語についてなんか語って』(byチェチェ)
ロズ
「・・・えっと、その・・・どんまい?」
ミレーヌ&フレイヤ
「作者のお情け便りかよ!!!」
ロズ
「と、とりあえずはお情けとはいえお便りですから、何か語ってあげてはどうですか?」
ミレーヌ
「・・・そうじゃな、とりあえず喋らんことには進まんしのぉ。というわけでフレイヤ後は頼むのじゃ」
フレイヤ
「えっ!?私に丸投げですか!せめて合いの手くらい入れてくださいよ」
ミレーヌ
「ワシに百合の趣味は無いのじゃ!」
フレイヤ
「いやいや!誰も愛の手とは言ってないですよ!合いの手ですよ!合いの手!」
ミレーヌ
「ふん!わかっておるわ!少々ムカついたからおちょくっただけじゃ!」
フレイヤ
「・・・・・・ミレーヌさん。お尻を出して歯を食いしばってください」
ミレーヌ
「えっ、ちょ、ちょっと待つのじゃ・・・ワシはそっちの趣味も、あっ、や、やめちょ、あああああ・・・・・・」
ロズ
「ええと、どうしよう。ん?『仕方が無いから、ロズさんが語ってください』って・・・私じゃ制作の裏側とかは説明できませんよ?」
サッ
ロズ
「『俺がカンペを出すのでその通りにお願いします』・・・まあ、あの2人があれじゃ仕方ないですね」
フレイヤ
『ほら!どうしたんですか!さっきまでの威勢の良さは!』
パン! パン! パン!・・・・・・
ミレーヌ
『や、やめ、ひぃん!こ、これいじょ、わぁん!たたかな、いん!お、おかしくなっちゃ、んん!』
ロズ
「触らぬ神に祟り無しって言いますし、とりあえずフレイヤ物語について語りますね。ええと、まずこの作品を書く切欠となったのが、皆様ご存知の宿利京祐様作のLost in BLUE(第一部)にここの作者さんがキャラを投稿したのが切欠となりました」
サッ
ロズ
「作者さんいわくあの時の感動と興奮があったからこそ小説を書きたいという気持ちが湧いたそうです。そして記念すべき初投稿の作品が【フレイヤ物語】なんだそうです。当時は自宅にパソコンが無くて投稿するときはインターネットカフェに執筆しに通ったそうです。なので当時最速で2〜3時間ほどで作品を書き上げたこともあるそうです。理由は一番安くて3時間千円だったからだそうです。・・・なんかこの喋り方めんどくさいですね」
サッ
ロズ
「フレイヤ物語はフレイヤを主人公に様々な世界を冒険するという目的を元に制作をしていたのですが、何故かなかなか思うように前に進まず、一つ所に止まって物語が進んでしまって、挙句の果てには脳内が物語の設定を把握しきれずこれ以上はおかしくなると半ば強引に凍結させてしまった作品で作者が悔やみに悔やみまくった作品でもあるようです」
サッ
ロズ
「ですが、あくまで一時凍結なのでいずれは設定をしっかり練り直してから再出発、いわゆるリメイクを考えている予定なのだそうです。そのためにもいろんな作品を書いて文章能力をもっと幅広く扱えるようにするのが今の作者の目標でもあるようです。
・・・へ〜作品の裏側事情はこうだったんですか、でも結構人気があったようにも見えますがそれでも悔やんだんですか?」
サッ
ロズ
「感想がもらえる度にすっごく嬉しくってその度に頑張って設定を考えてはいたが、それでもまだまだ駆け出しの作者は結構行き当たりばったりに書いていたから大まかなゴールすら用意していなかったからどう繋げていけばいいかわからなくなり断念した。これが一番悔やんだ原因の一つでもある。せっかく読者が応援してくれているのに作者はその期待を裏切ったとひどく後悔したんだそうです。
・・・たしかに連載物のゴールはあらかじめ設定しておかないと本当に収集がつかなくなって酷いことになりますからね。こうして聞くと改めて連載物の難しさが伝わってきますね。作家の皆様もこのような後悔をしないためにもまずはどんな形でもいいから作品を完成させようという気持ちを持っていただきたいですね」
フレイヤ
「すいません!なんか気がついたら、ミレーヌさんのお尻を(イヤーン♪)してて、あの放送事故になってませんか?」
ミレーヌ
「はぁはぁはぁ・・・・・・これは、意外とアリかもしれんのじゃ♪」
ロズ
「あの、お2人の代わりに私が語ったので、作者さんが次に行けって」
フレイヤ
「ごめんなさい」
ミレーヌ
「はあーこの快感をもっと得るにはどうすれば・・・(ぶつぶつ)」
バトル講座のコーナー
フレイヤ
「それでは今回の講座についてですが、今回は読者様より質問をあずかっているのでその質問に答えていきたいと思います」
ミレーヌ
「フレイヤであの快感じゃから、デルフィニアならその数倍、いやしかし、下手をすればワシの尻が危ういことになるし、どうしたもんじゃろうか・・・」
フレイヤ
「・・・まだ、そのことを考えていたんですか。ほらいい加減に仕事をしてくださいよ!(バシッ)」
ミレーヌ
「痛っ!?はっ!?ワシはいったい今まで何を?何か間違った方向に向かっていたような?」
フレイヤ
「ほらミレーヌさんのコーナーですよしっかり講座解説してください!」
ミレーヌ
「う、うむ。そうじゃな。ええとなんじゃったけ?」
フレイヤ
「今回は読者の質問を講座で説明するんですよ」
ミレーヌ
「おお、そうじゃったな。それならば今回は2つほど質問が来ておるからどちらかを教えようかのぉ・・・・・・よし、こちらの質問にお答えするのじゃ」
『バトル講座で扱って欲しい質問があります!
立ち回りの詳細はどの辺まで書いたらいいですか?とか、戦闘の流れを切らない上手い心理描写とか、
台詞を入れるタイミングとか、その他もろもろ・・・。』
(byおいちゃん様)
ミレーヌ
「これまた偉く注文が多い質問じゃのぉ〜」
ロズ
「私には何がなんだかさっぱりです」
フレイヤ
「私は本をたくさん読んでるので大体言いたいことはわかります」
ミレーヌ
「まあ、とりあえず一つ一つ教えるとするかのぉ。まずは立ち回りについてじゃな」
ロズ
「これはいったい何を指しているのですか?」
ミレーヌ
「これはバトル小説の基本とも言えるものでな、要するに戦っているときの状況、動きのことじゃな」
ロズ
「戦っているときの動きですか?」
フレイヤ
「例えば剣で攻撃をするとしますね。その時にただ『剣で相手を斬った』だけで終わらせると、いったいどういう風に相手を斬ったのかわからないですよね。そういった疑問を残さないために戦っている時の動きを書くことを立ち回りっていうんですよ」
ロズ
「なるほど」
ミレーヌ
「・・・こほん、次は心理描写じゃな」
ロズ
「これって、要するにキャラクターの考えていることつまり心を書くって事ですよね?」
ミレーヌ
「うむ。まさしくそのとおりじゃな、心理描写はバトル小説だけでなくどんな小説でも当てはまることじゃから小説家なら是非とも乗り越えねばならん壁の一つじゃな」
フレイヤ
「バトルでも心理描写は盛り上げるためには欠かせないモノの一つでもありますからね」
ミレーヌ
「例えばそうじゃな・・・・・・戦っている最中にどうしてもキャラクターの台詞が欲しいが台詞を喋らせる暇が無いと思う場面が一つや二つは出来ると思うんじゃが、そういうときに心理描写を入れるとうまくまとまる時があるのじゃ。いくらバトルじゃからって立ち回りだけで無言で戦っていてはあまりにも面白みに欠けるからのぉ。それを解消するために心理描写は必要なのじゃ」
フレイヤ
「書くと盛り上がりを見せられる場面は『苦戦している時』『秘策を思いついた時』『重大な覚悟を決めた時』など、何か別の場面転換や戦いの方向を変えるときに用いると効果的だと思います」
ロズ
「へ〜すごく詳しいんですね。フレイヤさんって」
ミレーヌ
「・・・・・・ええと次は、台詞を入れるタイミングじゃな?」
ロズ
「これって、そんなに難しいんですか?」
ミレーヌ
「うむ!とっても難しいのじゃ」
フレイヤ
「台詞を入れるタイミングを間違えると戦闘事態がグダグダになってしまうからけっこう重要なことですね。例えば・・・」
ミレーヌ
「例えば『はああああ!!!!!』などと言った。攻撃する時に使う気合を台詞として入れる場合に間違っても攻撃が終わってから言うものはおらんじゃろう?まあ、これは凄く大雑把な例じゃが。後は台詞を入れたときに違和感がないかどうかを毎回確認するべきじゃろう」
ロズ
「それでは、戦闘に関する事意外の台詞を入れたい場合はどうするんですか?」
フレイヤ
「その場合は2つのタイプがあります。1つは戦闘中に入れるタイプ、そしてもう一つは戦闘が始まる前か終わった後に入れるタイプですね」
ミレーヌ
「例えば戦闘以外の台詞じゃから『好きな奴』をテーマにしてみるとしようかのぉ」
ロズ
「なぜ戦闘シーンにそんな言葉が・・・」
ミレーヌ
「いやいや、意外とありえる言葉の一つじゃぞ」
フレイヤ
「例えば戦闘前に『お前好きな奴いるか?』と言えば、戦いの状況にもよりますが、『いる』と答えれば、『そうか、ならお前を殺した後に同じところに送ってやる』という台詞を書けるし、『いない』となれば『ならば心おきなく貴様を倒せる!』という台詞を書けるわけです。戦闘後は相手が生きてるかどうかで台詞が変わっていくので戦闘前と同じノリで書くと失敗するので注意が必要です」
ミレーヌ
「戦闘中ならば、『たしか、貴様には好きな奴がいたな』『それがなんだ!』『貴様の好きな奴が私の手中にあると言ったらどうなるかな?』『なっ!?』『もらった!!!』というふうに相手の心の隙を突くための台詞というのもあるのじゃ」
フレイヤ
「戦闘中の台詞で戦いにはあまり関係なさそうなこともこんな風に相手の心を揺さぶったりすることもできるので、まったくの無関係ということでもない限りバリエーションはたくさんありますから、そのバトルにあった台詞を考えてみてください」
ロズ
「勉強になりますね〜♪」
ミレーヌ
「さて、大体の質問の受け答えはできたと思うのじゃが、やはり説明だけでは少々理解できないこともあるじゃろう」
フレイヤ
「その問題を解決するために次のコーナーに移るために、ここでスタジオから一旦SM072地下闘技場に場所を移したいと思います」
ゲストVSパーソナリティーのコーナー
ミレーヌ
「というわけで闘技場にやってきたのじゃ!」
フレイヤ
「今回のバトルは私とロズさんで戦っていきたいと思います」
ロズ
「私、最初にも言いましたが合気道を使って戦うんですけど、フレイヤさんは剣で戦うんですか?」
ミレーヌ
「うんにゃ!フレイヤにはハンデとしてゲストの土俵で戦ってもらう縛りプレイを用意してるのじゃ!」
フレイヤ
「えっ!?初耳ですよそれ!」
ミレーヌ
「そりゃ、そうじゃろう。今決めたのじゃから」
フレイヤ
「なっ!そんな勝手がまかり通ると・・・」
ミレーヌ
「あやつは『面白いから許可する!』とボードを掲げておるぞ」
フレイヤ
「もういやだ・・・自由奔放すぎる」
ロズ
「その・・・頑張りましょ。ね♪」
フレイヤ
「はい」
ミレーヌ
「ということじゃから今回は素手での戦闘をやってもらうのじゃ!そして、今回の講座でのことを踏まえてバトルをしてもらうのじゃ」
ロズ
「ということは、立ち回りと心理描写と台詞を意識するんですね」
ミレーヌ
「うむ、その通りじゃ。今回は設定などは気にせずに組み手を行うつもりでやってはもらうが、立ち回り編と心理描写編と台詞編の3パートに構成して行うからのぉその辺よろしく頼むのじゃ!」
ロズ&フレイヤ
「はい!」
ミレーヌ
「それではバトル開始じゃ!」
注意
ここからは戦闘講座なので台詞前の名前は削除します。
なお、バトル視点は立ち回り編で作者、心理描写と台詞編はゲストのロズさんで見ていきたいと思います。
立ち回り編
フレイヤとロズは開始の合図を聞くとお互いに構えを取り始めた。
フレイヤは左半身で左手をピンと真っ直ぐにに伸ばし顔の前に出し、右手は拳を作り、腰の部分の相手からは見えない位置に構える。
ロズも左半身になり、左手を若干リラックスした形で前に伸ばし、右手は腰部分でいつでも相手を捕まえられる形にして構えを取る。
2人の構えは左半身であるという所までは同じだったがそれぞれの手の形や構える位置が違った。
フレイヤは攻撃を仕掛けるための構えで、ロズは攻撃を待ち構える構えになっていた。
明らかに受けの構えであるロズに対してフレイヤは警戒していたが、動かなければ勝負にならないと見て、一呼吸を取った後にじわじわと前に歩き始める。
ロズは微動だにせず、目だけはフレイヤの動き見逃すまいと伺っていた。
徐々に距離がつまり、後もう少しで攻撃が届く距離になった所で、フレイヤが目を見開いて、思い切り地面を蹴りそのわずかの距離をあっという間に縮める。
懐に飛び込むと同時にフレイヤが左手をロズの首目掛けて突きを繰り出していたがロズの首に突きが当たることは無かった。
わずかに首を掠めただけで突きは虚しく空を切っていたのだ。
しかし、フレイヤ気にすることなく右拳をロズの腹部目掛けて繰り出していた。
あとわずかでボディブローが炸裂する所でロズが動いた。
左足の向きを右に向けて、右足を後ろから回転させるように動かし一気にフレイヤの真横に移動してボディブローを一気にかわし、さらに避ける途中で右手でフレイヤの右手を掴み、左手で肘の関節部分を押し関節を極めようとする。
瞬間的にまずいと感じたフレイヤは前に飛び出そうとしたが足が何かに引っかかりそのまま前にこけてしまった。
実はこの時足を引っ掛けるためにロズは左足をフレイヤの前に出していたのだ。フレイヤは腕に意識がいっていたために足元が見えておらずそのまま引っかかってしまったのだ。
フレイヤが前のめりになった瞬間、すばやく後ろに回りこみ腕を後ろに押さえ込みさらに強力な関節技を極めるロズの顔は妖艶に笑っていた。
心理描写と台詞編
ふふふ、案外簡単に捕まりましたわ♪
フレイヤさんのこの関節技に耐える顔、なんて良い表情してるのかしら♪
そんな顔をされるともっと強くして、良い声で鳴かせてみたくなるじゃないですか♪
「フレイヤさん、降参するのなら早めに言ったほうがよろしいですよ」
「くっ!わ、わたしは、うっ!・・・まだ、負けてない!」
あらあら、せっかくの忠告を否定するなんてしょうがない人ですね。
では、降参したくなるようにしてみましょうか♪
「では、これから徐々に力を強めていきますので頑張って耐えてくださいね♪」
ふふふ、今まで私の関節技を食らって鳴かなかった人はいないんですよ♪
どこまで耐えられるのかしらね、フレイヤさん♪
「ほーら、聞こえますか?あなたの腕の関節がもうこれ以上は無理だって、鳴いている悲鳴が、このままだと腕の関節が外れてとても痛いですよ」
「う、うぐ!ぐっ!・・・ぐ、あ、あああああ!」
「あらやっと良い声が聞こえましたわ♪私の関節技をここまで耐えたのですから降参しても恥じゃないですよ、だから早く降参したほうg」
「ま、まだ!私は!・・・ぐっ!・・・戦える!!!この程度の痛み!うおおおおお!」
あら、痛いのを我慢して無理やり解こうとしてるのね。
・・・気に入らないわ。
バキッ!
「うあああああああああ!!!」
「あら、ごめんなさい。ちょっと力加減を間違っちゃったみたい。もうこっちで関節は極められないし・・・しょうがないわねもう片方の手で関節を極めてあげるわね♪」
「や、やめろ。も、もうこ、降参するから・・・」
「あら、降参するんですか?もう、もっと早く言わないと駄目ですよ♪」
もう、これからが良い所だったのに・・・あっ、いけないわ。
これって一応ラジオの収録なのよね、ちょっと残酷なことしちゃったかしら?
まあ、きっと大丈夫よね。ちょっと関節を外しただけだし。
それにしてもとても良い声だったわね、ふふふ♪
ミレーヌ
「フレイヤ!大丈夫か!救護班すぐに来るのじゃ!」
フレイヤ
「だ、大丈夫ですよ。ちょっと腕が外れただけですから。うっ!」
ミレーヌ
「何をやせ我慢しておるんじゃ!馬鹿者!ほれ!さっさと医務室に連れてってもらうのじゃ」
フレイヤ
「はい」
ミレーヌ
「まったく、世話のかかる奴じゃ。それにしても、ロズはとても強いのじゃな。あのフレイヤが簡単に関節を極められるとは思っても見なかったのじゃ」
ロズ
「まあ、フレイヤさんは普段剣を使って戦う人ですし、それにフレイヤさんはあまり素手での戦いをしたことが無いようでけっこう隙だらけでしたから、この結果も当然ではないでしょうか」
ミレーヌ
「それもそうじゃな。・・・これがラジオの収録でなければワシも一戦闘いを所望していたところじゃが、まあ今日のところはやめておくかのぉ」
ロズ
「あら、それは残念ですわ♪」
ミレーヌ
「さて、それでは一旦スタジオに戻るとするかのぉ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ミレーヌ
「というわけでスタジオに戻ってきたのじゃ!」
ロズ
「フレイヤさんはまだ戻ってきてないようですが?」
ミレーヌ
「あやつは一応、腕の関節は元にはめ直したらしいんじゃが負けたショックで放心状態のようじゃ」
ロズ
「それなら、あとでお土産に持ってきた。この【ネコマタの肉球(シュークリーム)】(from『計画が・・・』byjackry様)を持ってお見舞いに行きましょうか♪」
ミレーヌ
「おお!これはなんともうまそうなシュークリームじゃな!後でワシにも寄こすのじゃ!」
ロズ
「大丈夫ですよ♪ちゃんとミレーヌさんの分もありますからね♪」
ミレーヌ
「やったーなのじゃ♪・・・こほん。さてそろそろラジオも終盤じゃから、きっちりと閉めねばな、最後にEDを流して、スポンサーの紹介をしてお別れなのじゃ」
ED
【星のカービィ64】から【ボス戦】
ミレーヌ
「聞いたことがある人はわかると思うのじゃが、カービィーシリーズのボス戦はなかなかどうして白熱することが多いのじゃ」
ロズ
「そうですね。あんなに可愛いキャラなのに可愛い系のBGMではなくいかにも難敵と戦うぞという感じのBGMが流れるんですよね」
ミレーヌ
「今回流しているBGMは作者が気に入っているBGMの一つでノリノリの気分で戦いたいって時には良く聞くそうなのじゃ」
ロズ
「たしかにスピード感があって良いですよね♪」
ミレーヌ
「さてBGMの次はスポンサーの紹介じゃ」
スポンサー紹介
この番組は
本に囲まれて知識浴などいかが?『ロンドネル大図書館』(from【英雄の羽】よりbyバーソロミュ様)
片田舎でのんびりゴルフとお風呂を。御利益のある稲荷神社がホテル内にあります。
実際に稲荷がいるのは内緒だよ『福来ホテル かみおりの宿』(from『満月の夜の約束』by沈黙の天使)
真に環境にいいものを目指して『Re nature』(from『満月の夜の約束』by沈黙の天使)
のスポンサーの提供でお送りいたしております。
ミレーヌ
「以上が今回のスポンサー紹介じゃ!ちなみにスポンサー紹介もゲスト同様抽選で決めるのじゃ!前回のテスト放送でゲストはあみだくじで決めるなぞ言っておったが、それはメンドイから抽選王というフリーソフトを使っておるのじゃ。これなら作者が不正を働く余地もないしくじを作る面倒も省けることからこっちで今度からは抽選されるのじゃ!」
ロズ
「良い子はもう寝ている時間です♪このラジオを聞いている人はそろそろ寝て明日に備えましょうね♪」
ミレーヌ
「また次の放送もどうか聞いて欲しいのじゃ!」
ロズ
「それでは、みなさん」
ロズ&ミレーヌ
「おやすみなさいね♪(なのじゃ!)」
ミレーヌ
「ミレーヌと」
フレイヤ
「フレイヤの」
ミレーヌ&フレイヤ
「ミレフレのラジオ ラジオでバトル講座!!!」
ミレーヌ
「というわけで記念すべき第一回目の放送じゃ!」
フレイヤ
「今回からはしっかりゲストも招いてラジオらしいラジオを繰り広げて行きたいと思います」
ミレーヌ
「まあゲストを呼ぶ前にまずはOPを流すのが先じゃろう」
フレイヤ
「そうですね。ええと、今回はこの曲です」
OPテーマ
『劇場版機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より『メインタイトル』
ミレーヌ
「なんと!?今回は宿利社長自ら推薦されたBGMの紹介じゃ!」
フレイヤ
「作者は聞いたことが無いのでさっそく調べて聞いたみたいです」
ミレーヌ
「現在も聞きながら執筆中のようじゃな、なんでも社長いわくシリアスバトルを書く時はこのBGMを愛用しているようじゃ」
フレイヤ
「聞いてみた感じからしますとまるで戦場を連想させられますね」
ミレーヌ
「そうじゃな、最初は両陣営ともににらみ合いをして膠着状態になっていて、何かがきっかけとなって一気に戦いの火蓋がきって落とされたような感じがするのぉ」
フレイヤ
「作者はLost in BLUE(第一部)の『第四十二話・唯、己が内に従いて』を思い出したそうです・・・ってこれもう一人の私のお話じゃないですか!!!」
ミレーヌ
「おおそういえば、お主の初登場はこの作品じゃったな。ワシも読ませてもらったが思わず手に汗握るほどにドキドキが止まらなかったのじゃ」
フレイヤ
「う〜、なんだか自分のことじゃないのに少し恥ずかしいです・・・」
ミレーヌ
「さてそろそろグダグダになってきそうじゃから次のコーナーにいくのじゃ」
ゲスト紹介&フリートークのコーナー
ミレーヌ
「というわけでさっそくゲストにきていただくのじゃ!」
フレイヤ
「それでは記念すべき最初のゲスト様です。どうぞ!お入りください!」
???
「失礼します。今日はよろしくお願いしますね♪うふふ・・・」
ミレーヌ
「うむ、よろしくなのじゃ!」
フレイヤ
「よろしくお願いします。それとすみませんが自己紹介もお願いできますか?」
ロズ
「ええ、いいですよ♪皆様知っている人はこんばんわ♪知らない人は初めまして♪緑野 ロズと言います。よろしくお願いしますね♪」
ミレーヌ
「なんと!?初回からかなりの大物がゲストとして来てくださったのじゃ!」
フレイヤ
「緑野 ロズさんはjackry様作の【『私達』の牧場】に出演されているワーシープさんです」
ロズ
「あらあら、そんな大物だなんて褒めても大したことは出来ませんよ♪」
ミレーヌ
「いやいや、そんなご謙遜なさるな。噂ではワーシープという種族なのにも関わらず。魔物の戦闘能力では最上位に君臨するドラゴンと互角に渡り合えるのじゃ。十分大物じゃろう」
フレイヤ
「えっ!?その話本当ですか!?」
ロズ
「・・・・・・どこで知ったか知りませんが、その事はすぐに忘れた方が身のためですよ(黒笑)うふふ・・・」
ミレーヌ&フレイヤ
(えっ!?何この悪寒、まさか目の前のたった一人のワーシープから発せられているというのか!?)
ロズ
「なるべく早めに忘れてくださいね♪出来ればスタジオを汚したくはないですから、うふふ・・・」
ミレーヌ&フレイヤ
「ハイ!今忘れました!」(コエー!!!ガクガクブルブル!!!)
ロズ
「そう良かったわ♪」
ミレーヌ
「こほん、気を取り直してじゃ、フリートークなんじゃがここはやはりゲストの話題を使うべきじゃと思うんじゃが」
フレイヤ
「そうですね。ロズさんはバトルはできるんですか?一応ここはバトル専門ラジオを気取ってるので、聞いておきたいんですけど」
ロズ
「ええできますわ。私は主に合気道を使って闘うので主に相手の出方を待って攻めるタイプですね♪」
フレイヤ
「なるほど」
ミレーヌ
「そんな当たり前な質問はよすのじゃ!ここは一つ色恋沙汰の一つや二つを聞くのが王道なのじゃ!」
フレイヤ
「いつ、そんな王道が出来たんですか」
ロズ
「色恋沙汰ですか?うふふ♪やっぱりヒロシさんが一番私は好きですよ♪」
フレイヤ
「いや、そんな律儀に答えなくても」
ミレーヌ
「ふむふむ、それでそのヒロシとやらはいったいどんな奴なのじゃ?」
フレイヤ
「しかもまだつづけるんですか?」
ロズ
「一言で言えば私達の主って所かしら♪」
ミレーヌ&フレイヤ
「私達の主?」
ロズ
「そう私達のことを飼っていただいているお方で毎日可愛がってくれるんです♪」
ミレーヌ
「私達の主ってことは何人も愛人がおるという事かのぉ?」
フレイヤ
「しかも飼っているということは家畜同然の扱いってことですよね?」
ミレーヌ
「可愛がるということは(ピー)や(ズギューン)なんかもされておるということかのぉ?」
ミレーヌ&フレイヤ
「ってことは・・・」
ロズ
「どうしたんですかお2人とも?先ほどからずっとひそひそ話されて?」
フレイヤ
「可哀想にあまりの辛さにそんな鬼畜な行為を愛情表現と勘違いするなんて」
ミレーヌ
「いい医者ならワシが紹介してやるから収録が終わったら是非とも会ってみると良いのじゃ」
ロズ
「え?どうしたんですか?急に???」
フレイヤ
「いいんですよ細かいことは気にしなくても、それとそのヒロシってk・・・」
ロズ
「(ブチ!)あぁん!?何ヒロシさんを呼び捨てにしてるんだ!!!」
2人
「えっ!?」
ロズ
「訂正しないとぶっ殺すぞ!!!」
2人
「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!・・・・・・」
ロズ
「・・・まったく、ここがラジオスタジオであったことに感謝してくださいね」
ミレーヌ&フレイヤ
(スタジオじゃなかったらどうなってたんだ!?)
ロズ
「それよりも、このフリートークはどれくらい話せばいいんでしょうか?」
フレイヤ
「そ、そうですね。そろそろ別のコーナーに移るタイミングですし(ガクブル)」
ミレーヌ
「フ、フリートークはこの辺にして、次のお便りコーナーにゆくのじゃ!(ガクブル)」
お便りのコーナー
ミレーヌ
「というわけで前回のテスト放送では行わなかったお便りコーナーじゃが・・・」
フレイヤ
「残念なことに1通しか届いていません」
ロズ
「・・・まあ、まだ始めたばかりですから、1通来ただけでも良しとしましょうよ。ね♪ね♪ね♪」
ミレーヌ
「そうじゃな。これがこのラジオの記念すべき最初のお便りじゃ。気合を入れて読み上げねばならんな!」
フレイヤ
「責任重大ですね!」
ミレーヌ
「では読み上げるのじゃ!」
『とりあえず、フレイヤ物語についてなんか語って』(byチェチェ)
ロズ
「・・・えっと、その・・・どんまい?」
ミレーヌ&フレイヤ
「作者のお情け便りかよ!!!」
ロズ
「と、とりあえずはお情けとはいえお便りですから、何か語ってあげてはどうですか?」
ミレーヌ
「・・・そうじゃな、とりあえず喋らんことには進まんしのぉ。というわけでフレイヤ後は頼むのじゃ」
フレイヤ
「えっ!?私に丸投げですか!せめて合いの手くらい入れてくださいよ」
ミレーヌ
「ワシに百合の趣味は無いのじゃ!」
フレイヤ
「いやいや!誰も愛の手とは言ってないですよ!合いの手ですよ!合いの手!」
ミレーヌ
「ふん!わかっておるわ!少々ムカついたからおちょくっただけじゃ!」
フレイヤ
「・・・・・・ミレーヌさん。お尻を出して歯を食いしばってください」
ミレーヌ
「えっ、ちょ、ちょっと待つのじゃ・・・ワシはそっちの趣味も、あっ、や、やめちょ、あああああ・・・・・・」
ロズ
「ええと、どうしよう。ん?『仕方が無いから、ロズさんが語ってください』って・・・私じゃ制作の裏側とかは説明できませんよ?」
サッ
ロズ
「『俺がカンペを出すのでその通りにお願いします』・・・まあ、あの2人があれじゃ仕方ないですね」
フレイヤ
『ほら!どうしたんですか!さっきまでの威勢の良さは!』
パン! パン! パン!・・・・・・
ミレーヌ
『や、やめ、ひぃん!こ、これいじょ、わぁん!たたかな、いん!お、おかしくなっちゃ、んん!』
ロズ
「触らぬ神に祟り無しって言いますし、とりあえずフレイヤ物語について語りますね。ええと、まずこの作品を書く切欠となったのが、皆様ご存知の宿利京祐様作のLost in BLUE(第一部)にここの作者さんがキャラを投稿したのが切欠となりました」
サッ
ロズ
「作者さんいわくあの時の感動と興奮があったからこそ小説を書きたいという気持ちが湧いたそうです。そして記念すべき初投稿の作品が【フレイヤ物語】なんだそうです。当時は自宅にパソコンが無くて投稿するときはインターネットカフェに執筆しに通ったそうです。なので当時最速で2〜3時間ほどで作品を書き上げたこともあるそうです。理由は一番安くて3時間千円だったからだそうです。・・・なんかこの喋り方めんどくさいですね」
サッ
ロズ
「フレイヤ物語はフレイヤを主人公に様々な世界を冒険するという目的を元に制作をしていたのですが、何故かなかなか思うように前に進まず、一つ所に止まって物語が進んでしまって、挙句の果てには脳内が物語の設定を把握しきれずこれ以上はおかしくなると半ば強引に凍結させてしまった作品で作者が悔やみに悔やみまくった作品でもあるようです」
サッ
ロズ
「ですが、あくまで一時凍結なのでいずれは設定をしっかり練り直してから再出発、いわゆるリメイクを考えている予定なのだそうです。そのためにもいろんな作品を書いて文章能力をもっと幅広く扱えるようにするのが今の作者の目標でもあるようです。
・・・へ〜作品の裏側事情はこうだったんですか、でも結構人気があったようにも見えますがそれでも悔やんだんですか?」
サッ
ロズ
「感想がもらえる度にすっごく嬉しくってその度に頑張って設定を考えてはいたが、それでもまだまだ駆け出しの作者は結構行き当たりばったりに書いていたから大まかなゴールすら用意していなかったからどう繋げていけばいいかわからなくなり断念した。これが一番悔やんだ原因の一つでもある。せっかく読者が応援してくれているのに作者はその期待を裏切ったとひどく後悔したんだそうです。
・・・たしかに連載物のゴールはあらかじめ設定しておかないと本当に収集がつかなくなって酷いことになりますからね。こうして聞くと改めて連載物の難しさが伝わってきますね。作家の皆様もこのような後悔をしないためにもまずはどんな形でもいいから作品を完成させようという気持ちを持っていただきたいですね」
フレイヤ
「すいません!なんか気がついたら、ミレーヌさんのお尻を(イヤーン♪)してて、あの放送事故になってませんか?」
ミレーヌ
「はぁはぁはぁ・・・・・・これは、意外とアリかもしれんのじゃ♪」
ロズ
「あの、お2人の代わりに私が語ったので、作者さんが次に行けって」
フレイヤ
「ごめんなさい」
ミレーヌ
「はあーこの快感をもっと得るにはどうすれば・・・(ぶつぶつ)」
バトル講座のコーナー
フレイヤ
「それでは今回の講座についてですが、今回は読者様より質問をあずかっているのでその質問に答えていきたいと思います」
ミレーヌ
「フレイヤであの快感じゃから、デルフィニアならその数倍、いやしかし、下手をすればワシの尻が危ういことになるし、どうしたもんじゃろうか・・・」
フレイヤ
「・・・まだ、そのことを考えていたんですか。ほらいい加減に仕事をしてくださいよ!(バシッ)」
ミレーヌ
「痛っ!?はっ!?ワシはいったい今まで何を?何か間違った方向に向かっていたような?」
フレイヤ
「ほらミレーヌさんのコーナーですよしっかり講座解説してください!」
ミレーヌ
「う、うむ。そうじゃな。ええとなんじゃったけ?」
フレイヤ
「今回は読者の質問を講座で説明するんですよ」
ミレーヌ
「おお、そうじゃったな。それならば今回は2つほど質問が来ておるからどちらかを教えようかのぉ・・・・・・よし、こちらの質問にお答えするのじゃ」
『バトル講座で扱って欲しい質問があります!
立ち回りの詳細はどの辺まで書いたらいいですか?とか、戦闘の流れを切らない上手い心理描写とか、
台詞を入れるタイミングとか、その他もろもろ・・・。』
(byおいちゃん様)
ミレーヌ
「これまた偉く注文が多い質問じゃのぉ〜」
ロズ
「私には何がなんだかさっぱりです」
フレイヤ
「私は本をたくさん読んでるので大体言いたいことはわかります」
ミレーヌ
「まあ、とりあえず一つ一つ教えるとするかのぉ。まずは立ち回りについてじゃな」
ロズ
「これはいったい何を指しているのですか?」
ミレーヌ
「これはバトル小説の基本とも言えるものでな、要するに戦っているときの状況、動きのことじゃな」
ロズ
「戦っているときの動きですか?」
フレイヤ
「例えば剣で攻撃をするとしますね。その時にただ『剣で相手を斬った』だけで終わらせると、いったいどういう風に相手を斬ったのかわからないですよね。そういった疑問を残さないために戦っている時の動きを書くことを立ち回りっていうんですよ」
ロズ
「なるほど」
ミレーヌ
「・・・こほん、次は心理描写じゃな」
ロズ
「これって、要するにキャラクターの考えていることつまり心を書くって事ですよね?」
ミレーヌ
「うむ。まさしくそのとおりじゃな、心理描写はバトル小説だけでなくどんな小説でも当てはまることじゃから小説家なら是非とも乗り越えねばならん壁の一つじゃな」
フレイヤ
「バトルでも心理描写は盛り上げるためには欠かせないモノの一つでもありますからね」
ミレーヌ
「例えばそうじゃな・・・・・・戦っている最中にどうしてもキャラクターの台詞が欲しいが台詞を喋らせる暇が無いと思う場面が一つや二つは出来ると思うんじゃが、そういうときに心理描写を入れるとうまくまとまる時があるのじゃ。いくらバトルじゃからって立ち回りだけで無言で戦っていてはあまりにも面白みに欠けるからのぉ。それを解消するために心理描写は必要なのじゃ」
フレイヤ
「書くと盛り上がりを見せられる場面は『苦戦している時』『秘策を思いついた時』『重大な覚悟を決めた時』など、何か別の場面転換や戦いの方向を変えるときに用いると効果的だと思います」
ロズ
「へ〜すごく詳しいんですね。フレイヤさんって」
ミレーヌ
「・・・・・・ええと次は、台詞を入れるタイミングじゃな?」
ロズ
「これって、そんなに難しいんですか?」
ミレーヌ
「うむ!とっても難しいのじゃ」
フレイヤ
「台詞を入れるタイミングを間違えると戦闘事態がグダグダになってしまうからけっこう重要なことですね。例えば・・・」
ミレーヌ
「例えば『はああああ!!!!!』などと言った。攻撃する時に使う気合を台詞として入れる場合に間違っても攻撃が終わってから言うものはおらんじゃろう?まあ、これは凄く大雑把な例じゃが。後は台詞を入れたときに違和感がないかどうかを毎回確認するべきじゃろう」
ロズ
「それでは、戦闘に関する事意外の台詞を入れたい場合はどうするんですか?」
フレイヤ
「その場合は2つのタイプがあります。1つは戦闘中に入れるタイプ、そしてもう一つは戦闘が始まる前か終わった後に入れるタイプですね」
ミレーヌ
「例えば戦闘以外の台詞じゃから『好きな奴』をテーマにしてみるとしようかのぉ」
ロズ
「なぜ戦闘シーンにそんな言葉が・・・」
ミレーヌ
「いやいや、意外とありえる言葉の一つじゃぞ」
フレイヤ
「例えば戦闘前に『お前好きな奴いるか?』と言えば、戦いの状況にもよりますが、『いる』と答えれば、『そうか、ならお前を殺した後に同じところに送ってやる』という台詞を書けるし、『いない』となれば『ならば心おきなく貴様を倒せる!』という台詞を書けるわけです。戦闘後は相手が生きてるかどうかで台詞が変わっていくので戦闘前と同じノリで書くと失敗するので注意が必要です」
ミレーヌ
「戦闘中ならば、『たしか、貴様には好きな奴がいたな』『それがなんだ!』『貴様の好きな奴が私の手中にあると言ったらどうなるかな?』『なっ!?』『もらった!!!』というふうに相手の心の隙を突くための台詞というのもあるのじゃ」
フレイヤ
「戦闘中の台詞で戦いにはあまり関係なさそうなこともこんな風に相手の心を揺さぶったりすることもできるので、まったくの無関係ということでもない限りバリエーションはたくさんありますから、そのバトルにあった台詞を考えてみてください」
ロズ
「勉強になりますね〜♪」
ミレーヌ
「さて、大体の質問の受け答えはできたと思うのじゃが、やはり説明だけでは少々理解できないこともあるじゃろう」
フレイヤ
「その問題を解決するために次のコーナーに移るために、ここでスタジオから一旦SM072地下闘技場に場所を移したいと思います」
ゲストVSパーソナリティーのコーナー
ミレーヌ
「というわけで闘技場にやってきたのじゃ!」
フレイヤ
「今回のバトルは私とロズさんで戦っていきたいと思います」
ロズ
「私、最初にも言いましたが合気道を使って戦うんですけど、フレイヤさんは剣で戦うんですか?」
ミレーヌ
「うんにゃ!フレイヤにはハンデとしてゲストの土俵で戦ってもらう縛りプレイを用意してるのじゃ!」
フレイヤ
「えっ!?初耳ですよそれ!」
ミレーヌ
「そりゃ、そうじゃろう。今決めたのじゃから」
フレイヤ
「なっ!そんな勝手がまかり通ると・・・」
ミレーヌ
「あやつは『面白いから許可する!』とボードを掲げておるぞ」
フレイヤ
「もういやだ・・・自由奔放すぎる」
ロズ
「その・・・頑張りましょ。ね♪」
フレイヤ
「はい」
ミレーヌ
「ということじゃから今回は素手での戦闘をやってもらうのじゃ!そして、今回の講座でのことを踏まえてバトルをしてもらうのじゃ」
ロズ
「ということは、立ち回りと心理描写と台詞を意識するんですね」
ミレーヌ
「うむ、その通りじゃ。今回は設定などは気にせずに組み手を行うつもりでやってはもらうが、立ち回り編と心理描写編と台詞編の3パートに構成して行うからのぉその辺よろしく頼むのじゃ!」
ロズ&フレイヤ
「はい!」
ミレーヌ
「それではバトル開始じゃ!」
注意
ここからは戦闘講座なので台詞前の名前は削除します。
なお、バトル視点は立ち回り編で作者、心理描写と台詞編はゲストのロズさんで見ていきたいと思います。
立ち回り編
フレイヤとロズは開始の合図を聞くとお互いに構えを取り始めた。
フレイヤは左半身で左手をピンと真っ直ぐにに伸ばし顔の前に出し、右手は拳を作り、腰の部分の相手からは見えない位置に構える。
ロズも左半身になり、左手を若干リラックスした形で前に伸ばし、右手は腰部分でいつでも相手を捕まえられる形にして構えを取る。
2人の構えは左半身であるという所までは同じだったがそれぞれの手の形や構える位置が違った。
フレイヤは攻撃を仕掛けるための構えで、ロズは攻撃を待ち構える構えになっていた。
明らかに受けの構えであるロズに対してフレイヤは警戒していたが、動かなければ勝負にならないと見て、一呼吸を取った後にじわじわと前に歩き始める。
ロズは微動だにせず、目だけはフレイヤの動き見逃すまいと伺っていた。
徐々に距離がつまり、後もう少しで攻撃が届く距離になった所で、フレイヤが目を見開いて、思い切り地面を蹴りそのわずかの距離をあっという間に縮める。
懐に飛び込むと同時にフレイヤが左手をロズの首目掛けて突きを繰り出していたがロズの首に突きが当たることは無かった。
わずかに首を掠めただけで突きは虚しく空を切っていたのだ。
しかし、フレイヤ気にすることなく右拳をロズの腹部目掛けて繰り出していた。
あとわずかでボディブローが炸裂する所でロズが動いた。
左足の向きを右に向けて、右足を後ろから回転させるように動かし一気にフレイヤの真横に移動してボディブローを一気にかわし、さらに避ける途中で右手でフレイヤの右手を掴み、左手で肘の関節部分を押し関節を極めようとする。
瞬間的にまずいと感じたフレイヤは前に飛び出そうとしたが足が何かに引っかかりそのまま前にこけてしまった。
実はこの時足を引っ掛けるためにロズは左足をフレイヤの前に出していたのだ。フレイヤは腕に意識がいっていたために足元が見えておらずそのまま引っかかってしまったのだ。
フレイヤが前のめりになった瞬間、すばやく後ろに回りこみ腕を後ろに押さえ込みさらに強力な関節技を極めるロズの顔は妖艶に笑っていた。
心理描写と台詞編
ふふふ、案外簡単に捕まりましたわ♪
フレイヤさんのこの関節技に耐える顔、なんて良い表情してるのかしら♪
そんな顔をされるともっと強くして、良い声で鳴かせてみたくなるじゃないですか♪
「フレイヤさん、降参するのなら早めに言ったほうがよろしいですよ」
「くっ!わ、わたしは、うっ!・・・まだ、負けてない!」
あらあら、せっかくの忠告を否定するなんてしょうがない人ですね。
では、降参したくなるようにしてみましょうか♪
「では、これから徐々に力を強めていきますので頑張って耐えてくださいね♪」
ふふふ、今まで私の関節技を食らって鳴かなかった人はいないんですよ♪
どこまで耐えられるのかしらね、フレイヤさん♪
「ほーら、聞こえますか?あなたの腕の関節がもうこれ以上は無理だって、鳴いている悲鳴が、このままだと腕の関節が外れてとても痛いですよ」
「う、うぐ!ぐっ!・・・ぐ、あ、あああああ!」
「あらやっと良い声が聞こえましたわ♪私の関節技をここまで耐えたのですから降参しても恥じゃないですよ、だから早く降参したほうg」
「ま、まだ!私は!・・・ぐっ!・・・戦える!!!この程度の痛み!うおおおおお!」
あら、痛いのを我慢して無理やり解こうとしてるのね。
・・・気に入らないわ。
バキッ!
「うあああああああああ!!!」
「あら、ごめんなさい。ちょっと力加減を間違っちゃったみたい。もうこっちで関節は極められないし・・・しょうがないわねもう片方の手で関節を極めてあげるわね♪」
「や、やめろ。も、もうこ、降参するから・・・」
「あら、降参するんですか?もう、もっと早く言わないと駄目ですよ♪」
もう、これからが良い所だったのに・・・あっ、いけないわ。
これって一応ラジオの収録なのよね、ちょっと残酷なことしちゃったかしら?
まあ、きっと大丈夫よね。ちょっと関節を外しただけだし。
それにしてもとても良い声だったわね、ふふふ♪
ミレーヌ
「フレイヤ!大丈夫か!救護班すぐに来るのじゃ!」
フレイヤ
「だ、大丈夫ですよ。ちょっと腕が外れただけですから。うっ!」
ミレーヌ
「何をやせ我慢しておるんじゃ!馬鹿者!ほれ!さっさと医務室に連れてってもらうのじゃ」
フレイヤ
「はい」
ミレーヌ
「まったく、世話のかかる奴じゃ。それにしても、ロズはとても強いのじゃな。あのフレイヤが簡単に関節を極められるとは思っても見なかったのじゃ」
ロズ
「まあ、フレイヤさんは普段剣を使って戦う人ですし、それにフレイヤさんはあまり素手での戦いをしたことが無いようでけっこう隙だらけでしたから、この結果も当然ではないでしょうか」
ミレーヌ
「それもそうじゃな。・・・これがラジオの収録でなければワシも一戦闘いを所望していたところじゃが、まあ今日のところはやめておくかのぉ」
ロズ
「あら、それは残念ですわ♪」
ミレーヌ
「さて、それでは一旦スタジオに戻るとするかのぉ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ミレーヌ
「というわけでスタジオに戻ってきたのじゃ!」
ロズ
「フレイヤさんはまだ戻ってきてないようですが?」
ミレーヌ
「あやつは一応、腕の関節は元にはめ直したらしいんじゃが負けたショックで放心状態のようじゃ」
ロズ
「それなら、あとでお土産に持ってきた。この【ネコマタの肉球(シュークリーム)】(from『計画が・・・』byjackry様)を持ってお見舞いに行きましょうか♪」
ミレーヌ
「おお!これはなんともうまそうなシュークリームじゃな!後でワシにも寄こすのじゃ!」
ロズ
「大丈夫ですよ♪ちゃんとミレーヌさんの分もありますからね♪」
ミレーヌ
「やったーなのじゃ♪・・・こほん。さてそろそろラジオも終盤じゃから、きっちりと閉めねばな、最後にEDを流して、スポンサーの紹介をしてお別れなのじゃ」
ED
【星のカービィ64】から【ボス戦】
ミレーヌ
「聞いたことがある人はわかると思うのじゃが、カービィーシリーズのボス戦はなかなかどうして白熱することが多いのじゃ」
ロズ
「そうですね。あんなに可愛いキャラなのに可愛い系のBGMではなくいかにも難敵と戦うぞという感じのBGMが流れるんですよね」
ミレーヌ
「今回流しているBGMは作者が気に入っているBGMの一つでノリノリの気分で戦いたいって時には良く聞くそうなのじゃ」
ロズ
「たしかにスピード感があって良いですよね♪」
ミレーヌ
「さてBGMの次はスポンサーの紹介じゃ」
スポンサー紹介
この番組は
本に囲まれて知識浴などいかが?『ロンドネル大図書館』(from【英雄の羽】よりbyバーソロミュ様)
片田舎でのんびりゴルフとお風呂を。御利益のある稲荷神社がホテル内にあります。
実際に稲荷がいるのは内緒だよ『福来ホテル かみおりの宿』(from『満月の夜の約束』by沈黙の天使)
真に環境にいいものを目指して『Re nature』(from『満月の夜の約束』by沈黙の天使)
のスポンサーの提供でお送りいたしております。
ミレーヌ
「以上が今回のスポンサー紹介じゃ!ちなみにスポンサー紹介もゲスト同様抽選で決めるのじゃ!前回のテスト放送でゲストはあみだくじで決めるなぞ言っておったが、それはメンドイから抽選王というフリーソフトを使っておるのじゃ。これなら作者が不正を働く余地もないしくじを作る面倒も省けることからこっちで今度からは抽選されるのじゃ!」
ロズ
「良い子はもう寝ている時間です♪このラジオを聞いている人はそろそろ寝て明日に備えましょうね♪」
ミレーヌ
「また次の放送もどうか聞いて欲しいのじゃ!」
ロズ
「それでは、みなさん」
ロズ&ミレーヌ
「おやすみなさいね♪(なのじゃ!)」
11/12/17 04:16更新 / ミズチェチェ
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