第1話 プロローグ@
20XX年、日本の南を航海する戦艦6隻があった。自衛隊の船である。海上自衛隊は、もちろんだが、この船には、陸上自衛隊も一緒にいた。何故、海上自衛隊の護衛艦に陸上自衛隊がいるかというとある戦闘地域に自衛隊初のPKFの派遣が決まり、海上とともに向かっていた。
「海将、暇ですね」
「ああ、そうだな」
2人の人物がそう言う。1人は、海上自衛隊護衛艦「おおすみ」の艦長で、PKFの最高責任者の上小田井大介海将と同じく海上自衛隊三等海尉の下小田井春樹である。
「あ、艦長!」
上小田井「あ、友澤か」
そこに現れたのは、海上自衛隊二等海曹の友澤清である。
下小田井「どうしたんだ、友澤」
友澤「あ、下小田井副艦長もいましたか!いや、自分。何しろ、初めての海外派遣がPKFで、緊張を・・・」
上小田井「アハハハハハハハハ。そんなことか、確かにPKFは、我が国にとって初めてだからな」
上小田井がそう言う。何故、自衛隊は、PKF、国連平和維持軍に参加することになったのか?それは、今から半年前の話だった。アフリカでとある国で紛争が勃発した。国連安保理は、直ちに安保理を開き、採決の結果、米英仏露中の常任理事国の5カ国と非理事国の全会一致で平和維持軍の積極派兵に踏み切ったはいいものの、いかんせん頭数がそろわない。そして、米国がある国へ支援要請をするに至った。それが同盟国の日本だったわけである。しかし、日本には、憲法第9条。戦争放棄という規定でこちらから戦争を仕掛けることを禁止している。けど、国際社会から圧力をかけられて、政府は、強行採決までしてPKF参加する法律を制定した。一応、第9条のおかけで後方支援という形で戦闘に直接的な参加はしないが、救いなのか重荷なのかはわからないが、最悪の事態が起こる可能性が高いため、武器・弾薬は今までの海外派遣では例になく充実していた。軽空母並の巨体を誇る二隻の輸送艦には、陸上自衛隊の車輌や各種機材、戦車や戦闘ヘリ、そして弾薬が満載されている。さらに、最新鋭イージス護衛艦いぶき≠フ他に、19500t級級ヘリ搭載艦、支援艦として大型補給艦、潜水艦、そして、中国を警戒して造られた空母である。空母には、戦闘機が10機乗っている。この他にも、人道支援のための食料や重機なども積んである。
そんな戦艦は、現地へ向かおうとしていた。天気は、良好。順調なら1週間後につく予定であった。その時までは・・・
「艦長!艦長!」
そこに、海上自衛隊一等海士、松本詩織がきた。
上小田井「どうしたんだ!」
松本「はい!前方に謎の光が!?」
下小田井「謎の光だと!?」
松本の報告に上小田井、下小田井、友澤は、急いで前方を見ると、オーロラのような光が輝いていた。
友澤「な、なんですか!あの光は!?」
上小田井「わからん。しかし、何か嫌な予感がするぞ」
上小田井がそう言った瞬間。
ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
上小田井・下小田井・友澤「「「うわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ!!!!!!!!」」」
松本「きゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
光は、戦艦を丸ごと包み込んだ。そして、そこの海域から海上自衛隊の全ての歓待が突如消えたのであった。
「海将、暇ですね」
「ああ、そうだな」
2人の人物がそう言う。1人は、海上自衛隊護衛艦「おおすみ」の艦長で、PKFの最高責任者の上小田井大介海将と同じく海上自衛隊三等海尉の下小田井春樹である。
「あ、艦長!」
上小田井「あ、友澤か」
そこに現れたのは、海上自衛隊二等海曹の友澤清である。
下小田井「どうしたんだ、友澤」
友澤「あ、下小田井副艦長もいましたか!いや、自分。何しろ、初めての海外派遣がPKFで、緊張を・・・」
上小田井「アハハハハハハハハ。そんなことか、確かにPKFは、我が国にとって初めてだからな」
上小田井がそう言う。何故、自衛隊は、PKF、国連平和維持軍に参加することになったのか?それは、今から半年前の話だった。アフリカでとある国で紛争が勃発した。国連安保理は、直ちに安保理を開き、採決の結果、米英仏露中の常任理事国の5カ国と非理事国の全会一致で平和維持軍の積極派兵に踏み切ったはいいものの、いかんせん頭数がそろわない。そして、米国がある国へ支援要請をするに至った。それが同盟国の日本だったわけである。しかし、日本には、憲法第9条。戦争放棄という規定でこちらから戦争を仕掛けることを禁止している。けど、国際社会から圧力をかけられて、政府は、強行採決までしてPKF参加する法律を制定した。一応、第9条のおかけで後方支援という形で戦闘に直接的な参加はしないが、救いなのか重荷なのかはわからないが、最悪の事態が起こる可能性が高いため、武器・弾薬は今までの海外派遣では例になく充実していた。軽空母並の巨体を誇る二隻の輸送艦には、陸上自衛隊の車輌や各種機材、戦車や戦闘ヘリ、そして弾薬が満載されている。さらに、最新鋭イージス護衛艦いぶき≠フ他に、19500t級級ヘリ搭載艦、支援艦として大型補給艦、潜水艦、そして、中国を警戒して造られた空母である。空母には、戦闘機が10機乗っている。この他にも、人道支援のための食料や重機なども積んである。
そんな戦艦は、現地へ向かおうとしていた。天気は、良好。順調なら1週間後につく予定であった。その時までは・・・
「艦長!艦長!」
そこに、海上自衛隊一等海士、松本詩織がきた。
上小田井「どうしたんだ!」
松本「はい!前方に謎の光が!?」
下小田井「謎の光だと!?」
松本の報告に上小田井、下小田井、友澤は、急いで前方を見ると、オーロラのような光が輝いていた。
友澤「な、なんですか!あの光は!?」
上小田井「わからん。しかし、何か嫌な予感がするぞ」
上小田井がそう言った瞬間。
ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
上小田井・下小田井・友澤「「「うわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ!!!!!!!!」」」
松本「きゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
光は、戦艦を丸ごと包み込んだ。そして、そこの海域から海上自衛隊の全ての歓待が突如消えたのであった。
13/01/12 18:10更新 / 夢原光一
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