一話
「す、蘇芳……………きっ、昨日は平気だった?」
次の日教室に入ると、ワタシをあの洞窟へ放り込んだ女子グループの一人が話しかけてきた。
嗚呼、私がその言葉を言われたいのは織ちゃんだけ。
嗚呼、私の名前を紡いでいいのは織ちゃんだけなの。
だけど、まだ。まだ。
その思いを外に出すわけにはいかない。
「………ええ。別に、何もなかったわよ。」
にこり。と笑顔を作る。
「ほ、本当。それはよかった」
いそいそと自席に戻るその子を横目に、織ちゃんの席の後に座る。
え、いや。別に勝手に座ってるわけじゃないのよ?
私が曙。織ちゃんが赤城。
つまりそういうことなのよ!
「おはよう、織ちゃん。」
「……………ん。」
「…あら、織ちゃん。髪が付いてるわ。取るわね」
白いワイシャツに付いている織ちゃんの髪の毛を取る。
んふふ………ジップロックジップロック…………
へ、?別にほら、変態じゃないのよ!?本当よ?!
それより、さっきの『……………ん。』聞いた?
織ちゃんが返してくれた織ちゃんが返してくれた織ちゃんが返してくれた織ちゃんが返してくれたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………
録音出来なかったのが残念………。
「………あす、昨日平気だった?」
「へぇえ?!………んっんっ………だ、大丈夫だったわ。心配してくれてありがとう」
【あ】けぼの 【す】おうだから【あす】ね。
「………ッチ。別に。」
はぁぁぁん♡
罵倒されたぁぁぁ♡
今度は録音ばっちりよ!
でも何で蘇芳って呼んでくれないのかしら…………
うぅ、。
___グチュ
じわり、ショーツに何かが広がる。
…………へ、?
「…………トイレ」
「曙さん!授業は?」
「すぐに戻るわ」
にこり、とクラスメイトに笑いかけ焦ってトイレに走る。
バン!と個室に入る。
うそうそ嘘よ。この私が?織ちゃんの真後ろで?お漏らし?
ありえない…………!!
そんなの……………
そんなの……………
最っ高じゃないッッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡
私の織ちゃんの前で織ちゃんを見ながらお漏らしっ♡♡
ショーツ、どうしよう。
これはアレだ。所謂賢者タイムだわ。
せ、生理になったっつって保健室に…………。
っ、。ノーパンで校内を…………駆けるしか………。
またしても大きな音を立て、右手にショーツを持ち、駆け出した……………______
「あらあらあら。派手にやったわねぇ。」
「うう、すいません……」
保険医の先生に事情を説明し、ショーツを貸してもらった。
「曙さん、一個だけ、教えてあげるわ
貴女、達したのよ。」
「あ、え。マジですかい?」
素がでた………。気をつけないと………。
「んー、………貴女、何処か魔物の所でも行った?匂うわよ」
「なっ!なんでわかるんですか!?」
そう言うと先生は艶やかに微笑み
「私も魔物娘、だからよ。先生は白蛇っていう種族なの。」
わぁお。
「数学のミキ先生もファントムだし、理事長はリリムよ?気づかなかった?」
「えええええ!?そうなの!?」
「ミキ先生が幻影を魅せてるのよ。ま、頑張んなさい。応援するから。」
そう言って、先生はちろり、と蛇の舌を覗かせた。
次の日教室に入ると、ワタシをあの洞窟へ放り込んだ女子グループの一人が話しかけてきた。
嗚呼、私がその言葉を言われたいのは織ちゃんだけ。
嗚呼、私の名前を紡いでいいのは織ちゃんだけなの。
だけど、まだ。まだ。
その思いを外に出すわけにはいかない。
「………ええ。別に、何もなかったわよ。」
にこり。と笑顔を作る。
「ほ、本当。それはよかった」
いそいそと自席に戻るその子を横目に、織ちゃんの席の後に座る。
え、いや。別に勝手に座ってるわけじゃないのよ?
私が曙。織ちゃんが赤城。
つまりそういうことなのよ!
「おはよう、織ちゃん。」
「……………ん。」
「…あら、織ちゃん。髪が付いてるわ。取るわね」
白いワイシャツに付いている織ちゃんの髪の毛を取る。
んふふ………ジップロックジップロック…………
へ、?別にほら、変態じゃないのよ!?本当よ?!
それより、さっきの『……………ん。』聞いた?
織ちゃんが返してくれた織ちゃんが返してくれた織ちゃんが返してくれた織ちゃんが返してくれたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………
録音出来なかったのが残念………。
「………あす、昨日平気だった?」
「へぇえ?!………んっんっ………だ、大丈夫だったわ。心配してくれてありがとう」
【あ】けぼの 【す】おうだから【あす】ね。
「………ッチ。別に。」
はぁぁぁん♡
罵倒されたぁぁぁ♡
今度は録音ばっちりよ!
でも何で蘇芳って呼んでくれないのかしら…………
うぅ、。
___グチュ
じわり、ショーツに何かが広がる。
…………へ、?
「…………トイレ」
「曙さん!授業は?」
「すぐに戻るわ」
にこり、とクラスメイトに笑いかけ焦ってトイレに走る。
バン!と個室に入る。
うそうそ嘘よ。この私が?織ちゃんの真後ろで?お漏らし?
ありえない…………!!
そんなの……………
そんなの……………
最っ高じゃないッッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡
私の織ちゃんの前で織ちゃんを見ながらお漏らしっ♡♡
ショーツ、どうしよう。
これはアレだ。所謂賢者タイムだわ。
せ、生理になったっつって保健室に…………。
っ、。ノーパンで校内を…………駆けるしか………。
またしても大きな音を立て、右手にショーツを持ち、駆け出した……………______
「あらあらあら。派手にやったわねぇ。」
「うう、すいません……」
保険医の先生に事情を説明し、ショーツを貸してもらった。
「曙さん、一個だけ、教えてあげるわ
貴女、達したのよ。」
「あ、え。マジですかい?」
素がでた………。気をつけないと………。
「んー、………貴女、何処か魔物の所でも行った?匂うわよ」
「なっ!なんでわかるんですか!?」
そう言うと先生は艶やかに微笑み
「私も魔物娘、だからよ。先生は白蛇っていう種族なの。」
わぁお。
「数学のミキ先生もファントムだし、理事長はリリムよ?気づかなかった?」
「えええええ!?そうなの!?」
「ミキ先生が幻影を魅せてるのよ。ま、頑張んなさい。応援するから。」
そう言って、先生はちろり、と蛇の舌を覗かせた。
17/08/18 20:13更新 / Cloche Iris
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