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カマイタチ編:三者三乳の技
 ジパングのとある村にて鍛冶師を営み、カマイタチ三姉妹を妻に暮らす男、風納 鎌玖郎(かざな・れんくろう)は、今宵も妻たちによる夕食を待っていた。

「あなた、少し良いですか?」

 鎌玖郎が小説を読んで時間を潰していると、三女の癒々(ゆゆ)が『乳』と文字の入った壺を持ってやって来る。
 癒々は三姉妹の中で最も身体が小さく指の器用な妻で、優しい風を体現したかの如く母性たっぷりで甘えさせるのが得意である。

「今日は以前より造っていたとっておきのお薬が出来上がったので、是非試したいのですが、宜しいですか?」
「薬?///」

 薬と聞いて鎌玖郎は顔を赤くして唾を飲み込んだ。
 彼女の言う薬とは、カマイタチ族秘伝の薬の事で、「薬を使う」とはそれを用いて交わるという事を意味していた。

「とっておきの薬…試してくれ///」
「はい♥ですがこの薬はいつもの様にあなたに塗る薬ではありません…」

 そう言うと癒々は着物の首元をシュルリと解くと、手にべったりと若葉色の薬を付けた。露わになった乳房がプルリと自己主張して、鎌玖郎の劣情を煽った。

「この薬を癒々のお胸に…ほら、ぬ〜りぬり♪♥」

 癒々は鎌玖郎に見せつけながら厭らしく乳房に薬を塗り込んだ。

「ほら、あなたも薬を手に付けて、癒々のお胸にお塗り下さい♥」

 癒々は鎌玖郎の手を持ち薬の入った壺に漬けると、塗る様に促した。鎌玖郎の手には滴り落ちるほどの薬が付いた。

「あ、あぁ…行くよ?///」
「はい♥…んん♥ふふ…ほら、ぬ〜りぬり♪♥ぬ〜りぬり…♪♥」

 癒々は子供をあやす様に掛け声をし、薬を塗らせる。
 薬は塗られては即座に身体に染み込んでいき、鎌玖郎は薬を塗りながら癒々の乳房を揉み、捏(こ)ね繰り回した。

「ぅん…♥ぬ〜り…ぬり♪♥ぬっ♥りぬりぃ…♪♥」

 癒々の掛け声が徐々に艶を孕んでいき嬌声が漏れ始める。
 鎌玖郎は辛抱堪らず薬を勃起した乳首に重点的に塗りたくり、摘まみ捻(ひね)ってクニクニ押し潰した。

「ああっ!♥キちゃう♥♥」
「うおっ!?///」

 癒々は身体を反らすとプシャーッと母乳を噴き出した。
 鎌玖郎は突然の事に驚くと同時に飛んできた母乳を反射的に避けて転げた。

「え?何の音…ほんとに何っ!?」
「旦那様…癒々…大丈夫?」

 鎌玖郎の転げた音を聞き付け、何事かと他の姉妹が部屋に入ってくる。
 まごまごと心配しているのが次女の伏矢(ふや)である。
 伏矢は三姉妹の中で一番身体が大きく力が強いが、健気で引っ込み思案な性格をしている。その体格と性格のギャップから成る、仕草や行動の一つ一つが庇護欲と嗜虐心を掻き立たせる。
 そして顔を真っ赤にして指差してくるのが長女、鎌威(れい)だ。
 鎌威は二人の体格の丁度中間くらいの身体をしており、三姉妹で最も鋭い鎌を持つ。活発だが長女故かしっかり者で三姉妹のリーダー的存在であり、鎌玖郎と最も気が合う妻でもある。

「癒々!あんた何時の間に妊娠していたのっ!?」
「ふふ、違うよぉ鎌威お姉ちゃん♥鎌玖郎さんの為に造った特別なお薬。これを試してたんだよ♥ね♥あなた♥」

 驚愕する姉を面白そうに眺めながら、癒々は鎌玖郎の頬に頬擦りしながら壺を見せて状況を説明する。

「癒々は鎌玖郎さんの密かな夢を知っていました。それは母乳を使った交わり♥それが今日実現したんです♥さぁあなた、癒々のお膝にどうぞ〜♥」

 癒々は説明を終えて鎌玖郎の頬をチロッと一舐めすると、微笑みながら手招きをした。
 鎌玖郎は癒々の膝元まで来ると無意識的に横になる。ムッチリした太腿の感触が絶妙に心地良く、安心感を与えてくれた。

「ふふ♥相変わらず気持ち良さそう♥でも、お顔を少し持ち上げるね♥」

 そう言って鎌玖郎の顔を自身の乳房まで近づけると、その唇を乳首にツンツンと軽く押し当てた。

(まさかこれって…念願の!?///)
「さぁ…癒々のお乳をたっくさん飲んでね♥」
「ハプッ!チュッチュッチュッチュッ…///」

 期待通りの言葉に鎌玖郎は嬉々として癒々の乳首に吸い付くと、一心不乱に吸い始めた。
 その光景に姉二人は、頬を朱に染めたままポカンと口を開けて見つめていた。
 癒々も自らの母乳を吸う夫の姿に幸せそうな笑顔を向けると同時に、乳房から伝わる快感に、吸われていない乳首からポタポタと母乳を滴らせる程興奮していた。

「チュパッ///癒々のお乳優しい味がする!///美味しい…美味しいよ…///ハプチュッ!」
「美味しい?良かった♥ふふふ…一生懸命吸っちゃって、赤ちゃんみたい…♥あなたがお薬たくさん塗り込んでくれたから、たくさん出るからたぁんと飲んでね♥」

 笑顔のまま、鎌玖郎の頭を撫でる。しかしその目線は、鎌玖郎の方には向いていなかった。

「…でも…ココは赤ちゃんとは言い難いね♥♥」

 正確には鎌玖郎の顔の方ではなく股間を注視しており、その股間というのも甚平越しにもわかるくらい隆起していた。幸せそうな笑みは、既に厭らし恍惚なものに変わっていた。
 癒々は片手で器用に甚平を下すと、勃起した陰茎を優しくて手掴みする。

「チュッチュッ…ンムッ///…チュゥ…ンンンンン///」

 鈴口を指でカリカリと刺激されて鎌玖郎は、吸ったまま喘ぎ声を上げる。

「ふぅ…ん♥ビクビクしてるね…♥我慢なさらず…精を吐き出して♥」

 癒々は鈴口を刺激したまま肉棒を上下に擦り、鎌玖郎を射精へと導く。

「チュー!///ンンーーッッ///」
「あん♥射精た♥♥」

 鎌玖郎は快感に耐えられらずビュビュッと精を飛ばした。
 癒々は鎌玖郎を撫でながら手に着いた精液を全て掬うと、あーんと口を天に開けて飲み込み指を舐めた。

「あぁ…♥あなたの精液とっても美味しい♥さぁ…癒々の身体をもっと…堪能して?♥」

 癒々は鎌玖郎の頭を放して背中をトントン優しく叩くと、着物を脱ぎ裸になり、股を前に仰向けに寝そべり、厭らしい笑みを浮かべたまま秘所をクパ…と広げて誘った。
 広げられた秘所からは愛液が漏れ滴り、股をびしょびしょに濡らしていた。
 鎌玖郎はそれを見ると甚平を脱ぎ捨てた。

「もう辛抱堪らないんだ///挿入れていいかな?///」
「はい♥あなたのお気の召すまま…癒々を味わってください♥♥んああ〜♥♥」

 優しくも淫らに受け入れる癒々に、鎌玖郎はその剛直でもって秘所を穿(うが)った。
 癒々は挿入の快感に膣を締め付け母乳を噴き出させ、鎌玖郎は与えられる快楽をもっと感じもっと感じてもらえるように激しく腰を打ち付けた。

「う…っく…キツ…おぉ///」
「あん♥んぁ♥激しっ♥ん〜〜っ♥♥あなったぁ〜♥チュッ♥」
「ングッ!?///」

 互いに乱れて喘ぎ声を上げ、癒々はキスしたまま鎌玖郎の乳首を弄り、より行為を激しくさせてゆく。

「プハッさぁイクぞ!///僕の子種…しっかりと受け止めて!///」
「はいっ♥♥キてくださいっっ♥淫乱癒々にたっぷり中出しして、あなたの御子を孕ませてっ!!♥♥♥」

 鎌玖郎は癒々の膣内を一際強く打つと射精した。
 出し終わって肉棒を引き抜き、癒々の顔を覗くと、ビクビクと痙攣しながら精液と母乳を垂れ流し、幸せで淫らな笑みを浮かべていた。
 しかし鎌玖郎の陰茎は、今だ収まってはいなかった。

「つ、次は!…わたしの番…///」

 すると鎌玖郎の後ろで伏矢の声がした。
 振り向くと伏矢が裸でもじもじしながら鎌玖郎の後ろまで這い寄って来ていた。その瓜程大きな乳房からは母乳が既に滴っており、傍らには綺麗に畳まれた着物と『乳』文字入りの壺が置いてあった。
 因みに鎌威の姿は見当たらない。

「待ってる間ずっと薬を塗ってたの?///えっちだなぁ伏矢は///」

 鎌玖郎は座り直すと右手を伏矢の頭と耳に添えて撫でる。伏矢は心地良さそうに目をトロンとさせながら照れた。

「うぅ…///言わないで…///旦那様がお乳好きだって癒々が言ったから、悦んでもらえるかなって…実は嫌いでしたか…?」
「そんなことない大好きだよ///伏矢のおっぱい吸っても良い?///」
「うん///♥あ、あの…優しく…お願い…ね?♥」
「わかった。「激しく」…だね///ハブヂュッ!!」
「ーーー〜〜〜−っっ♥♥違うっ♥違うのっっ♥んあぁぁぁあああっ♥♥♥」

 伏矢は乳首を勢いよく食いつかれて吸われ、その快感に大絶叫してしまった。
 鎌玖郎は乳首をただ吸うだけじゃなく、舌で転がし舐めまし乳輪に軽く歯を立てながら吸引した。刺激を与える度に母乳が溢れ吸い切れず、敢え無く乳首から口を離した。

「相変わらず伏矢のおっぱいは重くて揉んでるって感じがして、その上感度がいいからとにかくもう…最高だよ///」
「ひんっ♥言わないでぇっきゃうっっ♥乳首コリコリ駄目ぇ♥♥」

 乳首を摘ままれ搾られて身体をビクビクと捩じらせるが、快感を求める様に次第に鎌玖郎の方へと体重を傾け始めていた。
 鎌玖郎も嗜虐心の赴くまま、言葉と指で巧みに責めた。

「伏矢の母乳、濃厚で甘くて美味しいからもっと飲みたいな…///」
「んひゅぅっ♥♥吸いながら搾るの駄目っいやっ♥♥イッちゃうっ♥イッちゃううっーー♥♥♥」

 伏矢は身体を仰け反らせて盛大に絶頂して母乳を噴射し、鎌玖郎が口を離すと身体を痙攣させながらゆっくり仰向けになった。倒れた伏矢が呼吸で肩を上下させる度に、母乳が噴水の如く等間隔で噴き出していた。
 鎌玖郎はそんな艶姿にどうしようもなく興奮し、馬乗りになると乳房を掴み陰茎をその間に挟み込んでしまった。

「いつもの…いいよね///」
「…うん…///頑張ります♥」

 伏矢は朧げな表情ながら小さく頷くと、乳房を両手で抑え込み挟まった陰茎を押し潰す様にむにゅむにゅとしごいた。
 鎌玖郎はその柔らかい圧迫感にくぐもった喘ぎ声を上げる。

「うぅ…///相変わらず、気持ちいいよ///伏矢のパイズリッくあ…///」
「ん♥本当ですか?わたしもっこれ好きです♥旦那様がとっても気持ち良さそうだから…頑張れちゃいます♥♥///ハムッ♥」
「うぁあっ!///パイズリフェラはっ…ヤバいっっ///」
「ンンン♥ひゅび、くいほんでるっ♥ンチュル…ハフッ♥」

 鎌玖郎はパイズリフェラの快感に自然と指に力が入る。その為乳房が指に沿って形を変え、伏矢から甘い吐息と嬌声を上げさせた。

「射精るっ!///射精るよっ!///飲んで…全部飲んでっっ!!///」
「ンン…フッ♥フニュッ!!♥ンあぁ!!♥」

 口内に大量に射精され、耐えきれずに口を離してしまった。
 伏矢の顔は精液で白く汚れるも、厭らしく蕩け、付いた精液を掬い取ってぺろぺろと舐めた。

「はぁ…はぁ…ごめんなさい…飲みきれなかった…♥」
「…伏矢っ!///」
「きゃっ!?///」

 息も絶え絶え謝る健気な伏矢に、鎌玖郎は風の様に腹から退き、ムチッとした太腿に手を掛けて亀頭を秘所に押し当てる。

「我慢できないんだ…挿入れるよ///」
「はぁ…はぁ…♥…お、お手柔らかに…んんんん♥♥んにゅあぁ〜〜♥♥♥」

 鎌玖郎は挿入すると穿(ほじ)るかの様に深くゆっくり突いた。
 伏矢は快感で涙目になりながら喘ぎ、その声を抑える様に口を手で覆った。そして膣を突かれる動きに少し遅れて爆乳が揺れ、母乳を撒き散らした。

「はっっ♥んあぅ♥…旦那…様ぁ♥ふぁっ♥気持ちいい?♥」

 伏矢が蕩けきった顔を晒しながら健気に様子を伺ってくる。そんな愛しい妻にもっと快楽をと、鎌玖郎は太腿の感触を愉しんでいた手を離す。

「あぁ…とっても///伏矢ももっと気持ち良くなって///」

 そして乳房を鷲掴み、そのまま腰をより一層強く早く打ち付けた。

「んやーーっっ♥♥お腹がぁっ!♥おっぱいが千切れちゃううっ!♥♥らめえーー♥♥♥」

 伏矢は乱暴に身体を蹂躙され口では嫌がるも、身体を弓なりに反らせて絶叫し、イキ顔を晒した。
 現に口を覆っていた手は鎌玖郎の手を掴んでおり、自らの乳房を交互に揉ませ搾らせる様に促していた。

「伏矢!///はぁ…はぁ…、キスしたまま…イクよ!!///ンッ」
「フウゥウ♥♥ン…ンチュッ……ンンンン〜〜〜〜ンン♥♥♥」

 唇を奪い求める様に口内を舐(ねぶ)ると、伏矢の膣内にドクドクと射精をした。
 鎌玖郎が唇を離し秘所から陰茎を引き抜いて伏矢の様子を伺った。
 伏矢は母乳を壊れた蛇口の様に噴き出させ続け放心状態になりつつも、幸せそうに口角を上げて譫言の様に「好き…♥」と繰り返し呟いていた。
 鎌玖郎は陰茎を起たせたまま伏矢の頭を優しく撫でると、伏矢は満面の笑みを浮かべた。
 そんな行為の一部始終を伺っている者がいた。

(毎回思うんだけど勝てなくない?妹達に…)

 鎌威はシュンとした面持ちで二人をじっと眺めていた。
 鎌威は二人の妹と本当に仲がいいが、鎌玖郎に関わる事は別で、自分が最も鎌玖郎に愛されていると自負していた。しかし先の行為を、否、妹たちのそれぞれ個性的で淫らな交わりを見る度に不安になるのだ。一番ではないのでは、と。

(新しく鎌玖郎の為に造られた薬…なんかもう…すること全部しちゃったんじゃない…?いや…)

 不安で頭(こうべ)を垂れるが、迷いを振り切る様に首を振り頬をペチペチ叩くと鎌玖郎に突撃する。

「やっぱ攻めるしかないじゃないっ!!」
「うわっ!?鎌威!?ぐわぁっ!!///」

 鎌威はまるで獲物をねじ伏せる伏矢の様に鎌玖郎を押し倒すと着物を脱ぎ捨て、鎌玖郎の乳首と陰茎を素早く斬り刻んだ。
 一見恐ろしい行為だが、本当に斬る事は出来ず血も傷も出ない。だが、斬られた箇所にしっかりと熱を帯びさせ疼かせるのだ。

「斬られた所…疼くでしょ?♥慰めてあげる♥ぺろっ」
「ぬぁくっ…///鎌威…くはっ///」

 斬られて疼く乳首を舐め回され身悶えする。もちろん陰茎も手コキをされて快楽を与えられ、あっという間に射精してしまった。

「まだまだ♥ほらこうして…!」
「うあっ///」

 ぐったりする鎌玖郎を無理やり起こして座らせ、今度は手を持つと薬壺に漬け込み、背を向けて自身の豊満な乳房に押し当てた。

「鎌玖郎の大好きなおっぱいだよ♥私にも母乳を出させてね…鎌玖郎の手で♥」

 言われるがまま鎌玖郎は鎌威の乳房を厭らしく揉んだ。
 鎌玖郎の指が乳房に沈ませ、乳首を人差し指と中指の間に挟んでキュッと締めて引っ張った。

「んん…♥おっぱいがどんどん熱くなって…感じてっ♥…出るっ♥♥」

 親指と人差し指でビッと引っ張られると、母乳が噴き出した。
 鎌威はニヤッと厭らしく笑うと、鎌玖郎の方に向いて手を拘束し、再び押し倒し覆い被さって顔を乳房で埋(うず)めてしまった。

「さぁ、鎌玖郎のとっても大好きな母乳…たくさん飲んでね♥♥」
「ンブッ…待っ…ウ…///」

 そして乳首に口を押し付けて無理やり授乳を始めてしまった。
 鎌玖郎は窒息しまいとフガフガ口と顔を必死に動かした。鎌威はそれを乳首責めだと勘違いして快感に顔を蕩けさせ、太腿で器用に陰茎を挟み込んで刺激した。

「どう?♥私の母乳美味しい?♥♥」
「プハァッ///甘くて滑らかな飲み応えでとっても美味しい…じゃなくてムブッ///」
「美味しい!?♥良かったぁ…もっと飲んで♥鎌玖郎に母乳吸われるの…ちょっといいんだ♥クセになりそう…♥あぁでも、もう限界っ!♥」

 そう言うと拘束を解いて起き上がると騎乗位の態勢になる。
 先走り汁でヌルヌルの陰茎に生唾を飲み、秘所を指で押し広げて一気に咥え込んだ。

「あふぁ〜♥硬い…♥太い…♥もう、堪んないっっ♥♥」
「鎌威…///待ってっ!///」
「んあっ♥あっ♥鎌玖郎、聴こえる?♥パンパン淫らに音出て…♥気持ちいいでしょ?♥♥」
「何を焦ってるの?///」
「え…?」

 鎌玖郎の言葉に、鎌威は驚きのあまり動きを止めた。

「焦ってるよね?どうしたの?」
「あ、焦ってなんか…いないよ…。」
「嘘だ。いつもだったらじっくりねっとり責めるのに、今日は全部が無理やりだったよ…気持ち良かったけど…///」
「あっ…!!」

 鎌威はハッとすると眉を八の字にして耳を垂れさせ顔を逸らした。
 そんな目に見えて落ち込む鎌威に鎌玖郎はフッと愛おしげに笑うと、そのまま逆に押し倒し陰茎を抜いた。

「鎌威が思っている事を当ててあげるよ。鎌威は、伏矢と癒々に劣っているって思ってるでしょ?」
「えっ!!?ち、違っ…」

 無意味な反論しようとした鎌威を、鎌玖郎は頭を撫でて静かにさせる。

「愛されなかったらどうしようって、不安になっちゃったんだ。だから無理やり責めちゃったんだよ。」
「うぅ…」
「だから今日は僕が…鎌威を責めてあげるね///」
「ひゃあぁーーー!!??♥♥♥」

 不意に鎌玖郎の手が鎌威の乳房に伸びて力強く鷲掴みする。乳房は歪に変形させ、親指で乳首をグリッと押し込んだ。
 突然の快感に鎌威は目を見開き身体を反らして絶叫した。

「あぁあっ♥なんでっ!?♥さっきと全然違っ♥刺激…つよぉ♥♥」
「気持ちいい?///膣内にも指を入れてあげるね///」
「!!待ってええーーっっ♥♥」

 止める間もなくグチュッと厭らしい水音を立てて鎌玖郎の指が入り込む。
 同時に鎌威の身体が跳ねて痙攣する。

「びしょびしょだ…それに僕の指が四本も入っちゃった///鎌威の身体はやっぱり一番えっちだよね///」
「んっっ♥あっー♥指動かしぃっっ♥♥一番…えっち…ほんっとう?♥」
「癒々よりも伏矢よりも交わりに積極的で、たくさん責めて虐めてくるのに、本当は乱暴に責められたい…甘えたい…そんな鎌威が一番えっちで、一番好きだよ///」
「一番…!♥あぁーイクうーっ♥♥♥」

 嬉しさのあまり鎌威は絶頂を迎え、イキ顔を晒しながら盛大に潮吹きをした。
 ビクビク痙攣しつつも淫らに蕩けた笑みを浮かべて鎌玖郎に擦り寄って甘え始める。

「ねぇ…鎌玖郎ぉ♥キス、してぇ?♥」
「あぁ、いいとも。でも…ここに座ったらしてあげるよ///」
「え…!?♥」

 鎌玖郎はそう言うと、胡坐(あぐら)をかいてポンポンと膝を叩いた。真ん中には、陰茎が反り起っている。そこに自分が座る姿を想像して、鎌威はだらしなく頬を緩ませて固唾を呑んだ。

「こないの?///」
「イく♥」

 鎌威は嬉々と膝上までやってくると、陰茎に手を添え、秘所に押し当て腰を下ろした。

「うああぁっっ!!///」
「んんん〜〜−−っっ!!♥♥♥」

 二人は繋がる快感に軽く絶頂し、しばらくただ蕩けてお互いの顔を見つめ合った。

「うっっ///よく来たね///チュッ」
「ンチュッ…プハァッ♥これ良い♥すごく良い♥」
「鎌威も?実は僕も///…下から突くよ?///」
「えぇ♥私も上から…♥んあああっ♥♥」

 そのまま鎌玖郎と鎌威は想い想いに動き出す。
 鎌威は鎌玖郎にしがみ付くと顔を乳房に埋(うず)めさせ、懸命に腰を打ち下ろした。
 鎌玖郎も腕を回して鎌威に抱き付くと、埋められた顔をグリグリと擦り当てて懸命に腰を突き上げた。
 上がるのは喘ぎ声と嬌声のみで、そんな姿を襖(ふすま)から、いつの間にか家事に戻っていた癒々と伏矢が顔だけ出して伺っていた。

「あ〜あ。鎌玖郎さんもお姉ちゃんも幸せそう…。やっぱり敵わないなぁ…」
「うん…姉様には敵わない…。」
「う〜、早く交わりたいし、手早く夕食の仕上げやっちゃおう!ね、伏矢お姉ちゃん!」
「うん…!頑張ろ癒々!…え?交わり?」

 そう言うと二人はそこから風の様に去っていった。

「鎌威!///も…イキそうだ…///」
「わた…しも♥一緒に…一緒にイこっ♥♥」
「鎌威ー!!///」
「んああーーっっ♥♥鎌玖郎ぉー〜♥♥♥」

 二人は抱き締め合い絶頂すると倒れ込んだ。引き抜かれた陰茎は、ようやく萎えていた。

「はぁ…はぁ…♥夕食…多分出来た頃だから…行こ♥」
「あぁ…///」
「ちょおっと待ったぁ!!」
「ごめんなさい旦那様///]
「えちょ…二人共っ!?」

 姉への射精を実は見届けていた妹達は、一瞬で裸になり一斉に鎌玖郎の身体へと群がった。

「旦那様…!///チュッ♥…チュプッレロッ…テュプ♥」
「ン…プッ…伏…チュバッ///」

 伏矢は鎌玖郎を組み伏せると、一気に唇を奪い口を抉じ開けて舌を這わせ絡めた。

「あなた…♥いつものお薬塗ってあげる♥」
「ンン〜〜///」

 癒々は組み伏されている間にいつも使用している壺を手にたくさん付けると、陰茎に緑色の薬を塗り付けて手コキをした。

「…鎌玖郎の、おちんちんが…♥」

 すると萎えていた陰茎がみるみる勃起してしまった。

「ふふ♥準備が出来た♥やるよ伏矢お姉ちゃん…♥」
「プハッ♥…うん♥」

 二人は頷き合うと、まず伏矢が後ろから鎌玖郎の首に腕を回し、抱き枕の様に抱き締めて乳房の間に頭を挟み込んだ。
 次に癒々が鎌玖郎の腹の上に乗ると乳首を口に含ませると、鎌威の方を見る。

「さぁ、まずは鎌威お姉ちゃんの番だよ♥」
「癒々…♥」

 そして鎌威は癒々に促されると、鎌玖郎の手を持ち母乳が出る薬壺に漬けて乳房を掴ませた。そして自身は陰茎へと腰を下ろし始めた。

「「「最後は三人…どうかお情けを下さいませ♥♥♥」」」

 三人の声が重なると、鎌威の秘所が鎌玖郎の陰茎を根元まで咥え込んだ。
 それを合図にか、三人が一斉に動き始めた。

「あん♥ふぁっ♥おっぱいも膣内も気持ち良いよぉ♥」

 鎌威は乳房を揉み搾らせながら腰を振った。

「こういうのも…好きですよね?♥」

 伏矢は抱き締めながら顔をパイズリの如く押し擦った。

「ほら、チュッチュッチュ〜♥…はい、お口を離してぇ…ビュー♥」

 癒々は乳房を押し付け授乳し、口を放させては搾って母乳を口元に飛ばした。

「私また…イクうーー♥♥」
「うううぅぅぅうおおぉおぉおぁあああ///」

 こんな快楽に鎌玖郎は長く持つ訳もなく、五分も経たずして鎌威に射精した。

「あっ♥あっ♥ん…いけない…んにっ♥あっ♥」

 鎌威から嬌声が上がり余韻に浸るのかと思いきや、名残惜しげに秘所から陰茎をゆっくり引き抜いた。

「飲んで♥飲んで♥たくさん飲んで♥」

 完全に引き抜かれると、今度は鎌威が腹の上に移動して授乳をし始めた。鎌玖郎の腹は、滴る精液と愛液で汚れる。

「お姉ちゃんたちと比べたら小っちゃいけれど、一生懸命押し当てるからしっかり感じてね♥」

 次に癒々が抱き上げ絡み付き、乳房を頭に押し当てる。

「ひうっ♥とっても♥おっぱいも膣内もとっても気持ち良すぎてっ♥おかしくなっちゃぅっ♥♥」

 そして伏矢が鎌玖郎の手を壺に漬けてから乳房を揉ませ、陰茎を咥えて腰を激しく動かした。

「ングッっうわあーーーー///」

 またも五分経たずに射精を果たす。そして当然の如く三姉妹は場所を入れ代わる。
 伏矢が腹に乗って授乳、鎌威が抱き上げて乳房で挟み、癒々が乳房を薬付きの手で揉ませて陰茎へと腰を下ろした。

「お乳止まらなくて…疼いて…どうか飲んで下さい♥」
「私のおっぱいたくさん感じてっ♥気持ち良くなって♥」
「はぅ♥あん♥さぁ、癒々のお胸をもっと握り潰して♥膣内を穿(ほじ)って♥たっくさん射精してぇっ!♥♥」
「あぁ…あっーーーーーー///」

 そしてこの日最後の射精が果たされる。
 鎌玖郎は三人の妻に器用に身体を絡めると、そのまま穏やかな寝息を立てて眠ってしまった。

「あらら寝ちゃった。うふふ♥あなたの幸せそうな顔…大好きだよ♥」
「気持ち良さそう♥わたしも旦那様の傍に居れて幸せ…大好きです♥」
「ずぅ〜っとみんな、一緒だよ…ね、鎌玖郎ぉ♥大〜好き♥…ふふっ♥」

 三人も幸せな顔をして眠る夫の顔を見つめながら、共に眠りに就くのだった。
 そしてつくったきり忘れ去られた夕食は、結局駄目になってしまったという。
21/09/07 01:24更新 / 矛野九字
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■作者メッセージ
 流石に妻三人分となると疲れました。でも、とっても書いていて楽しかったです!

 次編ではどんなストーリーを書きましょうかね?

 それでは、また。

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