ダークプリースト マリアの貞淑度100%お見合い
みなさんこんにちは。ダークプリーストのマリアです。紆余曲折あって主神に仕える身でありながら魔物娘となってしまいましたが、神の善良なる教えを子どもたちに伝える意志は捨てていません。
ところで私事で恐縮なのですが、上からの強い要望でお見合いをすることになりました。「早く身を固めて家庭に入り、シスターとしての仕事も引退してほしい」とのことです。
配属先が変わるたびに、教会中の子どもたちを魔物化させてしまったのは流石にまずかったのでしょうか……? まあ気を取り直してお見合いの場へと向かいましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「きょ、きょうは……よろししくお願いします!」
お相手は北の地方の村から来た農夫の青年です。視界に入っただけで何だかムラムラしてきましたが、私は敬虔なるシスター。神の僕らしく貞淑に振る舞うよう努めましょう。
「よろしくお願いします。北の方からお越しになさったのですね。やはり寒いところなのですか?」
「はい! 特に冬場は雪の日も多く、屋内でゆっくり過ごす村人が殆どです」
「「ああああああっっっっすん…………!」」
「ええええっ!?」
なんということでしょう! 雪に閉ざされた村の屋内でやることといえばただ一つ! 子作り! 子作りに決まっています! そんな場所に私を嫁に迎えようということは……「冬になったら毎日のようにお前の体を使って温まってやるぜぐへへへ」と考えているに違いありません!
なんていやらしい殿方なのでしょう! ドスケベ村のドスケベ大臣(?)だとでもいうのですか!?
「あ、あの……」
「……失礼しました。なんでもありません。……そうだ、なにかご趣味はありますか?」
「ええと……リュートを少々……」
「「りゅううふふふっっっん!!!!」」
「ええええええっ!?」
リュート! リュートといえば弦楽器! 繊細な指の動きで弦を弾くことで音を鳴らしているということ! その指テクで一体何人の村娘を鳴かしてきたのですか!? こんな殿方と結婚したら最後、毎晩のように「お前は随分感度の良い『楽器』だなあ? 隣にまで声が届かないようせいぜい耐えるんだな」といじめられるに違いありません!
まさかここまでのドスケベウォーリアー(?)とは思いませんでした!
「えと……その……一応読書も……」
「「どどっどどどくうううううんんん!!?」」
「……」
読書! まさかの読書ですか! 男の人が本の頁をめくるあの指の動きがどれだけいやらしいものかも知らずに、読書ですって! きっと愛読書は「背徳シスター乱れ咲き聖水天国」に違いありませんわ! あのドスケベ本で学んだ知識で、この私の穢れを知らぬ肉体を、淫魔の如く調教しつくそうというのですね! 貴方の性の知的好奇心は私の体という鍵を手に入れることで、真実の門の扉の奥へと突き進むというのですか!
えっ、突き進む!? まだ婚前というのに私の赤ちゃん部屋にその逞しいものを突き進める気でーー
「ええと……シスター……」
「……失礼しました。少し取り乱してしまいまして……お仕事は何をなさっているのですか?」
「……寒い地域なので、芋を育てています。あの……良かったらこちらの芋をお土産として受け取ってください」
「「ぽてとぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんんん!!!」」
「ええ……(ドン引き」
芋……こんなにずっしりと膨らんだお芋! 外の空気は冷たくても畑の土の中は温かく……中身の白くて逞しいこの一物を育て上げたというのですね……! 一体私の体という畑をどう耕すつもりなのでしょうか……!?(シュコシュコシュコシュコ
「あ、あの……シスター、そんな擦り方をすると芋の薄皮が剥けーー」
「剥ける!? 剥けて敏感になってしまうのですか!?」
「いや確かに痛みやすくはなるけど……シスター、大丈夫ですか? もし気分が悪いようでしたら、日を改めて……」
「その必要はありません……」
「(な、なんだ……様子がおかしい……)」
「貴方のような性欲魔神を野に放つような真似はできません! このシスター・マリアが契りを結び、汚れなき肉体を捧げることによって、貴方という存在そのものを貪り尽くーーじゃなくて、世の乙女たちの純血を守る盾となりましょう!」
「ええええ!? 性欲魔神!?」
「さあもう逃しはしませんよ! その汚れた欲望がぐつぐつと煮えたぎる肉棒を私の聖所に封印してあげます!」
「えっちょ、服を脱がさーー力つよっ! えっ、えっ、まさか人じゃなくて魔物娘んんーーーーーっ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
えっと、紆余曲折あって、私が相手方の子供を妊娠してしまった結果、お見合いは成立。結婚という運びになりました。
彼の予想以上のドスケベさには翻弄されましたが、なんとか収まるところに収まって良かったと思います。
それでは皆さんも良き出会いに恵まれることを、僭越ながら祈らせていただきます。
……んんんんんん!!
あっ、特に淫らなことを言っても言われてもないのに、つい癖で発情してしまいした♥
FIN.
ところで私事で恐縮なのですが、上からの強い要望でお見合いをすることになりました。「早く身を固めて家庭に入り、シスターとしての仕事も引退してほしい」とのことです。
配属先が変わるたびに、教会中の子どもたちを魔物化させてしまったのは流石にまずかったのでしょうか……? まあ気を取り直してお見合いの場へと向かいましょう。
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「きょ、きょうは……よろししくお願いします!」
お相手は北の地方の村から来た農夫の青年です。視界に入っただけで何だかムラムラしてきましたが、私は敬虔なるシスター。神の僕らしく貞淑に振る舞うよう努めましょう。
「よろしくお願いします。北の方からお越しになさったのですね。やはり寒いところなのですか?」
「はい! 特に冬場は雪の日も多く、屋内でゆっくり過ごす村人が殆どです」
「「ああああああっっっっすん…………!」」
「ええええっ!?」
なんということでしょう! 雪に閉ざされた村の屋内でやることといえばただ一つ! 子作り! 子作りに決まっています! そんな場所に私を嫁に迎えようということは……「冬になったら毎日のようにお前の体を使って温まってやるぜぐへへへ」と考えているに違いありません!
なんていやらしい殿方なのでしょう! ドスケベ村のドスケベ大臣(?)だとでもいうのですか!?
「あ、あの……」
「……失礼しました。なんでもありません。……そうだ、なにかご趣味はありますか?」
「ええと……リュートを少々……」
「「りゅううふふふっっっん!!!!」」
「ええええええっ!?」
リュート! リュートといえば弦楽器! 繊細な指の動きで弦を弾くことで音を鳴らしているということ! その指テクで一体何人の村娘を鳴かしてきたのですか!? こんな殿方と結婚したら最後、毎晩のように「お前は随分感度の良い『楽器』だなあ? 隣にまで声が届かないようせいぜい耐えるんだな」といじめられるに違いありません!
まさかここまでのドスケベウォーリアー(?)とは思いませんでした!
「えと……その……一応読書も……」
「「どどっどどどくうううううんんん!!?」」
「……」
読書! まさかの読書ですか! 男の人が本の頁をめくるあの指の動きがどれだけいやらしいものかも知らずに、読書ですって! きっと愛読書は「背徳シスター乱れ咲き聖水天国」に違いありませんわ! あのドスケベ本で学んだ知識で、この私の穢れを知らぬ肉体を、淫魔の如く調教しつくそうというのですね! 貴方の性の知的好奇心は私の体という鍵を手に入れることで、真実の門の扉の奥へと突き進むというのですか!
えっ、突き進む!? まだ婚前というのに私の赤ちゃん部屋にその逞しいものを突き進める気でーー
「ええと……シスター……」
「……失礼しました。少し取り乱してしまいまして……お仕事は何をなさっているのですか?」
「……寒い地域なので、芋を育てています。あの……良かったらこちらの芋をお土産として受け取ってください」
「「ぽてとぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんんん!!!」」
「ええ……(ドン引き」
芋……こんなにずっしりと膨らんだお芋! 外の空気は冷たくても畑の土の中は温かく……中身の白くて逞しいこの一物を育て上げたというのですね……! 一体私の体という畑をどう耕すつもりなのでしょうか……!?(シュコシュコシュコシュコ
「あ、あの……シスター、そんな擦り方をすると芋の薄皮が剥けーー」
「剥ける!? 剥けて敏感になってしまうのですか!?」
「いや確かに痛みやすくはなるけど……シスター、大丈夫ですか? もし気分が悪いようでしたら、日を改めて……」
「その必要はありません……」
「(な、なんだ……様子がおかしい……)」
「貴方のような性欲魔神を野に放つような真似はできません! このシスター・マリアが契りを結び、汚れなき肉体を捧げることによって、貴方という存在そのものを貪り尽くーーじゃなくて、世の乙女たちの純血を守る盾となりましょう!」
「ええええ!? 性欲魔神!?」
「さあもう逃しはしませんよ! その汚れた欲望がぐつぐつと煮えたぎる肉棒を私の聖所に封印してあげます!」
「えっちょ、服を脱がさーー力つよっ! えっ、えっ、まさか人じゃなくて魔物娘んんーーーーーっ!」
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えっと、紆余曲折あって、私が相手方の子供を妊娠してしまった結果、お見合いは成立。結婚という運びになりました。
彼の予想以上のドスケベさには翻弄されましたが、なんとか収まるところに収まって良かったと思います。
それでは皆さんも良き出会いに恵まれることを、僭越ながら祈らせていただきます。
……んんんんんん!!
あっ、特に淫らなことを言っても言われてもないのに、つい癖で発情してしまいした♥
FIN.
22/09/18 19:44更新 / SHAR!P