ダークプリースト マリアの子供との接し方講座
みなさんこんにちは。ダークプリーストのマリアです。紆余曲折あって主神に仕える身でありながら魔物娘となってしまいましたが、神の善良なる教えを子どもたちに伝える意志は捨てていません。
本日は私の経営する孤児院での一日を通して、正しい子供との接し方を学んでいきましょう。
【朝:起床】
おはようございます。爽やかな朝ですね。でも中には朝が苦手で、なかなかベッドから出られない子もいます。そんな時は優しく、それでいてきっぱりと起こしてあげましょう。
ーーーーーーーーーーーーー
「さあ起きて。他の子たちはみな朝食の準備を進めてますよ」
「うーん……もうちょっとベッドの中にいさせて……」
「ああああああっっっっすん…………!」
「え!? シスター!?」
「い、今なんと言いましたか……?」
「えっ……『中にいたい』ってーー」
「んんんんんんんん♥ なんてことを……どうして『中』にいたいのですか?」
「い、いや……ベッドの中暖かくて気持ちいいし……」
「ふうううううん♥ 『中が温かくて気持ちいい』ですって……! なんていやらしい子なのでしょう! ダークエンジェルのみなさん、お仕置きしてあげてください♥」
「「「はーい!!」」」
「えっ、うわわどこ触って……!」
ーーーーーーーーーーーーー
……ふう。危ないところでしたね。気を取り直して次の時間に参りましょう。
【午前:勉強】
子どもたちには年齢に応じて適切な教育を受けさせることが大人の義務です。今回は算数の授業を例に上げてみましょう。
ーーーーーーーーーーーーー
「三角形の面積を求める公式とは? 分かる人は手を挙げましょう」
「はい!」
「はい、それではエリーさん」
「底辺✕高さ÷2です!」
「ほおおおおおっっっっふ…………!」
「え!? シスター!?」
「い、今なんと言いましたか……?」
「えっ……『底辺✕高さ÷2』ってーー」
「くううううううん♥ わ、÷2……『わるに』……『わるにー』ですって! そのような言葉をどこで覚えたのですか?」
「え……昨日お兄ちゃんと一緒に予習しててーー」
「むうううううううんっっっっ……♥ じ……実の兄に『わるにー』を教え込まれたのですか……? なんていやらしい子なのでしょう! ダークエンジェルのみなさん、お仕置きしてあげてください♥」
「「「はーい!!」」」」
「あっ、やっ、そこだめ……♥」
ーーーーーーーーーーーーー
……ふう。危ないところでしたね。おそらく「わるにー」とは「悪いオナニー」の略称でしょう。せめて「良いオナニー」であればセーフだったのですが……。
気を取り直して次の時間に参りましょう。
【午後:自由時間】
子供の健全な発育には、外で自由に遊ぶ時間が必要不可欠です。しかし子供同士で遊んでいればケンカの一つや二つは起きるもの。そのような時はしっかりとお互いの言い分を踏まえて仲裁してあげましょう。
ーーーーーーーーーーーーー
「放せよー!」
「やだよー!」
「ケンカはいけませんよ。原因は何ですか?」
「あっ、シスター! ぼく、おもちゃの剣で遊びたいのにこいつが貸してくれなくてーー」
「ひゅふううううううっっっ!」
「シスター!?」
「い、今なんと言いましたか……?」
「えっ……『おもちゃ』ってーー」
「ひひいいいいいいん♥ その若さで『おもちゃ』の取り合いですか……! 私にお貸しなさい! ああ……子供なのにこんな大きくて立派なおもちゃで遊ぼうとしていたのですね……(サワサワサワサワサワ」
「し、シスター……なで方が変だよ……」
「ああ……この『おもちゃ』でどのように遊ぶつもりだったのですか……?」
「え……粘土で凶暴そうなドラゴンを作ったから、それを突っついて勇者ごっこーー」
「くふうううううううんっっっっ♥ こ、こんな凶悪な形のおもちゃでドラゴンを突こうとしたのですか!? こんなもので突かれたらいくら屈強なドラゴンをであっても昇天間違いなし……! なんていやらしい子なのでしょう! ダークエンジェルのみなさん、お仕置きしてあげてください♥」
「「「はーい!!」」」」」
「「あ、あひい……!」」
ーーーーーーーーーーーーー
……ふう。危ないところでしたね。危険な遊びをしている子供を諌めるのも大人の義務です。
【夜:夕食】
共に暮らす家族たちと食卓を囲むこともまた、子供の健全な発育には欠かせません。もしも好き嫌いを克服していた子供がいたら褒めてあげましょう。
ーーーーーーーーーーーーー
「さあみなさん、お腹いっぱい食べられることに感謝してから、お夕飯をいただきましょう」
「「「いただきまーす!!」」」
「ねえシスター! ぼく、ピーマン食べられるようになったよ!」
「しょおおおおおおっっっ!」
「シスター!?」
「い、今なんと言いましたか……?」
「えっ……『ピーマン食べられるようなった』ってーー」
「ぴいいいいいいい♥ ピー『マン』を『食べる』ですって……! 人の3大欲求のうち2つを同時に満たそうとしているのですね……! なんて欲張りな子なのでしょう! ダークエンジェルのみなさん、お仕置きしてあげてください♥」
「「「はーい!!」」」」
「あひい……そんなとこ舐めないで……!」
ーーーーーーーーーーーーー
……ふう。危ないところでした。みなさんも子供が口にするものには十分気をつけましょう。
えっと、そんなこんなで私の孤児院の子どもたちは全員魔物娘か、インキュバスになってしまいました。子供の健全な成長のためにはやむを得なかったのかもしれません。
それでは私の講座はここまで。皆さんお元気で!
あああああふううううう♥ ど、どこを元気にさせるつもりなのですか……♥
ーーFIN.
本日は私の経営する孤児院での一日を通して、正しい子供との接し方を学んでいきましょう。
【朝:起床】
おはようございます。爽やかな朝ですね。でも中には朝が苦手で、なかなかベッドから出られない子もいます。そんな時は優しく、それでいてきっぱりと起こしてあげましょう。
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「さあ起きて。他の子たちはみな朝食の準備を進めてますよ」
「うーん……もうちょっとベッドの中にいさせて……」
「ああああああっっっっすん…………!」
「え!? シスター!?」
「い、今なんと言いましたか……?」
「えっ……『中にいたい』ってーー」
「んんんんんんんん♥ なんてことを……どうして『中』にいたいのですか?」
「い、いや……ベッドの中暖かくて気持ちいいし……」
「ふうううううん♥ 『中が温かくて気持ちいい』ですって……! なんていやらしい子なのでしょう! ダークエンジェルのみなさん、お仕置きしてあげてください♥」
「「「はーい!!」」」
「えっ、うわわどこ触って……!」
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……ふう。危ないところでしたね。気を取り直して次の時間に参りましょう。
【午前:勉強】
子どもたちには年齢に応じて適切な教育を受けさせることが大人の義務です。今回は算数の授業を例に上げてみましょう。
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「三角形の面積を求める公式とは? 分かる人は手を挙げましょう」
「はい!」
「はい、それではエリーさん」
「底辺✕高さ÷2です!」
「ほおおおおおっっっっふ…………!」
「え!? シスター!?」
「い、今なんと言いましたか……?」
「えっ……『底辺✕高さ÷2』ってーー」
「くううううううん♥ わ、÷2……『わるに』……『わるにー』ですって! そのような言葉をどこで覚えたのですか?」
「え……昨日お兄ちゃんと一緒に予習しててーー」
「むうううううううんっっっっ……♥ じ……実の兄に『わるにー』を教え込まれたのですか……? なんていやらしい子なのでしょう! ダークエンジェルのみなさん、お仕置きしてあげてください♥」
「「「はーい!!」」」」
「あっ、やっ、そこだめ……♥」
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……ふう。危ないところでしたね。おそらく「わるにー」とは「悪いオナニー」の略称でしょう。せめて「良いオナニー」であればセーフだったのですが……。
気を取り直して次の時間に参りましょう。
【午後:自由時間】
子供の健全な発育には、外で自由に遊ぶ時間が必要不可欠です。しかし子供同士で遊んでいればケンカの一つや二つは起きるもの。そのような時はしっかりとお互いの言い分を踏まえて仲裁してあげましょう。
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「放せよー!」
「やだよー!」
「ケンカはいけませんよ。原因は何ですか?」
「あっ、シスター! ぼく、おもちゃの剣で遊びたいのにこいつが貸してくれなくてーー」
「ひゅふううううううっっっ!」
「シスター!?」
「い、今なんと言いましたか……?」
「えっ……『おもちゃ』ってーー」
「ひひいいいいいいん♥ その若さで『おもちゃ』の取り合いですか……! 私にお貸しなさい! ああ……子供なのにこんな大きくて立派なおもちゃで遊ぼうとしていたのですね……(サワサワサワサワサワ」
「し、シスター……なで方が変だよ……」
「ああ……この『おもちゃ』でどのように遊ぶつもりだったのですか……?」
「え……粘土で凶暴そうなドラゴンを作ったから、それを突っついて勇者ごっこーー」
「くふうううううううんっっっっ♥ こ、こんな凶悪な形のおもちゃでドラゴンを突こうとしたのですか!? こんなもので突かれたらいくら屈強なドラゴンをであっても昇天間違いなし……! なんていやらしい子なのでしょう! ダークエンジェルのみなさん、お仕置きしてあげてください♥」
「「「はーい!!」」」」」
「「あ、あひい……!」」
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……ふう。危ないところでしたね。危険な遊びをしている子供を諌めるのも大人の義務です。
【夜:夕食】
共に暮らす家族たちと食卓を囲むこともまた、子供の健全な発育には欠かせません。もしも好き嫌いを克服していた子供がいたら褒めてあげましょう。
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「さあみなさん、お腹いっぱい食べられることに感謝してから、お夕飯をいただきましょう」
「「「いただきまーす!!」」」
「ねえシスター! ぼく、ピーマン食べられるようになったよ!」
「しょおおおおおおっっっ!」
「シスター!?」
「い、今なんと言いましたか……?」
「えっ……『ピーマン食べられるようなった』ってーー」
「ぴいいいいいいい♥ ピー『マン』を『食べる』ですって……! 人の3大欲求のうち2つを同時に満たそうとしているのですね……! なんて欲張りな子なのでしょう! ダークエンジェルのみなさん、お仕置きしてあげてください♥」
「「「はーい!!」」」」
「あひい……そんなとこ舐めないで……!」
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……ふう。危ないところでした。みなさんも子供が口にするものには十分気をつけましょう。
えっと、そんなこんなで私の孤児院の子どもたちは全員魔物娘か、インキュバスになってしまいました。子供の健全な成長のためにはやむを得なかったのかもしれません。
それでは私の講座はここまで。皆さんお元気で!
あああああふううううう♥ ど、どこを元気にさせるつもりなのですか……♥
ーーFIN.
22/02/20 09:09更新 / SHAR!P