ゲイザーちゃんとチョコレート
とある国の辺境の洞窟でひっそりと暮らしていたゲイザーのジーナ。しかし「洞窟に単眼の怪物が潜んでいる」と怯える村民の報告を聞いた衛兵たちの手によって捕らわれ、女領主の前に突き出されてしまう。
女領主はジーナに対して身の安全を保証する代わりに「肉体による奉仕」を行うよう取引を持ちかける。
孤独なジーナには他に頼る手段もなく、上級魔族としてのプライドもかなぐり捨てて、己の体を差し出すのであった……。
「……って、『肉体による奉仕』ってこういうことかよ!!」
女領主に対してそう叫ぶジーナは、メイド服に身を包んだ格好ではたきを握りしめていた。
「あら、もしかして違う形での奉仕をお望みだったかしら……♪」
「んなわけあるか! くそっ、馬鹿馬鹿しい……」
愉快そうにクスクスと笑う女領主に背を向け、ジーナは仕事の持ち場へと向かうのであった。
ーーーーーーーーー
「そりゃ確かに性奴隷みたいな扱いよりはましだけどよ……これはこれであたしのプライドが許さないぜ……」
そうは言いつつも背中の触手の先端にある目で細かい場所の汚れも見逃さず、魔力で浮遊することで効率良く掃除などの作業をこなしていくジーナの姿は、メイドとしてなかなか様になっていた。
「さて、次はーーうわっ!」
「メイドさん捕まえたー!」
ジーナの胸元にいきなり抱きついてきたのは、彼女と同じくらいの背丈の好奇心が強そうな金髪の男の子だった。
「(あー、こいつは確かあの領主の子供だっけ。名前は……ナッシュだったな。てかなんで私のこと全然怖がりもしないんだよ……)ナッシュお坊っちゃま、お仕事の邪魔をされては困ります」
「うーん……えっ、あれっ?」
ナッシュはジーナに抱きついたまま、怪訝な表情で彼女の顔を見つめる。
「どうかしましたかお坊っちゃま?」
「おっぱいがない……魔物娘って……男もいるの?」
「……(ブチッ)」
何気ない子供の勘違いが、ジーナの(堪忍袋の尾を)傷つけた。
「ちょっとこっちに来てください、お坊っちゃま。教育係に代わってあなたにお仕置きをします!」
「わーごめんなさーい!」
只の人間の男の子が魔物娘に抗えるはずもなく、ナッシュは怒り心頭のジーナに
メイド用の私室へと連れ込まれるのであった。
ーーーーーーーーー
「あっ、ちょっと、あははっ、やめっ、やめて、ごめんなさっ、あはは!」
ジーナの部屋のベッドの上に放り投げられたナッシュは、彼女に両足を掴まれて股間を足でぐりぐりと刺激されるという「お仕置き」を受けていた。
「ほらほら……反省しましたか? どんな男の子もここをこうされたら抵抗できないって、知ってるんですよ?」
ジーナは内心ドキドキしながらも、足の裏や指を器用に動かしてナッシュの股間をいじめ続ける。そうしているうちに、くすぐったがるナッシュの笑い声に甘い声が混じり始めてきた。
「あっ、あはっ、うぁ……うっ、ふふっ……ごめんなさい……」
「んん? なんだかおちんちんが固くなってますよ? もしかしてメイドに足蹴にされているのに興奮しているのですか?」
「ち、ちが……やぁっ……」
「(やべ……マジで感じちゃってるよ……このまま続けちゃってもいいのかな…?)」
やがて完全にジーナの足裏に屈したナッシュは気持ち良さそうに身悶えすることしか出来ない有り様になっていた。
「あぁ……なんかむずむずして……でる……なんかでちゃう……!」
魔物の少女の足裏による執拗な愛撫にはとても耐えきれず、ナッシュが女の子の様に小さく叫んだ瞬間、彼の体が意思に反してビクビクっと痙攣した。
「あ……あぁ……漏れちゃってる……」
「(うわ……足の裏でピクピクしてる……射精しちゃってるんだ……)」
ジーナはズボン越しに少年のペニスが脈打つ感触を足裏で味わいながら、抗い難いぞくぞくとするような情動が背筋をかけ上っていくのを感じていた。
「もう、お仕置だというのに、嬉しそうにお漏らしなんかして……ほら、下着も全部脱いでください」
精通の余韻で恍惚としているナッシュは、されるがままにズボンを下ろされ、下半身を丸裸にされてしまう。
「(あ……これが新鮮な精の匂い……)」
ジーナは黄ばんだ精液にまみれた、小さく可愛らしいペニスを見てごくりと唾を飲み込む。
「汚れを拭き取ります……じっとしててくださいね……♪」
「あっ、だめ……」
ナッシュの弱々しい抵抗を無視して一口サイズのペニスをパクりとくわえるジーナ。そのまま口の中で飴玉を転がすように舐め回すと、少年のペニスはむくむくと固さを取り戻していく。
「んっ……どうしますかお坊っちゃま? まだ『お仕置き』されたいですか?」
ペニスから口を離し、火照った顔で誘惑してくるゲイザーの少女に向かって、ナッシュは耳まで真っ赤になりながらこくこくと首を縦に振る。
「(これ魔眼の暗示とか必要ないな……よ、よし、ここまで来たらあたしも腹をくくるぞ!)」
ジーナは背徳感と興奮が入り交じった表情で下着とワンピースのスカートを脱ぎ捨てると、ベッドの上で座るナッシュの体を抱きしめて、互いの秘所をあてがう。
「空っぽになるまで絞り取っちゃいますから、覚悟してくださいね♥」
ジーナはナッシュの耳元でそう囁くと、そのままゆっくりと腰を下ろして少年のペニスをちゅるんと飲み込んだ。
「うう……ふぅ……ふぅ……!」
「(やべ……気持ちいいの我慢してる……めちゃくちゃ可愛い……!)」
気を抜くとすぐに射精してしまいそうなのだろう。対面座位でぎこちなく腰を揺らすジーナの上半身に抱き着き、エプロンの胸元に顔を埋めて必死に力むナッシュの姿に、
ジーナは心臓をきゅんきゅんと締め付けられるようなときめきを感じていた。
「め、メイドさん……」
しばらく交わっていると少し余裕が出てきたのか、涙目になりながらもジーナの単眼を甘える子犬のよう目で見つめてくるナッシュ。
「んっ、んっ、んっ……どうかしましたか? お坊っちゃま?」
「えっと……チューとか……してもいいかな……?」
言った後に恥ずかしそうに視線を逸らす少年の可愛らしさに思わずノックアウトされそうになるが、そこは何とかこらえて、ジーナはなるべく主導権を握り続けようとする。
「構いませんが……それなら私のことを『メイドさん』ではなく、名前で……『ジーナ』と呼んでください♥」
「うん、わかったよジーナ……!」
「ふふ、よくできました♥ ん……」
ジーナはご褒美といわんばかりに少年の唇を奪い、小さな舌をねっとりと絡めとって熱情的な深いキスをする。少年も負けじとジーナの唇に吸い付き、舌を吸ってお互いに蕩けるような口づけを交わす。
やがてジーナの体から体内にしまっていた幾多もの黒くて太い触手が飛び出し、二人の体をより深く密着させるように包み込んでいく。異様な光景であったが、互いの体を求めあう二人には熱情を昂らせるためのアクセントでしかなかった。
「ジーナ……! 僕、もう……!」
「出してナッシュ! 全部、中に……!」
ナッシュがひと際強い力でジーナの体を抱きしめると、そのまま大きく体を震わせて魔物の少女の膣内で射精した。
「あは……♥ お腹の中にいっぱい……♥」
自身もオーガズムに達したジーナの膣は、魔物娘の本能に従って脈打つ少年のペニスを締め上げ、新鮮な精をたっぷりと胎内へとすすり上げていく。
「うぅ……ジーナ……好きぃ……」
「ナッシュ……私も、好き……」
情熱的なセックスを終えた後も二人はしばらくつながったまま、情愛のゆりかごと化した触手の塊の中でキスをしたり、体をさすりあったりしてお互いを悦ばせるのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「なぁナッシュ……お前、チョコレート好きか?」
「え? 好きだけど……何で?」
事を済ませた後のベッドの上で、ジーナはナッシュに問いかけた。
「いや、明日はバレンタインだしさ……成り行きとはいえこういう関係になっちゃったし、良かったらどうかなって……(洞窟にいた頃はそんな行事が存在すること自体知らなかったし……)」
「本当? チョコくれるの? ありがとうジーナ、大好き!」
「(さっきまでチョコ貰うよりずっといいことしてたくせに、喜びすぎ……)」
ある意味子供らしいナッシュの無邪気さに呆れるジーナ。
「さて、さぼりがばれないうちにこの部屋から出て――」
「zzz……」
「寝とる! 自由すぎだろ!」
激しいセックスで体力を使い果たしたのだろう。ナッシュはいつの間にか眠りの世界へと落ちていた。
「(……メイドの仕事なんて隙を見て抜け出そうと思ってたけど……もう少し続けてもいいか)」
ジーナは苦笑しながらナッシュに毛布を掛けてあげると額に軽くキスをして、その場を後にしたのだった。
――Fin.
女領主はジーナに対して身の安全を保証する代わりに「肉体による奉仕」を行うよう取引を持ちかける。
孤独なジーナには他に頼る手段もなく、上級魔族としてのプライドもかなぐり捨てて、己の体を差し出すのであった……。
「……って、『肉体による奉仕』ってこういうことかよ!!」
女領主に対してそう叫ぶジーナは、メイド服に身を包んだ格好ではたきを握りしめていた。
「あら、もしかして違う形での奉仕をお望みだったかしら……♪」
「んなわけあるか! くそっ、馬鹿馬鹿しい……」
愉快そうにクスクスと笑う女領主に背を向け、ジーナは仕事の持ち場へと向かうのであった。
ーーーーーーーーー
「そりゃ確かに性奴隷みたいな扱いよりはましだけどよ……これはこれであたしのプライドが許さないぜ……」
そうは言いつつも背中の触手の先端にある目で細かい場所の汚れも見逃さず、魔力で浮遊することで効率良く掃除などの作業をこなしていくジーナの姿は、メイドとしてなかなか様になっていた。
「さて、次はーーうわっ!」
「メイドさん捕まえたー!」
ジーナの胸元にいきなり抱きついてきたのは、彼女と同じくらいの背丈の好奇心が強そうな金髪の男の子だった。
「(あー、こいつは確かあの領主の子供だっけ。名前は……ナッシュだったな。てかなんで私のこと全然怖がりもしないんだよ……)ナッシュお坊っちゃま、お仕事の邪魔をされては困ります」
「うーん……えっ、あれっ?」
ナッシュはジーナに抱きついたまま、怪訝な表情で彼女の顔を見つめる。
「どうかしましたかお坊っちゃま?」
「おっぱいがない……魔物娘って……男もいるの?」
「……(ブチッ)」
何気ない子供の勘違いが、ジーナの(堪忍袋の尾を)傷つけた。
「ちょっとこっちに来てください、お坊っちゃま。教育係に代わってあなたにお仕置きをします!」
「わーごめんなさーい!」
只の人間の男の子が魔物娘に抗えるはずもなく、ナッシュは怒り心頭のジーナに
メイド用の私室へと連れ込まれるのであった。
ーーーーーーーーー
「あっ、ちょっと、あははっ、やめっ、やめて、ごめんなさっ、あはは!」
ジーナの部屋のベッドの上に放り投げられたナッシュは、彼女に両足を掴まれて股間を足でぐりぐりと刺激されるという「お仕置き」を受けていた。
「ほらほら……反省しましたか? どんな男の子もここをこうされたら抵抗できないって、知ってるんですよ?」
ジーナは内心ドキドキしながらも、足の裏や指を器用に動かしてナッシュの股間をいじめ続ける。そうしているうちに、くすぐったがるナッシュの笑い声に甘い声が混じり始めてきた。
「あっ、あはっ、うぁ……うっ、ふふっ……ごめんなさい……」
「んん? なんだかおちんちんが固くなってますよ? もしかしてメイドに足蹴にされているのに興奮しているのですか?」
「ち、ちが……やぁっ……」
「(やべ……マジで感じちゃってるよ……このまま続けちゃってもいいのかな…?)」
やがて完全にジーナの足裏に屈したナッシュは気持ち良さそうに身悶えすることしか出来ない有り様になっていた。
「あぁ……なんかむずむずして……でる……なんかでちゃう……!」
魔物の少女の足裏による執拗な愛撫にはとても耐えきれず、ナッシュが女の子の様に小さく叫んだ瞬間、彼の体が意思に反してビクビクっと痙攣した。
「あ……あぁ……漏れちゃってる……」
「(うわ……足の裏でピクピクしてる……射精しちゃってるんだ……)」
ジーナはズボン越しに少年のペニスが脈打つ感触を足裏で味わいながら、抗い難いぞくぞくとするような情動が背筋をかけ上っていくのを感じていた。
「もう、お仕置だというのに、嬉しそうにお漏らしなんかして……ほら、下着も全部脱いでください」
精通の余韻で恍惚としているナッシュは、されるがままにズボンを下ろされ、下半身を丸裸にされてしまう。
「(あ……これが新鮮な精の匂い……)」
ジーナは黄ばんだ精液にまみれた、小さく可愛らしいペニスを見てごくりと唾を飲み込む。
「汚れを拭き取ります……じっとしててくださいね……♪」
「あっ、だめ……」
ナッシュの弱々しい抵抗を無視して一口サイズのペニスをパクりとくわえるジーナ。そのまま口の中で飴玉を転がすように舐め回すと、少年のペニスはむくむくと固さを取り戻していく。
「んっ……どうしますかお坊っちゃま? まだ『お仕置き』されたいですか?」
ペニスから口を離し、火照った顔で誘惑してくるゲイザーの少女に向かって、ナッシュは耳まで真っ赤になりながらこくこくと首を縦に振る。
「(これ魔眼の暗示とか必要ないな……よ、よし、ここまで来たらあたしも腹をくくるぞ!)」
ジーナは背徳感と興奮が入り交じった表情で下着とワンピースのスカートを脱ぎ捨てると、ベッドの上で座るナッシュの体を抱きしめて、互いの秘所をあてがう。
「空っぽになるまで絞り取っちゃいますから、覚悟してくださいね♥」
ジーナはナッシュの耳元でそう囁くと、そのままゆっくりと腰を下ろして少年のペニスをちゅるんと飲み込んだ。
「うう……ふぅ……ふぅ……!」
「(やべ……気持ちいいの我慢してる……めちゃくちゃ可愛い……!)」
気を抜くとすぐに射精してしまいそうなのだろう。対面座位でぎこちなく腰を揺らすジーナの上半身に抱き着き、エプロンの胸元に顔を埋めて必死に力むナッシュの姿に、
ジーナは心臓をきゅんきゅんと締め付けられるようなときめきを感じていた。
「め、メイドさん……」
しばらく交わっていると少し余裕が出てきたのか、涙目になりながらもジーナの単眼を甘える子犬のよう目で見つめてくるナッシュ。
「んっ、んっ、んっ……どうかしましたか? お坊っちゃま?」
「えっと……チューとか……してもいいかな……?」
言った後に恥ずかしそうに視線を逸らす少年の可愛らしさに思わずノックアウトされそうになるが、そこは何とかこらえて、ジーナはなるべく主導権を握り続けようとする。
「構いませんが……それなら私のことを『メイドさん』ではなく、名前で……『ジーナ』と呼んでください♥」
「うん、わかったよジーナ……!」
「ふふ、よくできました♥ ん……」
ジーナはご褒美といわんばかりに少年の唇を奪い、小さな舌をねっとりと絡めとって熱情的な深いキスをする。少年も負けじとジーナの唇に吸い付き、舌を吸ってお互いに蕩けるような口づけを交わす。
やがてジーナの体から体内にしまっていた幾多もの黒くて太い触手が飛び出し、二人の体をより深く密着させるように包み込んでいく。異様な光景であったが、互いの体を求めあう二人には熱情を昂らせるためのアクセントでしかなかった。
「ジーナ……! 僕、もう……!」
「出してナッシュ! 全部、中に……!」
ナッシュがひと際強い力でジーナの体を抱きしめると、そのまま大きく体を震わせて魔物の少女の膣内で射精した。
「あは……♥ お腹の中にいっぱい……♥」
自身もオーガズムに達したジーナの膣は、魔物娘の本能に従って脈打つ少年のペニスを締め上げ、新鮮な精をたっぷりと胎内へとすすり上げていく。
「うぅ……ジーナ……好きぃ……」
「ナッシュ……私も、好き……」
情熱的なセックスを終えた後も二人はしばらくつながったまま、情愛のゆりかごと化した触手の塊の中でキスをしたり、体をさすりあったりしてお互いを悦ばせるのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「なぁナッシュ……お前、チョコレート好きか?」
「え? 好きだけど……何で?」
事を済ませた後のベッドの上で、ジーナはナッシュに問いかけた。
「いや、明日はバレンタインだしさ……成り行きとはいえこういう関係になっちゃったし、良かったらどうかなって……(洞窟にいた頃はそんな行事が存在すること自体知らなかったし……)」
「本当? チョコくれるの? ありがとうジーナ、大好き!」
「(さっきまでチョコ貰うよりずっといいことしてたくせに、喜びすぎ……)」
ある意味子供らしいナッシュの無邪気さに呆れるジーナ。
「さて、さぼりがばれないうちにこの部屋から出て――」
「zzz……」
「寝とる! 自由すぎだろ!」
激しいセックスで体力を使い果たしたのだろう。ナッシュはいつの間にか眠りの世界へと落ちていた。
「(……メイドの仕事なんて隙を見て抜け出そうと思ってたけど……もう少し続けてもいいか)」
ジーナは苦笑しながらナッシュに毛布を掛けてあげると額に軽くキスをして、その場を後にしたのだった。
――Fin.
18/02/14 00:00更新 / SHAR!P