Cセイレーン編+エピローグ
「つ……疲れた……」
ライナスは、自分がかつて分身薬の製造を行っていた倉庫の秘密基地の中で、毛布を床に敷いて突っ伏していた。
彼が弱音を吐くのも無理は無い。ここ最近毎日の様に魔物娘に犯され続けているのだ。いくら若いといっても、色んな意味で精魂も尽き果てている。
「今日は週末……昼過ぎまで寝て、夕方まで一人で引きこもって本を読む! 絶対そうする!」
そこまで言うとライナスは宣言通り、微かな寝息を立てて微睡みの奥へと堕ちていった。
ーーーーーーー
「んむぅ……ちゅう、じゅるじゅる……ちゅぱっ……」
「ん……なに……?」
ライナスは下半身にまとわりつく温かな感触で目を覚ました。寝起きで頭の中がぼやけているせいで、周囲の状況が上手く把握できない。
「んん……ん? んあっ? る、ルリ!?」
「ちゅっ、ちゅう……ぷぁ。おはよう、ライナス♥」
意識がはっきりとしてくるのと同時に、知り合いのセイレーン、ルリが自身のぺニスを舐めしゃぶっていることに気が付く。
「ど、どこから入っーーあっ、イく!」
意識の覚醒と同時に、頭の中にどっと入り込んでくる快楽信号によって、ライナスのぺニスはいとも容易くルリの口淫に屈してしまう。
「ん〜♥ んっ、ん……むぐっ……」
ルリは嬉しそうな表情で、ライナスの精を口内で受け止めると、口を大きく開けて舌の上に乗った白濁液を見せつける。
「んっ、ごくっ……ふふ、美味しい♥ 」
ルリは大きな音を立ててザーメンを飲み込み、再び口を開いて、精を吸いとってしまったことをアピールする。そのまま呆気に取られているライナスを押し倒して、彼の体に覆い被さった。
「ちょっ、ちょっと待って!」
「だ〜め、逃げちゃダメ♥ 」
何とか逃れようとしてもがく少年の腰にのし掛かり、翼の力で手首を固定するルリ。
「ルリ、僕今日は一日中眠るつもりで……むぐっ!」
ルリは大人しくしてと言わんばかりにライナスの唇を自分の唇で塞ぐと、情熱的に舌を絡めとり、口の中を舐め回す。
「んちゅ……だって私、ライナスが他の魔物娘としている間、ずっと我慢してたんだよ? せっかく予定が空いたんだから、今日は一日中私とエッチしよ?」
「うぅ……でも僕、もうちんちんが持たない……」
「本当? ライナスのおちんちん、さっき出したばかりなのに、まだビンビンだよ?」
そう言うとルリは未だ固さを保ったままのぺニスを太股の間に捉えて、優しく締め上げた。
「あっ……」
「ライナスはじっとしてていいよ。太股でイかせてあげるから♥ 」
ルリは顔を上気させて微笑むと、翼を少年の背中に回して、逃げられないように体を固定する。そのままおしっこを我慢するように、すりすりと太股を擦り合わせ、柔肉で雁首を擦り始めた。
「うぁぁ……」
少年は弱々しい喘ぎ声を上げてセイレーンの少女の肩を掴み、快楽に耐えようとする。
「うふふっ、私の太股、むちむちして気持ち良いでしょ?」
ルリは少年の耳や首筋を啄むようにキスをしつつ、太股の圧迫をじわじわと強めていく。
彼女はすべすべで弾力のある太股の肉で、少年のぺニスが脈打つ感触を楽しんでいた。
「ほらほら、先っぽいじめちゃうぞ〜☆」
「ああっ! ルリ、そこはダメ!」
ルリが先端から零れ出した我慢汁を、くちゅくちゅと亀頭に塗りつけるようにして揉み込むと、ライナスは甘い悲鳴を上げて悶絶した。
強すぎる快楽刺激を堪えるために、より強い力でルリの体にしがみつき、彼女のささやかな膨らみに顔を埋める。
「ライナスのちんちん、太股の間で元気に暴れてるよ。好きなときに出して良いからね♥」
「あ……あぁっ!」
ルリに頭を優しく撫でられると、少年は本能に任せて、がむしゃらに腰を前後に動かし始めた。
このまま柔らかい太股の中で思いっきり射精したいーー。
少年の頭の中はそのようなピンク色の欲望で満たされてしまい、その欲望がまるで挿入しているかのように腰を動かして、ぺニスを柔らかな太股に擦り付けていく。
「ふぁ、あ……い、イく!」
「きゃあんっ♥」
ライナスの腰の動きが止まり、ルリの太股の弾力に屈服したぺニスから、2発目の精液が暴発気味に放たれる。セイレーンの少女は少年が温かい感触の中で最後まで出し切れるように、股をぴっちりと閉じて先端を太股の間に埋めてあげた。
「(太股の中でピクピクしてる……可愛い♥)」
ぺニスからは断続的にザーメンが飛び出し、太股の間から白く濁った液体がジワリと滲み出してくる。ライナスは恍惚とした表情でルリの乳首を吸いながら、太股の間での心地良い放出感の虜となっていた。
「ん、しょ……うわぁ、ベトベト。少し出し過ぎじゃない?」
やがてルリは子種を最後の一滴まで搾り取ったことを確認すると、少年を翼の抱擁から解放して体を離し、足を開いて太股の様子を調べる。セイレーンの肉付きの良い太股は少年の体液でドロドロに汚され、ねちゃあと音が聞こえてきそうなほどの粘度の白濁液が、何本もの橋を架けていた。
「まぁ、仕方ないか。ライナスって本当はエッチにいじめられるの、大好きだもんね」
にっこりと笑って少年の頬にキスをして、未だ固さを保ったままのぺニスに跨がろうとするルリ。ライナスは彼女の言葉に顔を真っ赤に染めるだけで、反論することなど出来はしなかった。
「んん……今日は、前と違う体勢で交尾しよっか」
そう言うとルリは、仰向けのライナスにお尻を見せる形で股間に跨がり、そのまま一気にぺニスを飲み込んだ。所謂背面騎乗位と呼ばれる体位だ。
「んはぁっ……これ、いい! いつもとは違う場所に当たって……! あんっ!」
ルリは喘ぎ声を隠そうともせず、子供相手には少々刺激が強すぎる速度で腰を振り始める。彼女の膣壁は少年のぺニスをきゅっ、きゅっと締めあげていき、激しい腰降りのリズムでもみくちゃにすることで、精液を噴出させようとする。
「る、ルリ……激しすぎるよぉ……!」
ルリは少年の股間で卑猥なダンスを踊り始めた。可愛らしいお尻がふにんふにんと揺れる度に、蜜壺の中でぺニスがヒダに擦られ、子宮口で先端に吸い付かれる。もはや完全にルリの膣内の感触に屈服した少年は、彼女のお尻を触りながら、だらしない声をあげることしか出来ない。
「ほらほら、回しちゃうぞ〜♥」
ルリは上下のピストン運動から、お尻をグリグリと押し付けるような回転運動へと腰の振り方を変える。膣内のペニスがぬるぬるの内壁にねっとりと押し付けられる感触に、ライナスは悶絶する。しかし、ペニス以外の体の部分に体力が残っておらず、精神的にもルリとの交尾に溺れているような状況では抵抗など出来るはずもなく、一方的に犯されるだけだった。
「(ここでまたすぐにイッちゃったら、みっともないよ……!)」
少年は目を閉じ、お尻の穴に力を入れることで射精感の波を耐えようとする。ルリはその事に気がつくと意地悪な笑みを浮かべて、激しい上下の腰降りを再開し、膣内のペニスをねっとりと心地よい締め付けで絞り上げた。
「ライナス……私、ライナスの赤ちゃん産みたい……♥」
「えっ、あっ、やっ、やばい!」
こちらを振り返ったルリの顔は、真っ赤に染まった切ない表情を湛えている。突然のプロポーズに、ライナスのペニスはビクンと反応してしまい、タマがきゅっと上がってしまった。
「うふっ♥ 赤ちゃん産ませたくなって興奮した? 一杯中出しして、元気な赤ちゃん孕ませてね♥」
そう言うとルリはラストスパートのピストン運動でライナスを追い詰めていく。
少女の尻はぱちんぱちんと音を立てて少年の太股とぶつかり合い、互いの性器がぐちゅぐちゅと擦れ合うことで、白く泡立った粘液が結合部から溢れ出してくる。タマが上がった状態でここまで激しい責め方をされては、少年の我慢が持つはずもない。
「あぁっ、出ちゃうよぉ……!」
甘い叫びを漏らすと同時に、少年はセイレーンの魔性の膣の奥で大量のザーメンを放ってしまった。精液を出すと言うより注ぎ込むといった方が正確なほどの勢いでペニスを脈動させる。
「はぁん……ライナスのエッチなミルクで、お腹たぷたぷになっちゃうよぉ……」
ルリはうっとりとした顔で、少年の欲情の証を子宮内に受け止めていく。彼女の膣壁は下から上へと揉み上げる様に蠢くことで、一滴残らず少年の子種を絞り上げていた。
「んん……! 3回目なのに、すごい量……まだインキュバスじゃないのに、底無しだね」
ルリが立ち上がると、彼女の膣口からぐぽっと音を立てて、少年の精液が溢れ出す。とろとろとクリーム状の粘液が流れ出すその光景は、いやらしくも眩しいものだった。
「でも、私だって負けてないんだから。今日はこのまま一滴も出なくなるまで交尾してあげる。『特別な歌』も、いっぱい聞かせてあげるね♥」
「むぐ……」
ねっとりと舌を絡めたキスで口内を優しく舐め回されては、弱音を吐くことも出来ない。子種を出し尽くした筈のペニスが再び膨らんでいくのを感じて、観念した少年は唇を吸われるがままとなった。
ーーーーーー
8ヶ月後ーー。
ライナスは自宅のベッドの上で、だらだらと変な汗を流しながら座っていた。彼の回りには椅子が4つ並べられ、それぞれの椅子には魔物娘が座っているのだが、彼女たちのお腹は皆一様に大きく膨らんでいる。
「へへっ、体つきは華奢な癖に、精子の強さは種馬並だな! まさかこんなに早く孕ませられるとは思わなかったぜ!」
そう言いながら、カスミは膨らんだ腹をぽんぽんと叩いて笑っている。
「ふん、子供の癖に四人同時に孕ませるなんて大したものね。とにかく、これでもう言い逃れは出来ないわよ? ちゃんと責任取りなさいよね」
ローズの言い方には棘があるが、彼女の態度とは対照的に、頭の蛇は喜びのダンスを踊っていた。
「えへへ……赤ちゃん……ライナスの赤ちゃん……」
シーラは嬉しさが頂点に達したせいで理性が機能していないのか、夢現といった様子でひたすら自身のお腹を撫でている。
「元気な卵が産めそうだよ……ライナス、これからは家族としてよろしくね♪」
他の三人と同様にお腹を膨らませたルリは、そう言って少年ににっこりと笑いかけた。
「う、うん……けど、これは倫理的にどうなんだろう……」
「もう、そういう細かいことは気にしないの! 妊娠するまでライナスとセックスし続けたのは私たちの方なんだから!」
その時、家の玄関から一人の女性の声が、ライナス達の方まで届いてきた。
「ただいまー……あら? ライナス、誰か家にいるの? お友達?」
「はーい♪ お友達っていうか、ライナスの竿姉妹でーす♪」
「おいルリ! 抜け駆けはずるいぞ! 母親への挨拶は私が一番乗りだ!」
「ちょっと二人共落ち着きなさいよ! 危ないじゃない!」
「お義母様……赤ちゃん……えへへ……」
「うわぁぁ! お願い待って! 心の準備出来てない! まだ心の準備が出来てないから!」
少年は慌てて自身の妻となった魔物娘達の後を追うのであった。
ーーfin.
ライナスは、自分がかつて分身薬の製造を行っていた倉庫の秘密基地の中で、毛布を床に敷いて突っ伏していた。
彼が弱音を吐くのも無理は無い。ここ最近毎日の様に魔物娘に犯され続けているのだ。いくら若いといっても、色んな意味で精魂も尽き果てている。
「今日は週末……昼過ぎまで寝て、夕方まで一人で引きこもって本を読む! 絶対そうする!」
そこまで言うとライナスは宣言通り、微かな寝息を立てて微睡みの奥へと堕ちていった。
ーーーーーーー
「んむぅ……ちゅう、じゅるじゅる……ちゅぱっ……」
「ん……なに……?」
ライナスは下半身にまとわりつく温かな感触で目を覚ました。寝起きで頭の中がぼやけているせいで、周囲の状況が上手く把握できない。
「んん……ん? んあっ? る、ルリ!?」
「ちゅっ、ちゅう……ぷぁ。おはよう、ライナス♥」
意識がはっきりとしてくるのと同時に、知り合いのセイレーン、ルリが自身のぺニスを舐めしゃぶっていることに気が付く。
「ど、どこから入っーーあっ、イく!」
意識の覚醒と同時に、頭の中にどっと入り込んでくる快楽信号によって、ライナスのぺニスはいとも容易くルリの口淫に屈してしまう。
「ん〜♥ んっ、ん……むぐっ……」
ルリは嬉しそうな表情で、ライナスの精を口内で受け止めると、口を大きく開けて舌の上に乗った白濁液を見せつける。
「んっ、ごくっ……ふふ、美味しい♥ 」
ルリは大きな音を立ててザーメンを飲み込み、再び口を開いて、精を吸いとってしまったことをアピールする。そのまま呆気に取られているライナスを押し倒して、彼の体に覆い被さった。
「ちょっ、ちょっと待って!」
「だ〜め、逃げちゃダメ♥ 」
何とか逃れようとしてもがく少年の腰にのし掛かり、翼の力で手首を固定するルリ。
「ルリ、僕今日は一日中眠るつもりで……むぐっ!」
ルリは大人しくしてと言わんばかりにライナスの唇を自分の唇で塞ぐと、情熱的に舌を絡めとり、口の中を舐め回す。
「んちゅ……だって私、ライナスが他の魔物娘としている間、ずっと我慢してたんだよ? せっかく予定が空いたんだから、今日は一日中私とエッチしよ?」
「うぅ……でも僕、もうちんちんが持たない……」
「本当? ライナスのおちんちん、さっき出したばかりなのに、まだビンビンだよ?」
そう言うとルリは未だ固さを保ったままのぺニスを太股の間に捉えて、優しく締め上げた。
「あっ……」
「ライナスはじっとしてていいよ。太股でイかせてあげるから♥ 」
ルリは顔を上気させて微笑むと、翼を少年の背中に回して、逃げられないように体を固定する。そのままおしっこを我慢するように、すりすりと太股を擦り合わせ、柔肉で雁首を擦り始めた。
「うぁぁ……」
少年は弱々しい喘ぎ声を上げてセイレーンの少女の肩を掴み、快楽に耐えようとする。
「うふふっ、私の太股、むちむちして気持ち良いでしょ?」
ルリは少年の耳や首筋を啄むようにキスをしつつ、太股の圧迫をじわじわと強めていく。
彼女はすべすべで弾力のある太股の肉で、少年のぺニスが脈打つ感触を楽しんでいた。
「ほらほら、先っぽいじめちゃうぞ〜☆」
「ああっ! ルリ、そこはダメ!」
ルリが先端から零れ出した我慢汁を、くちゅくちゅと亀頭に塗りつけるようにして揉み込むと、ライナスは甘い悲鳴を上げて悶絶した。
強すぎる快楽刺激を堪えるために、より強い力でルリの体にしがみつき、彼女のささやかな膨らみに顔を埋める。
「ライナスのちんちん、太股の間で元気に暴れてるよ。好きなときに出して良いからね♥」
「あ……あぁっ!」
ルリに頭を優しく撫でられると、少年は本能に任せて、がむしゃらに腰を前後に動かし始めた。
このまま柔らかい太股の中で思いっきり射精したいーー。
少年の頭の中はそのようなピンク色の欲望で満たされてしまい、その欲望がまるで挿入しているかのように腰を動かして、ぺニスを柔らかな太股に擦り付けていく。
「ふぁ、あ……い、イく!」
「きゃあんっ♥」
ライナスの腰の動きが止まり、ルリの太股の弾力に屈服したぺニスから、2発目の精液が暴発気味に放たれる。セイレーンの少女は少年が温かい感触の中で最後まで出し切れるように、股をぴっちりと閉じて先端を太股の間に埋めてあげた。
「(太股の中でピクピクしてる……可愛い♥)」
ぺニスからは断続的にザーメンが飛び出し、太股の間から白く濁った液体がジワリと滲み出してくる。ライナスは恍惚とした表情でルリの乳首を吸いながら、太股の間での心地良い放出感の虜となっていた。
「ん、しょ……うわぁ、ベトベト。少し出し過ぎじゃない?」
やがてルリは子種を最後の一滴まで搾り取ったことを確認すると、少年を翼の抱擁から解放して体を離し、足を開いて太股の様子を調べる。セイレーンの肉付きの良い太股は少年の体液でドロドロに汚され、ねちゃあと音が聞こえてきそうなほどの粘度の白濁液が、何本もの橋を架けていた。
「まぁ、仕方ないか。ライナスって本当はエッチにいじめられるの、大好きだもんね」
にっこりと笑って少年の頬にキスをして、未だ固さを保ったままのぺニスに跨がろうとするルリ。ライナスは彼女の言葉に顔を真っ赤に染めるだけで、反論することなど出来はしなかった。
「んん……今日は、前と違う体勢で交尾しよっか」
そう言うとルリは、仰向けのライナスにお尻を見せる形で股間に跨がり、そのまま一気にぺニスを飲み込んだ。所謂背面騎乗位と呼ばれる体位だ。
「んはぁっ……これ、いい! いつもとは違う場所に当たって……! あんっ!」
ルリは喘ぎ声を隠そうともせず、子供相手には少々刺激が強すぎる速度で腰を振り始める。彼女の膣壁は少年のぺニスをきゅっ、きゅっと締めあげていき、激しい腰降りのリズムでもみくちゃにすることで、精液を噴出させようとする。
「る、ルリ……激しすぎるよぉ……!」
ルリは少年の股間で卑猥なダンスを踊り始めた。可愛らしいお尻がふにんふにんと揺れる度に、蜜壺の中でぺニスがヒダに擦られ、子宮口で先端に吸い付かれる。もはや完全にルリの膣内の感触に屈服した少年は、彼女のお尻を触りながら、だらしない声をあげることしか出来ない。
「ほらほら、回しちゃうぞ〜♥」
ルリは上下のピストン運動から、お尻をグリグリと押し付けるような回転運動へと腰の振り方を変える。膣内のペニスがぬるぬるの内壁にねっとりと押し付けられる感触に、ライナスは悶絶する。しかし、ペニス以外の体の部分に体力が残っておらず、精神的にもルリとの交尾に溺れているような状況では抵抗など出来るはずもなく、一方的に犯されるだけだった。
「(ここでまたすぐにイッちゃったら、みっともないよ……!)」
少年は目を閉じ、お尻の穴に力を入れることで射精感の波を耐えようとする。ルリはその事に気がつくと意地悪な笑みを浮かべて、激しい上下の腰降りを再開し、膣内のペニスをねっとりと心地よい締め付けで絞り上げた。
「ライナス……私、ライナスの赤ちゃん産みたい……♥」
「えっ、あっ、やっ、やばい!」
こちらを振り返ったルリの顔は、真っ赤に染まった切ない表情を湛えている。突然のプロポーズに、ライナスのペニスはビクンと反応してしまい、タマがきゅっと上がってしまった。
「うふっ♥ 赤ちゃん産ませたくなって興奮した? 一杯中出しして、元気な赤ちゃん孕ませてね♥」
そう言うとルリはラストスパートのピストン運動でライナスを追い詰めていく。
少女の尻はぱちんぱちんと音を立てて少年の太股とぶつかり合い、互いの性器がぐちゅぐちゅと擦れ合うことで、白く泡立った粘液が結合部から溢れ出してくる。タマが上がった状態でここまで激しい責め方をされては、少年の我慢が持つはずもない。
「あぁっ、出ちゃうよぉ……!」
甘い叫びを漏らすと同時に、少年はセイレーンの魔性の膣の奥で大量のザーメンを放ってしまった。精液を出すと言うより注ぎ込むといった方が正確なほどの勢いでペニスを脈動させる。
「はぁん……ライナスのエッチなミルクで、お腹たぷたぷになっちゃうよぉ……」
ルリはうっとりとした顔で、少年の欲情の証を子宮内に受け止めていく。彼女の膣壁は下から上へと揉み上げる様に蠢くことで、一滴残らず少年の子種を絞り上げていた。
「んん……! 3回目なのに、すごい量……まだインキュバスじゃないのに、底無しだね」
ルリが立ち上がると、彼女の膣口からぐぽっと音を立てて、少年の精液が溢れ出す。とろとろとクリーム状の粘液が流れ出すその光景は、いやらしくも眩しいものだった。
「でも、私だって負けてないんだから。今日はこのまま一滴も出なくなるまで交尾してあげる。『特別な歌』も、いっぱい聞かせてあげるね♥」
「むぐ……」
ねっとりと舌を絡めたキスで口内を優しく舐め回されては、弱音を吐くことも出来ない。子種を出し尽くした筈のペニスが再び膨らんでいくのを感じて、観念した少年は唇を吸われるがままとなった。
ーーーーーー
8ヶ月後ーー。
ライナスは自宅のベッドの上で、だらだらと変な汗を流しながら座っていた。彼の回りには椅子が4つ並べられ、それぞれの椅子には魔物娘が座っているのだが、彼女たちのお腹は皆一様に大きく膨らんでいる。
「へへっ、体つきは華奢な癖に、精子の強さは種馬並だな! まさかこんなに早く孕ませられるとは思わなかったぜ!」
そう言いながら、カスミは膨らんだ腹をぽんぽんと叩いて笑っている。
「ふん、子供の癖に四人同時に孕ませるなんて大したものね。とにかく、これでもう言い逃れは出来ないわよ? ちゃんと責任取りなさいよね」
ローズの言い方には棘があるが、彼女の態度とは対照的に、頭の蛇は喜びのダンスを踊っていた。
「えへへ……赤ちゃん……ライナスの赤ちゃん……」
シーラは嬉しさが頂点に達したせいで理性が機能していないのか、夢現といった様子でひたすら自身のお腹を撫でている。
「元気な卵が産めそうだよ……ライナス、これからは家族としてよろしくね♪」
他の三人と同様にお腹を膨らませたルリは、そう言って少年ににっこりと笑いかけた。
「う、うん……けど、これは倫理的にどうなんだろう……」
「もう、そういう細かいことは気にしないの! 妊娠するまでライナスとセックスし続けたのは私たちの方なんだから!」
その時、家の玄関から一人の女性の声が、ライナス達の方まで届いてきた。
「ただいまー……あら? ライナス、誰か家にいるの? お友達?」
「はーい♪ お友達っていうか、ライナスの竿姉妹でーす♪」
「おいルリ! 抜け駆けはずるいぞ! 母親への挨拶は私が一番乗りだ!」
「ちょっと二人共落ち着きなさいよ! 危ないじゃない!」
「お義母様……赤ちゃん……えへへ……」
「うわぁぁ! お願い待って! 心の準備出来てない! まだ心の準備が出来てないから!」
少年は慌てて自身の妻となった魔物娘達の後を追うのであった。
ーーfin.
16/09/22 16:55更新 / SHAR!P
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