読切小説
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トレジャーハンターチュチュ〜砂漠の洞窟探検〜
森林生い茂る森の中、一件の大きな屋敷が立っている。
そこに居るのは老いぼれたお爺さんが1人と、初老の割りに元気そうなお婆さんが1人。
そして、元気に飛び跳ねるラージマウスと呼ばれる少女が1人、この三人だけだった。
少し前までは。

「お爺さま!今日もまた遊びに行ってきますね♪」

「あぅ・・・・気ぃ付けての・・」

「お嬢様、行ってらっしゃいませ・・・」
布団に潜りっぱなしのお爺さんの前に来た少女は、一礼して部屋を出て行く。
その様子を、お爺さんとお婆さんは見守っていた。

「お〜い!アスカ〜?アスカ〜?」
しかし、彼女の呼ぶ人物は一向にやって来ない。
それもその筈だ。彼は現在、森を出て買い物に行ってる筈なのだから。
それを知らない彼女は、いつも通りに服の選別を始める。
探検しやすいよう、なるべく動き易い服の方がいい。
何せ、探検に赴く土地はいつも危険地帯ばかりで、何が起こっても良いようにと、動き易い服装を用いるのだ。と言うか、探検に動き易い服は必須な気がする。

「呼びましたか?チュチュお嬢s・・」

「アスカ〜♪」
扉を開けて入って来た一人の執事服の青年。
彼が、この少女、チュチュが探していた張本人である「アスカ・デグィア」である。
彼は買い物から帰ってくるなりチュチュが呼ぶ声が聞こえた物だから慌てて飛び込んできた。
しかし、そこでは上半身裸のチュチュが抱きついてくると言う異常事態が起こっている。
着替えの最中であったであろう事を示す様に、寝間着がタンスの傍に無造作に捨て置かれているのが可哀そうに見えてしまう。

「お・・お嬢様!服をきちんt・・」

「ふふ〜ん♪ガブッ♪」
チュチュに注意をしようとしたアスカだったが、次の瞬間にはチュチュに腰のあたりを齧られていた。
そして、頭の中で「もうそんな時期か」と考えながらも、アスカは流し込まれた魔力の影響から、自分の肉棒を思い切り大きくしてしまう。

「ねぇねぇアスカ〜!またシよっ?」

「お嬢様、後でシてあげますから・・あだっ?!」

「ふっふ〜ん!押し倒したら勝ちだもんね〜♪」
発情でもしたかのように顔を真っ赤に染め上げたチュチュは、慣れた手つきでアスカのズボンを降ろす。だが、そこでアスカの自制心が働く。
しかし、そんな自制心など打ち壊す性格のチュチュは、そのままアスカを押し倒して自分の秘部を晒されているアスカの肉棒へと持って行く。

「はぁ・・・・一回だけですよ?」

「やった♪・・・・んぐっ・・・」
もう抵抗しても意味が無いと悟ったアスカは、そのままチュチュの暴走を認めてしまう。
許可を得たチュチュは、大喜びで腰を沈める。
既に何度か二人で交わった事がある所為か、アスカの肉棒はすんなり入っていく。

「ふあぁぁ!気持ちいぃぃ♪」

「こ・・・こっちもです・・おじょ・・・・チュチュ・・・」
初めて交わった時は、チュチュもアスカも初めて同士だった訳だが、今となってはチュチュはアスカの肉棒の形を完全に覚えてしまっている。
そのおかげで、アスカはすんなりと肉棒をチュチュの膣に侵入させている訳である。
そして、徐々に腰を振る速度は速くなっていく。

「ぐぅ・・・・出そうです・・・・抜きm」

「やらっ!抜かないれぇ!」
そう言って、チュチュは腰を一際深く沈ませて前に倒れ、アスカを抱きしめる。
その際の押しつけと締め付けによって、アスカは一気に絶頂へ近づいた。
どうやらチュチュは先にイったようで、膣を思い切り締め付けて身体を震わせている。

「あぁっ!でるっ!!」

ドクンッ!ビュルルルルルルルッ!ビュルルッ!!ビュルルル!!

「あっはぁ!あしゅかのの〜こ〜じゃ〜めん・・・きたぁぁぁぁぁ♪」
膣内射精されて、快楽が全身を駆け廻るチュチュは、その表情を歪ませて呂律も回り切らないままにアスカの精液を子宮へと流し込まれて行く。
これでチュチュの膣に何度出しただろうか。
そろそろ二人の子供でも出来てしまいそうな物である。
そう言えば、チュチュは三か月前と比べて少しお腹が大きくなったような気がする。

「はぁ・・・はぁ・・・まだなのかなぁ・・・」

「私としては産まれてくれない方が・・ひぅぁっ!?」

ビュルルッ!!

「ひゃうっ・・・そんなこと、いわないれぇ・・・」
どうやら、チュチュは子供が出来て欲しくないと言うアスカに腹を立てて肉棒を強く締め付けたらしい。
その衝撃で、またもやアスカはチュチュの子宮へと精液を注ぎ込んでしまう。
気が付けば二人の体は、汗と精液でベトベトになっている。

「お嬢様、お風呂に入った方が・・」
だが、アスカの言葉はそこで止まった。
チュチュがアスカの唇を指で押さえたからである。

「まさか、一人で入れって言うんじゃ・・・ないでしょうね・・?」
その表情には、「占めたっ!」と言わんばかりの勝利の笑みが見える。
それにため息交じりに答えたアスカは、チュチュをお姫様だっこでお風呂まで連れて行く。

―――――――――――――

そして、泳いで遊ぶことも出来そうな程に広い浴場へ着いた二人は、さっさと服を脱いで一緒にベトベトの身体を流し合って湯に浸かる。
温度が少し温めなのは、実は熱い湯に入れないチュチュに対する思いやり。
そのおかげか彼女の表情は安堵で包まれていて和む。

「ふはぁぁぁぁ〜・・・」

「ふぅ〜・・・」
お互いに長く息を吐きながら湯に浸かってリラックスする二人。
その二人の顔は、先程の事も重なって、かなり赤くなっていた。
思い出すたびに身体が芯から熱くなっていく。
そんな衝動を抑えながらも、二人は湯の中ではギュッと手を繋いでいた。

――――――――――――――

暫くして風呂から上がった二人は、すぐにタオルを持って身体を拭き始める。
だが、直ぐに身体を拭き終わったアスカに対し、チュチュはまだまだ拭き終わりそうにないのだ。
いつもの事と仕方なく、アスカはチュチュのタオルを取り上げて彼女の身体を拭き始める。
濡れた髪を拭いてボリューム感を残したまま適度に潤わせ、肌を傷つけないように、しかし迅速に拭いて行く。
だが、いつもの事ながらアスカはとある二か所で手を止めてしまう。
一か所目は、チュチュのその小さな胸。
拭いてやると顔を真っ赤にして抱きつき、噛みついてエッチな展開に強制的に連れて行かれてしまうので避けたい。
二か所目は、チュチュの秘部である。
拭く為に手を添えると喘ぎだして、そのままキスに紛れて噛みつかれてエッチへと至ってしまう。
その二つを上手くかわす、アスカが考えた答えとは。

「はい、大事な所はキチンと自分で拭いて下さい?」
この一言だった。
自分を危険な目に合わせることも、チュチュを気持ち良くさせて暴走させることも無い、平和的な物だ。
彼女も最近になってようやくその意図を分かってくれたらしく、身体を拭いてもらう事も強制しなくなった。

「分かってるわよ。」
それだけ言ったチュチュは、アスカからタオルを受け取ると、丁寧に身体を拭き始めた。
拭き残しの無いように拭いて行き、無事に拭き終わって着替えも済ませた。

「それじゃ、アスカ?」

「はい。それでは、行きましょうか。マスカルド遺跡に・・」
因みにマスカルド遺跡とは、かなり昔に発掘されて今も尚観光客で賑う所謂観光名所である。
だが、そんなテーマパークばりに名の知れた場所に行きたいと思うほどチュチュの探検心は腐ってはいなかった。

「何言ってるのっ!今日行くのは、今だ尚人類未踏の地が多くあるゴド遺構よっ!」
チュチュの言っているゴド遺構とは、彼女の言っている通り、人類未踏の場所も多々存在している遺跡だ。
だが、実際の所は調査隊の面々によるサボタージュの所為で探索が行われていないだけだったりして。

「・・・・分かりました。がっ!お嬢様が危険な目に会うのは万が一にもあってはいけません。ですから・・」

「あまり出張った行動はしない事。分かってるわよ、アスカの考えてる事くらい♪」
そう言ってアスカの意図を読み取ったチュチュは、アスカに満面の笑みを浮かべる。
その笑顔は、アスカの心を揺れ動かすにはもってこいだったが、今の彼は疲れ切っているのか生返事だけが帰ってくる。

「それじゃ改めて、ゴド遺構へGO〜!」
片手を大きく振り上げて叫んだチュチュは、そのままアスカの腕を掴んで玄関へと走って行く。
しょうがないと言いたそうな顔のアスカを放って、チュチュはこれから行くゴド遺構への思いで頭がいっぱいになっていたのだった。

―――――――――――――――――

「ここ・・・が・・・・」
チュチュ達の屋敷から6時間程を馬車に揺られて到着したこの場所は、蟲どころかそれを食べる鳥たちですら住み付きたがらなさそうな荒れ地だった。
その荒廃した大地のど真ん中にポツンと何かの入り口が口を開けている。
あれがチュチュの待ち望んでいたゴド遺構の入り口なのだ。
地下に続く造りになっているこのゴド遺構は、国が派遣した優秀な探検隊ですらサボタージュに陥らせるほど深いのだと、チュチュは友人との会話や噂話で知っている。
その噂話をどのように活用して行くかは、チュチュの双肩に掛かっていると言って良い。

「お嬢様・・?もしかしてこw――」

「こっ、怖くなんかないわよっ!!」
そう言うチュチュだが、その足は恐怖なのかそれともずっと座っていたからなのか震えが止まらない。
足の震えを見切っていたアスカは、分かっている上で知らないフリをしてチュチュの頭を撫でていた。
実は、アスカはチュチュのフワフワなネズミのような耳が密かなお気に入りなのだ。
なので撫でても良さそうなタイミングがあれば撫でてそのフワフワ感を堪能していると言う訳。

「こっ、こどもあつかいするなぁぁぁっ!」

「はいはい。お嬢様はまだまだお子様ですっ♪」
人差し指で軽くチュチュの額を押さえて、これ以上近づけないようにする。
その上でチュチュは、どうにかしてアスカに一発お見舞いしてやろうと腕をブンブンと振り回す。
しかし、その拳がアスカに届く事は一度も無くただただ空を切るだけに終わっていく。
それによって、カンカンに怒ったチュチュはもっと素早く腕を振り回す。
でも届かない。
暫くの間同じ事を繰り返していた二人だったが、流石にずっとこうしている訳にもいかないので、アスカの方から謝って先を急ぐことにした。

「・・・・・フンッ」

「あらら・・・」
さっきの事が余程気に入らなかったようで、チュチュはアスカと顔を合わせようともしない。
そう言う所が子供なのだと言いたい気持ちを胸に仕舞って、アスカは笑顔で答えるしか無かった。

―――――――――――

「んっ・・・中は意外とヒンヤリしてるんだ・・・」
洞窟の中は、涼しいと言うよりちょっと寒い感じでチュチュには少々厳しかった。
見た感じでそれはすぐに分かる。
耳を覆う灰色の毛が寒さで鳥肌が立っているのか総毛立っているし、チュチュの鼻も忙しなくヒクヒクさせている。
と、そこでアスカが自分の来ていた執事服の脱いでシャツ一枚になる。

「お嬢様?どうぞ。」
そしてそれを、寒そうに自分を抱えているチュチュの肩に掛けてやる。
するとチュチュの顔から、寒そうにしている表情が消えて代わりにのほほんとした表情が現われる。
表情の変化まで忙しないとは、流石に驚く。

「ふあぁ・・・・・・アスカのにぉい・・・・」
さっきよりもずっと早く鼻をヒクつかせるチュチュは、明らかに寒いのではなくアスカの服の匂いを嗅いでいる。
しかもその度に顔がトロンと蕩けている為、アスカは注意しようにも出来ないでいた。
それに、例え注意しようとしても今の状態の彼女が聞くかどうかは分からない。

「あの奥に続いているようですね。行きましょうか。」

「うん・・・」
どうやら洞窟は別れ道などはなく一本道になっているらしい。
それに、燭台を置く為のくり抜きもある事から、もしかするとここは大昔には鉱山か何かだった可能性も見受けられる。
頭の中でそんな事を考えていたアスカだが、不意にチュチュの態度の変化を思い出した。
ここに入る前まで子供扱いするなと唸っていたチュチュが、今は手を繋いではぐれないようにしている。
その表情は、アスカと手を繋いでいるからなのかニコニコしているように見えた。
ランタンのみの暗がりではそれも良く分からなかったのだが、直感的にアスカはそんな感じを受けたのだ。

―――――――――――――――

暫く奥に進むと、チュチュが何かを見つけた。

「・・・ん?コレって・・・」

「人の・・・いや、ラージマウスの足跡・・・ですね。」
チュチュが見つけたのは、自分の足と形がそっくりの変わった足跡だった。
それは地面を照らすと何通りもある事が分かる。
それが、一人の往復によるものなのか、それとも複数人の足跡なのか。
だが、それが最近の物だというのを指し示す手がかりも無い為、これが数十年前のものかもっと前の物か、それともつい最近の物かの見当もつきそうにない。

「何だか分からないけど、面白くなってきたじゃない!アスカ!何してるの?早く奥に・・」

「お嬢様っ!」
心躍る興奮がチュチュを急かし、彼女の身体を洞窟の奥へと引き摺り込もうとする。
だが、ここまで捜索隊の探索が終了しているとは到底思えない。
検査をする為の道具などを差し込む為の穴や、使い捨ての道具のゴミが無いからと言うのもあるが、捜索隊自体サボタージュの多い組織の為、ここまで踏み込む訳が無いと確信していたのだ。
そして、アスカの読みはそのままの意味で的中する。

「キャッ!な・・・に・・・」

「お・・おじょ・・・」
チュチュが足で何かを切った様な感覚を感じると同時に、四方からガスの様な物が噴き出した。
どうやらトラップか何かが作動したらしい。
その効果範囲に、アスカもキッチリ捉えられている。
二人ともそのガスを吸った瞬間には意識が遠くなってその場に倒れてしまう。

―――――――――――――――――――――

「ん・・・ぐ・・・」
あれからどれだけの時間が経っただろうか。
そんな頃に、アスカは目を覚ました。
だが、彼の瞳に映るその光景に彼は目を疑う。

「んむ・・・はぅ・・・」

「ん・・・・んぅ・・」

「んあぁっ!いぃぃっ♪」
アスカの身体を取り巻くように、三人の少女がアスカの身体を弄んでいた。
1人はアスカの大きくなっている逸物を一生懸命銜え。
1人はアスカの舌を貪るように舐め回し。
1人はアスカの指を自らの秘部に捻じ込んで喘ぐ。
三人ともチュチュと良く似た特徴を持っている。
と言うより、この三人はチュチュと同じラージマウスなのだろう。

「んぅぅ!」
あまりの衝撃に身体を震わせて驚くアスカだが、直ぐにラージマウス達の淫気にやられて身体の自由が効かなくなってくる。
その頃になるとやっと、三人ともアスカが目を覚ましたと気付いたらしく、それぞれの責めが更に激しくなっていく。
どうやらアスカが目を覚ましたのがとっても嬉しいらしい。

「ぐっ・・・もぅ・・」
言うが早いか、アスカは自分の逸物を銜えて舌で扱いていた少女の口へと大量の精液を流し込んでいた。

「ゴクッ・・・・プハァッ♪イっちゃったんだ〜♪エヘヘ〜♪」

「プハッ・・・はぁ・・・はぁ・・・長かったぁ・・」

「んぅ・・・結局最後まで・・ひゃんっ・・・イケなかったぁ・・・」
アスカを囲うように貪っていた三人の女の子は、アスカがイッたのを確認してから身体を離す。
どうやらこの三人は姉妹のようだ。
顔がどことなく似ている気がする。
しかし、そんな考えもすぐに消し飛ぶ。

「・・・ッ!おじょうさ・・んむっ!」
チュチュが居ない事に気が付いて、アスカは彼女を呼ぼうとした。
が、先程までキス責めしていた1人が、再びアスカの口を塞いでしまう。
しかも、他の二人はアスカに甘噛む事によって余剰分の魔力をドンドンアスカに送り込んでいく。
どうやら一刻も早く第二ラウンドを開始したいらしい。
だが、そんな事よりもアスカはチュチュの無事が知りたかった。

「ねぇ、はやくシよ〜よ・・・んむっ・・・」

「今度は私が一番貰っちゃうんだからぁ!」

「あぁ!ずるいよお姉ちゃん〜!」
これではチュチュの探索はおろか、自分の体の自由もない。
そんな事を考える暇も無く、舌を絡まされ、ペニスを貪られ、胸を揉まされてアスカの自制は露と消えて行く。
だが、部屋の暗がりから聞きなれた声が聞こえて、アスカは正気に返った。

「アスカ・・・んぅ・・かえし・・はぅぁ!?」

「いい加減素直になりなさいよ?貴女もラージマウスならコッチの方が大好きなんでしょ?」
水が弾けるような淫猥な音を奏でながら、二つの影がくっついてるの見える。
蝋燭の火が揺らいで、見えた先ではとんでもない事が起こっていた。
1人は、誰かを膝に乗せてその股を穿るように激しく弄っている。
そちらは問題では無い。
問題があるのはもう一人の少女だ。
聞きなれた声で喘ぐ少女は、チュチュにしか見えない。
というより、チュチュ本人に間違いないだろう。
彼女は服を破り去られて素っ裸で股を弄られているのだ。

「お嬢s・・ムグッ・・」

「こぉら♪お姉様の邪魔しちゃだぁめ♪」

「んむっ・・・んんぅ・・」
なんとかチュチュを呼ぼうとしたアスカだが、その声も届く前に口を塞がれてしまう。
自分の胸を無理矢理揉ませていた少女が、快感を我慢しながらアスカを注意する。
その横では、アスカともう一人の少女がこれでもかと言うほどに濃厚なキスを交わす。
もう一人は未だにアスカの逸物を舐めたりしゃぶったりしている。

「ほら、よぉく見てなさい?」

「んぅっ!」
キスを強要されたまま、アスカは視線を強制的にチュチュの元へ移動させられた。
その先では。

「ひゃぅぁ・・・あ・・すか・・・・らめっ!みないれっ!」

「あら?まだあの男がいいと思ってるの?しょうがない・・・貴方達、やってしまいなさい?」

「ふぁーい!」
益々激しく身体を弄られていたチュチュが、口から涎を垂らしながらもアスカに見られたくない一心でもがく。
その暴れっぷりに少し感心した女性だったが、彼女は妹達に指令を下す。
それに答えた少女達は、アスカを運んで女性の前へと運んだ。

「プハッ・・・な・・なにを・・・んんっ?!」

「はぅあ・・・これ・・・はずかしぃ・・・」

「アハッ♪もうビンビンだぁ♪」

「こんな大きいの、アタシ壊れちゃうかも・・・」
アスカは、チュチュの目の前で仰向けに寝かされたかと思うといきなり先程までキスしていた少女のお尻にプレスされた。
他の二人はアスカの更にビンビンに勃起した逸物を凝視している。
それを見たチュチュは、顔を真っ赤にして顔を背けるが、それがスキになってドでかい快楽に引き込まれてしまう。

「キャッ・・・っ!?ひゃぅうぅぅぅぅぅぅ・・・」

「あら?もうイッちゃったの・・?」

「むぐぐぐぅ・・」
潮を噴いて絶頂を迎えたチュチュ。
その早さに少しあきれ顔になるも、まだまだ攻めの手を緩めない女性。
それを、アスカは耳で聞き取ることしか出来なかった。

「ホラァ・・・どうなの〜?アタシのお尻のに・お・い♪」

「これ・・・挿入れていいのかな・・・」

「んじゃアンタが最初ね♪」
そう言って、一人の少女がもう一人の服を脱がせる。
もちろんアスカには見えていないが、耳でそのような行為が行われていると感じ取れる。
その証拠に、まるでいたずらでもするかのように少女のうちの誰かがアスカの上に跨って来たのだ。

「そ・・・それじゃ・・・いきます・・」

「むぐっ!?」

「ひゃぁん♪喋っちゃらめぇ!」
逸物を固定して自分の秘部とピッタリくっつけて挿入準備を進める少女。
アスカの顔面に馬乗りになって彼を黙らせつつ自分は快感を得ている少女。
それらを傍観してどこにいるのか把握しかねる少女。
三人の少女が1人の男を犯している。

「ここ・・・はいっ・・・っ!あぁぁああああああぁっ!?」

「んむっ!」

「はぁい!一番最初はラナが喪失でした〜っと♪」
そう言って、一人の少女がラナと呼んだ少女の肩をグイッと押し込んだ。
そうすれば、必然的にラナの膣の最奥部まで押しこむ形になる訳で。
しかし、ここで妙な感覚があった。
アスカが初めてチュチュと交わった時と同じ。
そう、処女が散った感覚が。

「い・・・いだぃぃぃぃぃぃぃ・・」
案の上のようだ。
彼女の膣は処女だった事もあってかとてもキツい。
その上に痛みで膣が物凄い締め付けでアスカの逸物を締め付けているのだ。
更には、もう一人の少女がどうやらラナを抱えて上下しているらしい。
喘ぎと悲鳴が混じったような声を上げながら、ラナはアスカの上で腰を振っている。
いや、姉妹によって上下させられているという表現の方が正しいか。

「んんんぅっ!」

「らめだよぉ!もっと!舐めて!くれないとっ!」
何かを訴えようとするアスカだが、顔面に跨っている少女が強くお尻を押しつけてきて呼吸すら難しくなる。
しかも、ラナの上下運動が激し過ぎるせいか、アスカはほとんど我慢できそうにない。
今にも弾けてしまいそうなアスカを無視して、ラナ達は更に腰を振るスピードを上げた。

「んうっ!?」

「ひぁぁあああ・・・れてるぅ・・・れてるよぉ・・・」

「はぁい、まずは1人目〜♪」
中だしされた余韻に浸ることも出来ず、ラナはすぐにアスカから引き剥がされて地面に投げ捨てられた。

「次〜!ナイラがしちゃいな?」

「あれ?お姉ちゃん最後でいいの〜?」

「あうぅ〜・・・きもぢいぃ・・・」
ナイラと呼ばれた少女は、先程までアスカの顔に座っていた少女のようだ。
アスカの顔から立ちあがるとそのままアスカを跨ぐ形で向き合う。
こうして見ると、ナイラが姉妹の中で一番スタイルがいいようだ。
他の二人はどうみても小学生にしか見えない。
それに比べ、彼女は身長の低めな高校生と言ったところか。
なんと言っても、姉妹の中で確実に一番胸が大きいのだ。
とは言っても、乳牛のように馬鹿でかい訳ではない。
控えめなほうだが、明らかにこの中では一番デカイという話。

「はぁ・・・・はぁ・・・・」
射精から来る疲労感と、いつまで続くか分からない恐怖感から、アスカは呼吸がしっかりと出来ていない。
それに、いざ大きく息を吸おうとすると彼女たちの淫気まで吸い込んでしまって気が気でいられなくなる。

「それじゃ、いっくよ〜?」

「いっけ〜!」
そう言って、ナイラは腰を勢いよく振り落とした。
その勢いが亀頭にそのまま伝わり、アスカの肉棒は破裂寸前になるほど膨れ上がってしまう。
それに味をしめたナイラは、これでもかと膣内を締め上げながら腰を激しく振る。

「うぁっ!あぁぁああぁぁぁっ!?」

「ふふっ♪出ちゃいそう?でも・・・んっ・・・だ〜め!」
息を荒げながら、アスカを貪るかのように腰を振り続けるナイラ。
その顔には勝利の笑みと快楽の笑みが混ざり合ってぎこちない表情が出来あがっている。
快楽に溺れている訳でも無く、だからといって何も感じていない訳でも無い。
そんな表情だ。

「あ・・・しゅか・・・・」

「あらあら、まだ諦めないの?」
一方、四人が交わり合っている横では、娘たちの母親がチュチュを一方的に嫐っていた。
もう既にアスカの名前を呼ぶ事くらいしか出来ないチュチュは、快感に身体を震わせることしか出来ない。
それでも情け容赦なく、母親は身体中を弄るのだ。
何度果てても終わらない愛撫。
何度受けても慣れない手淫。
それら全てに翻弄されて、チュチュには抵抗する気力すら残されていない。

「あしゅかぁ・・・・やらよぉ・・」

「そんなにあの男の事が好きなのね?」
チュチュの乳首をこねくり回しながら彼女がそう聞くと、チュチュは力なく首を振る。
その間にも、アスカは少女達によって貪られていた。
アスカを嫐っていたナイルは、勝利の笑みを崩さない。
そんな表情を見ながら、アスカは3回ほどナイルの膣内に精液を流し込んでいる。
何度やっても絶えない快楽に犯されてアスカの思考は薄れて行く。

「お・・・じょうさ・・ま・・・」

「あしゅかぁ・・・」
二人が同時にお互いの名を呼ぶ。
それが何度か続く中、二人は「このまま負けていられない」という共通の思いを持つに至った。
そこからである。
二人の逆転劇は。

「ちょっ!な・・んあぁぁぁぁぁっ!?!?」

「キャッ!急に暴れちゃ・・キャンッ!」
一方的に腰を振っていたナイルだったが、不意にアスカの腰が深くまで突き入れられて、衝撃に驚く間もなくナイルは気持ち良さに善がり狂う。
それとほぼ同時に、母親もチュチュが暴れた事によってバランスを崩してその場に転げ落ちる。
そのチャンスをお互いに待っていたかのように、二人は猛攻を繰り返した。

「ここの方々はっ!どうやらっ!教育がっ!行きとどいてっ!いない様ですっ!ねっ!」
何度も水が弾けるような音が飛び散り、その度にアスカの腰の上ではナイルが絶頂を迎えて潮を吹いている。
その隣では、立場の逆転したチュチュが母親の膣に腕を捻じ込んでいる。
それが気持ちいいのか、母親の表情は快感で蕩け切っていた。

「ハァ・・・・ハァ・・・・どう?嫐ってた女の子に・・・ヒィヒィ言わされるのは・・・」

「あぁぁあああっ!らめぇぇぇぇぇ!」
その時、異変は起きた!

ガコンッ

「・・・ガコン・・?」
不意に、回復していたラナが天井を見上げた。
そこには、何かが作動したのを指し示すかのように砂埃が舞っている。
見れば、喘ぎもがく母親が、壁のスイッチを押してしまったらしい。
もう凌辱だの嫐るだのと言っている場合では無い。
もしかすると、トラップの衝撃に建物が耐えられないかもしれない。
現に、遺構はグラグラと揺れて今にも崩れそうなのだ。

「ほらっ!逃げますよ?どいてくだs・・んむっ!」

「お・・・ナイラお姉ちゃん何してるの!逃げようよ〜!」

「んむっ・・・まだらめぇ!もう一回ぃ!」
遺構が揺れているというのに、ナイラはアスカとのセックスに夢中になっている。
ラナが引き剥がそうとしても、軽々と払い除けられる。
これでは遺構の下敷きになってしまう。
そんな分からず屋は、こうするに限るという。

「何してるのよ、ナイラ・・・」

「リリナ姉さん・・・」
どうやら、最後まで交わりに参加せずに傍観を決め込んでいた最後の少女がナイラを気絶させたらしい。
腰の動きが止まって、そのままアスカの胸に倒れ込む。
何はともあれ、脱出の準備は出来た。
どうやら彼女たちはここを住処と言うよりも別荘と扱っていたらしく、それらしいものが全く見当たらない。

「とにかく・・・ハァ・・ハァ・・逃げましょう・・」
ナイラを攻めるのに体力を使い過ぎたアスカは、過呼吸を起こしかけていた。
心臓がキュッと締まるような感覚と、意識がフッと消え入りそうになる感覚を覚えながらも歩を進める。

―――――――――――――――――

やっとこさ入り口付近まで逃げて来た皆は、もうヘトヘトだ。
アスカにも至ると立つのもやっとと言ったところだ。

「やったぁ!もう入り口に・・っ!あぶない!」
やっと入り口まで戻ってきたアスカ達だったが、急な天井の崩落に巻き込まれそうになる。
しかし、それを救った人物がいた。
ラージマウス達の母親である。

「お母さん!お母さん!」

『ヤだよぉ!戻ってきてよぉ!』
口々に母親を呼ぶ娘たち。
だが、崩れた向こうからは人の声はおろか呼吸をするような小さな声すら聞こえる筈がない。

「はぁ・・・・はぁ・・・アスカッ!外!外見えた!」

「さぁ!はやく!」
チュチュの一言で全員が振り返る。
そこには、出口と思しき光が差し込んでいた。
色の暮れ具合から見て、中では分からなかったが翌日になっていたようだ。
吹き込んで来る風も少し冷たい気がする。

「ヤ!母さん!母さん!」

「大人しくしてくださいよ!もぅ!」
何度も母を呼ぶ娘たちだが、当然返事がある訳が無い。

「・・救護隊だ!生存者は返事しろぉ!」

「返事しろぉ!キャハハ♪」

「シルフィ黙ってろ!」

「はぁい♪」
どうやら救護隊が来てくれたらしい。
その割には子供の声も聞こえてなんだか気が抜けそうだ。
だが、九死に一生を得るような思いをしたアスカ達にとってはそれも助けになっていたのかも知れない。

―――――――――――――――――――――――――――――

あれから数年が経った。
無事に助かったアスカ達は、成り行きからラナ達を保護と言う名目で家族へと招き入れた。
最初こそ母親の死のショックが大きすぎたのか、皆食事も喉を通らなかったのだが、それも長くは続かなかった。
ラナ達が家に養子縁組の名目で家族入りした数日後、チュチュの祖父が天国へと旅立った。
それを追いかけるように、この屋敷のたった一人の家政婦だった御婆さんも亡くなってしまう。

「御二方・・・幸せそうな顔で逝ってしまわれましたね・・・」

「お爺さま・・・早すぎよ・・・」
二人の遺体が寝かされている霊安室を後にしたチュチュの顔は、涙と鼻水でクチャクチャになってしまっていた。

―――――――――

それから屋敷及び契約企業の全ての実権者はチュチュになり、彼女は通っていた学校を辞めてまで勤務を続けた。
きっと、1人だったら熱を出して倒れてそのまま御陀仏だっただろう。
しかし、今の彼女は「色々と」充実してるのでそんな事も無かった。

「社長?アスカです。いらっしゃいますか?」

「アスカ?私1人よ?入って来なさい?」
彼女から了承を得て、一人の青年が入ってくる。
その姿は、あの時とはまた違った感じにキリッとした顔立ちのアスカだ。
部屋の奥では、髪を伸ばして美しく保ち、なおかつ自分も美麗になったチュチュがいる。

「おねえちゃ〜ん!やった!やったよ〜!?」

「コラ、ナイラはしたない!」

「えぇ〜?リリナ姉もラナも嬉しくないの〜?」

「そりゃ・・・その・・・・嬉しいですけど・・・」
アスカが部屋に入ってくるのを追いかけるように、あの頃と全然変わらない様子の三人姉妹が入って来た。
皆の表情が笑顔一色になっている。
何があったのか、その表情を見るだけでなんとなくは理解できる程にチュチュも彼女たちとの時間を過ごしつつあった。

「でねでね?なんと!私たちぃ〜・・」

「その・・・5人目・・出来ちゃいました///」

「相手はもちろんアスカ様です。」
自慢げに何かを発表しようとするナイラ。
それを割り込むように答えを言ってしまうラナ。
その相手に様付けするなど、淑やかになったつもりでいるリリナ。
この三人の構図がハッキリと見てとれる。

「そう・・・アスカ、疲れないの?」

「いえ、皆さんとっても優しいのでなn」

「へぇ・・・・今日にでも激しいコト、しましょうか・・?」
流石に5人目にもなると慣れた。
そう思うのはチュチュだけだろう。
そんなチュチュは、アスカとは最近ご無沙汰なので無性にイライラしてしまう。
だから「つい」、艶やかな瞳でアスカを見つめて夜のコトに耽ってしまう。

「えぇ〜?アスカさん今日は私「達」としてくれるんじゃなかったの〜?」

「あっ・・・その・・・また今度でも・・」

「私は待っておりますからね♪アスカ様♪」

「・・・・・お嬢様・・?」

「・・いいわよ?今日は干からびるまで搾りとっちゃうんだからっ!(キラーン☆」
そうして、今日も夜になれば濃厚でドロドロな甘ーい性活が待っているのであろう。

fin
11/09/12 18:58更新 / 兎と兎

■作者メッセージ
洞窟内部側にて

母「はぁ、娘とも別れちゃったし、どうしよう・・」

男「ハァ・・・ハァ・・・・確かこのあたりに出口が・・」

母「あら♪」

男「えっ?ナニスルンデスカヤダー・・・」



書くのに何週間掛かった事か・・・・
もうこんな事はやめたいですね
これっきりにして、ここからアクセル全開で書いて行きたいです!
いじょ!

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