骨折り損の草臥れ惚け
「――さっ、これでおしまい。全く、どれだけ怪我をすれば気が済むんだ？キミは…」
「あっはっは……レイシア先生には頭も上がらんね…」
ここは知る人ぞ知る名医、トム・レイシア先生の診療所。
なんでもちょっと前までは大きな病院で副院長までしてたらしいが、結婚を期に診療所へ移ったんだそうな。
そして、その結婚相手と言うのが…
「はぁい、先生♪こんなのどうかなぁ？」
「ナース服というよりは水着じゃないか。不合格」
「え〜っ！？せっかく買ってきたの切って作ったのに〜！…あっ、オッソ・ソン君！また来たんだぁ」
一人の少女が、切り詰めたナース服を着て部屋の奥からやってくる。
多分、この衣装を旦那に見せたかっただけなのだろう事は想像に容易い。
ただ、簡単な名前だからと言って人をフルネームで言うのはどうなのだろう。
まぁ言いやすいのは事実なのだろうが。
「というかホラスズ、客人に目の毒だ、着替えてきなさい」
「ちぇっ……はぁーい…」
「…(………あっ、ヤベちょっと勃った)」
まさか、小学生のような少女にドキッとするどころか勃起していたなどと夫に知られては殴られてもおかしくない。
まぁ、この先生はそんなことはしないだろうが。
どちらかと言えば、自分の嫁を小学生呼ばわりされたりしたら怒りそうだ。
主に自分がロリコンではない云々だろうが。
「やれやれ……さて、オッソ君？キミ、今回で何度目の怪我でここへ来てるんだ…」
「あっはは…恥ずかしながら………覚えてません…」
「それは覚えられないくらいウチに来てると言う事だろう…」
全く以て言うとおりで。
ため息交じりに笑ってくれるのがこんなにも嬉しく思えるモノなのだと初めて感じる。
「全く……なんでそんなに元気なんだか………冒険もそろそろ地に足を付ければいいのに…」
「いやいや、これだけは止められませんよ。なんたって…」
「「生き甲斐ですからっ！」…でしょ？」
ちゃんとした白衣に着替えたスズが、やっと奥から戻ってきた。
やっぱり何度見たって小さな女の子にしか見えない。
とても一児の母とは思えないだろう。
「とにかく、以後は冒険はもちろん、激しい運動も避けてくださいよ？骨にヒビがあるの、忘れてませんか？」
「バッキバキなんですよ〜？………せんせーのもすごいけどぉ…」
「うぐぐ……分かりました…以後気を付けます…」
ここまで言われてしまえば、もう言い訳の仕様がない。
ただスズが、トムにもたれ掛って甘えるような声を出して居たのがすごく気になるが、ここから先は夫婦の問題なのかも知れない。
立ち入ってはいけない範囲であろう。
「とりあえず、いつもの湿布薬と飲み薬を出しときますから、いつもの薬屋で貰ってきてください」
「なので私は先生と、子作りに励んじゃいます……ねぇ〜♪」
「はぁ………ありがとうございました〜…」
どうやらスイッチは入っていたらしい。
フルスロットルと言う奴だ。
鼻息を荒くしながら白衣のヒモを解いていく彼女と、書類を渡しつつ嫁の暴挙を止めようとする夫の姿を微笑ましくも見つめながら、オッソは診療所を後にした。
――――――――――――――――――
「あれから一か月………もういいだろ…」
なんて自己診断を信じ、逸る気持ちを抑えつつもオッソはきつい坂道を上っていた。
彼がワクワクしているのは何故かと言うと、新たな冒険の場所が見つかったからだ。
「オラーガ山脈……こいつも制覇してやるぜ……」
怪我からの復帰と共に、彼が最初に到達しようとしていた目標がこの山であった。
標高は5000M級の高さを誇り冒険者の良い冒険スポットとして知られていた。
ただ、彼が目指していたのは冒険者の為に作られたロープ伝いの半人工的な道ではなく、もっと直線的な、人跡未踏の進み方である。
雲の高さを超えたあたりに居た彼は、もう遥か彼方ではあったが、山頂をその目に見つけていた。
ただ…
「……なんて言ってたのか……おれは…」
目的であったショートカットが祟ってか、体中にガタが来ていた。
これではもう冒険を続ける事もままならないだろう。
せめて、どこかで休憩する事が出来ればよかったのだが、この辺りにそんなキャンプやコテージなんてある訳も無く…
と、諦めかけていたオッソだったが…
「……おれ……夢でも見てるのかな……城だ…」
薄く霧がかかった中、目の前に一軒の古城が姿を現した。
まるで大昔のファンタジーなお城のような作りをしているが、大きさはさほどもなく、見た目からして富豪の別荘だったのだろうと思われる。
まぁ、どう見ても人の手から長く離れていたように朽ちているが。
「うぅ……不気味だけど………ここは入るっきゃないか…」
気が付けば城の目の前まで来ていたオッソは、恐る恐る城の中へ足を踏み入れて行く。
ただ、この時に彼は気付くべきたったのだ。
どうしてこの城は今まで誰かが発見したりすることが無かったのか。
どうして最初から扉が開いていたのか。
どうして無意識の内に城内が安全だと思い込んでいたのかを。
「休憩できそうな所はぁ……っと…」
「………？」
扉を開けると、そこに立って、というか掃除っぽい事をしていたのは、ﾎﾞﾛﾎﾞﾛのメイド服の上にボロボロの茶色いローブを羽織った少女だった。
キョトンとした顔で振り向いたまま動こうとしない。
「ひ、人が居たのかぁ……よかったぁ…」
「ご……主…人……さ…ま……？」
非常にのっそりとした動きで振り向いていく少女をよそに、不気味な城とはいえ人が居る事に安堵を覚えると共に噛みしめていたオッソ。
しかし、次の瞬間からオッソは人生の転落を進む事となるのである。
「ご主人……さま……」
「えっ……ひっ…」
振り向いた彼女を見て、オッソは驚きと共に恐怖を覚えた。
確かに目の前に居た少女はメイド服を着た、幼げな少女だった。
肌の色が紫っぽく見えるのも、光が弱く暗いせいだと思っていた。
彼女の周りを微かに炎のようなオーラが纏っているように見えたのも疲労のせいだと思っていた。
が、彼女が振り向くとそこには…
「…おか……えりなさい……ませ…」
「う……うわぁあぁぁぁぁ！？！」
骸骨の半面が張り付いたような顔を持つ、銀髪の少女。
その骸骨の瞳は青白い炎を放ちながらこちらを見つめる。
メイド服やローブに隠れてよく見えていなかったが、彼女が身体をこちらに向けてスカートを少し上げてお辞儀をするとよく分かった。
両脚が骨で出来ているのだ。
青白い炎を、まるでわが身の様に纏いながら、その少女は立っていた。
この世には魔法使いなんて山ほどいると聞いたりはしていたが、その類にしては悪趣味すぎる。
スカートを持ち上げている両手も骨で出来ていることから考えても、両腕も骨で出来ているだろう。
となると、あの服の中身は…
と、考えたところでオッソの精神に限界が訪れた。
恐怖からその場を走って逃げ去ろうとしたのだ。
だが…
「あっ…あぶな…」
「のぁっ！………うあぁああああああああああああああああああああ！！！」
骨の少女からの声も虚しく、オッソはその場で何かに躓いて派手にすっ転ぶ。
その時に、反射的に腕で受け身を取ろうとしたのがいけなかったのだ。
勢いと体重の掛かった衝撃からか、何かが砕ける鈍い音と共に、オッソの右腕に生涯で感じた事のないような激痛が走る。
腕の骨が、盛大に折れ曲がったのを、彼は生まれて初めて体験するのだった。
―――――――――
「――……これで……よし……」
「うぐぐっ………あぁ……ありがとう…」
あの場で痛みに耐えて逃げる事も出来たであろうオッソだったが、彼の目の前に飛び込んできた状況を見て逃げようとする気が失せるのを体で感じていた。
腕を追って悶えるオッソを前にして、骨の少女は慌てて駆け寄ってオッソの心配をし始めたのだ。
それだけではなく、オッソが腕を折ったのだと理解するや否や、古びた包帯と適当な棒切れを持って彼の腕の応急手当てまで行ってくれた。
そこまでしてもらっては、警戒するだけ失礼と言う物だ。
淑女らしい挨拶の仕方も知っていたようだし、初対面の時も掃除をしていたのだろう。
「………ごほうび…」
「……うん？ご褒美…？あぁ、ありがとうね……えぇっと…アネモネ…」
「……ちが……んしょ…」
ふと、目を閉じてこちらへ顔を向けた少女が、ご褒美を要求してきた。
それを子供らしく、頭を撫でて欲しいという事と捉えたオッソは、優しく彼女の頭を撫でてやる。
まるでいつも手入れをしているかのように、彼女の髪はサラサラとしていて、触っていて心地が良かった。
長く伸びた銀髪が、彼女の頭の動きに沿って揺れる。
その時、彼女の髪に付けていた髪飾りにチラッと目が行く。
花の形状を見て、それが一目でアネモネだとオッソには分かった。
そこからなぜか彼女の名前がアネモネであると思った彼は少女をそう呼ぶ。
すると、彼女は壁にもたれ掛って座っているオッソに跨るような体勢になる。
「えぇっと………これは…んぅっ？！」
「んむっ……れるっ……じゅるるる……んぐっ……ぷぁぁ…」
両腕の骨が剥き出しというか骨そのものな手で顔を固定されたオッソは、何事かと彼女を見るが、その時には既にオッソの唇は塞がれていた。
冷たくも、どこか熱を帯びた彼女の舌がオッソの口の中をかき回す。
オッソの舌を絡め取り、自分の口の中に捻じ込んで、飴玉か何かの様に舐り回す。
暫くすると口を離したアネモネの表情は、上気してか血色を失ったような肌が若干赤くなっていた。
「……これ……ごほうび………ごしゅじんさま……いった…」
「あっはは……とんだご主人様だな…」
「……？……ごしゅじんさま……じゃ…ない…？」
アネモネのその言葉に、オッソはだいたいの事を理解した。
要は、彼女は襲ってきた訳ではなく、生前の記憶か何かでご主人様とやらにこう躾けられていたようだ。
こんな幼い少女をこんな性奴隷みたいに躾けるなんて、とんだ下衆野郎だ。
目の前のアネモネだって、人を間違えたからか、それともこんな行いが間違っていると悟ったからか、上気した表情も消え失せて泣き出しそうになっている。
死人は涙を流さないと言うが、本当なのだろうか。
まぁ、こんな少女を泣かせる程オッソは下衆ではない。
「……ごめ……んなさ……んっ？！」
「んっ………ぷぁ……いいや、これからは俺が、ご主人様だ、アネモネ…」
少し前のオッソだったなら、こんなホラーチックな者は蹴散らして冒険していただろう。
だが、この子は違う。
襲われて初めてのキスを奪われたから？
幼い姿の少女に発情したから？
いいや、違う。
彼女と言う存在そのものに、オッソは心奪われた。
この気持ち、まさしく愛だ！
「……ごしゅ……じんさ…ま……？」
「あぁ、そうだ……ん？どうした…？」
「……あかし………ほしい…」
そう言って、アネモネは自分の着ているローブを脱ぐ。
現れた四肢は、予想通りというかなんというか、どこも骨だらけだった。
青白い炎が肉のように骨を包み込み、彼女の身体を構築しているように見える。
「証…？一体どういう…」
「……ちょっと……まって…て…」
そして今度はメイド服の方も脱いでいく。
動作がゆっくりな所為か、彼女の仕草の一つ一つに色艶を感じさせる。
そのまま、動こうとする気も起こらず彼女を見守っていると、アネモネの全てが曝け出された。
「証って……そういう事か…？」
「……まえの……ごしゅじんさま………そう…いってた…」
顔と同様、骨が最小限のアーマーの役目を果たすような恰好の彼女。
その肌がある部分は、彼女の顔と同様、血の気が全く感じられなかった。
だが、四肢とは違いちゃんとした肌で覆われているようである。
身体の幼さ故か、起伏は乏しく胸は板同然の貧相スタイルであろう。
しかし、別にオッソが毛嫌いしている訳でも無ければ彼女にそんな感情を抱く事も無かった。
「しかし……なんでそんなにあっさりと俺の言う事を…？」
「……ごしゅじんさま……せい…くれる……だから……だいすき…」
肉と骨との繋ぎ目を隠すためなのか、履いていたドロワーズも脱ぎ去り、本当に一糸纏わぬ姿になった。
オッソの服にも手を掛け、今度は彼の服も脱がせ始める。
気が付けば、あっという間にオッソの方も全裸となっていた。
「うぅ……少し寒いな…」
「……あそこ………とびら……しめたら……だい…じょうぶ…」
彼女の言われるまま、一度立ち上がって寝室と思われるこの部屋の扉を閉める。
すると、さっきまで身体が震えるような寒さだったのが少し収まってきた。
少しすれば身体が寒さに震える事もない程には心地よくなってくる。
「ベッド、使うぞ……んしょ…軽いな…」
「………ほね…だから…」
そんなジョークを交えながら、オッソはアネモネを片腕だけで背負うようにしてベッドへ運ぶ。
右腕が使えていたら、きっとお姫様抱っこだって出来ただろう。
「さって………実を言うとな、アネモネ？」
「……？」
「助けてくれた時点で、俺はお前に惚れたんだ」
その言葉を聞いて、アネモネは目をｶｯと見開く。
どこか生気のない表情が、今は驚きと喜びに満ち満ちている。
暫く彼女の顔を見つめていると、またしてもアネモネの表情に活気が戻ってくる。
というよりは、恥ずかしそうに顔を逸らしている。
その口元は僅かに上がっていて、食い縛っていても喜びに表情が綻んでいるのがよく分かる。
「確かに、よく考えると俺は異常者かもしれないよ…」
「……」
「俺だって人間だ、魔物なんかよりは人間の方が良かっただろう。でもな、目の前に居るのは魔物なんかじゃなく、一人の、ちょっとヤワな骨の女の子だ。俺からすれば、それ以上でもそれ以下でもない。誰かがお前を敵だと言うなら、俺も敵に…っ…」
恥ずかしい告白を垂れ流しにしていると、アネモネが人差し指一本でオッソの口を閉じさせて辞めさせる。
なんとも雰囲気が出てきていたのだが…
「………はやく……シたい…」
「あっはい…」
この落差である。
が、互いの準備は万全である。
二人の雰囲気は多少醒めてはいるが、十分に続ける事はできる。
「それじゃまずは…」
「……すぐ……イれ…て…」
そう言って、アネモネの股へ伸びるオッソの腕を掴んだ彼女が、その場に寝転び股を大きく開く。
こうして見ると、やはりいくらか骨格が人間の物と少し違っているようだ。
彼女が股を開くと、それに連動するように秘所をｷﾞﾘｷﾞﾘ隠すようになっていた外骨格のような物が身体に帯びる青白い炎の中へと消えていく。
するとそこには、彼女の毛が一切生えていないアソコが丸見えになった。
「………おね…がい…」
「……あ、あぁ……」
アネモネに求められるがまま、彼女の膣内へと自身のいきり立つモノをゆっくり捻じ込んでいく。
初めて感じる魔物娘の感覚に驚いてか、オッソは我慢していたのも忘れてすぐに射精してしまっていた。
まだ奥まで入っていないのにも関わらず、彼の愚息はアネモネを孕ませようと勢いよく精を吐き出す。
「…あっ……」
「ぅ……あぁ………ご、ごめ…んぎぃぃぃぃぃぃっ？！！？」
ロクに動く事も無く果ててしまった事を謝ろうとしたオッソだったが、それを言い切る前にアネモネが打って出た。
射精の余韻に浸るように大きくビクビクと膣内で揺れるモノの事などお構いなしに、ただ自分が気持ち良くなるためだけに張り切って腰を振る。
漏らすように吐き出してしまったオッソの精が、アネモネの膣肉を伝って降りてきて、それが二人によって捏ね回される度に「ずちゅっ」だとか「ぬちゅっ」だとかの厭らしい淫靡な音を立てる。
「んぁっ！あはっ…きもっ……ちぃぃっ……んふぅ……」
「ひぅっ！や……やめっ……おかひっ……おかひくなっ…あぁあっ！！」
あまりの快楽に頭も呂律も回らないオッソの事など考えもせず、本能の任せるがままにアネモネは腰を打ちつけるように振り続ける。
時にはゆっくり、時には早く、と言った具合に緩急をつけての刺激は、あっという間にオッソを限界まで引き上げる。
「あっ……どくどくっ……おくにっ！びゅびゅって！らしてぇ！」
「うぁっ！そんなおくっ！？で、でるっ！あっ……あぁぁぁぁぁああああああっ！！！」
そんなはしたない悲鳴と共に、オッソはアネモネの一番奥にこれでもかという程の量の精液をぶちまけて行く。
尚も彼女は、まだ足りないと言いたげに腰を振り、その快楽に脳を焼かれるような感覚に見舞われながら、オッソは次々に精液をぶちまけて行くのであった。
――――――――――――――――――
「――で？嫁を見つけて山を下りた…と…？」
「うわぁ！ホントに骨で出来てるんだぁ！！どれどれ〜…？」
「……やめて…」
アネモネという嫁を手に入れたオッソは、登山しようにも片腕が折れている事もあり登山を断念。
痛みに苛まれながら、アネモネに肩を借りて下山を余儀なくされた。
途中、段差に躓きそうになるオッソをかばう様にアネモネが倒れた事も何度かあった。
その度に、まるでプラモデルのように四肢がバラバラになったのには相当に肝を冷やしたものだった。
でも…
「きゃははっ！見てみて〜！……ゆっくり！」
「………ゆっくりイッてね……早漏だもん…」
「………ノリ良いな、君の奥さん…」
「……早漏なの……気にしてたのに…」
見ればスズがアネモネの首を根っこから引き抜いていた。
猟奇的なはずなのに、可愛さと共にギャグっぽさしか感じさせないこの風貌。
しかもオッソはそんな彼女を見て思った事が「改めてみると、顔小さいな…」だった。
「スズ、戻してあげなさい…」
「はぁい……あっ、何かついてるよ…？」
「………これは…せ…」
「ん？……っ！？わぁたたたぁ！！な、何でもないですよー？！」
「……おいおい…」
大急ぎで謎の白い付着物を拭うオッソを見ればそれが何なのかは容易に想像がつく。
まさか診療所に来る前に一発ヤってきたのではあるまいか。
その証拠物かは知らないが、それっぽい物が残っていたのを見られるなど、恥ずかしい事極まりない。
「…まぁ人の事は言えない…か…」
「えへへぇ……今朝も激しかったよねぇ♪」
「……ご主人様………帰ったら……シヨ…」
「うあぁ〜！焚き付けないで〜！！」
こんな感じでこの後の人生を歩むことになるのかと思うと、相当に気が滅入るようだ。
とか思いながらも、しっかり勃起するオッソなのであった。
きっと彼らはこれから先も末永く幸せに暮らす事であろう。
まぁハチャメチャではあるだろうが。
終わり
「あっはっは……レイシア先生には頭も上がらんね…」
ここは知る人ぞ知る名医、トム・レイシア先生の診療所。
なんでもちょっと前までは大きな病院で副院長までしてたらしいが、結婚を期に診療所へ移ったんだそうな。
そして、その結婚相手と言うのが…
「はぁい、先生♪こんなのどうかなぁ？」
「ナース服というよりは水着じゃないか。不合格」
「え〜っ！？せっかく買ってきたの切って作ったのに〜！…あっ、オッソ・ソン君！また来たんだぁ」
一人の少女が、切り詰めたナース服を着て部屋の奥からやってくる。
多分、この衣装を旦那に見せたかっただけなのだろう事は想像に容易い。
ただ、簡単な名前だからと言って人をフルネームで言うのはどうなのだろう。
まぁ言いやすいのは事実なのだろうが。
「というかホラスズ、客人に目の毒だ、着替えてきなさい」
「ちぇっ……はぁーい…」
「…(………あっ、ヤベちょっと勃った)」
まさか、小学生のような少女にドキッとするどころか勃起していたなどと夫に知られては殴られてもおかしくない。
まぁ、この先生はそんなことはしないだろうが。
どちらかと言えば、自分の嫁を小学生呼ばわりされたりしたら怒りそうだ。
主に自分がロリコンではない云々だろうが。
「やれやれ……さて、オッソ君？キミ、今回で何度目の怪我でここへ来てるんだ…」
「あっはは…恥ずかしながら………覚えてません…」
「それは覚えられないくらいウチに来てると言う事だろう…」
全く以て言うとおりで。
ため息交じりに笑ってくれるのがこんなにも嬉しく思えるモノなのだと初めて感じる。
「全く……なんでそんなに元気なんだか………冒険もそろそろ地に足を付ければいいのに…」
「いやいや、これだけは止められませんよ。なんたって…」
「「生き甲斐ですからっ！」…でしょ？」
ちゃんとした白衣に着替えたスズが、やっと奥から戻ってきた。
やっぱり何度見たって小さな女の子にしか見えない。
とても一児の母とは思えないだろう。
「とにかく、以後は冒険はもちろん、激しい運動も避けてくださいよ？骨にヒビがあるの、忘れてませんか？」
「バッキバキなんですよ〜？………せんせーのもすごいけどぉ…」
「うぐぐ……分かりました…以後気を付けます…」
ここまで言われてしまえば、もう言い訳の仕様がない。
ただスズが、トムにもたれ掛って甘えるような声を出して居たのがすごく気になるが、ここから先は夫婦の問題なのかも知れない。
立ち入ってはいけない範囲であろう。
「とりあえず、いつもの湿布薬と飲み薬を出しときますから、いつもの薬屋で貰ってきてください」
「なので私は先生と、子作りに励んじゃいます……ねぇ〜♪」
「はぁ………ありがとうございました〜…」
どうやらスイッチは入っていたらしい。
フルスロットルと言う奴だ。
鼻息を荒くしながら白衣のヒモを解いていく彼女と、書類を渡しつつ嫁の暴挙を止めようとする夫の姿を微笑ましくも見つめながら、オッソは診療所を後にした。
――――――――――――――――――
「あれから一か月………もういいだろ…」
なんて自己診断を信じ、逸る気持ちを抑えつつもオッソはきつい坂道を上っていた。
彼がワクワクしているのは何故かと言うと、新たな冒険の場所が見つかったからだ。
「オラーガ山脈……こいつも制覇してやるぜ……」
怪我からの復帰と共に、彼が最初に到達しようとしていた目標がこの山であった。
標高は5000M級の高さを誇り冒険者の良い冒険スポットとして知られていた。
ただ、彼が目指していたのは冒険者の為に作られたロープ伝いの半人工的な道ではなく、もっと直線的な、人跡未踏の進み方である。
雲の高さを超えたあたりに居た彼は、もう遥か彼方ではあったが、山頂をその目に見つけていた。
ただ…
「……なんて言ってたのか……おれは…」
目的であったショートカットが祟ってか、体中にガタが来ていた。
これではもう冒険を続ける事もままならないだろう。
せめて、どこかで休憩する事が出来ればよかったのだが、この辺りにそんなキャンプやコテージなんてある訳も無く…
と、諦めかけていたオッソだったが…
「……おれ……夢でも見てるのかな……城だ…」
薄く霧がかかった中、目の前に一軒の古城が姿を現した。
まるで大昔のファンタジーなお城のような作りをしているが、大きさはさほどもなく、見た目からして富豪の別荘だったのだろうと思われる。
まぁ、どう見ても人の手から長く離れていたように朽ちているが。
「うぅ……不気味だけど………ここは入るっきゃないか…」
気が付けば城の目の前まで来ていたオッソは、恐る恐る城の中へ足を踏み入れて行く。
ただ、この時に彼は気付くべきたったのだ。
どうしてこの城は今まで誰かが発見したりすることが無かったのか。
どうして最初から扉が開いていたのか。
どうして無意識の内に城内が安全だと思い込んでいたのかを。
「休憩できそうな所はぁ……っと…」
「………？」
扉を開けると、そこに立って、というか掃除っぽい事をしていたのは、ﾎﾞﾛﾎﾞﾛのメイド服の上にボロボロの茶色いローブを羽織った少女だった。
キョトンとした顔で振り向いたまま動こうとしない。
「ひ、人が居たのかぁ……よかったぁ…」
「ご……主…人……さ…ま……？」
非常にのっそりとした動きで振り向いていく少女をよそに、不気味な城とはいえ人が居る事に安堵を覚えると共に噛みしめていたオッソ。
しかし、次の瞬間からオッソは人生の転落を進む事となるのである。
「ご主人……さま……」
「えっ……ひっ…」
振り向いた彼女を見て、オッソは驚きと共に恐怖を覚えた。
確かに目の前に居た少女はメイド服を着た、幼げな少女だった。
肌の色が紫っぽく見えるのも、光が弱く暗いせいだと思っていた。
彼女の周りを微かに炎のようなオーラが纏っているように見えたのも疲労のせいだと思っていた。
が、彼女が振り向くとそこには…
「…おか……えりなさい……ませ…」
「う……うわぁあぁぁぁぁ！？！」
骸骨の半面が張り付いたような顔を持つ、銀髪の少女。
その骸骨の瞳は青白い炎を放ちながらこちらを見つめる。
メイド服やローブに隠れてよく見えていなかったが、彼女が身体をこちらに向けてスカートを少し上げてお辞儀をするとよく分かった。
両脚が骨で出来ているのだ。
青白い炎を、まるでわが身の様に纏いながら、その少女は立っていた。
この世には魔法使いなんて山ほどいると聞いたりはしていたが、その類にしては悪趣味すぎる。
スカートを持ち上げている両手も骨で出来ていることから考えても、両腕も骨で出来ているだろう。
となると、あの服の中身は…
と、考えたところでオッソの精神に限界が訪れた。
恐怖からその場を走って逃げ去ろうとしたのだ。
だが…
「あっ…あぶな…」
「のぁっ！………うあぁああああああああああああああああああああ！！！」
骨の少女からの声も虚しく、オッソはその場で何かに躓いて派手にすっ転ぶ。
その時に、反射的に腕で受け身を取ろうとしたのがいけなかったのだ。
勢いと体重の掛かった衝撃からか、何かが砕ける鈍い音と共に、オッソの右腕に生涯で感じた事のないような激痛が走る。
腕の骨が、盛大に折れ曲がったのを、彼は生まれて初めて体験するのだった。
―――――――――
「――……これで……よし……」
「うぐぐっ………あぁ……ありがとう…」
あの場で痛みに耐えて逃げる事も出来たであろうオッソだったが、彼の目の前に飛び込んできた状況を見て逃げようとする気が失せるのを体で感じていた。
腕を追って悶えるオッソを前にして、骨の少女は慌てて駆け寄ってオッソの心配をし始めたのだ。
それだけではなく、オッソが腕を折ったのだと理解するや否や、古びた包帯と適当な棒切れを持って彼の腕の応急手当てまで行ってくれた。
そこまでしてもらっては、警戒するだけ失礼と言う物だ。
淑女らしい挨拶の仕方も知っていたようだし、初対面の時も掃除をしていたのだろう。
「………ごほうび…」
「……うん？ご褒美…？あぁ、ありがとうね……えぇっと…アネモネ…」
「……ちが……んしょ…」
ふと、目を閉じてこちらへ顔を向けた少女が、ご褒美を要求してきた。
それを子供らしく、頭を撫でて欲しいという事と捉えたオッソは、優しく彼女の頭を撫でてやる。
まるでいつも手入れをしているかのように、彼女の髪はサラサラとしていて、触っていて心地が良かった。
長く伸びた銀髪が、彼女の頭の動きに沿って揺れる。
その時、彼女の髪に付けていた髪飾りにチラッと目が行く。
花の形状を見て、それが一目でアネモネだとオッソには分かった。
そこからなぜか彼女の名前がアネモネであると思った彼は少女をそう呼ぶ。
すると、彼女は壁にもたれ掛って座っているオッソに跨るような体勢になる。
「えぇっと………これは…んぅっ？！」
「んむっ……れるっ……じゅるるる……んぐっ……ぷぁぁ…」
両腕の骨が剥き出しというか骨そのものな手で顔を固定されたオッソは、何事かと彼女を見るが、その時には既にオッソの唇は塞がれていた。
冷たくも、どこか熱を帯びた彼女の舌がオッソの口の中をかき回す。
オッソの舌を絡め取り、自分の口の中に捻じ込んで、飴玉か何かの様に舐り回す。
暫くすると口を離したアネモネの表情は、上気してか血色を失ったような肌が若干赤くなっていた。
「……これ……ごほうび………ごしゅじんさま……いった…」
「あっはは……とんだご主人様だな…」
「……？……ごしゅじんさま……じゃ…ない…？」
アネモネのその言葉に、オッソはだいたいの事を理解した。
要は、彼女は襲ってきた訳ではなく、生前の記憶か何かでご主人様とやらにこう躾けられていたようだ。
こんな幼い少女をこんな性奴隷みたいに躾けるなんて、とんだ下衆野郎だ。
目の前のアネモネだって、人を間違えたからか、それともこんな行いが間違っていると悟ったからか、上気した表情も消え失せて泣き出しそうになっている。
死人は涙を流さないと言うが、本当なのだろうか。
まぁ、こんな少女を泣かせる程オッソは下衆ではない。
「……ごめ……んなさ……んっ？！」
「んっ………ぷぁ……いいや、これからは俺が、ご主人様だ、アネモネ…」
少し前のオッソだったなら、こんなホラーチックな者は蹴散らして冒険していただろう。
だが、この子は違う。
襲われて初めてのキスを奪われたから？
幼い姿の少女に発情したから？
いいや、違う。
彼女と言う存在そのものに、オッソは心奪われた。
この気持ち、まさしく愛だ！
「……ごしゅ……じんさ…ま……？」
「あぁ、そうだ……ん？どうした…？」
「……あかし………ほしい…」
そう言って、アネモネは自分の着ているローブを脱ぐ。
現れた四肢は、予想通りというかなんというか、どこも骨だらけだった。
青白い炎が肉のように骨を包み込み、彼女の身体を構築しているように見える。
「証…？一体どういう…」
「……ちょっと……まって…て…」
そして今度はメイド服の方も脱いでいく。
動作がゆっくりな所為か、彼女の仕草の一つ一つに色艶を感じさせる。
そのまま、動こうとする気も起こらず彼女を見守っていると、アネモネの全てが曝け出された。
「証って……そういう事か…？」
「……まえの……ごしゅじんさま………そう…いってた…」
顔と同様、骨が最小限のアーマーの役目を果たすような恰好の彼女。
その肌がある部分は、彼女の顔と同様、血の気が全く感じられなかった。
だが、四肢とは違いちゃんとした肌で覆われているようである。
身体の幼さ故か、起伏は乏しく胸は板同然の貧相スタイルであろう。
しかし、別にオッソが毛嫌いしている訳でも無ければ彼女にそんな感情を抱く事も無かった。
「しかし……なんでそんなにあっさりと俺の言う事を…？」
「……ごしゅじんさま……せい…くれる……だから……だいすき…」
肉と骨との繋ぎ目を隠すためなのか、履いていたドロワーズも脱ぎ去り、本当に一糸纏わぬ姿になった。
オッソの服にも手を掛け、今度は彼の服も脱がせ始める。
気が付けば、あっという間にオッソの方も全裸となっていた。
「うぅ……少し寒いな…」
「……あそこ………とびら……しめたら……だい…じょうぶ…」
彼女の言われるまま、一度立ち上がって寝室と思われるこの部屋の扉を閉める。
すると、さっきまで身体が震えるような寒さだったのが少し収まってきた。
少しすれば身体が寒さに震える事もない程には心地よくなってくる。
「ベッド、使うぞ……んしょ…軽いな…」
「………ほね…だから…」
そんなジョークを交えながら、オッソはアネモネを片腕だけで背負うようにしてベッドへ運ぶ。
右腕が使えていたら、きっとお姫様抱っこだって出来ただろう。
「さって………実を言うとな、アネモネ？」
「……？」
「助けてくれた時点で、俺はお前に惚れたんだ」
その言葉を聞いて、アネモネは目をｶｯと見開く。
どこか生気のない表情が、今は驚きと喜びに満ち満ちている。
暫く彼女の顔を見つめていると、またしてもアネモネの表情に活気が戻ってくる。
というよりは、恥ずかしそうに顔を逸らしている。
その口元は僅かに上がっていて、食い縛っていても喜びに表情が綻んでいるのがよく分かる。
「確かに、よく考えると俺は異常者かもしれないよ…」
「……」
「俺だって人間だ、魔物なんかよりは人間の方が良かっただろう。でもな、目の前に居るのは魔物なんかじゃなく、一人の、ちょっとヤワな骨の女の子だ。俺からすれば、それ以上でもそれ以下でもない。誰かがお前を敵だと言うなら、俺も敵に…っ…」
恥ずかしい告白を垂れ流しにしていると、アネモネが人差し指一本でオッソの口を閉じさせて辞めさせる。
なんとも雰囲気が出てきていたのだが…
「………はやく……シたい…」
「あっはい…」
この落差である。
が、互いの準備は万全である。
二人の雰囲気は多少醒めてはいるが、十分に続ける事はできる。
「それじゃまずは…」
「……すぐ……イれ…て…」
そう言って、アネモネの股へ伸びるオッソの腕を掴んだ彼女が、その場に寝転び股を大きく開く。
こうして見ると、やはりいくらか骨格が人間の物と少し違っているようだ。
彼女が股を開くと、それに連動するように秘所をｷﾞﾘｷﾞﾘ隠すようになっていた外骨格のような物が身体に帯びる青白い炎の中へと消えていく。
するとそこには、彼女の毛が一切生えていないアソコが丸見えになった。
「………おね…がい…」
「……あ、あぁ……」
アネモネに求められるがまま、彼女の膣内へと自身のいきり立つモノをゆっくり捻じ込んでいく。
初めて感じる魔物娘の感覚に驚いてか、オッソは我慢していたのも忘れてすぐに射精してしまっていた。
まだ奥まで入っていないのにも関わらず、彼の愚息はアネモネを孕ませようと勢いよく精を吐き出す。
「…あっ……」
「ぅ……あぁ………ご、ごめ…んぎぃぃぃぃぃぃっ？！！？」
ロクに動く事も無く果ててしまった事を謝ろうとしたオッソだったが、それを言い切る前にアネモネが打って出た。
射精の余韻に浸るように大きくビクビクと膣内で揺れるモノの事などお構いなしに、ただ自分が気持ち良くなるためだけに張り切って腰を振る。
漏らすように吐き出してしまったオッソの精が、アネモネの膣肉を伝って降りてきて、それが二人によって捏ね回される度に「ずちゅっ」だとか「ぬちゅっ」だとかの厭らしい淫靡な音を立てる。
「んぁっ！あはっ…きもっ……ちぃぃっ……んふぅ……」
「ひぅっ！や……やめっ……おかひっ……おかひくなっ…あぁあっ！！」
あまりの快楽に頭も呂律も回らないオッソの事など考えもせず、本能の任せるがままにアネモネは腰を打ちつけるように振り続ける。
時にはゆっくり、時には早く、と言った具合に緩急をつけての刺激は、あっという間にオッソを限界まで引き上げる。
「あっ……どくどくっ……おくにっ！びゅびゅって！らしてぇ！」
「うぁっ！そんなおくっ！？で、でるっ！あっ……あぁぁぁぁぁああああああっ！！！」
そんなはしたない悲鳴と共に、オッソはアネモネの一番奥にこれでもかという程の量の精液をぶちまけて行く。
尚も彼女は、まだ足りないと言いたげに腰を振り、その快楽に脳を焼かれるような感覚に見舞われながら、オッソは次々に精液をぶちまけて行くのであった。
――――――――――――――――――
「――で？嫁を見つけて山を下りた…と…？」
「うわぁ！ホントに骨で出来てるんだぁ！！どれどれ〜…？」
「……やめて…」
アネモネという嫁を手に入れたオッソは、登山しようにも片腕が折れている事もあり登山を断念。
痛みに苛まれながら、アネモネに肩を借りて下山を余儀なくされた。
途中、段差に躓きそうになるオッソをかばう様にアネモネが倒れた事も何度かあった。
その度に、まるでプラモデルのように四肢がバラバラになったのには相当に肝を冷やしたものだった。
でも…
「きゃははっ！見てみて〜！……ゆっくり！」
「………ゆっくりイッてね……早漏だもん…」
「………ノリ良いな、君の奥さん…」
「……早漏なの……気にしてたのに…」
見ればスズがアネモネの首を根っこから引き抜いていた。
猟奇的なはずなのに、可愛さと共にギャグっぽさしか感じさせないこの風貌。
しかもオッソはそんな彼女を見て思った事が「改めてみると、顔小さいな…」だった。
「スズ、戻してあげなさい…」
「はぁい……あっ、何かついてるよ…？」
「………これは…せ…」
「ん？……っ！？わぁたたたぁ！！な、何でもないですよー？！」
「……おいおい…」
大急ぎで謎の白い付着物を拭うオッソを見ればそれが何なのかは容易に想像がつく。
まさか診療所に来る前に一発ヤってきたのではあるまいか。
その証拠物かは知らないが、それっぽい物が残っていたのを見られるなど、恥ずかしい事極まりない。
「…まぁ人の事は言えない…か…」
「えへへぇ……今朝も激しかったよねぇ♪」
「……ご主人様………帰ったら……シヨ…」
「うあぁ〜！焚き付けないで〜！！」
こんな感じでこの後の人生を歩むことになるのかと思うと、相当に気が滅入るようだ。
とか思いながらも、しっかり勃起するオッソなのであった。
きっと彼らはこれから先も末永く幸せに暮らす事であろう。
まぁハチャメチャではあるだろうが。
終わり
15/10/20 17:23更新 / 兎と兎