第10話:氷堂 夜路、危機一髪!!(中編、決闘!!!)
景華&小野
「「よ、夜路…なのか…!?」」
吉田&三浪
「「なんか…一気にイケメン化したな( ゚Д゚) ゚Д゚)」」
マリアさん
「なんだか違う意味で美人になったというか………♡」
景華
「マリア殿。」
マリアさん
「ああっつい…(´///ω///`)」
日向
「………( ゚Д゚)」
紫苑
「よ、夜路くん………( ゚Д゚)」
逢河&賀川&日野
「「「(い、イケメン化した氷堂先輩!!!)」」」
阿達くん
「(夜路パイセン、別人みたいになってるウウウーーーーーーー( ゚Д゚)!!?)」
阿禍里
「まあ♡ 夜路さま…なんて美しい♡ ……はて、以前もこのようなオーラを夜路さまから感じるような………?」
なんと夜路は雪女、または氷柱女、あるいは雪女を彷彿とさせる容姿になった…( ゚Д゚)
確かに夜路は元々人並外れた剣腕、妖術の才能があったし…容姿、特に髪や瞳の色がジパング人離れしていたが……まさかこのようなことになるとは………( ゚Д゚) いや…そういえば夜路の母上殿は氷柱女だったな、確か。となると納得だな、うん(;・ω・)
夜路
「…ここは狭いな。場所を変えよう、黒月。」
阿禍里
「ええ、どこへでも♡ あ、それなら、ウチの道場はどうです♡? まあ傷だらけの床な道場ではありますが……(;・∀・)」
夜路
「それで構わん。」
阿禍里
「まあ♡ 嬉しいですわ♡♡」
景華&吉田&小野&三浪&紫苑&マリアさん&阿達くん
「「「「「「「(夜路(景吉小三)/夜路くん(紫)/夜路さん(マ)/パイセン(阿)……なんか別人なったな………( ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚))」」」」」」」
逢河&賀川&日野
「「「(氷堂先輩……完ッッ全に別人なっとる………( ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚))」」」
そして私たちは黒月家の道場に向かった。黒月の言う通り…確かに床も壁も天井も斬痕だらけだった……。まあ鍛錬自体は普通だったのだろうが………( ゚Д゚)
しかしどうやったらこれほどまでに傷だらけになるのだろうか………
--------------------------------------------------
〜いざ決闘!!之譚〜
阿禍里
「さあ夜路さま♡ 始めましょうか♡」
夜路
「ああ、そうだn──」
ギィィィン!!(刃同士がぶつかる)
夜路
「……元気なもんだな、黒月( ・ω・ )」
阿禍里
「あはぁ♡ さすが夜路さま♡ まだまだこれからですよ、夜路さま♡? あははは♡♡」
夜路
「(おお、こりゃあ……苦戦するかな…(;・ω・))」
阿禍里
「では紹介させていただきますわ♡ こちらは我が家に於いて、代々黒月宗家の嫡女に継承されてきた妖刀“怨月”ですわ♡」
夜路
「(凄まじい禍禍しさを放っている…! 本能で分かる…『危険だ!!』ってことが……!!!)」
そして、まるでアニメを見ているかのような…真っ先にそんな感想が浮かんできてもおかしくない“決闘”が始まった……!!!
阿禍里
「さあさあ夜路さま♡ いざ勝負、ですわ♡!!!」
夜路
「オーケー、いざ参る!」
(両者一斉に駆け出す!!)
阿禍里
黒月絶禍心流、繊月一閃(センゲツイッセン)!!
夜路
氷の呼吸 壱ノ型、銀雪姫(シラユキ)!!
(二人の斬撃がぶつかる…!!)
阿禍里
「ああ、これ…そう、これ♡ これを待ってましたわぁ♡ まだ完全再現とまではいかずとも、『あの日の』夜路さまですわぁ♡♡」
夜路
「『あの日』? いつだ?」
阿禍里
「『あの日』…そう! 5年前の『あの日』ですわ♡ 覚えておりませんこと、夜路さまぁ♡?」
夜路
「5年前……ああ、俺が景華に初めて勝ったあの試合のことか。生憎とあの試合…試合前後はぼんやりながら、割と覚えてる。だが試合中のことは全く覚えてない。」
阿禍里
「!? ではあの翌日のニュースでの…あのインタビューは……!!?」
夜路
「すまん、マジで。思い出すことすら出来ん。」
阿禍里
「なら…この決闘でイヤでも思い出させてあげますわ♡ だってわたくしが闘(ヤ)りたいのは『あの日の』夜路さまですからアアアーーーーーーー♡♡」
夜路
「やれやれ…なら、存分に闘(ヤ)ろうか…!!」
阿禍里
「その御言葉を御待ちしておりましたわぁ(狂気の笑み)♡♡」
阿禍里
黒月絶禍心流、猿猴捉月(エンコウソクゲツ)!!
夜路
氷の呼吸 弐ノ型、凛烈(リンレツ)!!
(再び斬撃がぶつかる…!!)
阿禍里
「すごい……『あの日の』夜路さまを、彷彿とさせるような……♡」
夜路
「そうか……『あの日』のことは俺自身は覚えてない……だが、“『あの日の』俺”をそこまで覚えてくれたことは…正直に、嬉しいな…!!」
阿禍里
「ああん♡ 斯様な御言葉を賜るとは…とは光栄ですわぁ♡ ああ、興奮が、興奮が抑えられない♡」
夜路
「そうか…これは無作法だった…なら此方も、本気でイかせてもらう…!!」
阿禍里
「はぁい(狂気に満ちた笑み)♡♡」
夜路
氷の呼吸 参ノ型、氷柱一針(ツラライッシン)!!
阿禍里
「くっ!!」
夜路
「(!! 鎬でガード…だと…!? あり得ん、刀に限らず刀剣の類はどれも刃同士でぶつかる分にはまだいい…だが横からの衝撃には弱い!! 確か『ソードブレイカー』という短剣は峰が櫛を思わせる形状をしている…その峰でもって敵の剣を叩き落すまたは刀身を折ることが出来る。やろうと思えば日本刀にも同じことが出来るはずだ………何が言いたいかって? 要するにどんな強靭な刀も鎬に攻撃を受けようものなら折れるということだ!
…いや、妖刀“怨月”なら可能か………旧魔王時代、1000年以上もの昔、当時の黒月宗家の当主・黒月 阿暁(くろづき あぎょう)が己の右の掌を刺し貫き、そして流れ出た血を熔けた鉄に混ぜ合わせて生み出した“黒血ノ玉鋼(クラチノタマハガネ)”から鍛造した妖刀…それこそ“怨月”と聞いた。しかし出来上がった“怨月”は阿暁の右腕と融合…『人妖刀(ジンヨウトウ)“怨月”』と成り、遺伝という形で以て継承されてきた……………そう聞いたことがある。そして魔王が代替わりしたことで『人妖刀“怨月”』は『カースドソード“怨月”』へと変質したという…。オリジナルの“怨月”とは似て非なると言えど、強度は他の刀や妖刀の比ではないということか!!?)」
阿禍里
「(真正面からとは言え速い!! わたくしの目でもギリギリで見えなかった…防げたからイイものを…!! 一瞬とは言え、わたくしの目でも捉えきれない程の速さ…なんて素晴らしいッッ♡♡♡!!!)」
フフフ…
阿禍里
黒月絶禍心流…
夜路
「(まずい!!(←身を引く!!))」
…廻鬼日蝕(カイキニッショク)!!
夜路
「はっ!!」
(斬撃が阿禍里の周りを舞う!! そして斬撃を躱す夜路…!!)
夜路
「くっ!!」
「………はあ、はあ、はあ、はあ…(危なかった…!! 氷柱一針を繰り出したはイイ…だが…この流れでさっきのカウンターか……氷柱一針でダメ…なら鍔迫り合いで普通に押し切ることすら不可能………どうする!!? このままじゃジリ貧だ…!! それに!)」
「……はあ、はあ、はあ、はあ…くっ、ぐっ…!!(さっきの斬撃…周りの細かい斬撃を…一発躱せなかった……! しかし何だ、この痛みは!? カースドソードの刃、及び魔界銀製あるいは魔界銀を含有する合金製の武器で攻撃されると傷付かず出血もしない代わりに攻撃を受けた箇所が熱を伴って疼きだす筈だ……そしてこの痛み…切り傷のそれじゃあない…明らかに“強い頭痛”ってトコだ!!)」
「…スゥ〰、ハァ〰…(呼吸を整えるんだ…!! 呼吸を…それで幾分かは痛みを抑えられるハズ)………スゥ〰、ハァ〰…(よし、これでさっきよりはマシになった! それでも痛いのは変わりないが……)」
「(まだ痛みは残ってるが、なんとかなるか……)さあ、仕切り直しと行こうか…!」
阿禍里
「ハイ、それでは♡ 始めましょう♡」
夜路
「ああ…では今一度、いざ参る!!」
阿禍里
「参ります♡♡」
夜路と黒月の決闘は最初、拮抗していた……しかし、夜路は突き技へのカウンターを躱したあと、そこから動きの切れが悪くなってきた気がする。
夜路、大丈夫なのだろうか……?
そして………
夜路
「(くそっ! つ、氷柱一針、の、カ、カウンターを、僅かに、喰らったあ、後から、動きが、悪くなってきた…そして…ッ、く、黒月の、ざ、斬撃も、少しずつ、喰らい、は、はじめてきた…そして、その度にッ痛みが、酷くなってきた! 呼吸で、痛みを、お、抑えるのも、限界が近い……こ、呼吸、も…み、乱れてきた…! 早く決着を、つ、付けねば…!!)くっ…!(まずい…もう限界が…!!!)」
阿禍里
「(ああ、夜路さま♡ 少しずつ切れが落ちてるけど、それでもさすが夜路さま♡ ああ、もう、もう……)」
フフフ……アハ、アハぁ、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!
(突然黒月の全身から大量の斬撃が飛び出してきた!!!)
夜路
「(なにッッ!!? …まずい!!!)」
(両腕で顔面をガードする!!)
阿禍里
「ウフフフ………妖刀“怨月”、第二形態“黒闇紅月(クラヤミコウゲツ)”♡」
夜路
「(な、なんだ……!? なんなんだこれは!? こんなことも出来るのか…!!? こんなん…躱しようが無ぇ…!!!)」
夜路は全身に黒月の斬撃を喰らった、勿論直撃だった……!!!
景華&吉田&小野&三浪&紫苑&マリアさん
「「「「「「よ、夜路イイイーーーーーーーッッ(景吉小三)/夜路くーーーーーーーん(紫)/夜路さーーーーーーーん(マ)!!!」」」」」」
阿達くん
「パ、パイセーーーーーーーン!!!」
逢河&賀川&日野
「「「氷堂先ぱーーーーーーーい!!!」」」
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To be continued⇒
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「「よ、夜路…なのか…!?」」
吉田&三浪
「「なんか…一気にイケメン化したな( ゚Д゚) ゚Д゚)」」
マリアさん
「なんだか違う意味で美人になったというか………♡」
景華
「マリア殿。」
マリアさん
「ああっつい…(´///ω///`)」
日向
「………( ゚Д゚)」
紫苑
「よ、夜路くん………( ゚Д゚)」
逢河&賀川&日野
「「「(い、イケメン化した氷堂先輩!!!)」」」
阿達くん
「(夜路パイセン、別人みたいになってるウウウーーーーーーー( ゚Д゚)!!?)」
阿禍里
「まあ♡ 夜路さま…なんて美しい♡ ……はて、以前もこのようなオーラを夜路さまから感じるような………?」
なんと夜路は雪女、または氷柱女、あるいは雪女を彷彿とさせる容姿になった…( ゚Д゚)
確かに夜路は元々人並外れた剣腕、妖術の才能があったし…容姿、特に髪や瞳の色がジパング人離れしていたが……まさかこのようなことになるとは………( ゚Д゚) いや…そういえば夜路の母上殿は氷柱女だったな、確か。となると納得だな、うん(;・ω・)
夜路
「…ここは狭いな。場所を変えよう、黒月。」
阿禍里
「ええ、どこへでも♡ あ、それなら、ウチの道場はどうです♡? まあ傷だらけの床な道場ではありますが……(;・∀・)」
夜路
「それで構わん。」
阿禍里
「まあ♡ 嬉しいですわ♡♡」
景華&吉田&小野&三浪&紫苑&マリアさん&阿達くん
「「「「「「「(夜路(景吉小三)/夜路くん(紫)/夜路さん(マ)/パイセン(阿)……なんか別人なったな………( ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚))」」」」」」」
逢河&賀川&日野
「「「(氷堂先輩……完ッッ全に別人なっとる………( ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚))」」」
そして私たちは黒月家の道場に向かった。黒月の言う通り…確かに床も壁も天井も斬痕だらけだった……。まあ鍛錬自体は普通だったのだろうが………( ゚Д゚)
しかしどうやったらこれほどまでに傷だらけになるのだろうか………
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〜いざ決闘!!之譚〜
阿禍里
「さあ夜路さま♡ 始めましょうか♡」
夜路
「ああ、そうだn──」
ギィィィン!!(刃同士がぶつかる)
夜路
「……元気なもんだな、黒月( ・ω・ )」
阿禍里
「あはぁ♡ さすが夜路さま♡ まだまだこれからですよ、夜路さま♡? あははは♡♡」
夜路
「(おお、こりゃあ……苦戦するかな…(;・ω・))」
阿禍里
「では紹介させていただきますわ♡ こちらは我が家に於いて、代々黒月宗家の嫡女に継承されてきた妖刀“怨月”ですわ♡」
夜路
「(凄まじい禍禍しさを放っている…! 本能で分かる…『危険だ!!』ってことが……!!!)」
そして、まるでアニメを見ているかのような…真っ先にそんな感想が浮かんできてもおかしくない“決闘”が始まった……!!!
阿禍里
「さあさあ夜路さま♡ いざ勝負、ですわ♡!!!」
夜路
「オーケー、いざ参る!」
(両者一斉に駆け出す!!)
阿禍里
黒月絶禍心流、繊月一閃(センゲツイッセン)!!
夜路
氷の呼吸 壱ノ型、銀雪姫(シラユキ)!!
(二人の斬撃がぶつかる…!!)
阿禍里
「ああ、これ…そう、これ♡ これを待ってましたわぁ♡ まだ完全再現とまではいかずとも、『あの日の』夜路さまですわぁ♡♡」
夜路
「『あの日』? いつだ?」
阿禍里
「『あの日』…そう! 5年前の『あの日』ですわ♡ 覚えておりませんこと、夜路さまぁ♡?」
夜路
「5年前……ああ、俺が景華に初めて勝ったあの試合のことか。生憎とあの試合…試合前後はぼんやりながら、割と覚えてる。だが試合中のことは全く覚えてない。」
阿禍里
「!? ではあの翌日のニュースでの…あのインタビューは……!!?」
夜路
「すまん、マジで。思い出すことすら出来ん。」
阿禍里
「なら…この決闘でイヤでも思い出させてあげますわ♡ だってわたくしが闘(ヤ)りたいのは『あの日の』夜路さまですからアアアーーーーーーー♡♡」
夜路
「やれやれ…なら、存分に闘(ヤ)ろうか…!!」
阿禍里
「その御言葉を御待ちしておりましたわぁ(狂気の笑み)♡♡」
阿禍里
黒月絶禍心流、猿猴捉月(エンコウソクゲツ)!!
夜路
氷の呼吸 弐ノ型、凛烈(リンレツ)!!
(再び斬撃がぶつかる…!!)
阿禍里
「すごい……『あの日の』夜路さまを、彷彿とさせるような……♡」
夜路
「そうか……『あの日』のことは俺自身は覚えてない……だが、“『あの日の』俺”をそこまで覚えてくれたことは…正直に、嬉しいな…!!」
阿禍里
「ああん♡ 斯様な御言葉を賜るとは…とは光栄ですわぁ♡ ああ、興奮が、興奮が抑えられない♡」
夜路
「そうか…これは無作法だった…なら此方も、本気でイかせてもらう…!!」
阿禍里
「はぁい(狂気に満ちた笑み)♡♡」
夜路
氷の呼吸 参ノ型、氷柱一針(ツラライッシン)!!
阿禍里
「くっ!!」
夜路
「(!! 鎬でガード…だと…!? あり得ん、刀に限らず刀剣の類はどれも刃同士でぶつかる分にはまだいい…だが横からの衝撃には弱い!! 確か『ソードブレイカー』という短剣は峰が櫛を思わせる形状をしている…その峰でもって敵の剣を叩き落すまたは刀身を折ることが出来る。やろうと思えば日本刀にも同じことが出来るはずだ………何が言いたいかって? 要するにどんな強靭な刀も鎬に攻撃を受けようものなら折れるということだ!
…いや、妖刀“怨月”なら可能か………旧魔王時代、1000年以上もの昔、当時の黒月宗家の当主・黒月 阿暁(くろづき あぎょう)が己の右の掌を刺し貫き、そして流れ出た血を熔けた鉄に混ぜ合わせて生み出した“黒血ノ玉鋼(クラチノタマハガネ)”から鍛造した妖刀…それこそ“怨月”と聞いた。しかし出来上がった“怨月”は阿暁の右腕と融合…『人妖刀(ジンヨウトウ)“怨月”』と成り、遺伝という形で以て継承されてきた……………そう聞いたことがある。そして魔王が代替わりしたことで『人妖刀“怨月”』は『カースドソード“怨月”』へと変質したという…。オリジナルの“怨月”とは似て非なると言えど、強度は他の刀や妖刀の比ではないということか!!?)」
阿禍里
「(真正面からとは言え速い!! わたくしの目でもギリギリで見えなかった…防げたからイイものを…!! 一瞬とは言え、わたくしの目でも捉えきれない程の速さ…なんて素晴らしいッッ♡♡♡!!!)」
フフフ…
阿禍里
黒月絶禍心流…
夜路
「(まずい!!(←身を引く!!))」
…廻鬼日蝕(カイキニッショク)!!
夜路
「はっ!!」
(斬撃が阿禍里の周りを舞う!! そして斬撃を躱す夜路…!!)
夜路
「くっ!!」
「………はあ、はあ、はあ、はあ…(危なかった…!! 氷柱一針を繰り出したはイイ…だが…この流れでさっきのカウンターか……氷柱一針でダメ…なら鍔迫り合いで普通に押し切ることすら不可能………どうする!!? このままじゃジリ貧だ…!! それに!)」
「……はあ、はあ、はあ、はあ…くっ、ぐっ…!!(さっきの斬撃…周りの細かい斬撃を…一発躱せなかった……! しかし何だ、この痛みは!? カースドソードの刃、及び魔界銀製あるいは魔界銀を含有する合金製の武器で攻撃されると傷付かず出血もしない代わりに攻撃を受けた箇所が熱を伴って疼きだす筈だ……そしてこの痛み…切り傷のそれじゃあない…明らかに“強い頭痛”ってトコだ!!)」
「…スゥ〰、ハァ〰…(呼吸を整えるんだ…!! 呼吸を…それで幾分かは痛みを抑えられるハズ)………スゥ〰、ハァ〰…(よし、これでさっきよりはマシになった! それでも痛いのは変わりないが……)」
「(まだ痛みは残ってるが、なんとかなるか……)さあ、仕切り直しと行こうか…!」
阿禍里
「ハイ、それでは♡ 始めましょう♡」
夜路
「ああ…では今一度、いざ参る!!」
阿禍里
「参ります♡♡」
夜路と黒月の決闘は最初、拮抗していた……しかし、夜路は突き技へのカウンターを躱したあと、そこから動きの切れが悪くなってきた気がする。
夜路、大丈夫なのだろうか……?
そして………
夜路
「(くそっ! つ、氷柱一針、の、カ、カウンターを、僅かに、喰らったあ、後から、動きが、悪くなってきた…そして…ッ、く、黒月の、ざ、斬撃も、少しずつ、喰らい、は、はじめてきた…そして、その度にッ痛みが、酷くなってきた! 呼吸で、痛みを、お、抑えるのも、限界が近い……こ、呼吸、も…み、乱れてきた…! 早く決着を、つ、付けねば…!!)くっ…!(まずい…もう限界が…!!!)」
阿禍里
「(ああ、夜路さま♡ 少しずつ切れが落ちてるけど、それでもさすが夜路さま♡ ああ、もう、もう……)」
フフフ……アハ、アハぁ、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!
(突然黒月の全身から大量の斬撃が飛び出してきた!!!)
夜路
「(なにッッ!!? …まずい!!!)」
(両腕で顔面をガードする!!)
阿禍里
「ウフフフ………妖刀“怨月”、第二形態“黒闇紅月(クラヤミコウゲツ)”♡」
夜路
「(な、なんだ……!? なんなんだこれは!? こんなことも出来るのか…!!? こんなん…躱しようが無ぇ…!!!)」
夜路は全身に黒月の斬撃を喰らった、勿論直撃だった……!!!
景華&吉田&小野&三浪&紫苑&マリアさん
「「「「「「よ、夜路イイイーーーーーーーッッ(景吉小三)/夜路くーーーーーーーん(紫)/夜路さーーーーーーーん(マ)!!!」」」」」」
阿達くん
「パ、パイセーーーーーーーン!!!」
逢河&賀川&日野
「「「氷堂先ぱーーーーーーーい!!!」」」
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24/04/24 00:41更新 / bj12.bom
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