再会
始業式の日を迎えた
純「…」
相変わらずなにもかもが色褪せて見える…
純「来ました」
転校担当の先生のところに向かう
先生『なら、早速話すわね』
純「はい」
先生「はい、チケットは取っておいたからすぐ行きなさい。言うまでもないけどね」
純「はい!!!」
そのまま始業式もスルーして俺は自宅に戻る。母は居ないことを確認しそのまま荷物をまとめスマホの充電器を旅行トランクに入れ空港に向かう
純「後は飛行機で四時間、ゲート潜って船で一時間か…」
スマホの電源を切り飛行機に乗る
純「…」
俺がついていた嘘は、早くても1ヶ月ではなく早ければ始業式当日に彼女の地元へ向かえるということだ。
純「お、飲み物来たか…」
暖かい紅茶を飲み、ゲートのある地方への到着を待つ
純「まだか…?」
胸の高鳴りを感じる…彼女は元気にしているだろうか…?
純「よし…」
ゲートのある地方に着いたので船の時間を見ると十分ほど時間があるので夏服に着替えて船に乗る
純「待ってろよ…」
船は海を進む…
純「着いたか…」
到着するが早いか俺は地図を出して彼女の家の場所を調べる
純「こっちか…!」
地図に従い彼女の家を目指す
純「…ここか。」
緊張し震える手で呼び鈴を鳴らす
???『どちら様〜?』
出てきたのは彼女に良く似た魔物だった
???『あ、もしかして君がフラマの?』
純「あ、話行ってるなら早い…」
???『でも、ずいぶん早くない?』
純「サプライズも兼ねて遅くて1ヶ月のところを早くても1ヶ月って言いました」
???『ふふ、なるほどね…♪』
純「はい…」
???『なら、上がって。これからよろしくね』
純「はい。」
彼女の家は海の近くにある、潮風を感じる…
???『私はホムラ、フラマの母親よ』
純「改めて、桐生純です」
ホムラ『ジュン、ね。了解』
純「…」
そのまま案内された部屋に荷物を置き整理する
純「クローゼット、使って良いのかな」
聞くために二階から降りる
純「あの、クローゼット使っても?」
ホムラを見つけたので聞く
ホムラ『えぇ、どうぞ』
純「ありがとうございます」
ホムラ『これから暮らすのにそんな言葉でなくて良いのに…』
純「え、あ、はあ…」
部屋に戻り荷物を整理する
純「さて、待とうか…」
昼食とかは空港に向かうときに買ったのでそれを食べながら待つ
ホムラ『フラマ帰ってきたわよ〜』
彼女の声が聞こえた、2階リビングに向かう
純「…来たか。」
リビングで待つ、彼女はどんな顔をするのか…?
フラマ『お客さんって、誰だろ…』
彼女が階段を上がってくる音が聞こえる…
フラマ『…ぇ?』
純「よう」
フラマ『1ヶ月かかるって…』
純「早くてと勘違いしてたみたいだが遅くて1ヶ月だ…」
フラマ『ジュン…!!!』
そのまま俺に彼女は飛び込み抱きついてきた、後ろにソファーがあったから背中を打たずに済んだ
フラマ『離れてた時間は一週間もなかったけど会いたかった…!!!』
純「俺もだ、フラマが居ないとなんでもひどく色褪せて見えた…」
しばらくそうしていると、スマホが鳴っているのが聞こえた
純「なんだよ…」
電話の主は母親だった
純「なに」
母「あんた今どこにいるの…?もう八時だよ!」
純「フラマの地元」
母「あんた、いつからそんな大胆に…」
純「サプライズだ」
母「…まあ、どこにいるかわかったから良いよ」
純「なら切るわ」
母「…」
そのまま俺は電源を切る
フラマ『…❤️❤️❤️』
彼女は幸せそうに俺へ抱きついている
純「…」
彼女の金色な頭からうなじにかけて撫でていく
フラマ『…❤️❤️❤️❤️』
さらにそれからしばらくして、ホムラから食事ができたと言う声が聞こえてきた
フラマ『続きは、ご飯の後にね…❤️❤️』
純「…そうだな」
続く
純「…」
相変わらずなにもかもが色褪せて見える…
純「来ました」
転校担当の先生のところに向かう
先生『なら、早速話すわね』
純「はい」
先生「はい、チケットは取っておいたからすぐ行きなさい。言うまでもないけどね」
純「はい!!!」
そのまま始業式もスルーして俺は自宅に戻る。母は居ないことを確認しそのまま荷物をまとめスマホの充電器を旅行トランクに入れ空港に向かう
純「後は飛行機で四時間、ゲート潜って船で一時間か…」
スマホの電源を切り飛行機に乗る
純「…」
俺がついていた嘘は、早くても1ヶ月ではなく早ければ始業式当日に彼女の地元へ向かえるということだ。
純「お、飲み物来たか…」
暖かい紅茶を飲み、ゲートのある地方への到着を待つ
純「まだか…?」
胸の高鳴りを感じる…彼女は元気にしているだろうか…?
純「よし…」
ゲートのある地方に着いたので船の時間を見ると十分ほど時間があるので夏服に着替えて船に乗る
純「待ってろよ…」
船は海を進む…
純「着いたか…」
到着するが早いか俺は地図を出して彼女の家の場所を調べる
純「こっちか…!」
地図に従い彼女の家を目指す
純「…ここか。」
緊張し震える手で呼び鈴を鳴らす
???『どちら様〜?』
出てきたのは彼女に良く似た魔物だった
???『あ、もしかして君がフラマの?』
純「あ、話行ってるなら早い…」
???『でも、ずいぶん早くない?』
純「サプライズも兼ねて遅くて1ヶ月のところを早くても1ヶ月って言いました」
???『ふふ、なるほどね…♪』
純「はい…」
???『なら、上がって。これからよろしくね』
純「はい。」
彼女の家は海の近くにある、潮風を感じる…
???『私はホムラ、フラマの母親よ』
純「改めて、桐生純です」
ホムラ『ジュン、ね。了解』
純「…」
そのまま案内された部屋に荷物を置き整理する
純「クローゼット、使って良いのかな」
聞くために二階から降りる
純「あの、クローゼット使っても?」
ホムラを見つけたので聞く
ホムラ『えぇ、どうぞ』
純「ありがとうございます」
ホムラ『これから暮らすのにそんな言葉でなくて良いのに…』
純「え、あ、はあ…」
部屋に戻り荷物を整理する
純「さて、待とうか…」
昼食とかは空港に向かうときに買ったのでそれを食べながら待つ
ホムラ『フラマ帰ってきたわよ〜』
彼女の声が聞こえた、2階リビングに向かう
純「…来たか。」
リビングで待つ、彼女はどんな顔をするのか…?
フラマ『お客さんって、誰だろ…』
彼女が階段を上がってくる音が聞こえる…
フラマ『…ぇ?』
純「よう」
フラマ『1ヶ月かかるって…』
純「早くてと勘違いしてたみたいだが遅くて1ヶ月だ…」
フラマ『ジュン…!!!』
そのまま俺に彼女は飛び込み抱きついてきた、後ろにソファーがあったから背中を打たずに済んだ
フラマ『離れてた時間は一週間もなかったけど会いたかった…!!!』
純「俺もだ、フラマが居ないとなんでもひどく色褪せて見えた…」
しばらくそうしていると、スマホが鳴っているのが聞こえた
純「なんだよ…」
電話の主は母親だった
純「なに」
母「あんた今どこにいるの…?もう八時だよ!」
純「フラマの地元」
母「あんた、いつからそんな大胆に…」
純「サプライズだ」
母「…まあ、どこにいるかわかったから良いよ」
純「なら切るわ」
母「…」
そのまま俺は電源を切る
フラマ『…❤️❤️❤️』
彼女は幸せそうに俺へ抱きついている
純「…」
彼女の金色な頭からうなじにかけて撫でていく
フラマ『…❤️❤️❤️❤️』
さらにそれからしばらくして、ホムラから食事ができたと言う声が聞こえてきた
フラマ『続きは、ご飯の後にね…❤️❤️』
純「…そうだな」
続く
21/12/13 22:31更新 / サボテン
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