どうしたものかと考えていると…

ルージュ『そういえば』

結真「ん？」

ルージュ『貴方に聴きたいことがあったのよ』

結真「というと？」

ルージュ『それ…』

俺のスマホについているキャラクターのストラップになるグッズを見ている…

ルージュ『どこで手に入れられたの？』

結真「あ、これか」

ルージュ『発売当時からかなり人気でかなり入手難度が高いはずよ…』

結真「ああ、そうだな」

ルージュ『どうやって手に入れたのよ…』

結真「これは、発売当日に抽選で手に入れたんだ」

ルージュ『…どこの店？』

結真「俺の家の近くのショッピングモールだが」

ルージュ『その日私もそこに居たわ…私というか私たちだけどね』

結真「なるほど…」

ルージュ『…』

結真「そうだ」

そのまま一度部屋に戻り荷物を調べてあるものを彼女に渡す

ルージュ『え？』

結真「ほしいんだろ？」

ルージュ『良いの？』

結真「あれから他の店で偶然一個だけ見つけたんだよ…即買って売ろうかどうしようか迷っていたが」

ルージュ『なるほど…』

結真「で」

ルージュ『？？』

結真「要るのか要らんのかどっちだ？」

ルージュ『有り難く貰っておくわ…』

結真「ああ、そのグッズも使って貰える相手が居た方が良いだろうしな」

ルージュ『そうね…』

いつの間にかフラマとローズは部屋に戻っていた

結真「なら、どうするかな」

ルージュ『貴方に良いものを見せてあげるわ』

結真「？？」

そのまま彼女の部屋についていく

ルージュ『少し待っていなさい』

結真「お、おう」

しばらくして、彼女は白い小箱を持ってきた

結真「これは？」

ルージュ『開けてみて』

結真「これは…」

開けてみると、深紅の宝石らしきものが入っていた

結真「これ、明らかに高そうだな…」

ルージュ『触ってみて』

結真「良いのか？」

ルージュ『私がいいと言っているの、遠慮は不要よ』

そのまま白手袋をはめて触れてみることにした

結真「なんか光ってる…なんだこれは…」

脈動するように宝石は光る…

ルージュ『なるほど…♪』

結真「？？？？」

そのまま彼女にその宝石らしきものが入った箱を返す

ルージュ『これは、我が家に伝わるアイテムよ』

結真「なるほど…少なくともそれを見せて触れさせてくれる程には信用してくれている。と」

ルージュ『えぇ、そういうことよ…そして確信に変わったわ』

結真「？？？？」

ルージュ『貴方はここに呼ばれるべくして来た。そういうことよ』

結真「つまり、俺の価値が本来の価値以上に活きる。と」

ルージュ『えぇ、感謝しなさい』

結真「まあ、実力者や有能な相手になら支配されても魔物なら悪いようにはならないしな」

ルージュ『抵抗しないの？』

結真「少なくとも俺が前に勤めていたところも悪い人たちは居なかったがここはさらに実力がある。俺の意味を活かせるなら異論はない」

ルージュ『いや、支配されても？』

結真「まあ、ここからは打算だが魔物なら衣食住は保証してくれるんだろ？」

ルージュ『それはもちろん、貴方の価値を下げる真似はしない』

結真「働かないといけないと思っていたが」

ルージュ『必要ない、いや私達の近くで働いているから大丈夫だ』

結真「なら、いいが…」

そのまま俺は部屋に戻った

結真「…」

持っているグッズをみる…

結真「…」

まあ、彼女なら大切にしてくれるだろうとは思う

結真「…お」

魔力のとおった鈴がなる、おそらく飯だ

結真「…行くか」

食堂に行くと、ルージュだけが居た

結真「？？？」

ルージュ『二人は先に食べたようだ』

結真「…なるほど」

ルージュ『あるいは、退いたかだな』

結真「ん…」

とりあえず食事を食べ進む

結真「ん、美味しい」
昨日とはなんというか雰囲気が違うが味は美味しい…

ルージュ『ふふ』

結真「？？」

ルージュ『美味しそうに食うなとな』

結真「まあ、ここに来るまでは栄養バランスしか考えてなかったからな」

ルージュ『？？？』

結真「聞きたいなら教えるが」

ルージュ『…話してくれ』

結真「なら、食べ終わったら教えよう」

ルージュ『ああ…』

そのまま食事を終え、一度部屋に戻る

結真「よし、あるな」

部屋にあったものを取り食堂に行く

ルージュ『何かをとってきたのか』

結真「これだ」

携帯栄養食を渡す

ルージュ『これは？』

結真「これとミネラルウォーターとサプリメントが俺の飯だった」


ルージュ『栄養しか考えてないな…』

結真「これの方が安上がりなんだよ」

ルージュ『な、なるほど…』

結真「ああ、後考えなくていいのは楽だしな」

ルージュ『…想像以上に深刻だな』

結真「まあ、栄養バランスはとれてるから大丈夫だ」

ルージュ『そういうことではない！！』

結真「？」

ルージュ『何が楽しいんだ？』

結真「そもそも生きることを心から楽しめるのってごく少数だと思う」

ルージュ『…』

結真「死んだところで意味がないから生きる。それで生きる理由は十分じゃないか？」

ルージュ『まあ、生きていればやり直しは効く。』

結真「心のやり直しは効かないこともあるとは思うが。生物学的に生きては居ても」

ルージュ『なんというか…』

結真「俺は、どうなんだろうな」

ルージュ『それをわかっているだけ大丈夫だ…』

結真「？？？」

そのまま俺は抱き抱えられた

ルージュ『結真…』

結真「？」

ルージュ『お前の白黒な日常を、壊してもいいか？』

結真「そこまで色薄いか？」

ルージュ『ああ、淡い水彩画でもここまで薄くない…』


結真「そこまでか…」

ルージュ『ああ…』

結真「まあ、魔物相手なら壊してもひどくはならないだろう…わかった」

ルージュ『…』

そのまま俺は彼女の部屋についていく…

ルージュ『…』

結真「？？？」

ルージュ『あっちにバスルームがある、入ってきたらいい』

結真「あ、ああ…」

浴室に入ると、どうやら俺の居る部屋と同じ構造ならしい

結真「ふぃー…」

身体を洗い終えて上がる

ルージュ『なら、しばらく待って居るといい』

彼女はペットボトルに入った水を渡してきた

結真「わかった」

そのまま彼女が渡してきた水を飲む


結真「…」

確かに、災難などは無かったがなんというか平坦な日常だったなとは思う…

結真「さて…」

しばらく待って居ると、彼女はバスローブを着て上がってきた

結真「…」

ルージュ『待たせた』

結真「いや…」

ルージュ『なら、やることはわかるな？』

結真「ああ…」

そのまま椅子に座り首を右に傾ける

ルージュ『では…』

そのまま俺の首筋に彼女は吸い付き、牙が刺さる…痛みはない

結真「これが…」

全身に広がる脱力感とじんわりとした快楽が来る…

ルージュ『…♪』

それから、しばらくして…

ルージュ『ふふ…♪』

結真「満足、したか？」

ルージュ『ふふ…♪美味だった…♪』

結真「それは…何よりだ…」

立とうとするがふらつく…そんなに吸ったのか？

ルージュ『手間をかけた甲斐はあったな…♪』

結真「どういう…ことだ？」

ルージュ『いきなりインキュバスに変えては負担が大きいから、食事で魔力を体内に溜めてさらにわたしの魔力を注ぐことでインキュバスにしたのよ』

結真「つまり、これより負担が大きい方法もあった。と？」

ルージュ『そういうことよ、まあもう大丈夫だと思うけど』

結真「本当だな…血を吸われてふらついていたのに治まってこれ以上ないくらいに体調万全だ」

ルージュ『成功だな…♥️』

どうやらインキュバスへの変化は完了したらしい

ルージュ『では…♥️♥️』

結真「…」

ルージュ『言わないのは無粋か…♥️♥️結真、君を愛している…♥️♥️』

結真「ありがとう。」

まっすぐに彼女の深くやや暗めの紅い眼を見据える


ルージュ『…♥️♥️♥️♥️』

彼女の眼は、色こそ変わらないものの熱いものが見える

ルージュ『…♥️♥️♥️♥️』

そのまま彼女はふぁさ。とバスローブを落とす

結真「据え膳食わぬは、か…」

なんというか、いろいろ振り切れた結果冷静になった

ルージュ『ふふ…♥️♥️腰抜けではないようね…♥️♥️♥️』

結真「…」

そのまま俺も寝間着を脱ぐ

ルージュ『…♥️♥️♥️』

彼女の肢体をゆっくりと見る…すらりとした長身で白い肌は病的ではなく色白という感じだ…

結真「…」

そのままさらに見ていく…小型のバランスボールのような大きさの胸はその大きさで母性こそ感じても下品さを感じない、きれいな形だ…

ルージュ『…♥️♥️♥️』

反比例するように細い腰、出るべきところにしか脂肪がついていない感じだ…

ルージュ『ふふ…♥️♥️興奮しているな…♥️♥️』

結真「そうだな、建前は要らないか」

ルージュ『ふふ…♥️♥️』

結真「とはいえ、どうしたらいいかな…」

ルージュ『なら…♥️』

とりあえずベッドに座る

ルージュ『なら、まずは…♥️♥️』

そのまま俺は仰向けに寝かされた

ルージュ『では…♥️♥️♥️』

彼女は俺の上に乗り俺の男性器をその小型のバランスボールのような大きさの胸で挟んで擦り始めた

ルージュ『ふふ…♥️♥️♥️脈打っていて熱いな…♥️♥️♥️』

結真「これは、こうしたら良いのかな？」

俺の目の前に来た彼女のお尻を鷲掴みにして秘所に舌を押し入れていく

ルージュ『んんぁ♥️♥️そんな奥まで一気にぃぃ♥️♥️♥️』

結真「！！」

彼女は俺の男性器をねぶり回して吸い付く

結真「！！」

そのまま舌を動かす

ルージュ『んんんんんん♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️』

結真「！！！！」

そのまま限界が来る…

ルージュ『まだ、満足していない顔ね…♥️♥️♥️そうでなくちゃ…♥️♥️♥️』

結真「なら、次は…」

ルージュ『ふふ…♥️♥️ずっとわたしの胸を見ているな…♥️♥️♥️』

結真「そりゃ、こんなに立派なものを持ってたらな」

ルージュ『なら、いらっしゃい…♥️♥️♥️』

今度は彼女が仰向けだ

結真「…」

まずはゆっくりと彼女の胸に持つように手を沈み込ませる

ルージュ『んん…♥️♥️』

結真「柔らかいのに弾力性もあって、素晴らしい感触だ…」

ルージュ『んん…♥️♥️』

結真「ここは少し硬めだな」

ルージュ『んんん…♥️♥️♥️』

そのまま優しく乳首を引っ張り転がす

ルージュ『それだけで、良いの？』

結真「なら…♥️♥️」

ルージュ『おっぱい、吸いたいんでしょう…♥️♥️召し上がれ…♥️♥️♥️』

結真「では…」

優しく片方のおっぱいに吸い付く

ルージュ『ふふ…♥️♥️美味しい？』

結真「んん…」

そのまま彼女は俺の腰に足を回してくる

ルージュ『こっちでも、頂くわね…♥️♥️』

彼女は俺の男性器を持って秘所にあてがい腰に回した脚で締め付けるように密着する

結真「！！」

一気に奥まで入っていき俺は腰が抜けかけた

ルージュ『んんぁぁぁ…♥️♥️♥️』

なにかを突き破った感覚で俺は感覚が戻る

結真「…まさか」

ルージュ『ふふ…♥️♥️私の最初で最後の男…♥️♥️♥️』

結真「痛くないのか？」

ルージュ『大丈夫よ…♥️♥️でも…』

結真「？？」

ルージュ『しばらく、このまま…♥️♥️』

結真「なら…」

今度は反対のおっぱいに吸い付く

ルージュ『んんん…♥️♥️♥️』

締め付けがきゅぅ♥️と強まる

ルージュ『もっと吸っても…♥️♥️良いわよ…♥️♥️♥️遠慮してはだめ…♥️♥️♥️♥️』

結真「なら…」

一度口を離して左右交互に少し強めに吸い付く

ルージュ『そう…♥️♥️そんなに一生懸命吸ってもまだおっぱいは♥️でないっ♥️からぁっ…♥️♥️♥️』

きゅぅ♥️きゅぅ♥️きゅぅ♥️きゅぅ♥️きゅぅぅぅぅぅ♥️♥️♥️と締め付けが強まる

ルージュ『んん…♥️そろそろ動いて…♥️♥️良いわよ…♥️♥️♥️』

結真「なら…」

ギリギリまで引き抜いて一気に腰を叩きつけるように動かす

ルージュ『んんんぁぁぁぁぁ♥️♥️♥️♥️♥️』

結真「んん…！！」

そのまま両方のおっぱいに強く吸い付きながら何度も最奥部を衝く

ルージュ『あ゛っ♥️あ゛っ♥️あ゛っ♥️あ゛っ♥️あ゛っ♥️あ゛っ♥️』

昨日までの彼女が嘘のように乱れている…

結真「！！！！！！」

抜群の締まりと衝いたり吸ったりする度に強く締まる彼女の中に俺は限界を迎えた…

ルージュ『んぁぁ♥️♥️きたきたきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️』

その時、口のなかでなにかが迸った

ルージュ『あきらかにぃ…♥️♥️まさかぁ…♥️♥️』

結真「？？？」

少し落ち着いてからルージュは話してくれた

ルージュ『結真』

結真「？？」

ルージュ『味わってわかったけど貴方の精は、私たちヴァンパイア、さらに特定するなら私たちだけにニンニクなんかとは比較にならない、むしろダークマターの魔力や魔界のあるキノコかそれ以上に私達を興奮させてしまう上で依存性が高い味わいなんだ…♥️♥️♥️♥️』

結真「つまり、最上位の麻薬と最上位の媚薬を足して味をよくしたもの？」

ルージュ『例えが荒いがそんな感じね…♥️♥️』

結真「なるほど、お代わりいる？」

ルージュ『まだまだ食べたりないのぉ♥️♥️♥️おっぱい好きなだけ飲ませてあげるからもっとちょうだいぃ♥️♥️♥️』

まとめると俺は彼女達に対してのみ特異体質らしく彼女の誇りは粉々に砕け散ったらしい

結真「…♪」

そのまま何度も最奥部を衝くと、彼女は乳をぷしゃぁ♥️ぷしゃぁ♥️ぷしゃぁ♥️と噴き出させている

結真「この奥に、ミルクの出がよくなるスイッチがあるのかな？」

そのままおっぱいに両方まとめて吸い付きギリギリまで引き抜いて一気に最奥部を衝く

ルージュ『それすきぃ♥️♥️』

結真「…♪」





















あれからフラマとローズが部屋に来たが経緯を説明する

結真「って訳らしい」

ローズ『あら…そんなにすごいものを持ってたのね…』

フラマ『御姉様があんなに乱れてるのもそういうことね…』

ルージュ『そゆことぉぉ♥️♥️♥️♥️♥️』

話している間に突き上げる

ローズ『なら、思う存分快楽と幸福を噛み締めてなさいな』

二人は部屋から去っていく

ルージュ『なら、続き…♥️♥️』

結真「そうだな…」

とはいえ、俺も彼女と向き合う体勢だと彼女に吸血されながらおっぱいに吸い付いていないと満たされなくなっていた

ルージュ『赤ちゃん生まれるまでおっぱい切ないのは…♥️♥️♥️』

また両方まとめて吸い付く

ルージュ『おっぱいミルク、美味しい？』

結真「もち、ろん！！！！」


また遠慮なく何度も最奥部を突き上げる

ルージュ『んんんん♥️♥️♥️んんんんんんんんんんん♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️』

また彼女は俺の首筋に吸い付き、思い切り吸血する…慣れることのない凄まじい快楽に意識が飛びそうになるが同時に満たされる…

結真「そういえば」

少し落ち着いてからルージュに聞いてみる

ルージュ『なに？』

結真「ずっとこのままでいいのか？」

ルージュ『えぇ♥️♥️プライドか幸福か、とるべきは、ね？』

結真「それがルージュ、君の望んだ結末なら俺はどこまでも付き合おう」

俺の覚悟を口にする

ルージュ『うん♥️♥️それに結真を独占し続けるのが私のプライドなのよ♥️』

結真「なるほど、誰にも渡さないってことか」

ルージュ『大正解〜♥️♥️♥️』

結真「なら、全部OKだな」

ルージュ『ふふ…♥️♥️』

彼女の深紅の眼は俺だけを見ている…光さえも俺だけに向けるように…

続く

■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

次回に続きます

ご意見、ご感想などありましたらよろしくお願いします