連載小説
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第二章 同士集う
今日、我々は初のオフ会をする。メンバーは四人だ。

取り敢えず自己紹介を済ませていく、自分を含めて何て呼べば良いかの名前は

須藤、ノブアキ、佐野伴斗、一文字ハルトと名乗り合う。

我々のグループは、魔物娘図鑑のことでいろいろ話す掲示板で知り合い、意気投合しここに初のオフ会を開いたというわけだ。

各自の情報を出し合うと、どうやらやはり魔物娘がこの世界に流れてきていてカードゲームの店を開きそこから魔物娘が出てくるという噂は確かなようだ。生憎その店がどの辺りにあるか分からなかったが、せっかくなのでオフ会をしようという話になりある居酒屋に来た。

各自いろいろなものを頼んだり食べたり飲んだりしつつ魔物娘の雑談に花を咲かせていると、別の掲示板のメンバーからある情報が入り我々は驚くこととなる。その情報とは魔物娘が運営しているかもしれない条件の揃ったカードショップがここの近くにある。という情報が掲示板に投稿されていた…

幸い、我々は明日も休みなのでそのカードショップに行こう。と意見も纏まり酔いもある程度回ってきたので会計を済ませ明日の朝食をコンビニで買い予約していたビジネスホテルに向かう…

ビジネスホテルにつくと、二人部屋の組み合わせを決め部屋に入りシャワーを浴びる…

そしてそのまま我々は床につく、明日の探索に小さな希望を抱きながら…











翌朝、起床してから顔を洗い歯を磨き買ってきた簡単な朝食を済ませて集合して条件の揃ったカードショップに向かう…この条件はまずここ数日以内にできたこと、そして店員に女性が多いこと、契約者が女性、または夫婦で来た事、そして最後に空いている土地がそこまで広くなく、大きくてもコンビニ一件程度の広さしかない土地であることだ…奇しくも昨日の夜にこれらを全て満たすカードショップがこの辺りにあるらしい…せっかくなので向かって見ようとなったわけだ

早速情報をもとにカードショップを探す…するとそれらしきところにカードショップがあるのを見つけた。確かに目立たない場所にあってやや狭めの店、噂によればここ数日前に開店していて見たところ店員は女性だ、確かにこれは最低でも条件を満たしていてもしかしたら…と淡い期待を胸に我々は見せに入ることにした。すると店員の女性がこちらに気づき『いらっしゃいませ』と柔らかな笑みを浮かべて応対してくれた。我々は早速パックを見る…すると魔物娘図鑑のキャラクターが描かれたパックがたくさんあり、我々は最低でも魔物娘のカードを買って帰ることが出来る…!と達成感を感じ全員で向き合い頷く…!

そうしていると店員の女性は『どのパックにしますか?』と聞いてきたので我々はそれぞれの好みを言うと彼女は『私のおすすめと同じですね…♪』と言われ購入に入る…税抜150円と良心的な値段にさらに喜びを得つつ購入が終わると開封していく…すると伴斗のカードだけなにもかかれていないカードが魔物娘の描かれているカードのところに来ていて店員に聞くと『エラーパック…じゃなくてこれは交換券が入ってるわね…ここのレアリティから好きなカードと交換できるわ。』と別の棚を見せると彼は沈んだ表情から明るい表情に戻り、一枚のカードを選ぶ、そして店員から説明を受け全員が真ん中より上のレアリティであることに驚きつつもスリーブもおまけでくれたのでありがたく貰い、店をあとにする…

店から出た我々は喜びに胸を躍らせながら再会を誓いつつ解散する。全員が帰宅してから一斉店員の女性に言われたように召喚の儀式を行う、本当に楽しみだ…!!

続く

22/10/02 16:01更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

次回から4話連続で個人ルートに入ります

ご意見、ご感想などありましたらよろしくお願いします

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