連載小説
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真っ向からぶつかることで見えるもの(ベネズエラヤママユガ→モスマン亜種(成体))
そのまま洞穴に近づき、入ろうとしたが暗いので懐中電灯をつけた

淳「…」

そのまま少し進むと、彼女はいた

???『近づかないで!!』

淳「…」

『お兄さんを傷つけたくない!!』

淳「いや、毒の成分分析ができる知り合いがいるから分析してもらおうかなと思った」

???『…』

淳「なら、採取していいか?」

???『うん…』

そのまま渡された試験管を棘に当てて毒液を採取する

淳「これでよし」

そのまま魔方陣が浮かび、俺たちは転送された

淳「…」

???『ここは?』

淳「研究施設だと思う」

???『…』

淳「お」

早速分析をしてくれる知り合い(既婚者の魔物)がきた

魔物『貴女が彼の依頼の毒をもつ魔物ね?』

???『はい…』

魔物『なら、早速分析してみるわね』

それから少しして、結果が出たらしい

魔物『なら、成分を教えるけど』

淳「ああ」

魔物『まず、命を脅かす毒はやっぱり変質していて含まれてなかったわ』

???『!』

淳「よかったな」

???『うん…』

魔物『貴女が良いならだけど…』

???『?』

魔物『もう少し、いろいろ調べてみたいのよ。』

???『なるほど…』

魔物『衣食住は出すからここにいてくれないかしら?』

???『いいよ、でも』

魔物『でも?』

???『お兄さんに何かしたら許さないから』

淳「??」

それから数日して、彼女の様子がおかしい

???『ぁぅ…』

元気がないと言うかぐったりしている

魔物『たぶんだけど…』

淳「???」

魔物『彼女が元気になるには貴方の力が必要よ』

淳「というと?」

魔物『彼女は今戦っているのよ、側にいてあげて』

淳「…」

そのまま彼女の部屋に向かう

???『お兄さん…』

淳「諦めるな、俺が言えるのはそれだけだ…」

毒の内容を改めて知った以上、彼女を傷つけかねないのでとげのないところを撫でてやる

???『…』

そのままその日は眠ってしまった、が…

淳「なんだこれは…」

俺が目を覚ますと彼女の居た場所には巨大な繭らしきものがあった

魔物『蛹化したわね』

淳「幼虫だったからか」

魔物『えぇ、彼女は一人で姿を変える戦いに挑んでいるわ。続けて側にいてあげなさいね』

淳「ああ、そうする」

そして何故か置いていた場所ではなく彼女が入っている繭の近くに俺のスマホが落ちていた

淳「???」

スマホに見覚えのないファイルがある…

淳「これは…」

そのまま俺はそのファイルを開く、この感じだと蛹へ蛹化する前に彼女が残したものだと思われる…

淳「…」

ファイルを開くと、彼女の顔が表示され彼女の声が録音されていた

???『お兄さん、わたしはもうすぐおとなになるためにサナギに変わるよ。もしちゃんと羽化できたらこんなとげとげのなくてぶよぶよな体でもない魔物になりたい…もしちゃんと羽化できたら、お兄さんの側にいさせてほしい…お兄さん…大好き…。』

ファイルはそこで途切れていた、録画の限界ではなく彼女が意図的に切ったらしい

淳「気づけなくて、ごめんな…」

それからさらに二週間ほどして、繭が動き始めた

魔物『おそらく今晩か明日には羽化するわ』

淳「わかった」

これまでは自宅からここに転送する機械でここに来ていたが明日は休みを取ることにした

淳「…」

そのままその日は眠ってしまった…




















淳「…朝か」

そのまま朝になったが、彼女のいる繭は破れて潰れてしまっていた

淳「!?」

そのまま辺りを見回す

???『お兄さん…♪』

後ろから声がする

淳「!?」

振り向くと、ベージュ色の羽とホワホワしていそうな毛で手足を覆った女性がいた

淳「無事に羽化できたのか…」

???『うん…❤️』

淳「良かった…」

???『…❤️❤️❤️』

そのまま彼女は俺をホワホワで柔らかい身体で抱き締める

淳「無事に羽化できた祝いに、俺から名前をあげて良いか?」

???『うん…❤️❤️』

彼女の名前は…

淳「静羽なんてどうだろう?」

???『…❤️❤️❤️』

彼女は気に入ったらしく俺をより強く抱き抱えている

静羽『うん、わたしは静羽❤️』

淳「…」

静羽『ねぇ…❤️❤️』

淳「??」

彼女が羽を動かすと鱗粉が舞う

淳「これは、鱗粉??」

静羽『わたしの想いが変わったものだよ❤️』

淳「なるほど…」

手の甲に触れた瞬間に、彼女の想いが頭のなかに直接入ってくる

静羽『ねぇ…❤️❤️』

淳「そうだな…」

彼女の想いは頭のなかにどんどん流れてきた

部屋にはベッドがある、このためか?

そのままベッドに座る

静羽『なら…❤️❤️』

そのままゆっくりと彼女は身体を払うと毛が消える

淳「あ、自分で消したり出したりできるのか」

そのまま俺も服を脱ぐ

静羽『大好き…❤️❤️』

彼女はゆっくりと俺の男性器に腰を落とす

淳「!!!!」

そのまま果てる、耐性が下がっている上で経験もないのでは当然か…

静羽『いっぱい、でたね…❤️❤️』

そのまま俺の頭は俺の頭より大きい胸に挟まれる

静羽『ふふ…❤️❤️❤️』

そのままふぁさ……ふぁさ……と羽が動く、その度に彼女の想いと幸せが伝わってきて精を吐き出す

静羽『毒は落ち着いたものになったけど、それでもこういう効果は変化してないからごめんね…❤️❤️』

淳「いや、もとのやつは並みの人間だと即廃人とからしいから十分優しい効果になったよ」

静羽『良かった…❤️これでもう大丈夫…❤️❤️』

淳「想いもろとも入ってくるな、良い毒になったよ」

静羽『…❤️❤️❤️』

そのままうなじを撫でられる、緩やかで優しい快楽が来る

静羽『おっぱい、挟まれるだけじゃ足りないよね❤️』

そのまま頭を離されてゆっくりと舌を絡めるキスをされる

淳「…」

そのまま手で感触を堪能する

静羽『んんん…❤️❤️』

淳「!!!!」

また締め付けが強まり精を吐き出す

静羽『ぷぁ…❤️❤️おっぱいさわるだけじゃなくて…❤️❤️』

鱗粉が彼女の想いだけではなく意思も伝えてくれる

淳「なら…」

そのまま優しく吸い付き、乳首を舌でねぶり回す

静羽『おっぱい美味しい??』

淳「んん…」

静羽『…❤️❤️』

また鱗粉が俺に浸透したらしい、想いも意思も伝わってくる

静羽『ずっと一緒だよ…❤️❤️』

そのまままた精を吐き出す

静羽『まだインキュバスじゃないなら疲れたよね…❤️』

そのまま俺は仰向けに倒れる

静羽『おやすみ…❤️』

心地よい快楽と想いと安らぎのなかで俺は意識を失った

おわり

20/07/30 00:39更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

今回の話はいかがだったでしょうか?

御意見、御感想等ありましたらよろしくお願いします

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