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彼らの休日・2日目 後編2
俺が待っていると、どうやら二人目が来たらしい

和也「…」

雫『お待たせ…♥️』

和也「二人目は雫か…」

雫『はい…♥️』

和也「なら、行こうか…」

精神的に余裕が出てきたからか、少し違う趣向で行こうかなと思い始めた

雫『…♥️』

早速手を取り、式場に入る。

和也「!?」

雰囲気が変わっている、夜っぽい感じだ…

和也「おお…なるほど…」

彼女は深く濃い紺色のドレスに金色を主体としたクリスタルのついたドレスを着ていた。

和也「雰囲気に合わせてくれたわけか、なるほど…」

雫『…♥️』

そのまま式場の奥まで進む…

神父「では、指輪の交換を」

和也「はい。」

雫『はい♥️』

早速指輪に石が嵌まる、これで二つになった

雫『…♥️』

和也「…」

指輪の石が三分の二になった

神父「では、誓いのキスを…」

和也「…♪」

彼女を抱き抱え、体勢を変える。所謂お姫様抱っこというやつだ

雫『!?』

和也「…♪」

そのまま俺から深く濃いキスをする

雫『ん…♥️ん…♥️』

和也「…」

そして彼女をそのまま抱えながらしばらくから出る





















雫『素敵でした…♥️』

和也「余裕出てきたからかもな」

雫『幸せです…♥️』

和也「そうだな…」

瑠璃達が駆け寄ってきた

瑠璃『アグレッシブになってたね』

和也「精神的な余裕が出てきたからかもな」

瑠璃『まあ、初めては私だから文句はないけど』

楓『次は、私ですね…』

和也「ならまたあとでな。」

楓『はい…💕』

そのまま彼女達を控え室に送っていき、自分も控え室に戻る

和也「さて…」

違う色の石が二つ嵌まり、三分の二だけ完成した指輪を見る

和也「血が繋がっていても違うものなんだな…」

雫の石は眩く透明でありながらも優しい輝きのある金色に対し瑠璃の色は例えるならラピスラズリのような感じだ。

和也「楓はどんな色かね…」

俺の思いも彼女達は今のところすべて別の色だ、瑠璃の石は俺らしくもない上品な雰囲気のする紫色、雫の石は例えるならガーネットのような感じの石になった

和也「確か、魔宝石とか言うのだったな…」

相手によって同じやつが込めるものでも違うものかと感心していると、またスタッフがきた

スタッフ「引き続き、洋装で大丈夫なようです」

和也「了解です。」

そのまま控え室から出て、待つ

楓『お待たせしました…💕』

和也「しばらくまた舞台を変えてくれるらしいな」

楓『本当にお疲れ様ですね…💕』

和也「だな…」

楓『これが私達の魔宝石が合体した指輪…💕』

和也「楓の石がないからまだ未完成だけどな」

楓『私は、二人に負けない色にできるでしょうか…?』

和也「わからん、でもどんな色でも楓のものだ」

楓『…💕』

準備が終わったらしい。

彼らの休日・2日目 後編2 おわり
19/09/06 23:46更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

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