転種することのボーナスは健康体になれることもその一つである
また前回のリリムに呼び出された、力を貸してほしいということらしい
和也「またかよ、自分で何とかしろよ…」
瑠璃『忙しいのかもよ?』
和也「だったらみんな救おうなんて寝言を考えるなよ…」
雫『それでも、捨て置けないんでしょう…』
和也「いずれ取り返しがつかなくならなきゃ良いけどな」
雫『何でも手に納めようとするとこぼれ落ちる?』
和也「そう、それが俺の言いたいこと。」
また前回と同じビルで待ち合わせた。
和也「で、次はどんな状態?」
線が細く、なんと言うか儚げかつ弱々しい。それがその女の子に持った印象だった。
リリム『彼女は虚弱体質よ、今までに総計二年以上入退院してるわ』
和也「なるほど…」
リリム『魔物になれば、虚弱体質は治るわ。』
和也「精神は知らないが肉体の病気、および欠損は治るな。最低でも」
???「なら、お願いします…」
和也「迷いはないか?」
???「魔物になれば、走り回ったりお腹一杯食べられるようになりますか?」
和也「確証はないができると思う。」
リリム『それは大丈夫よ、そこからは貴方次第だけどね』
???「わかりました…」
彼女は少しふらついている…
和也「おいおい、大丈夫か?」
???「目眩がします…」
和也「なら、さっさとやってしまおう。」
リリム『ありがとう…』
和也「金は彼女の旦那からたっぷりせしめるつもりだ」
リリム『お金…?』
和也「慈善事業やってるわけではないからな、食費とか必要だし」
リリム『お金とってなかったの?』
和也「元勇者、捨て子、魔界へ来た学生カップル、少なくとも本人たちから金をとれると思うか?」
リリム『確かに…それに加え私達からの依頼でもお金を取らなかったらそれこそ出費ばかりね…』
和也「食費とかもあるし精補給剤とかも割りと高いし、だから貴殿方のような方たちからの依頼なら料金を求めるのは当然だろう?」
リリム『わかったわ、ならそのときになったら呼んで。支援金として払わせてもらうわ。』
和也「お、良いのか?」
リリム『私達がやるべきことではあるけど私達も私達で忙しいからそのために貴方達の時間を使うのはそれなりの対価を払うのが筋じゃない?』
和也「わかった、なら空き次第だがこれからも引き受けていい」
雫『お金?』
和也「ああ、維持費とかいるし」
瑠璃『しっかりしてるね…』
和也「いつの間にか大所帯になったからな、否応なしにそうなる。」
そのまま彼女を担いで家まで運ぶ。
和也「この花が、君を魔物に変える。」
???「おっきい花…」
和也「というよりはこの中で魔物に変えられるという方が正しいか」
???「なるほど…」
和也「で、名前は?」
???「私は楓と言います」
和也「楓、だな。わかった。」
花にネームプレートをつける。
和也「なら、また明日。」
楓「はい…」
彼女を花の中央部に乗せると、花びらは閉じていき、楓を包んでいった。
和也「さて、成功してるなら魔物になってるはずだが…」
花が開くと、彼女は下半身が鱗に包まれていてラミアか?と思ったが手が竜の一族がもつものに近い形をしていたので恐らくワームという魔物になったらしい。
和也「気分はどうだ?」
そしてやっぱりロリ巨乳と言える体格になっていた。
楓『お腹すいた…』
リリム『用意してあるわ、存分に食べなさい…。』
彼女は食べ方こそ割りと上品だがものすごいペースで食べ進む…
リリム『あの花から魔物になるとロリ巨乳になるの?』
和也「知らん、俺が作ったわけではないから」
雫『わかりません、でも今のところそうなるようですね…』
リリム『種があるならひとつサンプルとして欲しいんだけど』
和也「なら新しく種ができたら渡す。」
リリム『お願いね…』
雫たちが作った料理を本当に無垢な笑顔で美味しそうに食べる姿に小動物的なかわいさをおれはかんじたのだった。
現在店員 五人
和也「またかよ、自分で何とかしろよ…」
瑠璃『忙しいのかもよ?』
和也「だったらみんな救おうなんて寝言を考えるなよ…」
雫『それでも、捨て置けないんでしょう…』
和也「いずれ取り返しがつかなくならなきゃ良いけどな」
雫『何でも手に納めようとするとこぼれ落ちる?』
和也「そう、それが俺の言いたいこと。」
また前回と同じビルで待ち合わせた。
和也「で、次はどんな状態?」
線が細く、なんと言うか儚げかつ弱々しい。それがその女の子に持った印象だった。
リリム『彼女は虚弱体質よ、今までに総計二年以上入退院してるわ』
和也「なるほど…」
リリム『魔物になれば、虚弱体質は治るわ。』
和也「精神は知らないが肉体の病気、および欠損は治るな。最低でも」
???「なら、お願いします…」
和也「迷いはないか?」
???「魔物になれば、走り回ったりお腹一杯食べられるようになりますか?」
和也「確証はないができると思う。」
リリム『それは大丈夫よ、そこからは貴方次第だけどね』
???「わかりました…」
彼女は少しふらついている…
和也「おいおい、大丈夫か?」
???「目眩がします…」
和也「なら、さっさとやってしまおう。」
リリム『ありがとう…』
和也「金は彼女の旦那からたっぷりせしめるつもりだ」
リリム『お金…?』
和也「慈善事業やってるわけではないからな、食費とか必要だし」
リリム『お金とってなかったの?』
和也「元勇者、捨て子、魔界へ来た学生カップル、少なくとも本人たちから金をとれると思うか?」
リリム『確かに…それに加え私達からの依頼でもお金を取らなかったらそれこそ出費ばかりね…』
和也「食費とかもあるし精補給剤とかも割りと高いし、だから貴殿方のような方たちからの依頼なら料金を求めるのは当然だろう?」
リリム『わかったわ、ならそのときになったら呼んで。支援金として払わせてもらうわ。』
和也「お、良いのか?」
リリム『私達がやるべきことではあるけど私達も私達で忙しいからそのために貴方達の時間を使うのはそれなりの対価を払うのが筋じゃない?』
和也「わかった、なら空き次第だがこれからも引き受けていい」
雫『お金?』
和也「ああ、維持費とかいるし」
瑠璃『しっかりしてるね…』
和也「いつの間にか大所帯になったからな、否応なしにそうなる。」
そのまま彼女を担いで家まで運ぶ。
和也「この花が、君を魔物に変える。」
???「おっきい花…」
和也「というよりはこの中で魔物に変えられるという方が正しいか」
???「なるほど…」
和也「で、名前は?」
???「私は楓と言います」
和也「楓、だな。わかった。」
花にネームプレートをつける。
和也「なら、また明日。」
楓「はい…」
彼女を花の中央部に乗せると、花びらは閉じていき、楓を包んでいった。
和也「さて、成功してるなら魔物になってるはずだが…」
花が開くと、彼女は下半身が鱗に包まれていてラミアか?と思ったが手が竜の一族がもつものに近い形をしていたので恐らくワームという魔物になったらしい。
和也「気分はどうだ?」
そしてやっぱりロリ巨乳と言える体格になっていた。
楓『お腹すいた…』
リリム『用意してあるわ、存分に食べなさい…。』
彼女は食べ方こそ割りと上品だがものすごいペースで食べ進む…
リリム『あの花から魔物になるとロリ巨乳になるの?』
和也「知らん、俺が作ったわけではないから」
雫『わかりません、でも今のところそうなるようですね…』
リリム『種があるならひとつサンプルとして欲しいんだけど』
和也「なら新しく種ができたら渡す。」
リリム『お願いね…』
雫たちが作った料理を本当に無垢な笑顔で美味しそうに食べる姿に小動物的なかわいさをおれはかんじたのだった。
現在店員 五人
19/07/28 00:42更新 / サボテン
戻る
次へ