読切小説
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MMハザード
それはある日のことであった。
その日、街の中央では大きなスポーツ大会が行われていた。
しかし一部のものが暴徒とかして、多数の怪我人が出て、私が勤めていた病院に運ばれていた。

それが始まりでしかなかった事を知らずに……。

怪我人も、暴徒だった人も次々と病院へ運びこまれていく。
私達は治療を行っていたが、次第に人々は弱り始めてきた。
既に傷薬も少なくなっている。
早く薬を手に入れなくては……








何故か電話もネットも外部へと繋がらない。
早く薬が必要な患者が大勢いるのに!
その事に怒りを覚えながらも治療にあたっていた。

同僚の医者が患者の状況を見にいくと言って数時間が経つ。
いくらなんでも遅すぎる。
私は彼が向かった病室を覗くと……

「あ……ああ……!でるっ!」

「うああうぅ♡あうぅ♡」

そこに居たのは、血が通ってない身体で同僚のモノを咥え精を美味しそうに飲み干している患者だった何かの姿であった。
私は彼らが私達に気づく前に扉を閉めてしっかりと鍵を閉めた。

ふと外の景色を見ると、それは現実のものとは思えなかった。
死者のような姿をしたもの、まるで犬や猫などの動植物の姿をした者、粘液状の姿の者などそのような者達に人々は襲われている。
そして襲われた人間も
急いで他の職員達、そして動ける患者達に報告し、病院の扉や窓を塞いでいった。

これはなんだ!?あの山奥にある研究所からなんらかのウイルスが漏れ出したというのか?
……生き延びねば!?







記録映像1

「なんだよ!ちょっと物を盗んだくらいでよ!」

「な、何を注射したんだよ!?」

「あ、熱いぃぃ!?身体がおかしくなっちまうよぉぉ!?」

「か、母ちゃんごめんよぉ……!俺、死にたくねえよぉ!」

「な、なんなの!?こんな部屋に裸で閉じ込めて……!?あ、こ、来ないで!?」

「あ、ううぅぅガアアアアア」














それからどれほどの時間が経ったのだろう。
院長が1人室内に居た時、妻であった看護長だった紫色のスライムに犯されていた。
どうやらアレらに襲われた人間は見た目が若返り、そして性的に魅力的になるようだ。

そして副院長も食料を取りにいくため、外に出て行ったところで奴らに襲われて仲間入りした。

そうしているうちにいつのまにか私は生き残りの集団を束ねる事になった。
最初の方は皆、希望を持ち明るく振る舞っていた。
しかし外から入ってくるニュースは悪いニュースばかり。
なんとこの街を外の者達は見捨てる決断をしたようだ。

彼らは絶望していった。
次第に暴力的になる彼らを抑えるためには更なる暴力が必要であった。

まず私の命令に逆らう奴を殺した。
次に私の命令を実行できないものも殺した。
私の命令を聞いて、外の怪物達を捕獲する事に成功した者も居たが口封じの為殺した。

私はその捕まえた怪物達を研究して治療薬を作ろうと考えた。
生き残りの者達に手伝わせ薬作りを手伝わせるが、なんと驚くべき事が起きた。

私が殺した者達がなんと動きだしたのだ。
確実に殺したはずだった。
しかし彼らは生き残りのものを外のもの達と同じように襲おうとする。
何人かを囮にして私達は病院の地下奥深くに逃げる。

急に仲間の1人であった女の言動がおかしくなると同時に近くにいた男性を襲い始めた。
よくその口調を聞いてみると、その女に殺させたはずの女の口調と同じだった。
まさか女の幽霊に取り憑かれたのか!?
私は彼らも殺しさらに地下奥深くに逃げる。










街中の監視カメラ映像より

「は、早くこの街から出ないと!」

「はい、先輩!」

「……実験開始だね、ほいっと」

「!?な、何を……!?」

「あなた!?何してるの!?」

「すぐに分かるさ、じゃあね?」

「き、消えた……!?せ、先輩!?大丈夫ですか!?」

「あ、ああああ、離れてくれ!?じゃないと……あああltjxtvrゆ「むゆゆあゆ「たvtglgamigmgm!!」

「キャアあああ!?先輩が触手の怪物にぃ!?キャっ!?」











そのような事を繰り返し続けて、ようやく薬が出来上がったその時だった。

「待っていましたよ……!」

その声に振り返るとそこには女がいた。
見覚えのある女が。


「あの時……!私を、いえ、私達を捨てましたね……!」

「うわぁぁ……♡どうしようなく悪くてぇ♡でも男らしいにおいぃ♡おいしそう♡ぱぱぁ♡」

そしてその女に似た少女も。


昔の事だ。
付き合ってた女と揉めて、うっかり私は彼女を殺してしまい、土に埋めたのだ。
まさか……

「あなたの腐った根性を叩き直してあげますからねぇ……♡」

「うふふ♡パパのおいしーのちょうだい♡」

「や、やめてくれ!私は死にたくない!?」

「安心して……、だって外は……」

女2人に私は引き摺り出され地上に出るとそこにあったのは……。

「ああああ♡ううう……♡」

「グゥルゥゥゥゥ♡♡」

「あガァぁああ♡」

自分の時計をみると昼のはずだった。
しかし外は真っ暗な太陽に照らされ、紫がかった空の下で人々がケダモノのように交わり続けていた。
知性を感じさせずただ欲望のままに生きていた。

「い、いやだぁぁぁ!?やめてくれぇぇ!?」

「あなたはそう言った相手をどうしたかしら?」

「パパかっこ悪ーい♡」

嫌だ私の頭脳が失われるのはこんな怪物達なんかに……!








市役所内カメラより(音声は記録されていない)

市長は外の惨状を見て逃げようと貴重品や骨董品をできるだけ持って逃げようとする。
しかしそこに現れたのは秘書であり愛人である女性。
先程自分を止めようとして争った際、頭を打って流れた血をそのままに彼女は笑顔で市長に近づき、かつてより長くなった舌で市長の口を犯していく。
そうこうしているうちにまた別の女性が入ってくる。
バッチリとしたスーツ姿だったその女性はあちらこちら破れ、肌が露出してるが何故か笑顔であった。
それは市長の妻である女性だった。
2人の女性は争わず、男の上に覆い被さり……。
悲鳴は録音されてないが上がってることは確実であろう。







牧場のカメラより

とある牧場では、獣達が急に暴れ回り、人々を襲い始めた。
観光に来た人、働いている人見境なしに。
肉を食われたもの、腹をツノで突かれた者。
それらは血まみれで倒れたが、ある時急に立ち上がった。
男はその獣のような姿へと、女はその獣と人をまじ合わさった異形へと。

かつて牧場の娘であった女は母乳を撒き散らかしながら恋人であった牛に犯されていた。







水族館カメラより

逃げ込んだ者たちは予想だにしなかった。
水槽を破壊して人々を襲う魚や水生動物を。

逃げようとしてもそれらは人々を狙い、水場から逃がそうとはしてくれなかった。
とある女性はイカのようなものに襲われた。
その脳に入り込まれた触手で何もかも作り変えられている事を感じながらそのまま水に引き摺り込まれた。

悲鳴は水の中に消えていく。
水の中に落ちていく人々が見たのは、水生動物の特徴を持った女達の姿であった。









秘密裏に一般人の家にある企業により設置されてるカメラより

いくら場所を選んでも生物が居ない所は居ない。
これらの惨状を引き起こしたのを媒介したのはそれらの生命力が強い生物達だ。

ある男はこの街から出ようと家族の元へ向かった。
しかしそこに居たのは虫の要素を併せ持った女の姿。
それらは何かを襲っている。
僅かに見えるそれは自分の家族の身体だと理解できた。

男は必死に虫達を追い払った。
しかし追い払う手が止められる。
手を止めたのは……、同じく虫と成り果てた妻の姿だった。

必死の抵抗虚しく、妻は自分に覆い被さる。
久しぶりの快楽を味わう中で見たのは同じく虫と成り果てた娘や息子達が、他の虫達と交わっている姿だった。

避難所などに逃げても無駄だと男は知らなかった。
既にそこには卵を産む人であった虫で一杯だった。





























これをかくのはいつぶりだろうか。
ひさしぶりにものがかけるくらいにはかしこさがもどったようだ。

きづいたらここはときのながれがとまっていた。
だれかがパンデモニウムとかいっていたようなきがする。

つまのなかにだした。
きもちよかった。
むすめのなかにだした。
きもちよかった。

びょういんでもまじわった。
がっこうでも、スーパーでも、そとでもみんなまじわって、はらませて、さけんできもちよくなってた。

わたしがころしたひともきもちよくなっていた。
わたしをころそうとしたひともきもちよくなっていた。

しんだひともいきてたひともごちゃまぜに、みんなきすしたり、おまんこにおちんぽいれてぐちゃぐちゃして、びゅーびゅーしてた。
おなかおおきくなってあかちゃんうんでたひともいた。
わたしのつまもむすめもあかちゃんをうみながら、うしろからついたらよろこんでくれた。

ああ、またじがわからなくなってきた。

したい、したいよぉ。

やわらかいちゅーちゅーごくごくずぼずぼあんあんきもちいいわんわんいぐいくやじゅぽじゅぼんあひあひゃああああああああああああ♡♡♡♡


うがああああ♡♡♡
25/08/14 10:11更新 / デーカルス

■作者メッセージ
もろバイオハザードパロディ話です。
やったことないけどね!

尚、屋上にある研究所は実は魔界関係のだったりする。
その為その近くに埋められてた女が妊娠していた娘と一緒に魔物化したり

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