連載小説
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ワーシープ〜ドッペルゲンガー

 1.ワーシープ
 
 「う〜〜ん。眠れないな・・・羊でも数えるかな」ベットの上で寝転がり目を瞑る男性。

 「羊が1匹・・・羊が2匹・・・羊が3匹・・・」頭の中で羊を数える男性。

 「羊が4匹・・・羊が5匹・・・羊が6匹・・・ってあれ、なんか外が騒がしいな・・・」窓から外を見る男性そこには男の家の前で大量のワーシープが待機していた。

 「よ〜しみんな。羊を数えたから今からみんなでこの家に乗り込むわよ!!」

 「「「「「「「「は〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」」」」」」」」」

 「まじで!!!」

 
 【夜に羊を数えると家に雪崩込もうとするワーシープ】


 
 2.マンティス

 「・・・・ジー」赤ん坊を抱きながら旦那を見つめるマンティス。

 「何見てるの?」

 「お腹空いた・・・食べていい?」

 「え!?」彼女の目を見て寒気がした。

 「我慢できない・・・いただきます♪♪」

 「ちょ・・やめ・・あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

             〜数時間後〜

 「ごちそうさま」

 「・・・・・・」そこには、搾りに搾り取られた旦那の姿があった。

 「・・生んだ直後に今まで我慢してたから半年分搾り取られたよ」

 「あなた。今日の夜もお願いね♪♪」

 「・・・・」返事がない只の屍のようだ。

 「生きてるよ!!!」

 
 【生んだ直前に大量に精を欲するマンティス】

 
 
 3.グール

 「う〜〜ん」舌を出して考え込むグール。

 「どうしたの?」男性が聞いてきた。

 「この後、雨降るかも」

 「何で分かるの?」

 「舌が余計に湿ってるの・・・」

 「そんなばk・・・ざぁーーーーーーーーーーーーーーーー」

 「ね♪」

 「分かったけど、こんなに急に降るもんなの!?」びしょ濡れになりながら言う男性。


 【舌を出して天候を当てるグール】


 4.アルプ

 「は〜い。そこのお兄さん♪」

 「なんだ。オカマか・・」

 「ちょ・・・オカマは昔よ!!今はアルプって言うの!!」

 「だけどな・・・オカマ時代の時に散々ひどい目に合わされたし好きになれねぇよ」

 「だけど、今は女よ・・・ここで裸になって悲鳴あげてもいいのよ?」

 「えぇ〜〜〜もう、脅迫じゃん」

 「だったら、付き合いなさい!!悪いようにしないから」

 「目がもう血走ってるが・・・」


 【元オカマのアルプ】

 
 5.サラマンダー

 「さぁ、今日も熱くなろうぜ!!」

 「ずっと気になってんだが、尻尾についてる炎消えたらどうなるの?」

 「え・・・あたしもどうなるか分からないよ?」

 「試しに消してみる?」

 「おもしろそうだな・・・」

 「よし一丁やってみるか!!」

             〜数十分後〜


 「っは!!!あたしはどうなってたんだ!?」

 「お前、炎消した途端意識不明の重体だったぞ・・・」

 「あぁ・・・だから、死んだ婆ちゃんが出たのか・・・」


 【尻尾の炎が消えたら死んでしまうサラマンダー】

 
 
 6.ドッペルゲンガー

 「こんにちわ」

 「!?」

 「どうしたの?信じられないみたいな顔して。あたしに合うのは久しぶりでしょ?」

 「あ・・・あなたは、ラブ○ラスのね○さん!?マジで!?いやっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!」

 (え・・・この人あの有名なゲームの女の子なの!?)

 「はぁ・・・はぁ・・・ね○は俺の嫁・・はぁはぁ・・」涎をたらしながら来る男性。

 
 【間違えて有名ゲームのヒロインになったドッペルゲンガー】

12/06/06 01:57更新 / pi-sann
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■作者メッセージ

 やばい・・・後ろからすごい殺気が・・・バイコーンさんあなたは俺に何をしろと・・・

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