カリュブディスの深い抱擁
腕の中で彼女の存在を確かめるようにきつく抱きしめる。
そうすると彼女もまた腕に力を入れて抱きしめ返してくれる。
カリュブディスであるリコの体は簡単に壊れてしまいそうなほど小さい。
しかし魔物は身体が丈夫なので力を込めた分だけその存在を感じることができる。
「ねぇ、ロンさん」
「どうしたの、リコ?」
「ふふ、呼んだだけです♪」
上目づかいで俺の顔を見つめているリコの顔を見つめ返す。
赤紫の髪をツインテールにしており、髪型だけ見れば幼さが目立つ。
だがくりっとした目は可愛らしさの中に淫靡さも含んでおり、その視線だけで俺は興奮してしまう。
リコの目をじぃっと見つめてやると、恥ずかしそうに頬を赤らませながらも俺の目を見つめてくれる。
彼女の視線で感じてしまい、女性器の中におさまっている俺のモノは膨張していく。
「ロンさんの、大きくなりましたね」
「うん、リコの中が気持ち良いからね」
「私もナカで熱いのがきもちいです」
俺の顔を見つめていたリコは視線を結合部へと移す。
彼女が下を向いたことで、右側の髪の結び目から気泡が出ているのに気付く。
俺はそこに鼻を寄せて、すんすんとわざとらしく音を立てながらそれを吸いこんでやる。
そうすると俺のモノはさらに膨張して彼女のナカで限界に近づいていく。
抱きしめあっているだけで互いに腰は動かしていない。
それでも膣内の肉襞は俺のモノに絡みついて来ているのだ。
「リコ、そろそろ……で、そうだ……ッ」
「ロンさんの、いっぱい、注いでください♪」
彼女の声を合図に膣内の動きは激しさを増して俺のモノを深く咥えてくる。
その搾りとるような動きに耐えられず、俺はモノを震わせて爆発した。
大量の白濁を彼女のナカへとどくどくと注ぎ込んでいく。
十秒以上も続く射精が終わると、彼女は俺の顔を見て卑猥に微笑んでいる。
その表情を見ただけでまだまだし足りないのだと彼女が言っているのが分かる。
そしてし足りないのは俺もまた同じなので、彼女を強く抱きしめて返事の代わりにする。
「ふふ、嬉しいです、ロンさん。言わなくても分かってくれるんですね」
「当たり前だよ、リコ。俺達は夫婦なんだから」
「そうですね、夫婦ですものね♪」
そう言って顔をほころばせて背中にまわした腕に力を込めるリコ。
どれほどの時間こうやってお互いを抱き合っているのか分からない。
けれどもそれを知る必要もないな、と思いなおして彼女との情事に耽る。
なぜなら"ここ"は邪魔が入ることのない、俺と彼女だけの空間なのだから。
――ここはカリュブディスが作り出した特殊な空間の中である。
俺と彼女は出会ったときからずっとここで繋がり合っている。
ここは水で満たされている疑似的な海となっている。
リコが海の魔物のため彼女自身が作る空間も海と同様の空間となるのだ。
カリュブディスである彼女はもちろん、俺もここで息もできるし生活もできる。
リコと常に繋がることで彼女の魔力が俺に流れこみインキュバス化しているのだ。
彼女は大量の魔力を保有しているため空間を作ることも番をインキュバス化させるのもたやすい。
そしてそれだけのことをしても体内にまだ魔力が有り余っているのだ。
その膨大な魔力は彼女の外骨格から水中へと気泡となって漏れていく。
カリュブディスの外骨格は手首や足の付け根が目立つが、頭部にも外骨格がある。
ツインテールにした髪型の結び目にあたる部分がそうである。
手首や足のところ同様髪を結わえた部分からも魔力が気泡となって漏れ出ていく。
この気泡は密度の高い魔力の塊なので吸い込んだ途端に体が反応していくのだ――
ここは特殊な空間で、ここの外も海の奥深くなので時間感覚が分からない。
だから彼女のナカで射精してからどれだけ経ったのかも分からないが、少しは時間が経過しただろう。
先ほどとは逆の左の結び目からまた魔力が気泡となって漏れているのに気付いた。
髪の結び目に鼻を近づけて、すんすんと鼻息を立てながらそれを吸い込んでいく。
ここは水中ではあるが彼女の匂いを感じることができる。
髪の甘い匂いを堪能しているとリコは恥ずかしそうに声をあげる。
「ロンさぁん、わざと音立てないでくださいよぉ」
確かにただ気泡を吸い込むだけなら鼻息を立てる必要などない。
けれども自分より小さな身体を抱きしめて髪の匂いを嗅ぐという行為。
変態的なことをしている俺に対して恥ずかしそうな反応を示してくれるリコ。
彼女のそんな声を聞きたい欲求に駆られて自然と荒々しく嗅いでしまうのだ。
リコの声を耳朶で楽しみながら髪を撫でつつ荒い鼻息を再開させていく。
気泡に含まれる魔力によって俺はモノを肥大化させていく。
いや、モノが膨張していくのは高密度の魔力のためだけではない。
鼻孔をくすぐる彼女の髪の匂いが確かに俺の興奮を促しているのだ。
「あっ、またナカで大きく……」
「リコが可愛いから、俺我慢できなくて」
「もぉ……しょうがないですねぇロンさんは♪」
俺がわざと音を立てていたのに機嫌を悪くしていたリコだったが、どうやら機嫌を直してくれたようだ。
声からは悦びの感情が伝わってくるし、表情も淫靡かつ喜色満面である。
そうしてリコは膣内の襞を竿全体へと絡ませてくる。
何度出したか分からない精液やどれほど分泌されたか分からない愛液に塗れた俺の性器。
火傷しそうなほどの熱を持って搾りとろうとしてくる彼女の膣の誘惑に俺はまたも限界を感じていた。
「リ、リコぉ。もう、俺……ッ!」
「はい、いぃっぱいくださいね♪」
幼さを感じさせない淫らな表情で微笑んでいるリコ。
彼女のそんな視線を受け、ナカでの締め付けを感じて、俺は限界に達した。
溜めこんだ白濁液を彼女の最奥へとびゅくびゅくと注ぎ込んでいく。
十数秒も脈動を続けて、ようやく全ての精を放出しきった。
「はぁ……はぁ……」
「ふふ、疲れましたか、ロンさん?」
リコの表情は俺とは違って全く疲労を感じさせなかった。
俺の方はインキュバス化したとは言っても彼女と出会ってから今まで一睡もせずに繋がったままである。
どれほどの時間が経ったかも分からないし、流石に身体が疲弊を訴え始めていた。
けれども身体とは裏腹に俺の心は彼女との繋がりをまだ求め続けている。
だから俺はリコの問いかけに対してこう答えたのだ。
「まだ、もっと……もっとリコと繋がりたい……」
「しょうがない甘えん坊さんですねぇ、ロンさんは♪」
彼女の女性器が俺のモノを深く咥えこんでくる。
千切れんばかりに刺激を与え、沸騰しそうなほどの熱が伝わってくる。
「ロンさぁん、ずぅっと繋がっててあげますねぇ……♪」
そんな彼女の囁きに俺は筆舌出来ぬ程の悦びを感じ、彼女をきつく抱き寄せたのだった。
そうすると彼女もまた腕に力を入れて抱きしめ返してくれる。
カリュブディスであるリコの体は簡単に壊れてしまいそうなほど小さい。
しかし魔物は身体が丈夫なので力を込めた分だけその存在を感じることができる。
「ねぇ、ロンさん」
「どうしたの、リコ?」
「ふふ、呼んだだけです♪」
上目づかいで俺の顔を見つめているリコの顔を見つめ返す。
赤紫の髪をツインテールにしており、髪型だけ見れば幼さが目立つ。
だがくりっとした目は可愛らしさの中に淫靡さも含んでおり、その視線だけで俺は興奮してしまう。
リコの目をじぃっと見つめてやると、恥ずかしそうに頬を赤らませながらも俺の目を見つめてくれる。
彼女の視線で感じてしまい、女性器の中におさまっている俺のモノは膨張していく。
「ロンさんの、大きくなりましたね」
「うん、リコの中が気持ち良いからね」
「私もナカで熱いのがきもちいです」
俺の顔を見つめていたリコは視線を結合部へと移す。
彼女が下を向いたことで、右側の髪の結び目から気泡が出ているのに気付く。
俺はそこに鼻を寄せて、すんすんとわざとらしく音を立てながらそれを吸いこんでやる。
そうすると俺のモノはさらに膨張して彼女のナカで限界に近づいていく。
抱きしめあっているだけで互いに腰は動かしていない。
それでも膣内の肉襞は俺のモノに絡みついて来ているのだ。
「リコ、そろそろ……で、そうだ……ッ」
「ロンさんの、いっぱい、注いでください♪」
彼女の声を合図に膣内の動きは激しさを増して俺のモノを深く咥えてくる。
その搾りとるような動きに耐えられず、俺はモノを震わせて爆発した。
大量の白濁を彼女のナカへとどくどくと注ぎ込んでいく。
十秒以上も続く射精が終わると、彼女は俺の顔を見て卑猥に微笑んでいる。
その表情を見ただけでまだまだし足りないのだと彼女が言っているのが分かる。
そしてし足りないのは俺もまた同じなので、彼女を強く抱きしめて返事の代わりにする。
「ふふ、嬉しいです、ロンさん。言わなくても分かってくれるんですね」
「当たり前だよ、リコ。俺達は夫婦なんだから」
「そうですね、夫婦ですものね♪」
そう言って顔をほころばせて背中にまわした腕に力を込めるリコ。
どれほどの時間こうやってお互いを抱き合っているのか分からない。
けれどもそれを知る必要もないな、と思いなおして彼女との情事に耽る。
なぜなら"ここ"は邪魔が入ることのない、俺と彼女だけの空間なのだから。
――ここはカリュブディスが作り出した特殊な空間の中である。
俺と彼女は出会ったときからずっとここで繋がり合っている。
ここは水で満たされている疑似的な海となっている。
リコが海の魔物のため彼女自身が作る空間も海と同様の空間となるのだ。
カリュブディスである彼女はもちろん、俺もここで息もできるし生活もできる。
リコと常に繋がることで彼女の魔力が俺に流れこみインキュバス化しているのだ。
彼女は大量の魔力を保有しているため空間を作ることも番をインキュバス化させるのもたやすい。
そしてそれだけのことをしても体内にまだ魔力が有り余っているのだ。
その膨大な魔力は彼女の外骨格から水中へと気泡となって漏れていく。
カリュブディスの外骨格は手首や足の付け根が目立つが、頭部にも外骨格がある。
ツインテールにした髪型の結び目にあたる部分がそうである。
手首や足のところ同様髪を結わえた部分からも魔力が気泡となって漏れ出ていく。
この気泡は密度の高い魔力の塊なので吸い込んだ途端に体が反応していくのだ――
ここは特殊な空間で、ここの外も海の奥深くなので時間感覚が分からない。
だから彼女のナカで射精してからどれだけ経ったのかも分からないが、少しは時間が経過しただろう。
先ほどとは逆の左の結び目からまた魔力が気泡となって漏れているのに気付いた。
髪の結び目に鼻を近づけて、すんすんと鼻息を立てながらそれを吸い込んでいく。
ここは水中ではあるが彼女の匂いを感じることができる。
髪の甘い匂いを堪能しているとリコは恥ずかしそうに声をあげる。
「ロンさぁん、わざと音立てないでくださいよぉ」
確かにただ気泡を吸い込むだけなら鼻息を立てる必要などない。
けれども自分より小さな身体を抱きしめて髪の匂いを嗅ぐという行為。
変態的なことをしている俺に対して恥ずかしそうな反応を示してくれるリコ。
彼女のそんな声を聞きたい欲求に駆られて自然と荒々しく嗅いでしまうのだ。
リコの声を耳朶で楽しみながら髪を撫でつつ荒い鼻息を再開させていく。
気泡に含まれる魔力によって俺はモノを肥大化させていく。
いや、モノが膨張していくのは高密度の魔力のためだけではない。
鼻孔をくすぐる彼女の髪の匂いが確かに俺の興奮を促しているのだ。
「あっ、またナカで大きく……」
「リコが可愛いから、俺我慢できなくて」
「もぉ……しょうがないですねぇロンさんは♪」
俺がわざと音を立てていたのに機嫌を悪くしていたリコだったが、どうやら機嫌を直してくれたようだ。
声からは悦びの感情が伝わってくるし、表情も淫靡かつ喜色満面である。
そうしてリコは膣内の襞を竿全体へと絡ませてくる。
何度出したか分からない精液やどれほど分泌されたか分からない愛液に塗れた俺の性器。
火傷しそうなほどの熱を持って搾りとろうとしてくる彼女の膣の誘惑に俺はまたも限界を感じていた。
「リ、リコぉ。もう、俺……ッ!」
「はい、いぃっぱいくださいね♪」
幼さを感じさせない淫らな表情で微笑んでいるリコ。
彼女のそんな視線を受け、ナカでの締め付けを感じて、俺は限界に達した。
溜めこんだ白濁液を彼女の最奥へとびゅくびゅくと注ぎ込んでいく。
十数秒も脈動を続けて、ようやく全ての精を放出しきった。
「はぁ……はぁ……」
「ふふ、疲れましたか、ロンさん?」
リコの表情は俺とは違って全く疲労を感じさせなかった。
俺の方はインキュバス化したとは言っても彼女と出会ってから今まで一睡もせずに繋がったままである。
どれほどの時間が経ったかも分からないし、流石に身体が疲弊を訴え始めていた。
けれども身体とは裏腹に俺の心は彼女との繋がりをまだ求め続けている。
だから俺はリコの問いかけに対してこう答えたのだ。
「まだ、もっと……もっとリコと繋がりたい……」
「しょうがない甘えん坊さんですねぇ、ロンさんは♪」
彼女の女性器が俺のモノを深く咥えこんでくる。
千切れんばかりに刺激を与え、沸騰しそうなほどの熱が伝わってくる。
「ロンさぁん、ずぅっと繋がっててあげますねぇ……♪」
そんな彼女の囁きに俺は筆舌出来ぬ程の悦びを感じ、彼女をきつく抱き寄せたのだった。
11/12/16 17:00更新 / G7B