コンタクト
−−
−−−ぇ−−
−−−−−−み −−−か
−−−−−みえますか
良かった。
やっと、繋がりました。
こうして、繋げるのは本当に大変ですね。
アドレスを指定しているとはいえ、世界一つを超えるのは、本当に−−大変です。
……おっと、見ている人がいるのでした。
こ、こほん。
はじめまして、かな。
それとも、またお会いしました−−かな?
こちらからは、みることが出来なくて−−ごめんなさい。
ふふっ、どっちでもいいよ。
大切なのは、あなたが
自分の意思で
このページを見ている、ということなんですから。
これから、わたし
マインドフレイアが、あなたにほんの少しだけ
ほんの、少しだけ
催眠の世界をあじわわせてあげます。
あなたは、マインドフレイア、という魔物はご存知でしょうか?
知っている、かもしれませんし……
知らない、かもしれません。
どちらでも、良いんですよ。
これからちょっとだけ、説明するつもりでしたから。
マインドフレイアは、触手をもった−−えっちな魔物です。
長く延ばした触手をつかって、大好きな人の心に触れて。
とっても、気持ちよくしてあげることができる。
そんな、魔物です。
大丈夫、怖いことはありませんよ。
わたしは、あなたにこうして、画面を通してしか、話しかけることができません。
だって、わたしは魔界の生物ですから。
こっちに干渉するのが、やっとなんです。
声も、姿も、何もとどけることが出来ません。
ただ、こうして。
文章だけを、あなたに見せることしか、出来ません。
実は、こうして繋がれるのも、奇跡に近い可能性なんです。
魔界と、ここは。
本当に−−遠い場所ですから。
ですから、あなたが、ブラウザを閉じたりすればいつでも。
あなたは、わたしから逃げることができます。
普段どおりの生活に、帰れるんです。
だから、怖がらなくて、いいのですよ。
ですが。
……もし、あなたがよろしければ。
わたしを、うけいれてくれれば。
わたしは、あなたを催眠の世界に連れて行ってあげることができます。
気持ちよくて。
活力が湧いてきて。
癒されて。
元気になれる。
そんな、世界に、連れて行ってあげることができるんです。
もし、あなたが頷いてくれたならば。
ほんの、すこしでも
わたしの催眠を味わってくれるのならば。
ここから先の文章を−−見てください。
−−−ふふ
こうして、見てくれているということは。
あなたは、頷いてくれたのですね。
嬉しい♪
まずは、準備をしましょう。
部屋の明かりは、ついていますか?
もし、ついているようでしたら、少し暗くすると良いかもしれません。
画面の明るさは、目に痛くなければ、お好きなようにしてください。
ディスプレイの電源を切る設定や、スクリーンセーバーなどに気を付けて。
長時間操作をしませんので、解除しておかないと、びっくりしてしまいます。
雑音もできるだけ、無いほうがよいです。
静かなほうが、言葉も通じやすいですし……
なにより、わたしの言葉に、集中して欲しいですから。
椅子、あるいは、座椅子に、背もたれはありますか?
リラックスすることができない環境では、催眠が上手く行かないかもしれません。
おしりが痛くならないように適宜座布団などを、使ってくださいね。
ですが、姿勢を変えたいとか、かゆいなあとか
おもったら無理をしなくていいですよ。
その程度で催眠は、なくなったりしません。
それよりも、わたしの言葉に。
集中して、リラックスしてくれる。
それが、一番大事なんですから。
一生懸命になる必要は、ありません。
リラックスして、だらーんとして。
楽しんでくださいね。
わたしの言葉は−−「読む」必要はありません。
「見る」だけ
ただ、ぼーっと、ぼーっと眺めているだけで。
わたしの言葉は、あなたを催眠の世界に連れて行くことが出来ます。
さあ、最後の準備をしましょう。
マウスの中央のコロコロ……ええと、ホイールですね。
それを、一度、押してください。
矢印が出てきましたね?
それを、ほんの少し、ほんの少しだけ。
ちょんと下に動かしてください。
自動スクロールが、始まりましたね。
できましたか?
できたら、マウスから手を離してください。
−−これからは、ただ。
わたしの
言葉
を
目で追いかける−−
それだけで
あなた
を
催眠の、世界−−
ふわ
ふわ
と
まどろむような−−
気持ちいい。
とても、きもちいい−−
催眠の世界
へと
連れて行って
あげ
ます。
ゆっくり
ゆっくりと−−
力を抜いて
楽しんで
下さいね。
ところで−−
あなたは
催眠状態
と
いうと
どういうものだと
思いますか−−
誰かを、思うままに操ったり−−
とか
心と違うことを、させられたり−−
とか
そんな
イメージを−−
持っている
かも
しれません
もしくは
テレビ
で
やっている
ような
やらせ−−
いんちき−−
そんな
イメージを−−
持っている
かも
しれません
実は
催眠は
特別なもの
でも
いんちき−−
でも
ないんです
物語を読んでいたとき
を
思い出して
ください−−
楽しい物語
かも
しれませんし
わくわくする物語
かも
しれません
もしかしたら
えっちな
物語−−
かもしれません。
夢中になって
面白い物語
を
読んでいると
いつの間にか
時間がたっていた−−
そんなことが
あったかもしれません−−
実は
それは
あなたが催眠状態
に
なっていた−−
と
いうことだと
私は
考えています−−
催眠状態
トランス状態
そう、よばれる状態になると
余計なこと
や
周りの音
そうしたものを
考えずに−−
物事
を
すなおに
うけとめる−−
物語
の
主人公に
自然となりきってしまう−−
そんな
状態になったことは
ありませんか?
催眠状態は
そのような
ありふれた
状態だと−−
私は
考えています−−
ですので
日常で
催眠状態に
なれる時は
いっぱい
あるんです
一日の終わりに
お風呂に入ったとき−−
ソファに体を
預けたとき−−
よけいなことや
ストレスのない
やすらかな時間−−
そんな、気持ちいい
状態−−
気持ちいい−−
ふわ
ふわ
した
状態−−
それが
催眠というものの
正体
ほら、
怖くないですよね
さあ
催眠
の
世界
気持ちいい
世界に
入っていきましょう−−
肩の力を抜いて−−
深呼吸を
はじめて下さい
深呼吸には
新鮮な酸素を
体の中に入れることで
身体のよけいな力を抜いて
リラックスする
気持ちよくする
そんな
力があります
ですので
もしかしたら、
深呼吸をしているうちに
目が
とろーん
まばたき
してしまうかもしれませんね
リラックスしたら
目を閉じたくなるのは
あたりまえですし−−
目を開けようと
努力する必要は
ありません−−
ただ、ぼーっと
ぼーっと
わたしの
言葉を
ながめていれば
自然と
あなたはリラックスすることが
できます−−
それでは、
はじめましょう
吸って−−
と、私が言ったら
おなかを膨らませながら
ゆっくりと、息を吸ってください−−
吐いて−−
と、私が言ったら
おなかをへこませて
ゆっくりと、息を吐いてください−−
吸って−−
体のなかに
きれいな空気
吐いて−−
身体の外に
いらない空気
吸ってーー
体の中にはいった
きれいな空気は
吐いて−−
あなたの体の
緊張をほぐして
吸って−−
ふわふわと
気持ちよくしてくれます
吐いて−−
体の外に出て行った
いらない空気は
吸って−−
あなたの
疲れ、だるさを
吐いてーー
外に
持って行ってくれます
吸ってーー
きれいな空気
気持ちいい−−
吐いてーー
いらない空気
吐き出す、緊張、疲れ−−
吸ってーー
落ち着き−−
安らぎ−−
気持ちいい−−
吐いて−−
緊張−−
疲れ−−
疑問ーー
吸って−−
吐いてーー
吸って−−
しばらく
この呼吸を
この、気持ちいい呼吸を−−
続けてください−−
はい
とても
上手ですよ−−
きれいな空気
に
はいっている
酸素が−−
肩や
胸
うで
おなか
ふともも
緊張していた筋肉を
じわじわ
じわじわと
ここちよく
ゆるませてくれます
深呼吸を
続けているうちに
だんだん
ぼんやり
してくるかも
しれませんが−−
わたしの言葉は
あなたの心に
しっかりと
とどきます−−
催眠をかけるときに
一番大事なものは−−
信頼関係
と
いわれています
かけるわたしと
かけられる、あなた
信頼しあって、はじめて
わたしは
あなたに催眠を
気持ちいい催眠を
かけることができます
もちろん
わたしと
あなたの間には
信頼が
あるんですよ−−
ここまで読んでくれた
あなたは
わたしを信じてくれた
あなたは
わたしの言葉で
ふわ
ふわ
気持ちよく−−
なることが
できます
わたしの
気持ちいい
催眠を
受け入れることが
できますーー
呼吸を
普段どおりの
楽な呼吸に
戻してください――
催眠というものが
少し、みえてきたでしょうか?
気持ちよく
なれましたか?
わたしは
どちらでもかまいません
−−けれど
あなたが
気持ちよくなっていたら
嬉しいです−−
わたしの言葉が
ふわ
ふわ
気持ちいい−−
わたしの言葉で
そんな催眠の世界
気持ちいい世界に
入り始めている−−
ぼーっとしてしまう−−
わたしの言うとおりに
気持ちよくなっていく−−
素直になっていく−−
ふふ
そうだとしたら−−
とても、嬉しいです。
吸って−−
吐いてーー
吸って−−
吐いてーー
吸って−−
なぜか
言われてないのに−−
吐いて−−
深呼吸を
はじめていませんか−−
吸って−−
それは
あなたが−−
吐いて−−
催眠にかかっている−−
吸って−−
暗示に、かかっている−−
吐いて−−
わたしの、言葉を受け入れている−−
吸って−−
気持ちいい−−
吐いて−−
わたしの、言葉は
気持ちいい−−
楽な呼吸に
もどしていいですよ−−
あなたが
わたしの言葉を受け入れてくれると−−
催眠の深い
ふかーいところに
心の、奥の
奥の方に落ちていくと−−
わたしは
あなたに
魔力を
マインドフレイアの
気持ちいい
魔法の力を
とどけることができます
触れた場所を
ほぐして
ふにゃふにゃに
気持ちよくしてしまう−−
魔法の力
あなたが、受け入れなければ
消えてしまうほどの
ちいさな
魔力です
けれど、わたしの言葉は−−
わたしの、魔力は−−
−−気持ちいい
−−くちゅ
今
あなたの
右肩に
わたしの
魔力が触れました
力が抜ける
どんどん抜ける
体が右に、傾いてしまう
気持ちいい−−
−−くちゅ
今
あなたの
左の肩に
わたしの
魔力が触れました
力が抜ける
ふわふわしていく
左右両方が、調度良く重くなっていく
気持ちいい−−
気持ちいい
力を抜くのは−−
気持ちいい−−
肩の力が抜けて
だらーんと
腕が垂れ下がります
さあ
もっと力を抜いて下さい−−
リラックスしたつもりでも
体にはいつのまにか
力が
こもっています
姿勢を保つためだったり−−
緊張していたり−−
そんな力が
こもっています
ですから−−
もっと、もっと
あなたは、力を抜いて
わたしの
気持ちいい
魔力
を
受け入れて
気持ちよく
なることができます−−
−−くちゅ
今
あなたの
右の足に
わたしの
魔力が触れました
力が抜ける
重力を、リアルに感じる
太ももから先の感覚がなくなる−−
気持ちいい−−
−−くちゅ
今
あなたの
左の足に
わたしの
魔力が触れました
力が抜ける
重く、おもーくなる
足の感覚が沈んでいく−−
気持ちいい−−
−−くちゅ
次は
あなたの腰に触れました
力が、抜けていく
どんどん、抜ける
重く、おもーくなっていく
背もたれに、だらーんと
体をあずけてしまう
気持ちいい−−
わたしの魔力は
気持ちいい−−
これで
あなたの力の
ほとんどが
抜けて
気持ちよくなることが
できました−−
最後に
頭の力を
抜きましょう−−
頭の奥の奥−−
思考−−
理性ーー
抜いたら
とっても気持ちいいですよ−−
−−くちゅ
わたしの魔力が
あなたの耳に
入って行きます−−
−−くちゅ
気持ちいい
気持ちいいですね
−−くちゅ
頭の力が
抜けていきます
考えていたことが
わからない
頭の
顔の
力が、抜けて
−−気持ちいい
とても、気持ちいい−−
私の魔力は
わたしの言葉は
気持ちいい−−
最後に、落ちていきましょう
あなたの奥
一番すなおで
一番気持ちいい
心の、奥へーー
連れて行ってあげますね
今から10から0まで
数字を数えます
高い
高いところから
下へ
下へと
数えるたびに
あなたの心は
深い
ふかーいところに
落ちて行きます
あなたは
気持ちいいので
わたしの
言葉
わたしの
魔力に−−
従います
気持ちよく
なります
目が閉じるかも
しれませんが
深い気持ちよさを味わった後
あなたは自然と目を開けます
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0−−−−ずーーーーーん
落ちる
落ちる
どんどん落ちる
落ちていく
落ちる
落ちる
気持ちいい
ふわ
ふわ
気持ちいい−−
今、あなたは
深い
深いところに
います
ここは
気持ちいい
催眠の世界
あなたが
一番素直で
気持ちよくなれる
深い
ふかーいところ
わたしの言葉
と
魔力
気持ちいいものが
あなたを
満たしています−−
幸せ
気持ちいい
催眠状態です
あなたは
わたしの言葉−−
わたしの
気持ちいい言葉に
したがいます
わたしの言葉は
魔力は
力を抜くのは
気持ちよかったですね−−
ですから
あなたは
わたしの言葉に
きもちいい
言葉に
したがいます−−
言葉に、してみましょうか
「気持ちいい」
あなたの言葉で
いってください
口に出すと
気持ちいいですよ−−
「気持ちいい」
ふふ、ありがとうございます−−
いまから
わたしは
あなたに
魔力を
ながしこみます−−
気持ちいい
とても気持ちいい魔力です
そそがれると
体の力が全部抜けて
気持ちよくなって
身体が
動けなくなります−−
ーーくちゅ
残った力が
ーーくちゅ
どんどん抜けて
ーーくちゅ
きもちいいですね−−
−−くちゅ
これで、あなたは
体を、うごかせなくなりました−−
ふふ、気持ちいい
気持ちいいですね
さて、気持ちいいところですが−−
一度、目を覚ましてみましょう
ーーいつでもまた、この
気持ちいい世界に
もどってこられますから
目を、覚ましてみましょう
わたしが
数を
1から
3まで数えると
今の
ふわふわとした
いい気持ちは
そのままで
あなたの意識が
帰ってきます
1
2
3
はい
気分は
いかがですか?
ふわ
ふわ
気持ちいいですか?
何度か、まばたきを
してみましょう−−
ところで−−
深く
暗示にかかっていると−−
わたしの言葉だけで
体が動かせなくなっている
そうです−−
実は
わたしもあなたに暗示をかけたので−−
わたしの言葉で
体の力が抜けて
動かせなくなっている
かもしれません
−−体が動かせない
右腕は動きますか?
だらーんと
動かせないかもしれません
うごかそうと
しないかもしれません
気持ちよくて
動けないかもしれません
もしかしたら
力を入れたのに、動かせない
かもしれませんね−−
どれも
深く
ふかーく
わたしの
魔力を
受け入れてくれた人です−−
さあ
もう一度
深い
ふかーいところに
落ちていきましょう
今から10から0まで
数字を数えます
高い
高いところから
下へ
下へと
数えるたびに
あなたの心は
また、深い
ふかーいところに
落ちて行きます
あなたは
気持ちいいので
わたしの
言葉
わたしの
魔力に−−
従います
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0--ずーん−−
あなたは
わたしの
言葉に
再びしたがうことで
また
この
気持ちいい
とても
気持ちいい
世界に
落ちてくることが
できました−−
あなたは
今
とても
気持ちいい
素直な
状態です
今から
わたしの
気持ちいい
魔力を
あなたの
右の耳に
そそいでいきます−−
−−くちゅ
むずむずと
耳が
気持ちよく
さわられる
感覚が
しますね−−
つぎは
左の耳に
わたしの
魔力を
そそいでいきます−−
−−くちゅ
左右の耳が
むずむず
むずむず
ちょっと
くすぐったいかも
しれません−−
気持ちいいですね−−
今
わたしは
あなたの脳に
直接
きもちのいい
魔力を
そそいでいます−−
わたしの
魔力には
あなたのこりをほぐして−−
ストレスをやわらげる
そんな
力があります−−
頭の奥に
意識を向けてください−−
頭の奥には
ストレスや
疲れが
知らないうちに
たまってしまいがちです
ですから−−
−−くちゅ
わたしの
魔力で
とりのぞいて
あげましょう
−−くちゅ
今
あなたのストレス
こころの疲れを
わたしの魔力が
吸い取っています
ーーくちゅ
だんだんと
だんだんと
気分が
すっきりしていくのを
感じます
ーーくちゅ
頭の奥から
ひたいへと
ストレスが
吸い上げられて−−
−ーくちゅ
身体から
切り離されて
いきます−−
−−くちゅ
気持ちいい
気持ちいいですね−−
そのまま
しばらく
この
気持ちよさに
身を
ゆだねてください−−
これから
あなたの暗示を解いて
目を
覚まさせて
あげます−−
この催眠で
かけた暗示は
すべて
きっぱりと
消えてしまいますが−−
あなたは
心の疲れが抜けた
すっきりとした
気持ちで
目を
さますことができます
ですが−−
そのままでは
寂しいので
ひとつだけ
あなたに
暗示を
かけさせてください−−
左手の
小指
に
意識を向けてください−−
−−くちゅ
あなたの
左手の小指に−−
魔力を
そそぎました
あなたが
疲れたとき
ストレスが
溜まったとき
魔力の
こもった
左手の
小指を
折ってみて
ください
わたしの
魔力が
あなたの
心を
少しだけ
お手伝い
することが出来る
はずです−−
さあ、
目覚めましょう−−
わたしが
1から3まで
数字を数えると
あなたにかかった暗示は
すべてとけ
すがすがしい
気分で
目をさますことが
できます−−
1
身体に力が
もどってきます
足 手 腰 頭
すべて
あなたのものです
2
あなたは
意識を取り戻します
あなたの心は
あなたのものです
3
あなたは
完全に目を覚まします
何度か、まばたきをしてください
伸びをすれば
あなたの催眠が全てとけた事に
気付くはずです−−
自動スクロールを
やめても大丈夫ですよ。
−−わたしの催眠はいかがだったでしょうか?
ちゃんと、かかってくれたら、嬉しいです。
気持ち、よかったですか?
疲れは、取れましたか?
わたしは、あなたの姿を見ることが出来ません。
想像することしか、できないんです。
暗い、暗い深海の世界。
だれも、はなしかけてくれないこの寂しい世界に居るわたしは。
こうして、メッセージを送って想像するのが、唯一の楽しみなんです。
いつか、ゲートが開いて。
あなたとわたしの世界が繋がって。
想像していた未来になる。
それが−−わたしの夢です。
小指の魔力を辿って。
いつか、あなたに
たどりつけますように−−。
あ、そうだ。
最後にわたしの
なま
え
を −−−−−
……
−−−ぇ−−
−−−−−−み −−−か
−−−−−みえますか
良かった。
やっと、繋がりました。
こうして、繋げるのは本当に大変ですね。
アドレスを指定しているとはいえ、世界一つを超えるのは、本当に−−大変です。
……おっと、見ている人がいるのでした。
こ、こほん。
はじめまして、かな。
それとも、またお会いしました−−かな?
こちらからは、みることが出来なくて−−ごめんなさい。
ふふっ、どっちでもいいよ。
大切なのは、あなたが
自分の意思で
このページを見ている、ということなんですから。
これから、わたし
マインドフレイアが、あなたにほんの少しだけ
ほんの、少しだけ
催眠の世界をあじわわせてあげます。
あなたは、マインドフレイア、という魔物はご存知でしょうか?
知っている、かもしれませんし……
知らない、かもしれません。
どちらでも、良いんですよ。
これからちょっとだけ、説明するつもりでしたから。
マインドフレイアは、触手をもった−−えっちな魔物です。
長く延ばした触手をつかって、大好きな人の心に触れて。
とっても、気持ちよくしてあげることができる。
そんな、魔物です。
大丈夫、怖いことはありませんよ。
わたしは、あなたにこうして、画面を通してしか、話しかけることができません。
だって、わたしは魔界の生物ですから。
こっちに干渉するのが、やっとなんです。
声も、姿も、何もとどけることが出来ません。
ただ、こうして。
文章だけを、あなたに見せることしか、出来ません。
実は、こうして繋がれるのも、奇跡に近い可能性なんです。
魔界と、ここは。
本当に−−遠い場所ですから。
ですから、あなたが、ブラウザを閉じたりすればいつでも。
あなたは、わたしから逃げることができます。
普段どおりの生活に、帰れるんです。
だから、怖がらなくて、いいのですよ。
ですが。
……もし、あなたがよろしければ。
わたしを、うけいれてくれれば。
わたしは、あなたを催眠の世界に連れて行ってあげることができます。
気持ちよくて。
活力が湧いてきて。
癒されて。
元気になれる。
そんな、世界に、連れて行ってあげることができるんです。
もし、あなたが頷いてくれたならば。
ほんの、すこしでも
わたしの催眠を味わってくれるのならば。
ここから先の文章を−−見てください。
−−−ふふ
こうして、見てくれているということは。
あなたは、頷いてくれたのですね。
嬉しい♪
まずは、準備をしましょう。
部屋の明かりは、ついていますか?
もし、ついているようでしたら、少し暗くすると良いかもしれません。
画面の明るさは、目に痛くなければ、お好きなようにしてください。
ディスプレイの電源を切る設定や、スクリーンセーバーなどに気を付けて。
長時間操作をしませんので、解除しておかないと、びっくりしてしまいます。
雑音もできるだけ、無いほうがよいです。
静かなほうが、言葉も通じやすいですし……
なにより、わたしの言葉に、集中して欲しいですから。
椅子、あるいは、座椅子に、背もたれはありますか?
リラックスすることができない環境では、催眠が上手く行かないかもしれません。
おしりが痛くならないように適宜座布団などを、使ってくださいね。
ですが、姿勢を変えたいとか、かゆいなあとか
おもったら無理をしなくていいですよ。
その程度で催眠は、なくなったりしません。
それよりも、わたしの言葉に。
集中して、リラックスしてくれる。
それが、一番大事なんですから。
一生懸命になる必要は、ありません。
リラックスして、だらーんとして。
楽しんでくださいね。
わたしの言葉は−−「読む」必要はありません。
「見る」だけ
ただ、ぼーっと、ぼーっと眺めているだけで。
わたしの言葉は、あなたを催眠の世界に連れて行くことが出来ます。
さあ、最後の準備をしましょう。
マウスの中央のコロコロ……ええと、ホイールですね。
それを、一度、押してください。
矢印が出てきましたね?
それを、ほんの少し、ほんの少しだけ。
ちょんと下に動かしてください。
自動スクロールが、始まりましたね。
できましたか?
できたら、マウスから手を離してください。
−−これからは、ただ。
わたしの
言葉
を
目で追いかける−−
それだけで
あなた
を
催眠の、世界−−
ふわ
ふわ
と
まどろむような−−
気持ちいい。
とても、きもちいい−−
催眠の世界
へと
連れて行って
あげ
ます。
ゆっくり
ゆっくりと−−
力を抜いて
楽しんで
下さいね。
ところで−−
あなたは
催眠状態
と
いうと
どういうものだと
思いますか−−
誰かを、思うままに操ったり−−
とか
心と違うことを、させられたり−−
とか
そんな
イメージを−−
持っている
かも
しれません
もしくは
テレビ
で
やっている
ような
やらせ−−
いんちき−−
そんな
イメージを−−
持っている
かも
しれません
実は
催眠は
特別なもの
でも
いんちき−−
でも
ないんです
物語を読んでいたとき
を
思い出して
ください−−
楽しい物語
かも
しれませんし
わくわくする物語
かも
しれません
もしかしたら
えっちな
物語−−
かもしれません。
夢中になって
面白い物語
を
読んでいると
いつの間にか
時間がたっていた−−
そんなことが
あったかもしれません−−
実は
それは
あなたが催眠状態
に
なっていた−−
と
いうことだと
私は
考えています−−
催眠状態
トランス状態
そう、よばれる状態になると
余計なこと
や
周りの音
そうしたものを
考えずに−−
物事
を
すなおに
うけとめる−−
物語
の
主人公に
自然となりきってしまう−−
そんな
状態になったことは
ありませんか?
催眠状態は
そのような
ありふれた
状態だと−−
私は
考えています−−
ですので
日常で
催眠状態に
なれる時は
いっぱい
あるんです
一日の終わりに
お風呂に入ったとき−−
ソファに体を
預けたとき−−
よけいなことや
ストレスのない
やすらかな時間−−
そんな、気持ちいい
状態−−
気持ちいい−−
ふわ
ふわ
した
状態−−
それが
催眠というものの
正体
ほら、
怖くないですよね
さあ
催眠
の
世界
気持ちいい
世界に
入っていきましょう−−
肩の力を抜いて−−
深呼吸を
はじめて下さい
深呼吸には
新鮮な酸素を
体の中に入れることで
身体のよけいな力を抜いて
リラックスする
気持ちよくする
そんな
力があります
ですので
もしかしたら、
深呼吸をしているうちに
目が
とろーん
まばたき
してしまうかもしれませんね
リラックスしたら
目を閉じたくなるのは
あたりまえですし−−
目を開けようと
努力する必要は
ありません−−
ただ、ぼーっと
ぼーっと
わたしの
言葉を
ながめていれば
自然と
あなたはリラックスすることが
できます−−
それでは、
はじめましょう
吸って−−
と、私が言ったら
おなかを膨らませながら
ゆっくりと、息を吸ってください−−
吐いて−−
と、私が言ったら
おなかをへこませて
ゆっくりと、息を吐いてください−−
吸って−−
体のなかに
きれいな空気
吐いて−−
身体の外に
いらない空気
吸ってーー
体の中にはいった
きれいな空気は
吐いて−−
あなたの体の
緊張をほぐして
吸って−−
ふわふわと
気持ちよくしてくれます
吐いて−−
体の外に出て行った
いらない空気は
吸って−−
あなたの
疲れ、だるさを
吐いてーー
外に
持って行ってくれます
吸ってーー
きれいな空気
気持ちいい−−
吐いてーー
いらない空気
吐き出す、緊張、疲れ−−
吸ってーー
落ち着き−−
安らぎ−−
気持ちいい−−
吐いて−−
緊張−−
疲れ−−
疑問ーー
吸って−−
吐いてーー
吸って−−
しばらく
この呼吸を
この、気持ちいい呼吸を−−
続けてください−−
はい
とても
上手ですよ−−
きれいな空気
に
はいっている
酸素が−−
肩や
胸
うで
おなか
ふともも
緊張していた筋肉を
じわじわ
じわじわと
ここちよく
ゆるませてくれます
深呼吸を
続けているうちに
だんだん
ぼんやり
してくるかも
しれませんが−−
わたしの言葉は
あなたの心に
しっかりと
とどきます−−
催眠をかけるときに
一番大事なものは−−
信頼関係
と
いわれています
かけるわたしと
かけられる、あなた
信頼しあって、はじめて
わたしは
あなたに催眠を
気持ちいい催眠を
かけることができます
もちろん
わたしと
あなたの間には
信頼が
あるんですよ−−
ここまで読んでくれた
あなたは
わたしを信じてくれた
あなたは
わたしの言葉で
ふわ
ふわ
気持ちよく−−
なることが
できます
わたしの
気持ちいい
催眠を
受け入れることが
できますーー
呼吸を
普段どおりの
楽な呼吸に
戻してください――
催眠というものが
少し、みえてきたでしょうか?
気持ちよく
なれましたか?
わたしは
どちらでもかまいません
−−けれど
あなたが
気持ちよくなっていたら
嬉しいです−−
わたしの言葉が
ふわ
ふわ
気持ちいい−−
わたしの言葉で
そんな催眠の世界
気持ちいい世界に
入り始めている−−
ぼーっとしてしまう−−
わたしの言うとおりに
気持ちよくなっていく−−
素直になっていく−−
ふふ
そうだとしたら−−
とても、嬉しいです。
吸って−−
吐いてーー
吸って−−
吐いてーー
吸って−−
なぜか
言われてないのに−−
吐いて−−
深呼吸を
はじめていませんか−−
吸って−−
それは
あなたが−−
吐いて−−
催眠にかかっている−−
吸って−−
暗示に、かかっている−−
吐いて−−
わたしの、言葉を受け入れている−−
吸って−−
気持ちいい−−
吐いて−−
わたしの、言葉は
気持ちいい−−
楽な呼吸に
もどしていいですよ−−
あなたが
わたしの言葉を受け入れてくれると−−
催眠の深い
ふかーいところに
心の、奥の
奥の方に落ちていくと−−
わたしは
あなたに
魔力を
マインドフレイアの
気持ちいい
魔法の力を
とどけることができます
触れた場所を
ほぐして
ふにゃふにゃに
気持ちよくしてしまう−−
魔法の力
あなたが、受け入れなければ
消えてしまうほどの
ちいさな
魔力です
けれど、わたしの言葉は−−
わたしの、魔力は−−
−−気持ちいい
−−くちゅ
今
あなたの
右肩に
わたしの
魔力が触れました
力が抜ける
どんどん抜ける
体が右に、傾いてしまう
気持ちいい−−
−−くちゅ
今
あなたの
左の肩に
わたしの
魔力が触れました
力が抜ける
ふわふわしていく
左右両方が、調度良く重くなっていく
気持ちいい−−
気持ちいい
力を抜くのは−−
気持ちいい−−
肩の力が抜けて
だらーんと
腕が垂れ下がります
さあ
もっと力を抜いて下さい−−
リラックスしたつもりでも
体にはいつのまにか
力が
こもっています
姿勢を保つためだったり−−
緊張していたり−−
そんな力が
こもっています
ですから−−
もっと、もっと
あなたは、力を抜いて
わたしの
気持ちいい
魔力
を
受け入れて
気持ちよく
なることができます−−
−−くちゅ
今
あなたの
右の足に
わたしの
魔力が触れました
力が抜ける
重力を、リアルに感じる
太ももから先の感覚がなくなる−−
気持ちいい−−
−−くちゅ
今
あなたの
左の足に
わたしの
魔力が触れました
力が抜ける
重く、おもーくなる
足の感覚が沈んでいく−−
気持ちいい−−
−−くちゅ
次は
あなたの腰に触れました
力が、抜けていく
どんどん、抜ける
重く、おもーくなっていく
背もたれに、だらーんと
体をあずけてしまう
気持ちいい−−
わたしの魔力は
気持ちいい−−
これで
あなたの力の
ほとんどが
抜けて
気持ちよくなることが
できました−−
最後に
頭の力を
抜きましょう−−
頭の奥の奥−−
思考−−
理性ーー
抜いたら
とっても気持ちいいですよ−−
−−くちゅ
わたしの魔力が
あなたの耳に
入って行きます−−
−−くちゅ
気持ちいい
気持ちいいですね
−−くちゅ
頭の力が
抜けていきます
考えていたことが
わからない
頭の
顔の
力が、抜けて
−−気持ちいい
とても、気持ちいい−−
私の魔力は
わたしの言葉は
気持ちいい−−
最後に、落ちていきましょう
あなたの奥
一番すなおで
一番気持ちいい
心の、奥へーー
連れて行ってあげますね
今から10から0まで
数字を数えます
高い
高いところから
下へ
下へと
数えるたびに
あなたの心は
深い
ふかーいところに
落ちて行きます
あなたは
気持ちいいので
わたしの
言葉
わたしの
魔力に−−
従います
気持ちよく
なります
目が閉じるかも
しれませんが
深い気持ちよさを味わった後
あなたは自然と目を開けます
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0−−−−ずーーーーーん
落ちる
落ちる
どんどん落ちる
落ちていく
落ちる
落ちる
気持ちいい
ふわ
ふわ
気持ちいい−−
今、あなたは
深い
深いところに
います
ここは
気持ちいい
催眠の世界
あなたが
一番素直で
気持ちよくなれる
深い
ふかーいところ
わたしの言葉
と
魔力
気持ちいいものが
あなたを
満たしています−−
幸せ
気持ちいい
催眠状態です
あなたは
わたしの言葉−−
わたしの
気持ちいい言葉に
したがいます
わたしの言葉は
魔力は
力を抜くのは
気持ちよかったですね−−
ですから
あなたは
わたしの言葉に
きもちいい
言葉に
したがいます−−
言葉に、してみましょうか
「気持ちいい」
あなたの言葉で
いってください
口に出すと
気持ちいいですよ−−
「気持ちいい」
ふふ、ありがとうございます−−
いまから
わたしは
あなたに
魔力を
ながしこみます−−
気持ちいい
とても気持ちいい魔力です
そそがれると
体の力が全部抜けて
気持ちよくなって
身体が
動けなくなります−−
ーーくちゅ
残った力が
ーーくちゅ
どんどん抜けて
ーーくちゅ
きもちいいですね−−
−−くちゅ
これで、あなたは
体を、うごかせなくなりました−−
ふふ、気持ちいい
気持ちいいですね
さて、気持ちいいところですが−−
一度、目を覚ましてみましょう
ーーいつでもまた、この
気持ちいい世界に
もどってこられますから
目を、覚ましてみましょう
わたしが
数を
1から
3まで数えると
今の
ふわふわとした
いい気持ちは
そのままで
あなたの意識が
帰ってきます
1
2
3
はい
気分は
いかがですか?
ふわ
ふわ
気持ちいいですか?
何度か、まばたきを
してみましょう−−
ところで−−
深く
暗示にかかっていると−−
わたしの言葉だけで
体が動かせなくなっている
そうです−−
実は
わたしもあなたに暗示をかけたので−−
わたしの言葉で
体の力が抜けて
動かせなくなっている
かもしれません
−−体が動かせない
右腕は動きますか?
だらーんと
動かせないかもしれません
うごかそうと
しないかもしれません
気持ちよくて
動けないかもしれません
もしかしたら
力を入れたのに、動かせない
かもしれませんね−−
どれも
深く
ふかーく
わたしの
魔力を
受け入れてくれた人です−−
さあ
もう一度
深い
ふかーいところに
落ちていきましょう
今から10から0まで
数字を数えます
高い
高いところから
下へ
下へと
数えるたびに
あなたの心は
また、深い
ふかーいところに
落ちて行きます
あなたは
気持ちいいので
わたしの
言葉
わたしの
魔力に−−
従います
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0--ずーん−−
あなたは
わたしの
言葉に
再びしたがうことで
また
この
気持ちいい
とても
気持ちいい
世界に
落ちてくることが
できました−−
あなたは
今
とても
気持ちいい
素直な
状態です
今から
わたしの
気持ちいい
魔力を
あなたの
右の耳に
そそいでいきます−−
−−くちゅ
むずむずと
耳が
気持ちよく
さわられる
感覚が
しますね−−
つぎは
左の耳に
わたしの
魔力を
そそいでいきます−−
−−くちゅ
左右の耳が
むずむず
むずむず
ちょっと
くすぐったいかも
しれません−−
気持ちいいですね−−
今
わたしは
あなたの脳に
直接
きもちのいい
魔力を
そそいでいます−−
わたしの
魔力には
あなたのこりをほぐして−−
ストレスをやわらげる
そんな
力があります−−
頭の奥に
意識を向けてください−−
頭の奥には
ストレスや
疲れが
知らないうちに
たまってしまいがちです
ですから−−
−−くちゅ
わたしの
魔力で
とりのぞいて
あげましょう
−−くちゅ
今
あなたのストレス
こころの疲れを
わたしの魔力が
吸い取っています
ーーくちゅ
だんだんと
だんだんと
気分が
すっきりしていくのを
感じます
ーーくちゅ
頭の奥から
ひたいへと
ストレスが
吸い上げられて−−
−ーくちゅ
身体から
切り離されて
いきます−−
−−くちゅ
気持ちいい
気持ちいいですね−−
そのまま
しばらく
この
気持ちよさに
身を
ゆだねてください−−
これから
あなたの暗示を解いて
目を
覚まさせて
あげます−−
この催眠で
かけた暗示は
すべて
きっぱりと
消えてしまいますが−−
あなたは
心の疲れが抜けた
すっきりとした
気持ちで
目を
さますことができます
ですが−−
そのままでは
寂しいので
ひとつだけ
あなたに
暗示を
かけさせてください−−
左手の
小指
に
意識を向けてください−−
−−くちゅ
あなたの
左手の小指に−−
魔力を
そそぎました
あなたが
疲れたとき
ストレスが
溜まったとき
魔力の
こもった
左手の
小指を
折ってみて
ください
わたしの
魔力が
あなたの
心を
少しだけ
お手伝い
することが出来る
はずです−−
さあ、
目覚めましょう−−
わたしが
1から3まで
数字を数えると
あなたにかかった暗示は
すべてとけ
すがすがしい
気分で
目をさますことが
できます−−
1
身体に力が
もどってきます
足 手 腰 頭
すべて
あなたのものです
2
あなたは
意識を取り戻します
あなたの心は
あなたのものです
3
あなたは
完全に目を覚まします
何度か、まばたきをしてください
伸びをすれば
あなたの催眠が全てとけた事に
気付くはずです−−
自動スクロールを
やめても大丈夫ですよ。
−−わたしの催眠はいかがだったでしょうか?
ちゃんと、かかってくれたら、嬉しいです。
気持ち、よかったですか?
疲れは、取れましたか?
わたしは、あなたの姿を見ることが出来ません。
想像することしか、できないんです。
暗い、暗い深海の世界。
だれも、はなしかけてくれないこの寂しい世界に居るわたしは。
こうして、メッセージを送って想像するのが、唯一の楽しみなんです。
いつか、ゲートが開いて。
あなたとわたしの世界が繋がって。
想像していた未来になる。
それが−−わたしの夢です。
小指の魔力を辿って。
いつか、あなたに
たどりつけますように−−。
あ、そうだ。
最後にわたしの
なま
え
を −−−−−
……
18/01/19 23:59更新 / くらげ