魔物娘大会議
アナスィ「えー、ではこれより魔物娘大会議を行う」
その一言に、会議室の雰囲気が一気に重くなる。
魔物娘大会議とは。
あらゆる種族の魔物達が集まりそれぞれの状況を話し、情報を交換しようという会議である。今日は試験的に行うということで、サバト総連の幹部であるバフォメットのアナスィを中心に10の種族が集まった。
ア「では一言ずつ自己紹介頼むぞい」
セラ「オーガのセラだ」
ルイス「クラーケンのルイスです」
キリカ「ワーウルフのキリカ」
クーシャ「クイーンスライムのクーシャですわ」
リアリー「アリスのリアリーだよ!」
モナ「サイクロプスの……モナ」
秋「稲荷の秋と申します」
テーレ「ワーシープの、テーレです〜」
ハルナ「魔女のハルナです」
偶然にもキャラクターの濃いバリエーションとなったが、試験的に行うのだむしろそれが良いとアナスィは思った。
ア「それでは始めたいわけじゃが……その前に私事を言わせて貰っても良いかの?」
ル「どうされました?」
ア「イルファ」
ハ「ギクッ!」
全員の目線がアナスィとハルナに向く。
ジト目のアナスィに滝のような冷や汗をかくハルナ。
ハ「アナスィさん、イ……イルファとはだだだ誰のことですか(↑)?」
語尾の音が異常に上がり、目も泳ぐ以前に溺れてしまっている。
ア「おいイルファ。うぬにはサバトの留守を頼んだじゃろう。なのになぜここにいる?しかも偽名で」
イルファ「いいじゃないですかアナスィ様。私も参加したかったんですよぅ」
ア「ふん……まあいいじゃろう。それで、今サバトには誰が留守番してるんじゃ?」
イ「同僚のエネリーです」
ア「そうかエネリーがおったか。部下が多いと仕事が出来る奴でも忘れてしまうのう。イルファよりエネリーの方が使えるんじゃった」
イ「んなっ!?」
・・・
ア「蚊帳の外に出してすまんかった。それでは存分に語ってくれ……まずはリアリー」
リ「リアリー、最近よく近所のお兄ちゃんと遊んでるの」
セ「ほう?」
リ「お兄ちゃんね、リアリーの知らない遊びをいっぱい知ってるんだー」
イ「なにその意味深もっとkwsk!」
秋「イルファさん意味深と言うのはまだ早い気が……」
リ「うんとねー……あれ?何して遊んだんだっけ……うーん思い出せないなぁ。確か夜にベッドの上で……」
リアリー以外(い……意味深だ……)
・・・
ア「そうかそうか、可愛がられてるようじゃのう。では次ルイス」
ル「私はある悩みというか、コンプレックスを抱えてまして……」
モ「なや……み?」
ル「私って貧乳じゃないですか」
全員の目線がルイスの胸に集中する。
絶壁の有り様だった。
ルイス以外(あぁ……うんうん)
ル「私の夫は『大きければ大きいほど!』と堂々言う人ですから、営むときに物足りない思いをしてないかと不安で不安で」
キ「そういやよ、一時期流行ったよな。なんつったっけ……ああ、触手姦バストアップ法」
イ「確か、触手の森の奥に行ってガンガン胸を責めてもらいサイズアップさせるって感じのでしたね」
ク「けど、ルイスさんは海の魔物ですし触手の森には……」
モ「そういえば、サバトで売ってた……男を触手に変える薬」
ア「おおよく知っとるのう。『魔力に当てられ過ぎて触手が歯止めを失う』というクレームがあって最近は販売しとらんのに」
モ「私……使ってた……///」
秋「私的には、ルイスさんは肌が白いからしなやかな身体つきが似合うと思うんです」
イ「いっそ幼化しちゃいます?」
ル「大きくなるどころか全部小さくなっちゃうじゃないですかっ」
テーレ以外「うーむ……」
テ「いいものあるよ〜」
テーレ以外「おっ?」
テ「豊胸作用のホルミルク〜」
テーレ以外「それだっ!!」
後日ルイスはホルミルクを飲む習慣を始めたそうな。
効果の有無は誰も知らない。
・・・
ア「ルイスの悩みに解決策が見つかったところで、次はセラじゃ」
セ「何話せばいいんだか……あたしゃ旦那ってモンがいないからよぉ」
ク「結婚する気はありませんの?」
セ「あるんだが、私と出くわす男は全員弱っちくてよー、まるで刺激的な出逢いが無いんだよな。だから襲ってお終いの日々だ」
キ「男運ねぇなぁ」
セ「あ?」
キ「俺の主人はすげぇぜ?発情期でメスになった俺を果てさせるまで、それはそれは猛獣のように……はぅ……♥」
セ「おい紹介しろ」
キ「するか!」
ク「いいなぁ……(ボソッ」
リ「どうしたの?クーシャお姉さん」
ク「わたくし、実は処女でして……」
全員がどよめく。
ル「そ、そういえばクーシャさんの周りには分体がいませんね」
イ「完全独身のクイーンスライム初めて見ました」
ク「わたくしはこの世に産まれてこのかた、精を味わったことがないのです。クイーンスライムは分体が最低1体はいるだろうとお思いでしょう?それはスライムが精を得て分裂しようとしたものの出来なかったためなんです。わたくしの住む地域は危険地帯と呼ばれ、あまりに殿方が来ないので分裂はおろか交わり自体したことが無く……しくしく」
セ「うわぁ……地雷踏み抜いちまったなぁ……」
ア「ふむぅ……お、ワシ名案思い付いた」
アナスィは会議室を出て、数分後戻ってきた。
秋「どうされました?」
ア「知り合いの種族にセラとクーシャの願望を叶えてくれる奴がいての、そやつにちょっと依頼をしてきた」
モ「……どんな?」
ア「キリカの夫を寝取ってもらう」
キ「ブッ!!」
盛大に噴き出すキリカ。
キ「ゲホッゲホッ……全貌を聞かせろ」
ア「ワシの知り合いにいる未婚のバイコーンがおってな?そやつにキリカの夫を寝取ってもらい、さらにバイコーンの魔力でクーシャとセラとをキリカの夫とくっつける。ワシ天才じゃな!」
セ・ク「おおおっ!!」
キ「待て待て待て待て!!」
ア「今向かっとるはずじゃ」
キ「うおぉい!!?」
・・・
キリカは尋常ではない精神的ショックに耐えられず別室で寝込んでいる。
ア「さぁ次じゃな。秋」
秋「私たちジパングの魔物は基本的に殿方を襲わない大人しい種族が多く、それもありジパングはあまり争い事は起こりません」
イ「痴話喧嘩は?」
秋「それは……えっと……(汗」
セ「あ、あたし秋が旦那と喧嘩してるとこ見たことある」
モ「どんな話……?」
テ「気になります〜」
セ「3週間前だったか……女性上位か男性上位かについtモガモガ」
秋はセラの口を手で塞ぐ。
秋「そ、その話はやめてくださいぃ!!///」
ル「あら私もありますよ?体位についての痴話喧嘩をしたこと」
秋「ルイスさんもですか?」
ル「後背位とか、正常位とか……やっぱり好きな体位が違うとぶつかるんですよ」
リ「こーはいい?せーじょーい?」
ク「リアリーちゃんは分からなくてもいいですわ」
リ「そうなの?」
ク「そうですわ。あとでお兄ちゃんに聞きなさい」
リ「分かったそうするね」
セ「あーっと……ところでルイス」
ル「はい?」
セ「お前下半身がそれで、どうやって後背位するんだ……?」
セラ・ルイス以外「あ……確かに」
ル「そんな、き、訊かないでくださいよ///恥ずかしいじゃないですか///」
『スキュラ族の後背位』
こうして魔物娘ミステリーに新たな謎が刻まれた。
・・・
ア「次は誰にしようかのぅ」
モ「(スッ」
ア「おうモナか。どんな話じゃ?」
モ「私……メガネ買おうかな、って」
モナ以外(単眼でメガネ……?)
モ「最近視力が落ち気味……でも、売ってるメガネ、眼が2つ用だから特注品じゃないと……」
秋「あ、コンタクトレンズとかなら」
ル「モナさん眼が大きいから、コンタクトレンズも特注になってしまうのでは?」
秋「確かに……」
イ「魔法で視力を補う方法もありますよ?」
セ「確かにな。でもよ、モナは鍛冶屋だから視力使いっぱなしだし魔力的に難しくないか?」
モ「私、魔法は苦手」
ク「ドワーフさんなら……」
ア「作れるかもしれんのぅ。しかし誰か知り合いにドワーフはおるか?」
リ「リアリーいるよ?」
ル「本当ですか?」
リ「うん。ドワーフのシリカちゃんなんだけど、頼んでみるね」
モ「あ……ありがとう」
秋「それにしても、モナさんは恥ずかしがり屋さんですね」
モ「うぅ……」
セ「モナとは幼なじみだけどよ、昔から引っ込み思案なんだわ。私に対してまだ人見知りしてんだよ」
モ「セ、セラぁ……」
セ「分かった分かった涙目になるな。ほら、これでも飲めよ」
セラはモナの前に飲み物が入ったコップを置く。
静かに飲むモナ。飲んだ瞬間……
モ「わたしゃ別に好きに恥ずかしがってるわけじゃねーんらよ!!」
顔を真っ赤にして叫びだすモナ。
目が虚ろである。
ク「も、モナさん!?」
ル「セラさん何を飲ませたんです!?」
セ「コイツには酒を飲ませた。モナは酒の力を借りないと言えるもんも言えないんだ」
モ「わたしはこの眼がコンプレックスらから、周りの目が気になって〜……」
イ「それはそれは」
モ「くかー……」
リ「あ、寝ちゃった」
・・・
ア「じゃあ最後にテーレ」
テ「すぴー……すぴー……」
ア「…解散」
テーレを会議室に残して解散。
それから10時間後、ようやくテーレは警備員に起こされて帰ったという。
その一言に、会議室の雰囲気が一気に重くなる。
魔物娘大会議とは。
あらゆる種族の魔物達が集まりそれぞれの状況を話し、情報を交換しようという会議である。今日は試験的に行うということで、サバト総連の幹部であるバフォメットのアナスィを中心に10の種族が集まった。
ア「では一言ずつ自己紹介頼むぞい」
セラ「オーガのセラだ」
ルイス「クラーケンのルイスです」
キリカ「ワーウルフのキリカ」
クーシャ「クイーンスライムのクーシャですわ」
リアリー「アリスのリアリーだよ!」
モナ「サイクロプスの……モナ」
秋「稲荷の秋と申します」
テーレ「ワーシープの、テーレです〜」
ハルナ「魔女のハルナです」
偶然にもキャラクターの濃いバリエーションとなったが、試験的に行うのだむしろそれが良いとアナスィは思った。
ア「それでは始めたいわけじゃが……その前に私事を言わせて貰っても良いかの?」
ル「どうされました?」
ア「イルファ」
ハ「ギクッ!」
全員の目線がアナスィとハルナに向く。
ジト目のアナスィに滝のような冷や汗をかくハルナ。
ハ「アナスィさん、イ……イルファとはだだだ誰のことですか(↑)?」
語尾の音が異常に上がり、目も泳ぐ以前に溺れてしまっている。
ア「おいイルファ。うぬにはサバトの留守を頼んだじゃろう。なのになぜここにいる?しかも偽名で」
イルファ「いいじゃないですかアナスィ様。私も参加したかったんですよぅ」
ア「ふん……まあいいじゃろう。それで、今サバトには誰が留守番してるんじゃ?」
イ「同僚のエネリーです」
ア「そうかエネリーがおったか。部下が多いと仕事が出来る奴でも忘れてしまうのう。イルファよりエネリーの方が使えるんじゃった」
イ「んなっ!?」
・・・
ア「蚊帳の外に出してすまんかった。それでは存分に語ってくれ……まずはリアリー」
リ「リアリー、最近よく近所のお兄ちゃんと遊んでるの」
セ「ほう?」
リ「お兄ちゃんね、リアリーの知らない遊びをいっぱい知ってるんだー」
イ「なにその意味深もっとkwsk!」
秋「イルファさん意味深と言うのはまだ早い気が……」
リ「うんとねー……あれ?何して遊んだんだっけ……うーん思い出せないなぁ。確か夜にベッドの上で……」
リアリー以外(い……意味深だ……)
・・・
ア「そうかそうか、可愛がられてるようじゃのう。では次ルイス」
ル「私はある悩みというか、コンプレックスを抱えてまして……」
モ「なや……み?」
ル「私って貧乳じゃないですか」
全員の目線がルイスの胸に集中する。
絶壁の有り様だった。
ルイス以外(あぁ……うんうん)
ル「私の夫は『大きければ大きいほど!』と堂々言う人ですから、営むときに物足りない思いをしてないかと不安で不安で」
キ「そういやよ、一時期流行ったよな。なんつったっけ……ああ、触手姦バストアップ法」
イ「確か、触手の森の奥に行ってガンガン胸を責めてもらいサイズアップさせるって感じのでしたね」
ク「けど、ルイスさんは海の魔物ですし触手の森には……」
モ「そういえば、サバトで売ってた……男を触手に変える薬」
ア「おおよく知っとるのう。『魔力に当てられ過ぎて触手が歯止めを失う』というクレームがあって最近は販売しとらんのに」
モ「私……使ってた……///」
秋「私的には、ルイスさんは肌が白いからしなやかな身体つきが似合うと思うんです」
イ「いっそ幼化しちゃいます?」
ル「大きくなるどころか全部小さくなっちゃうじゃないですかっ」
テーレ以外「うーむ……」
テ「いいものあるよ〜」
テーレ以外「おっ?」
テ「豊胸作用のホルミルク〜」
テーレ以外「それだっ!!」
後日ルイスはホルミルクを飲む習慣を始めたそうな。
効果の有無は誰も知らない。
・・・
ア「ルイスの悩みに解決策が見つかったところで、次はセラじゃ」
セ「何話せばいいんだか……あたしゃ旦那ってモンがいないからよぉ」
ク「結婚する気はありませんの?」
セ「あるんだが、私と出くわす男は全員弱っちくてよー、まるで刺激的な出逢いが無いんだよな。だから襲ってお終いの日々だ」
キ「男運ねぇなぁ」
セ「あ?」
キ「俺の主人はすげぇぜ?発情期でメスになった俺を果てさせるまで、それはそれは猛獣のように……はぅ……♥」
セ「おい紹介しろ」
キ「するか!」
ク「いいなぁ……(ボソッ」
リ「どうしたの?クーシャお姉さん」
ク「わたくし、実は処女でして……」
全員がどよめく。
ル「そ、そういえばクーシャさんの周りには分体がいませんね」
イ「完全独身のクイーンスライム初めて見ました」
ク「わたくしはこの世に産まれてこのかた、精を味わったことがないのです。クイーンスライムは分体が最低1体はいるだろうとお思いでしょう?それはスライムが精を得て分裂しようとしたものの出来なかったためなんです。わたくしの住む地域は危険地帯と呼ばれ、あまりに殿方が来ないので分裂はおろか交わり自体したことが無く……しくしく」
セ「うわぁ……地雷踏み抜いちまったなぁ……」
ア「ふむぅ……お、ワシ名案思い付いた」
アナスィは会議室を出て、数分後戻ってきた。
秋「どうされました?」
ア「知り合いの種族にセラとクーシャの願望を叶えてくれる奴がいての、そやつにちょっと依頼をしてきた」
モ「……どんな?」
ア「キリカの夫を寝取ってもらう」
キ「ブッ!!」
盛大に噴き出すキリカ。
キ「ゲホッゲホッ……全貌を聞かせろ」
ア「ワシの知り合いにいる未婚のバイコーンがおってな?そやつにキリカの夫を寝取ってもらい、さらにバイコーンの魔力でクーシャとセラとをキリカの夫とくっつける。ワシ天才じゃな!」
セ・ク「おおおっ!!」
キ「待て待て待て待て!!」
ア「今向かっとるはずじゃ」
キ「うおぉい!!?」
・・・
キリカは尋常ではない精神的ショックに耐えられず別室で寝込んでいる。
ア「さぁ次じゃな。秋」
秋「私たちジパングの魔物は基本的に殿方を襲わない大人しい種族が多く、それもありジパングはあまり争い事は起こりません」
イ「痴話喧嘩は?」
秋「それは……えっと……(汗」
セ「あ、あたし秋が旦那と喧嘩してるとこ見たことある」
モ「どんな話……?」
テ「気になります〜」
セ「3週間前だったか……女性上位か男性上位かについtモガモガ」
秋はセラの口を手で塞ぐ。
秋「そ、その話はやめてくださいぃ!!///」
ル「あら私もありますよ?体位についての痴話喧嘩をしたこと」
秋「ルイスさんもですか?」
ル「後背位とか、正常位とか……やっぱり好きな体位が違うとぶつかるんですよ」
リ「こーはいい?せーじょーい?」
ク「リアリーちゃんは分からなくてもいいですわ」
リ「そうなの?」
ク「そうですわ。あとでお兄ちゃんに聞きなさい」
リ「分かったそうするね」
セ「あーっと……ところでルイス」
ル「はい?」
セ「お前下半身がそれで、どうやって後背位するんだ……?」
セラ・ルイス以外「あ……確かに」
ル「そんな、き、訊かないでくださいよ///恥ずかしいじゃないですか///」
『スキュラ族の後背位』
こうして魔物娘ミステリーに新たな謎が刻まれた。
・・・
ア「次は誰にしようかのぅ」
モ「(スッ」
ア「おうモナか。どんな話じゃ?」
モ「私……メガネ買おうかな、って」
モナ以外(単眼でメガネ……?)
モ「最近視力が落ち気味……でも、売ってるメガネ、眼が2つ用だから特注品じゃないと……」
秋「あ、コンタクトレンズとかなら」
ル「モナさん眼が大きいから、コンタクトレンズも特注になってしまうのでは?」
秋「確かに……」
イ「魔法で視力を補う方法もありますよ?」
セ「確かにな。でもよ、モナは鍛冶屋だから視力使いっぱなしだし魔力的に難しくないか?」
モ「私、魔法は苦手」
ク「ドワーフさんなら……」
ア「作れるかもしれんのぅ。しかし誰か知り合いにドワーフはおるか?」
リ「リアリーいるよ?」
ル「本当ですか?」
リ「うん。ドワーフのシリカちゃんなんだけど、頼んでみるね」
モ「あ……ありがとう」
秋「それにしても、モナさんは恥ずかしがり屋さんですね」
モ「うぅ……」
セ「モナとは幼なじみだけどよ、昔から引っ込み思案なんだわ。私に対してまだ人見知りしてんだよ」
モ「セ、セラぁ……」
セ「分かった分かった涙目になるな。ほら、これでも飲めよ」
セラはモナの前に飲み物が入ったコップを置く。
静かに飲むモナ。飲んだ瞬間……
モ「わたしゃ別に好きに恥ずかしがってるわけじゃねーんらよ!!」
顔を真っ赤にして叫びだすモナ。
目が虚ろである。
ク「も、モナさん!?」
ル「セラさん何を飲ませたんです!?」
セ「コイツには酒を飲ませた。モナは酒の力を借りないと言えるもんも言えないんだ」
モ「わたしはこの眼がコンプレックスらから、周りの目が気になって〜……」
イ「それはそれは」
モ「くかー……」
リ「あ、寝ちゃった」
・・・
ア「じゃあ最後にテーレ」
テ「すぴー……すぴー……」
ア「…解散」
テーレを会議室に残して解散。
それから10時間後、ようやくテーレは警備員に起こされて帰ったという。
13/10/24 06:54更新 / 祝詞