報告書「ワーラビット」(4)
「あうー♪」
スケルトンであるミリアは機嫌良く鳴いた。何故ならばシャルがチュパチュパとチンコをしゃぶっているからだ。
ミリアは人間の範疇から外れない程度に体を変化させることができる。その能力を使って、薬なしでチンコを生やしているのだ。
「咥えるだけじゃなくて、舌先でカリ首の辺りをなめる」
「ふわぁい」
言われたとおりに丹念に舐める。根元から先まで焦らすように舐め、先っぽだけを咥えて唇で亀頭を、下で鈴口を刺激する。
「うぁあー」
ここはいつもの地下調教室。ここでフェラチオの練習をしている。1発出すだけで消えてしまう薬はもったいないので、チンコを生やすことができるミリアに頼んだ。
「手が疎かになってる。乳首をいじったり金玉を揉んだりする」
「……ミリアさんにタマタマついてません」
確かに、ミリアにはチンコを生やせるが金玉は出来ない。
「代わりにマンコでもいじる。言われたことしかできないのはダメ。色々工夫工夫」
「あいあぁいー」
だんだん苦しそうな表情になってきたミリア。できる限り我慢するように言ったからだ。
「姐御もそろそろ限界か。シャル、口を開けて喉を窄める。姐御、思いっきり出していい」
「あい♪」
シャルの頭をつかみ、固定する。すると、腰を振り始める。
「ぐごお……おおおおお」
喉からすまさじい音が鳴る。イマラチオだった。
呼吸もままならない状態で、シャルの顔は上気している。確実に快感を得ているようだった。それどころか自分でマンコと乳首を弄り、積極的に快楽を得ようとしている。
30秒ほど続いただろうか、ミリアが一番奥までチンコを入れて止まる。
―――どぴゅ!どぴゅ びゅるるるるる!
激しい勢いで射精を始める。
それを喉を鳴らして飲んでいく。それでも飲みきれない精子が鼻から垂れていく。それと同時に体を痙攣させ、ションベンを漏らしていく。
「精子を飲んだだけで行けるようになった。上出来」
「ゲホ・・・コホ」
チンコを引き抜かれ、せき込むシャル。
「休憩はなし。ほら、姐御のチンコを次は下の口でくわえて」
ベッドに横になったミリアが期待の目で見ている。チンコはまだまだ大きく勃起しており、唾液と精子でベトベトになっていた。
「はぁい」
それを見るだけで子宮が熱くなっていくのを感じ、そっと跨いでいく。
「あいー♪」
「それでは、大きくて素敵なおちんちん。いただきます…んぁ ああ…ふ、太いぃ…」
ゆっくりと飲み込まれていく。その感覚がいいのか、ミリアもとろけたような顔になっている。
根元まで飲み込むといったん息を吐き、乱れた表情でほほ笑んだ。
「この後どうする?」
「動きますね、わたし、のおまんこで…楽しんでください」
言うや否や腰を上下に振って刺激していく。
愛液があふれているせいで、パチュン、パチュンと水っぽい音が腰を打ちつける度に鳴る。
「同じ動きばかりじゃダメ」
次は前後左右に腰を振っていく。これでも膣の中がかき混ぜられて快感が走る。
「あぁああん! いい、……いい! ああ、っひいぁ!」
やがてその刺激では満足できなくなってきたのか、上下運動に戻っていく。
だが、その腰をつかまれて動きを止められてしまった。
「私も混ざる」
いつの間にか薬を飲んでチンコを生やしたカーミルが後ろに回っている。
「え?え?」
「大丈夫。入れるところは別にある」
そう言うなり、あふれ出る愛液をすくって肛門に塗り始める。
「う、嘘ぉ……お、おしりぃ・・…あぁん!」
浅く出入りする指。
「もっと太い糞をひり出してるでしょ? だから大丈夫」
チンコを当てられ、グリグリと押し広げられる。
無理やり押し広げられる感覚に恍惚とした表情をする。
「は、入って、……ぁぁあ、来るぅ……」
肛門の皺がなくなるほど広げられたにもかかわらず、マンコからはさらに多くの愛液を滴り落とす。シャルは完全なMになっていた。
それでも初めて入れられる肛門は苦しいのか、浅い呼吸を繰り返している。
「さすがに滑りが悪い。今回はサービス」
透明なローションを肌に直接落とす。ひんやりとしたが、撫でるように伸ばしていくとすぐに体温になじむ。
カーミルも自分でチンコに塗りたくり、改めて肛門に差し入れた。
「ヌルヌルが、ヌルヌルがぁ……!」
「フフ……入口がこんなに締まって、んん。 奥はとても熱くて柔らかい。分かる? 私のチンコが奥まで入ってる」
腰を押し付け、背中にのしかかる体勢になり耳元でささやく。
されていることを改めて説明され、羞恥で背中まで真っ赤になった。
「分かります……おなかの…ぁん…中を押し上げるみたいに、奥まで、入ってますぅぅぅ!」
「ミリアの姐御は?」
「あーぅ♪」
嬉々として腰を震わせるミリア。
「とっても、太くて私のおまんこがミチミチって、喜んでます!」
「マンコとケツにチンコ挿入されて、馬鹿みたいにクリと乳首勃起して、恥ずかしくないのか?」
「ご、ごめんなさい、でもぉ、気持ちい…ひゃ、ああああああああああああ!」
言葉を発している最中にクリトリスを強く抓まれ、強制的な絶頂に押し上げられた。
プシュっと潮を吹き、顎が外れるんじゃないかと思うくらいに口を大きくあけている。
「何で私たちより早くイってる? ん?」
「ご、ごめん…なひゃいぃ……」
「ダメ、許さない。姐御、全力で満足するまで腰振っていいよ」
「あい♪」
今まで前と後ろの穴に差し込まれていただけのチンコが激しく動き出す。激しすぎる前後のピストンに、シャルは人形のように揺さぶられる。
「ひぐぅ……あ、がぁ…ああああああ、ひゃへえぇ!」
ガクガクと震え、だんだんと反応が小さくなっていく。
同時に緩んできた穴。それに不満げな顔をしたカーミルは笑みを浮かべた。
「気絶なんかさせない」
バシィン! バシィン!
「ぎゃああう! ひゃああ…ぎぃぃぃ!」
何もかもがカーミル好みの状況だった。
小さい体を犯し、快感と痛みの中で悶える少女。あまりの刺激に涙どころか鼻水と涎さえ垂らし、泣き喚いている様子。
自分の股間に生えた逸物が炎のように滾っていた。
「私たちもイクから、しっかりと締めろ」
首に手を掛け、締め始める。
「ッカハ…コ………………!??!?!?」
「うああう♪」
急激な締まりに、ミリアも腰を大きくふるわせる。
「ん……イキそう、……ぁ、いい。すごく締まる」
「…!?? ………ッコ!?」
もはや白目を剥き、口の端から泡さえ吹き始めていた。
「出る……出る! ん んん……い、く、イク!!!!!」
「あーうあ♪」
ドプ! ビュルルルル! ビクン!
大量の精子がシャルの中で迸る。
それに反応したのか、シャルも大きく震えて絶頂した。
「……ん。 はぁ……良かった。ん? また気絶してる。体が小さいから体力がないのか。こればかりは成長していかないといけないからな」
アヘ顔を浮かべ、幸せそうに気絶しているシャルをミリアが運んで行く。
「姐御、まだ運ばないで」
「あう?」
「まだやることある。そっちの椅子に拘束する」
ミリアは首をかしげながら言われるままに、椅子に座らせて手足を縛る。
「あい!」
「お疲れさま。あとは私がやるから部屋に戻ってていい」
「あー」
座らせた椅子も、普通の椅子ではない。股を大きく開くようなもので、手、腰、足、首を固定するベルトが付いていた。
広げられた足の付け根には、今の交わりが如何に激しかったかを物語る白濁した液体がこぼれる。特に肛門のほうが激しかったのか、半分開きっぱなしになっているほどだった。
「さ、て、と」
ミリアもいなくなったので、頬を軽く叩き、覚醒を促す。
「……ぅ」
「起きた?」
「カーミル……さん?」
「そう。調教はもう少し続くけど大丈夫?」
ぼんやりとしていたが、自分が拘束されていることを確認すると、すぐに顔に赤みが差す。
「は、はい。 お願いします」
拘束されてすぐに感じ始めるとは、完全にパブロフの犬状態だった。
「今日までよく頑張った。これが最後になると思う」
「え?」
突然の宣言にポカンとする。
「これだけ淫乱ならどこの娼館に行っても大丈夫。これは卒業の証」
取り出したのは3つのピアス。
「卒業……証……」
現状を把握しきれていないのか、まだ視線をさまよわせている。
「シャルは何しにここに来た?」
「春を売るお仕事の練習…」
「そう。その練習が終わった」
「もう、おしまい?」
「違う。はじまり。これからシャルは娼婦としていろんな人に気持ち良くしてもらえる。そのための卒業の証。貰ってくれる?」
言われたことを理解できたのか、しっかりとした表情でカーミルの顔を見た。
「……はい! でも、何でピアスが3つ?」
「これは耳に付けるわけじゃない。乳首とクリトリスに付ける」
そう言って針を見せる。
「…さ、刺すの?」
「そう。だから乳首を立たせて……って言う前に立ってきてる。いい雌」
言われたとおり、ピアスをつける場所を言った途端にいきり立っていた。
「恥ずかしいです」
「動かないで」
左の乳首をつままれ、針が当てられる。
そして、ゆっくりと貫かれた。
「い、痛いぃ」
赤い滴が乳首から流れていく。
針はだんだんと太くなっている形で、傷口を広げられる痛みに悶える。
針を貫通させ、ピアスをねじ入れる作業を終了させる。
「……はい、通った。次は右」
「はいぃ、もっと、痛くしてください」
「欲張り」
次は右の乳首だ。ただつまむだけではなく、思いっきりつねってから針を当てる。
「ひぎぃぃぃ!」
次はゆっくりでなく、一息に刺し貫いた。それと、わざと乱暴にピアスをねじ入れる。
「フフ。次は一番痛いところ……ん?」
今さっきの調教で出した精液が逆流しているものとは別の、新しい愛液が垂れ流しになっている。
「い、今ので、少しイッちゃいましたぁ…」
「じゃあ、ここを刺したらどんなになっちゃう?」
「ぁああぁ」
想像したのか、コプ、と愛液が大量に流れた。
その様子を満足げに見て、滑らないようにクリトリス周辺をタオルで拭う。
「それじゃあ、覚悟はいい?」
「はい」
さすがにここを刺されたら暴れるだろうと、狙いをつける。
「それ!」
そして、一気に貫いた。
「ひぃぃぃぃぃぃぃいいいいいい!」
予想通り、椅子が跳ねるほど暴れる。
―――しゃああぁぁぁぁぁぁ
そして、小水を漏らした。
「まだ終わりじゃない。ピアスを通す」
「がああああああ!」
今までとは比べ物にならない痛みに、背筋をのけぞらせる。
痛みの波が収まり、シャルはやっと顔をあげた。
「お疲れ。ほら、立派な雌になった」
大きめの手鏡でその姿を写す。
そこには、乳首とクリトリスから血を流し、それ以上に栄えた銀色の丸いピアルがぶら下がった自分の姿が映っていた。
「あぁ、ありがとうございますぃ………」
それだけ言い終えると、やっとのことで気絶した。
********************
「主人、お帰り」「あー♪」「あの、お帰りなさい」「ん」「なんか食べる?」「ダーリンおかえり!」
カーミル、ミリア、ヴィベル、イム、トト、メイが扉を開けると待っていた。
「あぁ。…で、えっと、アレは? お前に任せた調教相手」
名前を忘れたのか、適当に聞く。
「出荷した。私好みのドMにした」
「そうか」
もう興味がなくなったのか、持っていた荷物を下ろす。
「ダーリン、お土産は?」
「ない」
『えー!』
ヴィベル以外からブーイングが炸裂する。
ギャンギャン騒がれるのが本当に嫌だったのか、すぐに何かを取り出す。
「嘘だ。ほら、向こうの町のワインだ。特産品らしいぞ、飲んで寝ろ」
貰う物を貰ってみんな走り去っていく。
「あ、のぉ?」
「ん? ヴィベル、お前は飲まないのか?」
「怪我…」
服の間から見え隠れする包帯。それは血で滲んでいる所もあって痛々しかった。
だが、アッシュは慣れているのか、自分の荷物を持って歩き出す。
「気にするな」
「でも」
手を伸ばされ、反射的に固まり目を瞑ってしまう。が、予想した痛みは来ない。
「気にするな、大丈夫だ」
頭を撫でられていると分かるまで時間がかかった。
「ぁ…う、あの、えぇえ!?!?」
アッシュに優しくされ慣れていないヴィベルは混乱していた。
「あいつらのところに行ってワインでも飲んでろ、じゃあな。早く寝ろよ」
そのまま自分の部屋に向かっていくアッシュに声はかけられなかった。
11/01/08 00:02更新 / Action
戻る
次へ