報告書「ワーラビット」(3)
朝目が覚めて、シャルはあたりを見渡した。
「ぅ……」
1人で赤面している。昨日の痴態と快感を思い出しているようだった。
春を売るというのはあんなことをすることだったのかと、シャルは今更になって考えた。まさかあそこまで恥ずかしいものだとは思わなかった。
「恥ずかしい…」
自らの痴態を思い出し、頭から毛布をかぶって丸くなる。
それから、あの時の快楽を思い出し、胸をもんでみる。
「ん…あんまり、気持ち良くない?」
揉んだり、さすったり、だんだん息が上がると共に、柔らかい快楽を出てきた。
「……はぁん」
「アンアン喘ぐのはいいけど、朝食」
いつの間にか近くにいたカーミル。
「ひゃあああああああああああああああああああああ!」
カーミルは毛布を剥ぐと、椅子を引きずって隣に座り込んだ。
「まあ、いいか。続き」
「あわ、あわわわわ」
「さっさとやる。練習だと思えばいい」
泣きそうな顔になりながらシャルは縮こまる。
「い、いま?」
「うん。今」
うー、うー、と唸った後、諦めてオナニーの態勢になる。
「う…ん。………………」
カーミルが気になるのか、なかなか熱の入ったオナニーができていないようだった。
「しょうがない。手伝ってあげる」
シャルの上に覆いかぶさり、押し倒す。嗜虐をそそる顔にカーミルは乗り乗りだ。
「ちょっと、待って……んん」
問答無用で唇を奪う。
「ん…。口、開けて」
「あぁう、んちゅ……」
舌を滑り込ませ、歯茎をなめまわす。シャルはおっかなびっくりそれを受け入れる。
唾液を送り込まれる。驚いたが、口をふさがれているので飲み込むしかない。それを確認したカーミルはキスをさらに激しくしていく。
「じゅる……ん」
今度は逆に唾液を啜る。シャルの唇や舌を甘噛みし、舐め尽す。
「んんんん!」
シャルは、自分が顔から食べられるような錯覚に陥っていた。気がつくと、自分から舌を出して、もっともっとというように唾液を送り込む。
「そうそう、上手。……ちゅ」
「はぁ、はぁはぁ」
息が荒くなり、頭がポケーっとする。
「ほら、自分で弄って」
シャルの手を胸と股間に導く。シャルは言われるままにオナニーを開始した。
「ひゃ…い。イイよ……気持ちいいよぉ」
「ついでだから、処女もらおっと」
オナニーに夢中のシャルを放っておいて、薬を取りに行く。
「あぁあ、……イィ、あは」
薬を持って戻っきたカーミルは、少女の乱れっぷりに満足した。
「昨日の媚薬のせいで、スイッチが入ると止まらなくなると見た。これはこれで問題なし」
何やら紫色の液体をその場で飲み干す。
変化はすぐに起こる。カーミルの短パンの中心が盛り上がってきた。これはチンコを生やす薬だ。服をすべて脱ぎ捨てる。
カーミルのチンコはアッシュほど太くはないが、長く、少し柔らかかった。
「カーミルさぁん、熱いの……とまらないぃ」
「とりあえず舐めて」
カーミルも興奮している。自分の快楽を優先し、シャルの口に長いチンコを突っ込む。
「むぐぐぐ…ちゅ」
何が快楽で何が苦痛なのか判断できないらしく、喉の奥まで入れられたにもかかわらず、目をトロンとさせて舐めている。
苦しいのも気持ちいいのか、さらに興奮しているようだった。
「コラ、歯は立てない。……そう。んん、喉をすぼませながら……吸って。はぁ、上手上手」
早速射精したくなったが、一度引き抜いた。
「ゲホゲホ……ハァハァ」
ぐったりしているシャルを四つん這いにさせ、マンコに狙いを定める。
「分かる? これが入る」
「おちんちんが、はいる?」
「そう、白い液が出てくる。満足する。これが春を売るってこと」
「春……売る……」
「とっても気持ちいいこと」
耳元で、囁くように。
パン。
「ひゃい!」
軽く尻を叩く。
「入れやすいように、お尻をあげて」
「はぁはぁ」
言われるままに腰をあげ、受け入れる態勢になる。その間も軽いスパンキングは続いている。
パンパン!
「チンコをもらうとき、オネダリしなきゃいけない」
長いチンコを擦って焦らす。
「ちょ、ちょうだい」
パシン!
「ダメ! そんな言い方じゃあげられない」
「ああぁあう〜」
「だらしないマンコに、熱いおちんちんを下さいって」
「わ、わたしのぉ! だらしないまんこに、おちんちん、あついおちんちんくださぁあい!」
もう我慢がきかないのか、自分で痛いほどに乳首をクリトリスをひねり、腰を震わせていた。
「まあ、合格」
プチプチ…と、処女膜の破れる音がした。
「…ぁ、あぁ……」
シャルは破瓜の痛みさえ快楽になっているようで、半開きになった口から舌が出ていた。
「破瓜、オメデト。でも、まだ半分しか入ってない。次は子宮の処女ももらう」
一番深くまで入ったと思われた場所より、さらに深い子宮への進入。
「いだ、いだいいい! いたいいいよおぉ!」
「大丈夫」
昨晩使った薬(5倍に薄めてある)を口移しでシャルに飲ませる。
「んんん…ぷはぁ、はぁはぁ。 え? えぇ?」
シャルにとっては混乱の極みだったであろう。今まで激痛だったものが、急に快楽に変わったのだから。
この媚薬は、強い興奮作用のほかに、別の刺激を快楽に変えてしまう作用もある。空腹時に飲ませ続ければ、空腹に。激痛を走らせているときに飲ませれば、痛みに。性的興奮を味わってしまうようになってしまう薬だ。
これはとても高級な薬で、アッシュもめったに使わない。
「ほらほら、今は何でも気持ちいい」
パシィン!
尻を強めに引っぱたく。
「あん! ああ、あ!」
いつも携帯している小さい鞭で背中をたたく。
「ほら、ほら!」
パシン、パシン! バシィィン!
「ひゃあううううう!」
透明な液体が噴き出る。潮を吹いていた。
「あぁ、うるさいうるさい。少しは静かにできない?」
ッグ、と鞭で首を絞める。
「ッコ、ッカァ」
呼吸を封じられ、脳にいくべき血液を止められる。
気絶する瞬間を見計らって緩める。そしてまた締める。
「さっきからマンコが震えてる。こんな状態でイキ続けるか。どうしようもない異常者」
「ひゃ…ッガ! ……………………っはあ、あああああはあぁあぁぁぁぁ!」
「本当に変態。こういうのを雌っていう。気持ち悪い奴」
意識が朦朧としているところへ、刷り込みのように何度も言い聞かせる。
「ごめんなひゃい……ッガ」
「謝って許されるのは知性のある者。お前は動物。雌。繰り返してみろ、変態!」
何度も突き上げられる子宮、締め付けられる呼吸、罵倒される言葉、すべてが快楽となってシャルに襲いかかる。
「わひゃひは…へ、へんたいれす。めすれふ」
「イイコイイコ。一番いいものを上げる。感謝すること」
さっきから限界まで張りつめていたチンコを子宮を破りかねない勢いで突き刺し、精子をぶちまけた。
―――ドプッドプ、ビュルルルルルルル
「イグイグイグ……あああああああああああああ!」
「ん〜〜〜」
気絶してしまったシャルを無視し、最後の一滴まで奥で出し、やっと腰を離れさせた。
引いた腰にもうチンコはついていなかった。
「気持ちいいのはすごくいいけど、一発出すと効果がなくなるのが残念……」
妙にさっぱりとした顔のカーミル。
「〜♪ 水でも浴びる」
朝食を渡していなくて、トトに怒られたのは別の話。
11/01/02 16:03更新 / Action
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