森のクマさん

「ふぁ〜あ…よくねたぁ〜」

起床。眠気でぼんやりした頭で寝床を出て大きな欠伸一つと独り言を漏らしながら両手を高く上げて背筋を伸ばし、一日の活動を始める為に寝ぼけた体に活を入れた。
…でも眠い、正直なところもう一度寝ていたい気分であるけれど一度外に出て今はどのぐらいの時間なのかを確認しなくてはいけなかった。もし太陽が低い位置にあるなら二度寝ができるけど、太陽が高かったら色々と困る、寝床の小さな洞穴から外に出てみると太陽は真上に昇っていて、もう一度寝た頃には太陽が沈んでいるのは確実だった。
暗くなって困るのはご飯、殆どの動物は暗くなると安全な場所に隠れて見つけ難く上に暗闇による視界の悪さも合わさり動物を探すのは困難を極めてしまう。
それは魚も同じなので、日が沈む前にご飯を確保しないと逃げることの無いご飯…つまり果実という手段しかなくなってしまう、本望はお肉なので出歩くことに決めた。

ふらふらとした足取りでご飯となる動物を探しに外へと歩いた。空を見上げると眩しく光る太陽以外に無数の雲があってのんびりと漂うようにのんびりと浮かんでいた。動物や魚等の形に似ていた雲もあって、あれがご飯だったら良いのなぁ、と思いながら森の中を歩き回った。



「ふんふふ〜んふっふ〜ん♪」

どこからか鼻歌が聞こえてきた、ゆっくりとした―素からゆっくりしているけど―動きで鼻歌が聞こえた方に近づいていった。森の中で聞こえる鼻歌は経験上一つしか思い当たらない…最高のおやつといえる「アルラウネの蜜」を持ったハニービーだ。


草むらからこっそりと様子を窺うと、飛びつかれたのか一仕事を終えたような顔で休んでいるハニービーが一匹居た。複数になると流石に戦闘力の低いハニービーであっても返り討ちにあう可能性もある、しかし目の前に居るハニービーは一匹で襲うには最高のチャンスだ。


「がお〜!!!」
「きゃあああああああああああ!!!!!!」

草むらから一気に飛び出して両手を広げて大きく見せると、ハニービーは驚きと恐怖を感じた顔で逃げ去っていった。ハニービーが居なくなった場所には休憩のため外してあった蜜壷を置かれているだけだった。

「ふふ〜おやつげっとぉ〜♪」

普段は温厚な私でも「アルラウネの蜜」となれば話は別、蜜はとても美味しくご飯にはならないもののおやつとしてはこの上ないものだから。ハニービーに心で謝ると早速、最高のおやつを頂いた。

壷に突っ込んだ右手を引き抜き、手についた蜜をペロペロと舐める。とても甘い「アルラウネの蜜」はとでも美味しくて幸せになる。起きてすぐにご飯を探さないといけない事に億劫になっていた気分は最高のおやつによって高揚感に満たされた。

「んん、ん〜っ、うぅ〜」

最高のおやつにも欠点がある、それは媚薬作用があること。当然ながら今の私もその強力な媚薬効果を感じている。ふかふかの毛服を少しめくると、トイレを我慢できなくて少し漏らしたようにぐしょぐしょな状態になっていた。

本望はいやらしい状態になったアソコを男の子に弄って欲しいけれど、私にはそんな相手もいないし、探しに行くにしても強く発情した状態では歩く度に股が擦れて心地よい電撃を感じ、最終的にはまともに歩けない状態になって動けなくなる。


時々、お腹がすいて蜜の染みこんだ右手の舐めて欲情、男の子を捜しに歩き回ったこともあったけれど、この辺りには町もないので見つかることもなかった。その場合は自分自身を慰めるしかなく、今の私もいつもと同じように自分を慰めるしかなかった。


下着を脱ぎ秘部をなぞると体にびりびりと電撃が走る。
「ふ、うふぁ…あん…」
周囲に誰も居らず漏れた声を気にする事もなく秘部をなぞり続けた。
蜜で興奮した気分は秘部を弄る事で更に気分が高揚していく、それと同時に心は締め付けられるような痛みも強くなっていった。自分の手じゃ満足できず、男の子のおちんちんに突かれたい願望が膨れ上がる、それでも…この辺りには男の子が居ないので自分で慰めるしかない、でもおちんちんほしい…そんな終わりの無い循環にやきもきしそうになるけど、快楽がそれを抑制してくれた。

「うぅ…おちんちんほしい…ほしいよぉ……」

誰も居ない森の中で独り言を呟きながら私は秘部を弄り続けた。










―はぁはぁ

森を彷徨って二日が経つ、俺は冤罪をかけられて故郷から追われた。俺を冤罪に掛けたヤツは俺の幼馴染のダニエルだ、何故そんな事をしたかと言うと同じく幼馴染のキャシーが俺と仲が良かったのを気に入らないという、くだらないものだ。

そのお陰で俺は森に逃げるハメになり、川で空のまま持って来た水筒を補充できたものの食料は木に実っている果実だけだった。動物…にしても何か倒すための手段が必要だ、野生の動物は気配や音
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