ここはどこにでもある魔界
その四丁目にある淫夢通りにある一軒のアパート
そこに非公式の騎士団が結成されていた
その団名は…【アリス騎士団】
「わーい、一番です♪」
「潮ちゃん凄いですぅ…」
「ぐぬぬ…勝負はこれからなんだお!」
「はい、まけません!」
「私も負けませんよ〜♪」
新しい拠点でトランプをしているありちゅ団長達
早くも潮ちゃんが一番にあがったようです
コンコン
「黒鳥宅急便で〜す」
「は〜い、今出ます〜」
と、そこに宅急便が来たようです
妖狐お姉さんはトランプを置いて荷物を取りに行きました
「むぅ〜ん、ぬううぅぅ……こっちだお!…ぎゃふん!?」
「にへへ〜♪」
「くぅ…さぁレタスちゃんの番だお!」
「ええっと……じゃあこっち……やった!あがりですぅ♪」
「妖狐お姉さんの番なので当方は待機なのです」
妖狐お姉さんの番になるまでカードを引いていると
どうやらキッドちゃんはババを引いたようです
「だ、だだだ、団長!!!大変大変です!!!!」
そこに妖狐お姉さんが大慌てで荷物を持ってみんなの所に戻ってきました
「はい、どうしましたか?」
「こ、こここれをみてください!」
そういって荷物の送り主の名前を見ると…
アルドラド・T・タイラント
「ふおおおぉぉ!?????」
「ほ、ほえぇ〜……」
「じ、自警団の団長さんですぅ!!!!」
「にゃー!!!!」
「びっくらぽんなのです!!」
そう…自警団の団長であるアルドラド・T・タイラントさんからの荷物なのでした
自警団と言えば町を護ってくれているかっこいい人たち…
騎士団に憧れるありちゅ団長にとっては二番目に憧れる組織です
とうぜん、他の皆からしても憧れの的でもあります…
その自警団の、しかも団長からの荷物となれば夢でも見ているのかと疑いたくなります
あて先を何度も確認しても送り先は【アリス騎士団】…荷物の誤配ではないようです
団長は驚きのあまり猫のような「にゃー」と叫び
レタスちゃんとキッドちゃんはびっくりして目を丸く
潮ちゃんは驚きのあまりに惚け
ポテチちゃんは…あまり変わりませんが驚いているようです
「手紙も添えられているので…読みますね!」
「はい、おねがいします!」
「えーっと」
アリス騎士団団長、以下団員様方へ
犯罪組織の撃退を手伝っていただき、また我が自警団の団員の危機を救って下さった事、誠に感謝申し上げる。
つきましては、感謝の印として記念の「盾」をアリス騎士団様に贈呈致します。
装備してもよし、拠点に飾ってもよし、自由に使ってくれ!
これからも、ますますのご活躍を期待しています。
頑張ってくれよ!
自警団団長
アルドラド・T・タイラント
「…とのことです」
「にゃ〜……?」
「団長…凄いことなんだお!」
「にゃにゃ〜?」
「だ、団長…大丈夫ですぅ?」
「にゃ〜!」
「ありちゅ団長?」
「にゃ〜〜」
「団長、大丈夫ですか?」
「にゃ〜〜〜〜〜」
どうやら驚きすぎて言葉を忘れてしまったようです…
他にもにも荷物が幾つか届いたのですが…
今はタイラント団長さんから届いた盾の事で皆は頭の中が一杯になっています
この盾をどうするか、緊急会議が行われた結果、冷蔵庫の上に飾ることに決まりました
「にへへ〜〜んへ〜〜♪」
盾を見る度に妙な(失礼)笑い声を出しながらにやけるありちゅ団長
キッドちゃんやレタスちゃんも盾を見るとにやけています
潮ちゃんはというと…顔を赤くして俯いています
まるで照れているような恥ずかしがっているような仕草はとても愛らしい仕草
それをみていた妖狐お姉さんも顔がにやけます
「当方はポーカーフェイスなのです!」
と、盾を見る度に口走るポテチちゃん、内心は凄く嬉しがっているようです
「さぁ、みんな、お蕎麦茹でたので食べましょうか♪」
「にゃ〜〜!」
「わーい、お蕎麦ですぅ♪」
「ぼく…初めて食べるなぁ」
「わっちも初めてだお!」
「つるつるぺったんなのです♪」
こうして引っ越し祝いに貰った蕎麦とアップルパイを食べてお腹が膨れたみんなは
遊ぶことを中止してお昼ねをして過ごしましたとさ…
コンコン
「私よ」
がちゃり
「お嬢、何かご用でしょうか?」
「はい、これ…お裾分け」
「これは…蕎麦てすかい?」
「ええ、引っ越し祝いに貰ったのよ」
「はぁ…お祝いに…ですか?」
「ええ…そうねぇ…ファンからのプ
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